JP6374344B2 - 搬送方法及び搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は搬送方法及び搬送システムに関する。
ワークの搬送方式として、パレット上にワークを載置して搬送する方式(例えば特許文献1〜3。パレット搬送と呼ぶ場合がある。)と、パレットを用いずにワークを直接搬送する方式(例えば特許文献4。ダイレクト搬送と呼ぶ場合がある。)が提案されている。
特開2011−126682号公報 特許第3187564号公報 特開2001−354203号公報 特開2012−166318号公報
ダイレクト搬送では、搬送中にワークの位置がずれやすい。したがって、搬送途中でワークの位置決めが要求される場合には位置決め装置が必要となる。一方、パレット搬送では、パレットに対してワークを位置決めすることで搬送中にワークの位置がずれ難い。しかし、パレットを搬送先から搬送元へ戻す機構、すなわちパレットリターンラインが別途必要となり、フットプリントが大きくなってしまう。加えて、ある程度まとまった数のパレットを、ワークサイズごとに用意する必要がある。
搬送元から処理ステーションまではワークの位置決め精度が要求され、処理ステーションから搬送先まではワークの位置決め精度が要求されない設備の場合、ダイレクト搬送を採用すると位置決め装置が必要とされる点で不利である。一方、パレット搬送を採用すると、パレットを搬送元へ戻す機構や多数のパレットを必要とする点で不利である。
本発明の目的は、位置決め装置やパレットを戻す機構を別途必要とせずに、処理ステーションでの位置決め精度を確保することにある。
本発明によれば、ワークの搬送方向の上流側から処理ステーションを経由して前記搬送方向の下流側へワークを搬送する搬送方法であって、前記ワークが載置されたパレットを、所定の搬送面上で前記搬送方向に移動し、前記処理ステーションへ搬送するパレット搬送工程と、前記処理ステーションに到達した前記パレット上の前記ワークを前記搬送面から持ち上げ、前記パレットから前記ワークを分離する分離工程と、前記ワークが持ち上げられて空となった前記パレットを、前記搬送面上で前記搬送方向の上流側に返送するパレットリターン工程と、前記分離工程で持ち上げられた前記ワークに、前記処理ステーションにおいて処理を施す処理工程と、処理後の前記ワークを、前記搬送面上に降下する降下工程と、前記搬送面上に降下された前記ワークを前記搬送方向に搬送するワーク搬送工程と、を備える、ことを特徴とする搬送方法が提供される。
また、本発明によれば、搬入されたワークに処理を施し、処理後のワークを搬出する処理ステーションを備えた搬送システムであって、前記処理ステーションに前記ワークを搬入する第1の搬送装置と、前記処理ステーションに設けられ、前記第1の搬送装置に対して前記ワークの搬送方向で下流側に連続して配置された第2の搬送装置と、前記第2の搬送装置に対して前記搬送方向で下流側に連続して配置され、前記処理ステーションから搬出される前記ワークを搬送する第3の搬送装置と、前記処理ステーションにおいて前記第2の搬送装置の下方に配置され、前記ワークを昇降する昇降装置と、前記処理ステーションに配置され、前記昇降装置によって上昇された前記ワークに処理を施す処理装置と、を備え、前記第1の搬送装置は、前記ワークが載置されたパレットを所定の搬送面上で前記搬送方向に移動し、前記処理ステーションへ搬送し、前記昇降装置は、前記処理ステーションに到達した前記パレット上の前記ワークを前記搬送面から上昇し、前記パレットから前記ワークを分離し、前記第1の搬送装置は、前記ワークが分離されて空となった前記パレットを前記搬送方向とは逆方向に返送し、前記処理装置は、前記パレットから分離された前記ワークに処理を施し、前記昇降装置は、処理後の前記ワークを前記搬送面上に降下し、前記第2の搬送装置は、前記搬送面上に降下された前記ワークを前記搬送方向に搬送し、前記第3の搬送装置は、前記第2の搬送装置により前記搬送方向に搬送された前記ワークを前記搬送方向に搬送する、ことを特徴とする搬送システムが提供される。
本発明によれば、位置決め装置やパレットを戻す機構を別途必要とせずに、処理ステーションでの位置決め精度を確保することができる。
本発明を適用した生産設備のレイアウト図。 本発明の一実施形態に係る搬送システムのレイアウト図。 (A)は図2のI-I線矢視図、(B)は図2のII-II線矢視図、(C)は図2のIII-III線矢視図。 (A)はパレットの平面図、(B)は突き上げ部の平面図、(C)は図2の搬送システムの各制御ユニットのブロック図。 (A)及び(B)は図2の搬送システムの動作説明図。 (A)及び(B)は図2の搬送システムの動作説明図。 (A)及び(B)は図2の搬送システムの動作説明図。 (A)及び(B)は図2の搬送システムの動作説明図。 (A)及び(B)は図2の搬送システムの動作説明図。 (A)及び(B)は別例の突き上げ部の説明図、(C)及び(D)は別例のコンベアの説明図。 ライトカーテンを設置した搬送システムのレイアウト図。 (A)〜(C)はライトカーテンの説明図。
