JP2014515256A - ペット用吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】ペット用吸収性物品は、表面シートと、裏面層と、吸収体と、第1端部及び対向する第2端部と、第1端部及び第2端部とに直交する側部と、前記第1端部の近傍の前記表面シート側に、前記ペット用吸収性物品の幅方向に沿って配置されるフック部材と、前記第2端部の近傍の前記裏面層側に設けられ前記フック部材に係合可能な第1被係合部と、前記ペット用吸収性物品の長手方向に延びて形成される一対の折線と、前記第1端部の前記表面シート側における前記一対の折線よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の外側に設けられる第2被係合部と、を備える。第2被係合部は、前記表面シートの前記フック部材に対する係合力よりも弱い係合力で該フック部材に係合可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット用吸収性物品に関する。
犬やネコ等のペットに用いられるペット用使い捨ておむつが、発明者等に知られている。このようなペット用使い捨ておむつは、装着状態において、ペットの肛門部及び後足の付け根間に位置する尿道口を覆うことで、ペットの糞及び尿を捕捉している。
ペットの種類(例えば、胴長短足犬であるミニチュアダックスフンド)によっては、尿道口の位置が後足の付け根間よりも前方に位置する場合がある。また、雄犬は、雌犬に比して、尿道口が前方に位置する。このように、尿道口が後足の付け根間よりも前方に位置するペットに、ペット用使い捨ておむつを装着した場合には、おむつから尿道口が露出してしまい、ペットの尿がもれてしまう場合があった。
そこで、帯状に構成され、ペットの胴回り部に巻きつけて装着されるペット用吸収性物品が発明者等に知られている。
このような帯状に構成されたペット用吸収性物品によれば、尿道口の位置にかかわらず、確実に尿道口を覆って装着させられる。
このようなペット用吸収性物品には、ペット用吸収性物品の長手方向の一端側に位置する第1端部領域の内面に、係合部材であるフック部材が配置されており、その他端側に位置する第2端部領域の外面には、ループ部材や不織布等のフック部材に係合する被係合部材が配置されている。
使用時には、ペット用吸収性物品の第1端部領域を引っ張って、ペット用吸収性物品の長手方向に沿う側部と、ペットの胴回りとを密着させ、この状態で、ペット用吸収性物品の第1端部領域の内面に配置されたフック部材を第2端部領域の外面に配置された被係合部材に係合させる。これにより、ペット用吸収性物品がペットの胴回りに好適に巻きつけられた状態が保持される。
しかしながら、以上のように、ペット用吸収性物品の内面にフック部材を設けた場合には、使用前の包装時や梱包時等において、ペット用吸収性物品が長手方向に折り畳まれた状態で、フック部材がペット用吸収性物品の内面を構成する表面シート等の意図しない場所に係合してしまう場合があることを、発明者らは認識していた。このように、使用前に、フック部材が表面シート等に係合してしまうと、ペット用吸収性物品を使用する場合に、フック部材と表面シート等との係合を解除する必要がある。そして、フック部材と表面シート等との係合を解除するときに、ペット用吸収性物品の内面が損傷してしまう場合があった。
本発明のいくつかの実施形態によれば、ペット用吸収性物品は、ペットの胴回りに巻きつけられて装着される。該ペット用吸収性物品は、液透過性の不織布を有する表面シートと、液不透過性の裏面層と、前記表面シートと前記裏面層の間に配置される吸収体と、前記ペット用吸収性物品の長手方向において互いに対向する第1端部及び第2端部と、前記ペット用吸収性物品の幅方向において互いに対向する一対の側部と、前記第1端部の近傍の前記表面シート側に、前記ペット用吸収性物品の幅方向に沿って配置されるフック部材と、前記第2端部の近傍の前記裏面層側に設けられ前記フック部材に係合可能な第1被係合部と、前記ペット用吸収性物品の長手方向に延びて形成される一対の折線と、前記第1端部の近傍の前記表面シート側における前記一対の折線よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の外側にそれぞれ設けられ、前記一対の折線を起点として前記一対の側部を折り返した状態で、前記フック部材の少なくとも一部を覆って前記表面シートの前記フック部材に対する係合力よりも弱い係合力で該フック部材に係合可能な第2被係合部と、を備える。
本発明の第1実施形態に係るペット用吸収性物品を示す斜視図である。 第1実施形態のペット用吸収性物品を表面シート側から視た平面図である。 第1実施形態のペット用吸収性物品を裏面層側から視た平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 第1実施形態のペット用吸収性物品において一対の折線を起点として一対の側部を表面シート側に折り返した状態を表面シート側から視た平面図である。 図7のD−D線断面図である。 第1実施形態のペット用吸収性物品をペットに装着する過程を示す図であり、第2端部領域をペットの背中に位置させた状態を示す図である。 第1実施形態のペット用吸収性物品をペットの胴回りに装着した状態を示す図である。 第1実施形態に係るペット用吸収性物品の製造方法において形成された連続体を示す平面図である。 第1実施形態に係るペット用吸収性物品の製造方法において、折り曲げられた構成を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るペット用吸収性物品を表面シート側から視た平面図である。 本発明の第2実施形態に係るペット用吸収性物品を裏面層側から視た平面図である。 本発明の第3実施形態に係るペット用吸収性物品を表面シート側から視た平面図である。 本発明の第4実施形態に係るペット用吸収性物品を表面シート側から視た平面図である。 図14のE−E線断面図である。 本発明の第5実施形態に係るペット用吸収性物品を表面シート側から視た平面図である。
以下、本発明のペット用吸収性物品の好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、第1実施形態のペット用吸収性物品1について、図1〜図8を参照しながら説明する。
第1実施形態のペット用吸収性物品1は、図1〜図3に示すように、互いに対向する第1端部11及び第2端部12と、これら第1端部11及び第2端部12に直交し、ペット用吸収性物品1の幅方向WDにおいて対向する一対の側部17と、を有して矩形形状に構成される。ペット用吸収性物品1は、ペットの胴回り部に巻きつけて装着される。このペット用吸収性物品1は、尿道口が後足の付け根間よりも前方に位置するペット(例えば、ミニチュアダックスフンド等の胴長短足犬)に特に好適に用いられる。
また、ペット用吸収性物品1は、図1〜図6に示すように、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面層3(バックシート3)を構成する裏面シート31及び防水シート32と、吸収体4と、一対のサイドシート51,52と、第1弾性部材61及び第2弾性部材62と、フック部材としてのフックテープ7と、第1被係合部としてのループテープ21と、第2被係合部22と、一対の折線8と、を備える。
表面シート2は、矩形形状に構成される。この表面シート2は、主として、装着対象のペットの身体に当接する側の面を構成する。表面シート2としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスティックシートを用いることができる。本実施形態では、目付が10〜40g/mのエアスルー不織布が表面シート2として用いられる。
裏面シート31は、図4〜図6に示すように、表面シート2よりも幅広で、表面シート2と略等しい長さの矩形形状に構成される。裏面シート31は、ペットの体に接触しない側である、ペット用吸収性物品1の反身体側の面を構成する。
防水シート32は、裏面シート31よりも幅狭、かつ、表面シート2よりも幅広に構成され、裏面シート31における表面シート2側の面に配置される。
裏面シート31及び防水シート32としては、疎水性の不織布、不透水性のプラスティックフィルム、不織布と不透水性プラスティックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布等を用いることができる。
吸収体4は、図5に示すように、重ね合わせられた表面シート2及び裏面層3の間に介在配置される。吸収体4は、図2及び図3に示すように、表面シート2及び裏面シート31よりも幅が狭く、かつ、長さの短い矩形形状に構成される。吸収体4は、平面視において、表面シート2及び裏面シート31の幅方向の略中央部に配置されて延びる。吸収体4としては、フラッフ状パルプ及び高吸収ポリマーを、ティッシュ等のコアラップ材により被覆したものを用いることができる。
吸収体4に用いられるフラッフ状パルプとしては、例えば、化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維が挙げられる。高吸収ポリマーとしては、デンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状又は繊維状のポリマーが挙げられる。
一対のサイドシート51,52は、図2に示すように、細長い矩形形状に構成され、表面シート2の長手方向に沿う側部の身体側にそれぞれ配置される。一対のサイドシート51,52の長さは、表面シート2及び裏面シート31の長さと略等しく構成される。一対のサイドシート51,52の外側縁は、図4〜図6に示すように、裏面シート31の側縁の位置と一致している。一対のサイドシート51,52の外側縁側は、裏面シート31の側部に接合されている。
