JP5721419B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
従来、吸収体を含む長方形状の吸収性本体における、着用時に着用者の背中側に配される部分に、該吸収性本体の幅方向に伸縮する伸縮性のサイドパネル材を取り付けてなる展開型の使い捨ておむつが知られている(特許文献1,2参照)。この種の使い捨ておむつは、サイドパネル材を、吸収性本体とは別工程で製造しておき、これを吸収性本体に付加して製造することができるので、サイドパネルに用いる資材の使用量や該資材から生じる廃棄物を抑えることができ、環境やコスト面で優れている。
ところで、人の体型は、腹部が前方に突出し背側は凹んでいる。更にそれらの部分より下方では、臀部が後方に突出し、脚の付け根の部分が側方に拡がり幅が拡大している。そのため、全体的に一様に伸縮するサイドパネルを有する使い捨ておむつの場合には、サイドパネルを引っ張り、おむつを装着すると、該おむつが、立体的な凹凸を有する体型にフィットせず、特に、背中の腰の辺りのやや窪んだ部分に隙間が生じ易い。
特許文献1には、サイドパネルの延出方向の一部の弾性変形時引張応力を、弾性部材の切断等により、他の部分における弾性変形時引張応力よりも弱くすることが記載されている。しかし、サイドパネルの延出方向に、弾性変形時引張応力が異なる複数の領域を設けても、背中の腰の辺りに隙間が生じ易いという問題は解消されない。
また、特許文献2には、緩慢に回復するエラストマーを含む伸縮性領域を有する吸収性物品が記載されている。しかし、特許文献2にも、背中の腰の辺りに隙間を生じさせない構成について何ら記載されていない。
特開2009−072472号公報 特表2008−526386号公報
したがって、本発明の課題は、着用者の背中側に隙間が生じ難く、身体に対するフィット性に優れた使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収体を含む吸収性本体と、該吸収性本体の両側縁から延出する伸縮性のサイドパネルを備えた使い捨ておむつであって、前記サイドパネルは、2枚の不織布間に複数本の弾性部材が離間配置された伸縮部を有し、先端部に、止着部を有するタブが設けられており、前記伸縮部は、前記サイドパネルの延出方向と交差する交差方向における前記タブを有する範囲に位置する部分が、伸長応力が高い高伸長応力部となっており、同方向における該高伸長応力部よりも股下部側に位置する部分が、該高伸長応力部よりも伸長応力が低い低伸長応力部となっている、使い捨ておむつを提供するものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、着用者の背中側に隙間が生じ難く、身体に対するフィット性に優れている。
図1は、本発明の第1実施形態である使い捨ておむつを、表面シート側から見た展開平面図である。 図2は、図1に示す使い捨ておむつの着用状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示す使い捨ておむつのサイドパネル及びその近傍を示す拡大平面図である。 図4は、図3のIV−IV線切断部端面図(収縮状態)である。 図5は、図1のおむつの着用状態を側方から見た模式図である。 図6は、本発明の第2実施形態におけるサイドパネル及びその近傍を示す拡大平面図(図3相当図)である。 図7は、本発明の第3実施形態におけるサイドパネル及びその近傍を示す拡大平面図(図3相当図)である。
以下、本発明を、その好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態の使い捨ておむつ1は、図1に示すように、吸収体23を含む吸収性本体2と、該吸収性本体2の両側縁から延出する伸縮性のサイドパネル3,3を備えている。
吸収性本体2は、図1に示すように、液透過性の表面シート21と、液不透過性又は撥水性の裏面シート22と、これら両シート21,22間に介在された液保持性の吸収体23とを有している。吸収性本体2は、図1に示すように、おむつ1の内面をなす表面シート21と、おむつ1の外面をなす裏面シート22とを、これら両シート21,22間に吸収体23を介在させて接合することにより形成されている。また、吸収性本体2は、その長手方向の両側部に沿って立体ガード形成用シート24,24が配設されている。立体ガード形成用シート24は、吸収性本体2の長手方向の両側部において、表面シート21及び該表面シートの側縁から延出した裏面シート22に固定されている。各立体ガード形成用シート24は、吸収性本体2の幅方向(X方向)内方側の端縁近傍に該端縁に沿って立体ガード形成用の弾性部材25を有しており、着用時には、その弾性部材25の収縮力により、該端縁から所定幅の部分が表面シート21から離間して立体ガードを形成する。また、吸収性本体2の長手方向両側部の脚廻りに配される部分には、レッグギャザー形成用の弾性部材26が配されている。着用時には、弾性部材26の収縮によりレッグギャザーが形成され、脚廻りに対して良好にフィットする。
