JP6370919B2 - 光学機器を検証するための検証ツールおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器、特に、タイヤ成形産業において使用される光学機器を検証するための検証ツールおよび方法に関する。
タイヤ成形産業において、図1Aおよび図1Bに示すように、ゴム構成要素がドラムの周囲に巻かれて、生タイヤが形成される。各ゴム構成要素は、最初にドラムに付着される前端LEと、ドラムが1回完全に回転した後に前端に重ね継ぎされる後端TEとを有し、後端TEと前端LEとの間には重なりXがある。タイヤ製造業者によって、重なりXの長さはタイヤ設計の品質の影響を及ぼすため、この長さを知ることは重要である。継ぎ目Sにおける重なりXの長さを求めるために、重ね継ぎ前の前端LEの角位置、図1A参照、および、重ね継ぎ後の後端TEの角位置、図1B参照、を測定するための光学機器が与えられる。重なりXの長さは、ドラムが完全に回転した後に2つの測定された角位置の間の差を計算することによって求められる。
上記で提示したような、継ぎ目Sにおける重なりXの長さの判定は、光学機器が正確に較正されており、一貫した測定結果をもたらすという仮定に依拠する。測定結果の一貫性を検証するための一般的な方法は、測定を繰り返すことである。しかしながら、後端TEおよび前端LEはともに堅固に重ね継ぎされ、破壊的な手段を用いずに、たとえば、生タイヤを引き離すことをせずに前端LEを再び露出させることはできないため、同じタイプの構成要素について測定を繰り返すことは不可能である。継ぎ目Sを引き裂くことは、引き裂いた後に後端TEおよび前端LEがまだ継ぎ目Sにおけるそれらの位置を表していることを確認する方法がないため、まったく無意味である。重ね継ぎの前および後に一連の複数のタイヤ構成要素を連続的に測定することは、各タイヤ構成要素がわずかに異なるため、選択肢にない。それゆえ、現行の技術水準において、光学機器を検証するための有望な選択肢はない。
本発明の目的は、光学機器を検証するための検証ツールおよび方法を提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、タイヤ成形ドラムの周囲に1つまたは複数のタイヤ構成要素を巻き付けている間に、上記タイヤ構成要素の複数の特徴を測定するために使用される光学機器を検証するための検証ツールを提供し、1つまたは複数のタイヤ構成要素のうちの第1のタイヤ構成要素は、複数の特徴のうちの第1の特徴を含み、第1の特徴には、測定後、複数の特徴のうちの第2の特徴を含む1つまたは複数のタイヤ構成要素のうちの同じまたは別のタイヤ構成要素が重なり、検証ツールには、第1の特徴を表すように構成された第1の基準要素、および、第2の特徴を表すように構成された第2の基準要素が設けられており、第2の基準要素は、第1の基準要素に対してずれており、第1の基準要素が少なくとも部分的に露出する。
第1の基準要素が露出していることによって、第1の基準要素および第2の基準要素は繰り返し測定することができる。したがって、光学機器の精度および/もしくは較正を証明し、かつ/または、光学機器を確実に確認もしくは検証するために、同等の連続的な測定値を得ることができる。
一実施形態において、第2の基準要素は、タイヤ成形ドラムの円周方向に対応する方向において、第1の基準要素に対してずれている。したがって、第1の基準要素および第2の基準要素は、検証ツールにわたって円周方向に分散することができる。
代替的な実施形態において、第2の基準要素は、タイヤ成形ドラムの軸方向に対して平行な方向において、第1の基準要素に対してずれている。したがって、第1の基準要素および第2の基準要素は、検証ツールにわたって軸方向に分散することができる。
検証ツールの好ましい実施形態において、第1の特徴は、第1のタイヤ構成要素の前端である。好ましくは、第1の基準要素は、前端の前縁部を表すように構成されており、かつ光学機器によって検出可能である第1の基準縁部を備える。これによって、前端の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
一実施形態において、タイヤ成形ドラムは、ドラムシャフトと、第1の半径においてドラムシャフトの周囲に同心円状に延伸する周面とを備え、検証ツールは、第1の半径よりも大きい第2の半径において延伸する第1の基準面を備え、第1の基準要素は、第1の基準面内に第1の間隙または陥凹部を設けられており、第1の基準縁部は上記第1の間隙または陥凹部の境界に形成されている。間隙または陥凹部は、第1の基準縁部を第1の基準面に対してより明確に区別できるようにし、したがって、光学機器によってより検出可能にすることができる。
一実施形態において、第1の間隙または陥凹部は、第1の半径まで第1の基準面内に延伸する。したがって、第1の間隙または陥凹部の底部は、タイヤ成形ドラムの周面を表すことができる。
一実施形態において、第1の間隙または陥凹部は、第1のタイヤ構成要素の前端と後端との間の開放継ぎ目を表すように構成されている。好ましくは、第1の間隙または陥凹部は、第2の半径において第1の基準縁部に平行に延伸し、かつ光学機器によって検出可能である第1の補助縁部によってさらに境界されており、第1の基準縁部と第1の補助縁部との間の距離は、表されている開放継ぎ目の幅を表す。これによって、開放継ぎ目の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
代替的な実施形態において、第1の基準要素は、傾斜前端を表すように構成されており、光学機器によって検出可能である基準傾斜を含む。基準傾斜は、超音波ナイフを用いて、タイヤ構成要素の平面との非常に鋭利な角度、たとえば、20度未満において前端を切断することによって作られている前縁部のような、傾斜前縁部を表すことができる。
一実施形態において、第2の特徴は、第1のタイヤ構成要素の後端である。好ましくは、第2の基準要素は、後端の後縁部を表すように構成されており、かつ光学機器によって検出可能である第2の基準縁部を備える。これによって、後端の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
一実施形態において、第2の基準要素は、第2の半径よりも大きい第3の半径において延伸する第2の基準面を含み、第2の基準縁部は上記第2の基準面の境界に形成されている。第2の基準面は、前端に垂直に重なり合う第1のタイヤ構成要素の後端にあるか、またはその付近にある部分または領域を表すことができる。第2の基準縁部は、光学機器によって検出可能であるように、上記第2の基準面の端部に明確に形成することができる。
