JP6370851B2 - ツイスト線製造装置、及びツイスト線製造方法 - Google Patents
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Description
図1において、ツイスト線製造装置1は、ツイスト線102(図15及び図21参照)を製造するための装置であって、電線昇降ユニット2と、電線撚り合わせユニット3と、装置全体を制御するための制御ユニット4と、これら各ユニットを装置所定位置に設置するためのフレーム5とを含んで構成される。以下、各構成について説明をする。
図15において、ツイスト線102は、図21のツイスト線102(従来例)と同じ構成及び構造であって、二本の電線101を撚り合わせることにより製造される。尚、本実施例の電線101はこの本数が二本であるが、これ以上の本数で撚り合わせをしてもよいものとする。具体的には、例えば四本の電線や、太さの異なる合計四本の電線等で撚り合わせをしてもよいものとする。
図1ないし図4において、電線昇降ユニット2は、二本の電線101(図15参照)を吊り上げるための、また、ツイスト線102(図15参照)を製造した後の下降を行うためのユニットとして備えられる。このような電線昇降ユニット2は、二本の電線101を吊り上げる部分としての昇降部6と、この昇降部6を上下方向に案内する昇降用案内部7と、昇降部6を高速又は低速で昇降させるための高速・低速昇降手段8とを含んで構成される。
図3及び図4において、昇降部6は、昇降部本体9と、この昇降部本体9に設けられる電線掛け部10と、同じく昇降部本体9に設けられる電線押さえ部11と、テンション付加部12とを備えて構成される。この他、本実施例の昇降部6は、昇降部本体9に設けられる一対のオプションチャック部13と、一対の電線ガード14とを備えて構成される。
図3において、本実施例の昇降部本体9は、上下に二つの部材にて構成される。具体的には、上側本体15及び下側本体16にて構成される。これら上側本体15及び下側本体16は、テンション付加部12を介して連結される。尚、テンション付加部12は後述するが、上下方向に弾力性を有する部材である(弾力性が不要であれば、昇降部本体9を上記二つにする必要はない)。上側本体15及び下側本体16は、下側本体16が後述する高速・低速昇降手段8にて上昇・下降するように形成され、また、この上昇・下降に伴って上側本体15も後述する昇降用案内部7にて上下方向に案内されるように形成される。
図4において、上側本体15は、前壁17と、左側壁18及び右側壁19と、後壁20とを有して略筒状の形状に形成される。前壁17の前面には、電線掛け部10と、電線押さえ部11とが設けられる。前壁17は、この右側が更に右方向に延在するような左右非対称形状に形成される。右側の延在部分には、下方に突出する帯板状の部分が形成される。この帯板状の部分には、一対のうちの右側のものとなるオプションチャック部13及び電線ガード14が設けられる。
図4及び図9において、電線掛け部10は、二本の電線101の中間105に生じた各Uターン部106を掛けるための部分として形成される。本実施例においては、円形のローラー状に電線掛け部10が形成される。また、回転自在になるように形成される。このような電線掛け部10には、凹部22が一周形成される。凹部22は、Uターン部106を脱落し難くするための部分として形成される。
図4において、電線押さえ部11は、上記各Uターン部106(図9参照)を電線掛け部10の凹部22に交差しないように掛けた後に、この各Uターン部106を上方から押さえ付けるための部分として、また、凹部22を蓋するような部分として設けられる。電線押さえ部11は、吊り上げ時における電線脱落防止や緩み防止をするための部分として設けられる。
図3及び図4において、下側本体16は、平板状の部分に形成される。下側本体16は、この左側上部が後述する高速・低速昇降手段8の連結アーム29に連結される。下側本体16は、連結アーム29にて上昇・下降することができるように形成される。下側本体16は、後述する昇降用案内部7に沿って上下方向に案内される。このような下側本体16には、載置部23と、後述する遮光部31と、上記一対のうちの左側のものとなるオプションチャック部13と、同じく左側のものとなる電線ガード14とが設けられる。尚、遮光部31は、後述するセンサー部30に対応する位置に配置される。遮光部31及びセンサー部30は、後述する高速・低速昇降手段8の一構成として設けられる。
