JP6358555B2 - 便座の製造方法 - Google Patents
便座の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6358555B2 JP6358555B2 JP2014060592A JP2014060592A JP6358555B2 JP 6358555 B2 JP6358555 B2 JP 6358555B2 JP 2014060592 A JP2014060592 A JP 2014060592A JP 2014060592 A JP2014060592 A JP 2014060592A JP 6358555 B2 JP6358555 B2 JP 6358555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- seating
- toilet seat
- mold
- wall member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 38
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 41
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 39
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 13
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 9
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Description
あるいは、着座部材と底壁部材とを接合する際に着座部材の下方延設部が着座部材を保持する治具と当接することで、射出成型によって着座部材と底壁部材とを閉塞部材によって接合させる際に着座部材にかかる閉塞部材の充填圧を治具で受けられるため、底壁部材の充填圧による着座部材の変形を防ぎ、外観品質の優れる便座の製造方法を提供できる。
さらに、底面部と下方延設部との間が滑らかに接続されるため、底壁部材の清掃性を向上させることができる。
さらに、底面部と下方延設部との接続部の開き角が鈍角となるため、底壁部材の清掃性を向上させることができる。
外周側から垂れ下がるように形成された側面部とを備える着座部材と、大便器の上面と対
向する底面部と該底面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された下方延設部
とを備える底壁部材とを有し、前記着座部材と前記底壁部材との接合により中空状に形成
され、前記大便器に載置されて使用する便座の製造方法であって、第一金型と第二金型と
の間に溶融樹脂を注入することで前記着座部材および前記底壁部材を成型する着座部材・
底壁部材成型工程と、前記着座部材を前記第一金型に、前記底壁部材を前記第二金型に、
それぞれ保持しつつ前記第一金型と前記第二金型とを離間する成型金型離間工程と、前記
着座部材と前記底壁部材とが対向するように前記第一金型または前記第二金型を移動する成型金型移動工程と、前記底壁部材の下方延設部の外壁面と、前記着座部材の側面部の内
壁面とを、一方が他方より下方へ突出するように嵌合する嵌合工程と、前記一方の突出した部分が前記第二金型と当接した状態で前記着座部材と前記底壁部材との嵌合部の外側に閉塞部材を注入することで前記着座部材と前記底壁面部材とを接合する接合工程とからなることにより、前述した課題を解決するものである。
さらに、着座部材及び底壁部材の成型と、着座部材と底壁部材との接合とを一台の射出成型器で行うため、便座の製造効率を向上できる。
便座100が便座内空間Vを有していることにより、使用者の着座を検知する着座センサー、便座温度を測定するためのサーミスタ、使用者の臀部を暖めるためのヒーターなどの電装部品や便座の断熱性能を向上させるための断熱材などを便座内空間Vに挿入することができる。
これにより、着座部材110と底壁部材120とを嵌合する際に着座部材110と底壁部材120との位置あわせが容易になることに加え、底面部121と下方延設部122との接続部123の開き角が鈍角となる。
これにより、着座部材110の第一接合面112bおよび底壁部材120の第二接合面122bと閉塞部材130との接合面に生じる応力集中が緩和されるため、便座強度を高めることができる。
第一接合面112b及び第二接合面122bの表面積を増すことで、閉塞部材130との接触面積が増加する。
着座部材110と底壁部材120との間の隙間が閉塞部材130によって閉塞されていることにより、便座内空間V内への水の浸入を防ぐ。
加えて、底壁部材120の清掃性を向上させることができる。
加えて、底壁部材120の清掃性を向上させることができる。
前記底壁部材が、大便器の上面と対向する底面部と、該底面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された下方延設部とを有し、
該下方延設部と前記着座部材の側面部とが、一方が他方より下方へ突出するように嵌合しており、その突出部の側面に溶融樹脂からなる閉塞部材が充填されて固化していることによって、前記着座部材と前記底壁部材とが接合されている便座において、着座部材と座面部材との嵌合部に充填する閉塞部材の充填圧による便座の変形を無くすものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
また、着座部材と底壁部材との材質は同じである必要はない。
また、第1実施形態においては、底壁部材が下方延設部を有していたが、着座部材が下方延設部を有していてもよい。
本製造方法で用いる便座成型金型200は、凹型である第一金型210と、凸型である第二金型220とから構成されており、着座部材と底壁部材とを一対の金型で同時成型することができる。
第一金型210と第二金型220とを離間させる際、第一金型210に着座部材110、第二金型220に底壁部材120を保持する。
なお、成型金型への保持方法は、成型金型との嵌め合いであってもよいし、空気圧を利用するものであってもよい。
第一金型210に保持された着座部材110と、第二金型220に保持された底壁部材120とが対向するように、第一金型210を移動させる。
なお、本実施形態においては、第一金型210を移動させたが、第二金型220を移動させてもよい。
なお、本実施形態においては加熱手段140を底壁部材120の上に載置したが、着座部材110内部に挿入してもよい。
嵌合工程S5においては、底壁部材120の下方延設部122の外壁面と、着座部材110の側面部112の内壁面とを嵌合するように、第一金型210を移動させる。
なお、本実施形態においては、第一金型210を移動させたが、第二金型220を移動させてもよい。
これにより、着座部材110と底壁部材120とが溶融樹脂Rによって接合され、着座部材110と底壁部材120との間の隙間を塞ぐことができる。
さらに、着座部材110及び底壁部材120の成型と、着座部材110と底壁部材120との接合とを一台の射出成型器で行うため、便座100の製造効率を向上できる。
110 ・・・ 着座部材
111 ・・・ 着座面部
112 ・・・ 側面部
112a ・・・ 側面部内壁面
112b ・・・ 第一接合面
120 ・・・ 底面部材
121 ・・・ 底面部
121a ・・・ 下面
121b ・・・ 上面
121c ・・・ 底面部端
122 ・・・ 下方延設部
122a ・・・ 下方延設部内壁面
122b ・・・ 下方延設部外壁面
122ba ・・・ 嵌合面
122bb ・・・ 第二接合面(突出部)
130 ・・・ 閉塞部材
140 ・・・ 加熱手段
200 ・・・ 便座成型金型
210 ・・・ 第一金型
211 ・・・ 閉塞部材注入孔
220 ・・・ 第二金型
800 ・・・ 大便器
L ・・・ 仮想外形線
R ・・・ 溶融樹脂
S ・・・ 空間
V ・・・ 便座内空間
θi、θo ・・・ 下方延設部外壁面と外壁面とが成す角
Claims (6)
- 着座部材と、底壁部材とを有し、一方を治具に固定して他方と接合することにより中空状に形成され、大便器に載置されて使用する便座の製造方法であって、
前記着座部材が、使用者の臀部を支持する着座面部と、該着座面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された側面部とを有し、
前記底壁部材が、大便器の上面と対向する底面部と、該底面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された下方延設部とを有し、
該下方延設部と前記着座部材の側面部とが、一方が他方より下方へ突出するように嵌合しており、その突出部の側面に溶融樹脂からなる閉塞部材が充填されて固化していることによって、前記着座部材と前記底壁部材とが接合されていることを特徴とする便座の製造方法。 - 前記底面部の下面と前記下方延設部の内壁面とが、曲面で連続していることを特徴とする請求項1記載の便座の製造方法。
- 前記底面部の内周側において前記下方延設部の下方延設部外壁面と前記底面部の上面とが成す角は鋭角であり、前記底面部の外周側において前記下方延設部の下方延設部外壁面と前記底面部の上面とが成す角も鋭角であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の便座の製造方法。
- 前記着座部材の前記閉塞部材と接合する第一接合面と前記下方延設部の前記閉塞部材と接合する第二接合面とが、凹凸面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の便座の製造方法。
- 前記着座部材と前記底壁部材との間に形成される便座内空間に加熱手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の便座の製造方法。
- 使用者の臀部を支持する着座面部と該着座面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された側面部とを備える着座部材と、大便器の上面と対向する底面部と該底面部の内周側及び外周側から垂れ下がるように形成された下方延設部とを備える底壁部材とを有し、前記着座部材と前記底壁部材との接合により中空状に形成され、前記大便器に載置されて使用する便座の製造方法であって、
第一金型と第二金型との間に溶融樹脂を注入することで前記着座部材および前記底壁部材を成型する着座部材・底壁部材成型工程と、
前記着座部材を前記第一金型に、前記底壁部材を前記第二金型に、それぞれ保持しつつ前記第一金型と前記第二金型とを離間する成型金型離間工程と、
前記着座部材と前記底壁部材とが対向するように前記第一金型または前記第二金型を移動する成型金型移動工程と、
前記底壁部材の下方延設部の外壁面と、前記着座部材の側面部の内壁面とを、一方が他方より下方へ突出するように嵌合する嵌合工程と、
前記一方の突出した部分が前記第二金型と当接した状態で前記着座部材と前記底壁部材との嵌合部の外側に閉塞部材を注入することで前記着座部材と前記底壁面部材とを接合する接合工程とからなることを特徴とする便座の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014060592A JP6358555B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | 便座の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014060592A JP6358555B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | 便座の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015181698A JP2015181698A (ja) | 2015-10-22 |
JP2015181698A5 JP2015181698A5 (ja) | 2017-03-09 |
JP6358555B2 true JP6358555B2 (ja) | 2018-07-18 |
Family
ID=54348959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014060592A Expired - Fee Related JP6358555B2 (ja) | 2014-03-24 | 2014-03-24 | 便座の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6358555B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4155127A (en) * | 1978-01-16 | 1979-05-22 | Abe Seiderman | Cushioned toilet seat assembly |
JPS59179698U (ja) * | 1983-05-19 | 1984-11-30 | リンフオ−ス工業株式会社 | 暖房便座 |
JPH0247997U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-04-03 | ||
JPH07327868A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-19 | Toto Ltd | 暖房便座及びその製造方法 |
JPH10276935A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-20 | Inax Corp | 便座及びその製造方法 |
JP2005131092A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 便座ユニット |
-
2014
- 2014-03-24 JP JP2014060592A patent/JP6358555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015181698A (ja) | 2015-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10136772B2 (en) | Toilet seat and method of manufacturing a toilet seat | |
CN106239903B (zh) | 树脂制品 | |
JP6358555B2 (ja) | 便座の製造方法 | |
KR102401692B1 (ko) | 변좌 | |
JP6032057B2 (ja) | 樹脂成形部品及びその製造方法 | |
JP5315370B2 (ja) | 鋳造用金型 | |
JP2008240516A (ja) | 水洗便器の製造方法 | |
JP4958311B2 (ja) | 食器洗い機の合成樹脂製洗浄槽 | |
JP2008119878A (ja) | 合成樹脂製中空体の製造方法 | |
JP6425908B2 (ja) | 射出成形方法、射出成形金型および成形品 | |
JP2009197506A (ja) | 便器 | |
JP2007009859A (ja) | リザーブタンク | |
JP2015181697A (ja) | 暖房便座の製造方法 | |
JP6275801B1 (ja) | 樹脂製品 | |
JP6653013B2 (ja) | 射出成形金型、射出成形方法、および、成形品 | |
JP5318814B2 (ja) | 中空成形品の成形方法および中空成形品 | |
JP2015181699A (ja) | 暖房便座及びその製造方法 | |
JP2003181838A (ja) | 合成樹脂成形用金型とその製造方法および合成樹脂成形方法 | |
JP6734720B2 (ja) | 樹脂成形品及びその製造方法 | |
JP5471197B2 (ja) | Dsi成形で中空体を成形する製造方法 | |
JP2011132659A (ja) | 便器装置 | |
JP5928122B2 (ja) | 射出成形用金型及び樹脂製保持器の製造方法 | |
CN106827317A (zh) | 注塑模具型腔台阶处理方法及注塑模具 | |
JP6880395B2 (ja) | 射出成形体の製造方法 | |
JP5174504B2 (ja) | 便器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170203 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6358555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180610 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |