JP6096561B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ Download PDF

Info

Publication number
JP6096561B2
JP6096561B2 JP2013070282A JP2013070282A JP6096561B2 JP 6096561 B2 JP6096561 B2 JP 6096561B2 JP 2013070282 A JP2013070282 A JP 2013070282A JP 2013070282 A JP2013070282 A JP 2013070282A JP 6096561 B2 JP6096561 B2 JP 6096561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end side
side opening
base sheet
sheet
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013070282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014193208A (ja
Inventor
潤之介 巣山
潤之介 巣山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2013070282A priority Critical patent/JP6096561B2/ja
Publication of JP2014193208A publication Critical patent/JP2014193208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6096561B2 publication Critical patent/JP6096561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、おむつの背側の両側部に設けたファスニングテープをおむつの腹側表面に止着することによって着用者に装着する使い捨ておむつ(以下、「テープ式おむつ」という。)に関するものである。
テープ式おむつの一般的な装着手順は、以下のとおりである。
まず、第三者(介護者等)が、おむつを着用する者(被介護者等)を仰向けに寝かす。そして、着用者の背中と寝具等の間に、おむつの背側部分を挿入する。そうすると、挿入されたおむつは、着用者の体重によって動きにくくなるため、その後の装着作業が容易になる。
次に、おむつの腹側部分を持ち上げて、着用者の腹部に当接させる。このおむつの腹側部分の外表面には、ターゲットテープが設けられている。その後、おむつの背側の側部に設けたファスニングテープを持ち上げて、前記ターゲットテープと当接させる。ファスニングテープの内側には係合部材が設けられており、この係合部材を介して、ファスニングテープがターゲットテープに止着する。
前記のように、着用者を仰向けに寝かせた状態でおむつを装着するのは、比較的容易である。しかし、このような場合であっても、着用者の体動が激しいときは、着用者の背中と寝具等の間に挿入したおむつが動き、位置ずれが生じやすいため、装着するのが困難となる。また、着用者が比較的元気であり、着用者が起立した状態でおむつを装着する場合は、おむつがどこにも固定されていないため、第三者自身がおむつを装着位置から動かないように保持しながら、装着を行わなければならず、装着が困難である。
前述のように装着が困難な場合は、ターゲットテープの適切な位置にファスニングテープを止着しづらい。その結果、おむつを装着した際のフィット性が悪くなり、着用者の身体とおむつの間に生じた隙間から体液が漏れやすい。
また、従来のテープ式おむつは、着用者の体動などによって、ファスニングテープが簡単に剥がれてしまうことを防止するため、ファスニングテープが最初に止着した時から、強い係合力が発揮されるようになっている。そのため、ターゲットテープの不適切な位置にファスニングテープを止着してしまった後、そのファスニングテープを適切な位置に付けなおすために、ファスニングテープを引き剥がす際、強い力が必要となる。また、ファスニングテープを強い力で引っ張ると、おむつに意図しない変形が生じることがある。
このような問題点を解決するため、例えば特許文献1の発明が開示されている。この特許文献1の発明に係るおむつは、おむつの両側縁部にファスニングテープを設け、その一対のファスニングテープの間に、おむつ幅方向に弾性伸縮する伸縮部を設けている。このような構成にしたことにより、おむつを装着する際に、ファスニングテープ同士間を容易に伸長させることができ、ファスニングテープの付け直しや仮止めを容易にすることができる。また、特に、着用者が立った状態で装着する場合の装着性及び漏れ防止性能に優れている。
また、前述の問題点を解決するための発明ではないが、特許文献2のような発明も開示されている。特許文献2の発明に係るおむつは、おむつの両側縁部に一対のファスニング部材が設けられ、前記一対のファスニング部材の少なくとも一方に、係止部材がターゲットテープに付着した状態においてターゲットテープと重なる位置に、開口部又は開くことにより開口部となる切れ込みが設けられている。このような構成にしたことにより、例えば着用者の体型が痩せ型である場合に、一方のファスニング部材の上に、他方のファスニング部材を重ねて、しっかりと止着することができる。
しかし、前記特許文献1の発明は、前記伸縮部を形成するために、多数の胴回り部弾性部材を該当箇所に貼り付けなければならず、資材数が増えて生産コストが嵩むという問題がある。また、前記特許文献2の発明では、前述問題点を何も解決することができない。
特許第4086576号公報 特開2011−10822号公報
そこで、本発明の主たる課題は、装着する際に、着用者の身体にフィットさせることが容易で、漏れが生じにくいおむつを提供することにある。また、着用者の体動が激しい場合や、着用者が立っている状態でおむつを装着する場合であっても、装着が容易なおむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
おむつの背側の両側部に外方へ突出するファスニング基材シートが設けられるとともに、前記基材シートの内面に粘着剤層又は面ファスナー要素を含む止着手段が設けられ、前記止着手段を介して、前記基材シートをおむつの腹側外表面に止着するようにした使い捨ておむつであって、
前記基材シートには、基材シートの先端側から基端側へ向かって、先端側開口部および基端側開口部が設けられ、
前記基材シートの先端部が、前記止着手段と先端側開口部との間で内側へ折り曲げられ、
折り曲げられた前記基材シートが、前記先端側開口部と基端側開口部との間で外側へさらに折り曲げられることで、
先端側開口部および基端側開口部の少なくとも一部が重なり合い、
その重なり合った開口部分から臨む止着手段を介して、前記基材シートをおむつの腹側外表面に仮止め可能にしたことを特徴とする使い捨ておむつ。
(作用効果)
止着手段の全面をおむつの腹側外表面に止着して仮止めを行うと、その後、止着手段を剥がすときに強い力を要するという問題がある。そこで、基材シートに開口部を設け、基材シートを折り曲げて、止着手段の一部が開口部から臨むようにした。そして、開口部から臨む止着手段をおむつの腹側外表面に止着して、仮止めを行うこととした。このとき、止着手段の開口部から臨まない部分は、基材シートに覆われているため、おむつの腹側外表面と止着しない。そのため、止着手段の全面を用いて仮止めを行った場合よりも、止着手段を剥がすために要する力が少なくなる。
前記の仮止めを行うことで、着用者の身体に対するおむつの装着位置を大まかに決めることができる。そして、この仮止めをした状態から、基材シートの先端側を持って引っ張ることで、止着手段が剥がれるとともに、折り曲げられていた基材シートが、折り曲げる前の真っ直ぐな状態に戻る。この状態になった基材シートをおむつの腹側外表面の適切な位置に止着して、本止めを行う。前記の仮止めを経て行った本止めは、基材シートが適切な位置に止着しているため、おむつが着用者の身体にフィットし、漏れが生じにくい。また、止着手段の全面を用いて本止めを行うことにより、基材シートが剥がれにくくなり、装着したおむつが意図せずに外れてしまうことを防ぐことができる。
<請求項2記載の発明>
前記基材シートを折り畳んだ状態において、基材シートを外側へ折り曲げたときに生じ
る折り曲げ線から、基材シートの先端がはみ出る構成とした請求項1記載の使い捨ておむつ。
(作用効果)
仮止めをした状態から、基材シートの先端側を引っ張って仮止めを解く際に、基材シートの先端が折り曲げ線からはみ出ていることで、基材シートを摘まみやすくなる。
<請求項3記載の発明>
前記先端側開口部および基端側開口部は、先端側開口部と基端側開口部との間の折り曲げ線へ向かって凸形状となる三角形、または円形からなる請求項1または2記載の使い捨ておむつ。
(作用効果)
先端側開口部および基端側開口部の形状を前記の三角形にすることで、仮止めを剥がしやすくなる。
一方、開口部の形状を円形にすることで、開口部から周辺部へ向かって、破れが生じることを防ぐことができる。
<請求項4記載の発明>
先端側開口部および基端側開口部の重なり合った開口部分から臨む止着手段の係合力を、他の部分の係合力よりも強くした請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
(作用効果)
前記開口部分から臨む止着手段の係合力を強くしたことで、仮止め時の止着力が強まり、基材シートが意図せずに剥がれることを防ぐことができる。
<請求項5記載の発明>
前記先端側開口部および基端側開口部は、基材シートに形成された打ち抜きを折り曲げることによって形成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
(作用効果)
基材シートに開口部を形成する際、開口部の全周を打ち抜くと、打ち抜かれた部分がゴミとなる。そこで、開口部の一部分を打ち抜き、その打ち抜いた部分を折り曲げることで、ゴミの発生を抑えることができる。
<請求項6記載の発明>
前記打ち抜きは、基材シートの先端側から基端側へ向かって凸形状となるように形成され、
前記打ち抜きの先端側端部が、基材シートを折り曲げたときに生じる折り曲げ線と接している、または前記折り曲げ線を越えて先端側へ延在している請求項5記載の使い捨ておむつ。
(作用効果)
打ち抜きの先端側端部が折り曲げ線まで達していない場合は、基材シートを折り曲げたときに、基材シートの弾力により、折り曲げた部分が折り曲げる前の状態へ戻ってしまう可能性が高い。打ち抜きの先端側端部を折り曲げ線まで達するようにすることで、このような不具合を解消することができる。
以上のとおり本発明によれば、ファスニング基材シートをおむつの腹側外表面の適切な位置に止着することができる。そのため、おむつが着用者の身体にフィットし、漏れが生じにくくなる。また、着用者の体動が激しい場合や、着用者が立っている状態でおむつを装着する場合であっても、装着が容易となる。
本発明に係る使い捨ておむつをトップシート側から見た一部破断平面図である。 図1の基材シート部分の拡大図である。 図2の基材シートの先端部を、止着手段と先端側開口部との間で内側へ折り曲げたときの図である。 図3の折り曲げられた前記基材シートを、先端側開口部と基端側開口部との間で外側へさらに折り曲げたときの図である。 図2のA−A部分の断面図である。 図3のB−B部分の断面図である。 図4のC−C部分の断面図である。 図2の斜視図である。 図3の斜視図である。 図4の斜視図である。 他の実施例に係る基材シート部分の拡大図である。 図11の基材シートの先端部を、止着手段と先端側開口部との間で内側へ折り曲げたときの図である。 図12の折り曲げられた前記基材シートを、先端側開口部と基端側開口部との間で外側へさらに折り曲げたときの図である。 図11のD−D部分の断面図である。 図12のE−E部分の断面図である。 図13のF−F部分の断面図である。 図11の斜視図である。 図12の斜視図である。 図13の斜視図である。 (A)先端側開口部と基端側開口部を同じ面積にした例である。 (B)先端側開口部と基端側開口部の位置をずらした例である。 (C)先端側開口部と基端側開口部の形状を、先端側開口部と基端側開口部との間の折り曲げ線へ向かって凸形状となる三角形にした例である。 (D)突出部を一つだけ設けた例である。 (E)突出部を設けない例である。 (F)折り曲げ線を斜めに設けるとともに、先端側開口部と基端側開口部の位置をずらした例である。 (G)、(H)先端側開口部と基端側開口部の個数を増やした例である。 (I)先端側開口部と基端側開口部の形状を、基材シートの先端側から基端側へ向かって凸状の弧状にした例である。 (J)先端側開口部と基端側開口部の形状を、基材シートの先端側から基端側へ向かって凸状の三角形にした例である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳説する。
なお、本発明に係る使い捨ておむつを展開した状態で、着用者に近い側の面を「内面」といい、遠い側の面を「外面」という。また、着用者に近い側を「内面側」といい、遠い側を「外面側」という。さらに、基材シート8に関し、基材シート8を展開した状態で、使い捨ておむつの幅方向外側を「先端側」といい、幅方向中央側を「基端側」という。
(おむつの全体構造)
図1は、本発明に係る使い捨ておむつ200を示している。この使い捨ておむつ200は、股間部と、その前後両側に延在する腹側部分F及び背側部分Bとを有するものである。各部の寸法は適宜定めることができる。
本実施例に係るテープ式使い捨ておむつ200は、外面側にバックシート1を有し、内面側に向かって順に、液不透過性シート15、吸収体3、トップシート2を積層した構造を有している。なお、図示はしないが、吸収体3とトップシート2の間にセカンドシート16を設けるようにしても良い。
本発明においては、着用者の肌に最も近い側にあるシートをトップシート2という。このトップシート2は、複数枚の単位シートから構成される。
吸収体3の外側には、液不透過性シート15が吸収体3の周縁より若干食み出すように設けられている。液不透過性シート15としては、遮水性を有するものが好ましく、ポリエチレンフィルム等のほか、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。
また、液不透過性シート15の外面は、不織布からなるバックシート1により覆われており、このバックシート1は、所定の食み出し幅をもって液不透過性シート15の周縁より外側に食み出している。バックシート1としては各種の不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
前記のように、吸収体3の内面に、セカンドシート16を設けても良い。セカンドシート16の側縁から吸収体3が一部食み出すようにセカンドシート16の幅を設けても良いし、吸収体3の側縁が食み出さないようにセカンドシート16の幅を広げることもできる。セカンドシート16としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。本発明においては、このセカンドシート16を省略する形態も考えることができる。