一対のサイドシート51,52の内側縁の一部は、図1及び図5に示すように、自由端となっている。より具体的には、一対のサイドシート51,52の内側縁は、図4及び図6に示すように、ペット用吸収性物品1の長手方向LDの一端側に位置する第1端部11近傍、及び他端側に位置する第2端部12近傍において、表面シート2に接合されている。そして、一対のサイドシート51,52の内側縁は、図1及び図5に示すように、一対のサイドシート51,52における長手方向LDの一端部及び他端部を除く部分において、自由端となっている。
サイドシート51,52としては、撥水性又は疎水性を有するシートが好ましく用いられ、具体的には、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、サーマルボンド不織布、メルトブローン不織布、SMS不織布、ニードルパンチ不織布、エアスルー不織布等の各種不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としてはポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。サイドシート51,52としては、目付が10〜25g/mのSMS不織布が用いられる。
第1実施形態では、サイドシート51,52は、フックテープ7に対する係合力が弱い不織布により構成される。より具体的には、サイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力は、表面シート2のフックテープ7に対する係合力よりも弱く構成されている。フックテープ7に対するサイドシート51,52の係合力は、好ましくは0.1N〜1.5Nであり、より好ましくは0.1N〜0.8Nであり、更に好ましくは0.3N〜0.6Nである。表面シート2に対する係合力は、0.6N〜3Nの範囲であり、好ましくは0.6N〜2Nの範囲である。
ここで、係合力は、以下の方法で求められる。
まず、フックテープを試験片として25mmx60mmでカットする。次に、フックテープの端部から10mmをチャックでつまむ。次に、フックテープを係合させる被着体であるサイドシート又は表面シートを、ステンレスパネルに両面テープで貼り付ける。フックテープを被着体に重ねた状態で、その上から700gの圧着ローラを300mm/minの速度で往復させ、圧着する。
上述のステンレス板をオートグラフ(島津製作所製)に取り付け、ステンレス板とフックテープとの剥離角度が135度となるようにフックテープの端部を引っ張って剥離する。このとき、係合が外れる瞬間の値を係合力(N)として測定し、これをフックテープの幅寸法(本測定では、25mm)で割って、係合強度とする(N/25mm(テープ幅))。フックテープの剥離は、チャックと試験片(フックテープ)との垂直方向の距離10mm、引っ張り速度300mm/min、雰囲気20度、65%RH下で行う。
上記で求めた試験片の係合強度に、実施形態におけるサイドシート51、52の幅をかけた値が、本実施形態における係合力である。
第1弾性部材61は、図1〜図3に示すように、一対のサイドシート51,52それぞれの内側縁近傍に配置される。より具体的には、第1弾性部材61は、図5に示すように、内側縁側で折り返されたサイドシートの間に挟まれると共に、ホットメルト接着剤により伸長状態でサイドシートに固定される。第1弾性部材61は、図2及び図3に示すように、伸長状態において、吸収体4の長手方向の長さよりも長い長さで一対のサイドシート51,52に配置される。
第2弾性部材62は、図1〜図3に示すように、ペット用吸収性物品1の長手方向LDに沿う一対の側部17それぞれに配置される。より具体的には、第2弾性部材62は、図5に示すように、一対のサイドシート51,52と裏面シート31との間に配置される。また、第2弾性部材62は、伸長状態で、ホットメルト接着剤により、サイドシート51,52及び裏面シート31に固定される。
第2弾性部材62は、伸長状態において、吸収体4の長手方向の長さよりも長い長さでペット用吸収性物品1の長手方向LDに沿う一対の側部それぞれに配置される。
第1弾性部材61及び第2弾性部材62としては、細長く、伸び縮みする材料であればよく、天然ゴムからなる糸状ゴム、平ゴム等や、ウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、PE等の熱可塑性エラストマーを用いることができる。更に具体的には、熱可塑性エラストマーとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体等を糸状に成形するか又はフィルムに成型し細幅にスリットしたものが挙げられる。
フックテープ7は、図1〜図3に示すように、第1端部11の内面(表面シート2側の面)に配置される。フックテープ7は、矩形形状に構成され、フックテープ7の長手方向がペット用吸収性物品1の幅方向WDに沿うように配置される。
フックテープ7は、図4に示すように、矩形形状の基部71と、この基部71の一方の面に設けられる複数のフック部72と、を備える。
