JP6381852B1 - エレベータのかごドア装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータのかごドア装置において、ドアフレームは、フレーム縦板部と、フレーム縦板部から水平に突出しているフレーム水平板部とを有している。ドア駆動装置の上面は、フレーム水平板部の下面に第1の締結具で固定されている。取付部材は、ドア駆動装置の下面に固定されている受け板部と、受け板部から下方へ突出し、フレーム縦板部の前面に第2の締結具で固定されている取付板部とを有している。

Description

この発明は、かご出入口を開閉するエレベータのかごドア装置に関するものである。
従来、かご出入口の上部に配置されたドアフレームの水平方向一端部にドアモータが取り付けられているとともに、ドアフレームの水平方向他端部にベルトプーリが取り付けられ、ドアモータとベルトプーリとの間に巻き掛けられた無端状のベルトの移動に応じてかごドアを移動させるエレベータ用ドア装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−193797号公報
特許文献1に示されている従来のエレベータ用ドア装置では、乗場の停止位置からかごを下方へ移動させてかごを階間に停止させた後、乗場出入口を開くことにより、例えばベルトの交換作業を乗場から行うことができる。ベルトを交換するときには、ドアモータの位置をずらしてベルトを弛ませる必要がある。しかし、ドアモータがドアフレームの端部に取り付けられているので、ドアモータの位置が乗場出入口の間口方向の範囲から外れてしまい、ドアモータの位置をずらす作業が乗場からはやりづらくなってしまう。また、ドアモータの位置をずらしてベルトを交換した後、ドアモータの位置を元に戻すときにドアモータの位置の調整に手間がかかってしまう。従って、特許文献1に示されている従来のエレベータ用ドア装置では、保守点検作業に手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、保守点検作業を容易に行うことができるエレベータのかごドア装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのかごドア装置は、かご出入口の上部に配置され、かごに固定されているドアフレーム、ドアフレームに取り付けられているドア駆動装置、ドア駆動装置に設けられ、ドア駆動装置の駆動力により回転する第1の回転体、ドアフレームに設けられ、かご出入口の間口方向について第1の回転体から離して配置されている第2の回転体、第1の回転体及び第2の回転体間に巻き掛けられている無端状の動力伝達体、動力伝達体の移動に応じてかご出入口を開閉する第1のかごドア及び第2のかごドア、及びドア駆動装置及びドアフレームのそれぞれに固定されている取付部材を備え、ドアフレームは、フレーム縦板部と、フレーム縦板部から水平に突出しているフレーム水平板部とを有し、ドア駆動装置の上面は、フレーム水平板部の下面に第1の締結具で固定され、取付部材は、ドア駆動装置の下面に固定されている受け板部と、受け板部から下方へ突出し、フレーム縦板部の前面に第2の締結具で固定されている取付板部とを有している。
また、この発明によるエレベータのかごドア装置は、かご出入口の上部に配置され、かごに固定されているドアフレーム、ドアフレームに取り付けられているドア駆動装置、ドア駆動装置に設けられ、ドア駆動装置の駆動力により回転する第1の回転体、ドアフレームに設けられ、かご出入口の間口方向について第1の回転体から離して配置されている第2の回転体、第1の回転体及び第2の回転体間に巻き掛けられている無端状の動力伝達体、動力伝達体に接続され、動力伝達体の移動に応じてかご出入口の間口方向へ移動する第1のかごドア、かご出入口の間口方向へ移動可能な第2のかごドア、及び第2のかごドアを第1のかごドアに連動させて、第2のかごドアを第1のかごドアとは反対方向へ移動させる連動機構を備え、第1のかごドア及び第2のかごドアは、互いに反対方向へ移動することによりかご出入口を開閉し、ドア駆動装置は、かご出入口を正面から見たとき、かご出入口の間口方向の範囲内に配置されている。
この発明によるエレベータのかごドア装置によれば、保守点検作業を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。 図1のエレベータのかごドア装置を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。また、図2は、図1のエレベータのかごドア装置を示す縦断面図である。昇降路内を上下方向へ移動するかご1には、かご出入口2が設けられている。上から見たときのかご1は、各階の図示しない乗場出入口にかご出入口2を対向させた状態で配置されている。各階には、乗場出入口を開閉する図示しない第1の乗場ドア及び第2の乗場ドアが設けられている。乗場出入口の間口方向の寸法は、かご出入口2の間口方向の寸法と同じである。
かご1には、かご出入口2を開閉するかごドア装置が設けられている。かごドア装置は、ドアフレーム3、ドア駆動装置であるドアモータ4、ドアレール5、第1のドアハンガ6、第2のドアハンガ7、第1のかごドア8、第2のかごドア9、動力伝達機構10、連動機構11、かご敷居13、取付装置14及びジャッキ装置15を有している。
ドアフレーム3は、かご出入口2の上部に配置されている。また、ドアフレーム3は、かご1に固定されている。さらに、ドアフレーム3は、かご出入口2の間口方向に沿って配置されているフレーム縦板部31と、フレーム縦板部31から乗場に向けて水平に突出しているフレーム水平板部32とを有している。
フレーム縦板部31は、フレーム縦板部31の長手方向をかご出入口2の間口方向に一致させ、かつフレーム縦板部31の幅方向を鉛直方向に一致させた状態で配置されている。また、フレーム縦板部31は、フレーム縦板部31の前面を乗場に向けて配置されている。フレーム水平板部32は、フレーム縦板部31の上端部から突出している。これにより、ドアフレーム3の断面形状は、フレーム縦板部31及びフレーム水平板部32によってL字状になっている。また、フレーム水平板部32の下面は、フレーム縦板部31の前面と直交している。フレーム水平板部32は、フレーム縦板部31の長手方向に沿って配置されている。
ドアモータ4は、ドアフレーム3に取り付けられている。また、ドアモータ4は、フレーム水平板部32の下方に配置されている。さらに、ドアモータ4は、かご出入口2を正面から見たとき、かご出入口2の間口方向の範囲内に配置されている。即ち、ドアモータ4は、かご出入口2の直上に配置されている。この例では、かご出入口2の間口方向についてドアモータ4がかご出入口2の中央位置に配置されている。
ドアモータ4は、ドア駆動装置本体であるモータ本体41と、モータ本体41に設けられモータ本体41の駆動力によって回転する回転軸42とを有している。ドアモータ4は、モータ本体41から回転軸42を乗場側へ突出させた状態で配置されている。
ドアレール5は、フレーム縦板部31に固定されている。また、ドアレール5は、かご出入口2の間口方向に沿って配置されている。
第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7は、ドアレール5に掛けられている。第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7は、ドアレール5に案内されながらかご出入口2の間口方向へ移動可能になっている。
第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7は、ハンガ板27と、ハンガ板27に設けられた複数のローラ28とをそれぞれ有している。第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7は、各ローラ28をドアレール5に載せた状態でドアレール5に掛けられている。これにより、第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7は、各ローラ28をドアレール5上で転動させながらドアレール5に沿って移動する。
第1のかごドア8は、第1のドアハンガ6のハンガ板27に固定されている。第2のかごドア9は、第2のドアハンガ7のハンガ板27に固定されている。これにより、第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、ドアレール5に沿ってかご出入口2の間口方向へ移動可能になっている。
第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、かご出入口2の間口方向について互いに反対方向へ移動することにより、かご出入口2を開閉する。これにより、第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、かご出入口2の中央で互いに接触する戸閉位置と、戸閉位置よりもかご出入口2の間口方向外側に位置する戸開位置との間でそれぞれ移動する。かご出入口2は、第1のかごドア8及び第2のかごドア9が戸閉位置にあるときに閉じ、第1のかごドア8及び第2のかごドア9が戸開位置にあるときに開く。即ち、この例では、かごドア装置が中央開き式のドア装置になっている。
動力伝達機構10は、ドアモータ4の回転軸42に固定されている第1の回転体である第1のプーリ21と、ドアフレーム3に設けられている第2の回転体である第2のプーリ22と、第1のプーリ21及び第2のプーリ22間に巻き掛けられている無端状の動力伝達体である歯付きベルト23とを有している。
第1のプーリ21は、モータ本体41の駆動力によってドアモータ4の回転軸42と一体に回転する。第2のプーリ22は、かご出入口2の間口方向について第1のプーリ21から離して配置されている。この例では、第2のプーリ22がドアフレーム3の長手方向一端部に配置されている。
第1のプーリ21及び第2のプーリ22のそれぞれの外周部には、歯付きベルト23に噛み合う複数の歯が設けられている。これにより、第1のプーリ21及び第2のプーリ22のそれぞれに対する歯付きベルト23の滑りの発生が防止される。
第1のプーリ21が回転軸42と一体に回転すると、歯付きベルト23が第1のプーリ21の回転に応じて移動し、第2のプーリ22が歯付きベルト23の移動に応じて回転する。
連動機構11は、ドアフレーム3の長手方向一端部に設けられている第3の回転体である第3のプーリ24と、ドアフレーム3の長手方向他端部に設けられている第4の回転体である第4のプーリ25と、第3のプーリ24及び第4のプーリ25間に巻き掛けられている無端状の動力伝達体であるロープ26とを有している。
第1のドアハンガ6のハンガ板27には、歯付きベルト23及びロープ26のそれぞれに接続されている第1の接続部材121が設けられている。即ち、第1のかごドア8は、第1のドアハンガ6及び第1の接続部材121を介して歯付きベルト23及びロープ26に接続されている。第1の接続部材121は、第1のプーリ21と第2のプーリ22との間の空間の下側に位置する歯付きベルト23の部分と、第3のプーリ24と第4のプーリ25との間の空間の上側に位置するロープ26の部分とに接続されている。
第2のドアハンガ7のハンガ板27には、ロープ26に接続されている第2の接続部材122が設けられている。即ち、第2のかごドア9は、第2のドアハンガ7及び第2の接続部材122を介してロープ26に接続されている。第2の接続部材122は、第3のプーリ24と第4のプーリ25との間の空間の下側に位置するロープ26の部分に接続されている。
これにより、ロープ26、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8は、歯付きベルト23の移動に応じて移動する。第3のプーリ24及び第4のプーリ25は、ロープ26の移動に応じて回転する。また、第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9は、ロープ26の移動に応じて、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8とは反対方向へ移動する。
即ち、動力伝達機構10は、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8にドアモータ4の駆動力を伝達して、回転軸42の回転に応じて第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8を移動させる。連動機構11は、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8に第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9を連動させて、第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9を第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8とは反対方向へ移動させる。
かご敷居13は、かご出入口2の下部にかご出入口2の間口方向に沿って配置されている。また、かご敷居13は、かご1に固定されている。かご敷居13の上面には、敷居溝が設けられている。第1のかごドア8及び第2のかごドア9のそれぞれの下端部は、かご敷居13の敷居溝に挿入されている。第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、それぞれの下端部を敷居溝に挿入させた状態でかご出入口2の間口方向へ移動する。
ドアモータ4のモータ本体41の上面及び下面は、互いに平行な平面になっている。フレーム水平板部32には、第1の通し穴である複数の長穴がドアフレーム3の長手方向に沿って設けられている。モータ本体41の上面は、フレーム水平板部32の下面に重なっている。また、モータ本体41の上面は、フレーム水平板部32の長穴に通された第1の締結具である複数のボルト16によってフレーム水平板部32の下面に固定されている。
取付装置14は、モータ本体41の下面とフレーム縦板部31の前面との間に介在している取付部材141と、取付部材141をフレーム縦板部31に固定する第2の締結具である複数のボルト142と、取付部材141をモータ本体41に固定する第3の締結具である複数のボルト143とを有している。この例では、ボルト142の数が2つであり、ボルト143の数も2つである。
取付部材141は、モータ本体41の下面に固定されている受け板部141aと、受け板部141aから下方へ突出しフレーム縦板部31の前面に固定されている取付板部141bと、受け板部141aの端部から上方へ突出する連結板部141cとを有している。受け板部141aは水平に配置され、取付板部141bはフレーム縦板部31の前面に沿って鉛直に配置されている。これにより、取付部材141の断面形状は、受け板部141a及び取付板部141bによってL字状になっている。連結板部141cは、ドアフレーム3の長手方向についてドアモータ4の範囲から外れた位置に配置されている。
