JP6369369B2 - 画像処理装置、および、コンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本明細書は、原稿を光学的に読み取ることによって生成される画像データに対する補正処理に関する。
スキャナなどの読取装置を用いて、原稿を光学的に読み取ることによって生成される画像データに対して補正処理を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、画像内の特定色を示す画素の値を、白色を示す画素の値に変更する技術が開示されている。この技術では、複合機のカラー液晶パネルに、カラーパレットを表示して、ユーザから特定色の指示を受け取っている。
特開2006−339874号公報
しかしながら、上記技術では、適切な補正処理が容易に実行できるとは言えなかった。例えば、ユーザが適切な特定色を指示することは必ずしも容易ではないので、ユーザが適切に特定色を指示できない可能性がある。この場合には、補正処理によって、ユーザが意図しない色が変更される可能性があった。
本明細書は、原稿を光学的に読み取ることによって生成される画像データに対して、特定色を示す画素の値を変更する適切な補正処理を容易に実行できる技術を開示する。
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]第1の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第1の元画像データを取得する第1取得部と、前記第1の元画像データに対して第1の補正処理を実行することによって生成される第1の補正済画像データを取得する第2取得部であって、前記第1の補正処理は、特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記第2取得部と、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとを用いて、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量を算出する算出部と、前記算出済の特徴量を用いて、前記特定の色を示す補正パラメータを決定する決定部と、前記第1の原稿とは異なる第2の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第2の元画像データを取得する第3の取得部と、前記第2の元画像データに対して第2の補正処理を実行することによって、第2の補正済画像データを生成する補正処理部であって、前記第2の補正処理は、前記決定済の補正パラメータを用いて特定される前記特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記補正処理部と、を備える、画像処理装置。
上記構成によれば、第1の元画像データと第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量を用いて、特定の色に関する補正パラメータが決定される。そして、決定済の補正パラメータを用いて、第2の元画像データに対して第2の補正処理が実行される。この結果、特定の色を示す画素の値を特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する第2の補正処理を第2の元画像データに対して容易に実行することができる。例えば、特定の色を指定するユーザの指示がなくても第2の補正処理を第2の元画像データに対して実行することができる。
なお、本明細書に開示された技術は、種々の形態で実現可能であり、例えば、印刷装置の制御装置、画像読取装置の制御装置、画像処理方法、これらの装置および方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
本実施例の画像処理装置としての第2の複合機200と他の画像処理装置としての第1の複合機100との構成を示すブロック図である。 第1の元画像と第1の補正済画像の一例を示す図である。 パラメータ登録処理のフローチャートである。 RGB色空間CSPと複数個のブロックBkとを示す図である。 ドロップカラー決定処理のフローチャートである。 注目保留ブロックと注目保留ブロックに隣接する隣接ブロックとを示す図である。 第1実施例のカラーマッチング処理のフローチャートである。 通知画面WI1の一例を示す図である。 パラメータ表示画面WI2の一例を示す図である。 第2のカラードロップ処理のフローチャートである。 第2の元画像と第2の補正済画像の一例を示す図である。 指示入力画面WI4の一例を示す図である。 パッチシートPSの一例を示す図である。 プロファイル生成処理のフローチャートである。 第2実施例のカラーマッチング処理のフローチャートである。
A.実施例:
A−1:複合機の構成
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本実施例の画像処理装置としての第2の複合機200と、他の画像処理装置としての第1の複合機100との構成を示すブロック図である。
第2の複合機200は、第2の複合機200のコントローラとしてのCPU210と、ハードディスクドライブやEEPROMなどの不揮発性記憶装置220と、RAMなどの揮発性記憶装置230と、所定の方式(例えば、インクジェット方式、レーザー方式)で画像を印刷するプリンタ部240と、スキャナ部250と、タッチパネルやボタンなどの操作部260と、タッチパネルと重畳された液晶パネルなどの表示部270と、図示しないユーザの端末装置やUSBメモリなどの外部装置とデータ通信を行うためのインターフェースを含む通信部280と、を備えている。
スキャナ部250は、例えば、イメージセンサを用いて、光学的に原稿を読み取ることによってスキャンデータを生成する読取装置である。スキャンデータは、RGBの3個の色成分の階調値(例えば、0〜255の256階調)を含むRGB値で画素ごとの色を表すRGB画像データである。スキャナ部250によって生成されるスキャンデータに含まれるRGB値は、スキャナ部250の特性、例えば、イメージセンサに含まれる光電変換素子やカラーフィルタの特性に依存した機器依存色空間の色値である。スキャナ部250に依存するRGB値を第2種のRGB値とも呼ぶ。スキャナ部250によって生成されるスキャンデータ、すなわち、第2種のRGB値で画素ごとの色を表すスキャンデータを第2種のスキャンデータとも呼ぶ。
不揮発性記憶装置220は、コンピュータプログラムPG2とICCプロファイルPF2を格納している。コンピュータプログラムPG2とICCプロファイルPF2とは、一体または別体で、例えば、第2の複合機200の製造時に、予め不揮発性記憶装置220に記憶されている。これに代えて、コンピュータプログラムPG2とICCプロファイルPF2とは、CD−ROMやDVD−ROMなどに格納された形態、または、ネットワークを介して第2の複合機200に接続されたサーバ(図示省略)からダウンロードされる形態で提供される。揮発性記憶装置230には、CPU210が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域231が設けられている。
ICCプロファイルPF2は、インターナショナル・カラー・コンソーシアム(International Color Consortium(ICC))が公表する標準規格に従って作成された色変換プロファイルである。このICCプロファイルPF2は、上述したスキャナ部250に依存する第2種のRGB値と、機器非依存色空間の色値と、が対応付けられる色変換プロファイルである。機器非依存色空間の色値には、本実施例では、CIELAB色空間(L*a*b*色空間)の色値(Lab値とも呼ぶ)が用いられている。ICCプロファイルPF2を参照することによって、スキャナ部250によって生成される第2種のスキャンデータに含まれる第2種のRGB値を、Lab値に変換することができる。また、ICCプロファイルPF2を参照することによって、Lab値を、第2種のRGB値に変換することができる。
CPU210は、コンピュータプログラムPG2を実行することにより、第2の複合機200の全体を制御する機能や、第2種のスキャンデータに対する第2のカラードロップ処理を含む画像処理を実行する機能を実現する。
第1の複合機100は、第2の複合機200とは異なる機種の複合機である。本実施例では、第1の複合機100の製造者と、第2の複合機200の製造者とも、異なっている。
第1の複合機100は、第2の複合機200と同様に、CPU110と、不揮発性記憶装置120と、揮発性記憶装置130と、プリンタ部140と、スキャナ部150と、操作部160と、表示部170と、通信部180と、を備えている。不揮発性記憶装置120には、コンピュータプログラムPG1と、ICCプロファイルPF1と、が格納されている。