フックテープ7は、ポリプロピレン等の合成樹脂材により基部71及び複数のフック部72が一体的に形成される。
フックテープ7のペット用吸収性物品1の幅方向WDに沿う方向(フックテープ7の長手方向)の長さW1は、図2に示すように、吸収体4の幅方向の長さW2と略等しく構成される。このフックテープ7の長手方向の長さW1は、ペット用吸収性物品1をペットに装着する場合の第1端部11と第2端部12との係合力を好適に得る観点から、ペット用吸収性物品1の幅方向WDの長さW3の30%〜80%であることが好ましく、45%〜70%であることがより好ましい。
ループテープ21は、図1〜図3に示すように、第2端部12の外面(バックシート側)に配置される。ループテープ21は、フックテープ7に係合可能な帯状に構成され、ループテープ21の長手方向がペット用吸収性物品1の幅方向WDに沿うように配置される。ループテープ21の長手方向(ペット用吸収性物品1の幅方向)の長さは、フックテープ7の長手方向の長さW1と略等しく構成される。ループテープ21の幅方向(ペット用吸収性物品1の長手方向)の長さは、フックテープ7の幅方向の長さよりも長く構成される。
ループテープ21は、図6に示すように、帯状の基部81と、この基部81の一方の面に設けられる複数のループ部82と、を備える。ループテープ21は、複数のループ部82が形成された面がペット用吸収性物品1の外面となるように、裏面層3に取り付けられる。
ループテープ21は、ポリエステル等の合成樹脂材により基部81及び複数のループ部82が一体的に形成される。ループテープ21のフックテープに対する係合力は、サイドシートの係合力と同様に求められ、0.6N〜3N、好ましくは0.6N〜2Nであることが好ましい。
一対の折線8は、図1〜図3、及び図7に示すように、ペット用吸収性物品1の長手方向LDに延びて形成される。一対の折線8は、表面シート2、一対のサイドシート51,52、裏面シート31及び防水シート32に対して、ペット用吸収性物品1の長手方向LDに延びる折り癖をつけることで形成され、一対の側部17を表面シート2側に折り返す起点となる。
一対の折線8間の長さW4は、図2に示すように、吸収体4の幅方向の長さW2と同じか、吸収体4の幅方向の長さW2よりも広く構成される。
また、一対の折線8は、フックテープ7よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に形成される。更に、一対の折線8は、一対のサイドシート51,52の内側縁よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に位置している。そして、一対の折線8は、一対の折線8を起点として一対の側部17を折り返した状態において、一対のサイドシート51,52の外側縁が一対のサイドシート51,52の内側縁よりもペット用吸収性物品の幅方向の内側に配置される位置に形成される(図7及び図8参照)。
第2被係合部22は、図2及び図3に示すように、少なくとも、第1端部11の近傍であって、表面シート2側における折線8よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に設けられる。
第2被係合部22のフックテープ7に対する係合力は、ループテープ21のフックテープ7に対する係合力よりも弱く構成される。また、この第2被係合部22のフックテープ7に対する係合力は、表面シート2のフックテープ7に対する係合力よりも弱く構成される。
第1実施形態では、第2被係合部22は、一対のサイドシート51,52の第1端部11の近傍の部分により構成される。
第1実施形態のペット用吸収性物品1は、使用前には、図7に示すように、一対の折線8を起点として一対の側部17が表面シート2側に折り返された状態で、更に、表面シート2側が内面となるように、長手方向LDに二つ折りに折り畳まれている。
そして、この状態では、図8に示すように、フックテープ7の幅方向WDの少なくとも両端部を含む一部分は、第2被係合部22によって覆われる。第2被係合部22によりフックテープ7が覆われる部分の面積は、好ましくは、フック部材の面積の50%〜100%である。
以上のペット用吸収性物品1は、第1弾性部材61がペット用吸収性物品1の長手方向LDに沿って伸長状態で一対のサイドシート51,52に固定されている。また、第2弾性部材62がペット用吸収性物品1の長手方向LDに沿って伸長状態でサイドシート51,52と裏面シート31との間に固定されている。
そのため、ペット用吸収性物品1は、自然状態(外力を付加しない状態)では、第1弾性部材61及び第2弾性部材62が収縮して、図1に示すように、表面シート2側が内面を構成するように第1端部11と第2端部12とが近づいた立体的な形状となる。これにより、ペット用吸収性物品1の長手方向LDに沿う一対の側部に、長手方向LDに伸縮可能な一対の胴回りギャザー部13が形成される(図1参照)。また、一対のサイドシート51,52における自由端側が立ち上がり、一対のサイドシート51,52の内面と表面シート2の外面との間に、それぞれ、ポケット部14,15が形成される(図5参照)。
