JP5913692B1 - ソファーカバー - Google Patents

ソファーカバー Download PDF

Info

Publication number
JP5913692B1
JP5913692B1 JP2015126162A JP2015126162A JP5913692B1 JP 5913692 B1 JP5913692 B1 JP 5913692B1 JP 2015126162 A JP2015126162 A JP 2015126162A JP 2015126162 A JP2015126162 A JP 2015126162A JP 5913692 B1 JP5913692 B1 JP 5913692B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sofa
stopper member
cover
cylindrical band
seat surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015126162A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017006442A (ja
Inventor
▲貴▼恒 王
▲貴▼恒 王
Original Assignee
海寧金永和家紡紹造有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 海寧金永和家紡紹造有限公司 filed Critical 海寧金永和家紡紹造有限公司
Priority to JP2015126162A priority Critical patent/JP5913692B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5913692B1 publication Critical patent/JP5913692B1/ja
Publication of JP2017006442A publication Critical patent/JP2017006442A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】ソファーカバーにストッパー部材を簡単かつ位置ずれを防止して装着できるソファーカバーを提供する。【解決手段】このソファーカバー10は、背もたれ部3と、座面部5と、座面部5の左右両側に配置された肘掛け部7とを備えるソファー1の外周を覆うもので、一部が伸縮性を有する生地で形成されたカバー本体20と、カバー本体裏側に取付けられたゴムを有する伸縮可能な筒状バンド30と、弾性材料で形成された棒状体からなり、筒状バンド30に挿入され、その両端開口から突き出して装着されるストッパー部材40とを備え、ストッパー部材40が、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間、及び/又は、座面部5と肘掛け部7との隙間に差し込まれるように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、背もたれ部と、座面部と、座面部の左右両側に配置された肘掛け部とを備えるソファーの外周を覆うソファーカバーに関する。
ソファーを汚れや傷み等から保護したり、ソファー自体の美的外観を使用者の好みに合わせて変えるために、ソファーにソファーカバーを被せることが行われている。ただ、長時間ソファーを使用していると、ソファーカバーがずれて動いてしまうことがあった。
これを解決するため、下記特許文献1には、棒状に形成されたずれ防止具を、ソファーに掛けたソファーカバーの上から、ソファーの背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、ソファーカバーのずれを防止する、ソファーカバーのずれ防止装置が開示されている。しかし、このずれ防止装置では、ソファーに着座した際やソファー使用中に、カバーが引っ張られると、ソファーの背もたれ部と腰掛け部との隙間から、ずれ防止具が飛び出てしまうことがあった。
これを防止するため、下記特許文献2には、ソファー座面部と肘掛け部との隙間に押し込まれる両側押込み部の裏面側に取付けられた第1連結帯と、ソファーの背もたれ部を覆う背面カバー部の、肘掛け部後方に位置する下縁部に取付けられた第2連結帯とを備えた、ソファーカバーが記載されている。更にソファーカバーの、両側押込み部や背面押込み部の裏面に、2本の紐体等からなる抜け止め部材保持部が取付けられており、該抜け止め部材保持部に、棒状の抜け止め部材が保持されて、この抜け止め部材を、ソファーの背もたれ部と腰掛け部との隙間に差し込むことで、ソファーカバーのずれ防止を図っている。
特開2001−29184号公報 特許第5398931号公報