また、前記おむつの腹側表面には、幅方向に沿ってフロントターゲットテープ6が設けられている。このフロントターゲットテープ6に後述する面ファスナー要素9を止着することによって、おむつが身体に装着される。
(基材シート)
使い捨ておむつ200の背側方向両端部において、バックシート1とトップシート2の間にファスニング基材シート8が設けられる。この基材シート8とバックシート1やトップシート2は、ホットメルト接着剤等により接着されている。なお、この基材シート8は、必ずしもバックシート1とトップシート2の間に設けなくても良い。具体的には、バックシート1の外面側や、トップシート2の内面側に設けるようにしても良い。
この基材シート8は、ホットメルト接着等によって、基端側がおむつ本体に固着される。そして、基端側から先端側へ向かって延在するように設けられる。
基材シート8は、複数枚の不織布NFを貼り合わせて形成することも、一枚の不織布NFで形成することもできる。この不織布NFとしては公知のものを用いることができる。不織布NFを構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。また、不織布NFの加工方法としては、スパンレース法、スパンボンド法、SMS法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等の公知の方法を用いることができる。特にオレフィン系繊維を用いたスパンボンド不織布、SMS不織布が好ましい。使用する不織布NFの坪量は適宜定めることができるが、着用者の肌に触れることと、一定の強度が必要になることから、高目付の不織布が望ましく、好ましくは50〜100g/m2の坪量を有するのが好ましい。
(突出部)
図21(D)に示すように、前記基材シート8の先端側に、外方へ突出する突出部12を形成しても良い。なお、図22(E)に示すように、突出部12を設けないようにしても良い。前記突出部12は、基材シート8自体を外方へ突出させることによって形成しても良いし、基材シート8とは別体の部材を用意し、ホットメルト等によって、それを基材シート8と固着することによって形成しても良い。突出部12を基材シート8とは別体の部材により形成する場合、その素材には不織布や弾性伸縮部材を用いることができる。弾性伸縮部材としては、例えば、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。不織布としては、例えば、前記基材シート8と同様の素材を用いることができる。なお、基材シート8と別体の部材を用いて突出部12を形成した場合であっても、その突出部12を基材シート8の一部とみなして、本発明を説明する。
また、図2に示すように、前記突出部12を上下2段設けるようにしても良い。また、上下3段以上の突出部12を設けるようにしても良いが、製造の容易性や装着時の便宜性を考慮すると段数は少ないほうが好ましく、上下2段からなるものが好ましい。
(易切り裂き線)
図2に示すように、前記突出部12と突出部12の間には、両突出部12が離間した部分(谷部13)が形成される。この谷部13の間の基材シート8には、先端側から基端側へ向かって易切り裂き線10を形成するのが好ましい。この易切り裂き線10は、ミシン目であっても良いし、円形や楕円形等の貫通孔を所定の間隔を空けて複数開けたものであっても良い。そして、おむつを着用する際に、この易切り裂き線10を切り裂き、上下に分かれた基材シート8をクロスさせて、おむつの前側外表面に止める(以下、「クロス止め」という。)ことで、痩せ型の着用者に対してもおむつをフィットさせることができる。なお、易切り裂き線10の長さは任意に決定することができるが、前記クロス止めをするためには、長いほうが好ましい。
(止着手段)
前記突出部12の内面、または基材シート8の先端側の内面には、粘着剤層20や面ファスナー要素9といった止着手段5が設けられる。この粘着剤層20としては、例えば、ポリアクリル酸エステルを主体としたアクリル系接着剤や、天然ゴムまたは合成ゴムの弾力性成分を主体とした粘着付与剤を主成分として、これに可塑剤、老化防止剤などが配合されているゴム系接着剤などを使用することができる。その他、ホットメルト接着剤なども使用可能である。また、面ファスナー要素9としては、面ファスナーのフック材やループ材を用いることができる。
止着手段5として、面ファスナー要素9を設ける場合においては、おむつの腹側表面に設けたフロントターゲットテープ6と面ファスナー要素9とを脱着可能に止着できるようにする。例えば、突出部12に設けた面ファスナー要素9をフック材とした場合、フロントターゲットテープ6はループ材とする。また、突出部12に設けた面ファスナー要素9をループ材とした場合、フロントターゲットテープ6をフック材とする。フック材の突起形状は公知のものを用いることができ、例えば鉤状、きのこ状、錯状を挙げることができる。