図3において、載置部23は、横長で前方に突出する片状部分に形成される。載置部23は、この上面にテンション付加部12の下端側を載置固定することができるように形成される。
図3及び図4において、テンション付加部12は、荷重がかかると下方へ縮むようなバネを有する部材であって、この下端側が載置部23に固定されるとともに、上端は上側本体15に組み付けることができるように形成される。
図3及び図4において、一対のオプションチャック部13は、複数本の図示しない短尺な電線を撚り合わせる際に用いられる。このような一対のオプションチャック部13は、上記短尺な電線の上端をチャックすることができるような形状部分に形成される。一対のオプションチャック部13は、後述する電線撚り合わせユニット3の一端チャック部42及び他端チャック部43の直上位置に配置される。一対のオプションチャック部13は、上記短尺な電線を真っ直ぐ上方に(Uターンさせた状態でない)吊り上げることができるような位置に配設される。
図3及び図4において、一対の電線ガード14は、ツイスト線102(図15参照)の製造の際に二本の電線101(図9〜図15参照)が一対のオプションチャック部13に対して接触しないようにするために設けられる。
図1ないし図6において、昇降用案内部7は、上下方向に真っ直ぐのびる棒状の部材であって、下端側にフレーム5に対する固定部が形成される。昇降用案内部7は、製造されるツイスト線102(図15参照)の全長に対し、少なくとも半分以上の高さ寸法を有するように形成される。このような昇降用案内部7は、上側本体15を上下方向に案内することができるように(上昇・下降させることができるように)形成される。具体的には、凹状の(溝状の)ガイド凹部25を有する図示形状に形成される。ガイド凹部25は、昇降用案内部7の前面に配置形成される。
図1ないし図4において、高速・低速昇降手段8は、上述の如く、昇降部6を高速又は低速で昇降させるためとしてツイスト線製造装置1に備えられる。このツイスト線製造装置1に関して言えば、高速・低速昇降手段8を備えることから、ただ単に二本の電線101(図9〜図15参照)を吊り上げるだけの構成にならない点が特徴になる。高速・低速昇降手段8は、後述する制御ユニット4にて制御される。
図1ないし図4において、昇降用シリンダ27は、公知のエアシリンダーであって、ツイスト線102(図15参照)の製造に必要な長さのものが採用される。本実施例においては、長尺なものが採用され、昇降用案内部7に対し平行で上下方向にのびるような図示の状態に配設される。
図1及び図2において、エア供給装置28は、フレーム5に固定されるボックス34内に配設される(一例であるものとする)。このエア供給装置28は、例えば図8に示すような複数の部分を有して構成される。
図3及び図4において、連結アーム29は、L字状の帯板部材であって、この一端が昇降用シリンダ27の伸縮部分に固定される。また、他端が昇降部6の下側本体16に固定される。このような連結アーム29は、昇降用シリンダ27の伸縮(上下動)に伴って下側本体16を上昇・下降させることができるように形成される。
図1において、センサー部30は、昇降用案内部7における右側面の複数箇所に所定の間隔あけて設けられる。このようなセンサー部30は、昇降部6の位置を検知するために設けられる。
図4及び図6において、遮光部31は、センサー部30と同様に昇降部6の位置を検知するために設けられる。遮光部31は、センサー部30における発光部38からの光を遮ることができるような板状部分に形成される。遮光部31は、昇降部6の上昇・下降の際にセンサー本体37の空間40を通過するように配置される。