しかし、上記特許文献2のソファーカバーでは、2本の紐体で、棒状の抜け止め部材を縛ることで、抜け止め部材保持部に、抜け止め部材が保持されるようになっているので、抜け止め部材の取付け作業が、煩雑で手間がかかるという不都合があった。また、紐体で抜け止め部材を縛ることで、抜け止め部材を保持しているため、ソファーカバーが引っ張られたり、長期に亘って使用したりした場合に、2本の紐体が弛んだり解けたりして、抜け止め部材が位置ずれしたり外れたりするおそれがあった。
したがって、本発明の目的は、ソファーカバーに対してストッパー部材を、簡単かつ位置ずれを防止してしっかりと装着することができる、ソファーカバーを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、背もたれ部と、座面部と、前記座面部の左右両側に配置された肘掛け部とを備えるソファーの外周を覆うソファーカバーであって、少なくとも一部が伸縮性を有する生地で形成されたカバー本体と、前記カバー本体の裏側に取付けられた、ゴムを有する伸縮可能な筒状バンドと、弾性材料で形成された棒状体からなり、前記筒状バンドに挿入され、その両端開口から突き出して装着されるストッパー部材とを備え、前記筒状バンドに装着された前記ストッパー部材が、前記ソファーの背もたれ部と前記座面部との隙間、及び/又は、前記座面部と前記肘掛け部との隙間に差し込まれるように構成されており、前記ストッパー部材は、発泡性樹脂からなる柱状芯材と、該柱状芯材の外周を覆う、該柱状芯材よりも密度の高い表皮材とからなり、前記表皮材の外周面に、所定間隔で多数の凸部及び/又は凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明のソファーカバーによれば、カバー本体の裏側に取付けられた筒状バンドが、ゴムを有する伸縮可能なものとされているので、筒状バンドの一端開口からストッパー部材を押し込んでいくと、筒状バンドを押し広げつつストッパー部材を挿入することができ、筒状バンドの両端開口からストッパー部材が突き出した状態で、筒状バンドにストッパー部材を簡単に装着することができる。また、ストッパー部材の外周が筒状バンドの内周に密接するので、筒状バンドに対してストッパー部材を位置ずれしないように、しっかりと装着させることができる。
そして、このストッパー部材を、ソファーの背もたれ部と座面部との隙間や、ソファーの座面部と肘掛け部との隙間に差し込むことで、ソファーカバーのずれを防止することができる。このとき、ソファーカバーが引っ張られると、筒状バンドが伸縮変形すると共に、筒状バンドの両端開口から突出したストッパー部材も弾性変形するので、ソファーカバーに作用する引っ張り力を、筒状バンド及びストッパー部材の変形によって吸収することができ、ストッパー部材を、ソファーの背もたれ部と座面部との隙間や、座面部と肘掛け部との隙間から引き抜かれにくくすることができる。
また、前記ストッパー部材は、発泡性樹脂からなる柱状芯材と、該柱状芯材の外周を覆う、該柱状芯材よりも密度の高い表皮材とからなり、前記表皮材の外周面に、所定間隔で多数の凸部及び/又は凹部が形成されているため、ストッパー部材の、表皮材の外周面に形成された多数の凸部や凹部が、筒状バンドの内周に当接するので、筒状バンドに対してストッパー部材を位置ずれしにくくすることができ、また、筒状バンドの両端から突出したストッパー部材の凸部や凹部が、ソファーの背もたれ部と座面部との隙間の内周や、座面部と肘掛け部との隙間の内周に当接するので、ソファーの各隙間からストッパー部材を、より引き抜かれにくくすることができる。更に、ストッパー部材は、発泡性樹脂からなる柱状芯材によって、その弾性を確保しつつ、柱状芯材の外周を覆う、柱状芯材よりも密度の高い表皮材に、凸部や凹部が形成されているので、筒状バンド内周やソファーの各隙間の内周に対する保持力を、より高めることができる。
本発明のソファーカバーにおいては、前記筒状バンドの軸方向に沿った長さが2〜5cmで、かつ、前記ストッパー部材の、前記筒状バンドの両端開口からの突出長さが1〜24cmであることが好ましい。
この態様によれば、筒状バンドの長さ、及び、ストッパー部材のバンド両端開口からの突出長さが、上記のように設定されているので、ストッパー部材が、ソファーの背もたれ部と座面部との隙間や、ソファーの座面部と肘掛け部との隙間に差し込まれた状態で、ソファーカバーが引っ張られた場合に、筒状バンドの伸縮変形と、バンド両端から突出したストッパー部材の弾性変形とが、バランスよく効果的になされて、ソファーカバーに作用する引っ張り力を、より効率的に吸収することができる。
本発明のソファーカバーにおいては、前記筒状バンドは、ゴムを有する伸縮可能な帯状体の両端部を、3層以上に折り返して重ね合わせ、該重ね合わせた部分が前記カバー本体の裏側に縫着されることにより、筒状バンドとされて、前記カバー本体に取付けられていることが好ましい。
この態様によれば、筒状バンドは、ゴムを有する伸縮可能な帯状体の両端部を、3層以上に折り返して重ね合わせ、重ね合わせた部分をカバー本体の裏側に縫着されることにより、筒状バンドとされて、カバー本体に取付けられているので、筒状バンドをソファーカバーの裏側に強固に取付けることができる。