一実施形態において、第1のタイヤ構成要素は、ある切断角度の下で切断され、第1の基準要素および第2の基準要素は、上記切断角度を表すまたは上記切断角度に等しい傾斜角度を有するらせん経路に沿って延伸する。したがって、第1の基準要素および第2の基準要素は、それぞれのらせん経路にわたってそれらのそれぞれの特徴を表すことができる。
一実施形態において、検証ツールは、少なくとも第1の基準要素および第2の基準要素を含む第1の基準要素グループを備え、検証ツールは、第1のグループの基準要素に対して鏡面対称である第2の基準要素グループをさらに備える。第1のグループおよび第2のグループは、時計回りおよび反時計回りの巻き方または異なる切断角度を有するタイヤ構成要素のような、様々な特徴を表すことができる。
一実施形態において、検証ツールは、光学機器によって検出可能であり、かつ第1のタイヤ構成要素の側部を表すように構成されている側部基準を備える。これによって、第1のタイヤ構成要素の側部の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。加えて、第1のタイヤ構成要素の幅の測定について光学機器を確認または検証することを容易にすることができる。
一実施形態において、第1の基準要素および第2の基準要素は、側部基準と交差して、それぞれ第1のタイヤ構成要素の前方先端部および後方先端部を表す三角形前方先端部領域および三角形後方先端部領域を形成する。これによって、上記前方先端部および後方先端部の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
一実施形態において、第1の基準要素および第2の基準要素は、30度〜50度の範囲内、好ましくは約40度のオフセット角度にわたって円周方向にずれている。それゆえ、基準要素は、個々の基準要素において行われる測定と干渉しないように十分に離間することができる。
一実施形態において、検証ツールには、第1の基準面内の第2の間隙を備える第3の基準要素が設けられており、第2の間隙は、第1のタイヤ構成要素の前端と後端との間の代替的な開放継ぎ目を表すように構成されている。好ましくは、第2の間隙は、両方とも光学機器によって検出可能な第2の補助縁部、および、第2の補助縁部に平行に延伸する第3の補助縁部によって境界され、第2の補助縁部と第3の補助縁部との間の距離は、第1の基準縁部と第1の補助縁部との間の距離とは異なっており、代替的な開放継ぎ目の幅を表す。これによって、様々な開放継ぎ目の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
さらなる実施形態において、検証ツールは、前端に対する重なり距離が、第2の基準要素によって表されるものとしての後端とは異なる、代替的またはさらなる代替的な後端を表すように構成されている第3のまたはさらなる基準要素を備え、第3のまたはさらなる基準要素は、タイヤ成形ドラムの軸方向に平行な方向において第1の基準要素と第2の基準要素の両方に対してずれている。これによって、様々な異なる重なり距離の測定について光学機器を確認または検証することが可能である。
一実施形態において、検証ツールは、タイヤ成形ドラムの周囲にフィットするように構成されている環状本体を備える。したがって、検証ツールは、それが表すことになっているタイヤ構成要素と同じ軸方向位置にフィットすることができる。
代替的な実施形態において、検証ツールは、概してタイヤ成形ドラムの1つの半径方向においてタイヤ成形ドラムの周面に向けて延伸して継ぎ目検証領域を形成するように、タイヤ成形ドラムと並んで軸方向において取り付けられるように構成されている本体を備える。したがって、検証ツールは、タイヤ成形ドラムの側に配置することができ、タイヤ成形ドラムから独立して光学機器によって観測することができる。任意選択的に、検証ツールはさらには、ドラムが動作中である間にタイヤ成形ドラムの側に配置したままにすることさえできる。
第2の態様によれば、本発明は、タイヤ成形ドラムと上述した検証ツールとのアセンブリを提供し、タイヤ成形ドラムは、ドラムシャフトと、ドラムシャフトの周囲に同心円状に延伸する周面とを備え、周面は、1つまたは複数のタイヤ構成要素を支持するように構成されており、検証ツールは、タイヤ成形ドラムに対する検証位置に取り付けられ、第1の基準要素および第2の基準要素は、半径方向において、それらが表すように構成されているそれぞれの特徴と実質的に同じ位置にある。上記検証位置において、検証ツールは、光学機器を確認または検証するために、タイヤ構成要素およびその特徴を正確に表すことができる。
一実施形態において、検証ツールは、タイヤ成形ドラムの周囲にフィットする環状本体を備える。したがって、検証ツールは、それが表すことになっているタイヤ構成要素と同じ軸方向位置にフィットすることができる。
一実施形態において、検証ツールは、タイヤ成形ドラムと並んで軸方向において取り付けられ、かつ概してタイヤ成形ドラムの1つの半径方向においてタイヤ成形ドラムの周面に向けて延伸して継ぎ目検証領域を形成する本体を備える。したがって、検証ツールは、タイヤ成形ドラムの側に配置することができ、タイヤ成形ドラムから独立して光学機器によって観測することができる。任意選択的に、検証ツールはさらには、ドラムが動作中である間にタイヤ成形ドラムの側に配置したままにすることさえできる。
好ましい実施形態において、タイヤ成形ドラムは、ドラムシャフトによって規定される軸方向において可動であるように構成されており、検証ツールは、タイヤ成形ドラムとともに軸方向において光学機器の観察範囲へと可動であるように構成されている。したがって、検証ツールおよびタイヤ成形ドラムは、光学機器の観察範囲に交互に出入りすることができる。
第3の態様において、本発明は、上述した検証ツールを用いて光学機器を検証するための方法を提供し、方法は、タイヤ成形ドラムに対する検証位置に検証ツールを設けるステップと、第1の基準要素および第2の基準要素から測定値を得るために光学機器を使用するステップと、光学機器を検証するために測定を繰り返すステップとを含む。測定を繰り返すことによって、光学機器の正確度および/または較正を証明するのに使用することができ、それによって、上記光学機器を確実に確認または検証することができる、比較可能な測定値を得ることができる。
一実施形態において、方法は、仮想的な継ぎ目に達するために、第2の基準要素の測定値を第1の基準要素の測定値に仮想的に重ね合わせるステップをさらに含む。測定結果を重ね合わせることによって、測定値は、単純に検証ツールの基準要素の個々の測定値ではなく、基準要素が表すことになっている特徴が実際に継ぎ目において重継されているかのように、互いに関連付けることができる。