<適用例>
図1は本発明を適用した生産設備Aのレイアウト図である。生産設備Aは、メインの搬送ラインを形成する搬送システム1と、サブの搬送ラインを形成する搬送システム2とを備える。搬送システム2は本発明の一実施形態に係る搬送システムである。なお、各図において矢印X、矢印Yは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは垂直方向(上下方向)を示す。
搬送システム1は、ワークW1〜W3が搭載されたパレット3を矢印D1方向に搬送する搬送装置11を備える。搬送装置11は、例えば、ローラコンベアやベルトコンベア等のコンベアである。矢印D1方向はY方向と平行である。
搬送装置11によるパレット3の搬送経路の途中には、処理ステーション10、12が設けられている。搬送装置11は処理ステーション10、12へのパレット3の搬入と搬出とを行う。処理ステーション10、12はパレット3に搭載されたワークW1に対して所定の処理を行う。
搬送システム2は、搬入されたワークW2に処理を施し、処理後のワークW2を搬出する処理ステーション20を備える。搬送システム2は、搬送システム1に並設されており、搬送システム1が搬送する一部のワーク(ワークW2)に対して処理ステーション20によって処理を行う。搬送システム1と、搬送システム2とによってワークW1、W2に対する並列処理が可能となる。
搬送システム2は、ワークW2を矢印D2方向に搬送する搬送装置21〜23を備える。矢印D2方向はY方向と平行である。したがって、搬送システム1と搬送システム2とでワークの搬送方向は平行である。しかし、平行でない構成も採用可能である。また、搬送システム1と搬送システム2とは、いずれも直線軌道上でワークを搬送するが曲線軌道上でワークを搬送する構成であってもよい。なお、以下の説明において、上流側、下流側という場合は搬送方向D1、D2を基準とする。
搬送システム2では、搬送元21aから処理ステーション20まではワークW2が搭載されたパレット4が搬送される。つまり、搬送元21aから処理ステーション20までの搬送はパレット搬送である。一方、処理ステーション20から搬送先23aまではパレット4を用いずにワークW2が搬送される。つまり、処理ステーション20から搬送先23aまでの搬送はダイレクト搬送である。
具体的な作業例について説明する。ワークW1は例えば車両用のミッションケースであり、ワークW2は例えばトルクコンバータケースである。ワークW3は例えばワークW1に組み付けられる部品群である。生産設備Aは、ワークW1とワークW2とを接着する作業を行う設備である。
ワークW1〜W3はパレット3により搬送されて来る。搬送システム2の搬送元21a近傍において、作業者Hはパレット3からワークW2を取り出し、パレット4へ移載する。パレット3は処理ステーション10に搬送され、ワークW1の接着面に対する粗面化処理(例えばプラズマ照射)が行われる。並行して、パレット4は処理ステーション20に搬送され、ワークW2の接着面に対し同様の粗面化処理が行われる。その後、パレット3は処理ステーション12に搬送され、ワークW1の接着面に対する接着剤の塗布処理が行われる。並行して、ワークW2は処理ステーション20から搬送先23aへ搬送される。
搬送システム2の搬送先23a近傍において、作業者Hは搬送装置23上からワークW2を取り出し、パレット3上における処理後のワークW1上に移載する。この移載時、ワークW2は裏返されてワークW1に重ね合わされ、ワークW1、W2が接着される。ここで、搬送システム1におけるパレット3上のワークW2を搬送システム2におけるパレット4上に移載する方法、及び搬送システム2における処理後のワークW2を搬送システム1におけるパレット3上に移載する方法としては、作業者Hによるマニュアル作業に限定するものではない。例えば、移載方法は、図示しない移載機(垂直多関節ロボットなど)による自動作業であってもよい。
ワークW1、W2に共通の処理(粗面化処理)を並列的に行うことで、作業効率を向上する(タクトタイムの短縮を図る)ことができる。
<搬送システムの構成>
搬送システム2の構成について、図2及び図3を参照して説明する。図2は搬送システム2のレイアウト図である。図3(A)は図2のI-I線矢視図、図3(B)は図2のII-II線矢視図、図3(C)は図2のIII-III線矢視図である。
既に概説したとおり、搬送システム2は、処理ステーション20と、搬送装置21〜23とを備える。本実施形態の場合、搬送装置21〜23はいずれも、複数のローラRを備えたローラコンベアである。しかし、ベルトコンベア等、他のコンベアでもよい。或いは、コンベア以外の搬送機構も採用可能である。各ローラRは搬送方向D2と直交する方向に延びており、その両端部が回転自在に支持されている。本実施形態では、全てのローラRを駆動ローラとして構成しているが、一部にフリーローラが含まれてもよい。
搬送装置21は、その一方端部が搬送元21aを構成しており、処理ステーション20にワークW2を搬送する。搬送装置21が備える各ローラRは駆動ユニット210により駆動される。駆動ユニット210は、駆動源(例えばモータ)と、各ローラRに駆動源の駆動力を伝達する伝達機構(例えばチェーン伝動機構、又は、歯車機構)とを備える。
搬送装置22は、処理ステーション20に設けられており、搬送装置21に対して下流側に連続して配置されている。搬送装置22は、複数のローラRと、複数対(図2では4対)のローラHRとを備える。ローラHRはローラRよりも短尺のローラである。各対のローラHRは、回転軸方向(X方向)に対向して配置されており、その間の隙間により後述する突き上げ部270が通過可能な開口部OPが形成されている。搬送装置22が備える各ローラR又はローラHRは駆動ユニット220又は221により駆動される。駆動ユニット220、221は、駆動源(例えばモータ)と、各ローラR又は各ローラHRに駆動源の駆動力を伝達する伝達機構(例えばチェーン伝動機構、又は、歯車機構)とを備える。
搬送装置21及び22は、それぞれ、パレット4の移動を案内するガイド部材26、26を備える。ガイド部材26、26は、搬送装置21及び22の搬送面における両側部に固定配置され、搬送方向(Y方向)に延設される部材である。ガイド部材26、26間の離間距離はパレット4のX方向の幅に合わせて設定されており、ガイド部材26、26にパレット4の両側端が規制されることでパレット4が直進搬送される。このガイド部材26、26によって、パレット4の姿勢が搬送途中で乱れることなく、パレット4が、ひいてはワークW2が位置決めされた状態で搬送される。
搬送装置23は、搬送装置22に対して下流側に連続して配置されている。搬送装置23は、その一方端部が搬送先23aを構成しており、処理ステーション20から搬出されるワークW2を搬送先23aまで搬送する。搬送装置23が備える各ローラRは駆動ユニット230〜232により駆動される。駆動ユニット230〜232は、駆動源(例えばモータ)と、各ローラRに駆動源の駆動力を伝達する伝達機構(例えばチェーン伝動機構、又は、歯車機構)とを備える。
駆動ユニット230は、上流側に位置するローラR群を駆動する。駆動ユニット231は中間部に位置するローラR群を駆動する。駆動ユニット232は下流側に位置するローラR群を駆動する。このように本実施形態では、搬送装置23が備える各ローラRを、搬送方向D2において3つのグループに分け、グループ毎に独立して駆動可能としている。しかし、全ローラRを単一の駆動ユニットで駆動する構成も採用可能である。
処理ステーション20には、昇降装置27と、処理装置200とが設けられている。昇降装置27は、搬送装置22の下方に配置され、ワークW2を昇降する。本実施形態の場合、昇降装置27は、突き上げ部270と、駆動機構271とを備える。
突き上げ部270は、開口部OPの真下に位置しており、開口部OP及びローラHR間の隙間を通ることで搬送装置22をZ方向に通過可能である。駆動機構271は突き上げ部270を昇降する機構である。駆動機構271は、ここではエアシリンダであり、そのロッド部271aの上端に突き上げ部270が固定されている。なお、駆動機構271としてはエアシリンダの他、電動シリンダやラック−ピニオン機構等も採用可能である。
処理装置200は、昇降装置27によって上昇されたワークW2に対して処理を施す装置である。本実施形態の場合、後述するように、昇降装置27にワークW2が支持された状態で処理装置200がワークW2に処理を施す構成である。しかし、処理装置200の構成としては、昇降装置27から処理装置200がワークW2を取り込むと共に処理を施し、処理後に処理装置200が搬送装置22にワークW2を受け渡す構成であってもよい。
処理装置200が行う処理としては、各種の処理を採用可能であるが、本実施形態の場合、上述した作業例に合わせて、プラズマ照射を想定している。処理装置200は、大気圧プラズマのジェットノズル201と、ジェットノズル201をX−Y平面上で任意の位置に移動する移動機構202とを備える。移動機構202は例えばガントリー式の移動機構である。大気圧プラズマをジェットノズル201からワークW2に噴射すると共に、移動機構202で噴射位置を移動させる。
次に、搬送システム2はセンサS1〜S5を備える。センサS1及びS2はパレット4を検知するセンサであり、センサS3〜S5はワークW2を検知するセンサである。いずれのセンサも、例えば、反射型の光センサ等を用いることができる。本実施形態の場合、センサS1〜S5の検知結果に基づいて搬送装置21〜23の駆動を停止することでパレット4又はワークW2の搬送を停止することができる。パレット4又はワークW2の搬送の停止は、これらと当接して機械的に搬送を停止させる停止装置を用いてもよい。停止装置は、パレット4又はワークW2の停止位置において搬送装置21〜23の下方に配置され、パレット4又はワークW2の搬送を停止する場合には、停止装置が搬送装置21〜23の搬送面上に突出してこれらと当接する。搬送停止を解除する場合は停止装置が搬送面下に退避される。
なお、パレット4又はワークW2を検知するセンサは、センサS1〜S5以外にも設置可能である。例えば、搬送装置21の下流側端部にパレット4を検知するセンサを設けてパレット4の通過を検知し、下流側の装置の制御を行うことができる。また、例えば、搬送装置22の下流側端部にワークW2を検知するセンサを設けてワークWの通過を検知し、下流側の装置の制御を行うことができる。
搬送システム2は、また、操作部24、25を備える。操作部24、25は、例えば、一又は複数のボタンスイッチから構成される。搬入元21aにおいて作業者は、パレット4に対するワークW2の移載を完了すると、操作部24に対して所定の操作を行う。これによりワークW2の搬入完了が判別可能となる。また、搬送先23aにおいて作業者は、ワークW1へのワークW2の移載を完了すると、操作部25に対して所定の操作を行う。これによりワークW2の搬出完了が判別可能となる。
次に、パレット4と突き上げ部270について図4(A)及び図4(B)を参照して説明する。図4(A)はパレット4の平面図、図4(B)は突き上げ部270の平面図である。
パレット4は、本体部40と複数の位置決め部41とを備える。本体部40は板状の部材である。本実施形態の場合、後述するように、突き上げ部270が本体部40上に突出することで、ワークW2をパレット4から突き上げ部270へ移載する動作を行う。このため、本体部40は突き上げ部270との干渉、及びロッド271aとの干渉、を避ける形状を有している。
具体的には、本体部40は、その中央部から一方端部(下流側端部)にかけて開口部43が形成されている。開口部43は中央開口部43aと、切欠き部43bとを含む。中央開口部43aは、図4(B)に示すように、突き上げ部270との干渉を避けるように形成されている。突き上げ部270は開口部43aを通過可能である。切欠き部43bは、開口部43aと連続して開口部43aから本体部40の下流側端部に渡って形成されている。ロッド271aが開口部43aを通過した状態で、パレット4を上流側へ移動する際、ロッド271aが切欠き部43bを通ることになり、本体部40とロッド271aとの干渉を回避できる。
位置決め部41は、本実施形態の場合、本体部40から上方へ突出したピン状をなしている。ワークW2に設けられた位置決め用の孔に位置決め部41を係合させることでパレット4に対するワークW2の位置決めがなされる。ワークW2は、位置決め部41との係合と、本体部40の一部の領域42に対する当接とによって、パレット4に載置され、かつ、位置決めされる。
突き上げ部270は、板状の本体部270aと、複数の支持ピン270bとを備える。本体部270aはロッド271aの上端に接続され、駆動機構271によって突き上げ部270が水平姿勢で昇降される。なお、本実施形態の場合、本体部270aは櫛歯型をなしている。本体部270aを櫛歯型とすることで、その軽量化を図ることができる。また、本体部270aを櫛歯型とすることで、ローラHRとの干渉を避けながら、本体部270aの幅をより長くすることができる。これによりワークW2をより安定して昇降できる。
支持ピン270bは、本体部270aに立設されており、ワークW2に当接してワークW2を支持する。例えば、支持ピン270bはワークW2に設けられた位置決め用の孔に係合する。これにより、突き上げ部270に対するワークW2の位置決めを行うことができる。ワークW2は、支持ピン270bとの係合と、本体部270aの一部の領域270cに対する当接とによって、突き上げ部270に載置され、かつ、位置決めされる。
<制御ユニット>
次に搬送システム2の制御系の構成について説明する。図4(C)は搬送システム2を制御する制御ユニット28のブロック図である。本実施形態の場合、制御ユニット28は、2つの制御回路28A及び28Bを備える。これらは一つの制御回路で構成することも勿論可能である。