本発明のソファーカバーによれば、カバー本体裏側に、ゴムを有する伸縮可能な筒状バンドが取付けられているので、筒状バンドを押し広げつつストッパー部材を挿入することができ、筒状バンドにストッパー部材を簡単に装着することができると共に、筒状バンドの内周にストッパー部材の外周が密接するので、筒状バンドにストッパー部材を位置ずれしないように、しっかりと装着させることができる。
本発明に係るソファーカバーの一実施形態を示す分解斜視図である。 同ソファーカバーを構成する筒状バンド及びストッパー部材を示す拡大斜視図である。 同ソファーカバーにおいて、筒状バンドにストッパー部材が装着された状態を示す拡大斜視図である。 同ソファーカバーにおける筒状バンド及びストッパー部材の断面図である。 同ソファーカバーをソファーに被せる際の、拡大斜視図である。 同ソファーカバーをソファーに被せた状態の、斜視図である。 同ソファーカバーが引っ張られた状態の、要部拡大斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るソファーカバーの一実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態におけるソファーカバー10は、背もたれ部3と、座面部5と、座面部5の左右両側に配置された肘掛け部7,7とを備えるソファー1の外周を覆うように装着させて用いられるものである。
そして、このソファーカバー10は、少なくとも一部が伸縮性を有する生地で形成されたカバー本体20を有している。
このカバー本体20は、ソファー1の背もたれ部3を覆う横長の背もたれカバー23と、該背もたれカバー23の下縁部に接続部Aを介して接続され、前記座面部5を覆う座面カバー25と、該座面カバー25の左右両側に接続部B,Bを介して接続され、前記肘掛け部7,7を覆う肘掛けカバー27,27とを有しており、ソファー1の底面を除く外周を覆う袋状に形成されている。
なお、カバー本体20の生地の材質は、特に限定はないが、例えば、ポリエステル繊維や、ポリウレタン繊維等の伸縮性を有する繊維で紡糸した、織生地や編み生地等を用いることができる。
また、カバー本体20の裏側には、ゴムを有する伸縮可能で、かつ、両端が開口した略円筒状の筒状バンド30が、複数取付けられている。
この実施形態においては、図1及び図6に示すように、カバー本体20の、背もたれカバー23と座面カバー25との接続部Aの裏側に、所定間隔をあけて複数の筒状バンド30(ここでは3個)が取付けられており、また、座面カバー25と各肘掛けカバー27,27との接続部B,Bの裏側にも、筒状バンド30が取付られている。
また、図2に示すように、この筒状バンド30は、帯状体31の両端部33,34を、3層以上に折り返して重ね合わせ、この重ね合わせた部分が、カバー本体20の裏側に縫着されることで構成されている。
この実施形態においては、図2及び図4に示すように、所定長さで伸びる帯状体31の一端部33を折り曲げて2層に重ね合わせると共に、帯状体31の他端部34を、前記2層部分の外周に沿って配置して4層に重ね合わせて、この重ね合わせた部分を、縫着糸37によって、カバー本体20の裏側に縫着することで、筒状バンド30が構成されている。なお、帯状体31の一端部33の折り曲げ部も、縫着糸38を介してカバー本体20の裏側に縫着されている。
また、図2に示すように、筒状に形成された帯状体31の最小内径D1は、後述するストッパー部材40の最大外径D2(図4参照)よりも小さくなるように形成されていることが好ましい。
更に図2に示すように、筒状バンド30の軸方向に沿った長さL1は、2〜5cmであることが好ましく、3〜4cmであることがより好ましい。
なお、筒状バンドとしては、ゴムを有する伸縮可能な構造で、両端が開口した筒状をなしていればよく、上記構造に限定されるものではない。また、筒状バンドの取付位置や取付個数、取付方法等についても、特に限定はされない。
更にこのソファーカバー10は、弾性材料で形成された棒状体からなり、筒状バンド30に挿入され、その両端開口から突き出して装着されるストッパー部材40を有している。
図2及び図3に示すように、この実施形態のストッパー部材40は、スポンジや発泡ポリウレタン等の発泡性樹脂からなる円柱状をなした柱状芯材41と、その外周を覆うと共に、前記柱状芯材41よりも密度の高い表皮材43とから構成されている。また、表皮材43の外周面には、所定間隔で多数の凸部45が突設されている。
なお、ストッパー部材の外周面に、凸部ではなく凹部を設けたり、或いは、凸部及び凹部の両方を設けてもよい。また、ストッパー部材としては、上記のような柱状芯材及び表皮材からなる2層構造としなくてもよく、1層構造や3層以上の多層構造としてもよい。なお、ストッパー部材が1層構造の場合には、その外周面に直接、凸部や凹部を設けることとなる。
そして、図3に示すように、前記筒状バンド30の両端開口からストッパー部材40が突き出した状態で、筒状バンド30にストッパー部材40が装着され、図5及び図6に示すように、このストッパー部材40が、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間、及び/又は、座面部5の左右両側部と肘掛け部7,7との隙間に差し込まれるように構成されている。