取付板部141bには、ボルト142を通す第2の通し穴である複数の長穴144がドアフレーム3の長手方向に沿って設けられている。取付板部141bは、フレーム縦板部31の前面に重なっている。また、取付板部141bは、長穴144に通されたボルト142によってフレーム縦板部31の前面に固定されている。
受け板部141aには、ボルト143を通す第3の通し穴が設けられている。受け板部141aは、第3の通し穴に通されたボルト143によってモータ本体41の下面に固定されている。この例では、受け板部141aに設けられている第3の通し穴が丸穴になっている。
従って、ドアフレーム3に対するドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141の位置は、各ボルト142及び各ボルト16が緩められることにより、ドアフレーム3の長手方向について調整可能になっている。
ジャッキ装置15は、ドアフレーム3の長手方向についてドアモータ4よりも第2のプーリ22から遠い位置に配置されている。また、ジャッキ装置15は、ドアフレーム3に対するドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141の位置をドアフレーム3の長手方向について調整する。さらに、ジャッキ装置15は、フレーム縦板部31に固定されているジャッキ支持部材151と、ジャッキ支持部材151に取り付けられているジャッキボルト152と、ジャッキボルト152に取り付けられているナットとを有している。
ジャッキボルト152は、ナットが連結板部141cに掛かることにより連結板部141cに連結されている。連結板部141cは、ジャッキボルト152及びナットが締め付けられることによりジャッキ支持部材151に近づき、ジャッキボルト152及びナットが緩められることによりジャッキ支持部材151から離れる方向へ変位可能になる。ドアフレーム3に対するドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141の位置は、ジャッキ支持部材151に対する連結板部141cの位置の調整によって調整される。
次に、歯付きベルト23の交換方法について説明する。歯付きベルト23を新たな歯付きベルト23に交換するときには、まず、かご1の乗場の停止位置からかご1を下方へ移動させてかご1を階間に停止させる。この後、第1の乗場ドア及び第2の乗場ドアを移動させて乗場出入口を開く。これにより、ドアモータ4が乗場出入口を通して乗場に露出する。
この後、各ボルト143は緩めずに各ボルト16及び各ボルト142をすべて緩める。これにより、ドアフレーム3に対するドアモータ4の位置が調整可能になる。この後、ジャッキ装置15のジャッキボルト152及びナットを緩めながら、第2のプーリ22に近づく方向へドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141を移動させる。これにより、歯付きベルト23が弛む。また、第1の接続部材121を歯付きベルト23から外す。
この後、歯付きベルト23を第1のプーリ21及び第2のプーリ22から外した後、新たな歯付きベルト23を第1のプーリ21及び第2のプーリ22間に巻き掛ける。この後、ジャッキボルト152及びナットを締め付けることにより、第2のプーリ22から離れる方向へドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141を移動させる。これにより、歯付きベルト23に張力が付与される。
この後、各ボルト16及び各ボルト142をすべて締め付ける。これにより、取付部材141がフレーム縦板部31に固定され、ドアモータ4がフレーム水平板部32に固定される。このとき、フレーム縦板部31の前面に取付部材141の取付板部141bが重なり、フレーム水平板部32の下面にドアモータ4のモータ本体41の上面が重なることにより、ドアフレーム3に対する第1のプーリ21の角度が、予め設定された元の角度に正確に戻る。第2のプーリ22の固定状態は変更されないので、第1のプーリ21及び第2のプーリ22のそれぞれのアライメントが狂うことはない。
この後、第1の接続部材121を歯付きベルト23に接続することにより、歯付きベルト23の交換作業が完了する。
このようなエレベータのかごドア装置では、取付部材141の受け板部141aがドアモータ4のモータ本体41の下面に固定されており、モータ本体41の上面が第1の締結具であるボルト16によってフレーム水平板部32の下面に固定され、取付部材141の取付板部141bが第2の締結具であるボルト142によってフレーム縦板部31に固定されているので、保守点検作業時にボルト16及びボルト142を緩めて、ドアフレーム3に対するドアモータ4の位置をずらした場合でも、フレーム縦板部31の前面に取付板部141bを再度固定し、フレーム水平板部32の下面にモータ本体41を再度固定することにより、ドアフレーム3に対するドアモータ4の回転軸42の角度を正確に元に戻すことができる。これにより、第1のプーリ21のアライメントの調整を容易にかつより正確に行うことができ、かごドア装置の保守点検作業を容易にすることができる。