スキャナ部150は、光学的に原稿を読み取ることによってスキャンデータを生成する読取装置である。スキャナ部150の特性、例えば、イメージセンサに含まれる光電変換素子やカラーフィルタの特性は、スキャナ部150の特性とは異なっている。スキャナ部150によって生成されるスキャンデータは、スキャナ部250によって生成される第2種のスキャンデータと同様のRGB画像データである。ただし、スキャナ部150によって生成されるスキャンデータに含まれるRGB値は、スキャナ部150の特性に依存した機器依存色空間の色値である。スキャナ部150に依存するRGB値を第1種のRGB値とも呼ぶ。スキャナ部150によって生成されるスキャンデータ、すなわち、第1種のRGB値で画素ごとの色を表すスキャンデータを第1種のスキャンデータとも呼ぶ。
ICCプロファイルPF1は、スキャナ部150に依存する第1種のRGB値と、機器非依存色空間の色値と、が対応付けられる色変換プロファイルである。本実施例では、機器非依存色空間の色値には、ICCプロファイルPF1と同様に、Lab値が用いられている。ICCプロファイルPF1を参照することによって、スキャナ部150によって生成される第1種のスキャンデータに含まれる第1種のRGB値を、Lab値に変換することができる。また、ICCプロファイルPF1を参照することによって、Lab値を、第1種のRGB値に変換することができる。
A−2:動作
本実施例では、第1の複合機100のユーザが、利用する複合機を、第1の複合機100から第2の複合機200に切り替える場面を想定する。現在、ユーザは、第1の複合機100のスキャナ部150を利用して、請求書、領収書などの帳票を管理している。具体的には、ユーザの指示に基づいて、第1の複合機100のCPU110は、これらの帳票を原稿としてスキャナ部150に読み取らせることによってスキャンデータを生成する。そして、CPU110は、該スキャンデータに対して、後述するカラードロップ処理を実行して、帳票を表すスキャン画像から、枠線などの文字以外のオブジェクトが消去された画像を表す補正済のスキャンデータを生成する。ユーザは、補正済のスキャンデータに対して、例えば、パーソナルコンピュータなどの端末装置を用いて、文字認識処理を実行することによって、文字データを抽出する。ユーザは、帳票の内容を表す文字データを、端末装置を用いて管理している。
第2の複合機200は、第2の複合機200の設定を行うユーザの負担を軽減するためのパラメータ登録処理を実行することができる。パラメータ登録処理は、第1の複合機100のCPU110が実行するカラードロップ処理と同様の処理を、第2の複合機200にて実行できるように、ユーザが第2の複合機200の設定を行うことをサポートする。第1の複合機100のCPU110が実行するカラードロップ処理を、第1のカラードロップ処理とも呼び、第2の複合機200のCPU210が実行するカラードロップ処理を第2のカラードロップ処理とも呼ぶ。
A−2.解析用の画像データ等の準備
第2の複合機200によるパラメータ登録処理の実行に先立って、ユーザは、解析用の画像データとして第1の元画像データと第1の補正済画像データとを準備するとともに、ICCプロファイルPF1を準備する。
図2は、第1の元画像と第1の補正済画像の一例を示す図である。図2(A)の第1の元画像IA1は、第1の元画像データによって表される画像である。第1の元画像データは、第1の複合機100のスキャナ部150を用いて、原稿OP1を光学的に読み取ることによって生成される。したがって、第1の元画像データは、上述した第1種のRGB値を画素ごとに含む第1種のスキャンデータである。図2(A)は、第1の元画像IA1を示す図であるとともに、原稿OP1を示す図でもある。
第1の元画像IA1および原稿OP1は、例えば、上述した帳票を表し、複数個の文字CH1と、枠線や下線などの文字以外のオブジェクトLO1と、白以外の特定色を有するベタ塗りの領域SA1と、白色の背景BG1と、を含んでいる。文字以外のオブジェクトLO1とベタ塗りの領域SA1とは、文字CH1とは異なる色を有している。例えば、文字CH1は黒色を有し、文字以外のオブジェクトLO1やベタ塗りの領域SA1は、赤色や青色を有している。
第1の補正済画像データは、第1の元画像データに対して、第1の複合機100のCPU110が第1のカラードロップ処理を実行することによって生成される。第1のカラードロップ処理は、特定の色を示す画素の値を該特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である。例えば、本実施例の第1の元画像データに対して実行される第1のカラードロップ処理は、文字以外のオブジェクトLO1が有する特定の色と、ベタ塗りの領域SA1が有する特定の色と、を有する第1種のRGB値を、それぞれ、背景BG1の色である白色を示す第1種のRGB値に、変更する処理である。この結果、第1のカラードロップ処理によって、第1の元画像IA1から、文字以外のオブジェクトLOやベタ塗りの領域SA1が除去された第1の補正済画像IB1を表す第1の補正済画像データが生成される。図2(B)の第1の補正済画像IB1は、複数個の文字CH1を含み、文字以外のオブジェクトLO1やベタ塗りの領域SA1を含んでいない。
第1のカラードロップ処理は、第1の複合機100に対して、ユーザが設定した補正パラメータに基づいて実行される。この補正パラメータは、原稿OP1を含む特定種類の帳票、例えば、特定の取引先から発行される帳票用に、変更すべき1種以上の特定の色、すなわち、除去すべき1種以上の特定の色を示す情報である。第1の元画像データに対して、第1のカラードロップ処理が実行されるのは、第1の元画像IA1から文字以外のオブジェクトLO1やベタ塗りの領域SA1を除去することによって、文字認識処理を実行する際の文字認識精度を向上するためである。
ユーザは、例えば、過去に第1の複合機100によって生成された第1の元画像データおよび第1の補正済画像データを、第1の複合機100の不揮発性記憶装置120あるいは端末からUSBメモリなどのリムーバブルメモリに格納する。また、ユーザは、ICCプロファイルPF1を、第1の複合機100の不揮発性記憶装置120や、第1の複合機100の製造者のサーバから取得して、リムーバブルメモリに格納する。第1の元画像データおよび第1の補正済画像データのうちの少なくとも一方の画像データを格納する画像ファイルが、付加情報を格納可能なフォーマットを有するファイル形式で保存されている場合には、ICCプロファイルPF1は、付加情報として該画像ファイルに格納されていても良い。付加情報を格納可能なフォーマットは、例えば、Exif(登録商標、Exchangeable image file formatの略)などの公知のフォーマットである。
A−3.パラメータ登録処理
パラメータ登録処理では、第1の元画像データと第1の補正済画像データとを解析して、第1の複合機100で実行されている第1のカラードロップ処理と同様の第2のカラードロップ処理を第2の複合機200にて実行するための補正パラメータを生成する。パラメータ登録処理は、例えば、ユーザからの実行指示が操作部260を介して入力された場合に、第2の複合機200のCPU210によって実行される。ユーザは、例えば、第1の元画像データと第1の補正済画像データとICCプロファイルPF1とを格納したリムーバブルメモリを、第2の複合機200の通信部280に接続した状態で、実行指示を入力する。
図3は、パラメータ登録処理のフローチャートである。S10では、CPU210は、通信部280に接続されたリムーバブルメモリから、第1の元画像データを取得して、バッファ領域231に格納する。
S20では、CPU210は、第1の元画像データを用いて、第1の元画像IA1の色の分布を示すヒストグラムを生成する。具体的には、CPU210は、第1の元画像IA1内の複数個の画素を、画素の値、すなわち、RGB値に基づいて、複数個のクラスに分類する。本実施例では、RGB色空間CSPを複数個に分割することによって、RGB色空間CSP内に複数個のブロックBkが設定される。複数個のブロックBkが複数個のクラスとして用いられる。
