JP6379557B2 - スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 - Google Patents
スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6379557B2 JP6379557B2 JP2014059667A JP2014059667A JP6379557B2 JP 6379557 B2 JP6379557 B2 JP 6379557B2 JP 2014059667 A JP2014059667 A JP 2014059667A JP 2014059667 A JP2014059667 A JP 2014059667A JP 6379557 B2 JP6379557 B2 JP 6379557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- opening
- plate
- screen printing
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 title claims description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 46
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
また、特許文献2に開示されたスクリーン印刷方法では、スキージによって開口部内のはんだペーストにかかる圧力を安定させる目的で、2つのマスク部材を積層して下層のマスク部材の開口部よりも上層のマスク部材の開口部を大きくすることが開示されているだけである。また特許文献3に開示された発明は、フレームに所定のテンションを維持させた状態でマスクを支持固定するものである。つまり、特許文献2および3では、同一のマスク内において印刷するはんだ量をコントロールする点には関知していない。
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、プリント配線板上に転写するはんだペーストの量を調整でき、かつ、マスクの作製にかかる時間とコストを低減できるスクリーン印刷用マスクを提供することにある。
図1および図2を参照すると、枠状のフレーム1内に金属製のマスク3が支持されて固定されている。マスク3は、部品がはんだ付けされる電極(所謂、ランド)が配設されたプリント配線板6の一面に載置されて、ランド以外の面を被覆するものである(図6)。そのため、マスク3には一又は複数の開口部3a(貫通孔)がプリント配線基板6上のランドに対応して配設されている。但し、図1では開口部3aを4つに省略して示した。
図3の例では、プレート2の端面には幅3mmで凸部8が形成されており、フレーム1の側面には幅3mmの凹部9が3mmピッチで加工されている。プレート2の凸部8をフレーム1の側面の凹部9に嵌め込むことにより、マスク3上にプレート2を載置しつつ固定することができる。つまり、プレート2の凸部8が、フレーム1に対してプレート2を着脱可能に固定する固定部である。また、凸部8と凹部9の嵌合により、プレート2の開口部2aが対応するマスク3の開口部3aに対して位置決めされる。凹部9は貫通孔であってもよい。
一方、図4の例では、プレート2の端面には幅3mmで凹部11が形成されており、フレーム1の側面には幅3mmの凸部12が3mmピッチで加工されている。プレート2の凹部11をフレーム1の側面の凸部12に嵌め込むことにより、マスク3上にプレート2を載置しつつ固定することができる。つまり、プレート2の凹部11が、フレーム1に対してプレート2を着脱可能に固定する固定部である。また、凸部12と凹部11の嵌合により、プレート2の開口部2aが対応するマスク3の開口部3aに対して位置決めされる。凹部11は貫通孔であってもよい。
まず、図6に示すようにプリント配線板6上にマスク3を重ね合わせ、マスク3の開口部3aをプリント配線板6のランド6a上に配置する。さらに、プレート2に形成された開口部2aとマスク3の開口部3aが連続するように、マスク3上にプレート2を重ねて固定する。プレート2の固定は、図3,4に例示した凹部と凸部の嵌合により行われる。またプレート2は、はんだペースト5の印刷量を増量したい開口部3aに対して配置される。
続いて、プレート2が固定されたマスク3上にはんだペースト5を供給し、マスク3上のはんだペースト5をスキージ4によってしごく。スキージ4の先端は、プレート2およびマスク3の表面をなぞるように移動しながら、プレート2の開口部2aならびにマスク3の開口部3a内にはんだペースト5を充填する。このとき、プレート2が重ねられた一の開口部3aと、プレート2が重ねられていない他の開口部3aにそれぞれ、はんだペースト5が充填される。
その後、プレート2が固定されたマスク3をプリント配線板6から離すことにより、はんだペースト5をプリント配線板6上に転写する。このとき、プレート2が重ねられた開口部3aに対応するランド6aには、プレート2が重ねられていない開口部3aと比べて、はんだペースト5が多く転写される(図7参照)。
一方、プレート2の開口部2aの開口面積は対応するマスク3の開口部3aの開口面積よりも小さくてもよいが、小さ過ぎると、マスク3の開口部3a内にはんだペースト5を充填できなくなる虞がある。このため、プレート2の開口部2aの開口面積はマスク3の開口部3aの開口面積に対して最小で80%であることが好ましい。または、プレート2の開口部2aの開口体積(プレート2の開口部2aの開口面積×プレート2の厚さ)と、プレート2の開口部2aの開口面積×マスク3の厚さとの和が、マスク3の開口部3aの開口体積(マスク3の開口部3aの開口面積×マスク3の厚さ)以上を有することが好ましい。
加えて、プリント配線板6上の一箇所のランド6aに対して印刷されるはんだペースト5の量を変更したい場合は、一のプレート2を、当該プレートとは開口部2aの高さ寸法が異なる他のプレート2に交換することにより、はんだ印刷量の変更に対処することができる。これにより、マスク3を作り直さなくても、ランド材料やはんだ付け条件の変更に合わせて、速やかにはんだペースト5の印刷量を調整することが可能となる。
また、同一マスク内ではんだ印刷量を変える場合、図8に示した従来のマスクでは開口部をエッチング加工によって形成する必要が生じたが、本発明ではマスクの開口部を切削加工で形成することができる。したがって、マスクの製作にかかる時間とコストが、従来技術に比べて低減できる。
2 プレート
2a 開口部(貫通孔)
3 マスク
3a 開口部(貫通孔)
4 スキージ
5 はんだペースト
6 プリント配線板
6a ランド
7 面取り
8、12 凸部
9、11 凹部
Claims (9)
- スクリーン印刷用マスクの開口部の上に重ねて載置可能な、厚みの異なる複数のプレートを有し、該プレートは、前記マスクの開口部に対応して配設された開口部と、該開口部と該開口部に対応する前記マスクの開口部とが連通するように前記マスクのフレーム部に対して前記プレートを着脱可能に固定する固定部と、をそれぞれ有し、
プリント配線板上の異なるランドに印刷される前記はんだペーストの量が同一の前記マスク内で変わるように、該複数のプレートのうちのいくつかが、前記マスクのいくつかの開口部の上に重ねて固定された、スクリーン印刷用治具。 - 請求項1に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記プレートの開口部の開口面積は前記マスクの開口部の開口面積の80〜200%の範囲内であることを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - 請求項1または2に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記プレートは10μm〜300μmの範囲で一定の厚みを有することを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記固定部は凸部を有し、前記フレーム部に設けられた凹部又は貫通孔と嵌合することを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記固定部は凹部又は貫通孔を有し、前記フレーム部に設けられた凸部と嵌合することを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記プレートの端縁の角に面取りが施されていることを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のスクリーン印刷用治具において、
前記プレートの開口部は切削加工またはレーザ加工によって形成されていることを特徴とするスクリーン印刷用治具。 - プリント配線板のランドに対応して配設された開口部を有するスクリーン印刷用マスクと、前記マスクの開口部に対応して配設された開口部をそれぞれ有する、厚みの異なる複数のプレートと、を用意し、
前記プリント配線板上に前記マスクを重ね合わせて前記マスクの開口部を該プリント配線板のランド上に配置し、前記マスクの開口部と、該開口部に対応する前記プレートの開口部とが連通するように前記プレートを前記マスクの上に重ねて固定し、前記プレートが固定された前記マスクの上にはんだペーストを供給し、該はんだペーストをスキージによって前記マスクの開口部ならびに前記プレートの開口部に充填し、前記プレートが固定された前記マスクを前記プリント配線板から離し、
前記複数のプレートのうちのいくつかをそれぞれ前記マスクのいくつかの開口部の上に重ねて固定することにより、前記プリント配線板上の異なるランドに印刷される前記はんだペーストの量を同一の前記マスク内で変えることを含むスクリーン印刷方法。 - 請求項8に記載のスクリーン印刷方法において、
前記マスクの特定の開口部に対して前記複数のプレートを交換して使用することにより、前記プリント配線板上の特定のランドに印刷する前記はんだペーストの量を調整することを特徴とするスクリーン印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014059667A JP6379557B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014059667A JP6379557B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015182276A JP2015182276A (ja) | 2015-10-22 |
JP6379557B2 true JP6379557B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=54349400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014059667A Active JP6379557B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6379557B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199038A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-24 | Pioneer Electronic Corp | マスク装置 |
JP2007168127A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fujifilm Corp | スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法 |
JP2009101665A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Toyota Industries Corp | スクリーン印刷用マスク、スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 |
JP5423537B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-02-19 | 大日本印刷株式会社 | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 |
-
2014
- 2014-03-24 JP JP2014059667A patent/JP6379557B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015182276A (ja) | 2015-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6318638B2 (ja) | プリント配線板および情報処理装置 | |
EP2533617A1 (en) | Printed circuit board assembly chip package component and welding component | |
KR20150064224A (ko) | 기판 | |
JP6379557B2 (ja) | スクリーン印刷用治具およびスクリーン印刷方法 | |
JP2013080591A (ja) | 電気コネクタ | |
JP2005203616A (ja) | チップ部品実装構造及びチップ部品実装方法 | |
JP2005116943A (ja) | プリント配線基板、実装基板モジュール、プリント配線基板の製造方法、およびそれを用いた電気光学装置、電子機器 | |
JP2010182728A (ja) | フレキシブルプリント配線基板の製造方法 | |
JP2016025220A (ja) | 挿入部品の実装構造体及び回路基板及び電子回路装置の製造方法 | |
JP2009130147A (ja) | チップ状電子部品およびチップ状電子部品の実装方法 | |
JP2016178150A (ja) | プリント基板および実装方法 | |
JP2003031937A (ja) | 表面実装部品の半田付け用ランド構造 | |
TWI387420B (zh) | 切邊定位型銲接結構及防止引腳偏移的方法 | |
JP2008235453A (ja) | はんだ印刷用メタルマスクの開口部構造およびはんだ印刷方法 | |
JP6066476B2 (ja) | はんだペーストの塗布構造 | |
JP2016004986A (ja) | プリント配線基板の半田ランド | |
JP6091824B2 (ja) | 回路基板の表面実装構造、該表面実装構造を備えたプリント基板 | |
JP5924517B2 (ja) | プリント基板及びプリント基板の製造方法 | |
JP6260172B2 (ja) | 印刷装置及び印刷方法 | |
JP2005294632A (ja) | 表面実装素子の半田付け構造 | |
WO2015159567A1 (ja) | プリント配線基板およびプリント回路の製造方法 | |
JP5233803B2 (ja) | 両面同時リフロー半田付け方法 | |
WO2019176198A1 (ja) | 半田ペースト印刷方法、半田ペースト印刷用マスク、及び電子回路モジュールの製造方法 | |
JP3167667U (ja) | 立体印刷可能なメタルマスクの構造 | |
JP2006093187A (ja) | 実装基板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171017 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6379557 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |