JP6373527B1 - 回転電機及びそれを用いたドア装置 - Google Patents

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Abstract

回転電機において、回転角度検出装置は、磁気発生体と、磁気発生体に対向している磁気式センサとを有している。回転軸の軸方向の端面には、円形の凹部が設けられている。磁気発生体は、凹部内に設けられている。磁気発生体は、回転軸の軸方向に磁化されている。磁気発生体の磁気式センサに対向する面には、複数の磁極が形成されている。磁気発生体の側面には、凹部の内周面に沿っている円弧面が設けられている。磁気発生体は、回転軸の周方向への磁気発生体の位置決めのための位置決め部を有している。

Description

この発明は、回転軸の回転角度を検出する回転角度検出装置を有している回転電機、及びその回転電機によりドアパネルを移動させるドア装置に関するものである。
従来の回転角度検出装置では、回転軸の端部にホルダが嵌め込まれている。ホルダ内には、円板状の永久磁石が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の回転角度検出装置では、回転軸の端面に永久磁石が固定されている。永久磁石の形状は、直方体である(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来の回転角度センサでは、回転軸の端部に、固定用治具を介して磁石が固定されている。磁石は、リング状部と板状部とを重ねて構成されている。リング状部は、固定用治具に固定されている。板状部は、磁気センサに対向する。また、長円形の平面形状を有する板状部も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
さらにまた、従来のモータでは、回転軸の端面に磁石が部分的に埋め込まれている(例えば、特許文献4参照)。
また、従来の容積流量計では、回転子軸の端面に発信磁石が埋め込まれている。発信磁石は、回転子軸と直交する方向に着磁されている。発信磁石の回転磁束は、発信磁石に対向する磁気センサにより検出される(例えば、特許文献5参照)。
特開2016−128772号公報 特許第4947321号公報 特許第5141780号公報 特開2003−324930号公報 実開平1−64027号公報
特許文献1〜3に示された従来の装置では、回転軸の端面から磁石の全体が突出しているため、装置全体の軸方向寸法が大きくなり、小型化の妨げとなっている。また、特許文献1〜3では、磁石が回転軸の径方向に磁化されているため、磁石を回転軸の端部に埋め込むと、発生磁界が小さくなってしまう。
さらに、特許文献2の磁石を回転軸の端部に埋め込む場合、回転軸の端面に矩形の凹部を設けようとすると、加工が難しく、また、円形の凹部を設けると、回転軸の周方向への磁石の位置決めが難しい。さらにまた、特許文献3では、磁石の径が回転軸の径よりも大きいため、磁石を回転軸に埋め込むことは困難である。
また、特許文献4の磁石も回転軸の径方向に磁化されているため、回転軸への磁石の埋め込み量を大きくすると、発生磁界が小さくなってしまう。さらに、特許文献5に示された容積流量計では、磁気センサは、回転子軸の軸心からずれた位置にあり、回転子軸の回転角度ではなく、回転数を検出するものであるため、凹部内での発信磁石の角度の調整は不要である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、軸方向寸法を縮小しつつ、回転軸の周方向への磁気発生体の位置決めを容易に行うことができる回転電機、及びそれを用いたドア装置を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ハウジング、ハウジングに設けられているステータ、ハウジングに回転可能に設けられている回転軸、回転軸に設けられているロータ、及び回転軸の軸方向の端部に設けられている磁気発生体と、磁気発生体に対向している磁気式センサとを有しており、回転軸の回転角度に応じた信号を発生する回転角度検出装置を備え、回転軸の軸方向の端面には、凹部が設けられており、磁気発生体は、凹部内に設けられており、回転軸の凹部の周囲は、磁性体により構成されており、磁気発生体は、回転軸の軸方向に磁化されており、磁気発生体の磁気式センサに対向する面には、複数の磁極が形成されており、凹部の正面形状は円形であり、磁気発生体の側面には、凹部の内周面に沿っている円弧面が設けられており、磁気発生体は、回転軸の周方向への磁気発生体の位置決めのための位置決め部を有している。
この発明の回転電機は、回転軸の端面に凹部が設けられており、磁気発生体が凹部内に設けられており、回転軸の凹部の周囲は磁性体により構成されており、磁気発生体は回転軸の軸方向に磁化されており、磁気発生体の磁気式センサに対向する面には、複数の磁極が形成されており、凹部の正面形状は円形であり、磁気発生体の側面には、凹部の内周面に沿っている円弧面が設けられており、磁気発生体は、回転軸の周方向への磁気発生体の位置決めのための位置決め部を有しているので、軸方向寸法を縮小しつつ、回転軸の周方向への磁気発生体の位置決めを容易に行うことができる。
この発明の実施の形態1による回転電機の断面図である。 図1の回転電機の一部を示す背面図である。 図1の回転軸の端面を示す正面図である。 図3の磁気発生体の第1の変形例を示す正面図である。 図3の磁気発生体の第2の変形例を示す正面図である。 図1の磁気発生体が発生する磁界を示す説明図である。 この発明の回転電機の適用例であるエレベータのかごの一部を示す正面図である。 図7のかごの一部を示す側面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による回転電機の断面図である。図において、ハウジング1は、フロントハウジング2及びリヤハウジング3を組み合わせて構成されている。フロントハウジング2には、円形のフロント開口2aが設けられている。リヤハウジング3には、円形のリヤ開口3aが設けられている。
フロント開口2aには、第1の軸受4が装着されている。リヤ開口3aには、第2の軸受5が装着されている。回転軸6は、第1及び第2の軸受4,5を介して、ハウジング1に回転可能に支持されている。
回転軸6には、ロータ7が設けられている。ロータ7は、回転軸6に固定されているロータ鉄心8と、ロータ鉄心8の外周部に埋め込まれている複数のロータ磁石9とを有している。ロータ7は、回転軸6と一体に回転する。
ハウジング1には、ステータ10が固定されている。ステータ10は、ハウジング1に固定されているステータ鉄心11と、ステータ鉄心11に設けられている複数のステータコイル12とを有している。ステータ10は、隙間を介してロータ7に対向している。
回転軸6は、軸方向のフロントハウジング2側の端部である第1の端部6aと、軸方向のリヤハウジング3側の端部である第2の端部6bとを有している。第1の端部6aは、第1の軸受4を貫通して、ハウジング1外へ突出している。第2の端部6bは、リヤ開口3a内で第2の軸受5に保持されている。
回転軸6の軸方向の第2の端部6b側の端面6cには、凹部6dが設けられている。凹部6dは、端面6cの中央に設けられている。凹部6dの正面形状は、円形である。回転軸6は、磁性体により構成されている。これにより、回転軸6の凹部6dの周囲は、磁性体により構成されている。
凹部6d内には、平板状の磁気発生体13が設けられている。磁気発生体13は、回転軸6と一体に回転する。この例では、磁気発生体13が端面6cから突出しないように、磁気発生体13の全体が凹部6d内に収容されている。
また、凹部6d及び磁気発生体13は、第2の軸受5の内側に配置されている。即ち、凹部6d及び磁気発生体13は、回転軸6の軸方向について第2の軸受5と同じ位置に配置されている。さらに、端面6cは、第2の軸受5のロータ7とは反対側の端面と面一である。
リヤハウジング3のフロントハウジング2とは反対側の面には、センサ基板14が固定されている。センサ基板14は、プリント基板である。また、センサ基板14は、例えば複数のボルトによりリヤハウジング3に固定されている。さらに、センサ基板14は、リヤ開口3aを塞いでいる。
センサ基板14には、磁気式センサ15が設けられている。磁気式センサ15は、隙間を介して磁気発生体13に対向している。磁気式センサ15としては、例えば磁気抵抗素子が用いられている。磁気抵抗素子としては、例えば、巨大磁気抵抗効果(GMR)素子、又はトンネル磁気抵抗効果(TMR)素子が用いられている。
磁気発生体13の磁気式センサ15に対向する面は、端面6cと面一、又は端面6cよりもセンサ基板14から離れている。
回転角度検出装置16は、磁気発生体13、センサ基板14及び磁気式センサ15を有している。また、回転角度検出装置16は、回転軸6の回転角度に応じた信号を発生する。回転電機がモータである場合、回転角度検出装置16で発生した信号は、モータの回転を制御する制御部(図示せず)に送られる。