図4は、RGB色空間CSPと、複数個のブロックBkと、を示す図である。RGB色空間CSPは、立方体の空間である。図4において、K点(ブラック点)、R点(レッド点)、G点(グリーン点)、B点(ブルー点)は、それぞれ、RGB値が(0、0、0)、 (255、0、0)、(0、255、0)、(0、0、255)である点を示している。同様に、C点(シアン点)、M点(マゼンタ点)、Y点(イエロー 点)、W点(ホワイト点)は、それぞれ、スキャナRGB値が(0、255、255)、(255、0、255)、(255、255、0)、(255、 255、255)である点を示している。本実施例では、RGB色空間CSPをR軸方向、G軸方向、B軸方向に、それぞれN分割(Nは2以上の整数)することによって、RGB色空間CSPをNの3乗個の立方体のブロックBkが設定される。図4は、図の煩雑を避けるために、N=8である場合を例示しているが、例えば、本実施例では、N=16として、4096個のブロックBkが設定される。
生成されるヒストグラムは、複数個のブロックBkのそれぞれについて、ブロックBk内のRGB値を有する画素の個数(以下、ブロックBkの分布画素数と呼ぶ)を示すデータである。
S30では、CPU210は、通信部280に接続されたリムーバブルメモリから、第1の補正済画像データを取得して、バッファ領域231に格納する。
S40では、CPU210は、第1の補正済画像データを用いて、第1の補正済画像IB1の色の分布を示すヒストグラムを生成する。具体的には、CPU210は、第1の補正済画像IB1内の複数個の画素を、画素の値、すなわち、RGB値に基づいて、複数個のクラスに分類する。複数個のクラスには、第1の元画像IA1のヒストグラムと同様に、RGB色空間CSPに設定される複数個のブロックBkが用いられる(図4)。
S50では、CPU210は、ドロップカラー決定処理を実行する。ドロップカラー決定処理は、第2のカラードロップ処理にて、変更すべき特定の色(ドロップカラー)を決定する処理である。
図5は、ドロップカラー決定処理のフローチャートである。S100では、CPU210は、RGB色空間CSPに設定された複数個のブロックBkの中から、1個の注目ブロックを選択する。
S105では、CPU210は、注目ブロックの分布画素数の減少量ΔDを算出する。第1の補正済画像IB1の分布画素数、すなわち、注目ブロック内の色値を有する第1の補正済画像IB1の画素の個数をDbとする。また、第1の元画像IA1の分布画素数、すなわち、注目ブロック内の色値を有する第1の元画像IA1の画素の個数をDaとする。
減少量ΔDは、第1の元画像IA1の分布画素数Daと比較して、第1の補正済画像IB1の分布画素数Dbが減少した個数、すなわち、分布画素数Daから分布画素数Dbを減じた差である(ΔD=Da−Db)。
S110では、CPU210は、算出済の減少量ΔDは、閾値THd以上であるか否かを判断する。閾値THdは、例えば、第1の元画像IA1内の画素の総数PNtと、RGB色空間CSPに設定されるブロックBkの個数BNと、に基づいて決定される固定値に決定される(例えば、THd=(PNt/BN)×K1)。これに代えて、閾値THdは、注目ブロックについての第1の元画像IA1の分布画素数Daに基づいて注目ブロックごとに動的に決定されても良い(例えば、THd=Da×K2)。ここで、K1、K2は、実験的に決定される係数である。
減少量ΔDが閾値THd以上である場合には(S110:YES)、S115にて、CPU210は、注目ブロックを登録ブロックとして記録する。減少量ΔDが比較的多い場合には、注目ブロック内の色を有する画素の値が、第1のカラードロップ処理によって、他の色、すなわち、注目ブロック外の色を有する画素の値に変更された可能性が高い。このために、この場合には、注目ブロックは、第2のカラードロップ処理において変更すべき色を示す登録ブロックとしてバッファ領域231に記録される。
減少量ΔDが閾値THd未満である場合には(S110:NO)、S120にて、CPU210は、注目ブロックを保留ブロックとして記録する。減少量ΔDが比較的少ない場合には、注目ブロック内の色を有する画素の値が、第1のカラードロップ処理によって、他の色に変更された可能性は低い。このために、この場合には、注目ブロックは、登録ブロックとしては記録されず、保留ブロックとしてバッファ領域231に記録される。
S125では、CPU210は、RGB色空間CSP内の全てのブロックBkを注目ブロックとして処理したか否かを判断する。未処理のブロックBkがある場合には(ステップS125:NO)、CPU210は、ステップS100に戻って、未処理のブロックBkを新たな注目ブロックとして選択する。全てのブロックBkが処理された場合には(ステップS125:YES)、CPU210は、S130に処理を進める。この時点で全てのブロックBkは、登録ブロックと保留ブロックとのいずれかに分類されている。
S130では、CPU210は、複数個の保留ブロックの中から、1個の注目保留ブロックを選択する。S135では、CPU210は、注目保留ブロックは、登録ブロックと隣接しているか否かを判断する。
図6は、注目保留ブロックと、注目保留ブロックに隣接する隣接ブロックと、を示す図である。図6に示すように、1個の保留ブロックBkmの隣接ブロックBKaは、立方体である保留ブロックBkmの6個の面と12個の辺と8個の頂点とのうちの少なくとも1個が接する26個のブロックである。これに代えて、1個の保留ブロックBkmの隣接ブロックBKaは、保留ブロックBkmの6個の面にそれぞれ接する6個のブロックであっても良い。注目保留ブロックの26個の隣接ブロックに、少なくとも1個の登録ブロックが含まれる場合には、注目保留ブロックは、登録ブロックと隣接していると判断される。
注目保留ブロックが登録ブロックと隣接している場合には(S135:YES)、S140にて、CPU210は、注目保留ブロックを登録ブロックに変更する。注目保留ブロックが登録ブロックと隣接していない場合には(S135:NO)、S145にて、CPU210は、注目保留ブロックを非登録ブロックに変更する。すなわち、注目保留ブロックは、登録ブロックおよび非登録ブロックのいずれかとして新たに記録される。
S150では、CPU210は、全ての保留ブロックを注目保留ブロックとして処理したか否かを判断する。未処理の保留ブロックがある場合には(ステップS150:NO)、CPU210は、ステップS130に戻って、未処理の保留ブロックを新たな注目保留ブロックとして選択する。全ての保留ブロックが処理された場合には(ステップS150:YES)、CPU210は、S155に処理を進める。この時点で、減少量ΔDが閾値THd以上であったブロックBkと、当該ブロックBkに隣接するブロックと、が登録ブロックに分類され、これらの登録ブロック以外のブロックは、非登録ブロックに分類されている。
S155では、カラーマッチング処理を実行する。カラーマッチング処理は、第1の複合機100のスキャナ部150の特性と、第2の複合機200のスキャナ部250の特性と、の違いを考慮して、第2のカラードロップ処理にて変更すべき特定の色を修正する処理である。具体的には、ICCプロファイルPF1、PF2を用いて、第2のカラードロップ処理にて変更すべき特定の色の範囲を規定する登録ブロックを修正する。
図7は、カラーマッチング処理のフローチャートである。S200では、CPU210は、通信部180に接続されたリムーバブルメモリから、第1の複合機100のICCプロファイルPF1を取得して、バッファ領域231に格納する。あるいは、CPU210は、第1の元画像データの画像ファイル、および、第1の補正済画像データの画像ファイルの少なくとも一方に付加情報として格納されているICCプロファイルPF1を取得する。ただし、リムーバルメモリおよび画像ファイルのいずれにもICCプロファイルPF1が格納されていない場合には、CPU210は、ICCプロファイルPF1の取得に失敗する。
S220では、CPU210は、ICCプロファイルPF1の取得に成功したか否かを判断する。ICCプロファイルPF1の取得に成功した場合には(S220:YES)、CPU210は、S250に処理を進める。ICCプロファイルPF1の取得に失敗した場合には(S220:NO)、S230にて、CPU210は、ICCプロファイルPF1を取得できないことを通知するためのUI画面である通知画面WI1を表示部170に表示する。
図8は、通知画面WI1の一例を示す図である。この通知画面WI1は、メッセージMS1〜MS3と、ボタンBT1、BT2と、を含んでいる。メッセージMS1は、ICCプロファイルPF1を取得できないことを通知するメッセージである。メッセージMS2は、ICCプロファイルPF1を第2の複合機200に入力することを促すメッセージである。メッセージMS3は、ICCプロファイルPF1を第2の複合機200に入力できない場合には、その旨を入力することを促すメッセージである。
ユーザは、ICCプロファイルPF1を第1の複合機100などから取得できる場合には、取得したICCプロファイルPF1が格納されたリムーバブルメモリを通信部280に接続したうえで、ボタンBT1を押下する。ユーザは、ICCプロファイルPF1を取得できない場合には、ボタンBT2を押下する。ボタンBT1が押下された場合には、CPU210は、リムーバブルメモリからICCプロファイルPF1を取得する。
S240では、CPU210は、通知画面WIに対するユーザの対応によってICCプロファイルPF1の取得に成功したか否かを判断する。通知画面WIのボタンBT1が押下されたことに応じてICCプロファイルPF1が取得された場合には、ICCプロファイルPF1の取得に成功したと判断される。通知画面WIのボタンBT2が押下された場合には、ICCプロファイルPF1の取得に失敗したと判断される。ICCプロファイルPF1の取得に成功した場合には(S240:YES)、CPU210は、S250に処理を進める。ICCプロファイルPF1の取得に失敗した場合には(S240:NO)、CPU210は、S250〜S280の処理をスキップしてカラーマッチング処理を終了する。
S250では、CPU210は、ICCプロファイルPF1を用いて、図5のS100〜S150の処理で記録された複数個の登録ブロックのそれぞれの代表色値をLab値へ変換する。RGB色空間CSPは、第1種のスキャンデータによって表される第1の元画像IA1および第1の補正済画像IB1の色値の色空間であるから、登録ブロックのそれぞれの代表色値は、第1種のRGB値である。したがって、本ステップにて、登録ブロックのそれぞれの代表色値は、第1種のRGB値からLab値に変換される。登録ブロックの代表色値は、本実施例では、RGB色空間CSPにおいて登録ブロックの重心に位置するRGB値である。図4には、ブロックBk1の代表色値RVが、ブロックBk内に図示されている。
S260では、CPU210は、第2の複合機200のICCプロファイルPF2を、不揮発性記憶装置220から取得して、バッファ領域231に格納する。S270では、CPU210は、S260でLab値に変換された複数個の登録ブロックのそれぞれの代表色値を、Lab値から第2種のRGB値に変換する。本ステップで変換された後の代表色値を変換済の代表色値とも呼ぶ。
S280では、CPU210は、変換済の代表色値に基づいて、登録ブロックを修正して、カラーマッチング処理を終了する。具体的には、CPU210は、RGB色空間CSP内に設定された複数個のブロックBkのうち、変換済の代表色値を少なくとも1個以上含むブロックBkを、登録ブロックとして決定する。そして、CPU210は、複数個のブロックBkのうち、変換済の代表色値を1個も含まないブロックBkを、非登録ブロックとして決定する。
図7のカラーマッチング処理が終了すると、図5のS160では、CPU210は、補正パラメータを生成して、ドロップカラー決定処理を終了する。具体的には、CPU210は、図5のS280にて決定された1個以上の登録ブロックを示す情報を、第2のカラードロップ処理にて変更すべき特定色(ドロップカラー)を示す補正パラメータとして生成する。
図5のドロップカラー決定処理が終了すると、図3のS60では、CPU210は、第2のカラードロップ処理の補正パラメータを用いて特定される画素の値の範囲をユーザに対して表示するためのUI画面であるパラメータ表示画面WI2を、表示部270に表示する。
図9は、パラメータ表示画面WI2の一例を示す図である。パラメータ表示画面WI2は、RGB色空間CSPを平面上で表現したカラーパレットCPと、ボタンBT3、BT4と、補正パラメータの登録名を入力するためのフィールドF1と、を含んでいる。カラーパレットCPには、RGB色空間CSPに設定された複数個のブロックBkに対応する複数個のセルCLが枡目状に配置されている。各セルCLは、対応するブロックBkの代表色値が示す色を有している。カラーパレットCP内には、ドロップカラーの範囲を示す枠DAa、DAbが配置されている。具体的には、枠DAa、DAbは、図5のS280にて決定された1個以上の登録ブロックに対応する1個以上のセルCLを示している。図9(A)の例では、例えば、枠DAaは、図2(A)の第1の元画像IA1の文字以外のオブジェクトLO1の色を示す範囲であり、枠DAbは、ベタ塗りの領域SA1の色を示す範囲である。
ユーザは、パラメータ表示画面WI2内のカラーパレットCP内の枠DAa、DAbに含まれるセルCLの追加や削除を、例えば、パラメータ表示画面WI2上にて追加や削除すべきセルCLをタップすることによって行うことができる。このように、ユーザは、カラーパレットCP内の枠DAa、DAbの範囲を調整することができる。すなわち、ユーザは、パラメータ表示画面WI2を介して、補正パラメータを用いて特定される画素の値の範囲を調整する調整指示を入力することができる。CPU210は、ユーザの調整指示に基づいて、例えば、補正パラ−メータを調整する。この結果、自動的に生成された補正パラメータをユーザの指示に基づいて、微調整することができるので、ユーザに過度の負担をかけることなく、適切な補正パラメータを決定できる。
S70では、CPU210は、パラメータ表示画面WI2を介して補正パラメータの登録指示が入力されたか否かを判断する。例えば、ユーザが登録ボタンBT3を押下した場合には、登録指示が入力されたと判断され、ユーザがキャンセルボタンBT4を押下した場合には、登録指示が入力されなかったと判断される。
登録指示が入力された場合には(S70:YES)、S80にて、CPU210は、登録指示が入力された時点でフィールドF1に入力されている登録名と対応付けて補正パラメータを不揮発性記憶装置220に登録して、パラメータ登録処理を終了する。登録される補正パラメータは、登録指示が入力された時点でカラーパレットCP内に配置されている枠DAa、DAbに基づく補正パラメータ、すなわち、枠DAa、DAb内の1個以上のセルCLに対応する1個以上の登録ブロックを示す情報である。登録指示が入力されなかった場合には(S70:NO)、CPU210は、S80をスキップして、パラメータ登録処理を終了する。
このパラメータ登録処理は、ユーザの実行指示に基づいて、例えば、第1の元画像データと第1の補正済画像データとの組み合わせを別の2個の画像データの組み合わせに変更して、複数回実行され得る。この場合には、複数組の組み合わせについて、それぞれ、補正パラメータが決定されて、登録される。例えば、複数の取引先から発行される複数種類の帳票のそれぞれのために、複数個の補正パラメータが登録され得る。
A−4.第2のカラードロップ処理:
次に、補正パラメータの登録後に、第2の複合機200のCPU210によって実行される第2のカラードロップ処理について説明する。第2のカラードロップ処理は、ユーザの開始指示に基づいて、パラメータ登録処理によって登録された補正パラメータを用いて実行される。ユーザの指示は、図示しないUI画面を介して入力され、第2のカラードロップ処理の開始指示と、処理対象のスキャンデータを指定する指示と、を含む。
図10は、第2のカラードロップ処理のフローチャートである。S300では、CPU210は、ユーザの指定指示に基づいて、ユーザによって指定された処理対象のスキャンデータを取得する。例えば、予め原稿をスキャナ部250によって読み取ることによって生成され、不揮発性記憶装置220に格納済の1個以上のスキャンデータから、処理対象のスキャンデータが取得されて、バッファ領域231に格納される。これに代えて、CPU210は、ユーザからのスキャン指示に基づいて、スキャナ部250を用いて原稿を読み取るって処理対象のスキャンデータを生成することによって、処理対象のスキャンデータを取得しても良い。
本ステップで取得される処理対象のスキャンデータは、第2種のRGB値によって画素ごとの色を表す第2種のスキャンデータである。本ステップで取得される処理対象のスキャンデータを、第2の元画像データとも呼び、第2の元画像データによって表されるスキャン画像を、第2の元画像とも呼ぶ。
図11は、第2の元画像と第2の補正済画像の一例を示す図である。図11(A)の第2の元画像IA2を表す第2の元画像データは、図2(A)の第1の元画像IA1と同じタイプの帳票OP2をスキャナ部250を用いて読み取ることによって生成される。第2の元画像IA2は、複数個の文字CH2と、枠線や下線などの文字以外のオブジェクトLO2と、白以外の特定色を有するベタ塗りの領域SA2と、白色の背景BG2と、を含んでいる。
S310では、CPU210は、第2のカラードロップ処理に関する設定を入力するための指示入力画面WI4を表示部270に表示する。
図12は、指示入力画面WI4の一例を示す図である。図12の指示入力画面WI4は、プルダウンメニューPMと、ボタンBT8〜BT10と、を含んでいる。プルダウンメニューPMは、複数個の補正パラメータの中から、第2のカラードロップ処理を実行する際に用いるべき1個の補正パラメータを選択する選択指示を入力するための入力要素である。
