JP3151008U - 円筒状の締め付け具 - Google Patents
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Abstract
Description
他方、スポーツや治療等においては、関節などに装着するサポータが用いられている。例えば、特許文献1には、伸縮性及び発汗性に優れた膝関節用サポータが開示されている。このサポータは、伸縮性や発汗性に優れた部材から成る本体に、膝にかかる衝撃を緩和する衝撃緩和材が内蔵された膝当て片が縫合により取り付けられている。また、筒状部の外周に巻き回される帯状巻き回し部を備えたものとしては、特許文献2がある。また、特許文献3には、膝を保温するとともに外部からの衝撃を和らげる膝用サポータが開示されている。このサポータは、パイル織りした生地を表側とし、汗等を吸収しやすいタオル地を裏側とし、重ね合わせて一体として本体が形成されている。
なお、円筒状の締め付け具を使用しないときは、筒状部から帯状巻き回し部が伸びきった状態になることがあり、例えば展示販売等の場合に型崩れ(形が不揃いで見栄えが悪い状態)が生じる問題も有していた。
この考案によれば、例えば手首に筒状部を通して、一回り大きな余裕の部分に取り付けられた位置決め用面ファスナを筒状部の外側表面の面ファスナに掛止させると、手や足等の大きさと筒状部との大きさの不一致が解消され、筒状部の内周径が手や足等の大きさに合わせられる。
この考案によれば、例えば手首に筒状部を通して、位置決め用面ファスナを折り返して筒状部の表面に掛止させると、筒状部の内周径が手や足等の大きさに合わせられる。この位置決め状態(仮固定状態)で、上記帯状巻き回し部を筒状部の外周に巻き回すと、筒状部を空回りさせることなく、手や足等にしっかりと上記帯状巻き回し部を巻き付けることができる。
ここで、前記筒状部の表面は、前記位置決め用面ファスナが掛止される面ファスナで構成されていることにより、位置決め用面ファスナとの掛止が確実なものとなり、また、前記帯状巻き回し部の裏面の筒状部の表面と接触する側は、筒状部の表面と掛止される面ファスナで構成されていることにより、掛止が確実になるとともに、前記帯状巻き回し部による締め付け力を強くすることができる。
なお、例えば展示販売等の場合に、従来は帯状巻き回し部が伸びきった状態になることがあったが、位置決め用面ファスナを筒状部の表面に掛止させることで、上記のような型崩れが防止でき、収納容器に入れる場合でも綺麗な折り畳み状態にして収納や展示をすることが可能になる。
本実施の形態の円筒状の締め付け具1は、筒状部2と帯状巻き回し部3とからなり、いずれも面ファスナで構成されている。すなわち、筒状部2と帯状巻き回し部3の表面は、面ファスナのループが並んだループ面(メス部)3aとして構成され、裏面3bは、面ファスナ機能のない単なる裏生地になっている。筒状部2は、手首よりも一回り大きな円筒状である。なお、スポーツ用のリストバンドとするときは、筒状部2の裏面2bをタオル生地やパイル生地にして、上記面ファスナと重ね合わせて構成しても良い。なお、面ファスナとしては、ループ面(メス部)とフック面(オス部)とが混在したような面ファスナを使用すると、同じ面ファスナで対向する面ファスナと掛止(止着)させることができる。
このような位置決め状態で、帯状巻き回し部3を筒状部2の外周に巻き回すと、筒状部2を空回りさせることなく、他方の手T2のみで、しっかりと上記帯状巻き回し部3を巻き付けることができる(図1)。
なお、位置決め用面ファスナ4が筒状部2の表面であって帯状巻き回し部3の基端側に縫合されるので、展示や容器への収納等の際に、帯状巻き回し部3が間延びしたような状態になることを防止することもできる。
本実施の形態の円筒状の締め付け具21は、図8と図9に示すように、足Sのサポータとして適用されるもので、筒状部22と帯状巻き回し部23と備え、いずれも面ファスナで構成されている。筒状部22は、その内周22aが下方側d1よりも上方側d2の方が大きくなるように形成され(d1<d2)、帯状巻き回し部23は、下方側23zよりも上方側23xの方が大きくなるように形成されている(23z<23x)。なお、上記筒状部22の内周や帯状巻き回し部23の長さは、伸縮性を有する素材を使用して、第1の実施の形態と同様に同じ内周や同じ長さでも良いが、ここでは足の脹脛という形状の特殊性から上記大きさに変更を加えている。
そして、位置決め用面ファスナ4が筒状部22の表面22aの幅方向に亘って幅方向の全域に及ぶように縫合されている。位置決め用面ファスナ4は、サポータ21の筒状部22の長手方向に沿うように一つ設けられているが、複数が間隔をおいて設けられているものでも良く、又、筒状部22の上方側と下方側とで、位置決め用面ファスナ4の幅が異なる、例えば、上方側の幅4d1が下方側の幅4d2よりも広く設けるようにしても良い。
