JP6382126B2 - 電気集塵装置補強構造の設置方法 - Google Patents
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Description
さらに、補強材を設置する際、何らかの手段によって、電気集塵装置にかかる力を確実に負担し、電気集塵装置の倒壊等を回避する必要がある。
すなわち、本発明に係る電気集塵装置補強構造の設置方法は、電気集塵装置にかかる力を負担する、欠損部が生じた構造材に設けられ、前記欠損部から外れた位置で前記構造材と接続される電気集塵装置補強構造の設置方法であって、前記電気集塵装置補強構造の補強材を前記構造材と接続する前に、前記構造材と接続される仮設補強材を、前記補強材との接続位置よりも外側となる位置において、前記構造材と接続する工程と、前記補強材が前記構造材に接続された後、前記仮設補強材を前記構造材から撤去する工程とを有する。
本実施形態に係る電気集塵装置1は、例えば、石炭焚きや重油焚きの発電プラントや焼却炉等の産業用燃焼設備の下流側の煙道内に設けられる排ガス処理設備に設置される。また、電気集塵装置1は、産業用燃焼設備以外に、空気浄化設備用フィルタ(例えば、クリーンルーム用空調フィルタ、ウィルス除去用フィルタ等)等にも使用できる。
電気集塵装置1は、ダストやミスト等の粒子を除去するため、粒子を帯電させる放電電極2と、放電電極2に対向して配置される集塵電極3と、集塵電極3に付着した粒子を下部のホッパーに落下させる槌打装置4などを内部に備える(図4参照)。
補強材は、図2から図5に示すように、柱材8に対し設けられる柱用補強材11と、梁材9に対し設けられる梁用補強材12とを有する。
そして、柱用補強材11のほうが、構造材の柱材8と接続され、柱用補強材11と梁用補強材12が互いに接続される。したがって、柱材8にかかる力は、柱用補強材11と梁用補強材12を介して伝達される。
上部連結部21は、座板24とリブ25を備え、柱材8に連結される。
座板24は、ほぼ正方形の板面を有する板状部材であり、例えば2分割された分割部材24A,24Bからなる。座板24は、柱材8と溶接によって接続される。
リブ25は、板状部材であって、座板24の上面に設置される。例えば、柱材8の周方向に均等に4枚のリブ25が設置される。リブ25は、柱材8と座板24の両方に溶接によって接続される。リブ25によって、柱材8と座板24の接合部分の強度を向上させることができる。
リブ25と柱材8の接続が容易となるように、図25に示すように、柱材8のH型鋼の二つのフランジ間に板材48を溶接によって予め設置しておいてもよい。これにより、フランジのみにリブ25を接続する場合に比べて溶接面を確保しやすい。
座板29は、例えば正方向の板面を有する板状部材であり、例えば2分割された分割部材29A,29Bからなる。
すなわち、支持部22の長尺部材41は、3分割されて、中間部分41Aを比較的長い部分(例えば約4m)とする。残りの上端部分41Bを上部連結部21の座板24に接続しておき、下端部分41Cを下部連結部23の座板29に接続しておく。現地で仮設補強材20の上部連結部21の取り付け作業をする際、長尺部材41の上端部分41Bとリブ43が予め設置された座板24を設置する。また、現地で仮設補強材20の下部連結部23の取り付け作業をする際、長尺部材41の下端部分41Cとリブ42が予め設置された座板29を設置する。これにより、現地では、長尺部材41の中間部分41Aと上端部分41B又は下端部分41Cの接合作業(例えばボルト接合)のみで済み、座板24,29と長尺部材41とリブ43,42を互いに接続するための溶接作業が不要となる。
まず、図18及び図19に示すように、架台32の所定の位置において、予めリブ28が設置された管材27を、架台32に対し溶接によって設置する。管材27は、分割部材27A,27Bからなり、分割部材27A,27Bは、管状部材である架台32の周囲から挟み込むように設置される。このとき、管材27及びリブ28の上端は、同一面に揃えておく。
以上より、仮設補強材20が、柱材8と架台32の両方にわたって取り付けられる。
以上より、仮設補強材20が、柱材8と架台32の両方にわたって取り付けられる。
2 放電電極
3 集塵電極
4 槌打装置
5 構造体
6 上部構造
7 下部構造
8 柱材(構造材)
9 梁材
10 壁材
11 柱用補強材(補強材)
12 梁用補強材
13 箱形補強部
14 連結部
15 座板
16 リブ
17 ダイヤフラム
18 ダイヤフラム間補強材
20 仮設補強材
21 上部連結部(第2部材)
22 支持部(第1部材)
23 下部連結部(第3部材)
24,29 座板
25,28,42,43 リブ
27 管材
31 基礎
32 架台(構造材,支持材)
41 長尺部材
Claims (4)
- 電気集塵装置にかかる力を負担する、欠損部が生じた構造材に設けられ、前記欠損部から外れた位置で前記構造材と接続される電気集塵装置補強構造の設置方法であって、
前記電気集塵装置補強構造の補強材を前記構造材と接続する前に、前記構造材と接続される仮設補強材を、前記補強材との接続位置よりも外側となる位置において、前記構造材と接続する工程と、
前記補強材が前記構造材に接続された後、前記仮設補強材を前記構造材から撤去する工程と、
を有し、
前記仮設補強材は、
前記構造材の軸線方向に対して平行に設けられる第1部材と、
前記構造材と前記第1部材の一端に接続される第2部材と、
前記構造材と前記第1部材の他端に接続される第3部材と、
を有する電気集塵装置補強構造の設置方法。 - 前記構造材が、柱材と、前記柱材の下部に接続された、大気のみに接触する支持材であり、
前記柱材と前記第2部材とが接続され、前記支持材と前記第3部材とが接続される請求項1に記載の電気集塵装置補強構造の設置方法。 - 前記構造材が、外周面が円筒形状以外の柱材と、前記柱材の下部に接続された、外周面が円筒形状の支持材であり、
前記柱材に接続される前記第2部材を前記柱材に溶接によって接続する工程と、
前記柱材に接続された前記第2部材に前記第1部材を設置する工程と、
前記第2部材が前記柱材に接続された後、前記支持材に接続される前記第3部材を前記第1部材と前記支持材に接続する工程と、
を有する請求項1に記載の電気集塵装置補強構造の設置方法。 - 前記第1部材は、長尺部材と、前記長尺部材に接続されるジャッキとを有する請求項1から3のいずれか1項に記載の電気集塵装置補強構造の設置方法。
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