プルダウンメニューPMにて選択できる複数個の項目のそれぞれは、対応する補正パラメータの登録名を示している。ユーザは、プルダウンメニューPMにて1個の登録名を選択することによって、1個の補正パラメータの選択指示を容易に入力できる。選択可能な複数個の補正パラ−メータは、図3のパラメータ登録処理をN回(Nは、2以上の整数)実行することによって登録されたN個の補正パラメータを含む。N回のパラメータ登録処理では、第1の元画像データと第1の補正済画像データとN組の組み合わせが用いられる。N組の組み合わせのそれぞれは、N個の互いに異なる第1の元画像データのうちの一の画像データと、一の画像データに対応する1個の第1の補正済画像データと、の組み合わせである。また、選択可能な複数個の補正パラメータは、予め登録されたデフォルトの1個以上の補正パラメータを含み得る。
詳細設定ボタンBT8が押下されると、CPU210は、図9のパラメータ表示画面WI2を、表示部270に表示する。このとき、パラメータ表示画面WI2のカラーパレットCPには、直前に表示されていた指示入力画面WI4のプルダウンメニューPMにて選択されている補正パラメータが示すドロップカラーの範囲を示す枠DAa、DAbが配置される。ユーザは、パラメータ表示画面WI2を介してカラーパレットCP内の枠DAa、DAbの範囲を調整することができる。フィールドF1には、直前に表示されていた指示入力画面WI4のプルダウンメニューPMにて選択されている補正パラメータの登録名が表示される。ユーザは、フィールドF1内の登録名を変更することができる。この結果、CPU210は、パラメータ登録処理時だけでなく、第2のカラードロップ処理の実行時にも、ユーザの指示に基づいて、補正パラメータの登録や、補正パラメータの調整を行うことができる。
ユーザが登録ボタンBT3を押下することで登録指示を入力すると、CPU210は、その時点でカラーパレットCP内に配置されている枠DAa、DAbに基づく補正パラメータが登録される。フィールドF1内の登録名が変更されていない場合には、該登録名の補正パラメータが更新され、フィールドF1内の登録名が変更されている場合には、該登録名の補正パラメータが新規に登録される。ユーザがキャンセルボタンBT4を押下すると、CPU210は、補正パラメータの登録を行わない。なお、登録ボタンBT3、BT4のいずれが押下された場合でも、CPU210は、図12の指示入力画面WI4を表示部270に再び表示する。
指示入力画面WI4の開始ボタンBT9が押下されると、CPU210は、S320に処理を進める。指示入力画面WI4のキャンセルボタンBT10が押下されると、CPU210は、第2のカラードロップ処理を終了する。
S320では、CPU210は、開始ボタンBT9が押下された時点でプルダウンメニューPMにて選択されている補正パラ−メータを、不揮発性記憶装置220から取得する。すなわち、プルダウンメニューPMを介してユーザから入力された選択指示に基づいて選択された1個の補正パラメータが取得される。この結果、CPU210は、ユーザの意図に応じた適切な補正パラメータを用いて、第2のカラードロップ処理を実行することができる。補正パラ−メータは、上述したように、RGB色空間CSP内に設定される複数個のブロックBkのうちの1個以上の登録ブロックを示す情報である。
S330では、CPU210は、第2の元画像IA2内の複数個の画素の中から、1個の注目画素を選択する。S340では、CPU210は、注目画素の色値(第2種のRGB値)が、RGB色空間CSPにおいて、補正パラ−メータによって示される1個以上の登録ブロックのいずれかに含まれるか否かを判断する。
注目画素の色値が登録ブロックのいずれかに含まれる場合には(S340:YES)、CPU210は、注目画素の色値を、特定の色値に変更する。特定の色値は、本実施例では、白色を示す第2種のRGB値、すなわち、(R、G、B)=(255、255、255)の第2種のRGB値である。
注目画素の色値が登録ブロックのいずれかにも含まれない場合には(S340:NO)、CPU210は、S430をスキップする。したがって、この場合には、注目画素の色値は、元の値に維持される。
S360では、CPU210は、第2の元画像IA2内の全ての画素を注目画素として処理したか否かを判断する。未処理の画素がある場合には(ステップS360:NO)、CPU210は、ステップS330に戻って、未処理の画像を新たな注目画素に選択する。第2の元画像IA2内の全ての画素が処理された場合には(ステップS360:YES)、CPU210は、S370に処理を進める。この時点で補正済のスキャンデータが生成されている。生成される補正済のスキャンデータを、第2の補正済画像データとも呼び、第2の補正済画像データによって表される画像を、第2の補正済画像IB2とも呼ぶ。
図11(B)には、第2の補正済画像IB2の一例が示されている。第2の補正済画像IB2は、図2(B)の第1の補正済画像IB1と同様に、複数個の文字CH2を含み、文字以外のオブジェクトLO2やベタ塗りの領域SA2を含んでいない。第2のカラードロップ処理によって、文字以外のオブジェクトLO2やベタ塗りの領域SA2を構成する画素の色値が、背景BG2の色を示す色値に変更されたことによって、文字以外のオブジェクトLO2やベタ塗りの領域SA2が削除されたからである。
S370では、CPU210は、第2の補正済画像データを出力する。具体的には、CPU210は、第2の補正済画像データを不揮発性記憶装置220に出力して、不揮発性記憶装置220に第2の補正済画像データを保存する。これに代えて、第2の補正済画像データの出力は、ユーザの端末に第2の補正済画像データを送信することであっても良いし、第2の補正済画像データを用いてプリンタ部240を制御することよって第2の補正済画像IB2を印刷することであっても良い。
以上説明した本実施例によれば、図3のパラメータ登録処理において、CPU110は、S10で取得される第1の元画像データとS30で取得される第1の補正済画像データとを用いて、第1の元画像データと第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量である減少量ΔDを算出する(図3のS20、S40、図5のS110)。CPU110は、算出済の特徴量(本実施例では、減少量ΔD)を用いて、補正パラメータを決定する。具体的には、補正パラメータは、1個以上の登録ブロックを示す情報であり、該登録ブロックが、減少量ΔDを用いて決定される(図5のS110〜S115)。そして、図10に示すように、CPU110は、原稿OP1とは異なる原稿OP2を光学的に読み取ることによって生成される第2の元画像データに対して第2のカラードロップ処理を実行することによって、第2の補正済画像データを生成する。第2のカラードロップ処理は、図3のパラメータ登録処理にて決定済の補正パラメータ(具体的には、1個以上の登録ブロックを示す情報)を用いて特定される特定の色を示す画素の値を特定の色とは異なる色(本実施例では、白色)を示す画素の値に変更する処理である(図10のS320〜S360)。この結果、第2のカラードロップ処理を第2の元画像データに対して容易に実行することができる。例えば、特定の色を指定するユーザの指示がなくても第2のカラードロップ処理を第2の元画像データに対して実行することができる。
より具体的に説明する。第1の複合機100にて行われていた第1のカラードロップ処理と同様の処理結果を得られるように、第2の複合機200にて行うべき第2のカラードロップ処理の補正パラメータを、ユーザがUI画面を介して手動で設定するのは、容易ではない場合がある。例えば、変更すべき特定の色の範囲が過度に狭い場合には、第2の補正済画像IB2に、文字以外のオブジェクトLO2やベタ塗りの領域SA2が残る可能性がある。また、変更すべき特定の色の範囲が過度に広い場合には、第2の補正済画像IB2から、文字が消去される可能性がある。このために、適切に、変更すべき特定の色の範囲を決定することは、簡単とは言えない。特に、複数種類の帳票、例えば、複数の取引先の帳票用にそれぞれ異なる補正パラメータを準備する場合のように、複数個の補正パラメータを設定する必要がある場合もあり、ユーザの負担が大きくなりがちであった。本実施例では、第1の複合機100によって生成された第1の元画像データと第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量を用いて、自動的に補正パラメータを決定することができるので、容易に適切な第2のカラードロップ処理を第2の元画像データに対して実行することが可能となる。したがって、補正パラメータを第2の複合機200に設定するユーザの負担を軽減できる。