制御回路28Aは主に搬送装置21〜23の制御を行い、制御回路28Bは主に昇降装置27と処理装置200の制御を行う。制御回路28A及び28Bは、それぞれ、CPU等の処理部281と、RAM、ROM等の記憶部282と、外部デバイスと処理部281とをインターフェースするインターフェース部283と、を含む。インターフェース部283には、制御回路28Aと制御回路28Bとの間の通信を行う通信インターフェースも含まれる。更に不図示のホストコンピュータとの通信を行う通信インターフェースを含むこともできる。ホストコンピュータは、例えば、生産設備Aが全体を制御するコンピュータである。
処理部281は記憶部282に記憶されたプログラムを実行し、各種のセンサ284、286の検出結果や、他方の制御回路(28A又は28B)の指示等に基づいて、各種のアクチュエータ285、287を制御する。
センサ284には、例えば、センサS1〜S5、操作部24、25が備える操作検知センサ等が含まれる。アクチュエータ285には、例えば、駆動ユニット210、220、221、230〜232の各駆動源が含まれる。
各種のセンサ286には、例えば、昇降装置27及び処理装置200が備える各センサが含まれ、アクチュエータ287には昇降装置27及び処理装置200が備える各駆動源が含まれる。
<制御例>
図5(A)〜図9(B)を参照して、制御ユニット28の制御例について説明する。図5(A)〜図9(B)は搬送システム2の動作例を模式的に示している。ここでは、ワークW2の搬入から搬出までの動作例を説明する。
図5(A)は搬送元21aにおいて作業者HがワークW2をパレット4に移載する段階を示している。パレット4は搬送元21aに位置しており、作業者HはワークW2を手作業でパレット4に載置する。このとき、ワークW2と位置決め部41とを係合させることでパレット4に対するワークW2の位置決めが行える。
作業者HはワークW2の移載が完了すると、操作部24(図2)に対して移載完了操作を行う。この操作の検知を契機としてパレット4の搬送が開始され(図5(B))、搬送装置21及び22の各ローラR及びHRが回転駆動される。各ローラR及びHRは、ワークW2が載置されたパレット4が搬送方向D2に搬送されるように回転する。この回転方向を順方向と呼び、反対方向の回転を逆方向の回転と呼ぶ。パレット4は、ガイド部材26(図2、図3(A))の案内により、位置決めされた状態で直進搬送されるので、ワークW2も位置決めされた状態で直進搬送される。
次に、ワークW2が載置されたパレット4がセンサS2により検知されると、パレット4を定位置まで搬送して搬送が停止される(図6(A))。このとき、パレット4と突き上げ部270との位置関係は、図4(B)に示したように、開口部43aの真下に突き上げ部270が位置する関係となる。
昇降装置27を駆動して突き上げ部270を上昇させる(図6(B))。突き上げ部270は開口部OPと、開口部43aとを通過して上昇し、ワークW2を突き上げる。これにより、搬送装置22上のパレット4に載置されたワークW2がパレット4から分離して上昇し、突き上げ部270に移載されることになる。
次に、処理装置200による処理と、空のパレット4の返送とを行う(図7(A)及び(B))。具体的には処理装置200は、大気圧プラズマをジェットノズル201からワークW2の接着面に噴射すると共に、その噴射位置が移動機構202(図3(B))により移動される。一方、搬送装置22と搬送装置21とは、ローラR及びHRを逆方向に回転して、空のパレット4(ワークW2が載置されていないパレット)を搬送方向D2とは逆方向D2’に搬送(返送)する。このように本実施形態では、搬送装置21及び22によりパレットリターンも行う。このとき、パレット4には切欠き部43bが形成されているので、昇降装置27のロッド271aとパレット4とが干渉することはない。
空のパレット4がセンサS1で検知されると、パレット4を定位置まで搬送した後、搬送装置22と搬送装置21とは搬送が停止される(図8(A))。センサS1でパレット4が検知される前にパレット4は搬送装置22から搬送装置21へ移るので、搬送装置22は先に搬送を停止してもよい。
処理装置200によるワークW2に対する処理が完了すると、昇降装置27を駆動して突き上げ部270を降下させる(図8(A))。突き上げ部270は開口部OPと、開口部43aとを通過して降下する。その通過の際に、ワークW2が搬送装置22上(ローラR、HRの搬送面上)に降下されて載置される。
次に、搬送装置22及び23の各ローラR及びHRが回転駆動される(図8(B))。各ローラR及びHRは順方向に回転され、ワークW2は搬送方向D2に搬送される。搬送元21aでは作業者Hが次のワークW2(後続ワークと呼び、先のワークを先行ワークと呼ぶ。)をパレット4に搭載する作業を行うことができる。