本明細書に記載および図示されている様々な態様および特徴は、可能な限り個々に適用することができる。これらの個々の態様、特に、添付の従属請求項に記載されている態様および特徴は、分割特許出願の主題になり得る。
本発明を、添付の図面に示す例示的な実施形態に基づいて説明する。
ゴム構成要素の前端を測定するための従来技術の方法の第1のステップを示す図である。 ゴム構成要素の後端を測定するための従来技術の方法の第2のステップを示す図である。 本発明の第1の実施形態による、光学機器を検証するための第1の検証ツールおよび方法を示す図である。 本発明の第2の実施形態による第2の検証ツールを示す図である。 タイヤ成形ドラム上に取り付けられたときの図3Aの第2の検証ツールを示す図である。 図3Aおよび図3Bによる第2の検証ツールの正面図である。 図4の線V−Vによる第2の検証ツールの断面図である。 図3Aの線VI Aによる第2の検証ツールの詳細を示す断面図である。 図3Aの線VI Bによる第2の検証ツールの詳細を示す断面図である。 図3Aの線VI Cによる第2の検証ツールの詳細を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による第3の検証ツールを示す図である。 図7による第3の検証ツールの上面図である。 図7による第3の検証ツールの側面図である。 図7による第3の検証ツールの詳細を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態による第4の検証ツールの上面図である。 図11による第4の検証ツールの詳細を示す斜視図である。 図11による第4の検証ツールの詳細を示す側面図である。
図2は、本発明の第1の実施形態による、第1の検証ツール1および検証方法を概略的に示す。第1の検証ツール1および検証方法は、光学機器7、特に、生タイヤを形成するためにタイヤ成形ドラム9に付着されている1つまたは複数のゴム製の、ゴム引きされたまたはエラストマー製のタイヤ構成要素の複数の特性をそれ自体知られている様式で測定するために、タイヤ成形産業において使用される光学機器7を確認または検証するために使用される。
図1Aおよび図1Bは、タイヤプライ、層または構成要素80、特にベルトプライ、ブレーカプライまたはトレッドの前端LEおよび後端TEを測定するために、生タイヤの成形中に光学機器7が動作する例示的な従来技術の状況を示す。タイヤ構成要素80は、厚さTを有する。光学機器7は、測定されるべきタイヤ構成要素に光を放射するための光源70と、タイヤ構成要素によって反射される光を検証するための光学センサ71とを備える。好ましくは、光源70は、レーザ線を放射するためのレーザ光源である。タイヤ構成要素の前端LEおよび後TEは、レーザ線における高さの変動を検出することによって測定される。
一般的なタイヤ構成要素80は、タイヤ成形ドラム9が回転することによってもたらされる巻きによって、タイヤ成形ドラム9に円周方向に付着される。
タイヤ成形ドラム9は、中心回転軸C、中心回転軸Cに平行に延伸する長手方向または軸方向L、および上記中心回転軸Cを起源とする半径方向外向き方向Rを規定するドラムシャフト90を有する。タイヤ成形ドラム9には、回転軸Cから第1の半径R1において回転軸Cの周囲に同心円状に延伸する、上記第1の半径R1においてタイヤ構成要素80を支持するための周面91がさらに設けられている。光学機器7は一般的に、タイヤ成形ドラム9に対する所定の測定位置に配置される。光学機器7は、測定ごとにタイヤ成形ドラム9の角位置を求めるための符号化器72に動作可能に結合されているか、当該符号化器を備える。
タイヤ成形ドラム9の回転中、光学機器7は、第1の角位置A1において前端LEを検出または測定し、図1A参照、第2の角位置A2において後端TEを検出または測定する、図1B参照。タイヤ成形ドラム9が1回完全に回転した後、後端TEと前端LEとの間の重なり距離がXで、後端TEは、前端LEに重ね継ぎされる。タイヤ構成要素80のゴム材料はまだ粘着性であるため、後端TEは重なりXにおいて前端LEに付着する。任意選択的に、後端TEと前端LEとの間の接合は、たとえば、ステッチャを例とする押さえローラを、後端TEの上で回転させることによってさらに増大する。後端TEは、前端LEとのいわゆる継ぎ目Sを形成し、継ぎ目Sは、破壊的な手段、たとえば、タイヤ構成要素80を引き裂くことなく解くことはできない。継ぎ目Sを引き裂くことは、引き裂いた後に後端TEおよび前端LEがまだ継ぎ目Sにおけるそれらの位置を表していることを確認する方法がないため、まったく無意味である。前端LEは、タイヤ成形ドラム9の半径方向Rにおいて、後端TEにおいてまたはその付近で継ぎ目Sの内側にある。継ぎ目Sにおける重なりXの長さを求めるために、タイヤ成形ドラム9が完全に、すなわち360度回転した後の2つの測定された角位置A1、A2間の差が計算される。
図2に示すような第1の検証ツール1および方法が、上述した光学機器7を確認または検証するための有望な方法をもたらす。第1の検証ツール1は、光学機器7を検証または確認するために一貫して測定を繰り返す機能によって、検証方法の間に、図1Bの上述したタイヤ構成要素80のタイヤのような、一般的なタイヤ構成要素を確実に表すように構成されている。
この目的のために、第1の検証ツール1は、第1の半径R1に等しいまたは実質的に等しい内側半径を有するリング形状または環状の本体10を備える。したがって、第1の検証ツール1は、それが表すことになっている図1Bのタイヤ構成要素80と同じ軸方向位置における検証位置においてタイヤ成形ドラム9の周面91の周囲にフィットするように構成されている。環状本体10はまた、概して、それが表すことになっているタイヤ構成要素80と同じ厚さTをも有し、好ましくは第1の半径R1+タイヤ構成要素80の厚さTに等しい第2の半径R2において延伸する半径方向外面11を有する。半径方向外面11は、前端LEにおけるまたはその付近におけるタイヤ成形ドラム9の周面91の上の、タイヤ構成要素80の外周を表す、第1の検証ツール1の第1の基準面を形成する。
第1の検証ツール1には、図1Bのタイヤ構成要素80の第1の特徴、この場合は、前端LE、を表すように構成されている第1の基準要素2、および、図1Bのタイヤ構成要素80の第2の特徴、この場合は後端TE、を表すように構成されている第2の基準要素3が設けられている。
第1の基準要素2は、前端LEの第1の角位置A1に対応するまたは当該角位置を表す第1の角位置A1にある。第1の基準要素2は、環状本体10の厚さT内の間隙20として形成される。間隙20は、環状本体10の外面11内の第1の基準縁部21および補助縁部22によって境界され、当該縁部を形成、または表し、第1の基準縁部21および補助縁部22は、光学機器7によって検出可能または測定可能である。第2の基準要素3に向いている第1の基準縁部21は、タイヤ構成要素80の前端LEの前縁部を表す。
第2の基準要素3は、実践において前端LEに重なる、タイヤ構成要素80の、後端TEにあるまたはその付近にある部分を表すように構成されている第2の基準面30を備える。第1の基準要素2の方向において、第2の基準面30は、実践において前端LEがタイヤ成形ドラム9の周面91上に存在する結果としてゴム材料が変形する位置の半径方向Rにおいて外向きに徐々に傾斜しまたは膨らんでいる。第2の基準面30は、環状本体10の外面11の上で、第2の半径R2+タイヤ構成要素80の厚さTに等しい第3の半径R3において平坦になっている。第2の基準面30の、第1の基準要素2に面する側において、第2の基準面30は、第1の基準要素2の上で第3の半径R3において半径方向に延伸している第2の基準縁部31によって急峻に終端している。この第2の基準縁部31は、光学機器7によって検出可能または測定可能であり、タイヤ構成要素80の後端TEの後縁部を表すように構成されている。
実践における後端TEおよび前端LEの場合にそうであるように、第2の基準要素3、特にその第2の基準面30が、第1の角位置A1において第1の基準要素2に重なるのを防止するために、第2の基準要素3は、第1の基準要素2を少なくとも部分的に露出させるために、第1の検証ツール1の角度方向または円周方向において、第1の基準要素2に対する、既知である、プリセットのまたは所定のオフセット角Bにわたって、第2の角位置A2に対してずれている。特に、第2の基準要素3は、第1の角位置A1に対する360度+オフセットX−オフセット角Bの角度にある第3の角位置A3に位置付けられる。
したがって、第2の基準要素3は、実践において継ぎ目Sが実際に形成される場所から離間されているオフセット角Bにおいて、第3の角位置A3において重ね継ぎがすでに発生しているかのように、後端TEを表す。第1の角位置A1にある第1の基準要素2は露出したままであり、繰り返し測定することができる。タイヤ成形ドラム9上の第1の検証ツール1の検証位置において、第1の検証ツール1は、第1の角位置A1にある第1の基準要素2および第3の角位置A3にある第2の基準要素3を測定および/または検出するために、光学機器7の正面で少なくとも第1の角位置A1と第3の角位置A3との間で、タイヤ成形ドラム9とともに回転される。オフセット角Bを知ることによって、仮想的に重ね合わされたまたは仮想的に重ね継ぎされた第1の基準要素2および第2の基準要素3に達するために、第1の基準要素2に対する第2の基準要素3のずれを仮想的に補正し、相殺し、または解くことができる。言い換えれば、第3の角位置A3にある第2の基準要素3からの測定値は、第2の基準要素3からの測定値を、第2の角位置A2へと同じオフセット角Bにわたって戻すようにずらすことによって、第1の角位置A1にある第1の基準要素2からの測定値に仮想的に重ね合わせることができる。
図3A、図3B、図4、図5および図6A〜図6Cは、本発明の第2の実施形態による第2の検証ツール101を示す。第2の検証ツール101は特に、前端LEおよび後端TEが三角形前方先端部および後方先端部として成形されるように、一定のブレーカ角またはコード角の下で切断されているタイヤ構成要素80を測定するために通常使用される光学機器7を確認または検証するために使用される。そのようなタイヤ構成要素80の例は、ブレーカプライ、ベルトプライおよび他のカーカス構成要素である。
第2の検証ツール101は、同じく環状本体110、外面111、第1の基準要素102および第2の基準要素103を有するという点において、第1の検証ツール101に非常に類似している。第2の検証ツール101は、タイヤ成形ドラム9の周囲に第1の検証ツール101を正確かつ人間工学的に配置することを容易にするためのグリップまたはハンドルバー112をさらに備える。図6Aに示すように、第1の基準要素102はここでも、前端LEの前縁部を表す第1の基準縁部121および第1の補助縁部122を呈する溝、プロファイルまたは間隙120として形成される。図6Cに示すように、第2の基準要素103は、後端TEの後縁部を表す同様の基準面130および第2の基準縁部131を備える。
図3Aおよび図3Bに示すように、第2の検証ツール101の第1の基準要素102および第2の基準要素103は、それぞれ、タイヤ成形ドラム9の周面91にわたる前端LEおよび後端TEのらせん経路を表す、環状本体110の外面111にわたるらせん経路に沿って延伸する。第1の基準要素102および第2の基準要素103のらせん経路は、その角度において前端LEおよび後端TEがそれぞれ切断される切断角度、たとえば、ブレーカ角またはコード角を表す傾斜角度において配置される。
第2の検証ツール101は、第1の基準要素102の間隙120が、図6Aに示すように、前縁部LEを表す第1の基準縁部121を呈するだけでなく、同じくまたは代替的にいわゆる「開放継ぎ目」を表すように構成されている第1の間隙120である点において、第1の検証ツール1とは異なる。開放継ぎ目は、前縁部LEおよび後縁部TEが当接せずまたは重なり合わない、不成功の継ぎ目である。その結果、第1の間隙120の幅W1によって表されるような、前縁部LEと後縁部TEとの間の間隙がもたらされる。
この例において、第2の検証ツール101は、図6Bに示すように、図6Aの第1の間隙120に対する代替的な開放継ぎ目を表すように構成されている、第2の間隙140を有する第3の基準要素104をさらに備える。第3の基準要素104は、第1の基準要素102に対して、円周方向において第4の角位置A4へとずれている。第3の基準要素104の第2の間隙140もまた、代替的な前端のらせん経路(図1Bには示さず)に対応する、環状本体110の外面111にわたるらせん経路に沿って延伸する。間隙140は、第3の基準縁部141および第2の補助縁部142によって境界され、当該縁部を形成し、または、呈する。第2の間隙140は、第1の間隙120よりも小さく、好ましくは第1の間隙120の少なくとも2倍狭い幅W2を有する。この例において、第1の間隙120は、約2ミリメートルの第1の幅W1を有する。第2の間隙140は、約1ミリメートルの第2の幅W2を有する。したがって、第1の基準要素102または第3の基準要素104のいずれかとの、第2の基準要素103の組み合わせに応じて、異なるタイプの開放継ぎ目を測定することができる。