さらに、具体的には、第1の元画像IA1のヒストグラムと第1の補正済画像IB1のヒストグラムとの差分を示す減少量ΔDに基づいて、第1の元画像データと第1の補正済画像データとの間で画素の分布数の差が基準より大きなブロックBkが登録ブロックとして決定される(図5のS110〜S115)。そして、ブロックBkによって規定される色値の範囲が、第2のカラードロップ処理にて変更されるべき特定の色を示す補正パラメータとして決定される(S160)。この結果、第1の元画像IA1と第1の補正済画像IB1との差を適切に判断して、変更されるべき特定の色の範囲を適切に示す補正パラメータを決定することができる。
さらに、S110〜S115にて登録ブロックとして決定されたブロックBkに加えて、当該ブロックBkに隣接する隣接ブロックBKaが、隣接ブロックBKa内の画素の分布数に拘わらずに、すなわち、減少量ΔDの値に拘わらずに、登録ブロックとして追加で決定される(S135〜S145)。この結果、変更されるべき特定の色の範囲を適切に広げることができる。したがって、第2のカラードロップ処理によって、変更されるべき色が変更されないことを抑制できる。すなわち、図11(B)の第2の補正済画像IB2に、文字以外のオブジェクトLO2やベタ塗りの領域SA2が部分的に残存することを抑制することができる。
また、本実施例では、第1の補正済画像データは、第1の複合機100によって第1のカラードロップ処理が実行されることによって生成される。この結果、第1の複合機100によって実行される第1のカラードロップ処理に基づく第2のカラードロップ処理、本実施例では、第1のカラードロップ処理と同等の処理結果が得られる第2のカラードロップ処理を容易に第2の複合機200にて実行することができる。したがって、例えば、カラードロップ処理を実行する画像処理装置を、第1の複合機100から第2の複合機200に切り替える場合に、切り替え時のユーザの負担を軽減することができる。
また、第1の元画像データは、第1の読取装置としての第1の複合機100を用いて生成されて、第2の元画像データは、第2の読取装置としての第2の複合機200を用いて生成される。この結果、第1の複合機100を用いて生成される第1の元画像データに対して第1の複合機100によって実行される第1のカラードロップ処理に基づく第2のカラードロップ処理を、第2の複合機200を用いて生成される第2の元画像データに対して容易に実行することができる。例えば、原稿を第1の複合機100を用いて読み取り、第1の複合機100を用いて補正した場合の処理結果と同等の処理結果を、第2の複合機200によって容易に実現できる。
また、上記実施例では、図7のカラーマッチング処理にて、CPU110は、ICCプロファイルPF1を用いて、登録ブロックを修正する。すなわち、ICCプロファイルPF1を用いて補正パラメータが決定される。この結果、第1の複合機100のスキャナ部150の特性を考慮して補正パラメータを生成できる。この結果、第2のカラードロップ処理のための適切な補正パラメータを生成できる。
さらに、図7のカラーマッチング処理では、ICCプロファイルPF1が取得できない場合には(S220:NO)、CPU210は、通知画面WI1を表示することによって、ICCプロファイルPF1を取得できないことをユーザに通知する(S230)。ユーザは、ICCプロファイルPF1の存在を知らないことも多いが、このような通知を行うことによって、例えば、ユーザは、ICCプロファイルPF1を、第1の複合機100や第1の複合機100の製造者が管理するサーバから、ICCプロファイルPF1を取得するなどの対応をとることができる。
さらに、図7のカラーマッチング処理では、ICCプロファイルPF1に加えて、ICCプロファイルPF2を用いて、補正パラメータが決定される。この結果、第1の複合機100のスキャナ部150の特性と、第2の複合機200のスキャナ部250の特性と、を考慮して、さらに適切な補正パラメータを生成することができる。例えば、スキャナ部150とスキャナ部250のイメージセンサの読み取り特性が比較的大きく異なる場合であっても、第2の複合機200にて実行する第2のカラードロップ処理は、第1の複合機100にて実行されていた第1のカラードロップ処理を精度良く再現することができる。
B.第2実施例
B−1.プロファイル生成処理
第2実施例では、図3のパラメータ登録処理に先だって、プロファイル生成処理が行われる。プロファイル生成処理では、パッチシートPSを用いて、第1の元画像データや第1の補正済画像データなどの第1種のスキャンデータの画素の値である第1種のRGB値と、第2の元画像データや第2の補正済画像データなどの第2種のスキャンデータの画素の値である第2種のRGB値と、が対応付けられるプロファイルPF3が生成される。第2実施例では、ICCプロファイルPF1およびICCプロファイルPF2に代えて、プロファイル生成処理によって生成されるプロファイルPF3が用いられる。
図13は、パッチシートPSの一例を示す図である。パッチシートPSは、複数個のパッチPchを含んでいる。パッチPchは、単色の矩形の画像である。パッチPchの個数は、本実施例では、RGB色空間CSP内に設定されるブロックBkの個数と同じである。パッチシートPSは、複数枚であっても良い。各パッチ画像は、RGB色空間CSP内に設定されるブロックBkのうちの対応するブロックの代表色値が示す色を有している。例えば、各パッチ画像の色は、ブロックの代表色値(第2種のRGB値)を、ICCプロファイルPF2で変換して得られるLab値の色である。パッチシートPSは、例えば、第2の複合機200の製造者によって提供される。
図14は、プロファイル生成処理のフローチャートである。S400では、CPU210は、第1のパッチ画像データを取得する。第1のパッチ画像データは、第1の複合機100のスキャナ部150を用いて、パッチシートPSを読み取ることによって生成される。したがって、第1のパッチ画像データは、スキャナ部150に依存する第1種のRGB値で表現される画像データである。例えば、ユーザが、第1の複合機100に第1のパッチ画像データを生成させて、該第1のパッチ画像データが格納されたリムーバブルメモリを通信部280に接続する。CPU210は、リムーバブルメモリから、第1のパッチ画像データを取得する。
S410では、CPU210は、第2のパッチ画像データを取得する。CPU210は、例えば、スキャナ部250を用いてパッチシートPSを読み取って第2のパッチ画像データを生成することによって、該第2のパッチ画像データを取得する。第2のパッチ画像データは、スキャナ部250に依存する第2種のRGB値で表現される画像データである。
図13は、第1のパッチ画像データによって表される第1のパッチ画像PI1、および、
第2のパッチ画像データによって表される第2のパッチ画像PI2を示す図である、とも言うことができる。
S415では、CPU210は、第2のパッチ画像PI2内の複数個のパッチPchの中から、1個の注目パッチを選択する。S420では、CPU210は、第2のパッチ画像データを用いて、第2のパッチ画像PI2内の注目パッチの色値を取得するとともに、第1のパッチ画像データを用いて、注目パッチに対応する第1のパッチ画像PI1内のパッチ(以下、対応パッチとも呼ぶ)の色値を取得する。対応パッチは、第2のパッチ画像PI2における注目パッチと同じ位置にある第1のパッチ画像PI1内のパッチである。換言すれば、注目パッチと対応パッチは、パッチシートPSの同じパッチPchを読み取った画像である。パッチシートPSは、第2の複合機200の製造者によって提供されているので、CPU210は、パッチ画像PI1、PI2内におけるパッチの位置を、予め認識している。注目パッチの色値には、例えば、第2のパッチ画像PI2の注目パッチ内の画素の値の平均値が用いられる。対応パッチの色値には、例えば、第1のパッチ画像PI1の対応パッチ内の画素の値の平均値が用いられる。
S425では、CPU210は、注目パッチの色値と、対応パッチの色値と、を対応付けて、バッファ領域231に記録する。注目パッチの色値は、第2種のRGB値であり、対応パッチの色値は、第1種のRGB値であるので、本ステップにて1個のブロックBkについて第1種のRGB値と第2種のRGB値との対応関係が取得できる。
S430では、CPU210は、第2のパッチ画像PI2内の全てのパッチPchを注目パッチとして処理したか否かを判断する。未処理のパッチPchがある場合には(ステップS430:NO)、CPU210は、ステップS415に戻って、未処理のパッチPchを新たな注目パッチとして選択する。全てのパッチPchが処理された場合には(ステップS430:YES)、CPU210は、S435に処理を進める。この時点で全てのブロックBkについて、第1種のRGB値と第2種のRGB値との対応関係が取得されている。