なお、後述するように、本発明においては、基材シート8に先端側開口部11および基端側開口部18が設けられ、基材シート8を折り畳んだときに、図10、図19に示すように、先端側開口部11および基端側開口部18の重なり合った開口部から止着手段5の一部が臨むようにする。この重なり合った開口部から臨む止着手段5の係合力を、他の部分の係合力よりも強くすることが好ましい。重なりあった開口部から臨む止着手段5の係合力を強くすることで、仮止め時の止着力が極端に弱くなることを防ぐことができ、仮止めをしている最中に、基材シート8が意図せずに剥がれることを防ぐことができる。
また、面ファスナー要素9とフロントターゲットテープ6との剥離強度は、仮止め時が30〜300gfであり、本止め時が300〜800gfとなるようにするのが好ましい。仮止め時の剥離強度を前記の範囲内にすることにより、仮止めから本止めに移行する際に、基材シート8を剥離しやすくなる。また、本止め時の剥離強度を前記範囲内にすることにより、本止めをした後に、基材シート8が意図せずに剥がれるのを防ぐことができる。
(先端側開口部、基端側開口部)
図2に示すように、基材シート8には、基材シート8の先端側から基端側へ向かって、先端側開口部11および基端側開口部18が設けられる。この先端側開口部11および基端側開口部18の数は任意に定めることができるが、基材シート8の折り曲げ回数を基準に決定することが好ましい。例えば、図10に示すように、基材シート8を2回折り返したときに、重なり合った開口部分から止着手段5を臨むようにするためには、図8に示すように、先端側開口部11および基端側開口部18を最低でもそれぞれ1つずつ設ける必要がある。同様に、基材シート8を4回折り返したときに、重なり合った開口部分から止着手段5を臨むようにするためには、図23(G)、図23(H)に示すように、先端側開口部11および基端側開口部18を最低でもそれぞれ2つずつ設ける必要がある。
このとき、基材シート8の先端側から基端側へ向けて開口部を二つ設けた場合、先端側にある開口部を先端側開口部11といい、基端側にある開口部を基端側開口部18という。また、基材シート8の先端側から基端側へ向けて開口部を三つ以上設けた場合、基材シート8の先端側に近い開口部を先端側開口部11といい、基端側に近い開口部を基端側開口部18という。
この先端側開口部11および基端側開口部18は、たとえば基材シート8を打ち抜くことによって形成することができる。この打ち抜き方法は、公知の様々な手法を用いることができる。例えば、金属の刃を指定の形に作り、それを上方から押すことにより打ち抜く金属加工、金属のロールに指定の形にした刃をいくつか取り付け、そのロールを回転させることによって打ち抜くロール加工、レーザーを用いて切断するレーザー加工等を挙げることができる。
また、前記先端側開口部11および基端側開口部18を基材シート8に形成する際、開口部の全周を打ち抜くと、打ち抜かれた部分がゴミとなる。そこで、図17に示すように、開口部の一部を打ち抜き、その打ち抜いた部分を折り曲げるようにしても良い。このようにすることで、ゴミの発生を抑えることができる。
また、先端側開口部11および基端側開口部18の形状は、図21(C)、図23(H)に示すように、基材シート8を折り畳んだときに、基材シート8の先端側へ向かって凸形状となる三角形にすることが好ましい。このような形状にすることで、仮止めした際の止着面積が、基材シート8の先端側ほど狭くなる。その結果、基材シート8の先端側を摘まんで仮止めを剥がす際に、最初に受ける抵抗が小さくなるため、基材シート8を剥がすのが容易となる。
また、先端側開口部11および基端側開口部18の形状は、図2に示すように、円形にしてもよい。開口部の形状を多角形状にした場合、各頂点から破れが生じることも考えられるが、円形にすることで、これを防ぐことができる。
また、開口部の一部を打ち抜き、その打ち抜いた部分を折り曲げることにより、開口部を形成する場合において、その打ち抜き形状は、図24(I)、図24(J)等に示すように、基材シート8の先端側から基端側へ向かって凸状の三角形または弧状とすることが好ましい。前述のとおり、仮止めは、基材シート8を折りたたみ、先端側開口部21および基端側開口部22の重なり合った開口部分から臨む止着手段5を用いて行う。このとき、開口部を形成するために折り曲げた部分が、止着手段5に被らないようにするためには、前記のような形状に打ち抜くのが好ましい。
なお、開口部の一部を打ち抜いて、先端側開口部21、基端側開口部22を形成するためには、基材シート8を折り曲げる必要がある。その折り曲げ箇所としては、例えば、先端側開口部21の打ち抜き部分の両端部25、25を結ぶ線や、基端側開口部22の打ち抜き部分の両端部26、26を結ぶ線を挙げることができる。しかし、これらの箇所で折り曲げた場合、開口部の数だけ折り曲げなければならず、手間がかかる。そこで、図11の先端側開口部21に示すように、開口部の一部を打ち抜いた際の、打ち抜きの先端側端部25、26が、基材シート8を折り曲げたときに生じる折り曲げ線14、17と接するようにすることが好ましい。または、図11の基端側開口部22に示すように、前記打ち抜きの先端側端部25、26が、前記折り曲げ線14、17を越えて先端側へ延在することが好ましい。打ち抜きの先端側端部25、26を折り曲げ線14、17まで達するようにすることで、折り曲げ線14、17に沿って基材シート8を折り曲げた際に、打ち抜きの内部23、24が折り曲げに追従して反転し、開口部21、22を形成することができる。そのため、先端側開口部21の打ち抜き部分の両端部25、25を結ぶ線や、基端側開口部22の打ち抜き部分の両端部26、26を結ぶ線を折り曲げる作業が不要となる。
