JP6381348B2 - サポーター - Google Patents
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Description
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、身体に対する所望の締付力が容易に得られるとともに、適切な装着状態が維持され易いサポーターを提供することにある。
上記サポーターにおいて、前記伸縮層は、非繊維層と繊維層とを備え、前記繊維層に前記粘着層が積層されていることが好ましい。
この構成によれば、粘着層の一部が、伸縮層の有する繊維層に含浸した状態(粘着層の一部が繊維層を構成する繊維間に浸入した状態)となるように、繊維層に粘着層を積層することができる。これにより、粘着層は伸縮層から剥離し難くなる。
上記サポーターにおいて、前記伸縮層は、ゴム系材料の発泡体により構成される非繊維層を備えていることが好ましい。
この構成によれば、良好な伸縮性を発揮させることが容易である。
図1及び図2に示されるサポーター11は、身体に対して螺旋状に巻回される基材12と、螺旋状に巻回された基材12の重なり部分を係止する係止部材13とを備えている。
図1に示すように、基材12は、全体として長細形状(帯状)をなし、長手方向の一端部を構成する第1端部21と、基材12の長手方向の他端部を構成する第2端部22と、第1端部21と第2端部22との間に位置する本体部23とを有している。
第1端部21は、本体部23側に位置する基端21bと、その基端21bよりも幅の狭い先端21aと、第1側部23aから延長される第1延長側部21cと、第2側部23bから延長される第2延長側部21dとを有している。第1端部21の先端21aは、第1延長側部21cと第2延長側部21dとに挟まれるとともに本体部23から最も離れた位置に形成されている。第1端部21の第1延長側部21cは、第1側部23a及び第2側部23bと略平行に延在している。第1端部21の第2延長側部21dは、基端21bから先端21aに向かうにつれて第1側部23aへ接近するように変形した形状を有している。なお、上述したように第1端部21の先端21aを第1側部23aに偏った位置に形成するには、第2延長側部21dが第1側部23aへ向かって変形する変形量を、第1延長側部21cが第2側部23bへ向かって変形する変形量よりも大きくなるように設定すればよい。
図2に示すように、基材12は、伸縮可能な弾性体により構成される伸縮層31と、身体に粘着可能な粘着層32とが積層された積層構造を有する。伸縮層31は、非繊維層31aと繊維層31bとを有する。非繊維層31aを構成する材料としては、ゴム系材料、樹脂系材料、又はゴム系材料と樹脂系材料の混合物が挙げられる。ゴム系材料としては、例えば、クロロプレンゴム、及びウレタンゴムが挙げられる。樹脂系材料としては、例えば、SBS(スチレン/ブタジエン/スチレンブロックコポリマー)、及びEPDM(エチレンプロピレンジエン三元共重合体)が挙げられる。非繊維層31aは、発泡体であってもよいし、無発泡体であってもよい。本実施形態の非繊維層31aは、ゴム系材料の発泡体から構成されている。
粘着層32は、伸縮層31における繊維層31bに積層されている。粘着層32は、その一部が繊維層31bに含浸した状態(粘着層32の一部が繊維層31bを構成する繊維間に浸入した状態)で繊維層31bに積層されている。粘着層32を構成する材料としては、例えば、ウレタン系エラストマー及びアクリルゴムが挙げられる。
図2に示すように、係止部材13は、雌面ファスナ13aとその雌面ファスナ13aに係止する雄面ファスナ13bとを有している。
続いて、サポーター11の使用例を図3〜5を参照して説明する。なお、図3〜5では、本体部23の貫通孔Hについては図示を省略している。
次に、サポーター11の主要な作用を説明する。
サポーター11の基材12は、伸縮可能な弾性体により構成される伸縮層31と身体Bに粘着可能な粘着層32との積層構造を有しているため、基材12を身体Bに螺旋状に巻回する際に、基材12を身体Bに仮止めしながら身体Bに対する締付力を調整することが可能である。さらに、サポーター11を身体Bに装着した後の基材12の位置ずれは、粘着層32によって抑制されるとともに、身体Bに対する基材12の締付力は、係止部材13によって維持され易くなる。
(1)サポーター11は、身体Bに対して螺旋状に巻回される基材12と、螺旋状に巻回された基材12の重なり部分を係止する係止部材13とを備えている。基材12は、伸縮可能な弾性体により構成される伸縮層31と身体Bに粘着可能な粘着層32との積層構造を有している。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・前記本体部23は、第1側部23aと第2側部23bが略平行となるように形成されているが、第1側部23aと第2側部23bが非平行となるように形成されてもよい。また、第1側部23a又は第2側部23bは、非直線状に形成されてもよい。
・伸縮層31を構成する非繊維層31a及び繊維層31bのいずれか一方を省略してもよい。
・前記基材12の本体部23は、貫通孔Hを有しているが、この貫通孔Hは省略されてもよい。また、基材12の第1端部21又は第2端部22に貫通孔Hを形成してもよい。
Claims (5)
- 身体に対して螺旋状に巻回される基材と、
螺旋状に巻回された前記基材の重なり部分を係止する係止部材と、を備え、
前記基材は、伸縮可能な弾性体により構成される伸縮層と、身体に粘着可能な粘着層との積層構造を有し、
前記係止部材は、雌面ファスナと前記雌面ファスナに係止する雄面ファスナとを備え、
前記雌面ファスナは、前記伸縮層における身体側とは反対側の外面に積層されていることを特徴とするサポーター。 - 身体に対して螺旋状に巻回される基材と、
螺旋状に巻回された前記基材の重なり部分を係止する係止部材と、を備え、
前記基材は、伸縮可能な弾性体により構成される伸縮層と、身体に粘着可能な粘着層との積層構造を有し、
前記基材は、前記螺旋状の巻回が開始される第1端部と、前記螺旋状の巻回が終了される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に位置する本体部と、を有し、
前記本体部は、前記螺旋状に巻回される際の進行方向の前方に配置される第1側部と、前記進行方向の後方に配置される第2側部と、を有し、
前記第1端部は、前記本体部から離れるにつれて先細な先細り形状を有し、
前記第1端部の先端は、前記第2側部よりも前記第1側部に偏った位置に形成されてなり、
前記係止部材は、面ファスナ、スナップボタン、及びカギホックの少なくとも一種であることを特徴とするサポーター。 - 前記第2端部は、前記本体部から離れるにつれて先細な先細り形状を有し、前記第2端部の先端は、前記第1側部よりも前記第2側部に偏った位置に形成されてなる請求項2に記載のサポーター。
- 前記伸縮層は、非繊維層と繊維層とを備え、前記繊維層に前記粘着層が積層されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサポーター。
- 前記伸縮層は、ゴム系材料の発泡体により構成される非繊維層を備えている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のサポーター。
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Family Applications (1)
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