S435では、CPU210は、RGB色空間CSP内の複数個のブロックBkについて、第1種のRGB値と第2種のRGB値との対応関係を規定したプロファイルPF3を生成して、不揮発性記憶装置220に格納する。
B−2. カラーマッチング処理:
第2実施例では、図5のS155において、図7のカラーマッチング処理に代えて、プロファイルPF3を用いたカラーマッチング処理が実行される。図15は、第2実施例のカラーマッチング処理のフローチャートである。S500では、CPU210は、不揮発性記憶装置220から、図14のプロファイル生成処理にて生成されたプロファイルPF3を取得して、バッファ領域231に格納する。
S510では、CPU210は、プロファイルPF3を用いて、図5のS100〜S150の処理で記録された複数個の登録ブロックのそれぞれの代表色値を、第1種のRGB値から第2種のRGB値へ変換する。
S520では、図7のS280と同様に、変換済の代表色値に基づいて、登録ブロックを修正して、カラーマッチング処理を終了する。
以上説明した第2実施例によれば、図14のプロファイル生成処理にて、第1のパッチ画像データと第2のパッチ画像データとを用いて、プロファイルPF3を生成することによって、第1種のRGB値と第2種のRGB値と、第2種のRGB値とが対応付けられるプロファイルPF3が取得される。そして、図15に示すように、該プロファイルPF3を用いて補正パラメータが決定される。この結果、例えば、ICCプロファイルPF1が取得できない場合でも、スキャナ部150とスキャナ部250との特性が考慮された適切な補正パラメータを生成することができる。
B.変形例:
(1)上記各実施例では、第1の元画像データを生成する読取装置と、第1の元画像データに第1のカラードロップ処理を実行する装置とは、同一の装置(すなわち、第1の複合機100)であるが、異なる装置であっても良い。例えば、第1の複合機100によって生成される第1の元画像データが、ユーザの端末(例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォン)に供給され、該端末のCPUが第1のカラードロップ処理を実行しても良い。この場合には、例えば、第1の元画像データと第1の補正済画像データは、端末から第2の複合機200に通信部180を介して送信されることによって、第2の複合機200によって取得されても良い。
(2)上記各実施例では、第2の元画像データを生成する読取装置と、第2の元画像データに第2のカラードロップ処理を実行する装置とは、同一の装置(すなわち、第2の複合機200)であるが、異なる装置であっても良い。例えば、第2の複合機200によって生成される第2の元画像データが、ユーザの端末に供給され、該端末のCPUが第2のカラードロップ処理を実行しても良い。この場合には、端末のCPUが、第1の元画像データと第1の補正済画像データとを第1の複合機100から取得して、パラメータ登録処理を実行し、第2の元画像データを第2の複合機200から取得して、第2のカラードロップ処理を実行しても良い。
(3)上記各実施例では、第1の元画像データを生成する読取装置(すなわち、第1の複合機100)と、第2の元画像データを生成する読取装置(すなわち、第2の複合機200)と、は異なる装置であるが、同じ装置であっても良い。例えば、第1の元画像データが第2の複合機200で生成され、該第1の元画像データが、ユーザの端末に供給され、該端末のCPUが第1のカラードロップ処理を実行しても良い。この場合に、第2の複合機200で生成される第2の元画像データに対して、第1のカラードロップ処理と同様の第2のカラードロップ処理を、第2の複合機200のCPU210が実行できるようにするために、CPU210がパラメータ登録処理を実行しても良い。この場合には、カラーマッチング処理は、実行されなくても良く、プロファイルPF1〜PF3も取得されなくても良い。
(4)上記各実施例では、第1のカラードロップ処理を実行する装置(すなわち、第1の複合機100)と、第2のカラードロップ処理を実行する装置(すなわち、第2の複合機200)と、は異なる装置であるが、同じ装置であっても良い。例えば、過去に生成された第1の元画像データに対して第2の複合機200で実行されていた第1のカラードロップ処理の補正パラメータの設定が、削除されていたとする。この場合に、過去に実行されていた第1のカラードロップ処理と同様の第2のカラードロップ処理を、第2の元画像データに対して、第2の複合機200のCPU210が実行できるようにするために、CPU210がパラメータ登録処理を実行しても良い。
(5)上記第1実施例のカラーマッチング処理では、ICCプロファイルPF1と、ICCプロファイルPF2と、を用いて補正パラメータが決定されているが、ICCプロファイルPF1を用いて、ICCプロファイルPF2を用いずに、補正パラメータが決定されても良い。この場合には、例えば、第1種のRGB値で決定される補正パラメータが、ICCプロファイルPF1を用いて、Lab値に変換されることによって、CIELAB色空間で特定の色の色値の範囲を定義するパラメータが決定される。そして、CPU210は、第2の元画像データを、ICCプロファイルPF2を用いて、Lab値で画素ごとの色を表す画像データに変換し、変換後の画像データに対して、補正パラメータを用いて第2のカラードロップ処理を実行しても良い。
(6)上記各実施例では、補正パラメータは、1個以上の登録ブロックを示す情報であるが、特定の色を示す色値の範囲を特定できる情報であれば、これに限られない。例えば、中心の色値と半径とを示す情報が、特定の色空間内における球形の範囲を示す補正パラメータとして用いられても良い。
(7)上記第2実施例では、パッチシートPSを第1の複合機100を用いて読み取ることによって、第1の参照画像データとしての第1のパッチ画像データが生成され、パッチシートPSを第2の複合機200を用いて読み取ることによって、第2の参照画像データとしての第2のパッチ画像データが生成されている。これに代えて、図2(A)の原稿OP1を第1の複合機100を用いて読み取ることによって生成される第1の元画像データが、第1の参照画像データとして用いられても良い。この場合には、同一の原稿OP1を第2の複合機200を用いて読み取ることによって、第2の参照画像データが生成される。そして、CPU210は、該第1の参照画像データと第2の参照画像データとを用いて、プロファイルPF3が生成されても良い。例えば、CPU210は、原稿OP1内の文字以外のオブジェクトLO1やべた塗りの領域SA1を構成する画素を、2個の参照画像データからそれぞれ抽出し、抽出された画素の色を示す色値を対応付けることによって、プロファイルPF3が生成されても良い。
(8)上記第1実施例では、第1の元画像IA1のヒストグラムと、第1の補正済画像IB1のヒストグラムと、を用いて、補正パラメータが生成されている。これに代えて、他の方法で補正パラメータが生成されても良い。例えば、第1の元画像IA1および第1の補正済画像IB1をそれぞれ升目状に分割して、2個の画像IA1、IB1にそれぞれ複数個の分割領域が設定されても良い。そして、2個の画像IA1、IB1の互いに対応する分割領域の差分を抽出して、差分が大きな分割領域が特定される。そして、特定された第1の元画像IA1の分割領域に含まれる色値であって、第1の補正済画像IB1の対応する分割領域に含まれない色値が、変更すべき特定の色を示す色値として特定され、当該特定された色値を含む範囲を示す補正パラメータが決定されても良い。
(9)上記実施例では、第1の元画像データや第2の元画像データは、スキャナ部150、250によって生成されるスキャンデータである。これに限らず、光学的に読み取られた画像を表す種々の画像データを採用可能である。例えば、デジタルカメラによる撮影によって、原稿が光学的に読み取られることによって生成される画像データであっても良い。
(10)上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部あるいは全部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
100...第1の複合機、110...CPU、120...不揮発性記憶装置、130...揮発性記憶装置、140...プリンタ部、150...スキャナ部、160...操作部、170...表示部、180...通信部、200...第2の複合機、210...CPU、220...不揮発性記憶装置、230...揮発性記憶装置、231...バッファ領域、240...プリンタ部、250...スキャナ部、260...操作部、270...表示部、280...通信部

Claims (13)

  1. 第1の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第1の元画像データを取得する第1取得部と、
    前記第1の元画像データに対して第1の補正処理を実行することによって生成される第1の補正済画像データを取得する第2取得部であって、前記第1の補正処理は、特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記第2取得部と、
    前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとを用いて、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量を算出する算出部と、
    前記算出済の特徴量を用いて、前記特定の色を示す補正パラメータを決定する決定部と、
    前記第1の原稿とは異なる第2の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第2の元画像データを取得する第3の取得部と、
    前記第2の元画像データに対して第2の補正処理を実行することによって、第2の補正済画像データを生成する補正処理部であって、前記第2の補正処理は、前記決定済の補正パラメータを用いて特定される前記特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記補正処理部と、
    を備える、画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記第1の補正済画像データは、他の画像処理装置によって前記第1の補正処理が実行されることによって生成される、画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記第1の元画像データは、第1の読取装置を用いて生成されて前記他の画像処理装置によって取得され、
    前記第2の元画像データは、前記第1の読取装置とは異なる第2の読取装置を用いて生成されて前記第3の取得部によって取得される、画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記第1の読取装置に依存する第1の色空間の色値と、他の色空間の色値と、が対応付けられる第1のプロファイルを取得するプロファイル取得部を備え、
    前記決定部は、前記第1のプロファイルを用いて、前記補正パラメータを決定する、画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記第1のプロファイルを取得できない場合に、前記第1のプロファイルを取得できないことをユーザに通知する通知部を備える、画像処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の画像処理装置であって、
    前記プロファイル取得部は、さらに、前記第2の読取装置に依存する第2の色空間の色値と、前記他の色空間の色値と、が対応付けられる第2のプロファイルを取得し、
    前記決定部は、前記第1のプロファイルと前記第2のプロファイルとを用いて、前記補正パラメータを決定する、画像処理装置。
  7. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記プロファイル取得部は、
    特定の原稿を前記第1の読取装置を用いて読み取ることによって生成される第1の参照画像データであって前記第1の読取装置に依存する前記第1の色空間の色値で表現される前記第1の参照画像データと、前記特定の原稿を前記第2の読取装置を用いて読み取ることによって生成される第2の参照画像データであって前記第2の読取装置に依存する第2の色空間の色値で表現される前記第2の参照画像データと、を取得し、
    前記第1の参照画像データと前記第2の参照画像データとを用いて、前記第1のプロファイルを生成することによって、前記第1の色空間の色値と前記第2の色空間の色値とが対応付けられる前記第1のプロファイルを取得する、画像処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記算出部は、
    前記第1の元画像データについて特定の色空間内での画素の分布を示す元画像ヒストグラムと、前記第1の補正済画像データについて前記特定の色空間内での画素の分布を示す補正済画像ヒストグラムと、を生成し、
    前記元画像ヒストグラムと前記補正済画像ヒストグラムとの差分を、前記特徴量として算出する、画像処理装置。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置であって、
    前記決定部は、
    前記元画像ヒストグラムと前記補正済画像ヒストグラムとの差分に基づいて、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとの間で画素の分布数の差が基準より大きな第1の色値の範囲を決定し、
    前記第1の色値の範囲を、前記特定の色を示す前記補正パラメータとして決定する、画像処理装置。
  10. 請求項9に記載の画像処理装置であって、
    前記決定部は、さらに、前記第1の色値の範囲に隣接する第2の色値の範囲を、前記第2の色値の範囲内の画素の分布数に拘わらずに、前記特定の色を示す前記補正パラメータとして決定する、画像処理装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記決定済の補正パラメータを用いて特定される前記特定の色を示す画素の値の範囲をユーザに対して示すパラメータ表示画面を表示する表示制御部と、
    前記パラメータ表示画面を介して入力される調整指示に基づいて、前記決定済の補正パラメータを調整する調整部と、
    を備える、画像処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記決定部は、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとのN組(Nは2以上の整数)の組み合わせに対応するN個の補正パラメータを決定し、
    前記N組の組み合わせのそれぞれは、N個の互いに異なる前記第1の元画像データのうちの一の画像データと、前記一の画像データに対応する1個の前記第1の補正済画像データと、の組み合わせであり、
    前記画像処理装置は、さらに、前記N個の決定済の補正パラメータの中から1個の補正パラメータを選択する選択指示を入力するための指示入力画面を表示する表示制御部を備え、
    前記補正処理部は、前記選択指示に基づいて選択された前記1個の補正パラメータを用いて、前記第2の元画像データに対して第2の補正処理を実行する、画像処理装置。
  13. 第1の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第1の元画像データを取得する第1取得機能と、
    前記第1の元画像データに対して第1の補正処理を実行することによって生成される第1の補正済画像データを取得する第2取得機能であって、前記第1の補正処理は、特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記第2取得機能と、
    前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとを用いて、前記第1の元画像データと前記第1の補正済画像データとの差分を示す特徴量を算出する算出機能と、
    前記算出済の特徴量を用いて、前記特定の色を示す補正パラメータを決定する決定機能と、
    前記第1の原稿とは異なる第2の原稿を光学的に読み取ることによって生成される第2の元画像データを取得する第3の取得機能と、
    前記第2の元画像データに対して第2の補正処理を実行することによって、第2の補正済画像データを生成する補正処理機能であって、前記第2の補正処理は、前記決定済の補正パラメータを用いて特定される前記特定の色を示す画素の値を前記特定の色とは異なる色を示す画素の値に変更する処理である、前記補正処理機能と、
    をコンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
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