次に、第1実施形態のペット用吸収性物品1をペットに取り付ける手順について、図9及び図10を参照しながら説明する。図9及び図10は、第1実施形態のペット用吸収性物品1をペットに装着する過程を示す図であり、図9は、第2端部12をペットの背中に位置させた状態を示す図であり、図10は、ペット用吸収性物品1をペットの胴回りに装着した状態を示す図である。
まず、図9に示すように、ペット用吸収性物品1の第2端部12をペットの背中に位置させて、この第2端部12の近傍を装着者の片方の手で押さえる。次いで、第2端部12の近傍を片方の手で押さえたまま、ペット用吸収性物品1の第1端部11を他方の手で持って、ペット用吸収性物品1をペットの腹側を覆うように巻きつける。
次いで、ペット用吸収性物品1の第1端部11を引っ張って、一対の胴回りギャザー部13をペットの胴回りと密着させる。
次いで、図10に示すように、ペット用吸収性物品1の第1端部11の内面(表面シート2側の面)に配置されたフックテープ7を第2端部12の外面(裏面シート31側の面)に配置されたループテープ21に係合させる。これにより、ペット用吸収性物品1がペットの胴回りに巻きつけられる。
次に、第1実施形態のペット用吸収性物品1の製造方法について、図11及び12を参照しながら説明する。図11及び図12は、ペット用吸収性物品1の製造方法におけるそれぞれの工程の平面図を示す。
まず、ペット用吸収性物品1の連続体100が形成される。より具体的には、帯状の表面シート200と帯状の裏面層300(図示せず)との間に、長手方向に所定間隔をあけて複数の吸収体4が配置される。
帯状の表面シート200の上において、吸収体4が内部に配置されていない位置に、フックテープ7が取り付けられる。
次に、帯状の表面シート200の一対の側部に帯状の第1サイドシート510及び帯状の第2サイドシート520が配置される。帯状の第1サイドシート510及び第2サイドシート520の内側部には、予め第1弾性部材61が伸張した状態で配置され、帯状の第1サイドシート510及び第2サイドシート520の内側部を内側に折り返し、接着剤により接着して固定されている。
図11に示すように、帯状の第1サイドシート510の外側部及び帯状の第2サイドシート520の外側部は、帯状の裏面層300の外側部及び帯状の表面シート200の外側部に接合される。このとき、帯状の表面シート200の幅方向外側において、帯状の第1サイドシート510の外側部と帯状の裏面層300との間、及び帯状の第2サイドシート520の外側部と帯状の裏面層300との間に、第2弾性部材62が配置された状態で接着される(図5参照)。
なお、帯状の裏面層300の裏側において、吸収体4を間に挟んでフックテープ7と対向する位置に、ループテープ21が接着される。
次に、図12に示すように、帯状の第1サイドシート510及び帯状の第2サイドシート520が幅方向に折り重ねられるように、ペット用吸収性物品の連続体100の一対の側部側が帯状の表面シート200側に折り返される。より具体的には、ペット用吸収性物品の連続体100における一対の側部17が、帯状の表面シート200側に折り返される。
ここで、帯状の第1サイドシート510及び帯状の第2サイドシート520のフックテープに重なる部分は、第2被係合部を構成している。帯状の第1サイドシート510及び帯状の第2サイドシート520は、折り返されることによりフックテープ7の一部を覆う。帯状の第1サイドシート510及び帯状の第2サイドシート520は、フックテープ7に対する係合力が弱いため、使用する際、サイドシート51、52をフックテープから容易に剥がすことができる。
図12に示すように、折り返されたペット用吸収性物品の連続体100は、長手方向に所定間隔をあけて幅方向に切断される。
切断されて形成されたペット用吸収性物品は、表面シート2が対向するように長手方向に二つ折りされる。そして、二つ折りされたペット用吸収性物品1は、複数枚が積層された状態で包装袋に収容される(図示せず)。
以上説明した第1実施形態のペット用吸収性物品1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)第1端部11の表面シート2側に、ペット用吸収性物品1の幅方向WDに延びる矩形形状のフックテープ7を配置し、ペット用吸収性物品1の長手方向LDに延びる一対の折線8を形成した。また、第1端部11の近傍で表面シート2側における折線8よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に第2被係合部22を配置し、フックテープ7に対する第2被係合部22の係合力を、フックテープ7に対する表面シート2の係合力よりも弱く構成した。これにより、一対の折線8を起点として一対の側部17を折り返したペット用吸収性物品1の使用前の状態において、フックテープ7の幅方向WDの少なくとも両端部を含む一部分を、フックテープ7に対して表面シート2よりも剥がしやすい第2被係合部22によって覆うことができる。よって、ペット用吸収性物品1を装着した場合の第1端部11と第2端部12との係合力を強くするために、ペット用吸収性物品1の幅方向WDに長いフックテープ7を配置しても、ペット用吸収性物品1を使用しない場合に、フックテープ7をペット用吸収性物品1の意図しない部分(表面シート2や裏面シート31)に係合しにくくできる。また、第2被係合部22のフックテープ7に対する係合力を弱く構成したので、フックテープ7と第2被係合部22との係合を解除した場合に第2被係合部22を損傷しにくい。