また、ドアフレーム3に対するドアモータ4及び取付部材141の位置は、各ボルト16及び各ボルト142が緩められることにより、ドアフレーム3の長手方向、即ちかご出入口2の間口方向へ調整可能になっているので、歯付きベルト23の張力の調整を容易にすることができる。これにより、かごドア装置の保守点検作業をさらに容易にすることができる。
また、ドアモータ4及び第1のプーリ21は、かご出入口2を正面から見たとき、かご出入口2の間口方向の範囲内に配置されているので、かご1を階間に停止させた状態で乗場出入口を開くことにより、乗場出入口を通してドアモータ4を乗場に露出させることができる。これにより、ドアモータ4に対する作業を乗場から容易に行うことができ、かごドア装置の保守点検作業を容易にすることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。かごドア装置は、ドアフレーム3、ドア駆動装置であるドアモータ4、ドアレール5、第1のドアハンガ6、第2のドアハンガ7、第1のかごドア8、第2のかごドア9、動力伝達機構10、図示しない連動機構、かご敷居13、取付装置14及びジャッキ装置15を有している。
ドアモータ4は、ドアフレーム3の長手方向他端部に配置されている。これにより、動力伝達機構10の第1のプーリ21も、ドアフレーム3の長手方向他端部に配置されている。動力伝達機構10の第2のプーリ22は、ドアフレーム3の長手方向一端部に配置されている。従って、第1のプーリ21及び第2のプーリ22間に巻き掛けられた歯付きベルト23は、ドアフレーム3の長手方向一端部から長手方向他端部に亘って張られている。
第1のかごドア8が固定された第1のドアハンガ6のハンガ板27には、歯付きベルト23に接続された第1の接続部材121が設けられている。第1の接続部材121は、第1のプーリ21と第2のプーリ22との間の空間の下側に位置する歯付きベルト23の部分に接続されている。これにより、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8は、歯付きベルト23の移動に応じてかご出入口2の間口方向へ移動する。
第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9は、かご出入口2の間口方向へ移動可能になっている。第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8の移動経路と、第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9の移動経路とは、かご出入口2の奥行き方向について互いにずれた位置に設定されている。
連動機構は、第1のドアハンガ6及び第2のドアハンガ7間に設けられている。連動機構は、第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9を第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8に連動させて、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8と同じ方向へ第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9を移動させる。また、連動機構は、第1のドアハンガ6及び第1のかごドア8よりも低速で第2のドアハンガ7及び第2のかごドア9を移動させる。これにより、第1のかごドア8は高速ドアになっており、第2のかごドア9は第1のかごドア8よりも低速で移動する低速ドアになっている。
第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、かご出入口2の間口方向について同じ方向へ移動することにより、かご出入口2を開閉する。即ち、この例では、かごドア装置が片開き式のドア装置になっている。これにより、第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、かご出入口2の間口方向について互いにずれてかご出入口2を閉じる戸閉位置と、戸閉位置よりもかご出入口2の間口方向外側に位置し、かご出入口2を開く戸開位置との間で移動する。
かご出入口2の間口方向の両方の外側のうち、一方が戸袋側になっており、他方が戸当たり側になっている。戸開位置にあるときの第1のかごドア8及び第2のかごドア9は、戸袋側でかご出入口2の奥行き方向について互いに対向している。ドアモータ4は、戸当たり側に配置されている。
ジャッキ装置15は、ドアフレーム3の長手方向についてドアモータ4よりも第2のプーリ22に近い位置に配置されている。取付部材141の連結板部141cは、ジャッキ装置15とドアモータ4との間に配置されている。