吸収性本体2は、着用時に、着用者の腹側に位置する腹側部A、背側に位置する背側部B、及び股間部に位置する股下部Cを有する縦長の形状を有しており、サイドパネル3,3は、背側部Bにおける吸収性本体2の左右両側縁部から該吸収性本体2の長手方向に直交する方向(X方向)に延出している。
また、サイドパネル3,3は、それぞれの延出方向(X方向)の先端側に、止着部41付きのタブ4が設けられている。一方、おむつ1の腹側部Aの外面には、止着部41を止着させるランディングゾーン5が設けられており、おむつ1を装着する際には、タブ4を手で引っ張り、そのタブ4を、図2に示すように、ランディングゾーン5に押し付け、該タブ4をランディングゾーン5に止着して着用者に装着するようになされている。タブ4は、テープ基材42と、該テープ基材42に接合されて止着部41を形成する機械的面ファスナーのオス部材とからなる。
おむつ1は、図1に示すように、吸収性本体2の長手方向中央線CLに対して左右対称に形成されている。そのため、サイドパネル3,3の構成については、図1の左側のサイドパネルの構成について主として説明するが、右側のサイドパネルの構成も左右対称である以外は同様の構成を有する。
サイドパネル3は、図3に示すように、平面状に拡げた状態において、矩形状である。また、サイドパネル3は、図3及び図4に示すように、2枚の不織布31,32と、その間に配置された複数本の弾性部材33とを有している。弾性部材33は、それぞれ、吸収性本体2の幅方向と同方向であるサイドパネル3の延出方向(X方向)に沿って延びており、複数本が、該延出方向と直交する直交方向(Y方向)に略等しい間隔を開けて配されている。また、吸収性本体2の幅方向に沿うサイドパネル3の延出方向を単にX方向、サイドパネルの延出方向に交差する方向を単にY方向ともいう。
サイドパネル3に配された複数本の弾性部材33は、サイドパネル3に、X方向に伸縮する伸縮部30を形成している。伸縮部30は、サイドパネル3のX方向の全長に亘っていても良いが、本実施形態においては、サイドパネル3のX方向の両端部の所定幅を除く部分が伸縮部30となっている。伸縮部30は、弾性部材33の弾性伸縮力によってサイドパネル3のX方向に伸縮する。
第1実施形態におけるサイドパネル3の伸縮部30は、図3に示すように、サイドパネル3の延出方向(X方向)と交差する交差方向(Y方向)におけるタブ4を有する範囲H1に位置する部分(図3中の斜線部)が、伸長応力が高い高伸長応力部Gaとなっており、同方向(Y方向)における高伸長応力部Gaよりも股下部C側に位置する部分が、高伸長応力部Gaよりも伸長応力が低い低伸長応力部Gbとなっている。高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbは、両者を比較したときに相対的に伸長応力が高い部分と低い部分である。
また、「伸長応力」は、サイドパネル3のY方向の単位長さ当たりの100%伸長時の荷重であり、下記方法により求めることが好ましい。
<伸長応力の測定方法>
伸長応力は、島津製作所オートグラフによる引張試験により求めた。試験片は、おむつ1からサイドパネルを本体に取り付けられた部分(本体取付け部)ごと切り出し、おむつのX方向の長さがサイドパネルの全長、Y方向の長さ(幅)が25mmの試験片を得た。当該試験片におけるサイドパネル3のテープ取付け側の非伸縮領域と、本体取付け部分とをチャックで把持し、引張速度300mm/minで伸長させた。自然に収縮した状態の長さからサイドパネルを設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げた時の寸法と同じ(サイドパネル3を構成する不織布が破れない状態の範囲で))となるまで伸長させた時(100%伸長時)の荷重(フルスケール:50N)を求め、これを、Y方向の単位長さ(25mm)当たりの100%伸長時の荷重とした。
第1実施形態におけるサイドパネル3について、より詳細に説明すると、図3に示すように、サイドパネル3は、その延出方向(X方向)の先端3a側に、2枚の不織布31,32間が、Y方向に沿って連続的に接合された先端側固定部35を有し、その延出方向(X方向)の基端3b側に、2枚の不織布31,32間が、Y方向に沿って連続的に接合された基端側固定部37を有している。そして、サイドパネル3に配された弾性部材33は、何れも、先端側固定部35と基端側固定部37との間に亘るように配されていると共に、先端側固定部35及び基端側固定部37のそれぞれにおいて、接着剤35A,37Aを介して不織布31,32間に固定されている。
そして、本実施形態におけるサイドパネル3においては、Y方向における、先端側固定部35と基端側固定部37との間が、Y方向に伸縮する伸縮部30となっており、該伸縮部30の全体が、2枚の不織布31,32間が、分散配置された多数の融着部39において融着されていると共に弾性部材33が、それらの融着部39を通らないように配されている柔軟伸縮部38となっている。
より具体的には、先端側固定部35と基端側固定部37との間に、不織布31,32間が熱エンボス加工により熱融着された多数のドット状融着部39が形成されており、それらのドット状融着部39は、サイドパネル3のX方向及びY方向に分散している。また、ドット状融着部39は、複数個(図示例では11個)のドット状融着部39がY方向に直列してなる融着部列Sを形成しており、その融着部列Sが、X方向に複数列(図示例では6列)形成されている。
柔軟伸縮部38である伸縮部30においては、サイドパネルに配された複数本の弾性部材33の何れもが、Y方向において隣り合うドット状融着部39,39間を通るように配されており、何れの弾性部材33も、ドット状融着部39を通らないように配されている。そのため、それらの弾性部材33は、先端側固定部35と基端側固定部37との間においては、何れの不織布31,32にも接合されていない。但し、融着部列S内の隣り合う融着部39,39間においては、不織布31,32が、伸縮部30における他の部位に比して強く弾性部材33に接触している。
弾性部材33は、先端側固定部35及び基端側固定部37を形成するための接着剤35A,37Aを、不織布31,32の何れか一方に塗工した後、その塗工部上に、弾性部材を伸長状態で配し、更にその伸長状態を維持しながら、それらの該弾性部材上に他方の不織布を配した後、それらを一体的に加圧することにより、不織布31,32間に固定されている。また、ドット状融着部39は、不織布31,32間に弾性部材33を固定した後に、熱エンボス加工を施して形成されている。
第1実施形態のおむつ1におけるサイドパネル3は、Y方向における前記タブ4を有する範囲H1に配される弾性部材33を配する際の弾性部材33の伸長率を、該範囲H1よりも股下部C側に位置するタブ4を有しない範囲H2に配される弾性部材33を配する際の弾性部材33の伸長率よりも高くすることにより、前述した高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbが形成されている。
そのため、サイドパネル3に、高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbを形成するに当たり、種類や太さが異なる複数種類の弾性部材を用いる必要がないため、資材管理の負担や製造コストの軽減等の観点から好ましい。但し、高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbに、種類や太さ等が異なる弾性部材を用いることもできる。
第1実施形態のおむつ1を、着用者に装着する際には、タブ4を手で引っ張り、サイドパネル3を伸長させた状態で、該タブ4をランディングゾーン5に押し付け止着する。
本実施態様のおむつ1によれば、伸縮部30における、タブ4を有する範囲H1に位置する部分が高伸長応力部Gaとなっているため、タブ4を引っ張り、おむつ1を装着するだけで、図5に示すように、サイドパネル3の収縮力を、背側部Bにおける、着用者の背中の窪んだ部分Pに当接する部分に集中的に作用させることができる。そのため、着用者の背中の窪んだ部分Pに、着用者の肌とおむつとの間の隙間が生じ難い。
また、サイドパネル3は、タブ4を有する範囲H1よりも下方(股下部C側)に位置する部分H2を有し、該部分H2に、高伸長応力部Gaより伸長応力の低い低伸長応力部Gbを有しているため、着用者の脚周りに必要以上の引っ張り力をかけずに済み、跡が付くことを防止できる。
前記高伸長応力部Gaは、着用者の背中側に隙間が生じることを防止する観点から、前記の伸長応力の測定方法により測定した、サイドパネル3のY方向の長さ25mm当たり伸長応力が、1.3N〜3.5N、特に2.0N〜3.5Nであることが好ましく、前記低伸長応力部Gbは、着用者の脚周りを締め付け過ぎずに適度なフィット性を持たせる観点から、同じ測定方法により測定した、サイドパネル3のY方向の長さ25mm当たり伸長応力が、0.3N〜2.5N、特に0.5N〜2.0Nであることが好ましい。
また、隙間の発生を防止しつつ、脚周りの跡付きを防止する観点から、高伸長応力部Gaの前記伸長応力は、前記低伸長応力部Gbの前記伸縮応力に対する比(前者/後者)が、1.3〜3.0倍、特に1.4〜2.5倍であることが好ましい。
また、本実施形態のように、弾性部材33を固定する際の伸長率を異ならせて、高伸長応力部Gaと低伸長応力部Gbとを形成する場合、高伸長応力部Gaに配される弾性部材33aの伸長率は、2.0倍〜4.0倍、特に2.5倍〜3.5倍とすることが、装着時の引っ張り易さ、及び、お腹周りのフィット性の点から好ましく、低伸長応力部Gbに配される弾性部材33bの伸長率は、1.1倍〜3.0倍、特に1.2倍〜2.5倍とすることが、脚周りのフィット性の点から好ましい。
また、高伸長応力部Gaに配される弾性部材33aの伸長率は、低伸長応力部Gbに配される弾性部材33bの伸長率に対する比(前者/後者)が、1.3〜3.0、特に1.4〜2.5であることが好ましい。
高伸長応力部Gaには、3〜10本、特に4〜8本の弾性部材が配されていることが好ましく、低伸長応力部Gbにも、1〜9本、特に2〜8本の弾性部材が配されていることが好ましい。
各部の弾性部材の伸長率は、下記方法により求められる。
<弾性部材の伸長率の測定方法>
収縮(自然長)状態のサイドパネルに、X方向に所定の間隔で2ヶ所の印を付ける。次に、サイドパネルを設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げた時の寸法と同じ)となるまで伸長させ、その時の印の間隔を測定する。この伸長前後の測定値から、下記の式により伸長倍率として求める。
[伸長時間隔]/[収縮時間隔]=伸長率(倍)
また、着用者の背中側に隙間が生じることを防止する観点から、サイドパネル3の上端3cからタブ4までの距離L1は、サイドパネル3のY方向の全長Lの0〜30%、特に5〜25%であることが好ましく、サイドパネル3の下端3dからタブ4までの距離L2は、サイドパネル3のY方向の全長Lの30〜60%、特に35〜55%であることが好ましい。また、同様の観点から、前記距離L2は、前記距離L1より大きいことが好ましく、該距離L2と該距離L1の差(L2−L1)は、前記全長Lの10〜55%、特に15〜50%であることが好ましい。
また、サイドパネル3のY方向の全長Lは、吸収性本体2のY方向の全長(中央線CLに沿って測定)の15〜25%、特に16〜20%であることが好ましく、吸収性本体2の長手方向背側部側の端縁2bからサイドパネル3までの距離L3は、0〜2.5cm、特に0.5〜2.0cmであることが好ましい。
なお、サイドパネル3のY方向の全長L、前記距離L1,L2は、サイドパネル3の先端3aの位置、前記距離L3は、サイドパネル3の基端3bの位置において測定する。
サイドパネル材の各部の寸法等は、弾性部材等の弾性部材を伸長させて、サイドパネルを設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態で測定する。
また、上述したような一又は二以上の効果をより確実に得る観点から、伸縮部30のX方向の長さL4(図3参照)は、サイドパネル3の延出方向(X方向)の全長L5(図3参照)に対して、65〜95%であることが好ましく、75〜90%であることがより好ましい。
また、高伸長応力部Gaと低伸長応力部Gbは、X方向の長さが同じであることが好ましい。
また、伸縮部30、高伸長応力部Ga、低伸長応力部Gbに形成された融着部39は、複数個の融着部39がY方向に直列した融着部列SをX方向に複数列形成している。そのため、弾性部材33が収縮したときに、融着部列Sどうし間における2枚の不織布31,32が、それぞれ弾性部材33から離れる方向に断面凸状に変形し易く、複数本の弾性部材33に跨ってY方向に延びる襞34が形成されやすい。そのため、伸縮部30、高伸長応力部Ga、低伸長応力部Gbにおける、着用者の肌に当たる部分が柔軟であり、着用者の側部や脚廻り等に当たる感触にも優れている。