この例示的な実施形態において、第2の基準要素103は、第1の基準要素103に対して、第2の検証ツール101の円周方向において、30〜50度の範囲内、特に約40度の角度にわたってずれている。第3の基準要素104は、第1の基準要素103に対して、第2の検証ツール101の円周方向において、第1の基準要素102に対する第2の基準要素103のずれとは反対の円周方向において、30〜50度の範囲内、特に約40度の角度にわたってずれている。角位置A1、A3、A4は、それぞれの基準要素102、103、104のらせん経路の開始点を示す。それぞれの基準要素102、103、104自体は、第2の検証ツール101の円周の約70〜90度にわたって、特に約85度にわたって、図3Aおよび図3Bに示すようなそれぞれのらせん経路に沿って延伸している。好ましくは、基準要素102、103、104は、それらのらせん経路が、第2の検証ツール101の円周の180度の1つの円区画内に延伸するように、第1のグループに構成される。図3A、図3B、図4および図5に示すように、基準要素102、103、104は、第2の検証ツール101の第1の半部または上半部内に延伸する。
第2の検証ツール101には、それぞれ第1の基準要素102、第2の基準要素103および第3の基準要素104に対して鏡面対称である基準要素102’、103’、104’の第2のグループが設けられている。図3A、図3B、図4および図5に示すように、基準要素102’、103’、104’の第2のグループは、第2の検証ツール101の第2の半部または下半部内に延伸する。基準要素102’、103’、104’の第2のグループは、反対の円周方向においてタイヤ成形ドラム9に巻かれているタイヤ構成要素(図示せず)、または、反対のブレーカ角もしくはコード角を有するタイヤ構成要素(図示せず)を表す。この特定の例において、2つのグループは、タイヤ構成要素の時計回りおよび反時計回りの巻きを表す。
図3A、図3Bおよび図4に示すように、第2の検証ツール101には、タイヤ成形ドラム9の軸方向Lにおいて図1Aおよび図1Bのタイヤ構成要素80の側縁部および/または長手方向縁部を表す追加の側部基準を提供するために、第2の検証ツール101の外面111において円周方向に延伸する第1の側縁部151および第2の側縁部152がさらに設けられている。側縁部151、152は、らせん状に延伸する基準要素102、103、104と交差し、それぞれ図1Aおよび図1Bに示すようなタイヤ構成要素80の前端LEおよび後端TEにある三角形前方先端部および三角形後方先端部を表す三角形前方先端部領域123および三角形後方先端部領域132を形成する。側縁部151、152のみから、タイヤ構成要素80の幅に関する測定を確認または検証することができる。第1の側縁部151と第2の基準要素103との組み合わせから、後方先端部領域132に関する測定を確認または検証することができる。第2の側縁部152と第1の基準要素102との組み合わせから、前方先端部領域123に関する測定を確認または検証することができる。この例において、側縁部151、152は、2つの円周方向に延伸する溝の境界に形成される。
第2の検証ツール101は、第1の基準要素102、第2の基準要素103および第3の基準要素104のらせん経路を測定および/または検出するために少なくとも半回転にわたって、図1Aおよび図1Bに示すように光学機器7の正面でタイヤ成形ドラム9とともに回転されるように構成されている。好ましくは、第2の検証ツール101は、基準要素102’、103’、104’の第2のグループをも含むように、完全な1回転にわたって回転されるように構成されている。第1の検証ツール1と同様に、第2の検証ツール101から得られる測定値は、重なり、ならびに、開放継ぎ目、幅、前方先端部123および後方先端部132のような、タイヤ構成要素80の他の特徴の測定を判定、確認および/または検証するために、基準要素102、103、104の間の既知の円周方向オフセットに基づいて仮想的に重ね合わせられる。
図7、図8、図9および図10は、本発明の第3の実施形態による第3の検証ツール201を示す。第3の検証ツール201は、それらの長手方向において平角または直角に切断されているタイヤ構成要素80を測定するために通常使用される光学機器7を確認または検証するために特に使用される。そのようなタイヤ構成要素80の例は、トレッドおよびトレッドキャップである。
図7に示すように、第3の検証ツール201は、第1の検証ツール1および第2の検証ツール101とは対照的に、ドラムシャフト90の周囲に環状に延伸する外面を有しない。代わりに、第3の検証ツール201は、検証位置においてドラムシャフト90および/またはタイヤ成形ドラム9に取り付けられる本体210を備え、検証位置において、本体210は概してタイヤ成形ドラム9と並んで1つの半径方向に延伸する。この特定の例において、第3の検証ツール201は、ドラムシャフト90の軸方向において離間されている2つのドラム半部9A、9Bを備えるカーカス形成ドラム9と組み合わせて使用される。第3の検証ツール201は、ドラム半部のうちの一方9Aと並んで取り付けられる。
タイヤ成形ドラム9の周面91においてまたはその付近で、第3の検証ツール201は、実践において継ぎ目の測定が行われることになる、タイヤ成形ドラム9の周面91の区画、セクタまたは領域に沿ってのみ延伸する部分周面または継ぎ目検証領域211を形成する。この例において、継ぎ目検証領域211は、20〜90度、好ましくは50度未満の範囲内の、周面91の円周の区画または断片をカバーする。
第3の検証ツール201には、図1Aおよび図1Bに示すようなタイヤ構成要素80の前端LEを表す第1の基準要素202と、図1Aおよび図1Bに示すようなタイヤ構成要素80の後端TEを表す第2の基準要素203とが設けられている。図9および図10に示すように、第1の基準要素202は、図1Aおよび図1Bにおけるタイヤ成形ドラム9の周面91の第1の半径R1に等しい第1の半径R1において延伸する陥凹部220を備える。
陥凹部220は、図7に示すようなタイヤ成形ドラム9の周面91を表すように構成されている。第1の基準要素202は、陥凹部220の半径方向外側に第2の半径R2において延伸する第1の基準面221をさらに備える。第2の半径R2は、第1の半径R1+第3の検証ツール201が表すことになっているタイヤ構成要素80の厚さTに等しい。第1の基準要素202は、陥凹部220と第3の検証ツール201の第1の基準面221との間の遷移部を形成する、検出可能な傾斜または面取りされた第1の基準縁部222をさらに備える。第1の基準縁部222は、陥凹部222の境界に形成されるか、または、陥凹部222を境界する。第1の基準縁部222は、第1の角位置A1において延伸し、図1Aおよび図1Bのタイヤ成形ドラム9の周面91の上のタイヤ構成要素80の前端LEの前縁部を表すように構成されている。
第2の基準要素203は、第2の半径R2+第3の検証ツール201が表すことになっているタイヤ構成要素80の別の厚さTに等しい第3の半径R3において延伸する第2の基準面230を備える。第2の基準面230は、タイヤ構成要素80の、後端TEにあるまたはその付近にある領域または部分を表すように構成されており、その部分は、実践において図1Bの継ぎ目において前端LEに重なる。基準面230は、上記第1の基準縁部222から第1の重なり距離X1において第1の基準縁部222に平行に延伸する検出可能な第2の基準縁部231によって終端する。第2の基準縁部231は好ましくは、第2の角位置A2において延伸し、図1Bのタイヤ構成要素80の後端TEの後縁部を表すように構成されている。タイヤ成形ドラム9の円周方向において考えると、第2の基準面230は、第1の角位置A1にある第1の基準縁部222を越えて、第2の角位置A2にある第2の基準縁部231まで延伸する。
実践における後端TEおよび前端LEの場合にそうであるように、第2の基準要素203、特にその基準面230が、第1の角位置A1において第1の基準要素202に重なるのを防止するために、第2の基準要素203は、第1の基準要素202を少なくとも部分的に露出させるために、第3の検証ツール201およびタイヤ成形ドラム9の長手方向または軸方向Lにおいて、分かっている、プリセットのまたは所定の第1の並進オフセットY1にわたって、第1の基準要素202に対してずれている。この例において、第1の基準要素202に対する第2の基準要素203の第1の並進オフセットY1は、軸方向または長手方向Lにおける第1の基準要素202の中央Mに対して測定される。
この例示的な実施形態において、第3の検証ツール201には、各々が第2の基準要素203に非常に類似しており、代替的な後端の代替的な後縁部(図示せず)を表すように構成されている第3の基準要素204および第4の基準要素205がさらに設けられており、これらは、前端LEに対する上記代替的な後端の重なりの量が異なっている。特に、第3の基準要素204は、第3の半径R3において延伸する第3の基準面240を備える。第3の基準面240は、タイヤ構成要素80の、代替的な後端あるいはその付近にある領域または部分を表すように構成されており、その部分は、実践において図1Bの継ぎ目において前端LEに重なる。第3の基準面240は、上記第1の基準縁部222から第2の重なり距離X2において第1の基準縁部222に平行に延伸する検出可能な第3の基準縁部241によって終端する。第4の基準要素205は、第3の半径R3において延伸する第4の基準面250を備える。第4の基準面250は、タイヤ構成要素80の、代替的な後端あるいはその付近にある領域または部分を表すように構成されており、その部分は、実践において図1Bの継ぎ目において前端LEに重なる。第4の基準面250は、上記第1の基準縁部222から第3の重なり距離X3において第1の基準縁部222に平行に延伸する検出可能な第4の基準縁部251によって終端する。
実践における代替的な後端および前端LEの場合に起こり得るように、第3の基準要素204および第4の基準要素205、特にそれらの基準面240、250が、第1の角位置A1において第1の基準要素202に重なるのを防止するために、第3の基準要素204および第4の基準要素205は、第1の基準要素202を少なくとも部分的に露出させるために、第3の検証ツール201およびタイヤ成形ドラム9の長手方向または軸方向Lにおいて、それぞれ既知である、プリセットのまたは所定の第2の並進オフセットY2および第3の並進オフセットY3にわたって、第1の基準要素202に対してずれている。この例において、第3の基準要素204および第4の基準要素205は、軸方向または長手方向Lにおいて第1の基準要素202の中央Mに対して、第2の基準要素202の反対に位置する。第3の基準要素204および第4の基準要素205は、それらのそれぞれの基準縁部241、251が独立して検出されることを可能にため十分に引き離されている。
角度オフセットではなく並進オフセットY1、Y2、Y3のみを有することによって、それぞれの基準要素203、204、205が第1の基準要素202に対して同じ角位置にあるままであることが保証される。したがって、基準要素203、204、205は、それらが表すことになっているタイヤ構成要素80の特徴と同じ角位置にある。それゆえ、測定値を仮想的に重ね合わせるには、第1の検証ツール1および第2の検証ツール101のように角度オフセットをも補正するのではなく、軸方向/長手方向Lにおける並進オフセットY1、Y2、Y3を補正するだけでよい。
それゆえ、第3の検証ツール201における測定は、より純粋で、公差の影響をより受けにくいと考えることができる。
第3の検証ツール201は、第1の検証ツール1および第2の検証ツール101とは対象的に、タイヤ成形ドラム9の軸方向または長手方向Lにおいて同じ軸方向位置には配置されないが、長手方向Lにおいて、タイヤ成形ドラム9またはドラム半部9Aに隣接、並行するまたはその側にある検証位置において、タイヤ成形ドラム9、またはこの場合はドラムシャフト90に取り付けられることに留意されたい。この例示的な実施形態において、第3の検証ツール201は、第3の検証ツール201の本体210と係合する取り付け部材206によって、ドラムシャフト90に締結される。
光学機器は、図1Aおよび図1Bに示すように、タイヤ成形ドラム9に付着されているタイヤ構成要素を観察するために、通常タイヤ成形ドラム9と半径方向において交差する面内に配置される。それゆえ、ドラム9の側にある第3の検証ツール201は最初、観察範囲外にある。タイヤ成形ドラム9は通常、異なる複数のタイヤ構成要素サービサー間を移動するために、長手方向Lにおいてドラムシャフト90によってまたはドラムシャフト90にわたって可動である。この可動性は、第3の検証ツール201を光学機器(図示せず)の観察範囲内に運ぶために、長手方向Lにおいてドラム9とともに第3の検証ツール201を移動させるために使用される。第3の検証ツール201は、個々の基準要素202、203、204、205を視野に運ぶために、測定中に長手方向Lにおいて移動することができる。代替的に、光学機器が、第3の検証ツール201の軸方向位置に移動されてもよい。検証プロセスを妨げる可能性がある公差を呈する可能性がある光学機器の移動を必要とするため、後者はあまり好ましくない。基準要素202、203、204、205を検出するために、第3の検証ツール201は測定位置に移動され、任意選択的に、図1Bの光学機器7に対して回転される。