回転軸6の軸方向のリヤ開口3aの長さ寸法Lは、回転軸6の軸方向の第2の軸受5の寸法よりも大きい。これにより、リヤ開口3a内の第2の軸受5とセンサ基板14との間には、空間17が形成されている。磁気式センサ15は、空間17内に配置されている。
リヤハウジング3のフロントハウジング2とは反対側の面には、カバー18が固定されている。カバー18は、磁性体、例えば鋼板により構成されている。また、カバー18は、回転軸6の径及びセンサ基板14よりも大きく、回転角度検出装置16を覆っている。さらに、カバー18は、例えば複数のボルトにより、回転軸6の径方向のセンサ基板14よりも外側で、リヤハウジング3に固定されている。
図2は図1の回転電機の一部を示す背面図であり、リヤハウジング3からカバー18を取り外してセンサ基板14を見た状態を示している。また、図1の上下方向の中央部は、図2のI−I線に沿った断面を示している。凹部6dの正面形状は、円形である。
図3は図1の回転軸6の端面6cを示す正面図である。磁気発生体13は、2つの永久磁石を一体化したものである。2つの永久磁石は、回転軸6の軸方向に互いに逆向きに磁化されている。即ち、一方の永久磁石のN極と他方の永久磁石のS極とが磁気式センサ15に対向している。
磁気発生体13の側面、即ち外周面は、凹部6dの内周面に沿っている一対の円弧面13aと、凹部6dの内周面から離れている位置決め部としての一対の平面部13bとから構成されている。平面部13bは、円弧面13aの周方向の端部間をそれぞれ直線的に接続している。
また、平面部13bは、互いに平行である。さらに、各平面部13bは、回転軸6の軸方向に沿って見ると、凹部6dの円周上の2点を結ぶ弦である。このように、図3の磁気発生体13は、円板の側面を平行に2面カットしたものである。
図4は図3の磁気発生体13の第1の変形例を示す正面図である。第1の変形例では、磁気発生体13の側面に、平面部13bが1箇所だけ設けられている。即ち、図4の磁気発生体13は、円板の側面を1面だけカットしたものである。磁気発生体13の側面の平面部13b以外の部分は、円弧面13aである。
図5は図3の磁気発生体13の第2の変形例を示す正面図である。第2の変形例では、磁気発生体13の側面に位置決め部としての一対の切欠部13cが設けられている。切欠部13cは、磁気発生体13を構成する2つの永久磁石の境界部に配置されている。
ロータ磁石9とステータコイル12との相対角度を検出するために、磁気発生体13は、ロータ磁石9に対してある角度に合わせる必要がある。即ち、磁気発生体13は、回転軸6の周方向に位置決めする必要がある。位置決め部である平面部13b又は切欠部13cは、磁気発生体13の周方向の位置決めのために使用される。
磁気発生体13は、接着剤により凹部6d内に固定されている。磁気発生体13を凹部6d内に挿入した後、接着剤が硬化する前に、治具又は作業者の指を平面部13b又は切欠部13cに引っ掛けて磁気発生体13を回転させ、磁気発生体13の周方向の位置決めが行われる。この後、接着剤を硬化させる。回転軸6の端面6cには、磁気発生体13の位置決めを行う際の目印が設けられている。
このような回転電機では、磁気発生体13が凹部6d内に設けられているため、磁気式センサ15を端面6cに近付けて配置することができ、全体の軸方向寸法を縮小することができる。
端面6cに凹部が設けられていない場合、磁気発生体13の厚さ分だけ磁気式センサ15が端面6cから離れるため、リヤハウジング3の厚さ寸法が大きくなる。これに対して、端面6cに凹部6dを設けて、磁気発生体13を凹部6d内に収容することにより、リヤハウジング3の厚さ寸法を縮小することができる。
また、回転軸6を磁性体により構成し、かつ、磁気発生体13を、ホルダに収容せずに、そのまま凹部6dに収容したので、コストを低減できるとともに、図6の破線矢印で示す磁気発生体13からの磁界を強めることができる。
ホルダに入れられた磁石材料を磁化する場合、ホルダの材料として、例えば樹脂又は真鍮が用いられる。このような非磁性体からなるホルダを介して磁気発生体13を凹部6dに入れた場合、ホルダを介在させない場合に比べて、磁気発生体13からの磁界が弱くなる。
実施の形態1では、凹部6dの正面形状を円形とし、磁気発生体13の側面に、円弧面13aと、位置決め部である平面部13b又は切欠部13cとを設けたので、磁気発生体13の周方向の位置決めを容易に、かつ、より正確に行うことができる。