先行ワークW2がセンサS5により検知されると、先行ワークW2を搬送先23aの定位置まで搬送して搬送が停止される(図9(A))。作業者Hは、搬送装置23から先行ワークW2を取り出し、搬送システム1(図1)上のワークW1に対して先行ワークW2を接着する作業を行うことになる。作業者Hが操作部25(図2)に対して移載完了操作を行う。これにより一つのワークW2の搬送及び処理が完了することになる。上流側では後続ワークW2について同様の制御が行われ、生産作業が進行していくことになる。
なお、搬送システム1(図1)においては、ワークW1に対して処理ステーション10及び12で処理を行うため、搬送システム2におけるワークW2の搬送開始から搬送終了までの時間よりもワークW1の搬送開始から搬送終了までの時間の方が長くなる場合がある。そこで、搬送装置23上に複数のワークW2を待機させておくことができる。
既に述べたとおり、本実施形態の場合、搬送装置23が備える各ローラRを、搬送方向D2において3つのグループに分け、グループ毎に独立して駆動可能としている。このため、図9(B)に示すように、各グループに一つずつ、合計で3つのワークW2を待機させておくことができる。搬送装置23をワークW2のバッファとして利用することで、搬送システム1と搬送システム2との作業時間の差を埋めることが可能となる。
以上のとおり、本実施形態では、搬送元21aから処理ステーション20までは、パレット4によってワークW2を搬送するので、搬送途中でワークW2の位置ずれが生じ難い。よって、別途の位置決め装置が無くても、処理ステーション20でのワークW2の位置決め精度を確保することができる。一方、空のパレット4のパレットリターンは、搬送装置21及び22による逆送で行う。したがって、空のパレット4を戻す機構も別途必要としない。すなわち、パレット4をシャトル搬送させてワークW2を処理ステーション20に供給している。このため、パレット4自体は1枚あればよく、予備を含めてもパレット4は数枚あれば十分である。その結果、従来のパレット搬送のように、多数枚のパレットを準備する必要が無い。
また、パレット4に開口部43を形成したことで、処理ステーション20におけるパレット4から昇降装置27へのワークW2の移載を、簡易な構成で行うことができる。しかも、処理装置200によるワークW2に対する処理完了前に空のパレット4のパレットリターンを行えるので、生産効率を向上できる。
<他の実施形態>
<突き上げ部の別例>
上記実施形態では、短尺のローラHRを採用することで開口部OPを形成し、突き上げ部270の通過スペースを形成した。しかし、短尺のローラHRを採用せず、隣接するローラR間の隙間のみを利用した構成も採用可能である。図10(A)及び(B)はその一例を示す。図10(A)は搬送装置22周辺の平面図であり、図10(B)は図10(A)のIV-IV線矢視図である。
同図の例では、昇降装置27の突き上げ部270b’が長尺の支持ピンのみで構成され、本体部270aに代えて、駆動機構271が突き上げ部270b’を支持するベース部材271bを備える構成である。図10(B)の実線は突き上げ部270b’が搬送装置22の下方に位置した状態であり、二点鎖線は突き上げ部270b’がワークW2を突き上げて持ち上げる状態を示している。ベース部材271bは、終始、搬送装置22の下方に位置している。
搬送装置22のローラは、全長が同じローラRのみで構成され、短尺のローラHRは採用されない。突き上げ部270b’は、隣接するローラR間の隙間を通過してワークW2の昇降を行う。
このような構成により、全長が同じローラRのみで搬送装置を構成することが可能である。
<搬送装置の別例>
上記実施形態では、ローラRによりパレット4を搬送し、ガイド部材26でパレット4の直進移動を案内する構成としたが、パレット4の搬送と移動の案内とを、ガイド部材26の機能を兼ねたローラのみで行う構成も採用可能である。図10(C)及び図10(D)はその一例を示す。図10(C)は別例の搬送装置の平面図であり、図10(D)は図10(C)のV-V線矢視図である。
同図の例は、回転軸方向がZ方向の駆動ローラR’がY方向に沿って複数設けられたものであり、パレット搬送機構とパレットガイド機構を兼ねたものである。各駆動ローラR’は駆動ユニット212で回転駆動される。パレット4(図10(C)及び図10(D)において不図示。)はテーブル211上に載置される。テーブル211の表面は平滑面とされ、パレット4はテーブル211上を滑動自在である。
2列の駆動ローラR’の列の離間距離はパレット4のX方向の幅に合わせて設定されている。したがって、駆動ローラR’の回転によりパレット4が搬送され、かつ、その直進移動が案内されることになる。テーブル211の代わりに、ボールトランスファ(フリーベアリング)やフリーローラコンベアなどを用いてもよい。