おむつ1の構成材料について説明する。
サイドパネル3を構成する不織布31,32、タブ4のテープ基材42としては、従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられている各種の不織布等を、特に制限なく用いることができる。
吸収性本体2を構成する表面シート21、裏面シート22、吸収体23としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられるもの等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート22としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。立体ガードを構成する立体ガード形成用シート24としては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
弾性部材33、立体ガードを構成する弾性部材25、レッグ部弾性部材26としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状ないし紐状の弾性部材を用いることができる。糸状ないし紐状の弾性部材としては、断面が円形、正方形状のものの他、断面が楕円形、断面矩形等の細幅帯状のものを用いることもでき、マルチフィラメントタイプのものを用いることもできる。
弾性部材33の幅(又は径)は、例えば、0.1〜1mmであり、好ましくは0.2〜0.8mmである。
タブ4としては、不織布等のテープ基材の一方の面上にメカニカルファスナーのフック部材を熱融着や接着剤等により貼り付けてなるものを用いることができる。
次に、本発明の他の実施形態の使い捨ておむつについて図6及び図7を参照して説明する。他の実施形態の使い捨ておむつは、サイドパネルの構成が第1実施形態と異なる。他の実施形態については、第1実施形態と異なる点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に言及しない点については、第1実施形態に関する説明が好ましい構成を含めて適宜適用される。
第2実施形態のおむつにおけるサイドパネル3Aにおいては、図6に示すように、サイドパネル3AのX方向におけるP1からP2までの全域において、2枚の不織布31,32間が、図示しない接着剤によって接合されており、図中に符号30Aで示す範囲が、X方向に伸縮する伸縮部30Aとなっている。
第2実施形態における伸縮部30Aは、図6に示すように、サイドパネル3の延出方向(X方向)と交差する方向(Y方向)におけるタブ4を有する範囲H1に位置する部分には、弾性部材33aが相対的に狭いピッチで配され、当該部分が、伸長応力の高い高伸長応力部Gaとなっている。他方、同方向(Y方向)における高伸長応力部Gaよりも股下部C側に位置する部分には、高伸長応力部Gaよりも広いピッチで弾性部材が配され、当該部分が、高伸長応力部Gaよりも伸長応力が低い低伸長応力部Gbとなっている。
第2実施形態においても、サイドパネル3Aに、高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbを形成するに当たり、種類や太さが異なる複数種類の弾性部材を用いる必要がないため、資材管理の負担や製造コストの軽減等の観点から好ましい。但し、高伸長応力部Ga及び低伸長応力部Gbに、種類や太さ等が異なる弾性部材を用いることもできる。
第2実施形態のおむつによれば、伸縮部30Aにおける、サイドパネル3のY方向のタブ4を有する範囲H1に位置する部分が高伸長応力部Gaとなっている一方、タブ4を有する範囲H1よりも下方(股下部C側)に位置する部分H2を有し、当該部分H2が、高伸長応力部Gaより伸長応力の低い低伸長応力部Gbとなっているため、第1実施形態のおむつと同様の効果が奏される。
本実施形態のように、弾性部材33を固定する際のY方向の配置ピッチを異ならせて、高伸長応力部Gaと低伸長応力部Gbとを形成する場合、高伸長応力部Gaに配される弾性部材33aの配置ピッチは、低伸長応力部Gbに配される弾性部材33bの配置ピッチに対する比(前者/後者)が、0.1〜0.6、特に0.2〜0.5であることが好ましい。弾性部材のピッチは、Y方向における弾性部材の同位置間(Y方向の中央位置等)の距離を測定する。
高伸長応力部Gaには、3〜12本、特に4〜10本の弾性部材が配されていることが好ましく、低伸長応力部Gbにも、1〜8本、特に2〜6本の弾性部材が配されていることが好ましい。
第3実施形態のおむつにおけるサイドパネル3Bにおいては、図7に示すように、サイドパネル3Bの延出方向(X方向)と交差する方向(Y方向)におけるタブ4を有する範囲H1に位置する部分には、太さ相対的に大きい弾性部材33aが配され、当該部分が、伸長応力の高い高伸長応力部Gaとなっている。他方、同方向(Y方向)における高伸長応力部Gaよりも股下部C側に位置する部分には、高伸長応力部Gaよりも太さ相対的に小さい弾性部材33bが配され、当該部分が、高伸長応力部Gaよりも伸長応力が低い低伸長応力部Gbとなっている。
第3実施形態のサイドパネル3Bは、第1実施形態のサイドパネル3と同様に、延出方向(Y方向)における、先端側固定部35と基端側固定部37との間が、Y方向に伸縮する伸縮部30となっており、該伸縮部30の全体が、2枚の不織布31,32間が、分散配置された多数の融着部39において融着されていると共に弾性部材33が、それらの融着部39を通らないように配されている柔軟伸縮部38となっている。
第3実施形態のおむつによれば、伸縮部30における、サイドパネル3のY方向のタブ4を有する範囲H1に位置する部分が高伸長応力部Gaとなっている一方、タブ4を有する範囲H1よりも下方(股下部C側)に位置する部分H2を有し、当該部分H2が、高伸長応力部Gaより伸長応力の低い低伸長応力部Gbとなっているため、第1実施形態のおむつと同様の効果が奏される。
本実施形態のように、弾性部材33の太さを異ならせて、高伸長応力部Gaと低伸長応力部Gbとを形成する場合、高伸長応力部Gaに配される弾性部材33aの幅又は直径は、低伸長応力部Gbに配される弾性部材33bの幅又は直径対する比(前者/後者)が、1.5〜10、特に2〜8であることが好ましい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記の各実施形態に制限されず、種々の変更可能である。
例えば、サイドパネルの伸縮部30,30Aは、サイドパネルの延出方向(X方向)と交差する方向(Y方向)におけるタブ4を有する範囲H1よりも上端3c側に、単位長さ当たりの伸長応力が、タブ4を有する範囲H1の高伸長応力部Gaよりも低い第2低伸長応力部を有していても良い。但し、第2低伸長応力部のY方向の長さは、高伸長応力部Gaより股下部側に位置する低伸長応力部GbのY方向の長さよりも短いことが好ましく、より好ましくは50%以下、更に好ましくは20%以下であることが好ましい。
また、伸縮部30は、Y方向の全体に代えて一部が柔軟伸縮部38であっても良い。
柔軟伸縮部38に形成する融着部列Sの本数も、図3や図7に示す6本に代えて、3本〜12本、又は13本以上(例えば5〜20本等)とすることもできる。また、融着部列Sを構成するドット状融着部39の個数も、サイドパネルに配する弾性部材33の本数等に応じて適宜に決定することができる。また、ドット状融着部39の形状は、矩形、長円、円、楕円、菱形、三角形、五角形等の適宜の形状とすることができる。
融着部列Sに代えて、2枚の不織布間が、接着剤又はヒートシール等により、Y方向に連続して接合されている線又は帯状の接合部を設けても良い。
また、一枚のサイドパネルに配する弾性部材33の本数も、適宜に変更することができ、例えば、5〜20本とすることができ、好ましくは10〜15本程度である。
また、タブ4の止着部は、機械的面ファスナーのオス部材に代えて、粘着剤を塗布した粘着部であっても良い。機械的面ファスナーのオス部材からなる止着部41を止着するランディングゾーンは、裏面シート22の外面に、機械的面ファスナーのメス部材を接合して形成しても良いし、裏面シート22の外面を、係合性に富む不織布から構成し、その所定領域をランディングゾーンとしても良い。
また、融着部39は、熱エンボス加工の他、超音波エンボス、高周波エンボスにより形成したものであっても良い。また、先端側接合部及び基端側接合部も、接着剤に代えて、熱エンボス加工、超音波エンボス、高周波エンボスによる融着等により形成したものであっても良い。また、接着剤と熱エンボス加工等の併用による接合部であっても良い。
また、図4には、タブ4のテープ基材42を、不織布31,32間に接着剤42Aを介して固定した例を示したが、該テープ基材42を、不織布31,32間に、熱エンボス加工等による熱融着により固定しても良いし、該テープ基材42を、不織布32の外面(不織布31側ではない面)側に接着剤や熱融着等により接合しても良い。
サイドパネル3の吸収性本体2に対する固定も同様であり、図4には、サイドパネルを、立体ガード形成用シート24と裏面シート22との間に接着剤27を介して固定した例を示したが、サイドパネルを、吸収性本体2を構成するシート間に熱融着等により固定しても良いし、サイドパネルを、裏面シート22の外面(立体ガード形成用シート24側ではない面)側に接着剤や熱融着等により接合しても良い。
また、使い捨ておむつは、立体ガードを有しないものであっても良く、サイドパネルを、吸収性本体2の両側部において、表面シートと裏面シートとの間や表面シート上に固定しても良い。
また、上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
1 使い捨ておむつ
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 立体ガード形成用シート
3,3A,3B サイドパネル
3a 先端
3b 基端
30,30A 伸縮部
31,32 不織布
33 弾性部材
35 先端側接合部
36 非接合部
37 基端側接合部
38 柔軟伸縮部
39 ドット状融着部(融着部)
Ga 高伸長応力部
Gb 低伸長応力部
4 タブ
41 止着部
42 テープ基材
5 ランディングゾーン

Claims (6)

  1. 吸収体を含む吸収性本体と、該吸収性本体の両側縁から延出する伸縮性のサイドパネルを備えた使い捨ておむつであって、
    前記サイドパネルは、2枚の不織布間に複数本の弾性部材が離間配置された伸縮部を有し、平面状に拡げた状態において矩形状であり、先端部に、止着部を有するタブが設けられており、
    前記伸縮部は、前記サイドパネルの延出方向と交差する交差方向における前記タブを有する範囲に位置する部分が、伸長応力が高い高伸長応力部となっており、前記交差方向における該高伸長応力部よりも股下部側に位置する部分が、該高伸長応力部よりも伸長応力が低い低伸長応力部となっており、
    前記高伸長応力部と前記低伸長応力部は、前記サイドパネルの前記延出方向における長さが互いに同じであり、
    前記サイドパネルの前記交差方向において、該サイドパネルの下端から前記タブまでの距離L2が、該サイドパネルの上端から該タブまでの距離L1よりも大きい、使い捨ておむつ。
  2. 前記サイドパネルの前記交差方向における前記タブを有する範囲に配された弾性部材の伸長率が、該範囲よりも股下部側に配された弾性部材の伸長率よりも高いことにより、前記高伸長応力部及び前記低伸長応力部が形成されている、請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記サイドパネルの前記交差方向における前記タブを有する範囲に配された弾性部材のピッチが、該範囲よりも股下部側に配された弾性部材のピッチよりも狭いことにより、前記高伸長応力部及び前記低伸長応力部が形成されている、請求項1記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記サイドパネルの前記交差方向における前記タブを有する範囲に配された弾性部材の太さが、該範囲よりも股下部側に配された弾性部材の太さよりも太いことにより、前記高伸長応力部及び前記低伸長応力部が形成されている、請求項1記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記サイドパネルは、その延出方向の先端側に、前記2枚の不織布間が、該延出方向に交差する方向に沿って連続的に接合された先端側固定部を有し、その延出方向の基端側に、前記2枚の不織布間が、該延出方向に交差する方向に沿って連続的に接合された基端側固定部を有し、該先端側固定部と該基端側固定部との間に、前記2枚の不織布間が、分散配置された多数の融着部において融着されていると共に前記弾性部材が、それらの融着部を通らないように配されている柔軟伸縮部を有している、請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記距離L2と前記距離L1との差(L2−L1)が、前記交差方向における前記サイドパネルの全長Lの10〜55%である、請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
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