また、図2に示すように、ストッパー部材40の軸方向に沿った長さL2は、7〜50cmであることが好ましく、10〜20cmであることがより好ましい。更に図3に示すように、筒状バンド30の両端開口からの、ストッパー部材40の突出長さL3は、1〜24cmであることが好ましく、3〜8cmであることがより好ましい。
なお、前記筒状バンド30の長さL1とストッパー部材40の突出長さL3との関係としては、筒状バンド30の軸方向に沿った長さL1が2〜5cmで、かつ、筒状バンド30の両端開口からの、ストッパー部材40の突出長さL3が1〜24cmであることが好ましい。また、筒状バンド30の軸方向に沿った長さL1が3〜4cmで、かつ、筒状バンド30の両端開口からの、ストッパー部材40の突出長さL3が3〜8cmであることがより好ましい。
また、図4に示すストッパー部材40の最大外径D2(ここでは凸部45も含めた外径)は、筒状バンド30の帯状体31の最小内径D1よりも大きく形成されていることが好ましい。更にこの外径D2は、2〜4cmであることが好ましく、2.5〜3cmであることがより好ましい。
なお、この実施形態においては、1個の筒状バンド30に、1個のストッパー部材40を挿入して装着しているが、これに限定されるものではなく、複数の筒状バンド30に、長く伸びた1個のストッパー部材40を挿入して装着するようにしてもよい。ただし、この場合でも、筒状バンド30の両端開口から、ストッパー部材40が突き出るように装着される。
また、この実施形態におけるストッパー部材40は、柱状芯材41と表皮材43とからなる略円柱状をなしているが、例えば、三角形の柱状や、四角形の柱状、五角形の柱状、六角形の柱状等の、多角形の柱状をなしていてもよく、また、中心に貫通孔を設けた円筒状をなしていてもよく、特に限定はされない。更に、ストッパー部材を形成する弾性材料としては、例えば、発泡樹脂や、エラストマー、ゴム等も採用することができ、弾性を有していて、伸縮バンドと協働して引っ張り力を吸収可能なものであれば、特に限定されない。
次に、本発明に係るソファーカバー10の使用方法及び作用効果について説明する。
まず、筒状バンド30にストッパー部材40を装着させる。すなわち、図2に示すように、筒状バンド30の一端開口からストッパー部材40を押し込んでいくと、筒状バンド30を押し広げつつストッパー部材40が挿入されていき、筒状バンド30の両端開口からストッパー部材40が突出するまで押し込むと、図3及び図4に示すように、筒状バンド30の内周にストッパー部材40の外周が密接した状態で、筒状バンド30にストッパー部材40を装着することができる。これを繰り返して、各筒状バンド30の両端開口からストッパー部材40が突き出るように、筒状バンド30にストッパー部材40を装着する。
そして、このソファーカバー10においては、カバー本体20の裏側に取付けられた筒状バンド30が、ゴムを有する伸縮可能なものとされているので、筒状バンド30の一端開口からストッパー部材40を押し込むだけの簡単な作業で、筒状バンド30を押し広げつつストッパー部材40を挿入することができ、筒状バンド30にストッパー部材40を簡単に装着することができる。また、ストッパー部材40の外周が筒状バンド30の内周に密接するので(図4参照)、筒状バンド30に対してストッパー部材40を位置ずれしないように、しっかりと装着させることができる。なお、ストッパー部材40が多角形の柱状をなしている場合には、各角部が、筒状バンド30の内周に密接するので、筒状バンド30に対してストッパー部材40が位置ずれしにくいという利点が得られる。
続いて、図5に示すように、ソファー1の背もたれ部3や肘掛け部7に、ソファーカバー10の背もたれカバー23や肘掛けカバー27を被せた後、ストッパー部材40を、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間に差し込むと共に、座面部5と肘掛け部7との隙間にそれぞれ差し込みつつ、ソファー1の座面部5に、ソファーカバー10の座面カバー25を被せることで、図6に示すように、ソファー1の外周をソファーカバー10で覆うように装着することができる。
このように、各ストッパー部材40を、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間や、座面部5と肘掛け部7との隙間に差し込んだことにより、ソファーカバー10が引っ張られたとしても、ソファー1の各隙間に挿入されたストッパー部材40が、カバー引っ張り時に引っ掛かって、その位置に保持されるので、ソファーカバー10の位置ずれを抑制することができる。