ここで、帯状巻き回し部23の裏面23bは、面ファスナとされ、位置決め用面ファスナ4とも筒状部22の表面22aとも止着するようになっており、これによりサポータとしての強い締め付け力が得られるようになっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。なお、膝や肘の部分に使用するときは、筒状部22と帯状巻き回し部23の所定箇所に穴を形成して、膝や肘の部分が露出するようにしても良い。
このような位置決め状態(締め付け状態)が得られるので、片手だけでも、筒状部22を空回りさせることなく、足Sにしっかりと帯状巻き回し部23を巻き付けることができる。
2,22 筒状部
2a,22a 筒状部の表面
2b,22b 筒状部の裏面
2d 折り返し部
2y,22y 一回り大きな余裕部分
3,23 帯状巻き回し部
3a 帯状巻き回し部の表面
3b 帯状巻き回し部の裏面
3f 帯状巻き回し部の先端部(面ファスナ)
4 位置決め用面ファスナ
Claims (4)
- 手や足や頭部等の身体の所定箇所に通され身体の所定箇所よりも一回り大きな筒状部を備え、
筒状部の表面に位置決め用面ファスナが設けられ、この位置決め用面ファスナを有する部分を上記所定箇所よりも一回り大きな筒状部の余裕の部分を利用して折り返す折り返し部を設けて筒状部の表面に掛止させることを特徴とする円筒状の締め付け具。 - 手や足や頭部等の身体の所定箇所に通され身体の所定箇所よりも一回り大きな筒状部と、筒状部の所定箇所に取り付けられ筒状部の外周に巻き回される帯状巻き回し部とを備え、
前記帯状巻き回し部の基端側であって筒状部の表面に位置決め用面ファスナが取り付けられ、この位置決め用面ファスナを有する部分を上記所定箇所よりも一回り大きな余裕の部分を利用して折り返した折り返し部を設けて筒状部の表面に掛止させた後、上記帯状巻き回し部を筒状部の外周に巻き回すことを特徴とする請求項1記載の円筒状の締め付け具。 - 前記筒状部の表面は、前記位置決め用面ファスナが掛止される面ファスナで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の円筒状の締め付け具。
- 前記前記帯状巻き回し部の裏面の筒状部の表面と接触する側は、筒状部の表面と掛止される面ファスナで構成されていることを特徴とする請求項3記載の円筒状の締め付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009001779U JP3151008U (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 円筒状の締め付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009001779U JP3151008U (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 円筒状の締め付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3151008U true JP3151008U (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=54855440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009001779U Expired - Lifetime JP3151008U (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 円筒状の締め付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151008U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013165889A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Nakayamashiki Sangyo Kk | ふくらはぎ用サポータ |
JP2016036360A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | イイダ産業株式会社 | サポーター |
-
2009
- 2009-03-25 JP JP2009001779U patent/JP3151008U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013165889A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Nakayamashiki Sangyo Kk | ふくらはぎ用サポータ |
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