図4、図13に示すように、本発明においては、仮止めが容易にできるように、製品状態で、基材シート8を予め折り畳んでおくことが好ましい。このとき、折り畳んだ状態が容易に解けないように、それぞれ対面する基材シート8間をホットメルト接着剤等で軽く接着しておくと良い。この場合において、図2に示すように、先端側開口部11の面積を基端側開口部18の面積よりも広くすると、図7に示すように、基材シート8の先端側に設けた止着手段5の一部が、先端側開口部11を通じて、基端側開口部18の周囲の基材シート8と止着する。そのため、前記ホットメルト接着剤等を用いなくても、折り畳んだ状態を維持することができる。
なお、前記のような効果を期待しないのであれば、先端側開口部11および基端側開口部18の面積は、任意に定めることができる。ただし、仮止めをする時に、止着手段5の全面がおむつの腹側外表面に止着することを防ぐため、先端側開口部11および基端側開口部18のいずれか一方の面積を、止着手段5の面積よりも狭くすることが好ましい。
また、先端側開口部11および基端側開口部18のいずれの面積も、止着手段5の面積より広い場合は、基材シート8の折り曲げ部分に変更を加えて、先端側開口部11と基端側開口部18の一部分が重なるようにして、その重なりあった開口部分の面積が、止着手段5の面積より狭くなるようにすれば良い。
また、先端側開口部11および基端側開口部18の開口位置も、任意に定めることができる。ただし、基材シート8を折り曲げた際に、各開口部の一部が重なり合うとともに、重なり合ったその開口部分から止着手段5が臨むようにしなければならない。例えば、図20(A)に示すように、基材シート8の先端側から基端側へ向かって、直線状に並ぶように、止着手段5、先端側開口部11、基端側開口部18を設けても良い。また、先端側開口部11、基端側開口部18の一部が重なり合い、重なり合った開口部分から止着手段5が臨む状態を形成できるのであれば、図20(B)に示すように、基材シート8の先端側から基端側へ向かって、蛇行するように、止着手段5、先端側開口部11、基端側開口部18を設けても良い。
基材シート8の折り曲げ部分についても、任意に定めることができる。ただし、この場合も同様に、先端側開口部11と基端側開口部18の一部が重なり合うとともに、その重なり合った開口部分から止着手段5が臨む状態が形成されなければならない。よって、必ずしも、基材シート8の先端側から基端側へ向けて伸ばした仮想垂線と垂直方向に折り曲げなくても良く、図22(F)の折り曲げ線17に示すように、必要に応じて斜めに折り曲げても良い。
(仮止め、本止め)
先端側開口部11および基端側開口部18を形成した基材シート8は、図9に示すように、その基材シート8の先端部が、止着手段5と先端側開口部11との間で内側へ折り曲げられる。そして、図10に示すように、折り曲げられたその基材シート8が、先端側開口部11と基端側開口部18との間で外側へさらに折り曲げられる。そうすると、先端側開口部11および基端側開口部18の少なくとも一部が重なり合い、その重なり合った開口部分から止着手段5が臨むようになる。本発明においては、このように重なり合った開口部分から臨む止着手段5を介して、前記基材シート8をおむつの腹側外表面に仮止めをすることができるようにした。
このように仮止めを行うことで、着用者の身体に対するおむつの装着位置を大まかに決めることができる。そして、この仮止めをした状態から、基材シート8の先端側を持って引っ張ることで、止着手段5が剥がれるとともに、折り曲げられていた基材シート8が、折り曲げる前の真っ直ぐな状態に戻る。この状態になった基材シート8をおむつの腹側外表面の適切な位置に止着して、本止めを行う。前記の仮止めを経て行った本止めは、基材シート8が適切な位置に止着しているため、おむつが着用者の身体にフィットし、漏れが生じにくい。また、止着手段5の全面を用いて本止めを行うことにより、基材シート8が剥がれにくくなり、装着したおむつが意図せずに外れてしまうことを防ぐことができる。
一般に、止着手段5の全面をおむつの腹側外表面に止着して仮止めを行うと、その後に、止着手段5を剥がすときに強い力を要するという問題がある。しかし、本発明のような構成にすることで、図10に示すように、止着手段5のうちの開口部から臨まない部分は、基材シート8に覆われているため、おむつの腹側外表面と止着しないこととなる。そのため、止着手段5の全面を用いて仮止めを行った場合よりも、止着手段5を剥がすために要する力が少なくなるという効果がある。
また、前記のように基材シート8を外側へ折り曲げたときには、その折り曲げた部分に折り曲げ線17が生じやすい。このとき、図10に示すように、基材シート8の先端が、折り曲げ線17からはみ出るようにすることが好ましい。基材シート8の先端を前記折り曲げ線17からはみ出させることで、基材シート8の先端が摘まみやすくなり、仮止めをした状態から、基材シート8の先端側を引っ張り、仮止めを解くのが容易となる。
なお、基材シート8を折り曲げたときに、折り曲げた箇所を押圧しない場合や、押圧する圧力が弱い場合は、基材シート8に折り曲げ線14、17が形成されない。本発明において、そのような場合には、折り曲げ線14、17が形成される程度の圧力で押圧したと仮定した時に、折り曲げ線14、17が生じる位置を基準にして、先端側開口部11および基端側開口部18の形成位置の決定等を行う。
(製造方法)
本発明に係る基材シート8の製造において、廃棄部材を減らすために、上下の突出部12の間の離間部13の形状と、前記突出部12の形状とが線対称となるようにするのが好ましい。
そして、この基材シート8の製造過程は、まず、所定の幅の基材シート8を繰出して、中央位置に連続して面ファスナー要素9を接着する。このとき、面ファスナー要素9の代わりに、接着剤層20を塗布しても良い。そして、前記面ファスナー要素9または接着剤層20を交互に横切りかつ連続する波状曲線によって切断する。それとともに、各基材シート8に分割するための切断線を入れ、かつ基材シート8毎に所定位置に易切り裂き線10を入れる。
また、この基材シート8に、先端側開口部11および基端側開口部18を設ける。この各開口部は、例えば開口部の全周を打ち抜くことで形成できる。そのほか、ゴミの発生を抑制するために、開口部の一部を打ち抜き、その打ち抜いた部分を折り曲げるようにしても良い。
そして、前記のように製造した基材シート8を、ホットメルト接着等によって、おむつの背側方向両端部に取り付ける。取り付けられた基材シート8の先端部は、止着手段5と先端側開口部11との間で内側へ折り曲げられ、折り曲げられた基材シート8が、先端側開口部11と基端側開口部18との間で外側へさらに折り曲げられる。これにより、先端側開口部11および基端側開口部18の少なくとも一部が重なり合い、その重なり合った開口部分から止着手段5が臨むようになる。
1…バックシート、2…トップシート、3…吸収体、4…バリヤシート、5…止着手段、6…フロントターゲットテープ、7…糸状弾性伸縮部材、8…基材シート、9…面ファスナー要素、10…易切り裂き線、11…先端側開口部、12…突出部、13…谷部、14…折り曲げ線(谷折り)、15…液不透過性シート、16…セカンドシート、17…折り曲げ線(山折り)、18…基端側開口部、20…粘着剤層、21…先端側開口部11のうち、特に、一部分のみ打ち抜いたもの、22…基端側開口部18のうち、特に、一部分のみ打ち抜いたもの、23…先端側開口部21(一部分のみ打ち抜いて形成したもの)の打ち抜きの内部、24…基端側開口部22(一部分のみ打ち抜いて形成したもの)の打ち抜きの内部、25…先端側開口部21(一部分のみ打ち抜いて形成したもの)の端部、26…基端側開口部22(一部分のみ打ち抜いて形成したもの)の端部、F…腹側部分、B…背側部分、EF…エンドフラップ部、SF…サイドフラップ部

Claims (6)

  1. おむつの背側の両側部に外方へ突出するファスニング基材シートが設けられるとともに、前記基材シートの内面に粘着剤層又は面ファスナー要素を含む止着手段が設けられ、前記止着手段を介して、前記基材シートをおむつの腹側外表面に止着するようにした使い捨ておむつであって、
    前記基材シートには、基材シートの先端側から基端側へ向かって、先端側開口部および基端側開口部が設けられ、
    前記基材シートの先端部が、前記止着手段と先端側開口部との間で内側へ折り曲げられ、
    折り曲げられた前記基材シートが、前記先端側開口部と基端側開口部との間で外側へさらに折り曲げられることで、
    先端側開口部および基端側開口部の少なくとも一部が重なり合い、
    その重なり合った開口部分から臨む止着手段を介して、前記基材シートをおむつの腹側外表面に仮止め可能にしたことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記基材シートを折り畳んだ状態において、基材シートを外側へ折り曲げたときに生じる折り曲げ線から、基材シートの先端がはみ出る構成とした請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記先端側開口部および基端側開口部は、先端側開口部と基端側開口部との間の折り曲げ線へ向かって凸形状となる三角形、または円形からなる請求項1または2記載の使い捨ておむつ。
  4. 先端側開口部および基端側開口部の重なり合った開口部分から臨む止着手段の係合力を、他の部分の係合力よりも強くした請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記先端側開口部および基端側開口部は、基材シートに形成された打ち抜きを折り曲げることによって形成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記打ち抜きは、基材シートの先端側から基端側へ向かって凸形状となるように形成され、