図4において、遮光片32は、昇降部6における上側本体15の左側壁18の下部に配設される。遮光片32は、テンション付加部12にてバネ付勢された状態の上側本体15の位置を検知するために設けられる。尚、遮光片32が上下一対のセンサー部33の間に位置する場合、二本の電線101(図9〜図15参照)に適度なテンションが掛かった状態であると本実施例では判断される。
図4において、センサー部33は、取り付け部41を介して連結アーム29に配設される。また、センサー部33は、所定の間隔をあけて上下一対となるように配設される。一対のセンサー部33には、光を出射する発光部と、この発光部からの光を受ける受光部とが設けられる。また、遮光片32が通過するための空間が形成される。本実施例のセンサー部33としては、公知のフォトセンサーが採用される。
図1ないし図3において、電線撚り合わせユニット3は、電線昇降ユニット2に併設されて二本の電線101(図9〜図15参照)に対しチャック及び撚り合わせを行うために備えられる。このような電線撚り合わせユニット3は、一端チャック部42と、他端チャック部43と、同方向回転部44と、チャック上下位置変更手段45とを含んで構成される。
図3及び図5において、一端チャック部42は、二本の電線101(図9〜図15参照)の一端103を着脱自在にチャックすることができるように構成される。また、他端チャック部43も同様に二本の電線101の他端104を着脱自在にチャックすることができるように構成される。
図3及び図5において、同方向回転部44は、一端チャック部42及び他端チャック部43を異なるタイミングで同じ方向に回転させることができるように構成される。尚、異なるタイミングとは、先ず他端チャック部43を回転させて止めた後に、今度は一端チャック部42を回転させる、のような回転を同期させないことを言うものとする。同方向回転部44は、後述する制御ユニット4にて制御される一対のモータ46と、この一対のモータ46によりそれぞれ回転する一対の回転軸47と、一対のモータ46をそれぞれ固定するための一対のモータ固定部48とを備えて構成される。尚、一対のモータ固定部48に関し、左側のものは不動状態に固定され、右側のものはチャック上下位置変更手段45にて上下方向に移動可能に固定される。
図3及び図5において、チャック上下位置変更手段45は、一端チャック部42及び他端チャック部43の位置を上下方向に変化させることができるように構成される。本実施例の場合は、右側のモータ46が下方に移動し、これによって二つの位置を上下方向に変化させるような構造が採用されるものとする。もう少し具体的に構成及び構造を説明すると、チャック上下位置変更手段45は、下降用シリンダ49と、この下降用シリンダ49に対してエアを供給したりするためのエア供給装置50と、上下方向にのびるスライダレール51と、右側のモータ固定部48に設けられ且つスライダレール51にて案内される案内凸部(符号省略)とを備えて構成される。エア供給装置50は、ボックス34内に配設される(一例であるものとする)。また、スライダレール51は、フレーム5に固定される。チャック上下位置変更手段45は、後述する制御ユニット4にて制御される。
図1及び図2において、制御ユニット4は、電線昇降ユニット2及び電線撚り合わせユニット3の作動に関し、これを制御するために備えられる。制御ユニット4は、ボックス34内に配設される(一例であるものとする)制御部本体52と、フレーム5の例えば右側に固定されて作業者により操作される操作部53とを備えて構成される。制御部本体52は、公知のPLC等を備えて構成される。操作部53は、例えばタッチパネルにより操作可能に構成される。尚、制御部本体52の記憶部には、ツイスト線102(図15参照)の製造に必要な各種データ等が記憶される。操作部53は、数値入力をすることが可能なものが採用される。
以上のようなツイスト線製造装置1において採用される製造工程としては、電線中間掛け工程と、電線一端チャック工程と、第一の電線吊り上げ工程と、第二の電線吊り上げ工程と、電線他端チャック工程と、電線撚り合わせ工程と、テープ巻き工程と、取り外し工程とが挙げられる(ここでの工程は一例であるものとする。何故ならば、後述する短尺なツイスト線102の製造方法で挙げる工程と多少異なるからである)。
図9において、電線中間掛け工程では、作業者近傍の例えば部品棚(電線ストック棚)から二本の長尺な電線101を取り出す作業と、二本の電線101の各Uターン部106を電線掛け部10に掛ける作業とが行われる。
図10(a)において、電線一端チャック工程では、二本の電線101の一端103を一端チャック部42にてチャックする作業が行われる。尚、チャック位置から端子金具108までの範囲は、後述する撚り合わせが行われないことになる。
図10において、第一の電線吊り上げ工程では、高速・低速昇降手段8を作動させて電線掛け部10の位置を上記「初期位置」から、この上方の「第一の所定位置」まで一気に上昇させることが行われる(長尺な電線101の場合、ゆっくり上昇させるとその分時間が掛かってしまうため、早い時間、すなわち高速で上昇させることにより時間短縮を図っている)。高速で上昇させることに関しては、制御部本体52の制御(指令)によりエア圧切り替え用電磁弁部28dがエア高圧に設定される。また、昇降切り替え用電磁弁部28eが上昇に設定される。これらにより、電線掛け部10の上昇が開始される。すなわち、二本の電線101の吊り上げが開始される。
図10(b)及び図11(a)において、第二の電線吊り上げ工程では、高速・低速昇降手段8を作動させて電線掛け部10の位置を上記「第一の所定位置」から、この僅か上方の「第二の所定位置(希望吊り上げ高さの位置)」までゆっくりと上昇させることが行われる(ゆっくりと低速で上昇させることにより、張力が唐突に掛からないようにすることをねらっている)。低速で上昇させることに関しては、「第一の所定位置」に合わせて対応するセンサー部30が配設され、このセンサー部30に対し遮光部31が通過すると、信号が制御部本体52に送られる。そして、制御部本体52の制御(指令)によりエア圧切り替え用電磁弁部28dがエア低圧に切り替えられると、電線掛け部10の低速での上昇が開始される。すなわち、「希望吊り上げ高さの位置」までの残り僅かな分だけ、二本の電線101の吊り上げが行われるように切り替えられる。
図11(b)において、電線他端チャック工程では、二本の電線101の他端104を他端チャック部43にてチャックする作業が行われる。
図12(a)において、電線撚り合わせ工程では、以下の第一工程〜第六工程が順に行われる。
図15(a)において、この工程では、テープ巻きTPの作業が行われる。テープ巻きTPは、一端チャック部42及び他端チャック部43の近傍でツイスト部107の端部にテープ54を巻き付けて形成される。テープ巻きTPは、ホツレ防止のために施される。
図15(b)において、取り外し工程では、高速・低速昇降手段8を作動させて電線掛け部10の位置を「第二の所定位置(希望吊り上げ高さの位置)」から「初期位置」まで戻すことが行われる。また、ツイスト線102の一端103及び他端104を一端チャック部42及び他端チャック部43から取り外す作業も行われる。ツイスト線102の取り外しにより、一連の製造が完了する。
次に、短尺なツイスト線102を製造する方法(製造工程)について説明をする。ここでは、電線中間掛け工程と、電線一端チャック工程と、電線吊り上げ工程(第三の電線吊り上げ工程)と、電線他端チャック工程と、電線撚り合わせ工程と、テープ巻き工程と、取り外し工程とが挙げられる。
図16において、電線中間掛け工程では、作業者近傍の例えば部品棚(電線ストック棚)から二本の短尺な電線101を取り出す作業と、二本の電線101の各Uターン部106を電線掛け部10に掛ける作業とが行われる。
図17(a)において、電線一端チャック工程では、二本の電線101の一端103を一端チャック部42にてチャックする作業が行われる。
図17(b)において、第三の電線吊り上げ工程では、高速・低速昇降手段8を作動させて電線掛け部10の位置を上記「初期位置」から、この僅か上方の「希望吊り上げ高さの位置」までゆっくりと低速で上昇させることが行われる。低速で上昇させることに関しては、電線101が短尺であることに基づいて、制御部本体52の制御(指令)によりエア圧切り替え用電磁弁部28dがエア低圧に設定される。また、昇降切り替え用電磁弁部28eが上昇に設定される。そして、作業者の例えばボタン操作があると、電線掛け部10のゆっくりとした上昇が開始される。すなわち、二本の電線101の吊り上げが開始される。