そして、このソファーカバー10においては、筒状バンド30がゴムを有する伸縮可能であるのに加えて、ストッパー部材40も弾性材料で形成されているので、上記のようにソファーカバー10が引っ張られると、図7に示すように、筒状バンド30が伸縮変形すると共に、筒状バンド30の両端開口から突出したストッパー部材40も弾性変形するので、ソファーカバー10に作用する引っ張り力を、筒状バンド30及びストッパー部材40の変形によって吸収することができる。その結果、ストッパー部材40を、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間や、座面部5と肘掛け部7との隙間から引き抜かれにくくすることができるので、ソファーカバー10の位置ずれ防止をより確実に図ることができる。
なお、筒状バンド又はストッパー部材の一方が剛体だと、剛体に引っ張り力が集中的に作用するので、カバーからの引っ張り力がある一定値以上作用すると、ストッパー部材が、ソファーの背もたれ部と座面部との隙間や、座面部と肘掛け部との隙間から、飛び出てしまいやすくなる。
更に、筒状バンド30の軸方向に沿った長さL1が2〜5cmで、かつ、ストッパー部材40の、筒状バンド30の両端開口からの突出長さL3が1〜24cmとされている場合には、ストッパー部材40が、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間や、ソファー1の座面部5と肘掛け部7との隙間に差し込まれた状態で、図7に示すように、ソファーカバー10が引っ張られた場合に、筒状バンド30の伸縮変形と、バンド両端から突出したストッパー部材40の弾性変形とが、バランスよく効果的になされるので、ソファーカバー10に作用する引っ張り力を、より効率的に吸収することができる。
また、この実施形態においては、図3及び図4に示すように、ストッパー部材40は、その外周面に多数の凸部45や凹部が形成され、これらの凸部45等が、筒状バンド30の内周に当接するので、筒状バンド30に対してストッパー部材40を位置ずれしにくくすることができる。更に、筒状バンド30の両端から突出したストッパー部材40の凸部45等が、ソファー1の背もたれ部3と座面部5との隙間の内周や、座面部5と肘掛け部7との隙間の内周に当接するので、ソファー1の各隙間からストッパー部材40を、より引き抜かれにくくすることができる。
また、この実施形態においては、図3及び図4に示すように、ストッパー部材40は、発泡性樹脂からなる柱状芯材41と、その外周面に凸部45等を設けた表皮材43とから構成されている。そのため、ストッパー部材40を、発泡性樹脂からなる柱状芯材41によって、その弾性を確保しつつ、この柱状芯材41の外周を覆う、柱状芯材41よりも密度の高い表皮材43に、凸部45等を形成したことで、筒状バンド30の内周や、ソファー1の各隙間の内周に対する保持力を、より高めることができる。
更にこの実施形態においては、図2及び図4に示すように、筒状バンド30は、帯状体31の両端部33,34を、3層以上に折り返して重ね合わせ、この重ね合わせた部分が、カバー本体20の裏側に縫着されることで構成されているので、筒状バンド30をソファーカバー10の裏側に強固に取付けることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 ソファー
3 背もたれ部
5 座面部
7 肘掛け部
10 ソファーカバー
20 カバー本体
23 背もたれカバー
25 座面カバー
27 肘掛けカバー
30 筒状バンド
31 帯状体
33 一端部
34 他端部
37,38 縫着糸
40 ストッパー部材
41 柱状芯材
43 表皮材
45 凸部
A 接続部
B 接続部

Claims (3)

  1. 背もたれ部と、座面部と、前記座面部の左右両側に配置された肘掛け部とを備えるソファーの外周を覆うソファーカバーであって、
    少なくとも一部が伸縮性を有する生地で形成されたカバー本体と、
    前記カバー本体の裏側に取付けられた、ゴムを有する伸縮可能な筒状バンドと、
    弾性材料で形成された棒状体からなり、前記筒状バンドに挿入され、その両端開口から突き出して装着されるストッパー部材とを備え、
    前記筒状バンドに装着された前記ストッパー部材が、前記ソファーの背もたれ部と前記座面部との隙間、及び/又は、前記座面部と前記肘掛け部との隙間に差し込まれるように構成されており、
    前記ストッパー部材は、発泡性樹脂からなる柱状芯材と、該柱状芯材の外周を覆う、該柱状芯材よりも密度の高い表皮材とからなり、前記表皮材の外周面に、所定間隔で多数の凸部及び/又は凹部が形成されていることを特徴とするソファーカバー。
  2. 前記筒状バンドの軸方向に沿った長さが2〜5cmで、かつ、前記ストッパー部材の、前記筒状バンドの両端開口からの突出長さが1〜24cmである請求項1記載のソファーカバー。
  3. 前記筒状バンドは、ゴムを有する伸縮可能な帯状体の両端部を、3層以上に折り返して重ね合わせ、該重ね合わせた部分が前記カバー本体の裏側に縫着されることにより、筒状バンドとされて、前記カバー本体に取付けられている請求項1又は2記載のソファーカバー。
JP2015126162A 2015-06-24 2015-06-24 ソファーカバー Active JP5913692B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126162A JP5913692B1 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ソファーカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015126162A JP5913692B1 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ソファーカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5913692B1 true JP5913692B1 (ja) 2016-04-27
JP2017006442A JP2017006442A (ja) 2017-01-12

Family

ID=55808307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015126162A Active JP5913692B1 (ja) 2015-06-24 2015-06-24 ソファーカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5913692B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7044333B1 (ja) 2020-09-30 2022-03-30 株式会社荏原製作所 機械学習装置、摺動面診断装置、推論装置、機械学習方法、機械学習プログラム、摺動面診断方法、摺動面診断プログラム、推論方法、及び、推論プログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5398931B1 (ja) * 2013-07-05 2014-01-29 華納工貿株式会社 ソファーカバー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5398931B1 (ja) * 2013-07-05 2014-01-29 華納工貿株式会社 ソファーカバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7044333B1 (ja) 2020-09-30 2022-03-30 株式会社荏原製作所 機械学習装置、摺動面診断装置、推論装置、機械学習方法、機械学習プログラム、摺動面診断方法、摺動面診断プログラム、推論方法、及び、推論プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017006442A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016024895A1 (en) A headband cover for a headband of a headphone
US20020063455A1 (en) Chair covers
JP5398931B1 (ja) ソファーカバー
JP5927197B2 (ja) 丸められるサンバイザー
JP5913692B1 (ja) ソファーカバー
JP5887450B1 (ja) ソファーカバー
JP6067795B1 (ja) 携帯用多機能枕
JP5484873B2 (ja) 張地の角部あるいは端部の固定構造
JP2015221167A (ja) 抱き枕
JP6381348B2 (ja) サポーター
US20220167070A1 (en) Headphone cover and fastener therefor
JP2011030593A (ja) クッション、枕、及び、クッションカバー
JP3118052U (ja) 自転車用サドルカバー
JP2004298466A (ja) 乳付きクッション及びクッションカバー
JP2019000471A (ja) ソファーカバー
KR102634189B1 (ko) 지퍼 구조를 이용하여 장식물 탈착이 가능한 방석 쿠션 커버
JP5067108B2 (ja) 着脱式シートパッドとその製造方法、及び着脱式シートパッドの着脱構造
JP6135472B2 (ja) 乗物用シートカバー
JP2019000470A (ja) ソファーカバー
JP2011055943A (ja) 発泡成形部材及びその製造方法
JP3170130U (ja) 自転車用サドルカバー
JP6552083B2 (ja) 椅子用荷重支持部材および椅子
KR20180000719U (ko) 쿠션 겸용 매트리스 커버
KR101720082B1 (ko) 베개
EP3007591B1 (en) Inflatable bed edge protector

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250