    前記打ち抜きの先端側端部が、基材シートを折り曲げたときに生じる折り曲げ線と接している、または前記折り曲げ線を越えて先端側へ延在している請求項5記載の使い捨ておむつ。
JP2013070282A 2013-03-28 2013-03-28 使い捨ておむつ Active JP6096561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070282A JP6096561B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070282A JP6096561B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014193208A JP2014193208A (ja) 2014-10-09
JP6096561B2 true JP6096561B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=51838977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013070282A Active JP6096561B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6096561B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6960215B2 (ja) * 2016-09-30 2021-11-05 大王製紙株式会社 テープタイプ使い捨ておむつ
JP7317648B2 (ja) * 2019-09-19 2023-07-31 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨ておむつ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658934U (ja) * 1993-02-02 1994-08-16 株式会社光洋 使い捨ておむつ用止着材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014193208A (ja) 2014-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769676B2 (ja) 紙おむつ
TWI584792B (zh) Discarded diaper and method of manufacturing the same
JP4839315B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5113341B2 (ja) 使い捨て紙おむつ
US9980860B2 (en) Pull-on wearing article
JP6210585B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2014155598A (ja) 固定部材
JP6052728B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6096561B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6310295B2 (ja) 吸収性物品
JP6087081B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2018153571A5 (ja)
JP2018153571A (ja) 使い捨ておむつ
JP5167096B2 (ja) ファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバー
TW201402093A (zh) 用後即棄式紙尿布
JP2014515256A (ja) ペット用吸収性物品
JP6712421B2 (ja) テープタイプ使い捨ておむつ
JP4885671B2 (ja) 吸収性物品
JP2007236434A (ja) 使い捨ておむつ
JP6459816B2 (ja) 止着テープ及び、この止着テープを用いた着用物品
JP6188590B2 (ja) 使い捨てのパンツ型着用物品
JP2013123531A (ja) 使い捨ておむつ
JP5721419B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5783711B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6198610B2 (ja) 使い捨てのパンツ型着用物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6096561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250