<ライトカーテンの設置>
処理ステーション20の搬入口側(搬送方向上流側)にライトカーテンを設置して、予定していない物体が処理ステーション20に侵入することを検知するようにしてもよい。図11はその一例を示す。図11の例では、処理ステーション20の搬入口側(搬送元21a側の端部)にライトカーテン5が設置されている。なお、処理ステーション20の搬出口側(搬送方向下流側)にもライトカーテンを設けてもよい。
ライトカーテン(多光軸光電センサ)5は、本実施形態の場合、投光ユニット51と受光ユニット52とを備え、これらはX方向に離間して配置されている。
図12(A)はライトカーテン5の説明図であり、処理ステーション20を搬入口側から見た図である。投光ユニット51と受光ユニット52とはパレット4及びワークW2の搬送を妨げない位置において互いに対向して配置されており、投光ユニット51は搬送装置22のX方向の一方端部上方に、受光ユニット52は搬送装置22のX方向の他方端部上方にそれぞれ位置している。
投光ユニット51は、Z方向に配列された複数の発光素子を備え、各発光素子は、受光ユニット52に光を投光する。受光ユニット52は、Z方向に配列された複数の受光素子を備え、各受光素子は、投光ユニット51からの光を受光可能である。
投光ユニット51と受光ユニット52との間を異物が通過すると、投光ユニット51からの光の少なくとも一部が異物で遮断され、受光ユニット52が備える複数の受光素子のうちの少なくとも一部の受光素子で、受光量が低下または受光不能となる。これにより、異物の通過が検知され、例えばライン稼働が停止される。異物が作業者の手や指などであった場合、異物が処理ステーション20内に侵入したときに、即座にライン稼働が停止されるため、作業者の安全を図ることができる。
ここで、本実施形態の場合、処理ステーション20には、その搬入口にパレット4に搭載されたワークW2が搬入される一方、ワークW2に対する処理が終了すると空のパレット4が搬入口から搬送元21aへ返送される。パレット4にワークW2が搭載されているときの搬送面からの搬送高さは、空のパレット4の搬送高さよりも高くなる。そこで、ライトカーテン5の検知範囲を異ならせてもよい。
図12(B)及び図12(C)はその一例を示す。図12(B)はパレット4に搭載されたワークW2が搬入される場合の、ライトカーテン5のZ方向の検知範囲H1を示している。図12(C)は空のパレット4が返送される場合の、ライトカーテン5のZ方向の検知範囲H2を示している。検知範囲H1は、検知範囲H2よりも狭くされており、ワークW2が異物であると誤検知されることを防止している。検知範囲H2はワークW2の高さ分だけ検知範囲H1よりも広くされており、異物の検知精度を向上している。
すなわち、検知範囲H1、H2の差分がワークW2の高さとなるように、検知範囲H1、H2が調整される。
そして、ワーク搬入時、すなわちパレット4にワークW2が搭載されているときは、検知範囲H1に対応した発光素子、受光素子で検知し、ワークW2に対する処理が終了した後の空のパレット4の返送時は、検知範囲H2に対応した発光素子、受光素子で検知する。
これにより、ライン稼働を停止させることなく、ワークW2が搭載されたパレット4を処理ステーション20に搬入し、また、空のパレット4を返送することができる。
ライトカーテン5により異物が検知された場合、異物の検知を報知する、搬送装置21〜23を停止する、或いは、処理ステーション20を停止する、といった措置をとることができる。
なお、検知範囲H1、H2に合わせて、投光ユニット51及び受光ユニット52を上下に複数段、例えば、二段に設けてもよい。そして、検知範囲H1を採用する場合は上段の投光ユニット51及び受光ユニット52のみをONとし、検知範囲H2を採用する場合は上段及び下段の投光ユニット51及び受光ユニットをONとすることで、検知範囲を切り替えてもよい。
2 搬送システム、20 処理ステーション、21〜23 搬送装置、27 昇降装置、200 処理装置

Claims (10)

  1. ワークの搬送方向の上流側から処理ステーションを経由して前記搬送方向の下流側へワークを搬送する搬送方法であって、
    前記ワークが載置されたパレットを、所定の搬送面上で前記搬送方向に移動し、前記処理ステーションへ搬送するパレット搬送工程と、
    前記処理ステーションに到達した前記パレット上の前記ワークを前記搬送面から持ち上げ、前記パレットから前記ワークを分離する分離工程と、
    前記ワークが持ち上げられて空となった前記パレットを、前記搬送面上で前記搬送方向の上流側に返送するパレットリターン工程と、
    前記分離工程で持ち上げられた前記ワークに、前記処理ステーションにおいて処理を施す処理工程と、
    処理後の前記ワークを、前記搬送面上に降下する降下工程と、
    前記搬送面上に降下された前記ワークを前記搬送方向に搬送するワーク搬送工程と、
    を備える、
    ことを特徴とする搬送方法。
  2. 搬入されたワークに処理を施し、処理後のワークを搬出する処理ステーションを備えた搬送システムであって、
    前記処理ステーションに前記ワークを搬入する第1の搬送装置と、
    前記処理ステーションに設けられ、前記第1の搬送装置に対して前記ワークの搬送方向で下流側に連続して配置された第2の搬送装置と、
    前記第2の搬送装置に対して前記搬送方向で下流側に連続して配置され、前記処理ステーションから搬出される前記ワークを搬送する第3の搬送装置と、
    前記処理ステーションにおいて前記第2の搬送装置の下方に配置され、前記ワークを昇降する昇降装置と、
    前記処理ステーションに配置され、前記昇降装置によって上昇された前記ワークに処理を施す処理装置と、を備え、
    前記第1の搬送装置は、前記ワークが載置されたパレットを所定の搬送面上で前記搬送方向に移動し、前記処理ステーションへ搬送
    前記昇降装置は、前記処理ステーションに到達した前記パレット上の前記ワークを前記搬送面から上昇し、前記パレットから前記ワークを分離し、
    前記第1の搬送装置は、前記ワークが分離されてとなった前記パレット前記搬送方向とは逆方向返送
    前記処理装置は、前記パレットから分離された前記ワークに処理を施し、
    前記昇降装置は、処理後の前記ワークを前記搬送面上に降下し、
    前記第2の搬送装置は、前記搬送面上に降下された前記ワーク前記搬送方向搬送
    前記第3の搬送装置は、前記第2の搬送装置により前記搬送方向に搬送された前記ワークを前記搬送方向搬送する
    ことを特徴とする搬送システム。
  3. 請求項に記載の搬送システムであって、
    前記昇降装置は、
    前記第2の搬送装置を上下方向に通過可能であり、前記ワークが載置される突き上げ部と、
    前記突き上げ部を昇降する駆動機構と、を備える、
    ことを特徴とする搬送システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の搬送システムであって、
    前記第1〜第3の搬送装置は、それぞれ、ローラコンベアである、
    ことを特徴とする搬送システム。
  5. 請求項に記載の搬送システムであって、
    前記突き上げ部は、
    前記駆動機構に接続される本体部と、
    前記本体部に立設され、前記ワークに当接する複数の支持ピンと、を備える、
    ことを特徴とする搬送システム。
  6. 請求項に記載の搬送システムであって、
    前記パレットは、
    前記パレットの中央部に設けられ、前記突き上げ部が通過可能な開口部と、
    前記ワークを位置決めする位置決め部と、
    前記開口部から前記パレットの前記搬送方向の下流側端部に渡って形成された切欠き部と、を備える、
    ことを特徴とする搬送システム。
  7. 請求項6に記載の搬送システムであって、
    前記第2の搬送装置は、複数の駆動ローラを備えるローラコンベアであり、
    前記複数の駆動ローラは、回転軸方向に対向して配置される複数対の短尺ローラを備え、
    各対の短尺ローラ間の隙間により、前記突き上げ部が通過可能な開口部が形成される、
    ことを特徴とする搬送システム。
  8. 請求項〜7のいずれか1項に記載の搬送システムであって、
    前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、それぞれ、前記パレットの移動を案内するガイド部材を備える、
    ことを特徴とする搬送システム。
  9. 請求項に記載の搬送システムであって、
    前記第1の搬送装置及び前記第2の搬送装置は、それぞれ、前記パレットの移動を案内すると共に前記パレットを搬送する複数の駆動ローラを備える、
    ことを特徴とする搬送システム。
  10. 請求項〜9のいずれか1項に記載の搬送システムであって、
    前記処理ステーションに侵入する異物を検知するライトカーテンを更に備え、
    前記ワークが載置された前記パレットを前記処理ステーションに搬入するときと、空の前記パレットを前記処理ステーションから返送するときとで、前記ライトカーテンの検知範囲を異ならせる、
    ことを特徴とする搬送システム。
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