(2)ペット用吸収性物品1の長手方向LDに延びる側部17に沿って一対のサイドシート51,52を配置し、一対のサイドシート51,52の内側縁を一対の折線8よりも内側に位置するように構成した。これにより、第2被係合部22を一対のサイドシート51,52により構成できる。よって、ポケット部14,15を構成する一対のサイドシート51,52を利用して第2被係合部22を構成できるので、ペット用吸収性物品1を構成する部材の点数を増やすことなく、フックテープ7が意図しない部分(表面シート2や裏面シート31)に係合しにくいペット用吸収性物品1を製造できる。
(3)一対の折線8を起点として一対の側部17を折り返した状態で、一対のサイドシート51,52の外側縁を、一対のサイドシート51,52の内側縁よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの内側に位置するように構成した。これにより、第2被係合部22によりフックテープ7を覆うことのできる面積をより広くすることができる。
(4)フックテープ7の長手方向の長さW1を、ペット用吸収性物品1の幅方向WDの長さW3の30%〜80%(より好ましくは45%〜70%)とし、一対の折線8を起点として一対の側部17を折り返した状態でフックテープ7において第2被係合部22により覆われる部分の面積をフックテープ7の面積の50%〜100%となるように構成した。これにより、フックテープ7の面積の50%以上を第2被係合部22で覆うことができるので、フックテープ7の意図しない部分への係合をより低減できる。また、フックテープ7の意図しない部分への係合を低減できるので、フックテープ7を長く構成し、装着時の係合力を向上させられる。
(5)一対の折線8を、フックテープ7よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に形成した。これにより、剛性の大きいフックテープ7が配置されていない位置に折線8を形成できるので、一対の側部17の折り返しを容易に行える。
次に、本発明の第2実施形態に係るペット用吸収性物品1について、図13及び図14を参照しながら説明する。図13は、第2実施形態のペット用吸収性物品1を表面シート2側から視た平面図であり、図14は、第2実施形態のペット用吸収性物品1を裏面シート31側から視た平面図である。
尚、第2実施形態以降の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第2実施形態のペット用吸収性物品1は、主として、第1被係合部21Aが裏面シート31により構成されている点において、第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、裏面シート31は、フックテープ7(フック部72)が係合可能な不織布により構成される。裏面シート31として、目付が10g/m〜30g/mのスパンボンド不織布が用いられる。本実施形態では、裏面シートのフックテープに対する係合力は、サイドシートの係合力と同様に求められ、0.6N〜3N,好ましくは0.6N〜2Nの範囲にあることが好ましい。このように、裏面シート31としてフックテープ7に対する係合力がサイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力よりも強い不織布が用いられる。即ち、サイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力は、バックシート3のフックテープ7に対する係合力よりも弱く構成される。
第2実施形態のペット用吸収性物品1によれば、上述した(1)〜(5)の作用効果を奏する他、以下のような作用効果を奏する。
(6)第1被係合部21Aを裏面シート31により構成し、サイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力を、裏面シート31のフックテープ7に対する係合力よりも弱く構成した。これにより、ループテープ21を使用せずにフックテープ7を第1端部11に係合させられるので、ペット用吸収性物品1の製造に係る部材の点数を削減できる。また、第2被係合部22としてのサイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力を弱く構成したので、フックテープ7とサイドシート51,52との係合を解除した場合にサイドシート51,52を損傷しにくい。