連結板部141cは、ジャッキボルト152を受けている。これにより、連結板部141cは、ジャッキボルト152と連結されている。連結板部141cは、ジャッキボルト152が締め付けられることによりジャッキボルト152に押されてジャッキ支持部材151から離れる方向へ変位され、ジャッキボルト152が緩められることによりジャッキ支持部材151に近づく方向へ変位可能になる。ドアフレーム3に対するドアモータ4、第1のプーリ21及び取付部材141の位置は、ジャッキ支持部材151に対する連結板部141cの位置の調整によって調整される。他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、エレベータのかごドア装置が片開き式のドア装置になっていても、取付部材141の受け板部141aがドアモータ4のモータ本体41の下面に固定されており、モータ本体41の上面が第1の締結具であるボルト16によってフレーム水平板部32の下面に固定され、取付部材141の取付板部141bが第2の締結具であるボルト142によってフレーム縦板部31に固定されているので、保守点検作業時にボルト142及びボルト16を緩めて、ドアフレーム3に対するドアモータ4の位置をずらした場合でも、フレーム縦板部31の前面に取付板部141bを再度固定し、フレーム水平板部32の下面にモータ本体41を再度固定することにより、ドアフレーム3に対するドアモータ4の回転軸42の角度を正確に元に戻すことができる。これにより、第1のプーリ21のアライメントの調整を容易にかつより正確に行うことができ、かごドア装置の保守点検作業を容易にすることができる。
なお、各上記実施の形態では、モータ本体41に対する取付部材141の位置を調整可能にしてもよい。このようにすれば、第1のプーリ21及び第2のプーリ22のアライメントを調整するときに、各ボルト16及び各ボルト143を緩めることにより、ドアモータ4の回転軸42の角度を第2のプーリ22の角度に合わせて調整することができる。
また、各上記実施の形態では、モータ本体41に対して、回転軸42が乗場側に配置されるように構成されているが、モータ本体41に対して、回転軸42がかご1側に配置されるように逆向きにドア駆動装置を構成してもよい。
1 かご、2 かご出入口、3 ドアフレーム、4 ドアモータ(ドア駆動装置)、8 第1のかごドア、9 第2のかごドア、11 連動機構、16 ボルト(第1の締結具)、21 第1のプーリ(第1の回転体)、22 第2のプーリ(第2の回転体)、23 歯付きベルト(動力伝達体)、31 フレーム縦板部、32 フレーム水平板部、141 取付部材、141a 受け板部、141b 取付板部、142 ボルト(第2の締結具)。

Claims (3)

  1. かご出入口の上部に配置され、かごに固定されているドアフレーム、
    前記ドアフレームに取り付けられているドア駆動装置、
    前記ドア駆動装置に設けられ、前記ドア駆動装置の駆動力により回転する第1の回転体、
    前記ドアフレームに設けられ、前記かご出入口の間口方向について前記第1の回転体から離して配置されている第2の回転体、
    前記第1の回転体及び前記第2の回転体間に巻き掛けられている無端状の動力伝達体、
    前記動力伝達体の移動に応じて前記かご出入口を開閉する第1のかごドア及び第2のかごドア、
    前記ドア駆動装置及び前記ドアフレームのそれぞれに固定されている取付部材、及び
    前記ドアフレームに対する前記取付部材の位置を前記かご出入口の間口方向に調整するジャッキ装置
    を備え、
    前記ドアフレームは、フレーム縦板部と、前記フレーム縦板部から水平に突出しているフレーム水平板部とを有し、
    前記ドア駆動装置の上面は、前記フレーム水平板部の下面に第1の締結具で固定され、
    前記取付部材は、前記ドア駆動装置の下面に固定されている受け板部と、前記受け板部から下方へ突出し、前記フレーム縦板部の前面に第2の締結具で固定されている取付板部とを有し
    前記ドア駆動装置は、前記第1の回転体が設けられた回転軸を有し、
    前記回転軸の軸線は、前記フレーム縦板部に対して交差しているエレベータのかごドア装置。
  2. 前記ドアフレームに対する前記ドア駆動装置及び前記取付部材の位置は、前記第1の締結具及び前記第2の締結具が緩められることにより、前記かご出入口の間口方向について調整可能になっている請求項1に記載のエレベータのかごドア装置。
  3. 前記第2のかごドアを前記第1のかごドアに連動させて、前記第2のかごドアを前記第1のかごドアとは反対方向へ移動させる連動機構
    を備え、
    前記第1のかごドアは、前記動力伝達体に接続され、前記動力伝達体の移動に応じて前記かご出入口の間口方向へ移動し、
    前記第1のかごドア及び前記第2のかごドアは、互いに反対方向へ移動することにより前記かご出入口を開閉し、
    前記ドア駆動装置は、前記かご出入口を正面から見たとき、前記かご出入口の間口方向の範囲内に配置されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかごドア装置。
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