図11、図12および図13は、本発明の第4の実施形態による第4の検証ツール301を示す。第4の検証ツール301は、図7および図8に示すような第3の検証ツール201の本体210と同じ、部分周面または継ぎ目検証領域311を有する本体310を有する。継ぎ目検証領域311において、第4の検証ツール301には、基準要素302、303、304、305が設けられている。第4の検証ツール301の各基準要素302、303、303、304、305は、図1Bの光学機器7によって検出可能である基準縁部322、331、341、351を有する。第1の基準要素302は、陥凹部320および第1の基準面321を設けられている。他の基準要素303、304、305には各々、第3の検証ツール201のものと同様の、対応するさらなる基準面331、341、351が設けられている。第4の検証ツール301は、基準要素302、303、304、305が異なるタイヤ構成要素80の特徴を表すように構成されているという点において、第3の検証ツール201とは異なっている。特に、第1の基準縁部322は、陥凹部320と第1の基準面321との間の遷移部を形成する傾斜面322として形成されている。傾斜面322は、一般的に超音波ナイフによって、タイヤ構成要素80の面に対して非常に鋭利な角度、たとえば、たった20度以下に切断されているタイヤ構成要素80の前端LEを表すための斜面に置かれている。
第3の検証ツール201と同様に、第2の基準要素303、第3の基準要素304および第4の基準要素305は、第1の基準要素302を露出されるように、軸方向または長手方向Lにおいて、異なる並進オフセットY4、Y5、Y6にわたってずれている。上述した基準要素303、304、305の基準縁部331、341、351は、代替的な後端の異なる複数の後縁部(図示せず)を表すように構成されており、上記後端の、(第1の基準縁部322によって表されるものとしての)前端LEの前縁部に対する重なりX4、X5、X6の量は異なっている。
任意選択的に、たとえば、第3の検証ツール201の基準要素202、203、204、205を第1のグループ内に配置し、第4の検証ツール301の基準要素302、303、304、305を第2のグループ内に配置することによって、第3の検証ツール201の基準要素202、203、204、205および第4の検証ツール301の基準要素302、303、304、305が、単一の検証ツール(図示せず)の継ぎ目検証領域上で組み合わされてもよく、これらのグループは、円周方向において離間されるか、または、継ぎ目検証領域上の離間された角位置に配置される。
上記説明は、図1Aおよび図1Bに示すような光学機器7の確認または検証のための様々なタイプの検証ツール1、101、201、301を解説している。基準要素2、3、102、103、104、202、203、204、205、302、303、304、305の間の必要とされるオフセットは、周方向オフセットもしくは並進オフセット、または、たとえば、上述したオフセットの両方の組み合わせに基づく別のオフセットによって達成することができる。オフセットの量が分かっている限り、基準要素2、3、102、103、104、202、203、204、205、302、303、304、305の検出される角位置A1〜A4は、検証ツール1、101、201が表すことになっているタイヤ構成要素80の特徴の実際の角位置に対応する仮想位置に仮想的に重ね合わせることができる。
基準要素2、3、102、103、104、202、203、204、205、302、303、304、305は好ましくは、測定値における公差を低減するために、非常に剛直または柔軟性のない材料から作られる。好ましくは、基準要素2、3、102、103、104、202、203、204、205、302、303、304、305は、硬質プラスチックまたは金属から作られる。
図示されているような検証ツール1、101、201、301は、単一のタイヤ構成要素80の特徴を表す測定値を確認または検証するために使用される。しかしながら、基準要素を追加して、1つまたは複数のさらなるタイヤ構成要素の特徴を表すことができるように、基準要素およびそれらが延伸する半径の数は調整することができることが、当業者には諒解される。
それゆえ、上記の説明は、好ましい実施形態の動作を示すために含まれており、本発明の範囲を限定するようには意図されていないことが理解されるべきである。上記の説明から、依然として本発明の範囲によって包含される多くの変形が、当業者には明らかになるであろう。

Claims (29)

  1. タイヤ成形ドラムの周囲に1つまたは複数のタイヤ構成要素を巻き付けている間に、前記タイヤ構成要素の複数の特徴を測定するために使用される光学機器を検証するための検証ツールであって、
    前記1つまたは複数のタイヤ構成要素のうちの第1のタイヤ構成要素は、前記複数の特徴のうちの第1の特徴を含み、前記第1の特徴には、測定後、前記複数の特徴のうちの第2の特徴を含む前記1つまたは複数のタイヤ構成要素のうちの同じまたは別のタイヤ構成要素が重なり、
    前記検証ツールには、前記第1の特徴を表すように構成された第1の基準要素、および、前記第2の特徴を表すように構成された第2の基準要素が設けられており、
    前記第2の基準要素は、前記第1の基準要素に対してずれており、前記第1の基準要素が少なくとも部分的に露出する
    検証ツール。
  2. 前記第2の基準要素は、前記タイヤ成形ドラムの円周方向に対応する方向において、前記第1の基準要素に対してずれている
    請求項1に記載の検証ツール。
  3. 前記第2の基準要素は、前記タイヤ成形ドラムの軸方向に対応する方向において、前記第1の基準要素に対してずれている
    請求項1に記載の検証ツール。
  4. 前記第1の特徴は、前記第1のタイヤ構成要素の前端である
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の検証ツール。
  5. 前記第1の基準要素は、前記前端の前縁部を表すように構成されており、かつ前記光学機器によって検出可能である第1の基準縁部を備える
    請求項4に記載の検証ツール。
  6. 前記タイヤ成形ドラムは、ドラムシャフトと、第1の半径において前記ドラムシャフトの周囲に同心円状に延伸する周面とを備え、前記検証ツールは、前記第1の半径よりも大きい第2の半径において延伸する第1の基準面を備え、前記第1の基準要素には、前記第1の基準面内に第1の間隙または陥凹部が設けられており、前記第1の基準縁部は、前記第1の間隙または陥凹部の境界に形成されている
    請求項5に記載の検証ツール。
  7. 前記第1の間隙または陥凹部は、前記第1のタイヤ構成要素の前記前端と前記後端との間の開放継ぎ目を表すように構成されている
    請求項6に記載の検証ツール。
  8. 前記第1の間隙または陥凹部は、前記第1の半径まで前記第1の基準面内に延伸する