次に、本発明の第3実施形態に係るペット用吸収性物品1について、図15を参照しながら説明する。図15は、第3実施形態のペット用吸収性物品1を表面シート側から視た平面図である。
第3実施形態のペット用吸収性物品1は、主として、一対の折線8が吸収体4にも形成されている点、及びサイドシート51,52の構成が異なる点で、第2実施形態と異なる。
第3実施形態では、図15に示すように、吸収体4は、第1端部11の端縁近傍まで延びて配置されている。そして、一対の折線8は、表面シート2、一対のサイドシート51,52、裏面シート31及び防水シート32だけでなく、吸収体4にも折り癖をつけることで形成されている。
第3実施形態では、フックテープ7のペット用吸収性物品1の幅方向WDに沿う方向の長さは、吸収体4の幅よりも短く構成されている。
第3実施形態では、一対のサイドシート51,52は、親水性不織布により構成される。また、一対のサイドシート51,52それぞれの内側縁には、第1弾性部材61は配置されていない。このように、一対のサイドシート51,52それぞれの内側縁に第1弾性部材61を配置しない場合、一対のサイドシート51,52における自由端側が立ち上がることがなくなり、一対のサイドシート51,52の各内面と表面シート2の外面との間には、ポケット部14,15が形成されない。
第3実施形態のペット用吸収性物品1によれば、上述した(1)〜(4)、(6)の作用効果を奏する。
次に、本発明の第4実施形態に係るペット用吸収性物品1について、図16及び図17を参照しながら説明する。図16は、第4実施形態のペット用吸収性物品1を表面シート側から視た平面図であり、図17は、図16のE−E線断面図である。
第4実施形態のペット用吸収性物品1は、主として、第2被係合部22がサイドシート51,52と別個独立に構成されている点で、第2実施形態と異なる。
第2被係合部22は、一対のサイドシート51,52とは別個独立に、ペット用吸収性物品1の幅方向WDに延びる矩形形状に形成される。また、第2被係合部22は、不織布により構成される。
第4実施形態のペット用吸収性物品1によれば、上述した(1)〜(6)の作用効果を奏する他、以下のような効果を奏する。
(7)第2被係合部22を、サイドシート51,52と別個独立に構成した。よって、サイドシート51,52のフックテープ7に対する係合力に依存することなく、サイドシート51,52を構成する不織布を選択できる。
次に、本発明の第5実施形態に係るペット用吸収性物品1について、図18を参照しながら説明する。図18は、第5実施形態のペット用吸収性物品1を表面シート側から視た平面図である。
第5実施形態のペット用吸収性物品1は、主として、フックテープ7の長手方向の長さW1が一対の折線8間の長さW4よりも長く構成されている点で、第2実施形態と異なる。
第5実施形態では、フックテープ7の長手方向の一端部及び他端部は、図18に示すように、一対の折線8よりもペット用吸収性物品1の幅方向WDの外側に位置する。また、フックテープ7は第1端部11の端縁にできる限り近づいて配置される。
第5実施形態のペット用吸収性物品1によれば、上述した(1)〜(4)、(6)の作用効果を奏する他、以下のような効果を奏する。
(8)フックテープ7の長手方向の長さW1を、一対の折線8間の長さW4よりも長く構成した。よって、ペット用吸収性物品1をペットに装着した際における第1端部11と第2端部12との係合力を強めることができる。
(9)フックテープ7を第1端部11の端縁にできる限り近づけて配置した。よって、ペット用吸収性物品1の装着時における有効長を長くできる。
以上、本発明の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述した各実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上述した各実施形態では、裏面層3を、裏面シート31及び防水シート32の2層により構成したが、これに限らない。即ち、裏面層を、裏面シート又は防水シートのみにより構成してもよい。
また、上述した各実施形態では、サイドシート51,52を不織布により構成したが、これに限らない。即ち、サイドシートをフィルムにより構成してもよい。
また、第4実施形態では、第2被係合部22を不織布により構成したが、これに限らない。即ち、第2被係合部をフィルムにより構成してもよい。
また、上述した各実施形態では、ペット用吸収性物品1を長手方向に二つ折りに折り畳んだ場合について説明したが、これに限らない。即ち、ペット用吸収性物品を長手方向に三つ折り以上に折り畳んでもよい。
上述した各実施形態では、様々な構成要素が矩形状又は実質的に矩形状のものとして記載されている。しかし、本発明はこれに限られない。即ち、楕円形、砂時計型等のさらなる実施形態が考えられる。
本出願は、日本出願2001−124761の利益を主張し、その開示の全体がここに参照として組み入れられる。
1 ペット用吸収性物品
2 表面シート
3 裏面層
4 吸収体
7 フックテープ(フック部材)
8 折線
11 第1端部
12 第2端部
17 側部
21,21A ループテープ(第1被係合部)
22 第2被係合部
51 サイドシート
52 サイドシート

Claims (11)

  1. ペットの胴回りに巻きつけられて装着されるペット用吸収性物品であって、該ペット用吸収性物品は、
    液透過性の不織布を有する表面シートと、
    液不透過性の裏面層と、
    前記表面シートと前記裏面層の間に配置される吸収体と、
    前記ペット用吸収性物品の長手方向において互いに対向する第1端部及び第2端部と、
    前記ペット用吸収性物品の幅方向において互いに対向する一対の側部と、
    前記第1端部の近傍の前記表面シート側に、前記ペット用吸収性物品の幅方向に沿って配置されるフック部材と、
    前記第2端部の近傍の前記裏面層側に設けられ前記フック部材に係合可能な第1被係合部と、
    前記ペット用吸収性物品の長手方向に延びて形成される一対の折線と、
    前記第1端部の近傍の前記表面シート側における前記一対の折線よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の外側にそれぞれ設けられ、前記一対の折線を起点として前記一対の側部を折り返した状態で、前記フック部材の少なくとも一部を覆って前記表面シートの前記フック部材に対する係合力よりも弱い係合力で該フック部材に係合可能な第2被係合部と、を備えるペット用吸収性物品。
  2. 前記一対の側部それぞれにおける前記表面シート側に配置されると共に、外側縁が前記表面シート又は前記裏面層に接合され内側縁の少なくとも一部が自由端となった一対のサイドシートを更に備え、
    前記一対のサイドシートの内側縁は、前記一対の折線よりも内側に位置する請求項1に記載のペット用吸収性物品。
  3. 前記一対の折線を起点として前記一対の側部を折り返した状態で、前記一対のサイドシートの外側縁は、前記一対のサイドシートの内側縁よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の内側に位置する請求項2に記載のペット用吸収性物品。
  4. 前記裏面層及び前記サイドシートは、前記フック部材に係合可能な不織布を含んで構成され、
    前記サイドシートの前記フック部材に対する係合力は、前記裏面層の前記フック部材に対する係合力よりも弱い請求項2又は3に記載のペット用吸収性物品。
  5. 前記一対の折線は、前記フック部材よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の外側に形成される請求項1〜4のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  6. 前記一対のフック部材の長手方向における対向する端部は、前記一対の折線よりも前記ペット用吸収性物品の幅方向の外側に位置する請求項1〜4のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  7. 前記フック部材の長手方向の長さは、前記ペット用吸収性物品の幅方向の長さの30%〜80%であり、
    前記一対の折線を起点として前記一対の側部を折り返した状態で、前記フック部材において前記第2被係合部により覆われる部分の面積は、前記フック部材の面積の50%〜100%である請求項1〜6のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  8. 前記フック部材の長手方向の長さは、前記ペット用吸収性物品の幅方向の長さの45%〜70%であり、
    前記一対の折線を起点として前記一対の側部を折り返した状態で、前記フック部材において前記第2被係合部により覆われる部分の面積は、前記フック部材の面積の50%〜100%である請求項1〜6のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  9. 前記第2被係合部は、前記一対のサイドシートの一部により構成される請求項2〜8のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  10. 前記第2被係合部は、前記サイドシートとは独立した素材により構成される請求項2〜8のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
  11. 前記一対の折線は、前記吸収体に形成されている請求項1〜10のいずれかに記載のペット用吸収性物品。
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