このように、実施の形態1の回転電機では、軸方向寸法を縮小しつつ、回転軸6の周方向への磁気発生体13の位置決めを容易に行うことができる。
また、凹部6dの周囲が磁性体で構成されているので、ノイズ磁界に対する磁界シールドを構成できる。
さらに、ホルダを省略することにより、回転軸6の肉厚( 内外径差)を増加でき、軸強度を向上、又は第2の軸受5の小型化を図ることができる。
さらにまた、位置決め部として平面部13b又は切欠部13cを用いたので、簡単な加工で磁界の角度を特定することができる。磁気発生体13として、例えば、磁石粉と樹脂とを混合して射出成形したボンド磁石(プラスチック磁石ともいう)を用いる場合、形状が多少複雑になっても、成形金型により磁気発生体13を容易に製造することができる。
また、回転角度検出装置16をカバー18により覆ったので、ノイズとなる磁界が回転電機の外部から印可されても角度検出性能の悪化を防ぐことができる。
なお、位置決め部は、平面及び切欠部に限定されないが、磁気発生体の磁界の角度を特定できる形状とするのが好適である。円弧面の周方向の長さ寸法は、位置決め部の周方向の長さ寸法よりも大きくするのが好適である。
また、位置決め部として、磁気発生体の磁気式センサに対向する面に目印を付し、目視又は画像センサで位置決めを行ってもよい。
さらに、位置決め部の数は、3つ以上であってもよい。
さらにまた、上記の例では、磁気発生体13の磁気式センサ15に対向する面に2つの磁極が形成されているが、磁気式センサに対向する磁気発生体の磁極の数はこれに限定されるものではなく、例えば4つでもよい。
また、実施の形態1では、磁気発生体13の全体を凹部6d内に収容したが、磁気式センサ15の端部を端面6cから突出させてもよく、磁気発生体13の少なくとも一部が凹部6d内に収容されていれば、その分だけ回転電機の軸方向寸法を縮小することができる。
さらに、上記の例では、回転軸6全体を磁性体で構成したが、例えば、凹部6dの周囲を磁性体で構成し、他の部分を非磁性体で構成してもよい。
さらにまた、磁気式センサ15は、磁気抵抗素子に限定されるものではなく、例えば、ホール素子、ホールIC、又は磁気エンコーダであってもよい。
ここで、図7はこの発明の回転電機の適用例であるエレベータのかごの一部を示す正面図、図8は図7のかごの一部を示す側面図である。かご21の乗場側の面である前面には、かご出入口21aが設けられている。かご出入口21aは、第1及び第2のかごドア22a,22bにより開閉される。第1及び第2のかごドア22a,22bは、ドアパネル23と、ドアパネル23の上部に固定されているドアハンガ24とをそれぞれ有している。各ドアハンガ24には、複数のハンガローラ25が設けられている。
かご21の前面の上部には、桁27が固定されている。桁27には、ハンガレール28が設けられている。第1及び第2のかごドア22a,22bは、ハンガレール28から吊り下げられており、かご出入口21aの開閉時にハンガレール28に沿って移動する。また、ハンガローラ25は、第1及び第2のかごドア22a,22bの開閉動作時にハンガレール28上を転がりながら移動する。
かご出入口21aの幅方向の桁27の一端部には、回転電機であるドアモータ29が固定されている。ドアモータ29としては、上記の実施の形態1の回転電機を用いることができる。ドアモータ29の回転軸6の第1の端部6aには、第1のプーリ30が固定されている。
かご出入口21aの幅方向の桁27の他端部には、第2のプーリ31が回転可能に設けられている。第1のプーリ30と第2のプーリ31には、無端状のベルト32が巻かれている。
第1のかごドア22aは、第1の接続部材33aを介してベルト32の上側部分に接続されている。第2のかごドア22bは、第2の接続部材33bを介してベルト32の下側部分に接続されている。ドアモータ29により第1のプーリ30を回転させることにより、第1及び第2のかごドア22a,22bがハンガレール28に沿って開閉動作する。
ドアモータ29は、かご21の前面の前方に配置されている。かご21の天井21bは、ドアモータ29よりも上方に位置している。言い換えると、ドアモータ29は、天井21bよりも低い位置に配置されている。
また、ドアモータ29は、その回転角度検出装置16が配置されている側の端部が桁27に対向している。桁27は、磁性体により構成されている。これにより、桁27のドアモータ29に対向する部分も、磁性体により構成されている。この例では、ドアモータ29が桁27に近接して配置されており、カバー18が省略されている。
このようなエレベータのかご21では、上記の実施の形態で示したような薄型の回転電機をドアモータ29として使用しているため、ドア装置の大きさを変更することなく、天井21bを高くし、かご21の意匠性を向上させることができる。
ドアモータ29の軸方向寸法が大きい場合、ドアモータ29をかご21の前方に配置することができず、天井21bの上に配置する必要が生じる。この場合、ドアモータ29の出力を天井21b上から第1のプーリ30まで伝達する機構が必要となり、ドア装置が大型化する。
また、カバー18を省略することにより、ドアモータ29の軸方向寸法をさらに縮小することができる。そして、桁27のドアモータ29に対向する部分を磁性体で構成することにより、カバー18を省略しても、外部からのノイズとなる磁界に対して角度検出性能の悪化を防ぐことができる。
なお、上記の例では、桁27全体を磁性体で構成したが、例えば、ドアモータに対向する部分を磁性体で構成し、他の部分を非磁性体で構成してもよい。
また、上記の例では、この発明のドア装置をエレベータのかごドア装置に適用したが、この発明は、他のドア装置にも適用できる。
さらに、この発明の回転電機は、エレベータのドアモータ29以外の電動機、発電機、及び発電電動機にも適用できる。
1 ハウジング、5 第2の軸受、6 回転軸、6b 第2の端部、6c 端面、6d 凹部、7 ロータ、10 ステータ、13 磁気発生体、13a 円弧面、13b 平面部(位置決め部)、13c 切欠部(位置決め部)、15 磁気式センサ、16 回転角度検出装置、18 カバー、21a かご出入口、23 ドアパネル、27 桁、29 ドアモータ(回転電機)。

Claims (8)

  1. ハウジング、
    前記ハウジングに設けられているステータ、
    前記ハウジングに回転可能に設けられている回転軸、
    前記回転軸に設けられているロータ、及び
    前記回転軸の軸方向の端部に設けられている磁気発生体と、前記磁気発生体に対向している磁気式センサとを有しており、前記回転軸の回転角度に応じた信号を発生する回転角度検出装置
    を備え、
    前記回転軸の軸方向の端面には、凹部が設けられており、
    前記磁気発生体は、前記凹部内に設けられており、
    前記回転軸の前記凹部の周囲は、磁性体により構成されており、
    前記磁気発生体は、前記回転軸の軸方向に磁化されており、
    前記磁気発生体の前記磁気式センサに対向する面には、複数の磁極が形成されており、
    前記凹部の正面形状は円形であり、
    前記磁気発生体の側面には、前記凹部の内周面に沿っている円弧面が設けられており、
    前記磁気発生体は、前記回転軸の周方向への前記磁気発生体の位置決めのための位置決め部を有しており、
    前記円弧面と前記位置決め部とは、前記磁気発生体の側面に連続して形成されている回転電機。
  2. 前記位置決め部は、前記磁気発生体の側面に設けられ、前記円弧面の周方向の端部間を直線的に接続する平面部である請求項1記載の回転電機。
  3. 前記位置決め部は、前記磁気発生体の側面に設けられている切欠部である請求項1記載の回転電機。
  4. 前記磁気発生体の全体が前記凹部に収容されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記ハウジングと前記回転軸との間に設けられている軸受
    をさらに備え、
    前記凹部及び前記磁気発生体は、前記軸受の内側に配置されている請求項1から請求項4までのいずれか1項記載の回転電機。
  6. 前記ハウジングには、前記回転軸の径よりも大きく、前記磁気発生体及び前記磁気式センサを覆う磁性体製のカバーが設けられている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 出入口を開閉するドアパネル、
    前記ドアパネルの上方に配置されている桁、及び
    前記桁に設けられており、前記ドアパネルを移動させるドアモータである請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の回転電機
    を備えているドア装置。
  8. 前記ドアモータの前記回転角度検出装置が配置されている側の端部が前記桁に対向しており、
    前記桁の前記ドアモータに対向する部分は、磁性体により構成されている請求項7記載のドア装置。
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