図17(c)において、電線他端チャック工程では、二本の電線101の他端104を他端チャック部43にてチャックする作業が行われる。
図18(a)において、電線撚り合わせ工程では、以下の第一工程〜第六工程が順に行われる。
図20(a)において、この工程では、テープ巻きTPの作業が行われる。テープ巻きTPは、一端チャック部42及び他端チャック部43の近傍でツイスト部107の端部に形成される。テープ巻きTPは、ホツレ防止のために施される。
図20(b)において、取り外し工程では、高速・低速昇降手段8を作動させて電線掛け部10の位置を「希望吊り上げ高さの位置」から「初期位置」まで戻すことが行われる。また、ツイスト線102の一端103及び他端104を一端チャック部42及び他端チャック部43から取り外す作業も行われる。ツイスト線102の取り外しにより、一連の製造が完了する。
以上、図1ないし図21を参照しながら説明してきたように、ツイスト線製造装置1及び製造方法によれば、ツイスト線102の製造に必要なスペースを従来例のような水平方向でなく鉛直方向に確保するような構成及び構造の装置、方法になることから、従来例と比べて格段に装置全長を短くすることができる。
Claims (4)
- 少なくとも二本の電線を撚り合わせてツイスト線を製造するためのツイスト線製造装置において、
当該ツイスト線製造装置の構成としては、前記電線の吊り上げ及び前記ツイスト線の製造後の下降を行う電線昇降ユニットと、該電線昇降ユニットに併設されて前記電線に対し撚り合わせを行う電線撚り合わせユニットと、少なくとも前記電線昇降ユニットを制御する制御ユニットとを含み、
前記電線昇降ユニットの構成としては、昇降部と、該昇降部を上下方向に案内する昇降用案内部と、切り替えにより前記昇降部を高速又は低速で昇降させるための高速・低速昇降手段とを含む
ことを特徴とするツイスト線製造装置。 - 請求項1に記載のツイスト線製造装置において、
前記昇降部の構成としては、前記電線の中間に生じるUターン部を掛けて吊り上げる電線掛け部と、該電線掛け部の組み付け先になる昇降部本体とを含む
ことを特徴とするツイスト線製造装置。 - 請求項2に記載のツイスト線製造装置において、
前記電線撚り合わせユニットの構成としては、前記電線の一端をチャックする一端チャック部と、前記電線の他端をチャックする他端チャック部と、前記一端チャック部及び前記他端チャック部を異なるタイミングで同じ方向に回転させるための同方向回転部と、前記一端チャック部及び前記他端チャック部の位置を上下方向に変化させるためのチャック上下位置変更手段とを含む
ことを特徴とするツイスト線製造装置。 - 少なくとも二本の電線を撚り合わせてツイスト線を製造するためのツイスト線製造方法において、
当該ツイスト線製造方法による工程としては、前記電線の中間に生じるUターン部を電線掛け部に掛ける電線中間掛け工程と、
前記電線の一端を一端チャック部にチャックする電線一端チャック工程と、
前記Uターン部を前記電線掛け部に掛けた状態且つ前記電線の一端を前記一端チャック部にチャックした状態で、希望吊り上げ高さの位置まで前記電線を吊り上げる電線吊り上げ工程と、
前記希望吊り上げ高さの位置まで吊り上げた後の前記電線の他端を他端チャック部にチャックする電線他端チャック工程と、
前記電線を吊り上げ状態にし且つ該電線の一端及び他端をチャック状態にした後に、前記電線に対し撚りを施す電線撚り合わせ工程とを含み、
前記電線吊り上げ工程では、前記希望吊り上げ高さの位置よりも手前の第一の所定位置まで前記電線を高速で吊り上げる第一の電線吊り上げ工程と、前記第一の所定位置まで吊り上げた後の前記電線を前記希望吊り上げ高さの位置である第二の所定位置まで低速で吊り上げる第二の電線吊り上げ工程とを含む、
又は、前記電線吊り上げ工程では、前記希望吊り上げ高さの位置まで前記電線を低速で吊り上げる第三の電線吊り上げ工程とを含む
ことを特徴とするツイスト線製造方法。
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