    請求項6または7に記載の検証ツール。
  9. 前記第1の間隙または陥凹部は、前記第2の半径において前記第1の基準縁部に平行に延伸し、かつ前記光学機器によって検出可能である第1の補助縁部によってさらに境界されており、前記第1の基準縁部と前記第1の補助縁部との間の距離は、前記表されている開放継ぎ目の幅を表す
    請求項7に記載の検証ツール。
  10. 前記第1の基準要素は、傾斜前端を表すように構成されており、かつ前記光学機器によって検出可能である基準傾斜を含む
    請求項4に記載の検証ツール。
  11. 前記第2の特徴は、前記第1のタイヤ構成要素の後端である
    請求項4〜10のいずれか一項に記載の検証ツール。
  12. 前記第2の基準要素は、前記後端の後縁部を表すように構成されており、かつ前記光学機器によって検出可能である第2の基準縁部を備える
    請求項11に記載の検証ツール。
  13. 前記第2の基準要素は、前記第2の半径よりも大きい第3の半径において延伸する第2の基準面を含み、前記第2の基準縁部は前記第2の基準面の境界に形成されている
    請求項6に記載の検証ツール。
  14. 前記第1のタイヤ構成要素は、ある切断角度の下で切断され、前記第1の基準要素および前記第2の基準要素は、前記切断角度を表すまたは前記切断角度に等しい傾斜角度を有するらせん経路に沿って延伸する
    請求項2に記載の検証ツール。
  15. 前記検証ツールは、少なくとも前記第1の基準要素および前記第2の基準要素を含む第1の基準要素グループを備え、前記検証ツールは、前記第1のグループの前記基準要素に対して鏡面対称である第2の基準要素グループをさらに備える
    請求項14に記載の検証ツール。
  16. 前記検証ツールは、前記光学機器によって検出可能であり、かつ前記第1のタイヤ構成要素の側部を表すように構成されている側部基準を備える
    請求項14または15に記載の検証ツール。
  17. 前記第1の基準要素および前記第2の基準要素は、前記側部基準と交差して、それぞれ前記第1のタイヤ構成要素の前方先端部および後方先端部を表す三角形前方先端部領域および三角形後方先端部領域を形成する
    請求項16に記載の検証ツール。
  18. 前記第2の基準要素は、前記タイヤ組み立てドラムの円周方向に対応する方向に前記第1の基準要素に対してオフセットされており、前記第1の基準要素および前記第2の基準要素は、30度〜50度の範囲内のオフセット角度にわたって前記円周方向にずれている
    請求項14〜17のいずれか一項に記載の検証ツール。
  19. 前記第2の基準要素は、前記タイヤ組み立てドラムの円周方向に対応する方向に前記第1の基準要素に対してオフセットされており、前記検証ツールには、前記第1の基準面内の第2の間隙を備える第3の基準要素が設けられており、前記第2の間隙は、前記第1のタイヤ構成要素の前記前端と前記後端との間の代替的な開放継ぎ目を表すように構成されている
    請求項14〜18のいずれか一項に記載の検証ツール。
  20. 前記第2の間隙は、両方とも前記光学機器によって検出可能な第2の補助縁部、および、前記第2の補助縁部に平行に延伸する第3の補助縁部によって境界され、前記第2の補助縁部と前記第3の補助縁部との間の距離は、前記第1の基準縁部と前記第1の補助縁部との間の距離とは異なっており、前記代替的な開放継ぎ目の幅を表す
    請求項19に記載の検証ツール。
  21. 前記検証ツールは、前記前端に対する重なり距離が、前記第2の基準要素によって表されるものとしての前記後端とは異なる、代替的またはさらなる代替的な後端を表すように構成されている第3のまたはさらなる基準要素を備え、前記第3のまたはさらなる基準要素は、前記タイヤ成形ドラムの軸方向に平行な方向において前記第1の基準要素と前記第2の基準要素の両方に対してずれている
    請求項3に記載の検証ツール。
  22. 前記検証ツールは、前記タイヤ成形ドラムの周囲にフィットするように構成されている環状本体を備える
    請求項1〜21のいずれか一項に記載の検証ツール。
  23. 前記検証ツールは、概して前記タイヤ成形ドラムの1つの半径方向において前記タイヤ成形ドラムの前記周面に向けて延伸して継ぎ目検証領域を形成するように、前記タイヤ成形ドラムと並んで軸方向において取り付けられるように構成されているか、又は前記タイヤ形成ドラムが前記軸方向において離間されている2つのドラム半部を備える場合には前記ドラム半部の一方に並んで軸方向において取り付けられるように構成されている、本体を備える
    請求項2または3に記載の検証ツール。
  24. タイヤ成形ドラムと請求項1に記載の検証ツールとのアセンブリであって、前記タイヤ成形ドラムは、ドラムシャフトと、前記ドラムシャフトの周囲に同心円状に延伸する周面とを備え、前記周面は、前記1つまたは複数のタイヤ構成要素を支持するように構成されており、前記検証ツールは、前記タイヤ成形ドラムに対する検証位置に取り付けられ、前記第1の基準要素および前記第2の基準要素は、半径方向において、前記第1の基準要素および前記第2の基準要素が表すように構成されているそれぞれの特徴と実質的に同じ位置にある
    アセンブリ。
  25. 前記検証ツールは、前記タイヤ成形ドラムの周囲にフィットする環状本体を備える
    請求項24に記載のアセンブリ。
  26. 前記検証ツールは、前記タイヤ成形ドラムと並んで軸方向において取り付けられ、かつ概して前記タイヤ成形ドラムの1つの半径方向において前記タイヤ成形ドラムの前記周面に向けて延伸して継ぎ目検証領域を形成する本体を備える
    請求項24に記載のアセンブリ。
  27. 前記タイヤ成形ドラムは、前記ドラムシャフトによって規定される軸方向において可動であるように構成されており、前記検証ツールは、前記タイヤ成形ドラムとともに軸方向において前記光学機器の観察範囲へと可動であるように構成されている
    請求項26に記載のアセンブリ。
  28. 請求項1に記載の検証ツールを用いて光学機器を検証するための方法であって、前記方法は、前記タイヤ成形ドラムに対する検証位置に検証ツールを設けるステップと、前記第1の基準要素および前記第2の基準要素から測定値を得るために前記光学機器を使用するステップと、前記光学機器を検証するために測定を繰り返すステップとを含む
    方法。
  29. 前記方法は、仮想的な継ぎ目に達するために、前記第2の基準要素の前記測定値を前記第1の基準要素の前記測定値に仮想的に重ね合わせるステップをさらに含む
    請求項28に記載の方法。
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