JP6357682B2 - 食品成形装置 - Google Patents

食品成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6357682B2
JP6357682B2 JP2014131207A JP2014131207A JP6357682B2 JP 6357682 B2 JP6357682 B2 JP 6357682B2 JP 2014131207 A JP2014131207 A JP 2014131207A JP 2014131207 A JP2014131207 A JP 2014131207A JP 6357682 B2 JP6357682 B2 JP 6357682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide base
unit
food
shear plate
molding apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014131207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016007186A (ja
Inventor
細金 隆
隆 細金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Audio Technica KK filed Critical Audio Technica KK
Priority to JP2014131207A priority Critical patent/JP6357682B2/ja
Priority to KR1020150059587A priority patent/KR102407858B1/ko
Priority to CN201510336471.4A priority patent/CN105212250A/zh
Publication of JP2016007186A publication Critical patent/JP2016007186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6357682B2 publication Critical patent/JP6357682B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Description

本発明は、食品成形装置に関するものであって、例えば、巻きすしを作る際に必要となる板状の米飯を効率的に生産できる食品成形装置である。
熟練を要することなく海苔巻きすしを大量生産するために用いられる食品成形装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の食品成形装置は、すし飯を入れるホッパーと、ホッパー内のすし飯をほぐしながら圧延部に供給する撹拌部と、撹拌部から供給されるすし飯を圧延し板状にする圧延部と、板状になったすし飯を搬送する搬送部と、を有してなる。以下において、圧延されて板状になったすし飯を「シャリ板」という。特許文献1のような食品成形装置を用いると、シャリ板を大量に、かつ、容易に生産することができる。
特許文献1の食品成形装置によるシャリ板の生産工程は、以下のようなものである。まずは、食品成形装置の上部に設けられているホッパーにすし飯を入れる。すし飯は、撹拌部で撹拌されながら、ホッパーの下部に配置されている圧延部に供給される。その後、すし飯は、圧延部で圧延されて板状に成形されながら下方に移動して搬送部が備える載置面に至る。すし飯は、圧延部で圧延されながら搬送部で搬送されることにより、板状に成形される。載置面上で所定の長さになったシャリ板は、カッターによって切断される。その後、搬送部がシャリ板を取り出し可能な位置まで搬送する。
上記の工程を繰り返して実行することで、シャリ板を大量に生産することができる。生産されたシャリ板は、例えば、シート状の乾し海苔(以下、単に「海苔」という)に載せられて、巻き簀を用いて巻き締められる。こうすることで、海苔とともにすし飯が棒状に成形されて巻きすしが作られる。
米国特許第8495953号明細書
特許文献1の食品成形装置は、載置面上のシャリ板を検知するセンサを備えている。このセンサによって、特許文献1の食品成形装置は、シャリ板の取り出しを自動的に検知することができる。このセンサの検知によって、シャリ板の取り出しをセンサが検知する前に次のシャリ板の生産を始める操作を行ったとしても、すし飯の圧延動作を行わないように、食品成形装置の動作を制御できる。
特許文献1の食品成形装置が備える上記のセンサ(以下、「シャリ板センサ」という)は、反射型センサ装置であって、反射板と、反射型センサ本体と、によって構成される。反射板は、シャリ板が載置されて移動するスライドベースの前端部に配置される。反射型センサ本体は、反射板と対向する後方側に配置される。
上記のように配置される反射型センサ装置を備える特許文献1の食品成形装置では、シャリ板の長さに関わらず、シャリ板を取り出すときには、スライドベースを前限まで移動させる必要がある。したがって、特許文献1の食品成形装置では、シャリ板を短く成形した場合でも、スライドベースの移動範囲は常に最大長になる。なお、反射板と反射型センサ装置の取り付け位置は、上記の取り付け位置とは逆の位置にしてもよい。
特許文献1の食品成形装置のように、シャリ板の生産時におけるスライドベースの移動範囲が、常に最大長にならざるを得ないとすると、シャリ板の生産を繰り返すときに、スライドベースの移動時間によって、シャリ板の生産効率が低下することになる。
また、特許文献1の食品成形装置のように、スライドベースの前端部に反射板が取り付けられると、スライドベースの上下のガタ付きによって、薄いシャリ板を検知しにくくなる。つまり、特許文献1のようにシャリ板の検知用センサを配置すると、シャリ板の検知精度が低下して、誤動作の原因になる。
また、特許文献1の食品成形装置は、スライドベースの移動方向においてシャリ板の有無を検知する。したがって、スライドベースの前端部に配置される反射板には、シャリ板が接触する可能性がある。そこで、反射板は洗浄できるようなものでなければならない。また、反射板には、汚れ防止処置として、例えば、シリコン膜を施す必要がある。そうすると、スライドベースを洗浄するときに、シリコン膜が剥がれることもある。また、反射面の表面に付着した米粒を取るために反射面を擦って傷をつける可能性もある。さらに、シャリ板の湯気によって反射面が曇って、シャリ板センサの検知精度を低下させる可能性もある。
以上のように、従来の食品成形装置では、シャリ板センサを設置しても、反射面の汚れや傷、曇り、スライドベースのガタ付きによって、シャリ板の検知精度が低下して、誤動作を起こす原因になる。
本発明は、上記の課題に鑑みたものであって、シャリ板の生産効率を向上させ、かつ、衛生面に優れ、誤動作も防止できる食品成形装置を提供することを目的とする。
本発明は、
食材を圧延する圧延部と、
前記圧延部で圧延される前記食材を載置して移動可能な載置部と、
前記載置部の移動を制御する制御部と、
前記載置部の移動の方向に交差する方向において前記食材の有無を検知する検知部と、を有し、
前記制御部は、食材成形処理時の前記載置部の移動に続く前記載置部の前進処理の制御を行うもので、前記前進処理において前記載置部を前方限界点に向かって移動させ、前記検知部が前記載置部にある前記食材を検知してからの経過時間が、前記前方限界点に至る前の予め設定された時間に至ることにより前記載置の移動を停止させることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、シャリ板の生産効率を向上させ、かつ、衛生面も高めることができる。
本発明に係る食品成形装置の全体像を示す斜視図である。 上記食品成形装置の構成の例を示す縦断面図である。 上記食品成形装置において実行される食品成形方法の流れの例を示すフローチャートである。 上記食品成形方法の処理の流れの詳細な例を示すフローチャートである。 上記食品成形方法の処理の流れの詳細な別の例を示すフローチャートである。 上記食品成形方法の処理において、原点位置設定処理を終了した時点の上記食品成形装置の状態の例を示す斜視図である。 上記食品成形方法の処理において、動作開始処理を終了した時点の上記食品成形装置の状態の例を示す斜視図である。 上記食品成形方法の処理において、シャリ板成形処理を終了した時点の上記食品成形装置の状態の例を示す斜視図である。 上記食品成形方法の処理において、スライドベース停止処理を終了した時点の上記食品成形装置の状態の例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る食品成形装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る食品成形装置1の全体像を示す斜視図である。
●全体構成
図1に示されるように、食品成形装置1は、主要な構成部品として、ホッパー2と、撹拌部3と、圧延部4と、カッター部5と、スライドベース6と、を有してなる。
ホッパー2は、食材としてのすし飯を収容するいわゆるシャリ溜めである。ホッパー2は、ホッパー台である撹拌部3の上部に設置されている。
撹拌部3は、ホッパー2の下方に設置されていて、ホッパー2内のすし飯を撹拌しながら圧延部4に供給する。ホッパー2は、複数の撹拌羽根を備えている。撹拌羽根は、回転体の周面に複数の羽板が取り付けられた部材であって、食品成形装置1の左右方向に向いている回転軸に沿って回転する。例えば2つの撹拌羽根が配置される場合は、一方の撹拌羽根は上方に配置される。他方の撹拌羽根は、一方の撹拌羽根の斜め下方に配置される。上方に配置された撹拌羽根によってホッパー2内のすし飯は撹拌される。撹拌されたすし飯は、重力によって斜め下方に下降する。その後、すし飯は下方の撹拌羽根によってさらに撹拌されながら、圧延部4に供給される。
圧延部4は、4本の成形ローラーを備えている。この4本の成形ローラーは、2本ずつの対をなしている。圧延部4は、撹拌部3のすぐ下方に配置され圧延部4の上方に位置する上部成形ローラー対41と、上部成形ローラー対41の下方に斜め下方に配置される下部成形ローラー対42と、を有してなる。圧延部4を構成する各成形ローラーは、ベルトとモーターを用いた駆動機構によって回転する。各成形ローラーの回転時間は、予め設定された時間に基づいて制御される。圧延部4の各成形ローラーの回転時間を調整することで、シャリ板の長さが調整される。圧延部4によって圧延されて板状になったすし飯(シャリ板)は、板状の米加工物である。
なお、圧延部4を構成する成形ローラーの数は、4本に限るものではない。例えば、上段には2本の成形ローラーを配置し、下段には4本の成形ローラーを配置してもよい。また、上段と下段のそれぞれにおいて3本の成形ローラーを配置してもよい。また、上段には1本の成形ローラーを配置し、下段には2本の成形ローラーを配置してもよい。
カッター部5は、成形されたシャリ板を切断する切断部である。カッター部5は、設定された長さのシャリ板が成形された時点で駆動し、成形されたシャリ板を所定の位置で切断する。カッター部5で切断されたシャリ板は、載置面61に載置される。
スライドベース6は、シャリ板が載置される載置面61を備える載置部である。スライドベース6は、板状の部材であって、食品成形装置1の前面開口部の下端において、前後方向へ移動可能に保持されている。スライドベース6は、後述するスライドベース用の駆動機構によって、移動する。圧延部4によるすし飯の圧延と同期してスライドベース6を移動させることにより、スライドベース6の載置面61に所定の長さのシャリ板が載置される。
食品成形装置1の前面開口部の下部前方端部には、シャリ板センサ10が配置されている。シャリ板センサ10は、検知部であって、スライドベース6の移動方向に対して交差する方向(例えば、直交方向)を検知方向とする。シャリ板センサ10は、例えば、透過型センサであって、所定の方向に移動するスライドベース6を横切る方向において、対向して配置される。シャリ板センサ10は、スライドベース6が前後方向に移動する食品成形装置1の前面開口の内壁側に、対向して配置されている。すなわち、シャリ板センサ10は、スライドベース6を挟んで対向する位置に配置されている。シャリ板センサ10の詳細については、後述する。
なお、図示しないが、食品成形装置1は、前面開口部を塞ぐフロントカバーを設けてもよい。フロントカバーは、食品成形装置1のハウジング(筐体)の前面に取り外し可能な態様で取り付けられている。フロントカバーは、食品成形装置1のハウジング(筐体)内部の構造(圧延部4、カッター部5など)を隠蔽するものである。フロントカバーは、樹脂製でも、金属製でもよい。
食品成形装置1の構造についてさらに説明する。図2は、食品成形装置1の縦断面図である。図2は、食品成形装置1が備えるホッパー2と撹拌部3の図示を省略している。
●詳細構成
図2に示されるように、圧延部4は、4本のローラー(第1圧延ローラー411、第2圧延ローラー412、第3圧延ローラー421、第4圧延ローラー422)から構成されている。上側に配置される2つのローラー(第1圧延ローラー411、第2圧延ローラー412)が、上部成形ローラー対41である。上部成形ローラー対41は、一対となって回転駆動される。また、下側に配置される2つのローラー(第3圧延ローラー421、第4圧延ローラー422)が、下部成形ローラー対42である。下部成形ローラー対42も、一対となって回転駆動される。
上部成形ローラー対41と下部成形ローラー対42は、それぞれ所定の間隔を空けて平行に配置されている。また、上部成形ローラー対41のそれぞれのローラー、及び、下部成形ローラー対42のそれぞれのローラーは、互いに反対向きに回転する。この回転駆動によって、すし飯は圧延されながら下方斜め前方に搬送される。上部成形ローラー対41で圧延されて、さらに下部成形ローラー対42で板状に圧延される。
圧延部4の回転駆動は、操作部8(図1参照)を用いて予め設定されたシャリ板の長さに応じて調整される。操作部8において、所望するシャリ板の長さを設定すると、食品成形装置1が備える制御部において、設定値に対応する回転駆動時間が決定される。この決定された時間に基づいて、上部成形ローラー対41と下部成形ローラー対42は回転駆動される。
シャリ板が切断されるまでは、シャリ板を載置しながらスライドベース6は前方へと徐々に移動する。スライドベース6の移動は、スライドベース駆動ギヤ7の回転駆動による。スライドベース駆動ギヤ7は、スライドベース6用の駆動機構である。スライドベース駆動ギヤ7は、スライドベース6の下面に形成されているギヤと噛み合うようになっている。スライドベース駆動ギヤ7の回転軸は、スライドベース6の移動方向に直交する方向になっている。スライドベース駆動ギヤ7が回転すると、スライドベース6の下面のギヤとの噛合によって、スライドベース6が前方または後方に移動する。
スライドベース駆動ギヤ7の回転駆動制御は、スライドセンサ(不図示)によって検知されるスライドベース6の位置により決定されるスライドベース6の移動方向と移動量に基づく。すなわち、スライドベース6は、スライドセンサの検知に応じて移動する。
設定された長さのシャリ板が載置面61上に載置された時点(設定された長さにシャリ板が成形できた時点)で、カッター部5が駆動されてシャリ板が切断される。
シャリ板が切断された後、スライドベース駆動ギヤ7はさらに回転して、スライドベース6が前方に移動する。このとき、スライドベース6の移動量は、シャリ板センサ10におけるシャリ板の検知結果に応じて制御される。
●シャリ板センサ10
第1矢印91で示す方向は、シャリ板を成形する際にすし飯が搬送される方向である。第2矢印92で示す方向は、スライドベース駆動ギヤ7によるスライドベース6の移動の方向である。
シャリ板センサ10は、食品成形装置1の筐体の前方の開放された部分の下端において、下端の内壁側に対向して配置されている。すなわちシャリ板センサ10の位置は、スライドベース6の側方に当たる。シャリ板センサ10は、スライドベース6とは物理的に離れた位置に配置されているから、載置面61上のシャリ板とは、接触しない。
シャリ板センサ10は、例えば、透過型センサであって、食品成形装置1の筐体の前方下端部分の一方には発光部が配置され、他方には受光部が配置される。
シャリ板センサ10が透過型センサである場合、発光部から出射された光は、載置面61の上に何もなければ、載置面61上を横切って受光部に至る。このときシャリ板センサ10はOFF状態である。載置面61上にシャリ板があれば、発光部からの光はシャリ板で遮られて受光部には届かない。このときシャリ板センサ10はON状態である。すなわち、シャリ板センサ10がONであれば、載置面61にシャリ板が存在し、シャリ板センサ10がOFFであれば、載置面61にシャリ板が存在しない。以上のように、シャリ板センサ10によって、載置面61上のシャリ板を検知することができる。
シャリ板センサ10におけるシャリ板の検知方向は、第1矢印91および第2矢印92とは異なる方向である。シャリ板センサ10によりシャリ板の検知方向は、第1矢印91と第2矢印92に交差する方向である。言い換えると、シャリ板センサ10におけるシャリ板の検知方向は、スライドベース6の移動方向と交差する方向であり、かつ、食品成形装置1の設置状態における水平方向である。
なお、シャリ板センサ10は、反射型センサであってもよい。この場合、スライドベース6の側方に当たる食品成形装置1の前端下部の側面のうち、一方の側面に発光部と受光部が配置され、他方の側面に反射部が配置される。発光部から出射された光は、載置面61上に何もなければ、スライドベース6を横切って反射部に至る。反射部に至った光は出射側の面に反射される。この反射光を受光部で受光する。載置面61上にシャリ板が存在すれば、光は遮られて反射部には届かないので、受光部では反射光を受光しない。このように受光部が反射光を受光しないときはシャリ板センサ10をONにし、受光部が反射光を受光するときはシャリ板センサ10をOFFにする。これによって、載置面61上のシャリ板の有無を検知することができる。
●食品成形装置1の動作
切断されたシャリ板を載置面61に載せたスライドベース6が、スライドベース駆動ギヤ7によって前方に移動すると、シャリ板センサ10ではシャリ板が検知されてONになる。スライドベース駆動ギヤ7は、シャリ板センサ10によってシャリ板が検知された後(シャリ板センサ10がONになった後)、所定の条件が満たされるまで、スライドベース6を前方に移動させる。所定の条件が満たされたとき、スライドベース駆動ギヤ7は駆動を停止し、スライドベース6の移動を停止する。
スライドベース6を停止させる所定の条件は、例えば、シャリ板センサ10がシャリ板を検知してからの経過時間である。すでに説明したとおり、シャリ板の長さ(スライドベース6の移動方向における長さ)は、操作部8において予め設定されるものである。すなわち、設定されたシャリ板の長さが決まると、これに相当するスライドベース6の移動時間は決まる。そこで、スライドベース駆動ギヤ7は、シャリ板センサ10がシャリ板を検知してから予め決められた時間に至るまで、スライドベース6を移動させて、その後、停止する。このスライドベース6の移動制御によって、スライドベース6を前方限界点(前限)に移動させることなく、シャリ板を取り出すことができるようになる。
また、スライドベース6を停止させる所定の条件は、シャリ板センサ10による検出状態の変化である。すなわち、シャリ板をシャリ板センサ10が検知している間は、スライドベース6を移動させて、シャリ板センサ10がシャリ板を検知しなくなったとき、スライドベース6を停止させてもよい。この場合も、スライドベース6を前限にまで移動させることなく、シャリ板を取り出し可能な程度まで、スライドベース6を移動させることができる。
シャリ板を検知しなくなったとき、スライドベース6を少し後退させて、再度、シャリ板センサ10がシャリ板を検知する状態で、スライドベース6を停止してもよい。
スライドベース6が停止された後、載置面61からシャリ板が取り出されると、シャリ板センサ10はシャリ板を検知しなくなる(シャリ板センサ10はOFFになる)。この検知結果に応じて、スライドベース駆動ギヤ7がスライドベース6を後部限界点(後限)に移動させれば、次のシャリ板の成形を自動的に開始することができる。
上記の処理を繰り返すことで、食品成形装置1は、スライドベース6の移動量をシャリ板の長さに応じて短縮することができる。すなわち、シャリ板を成形し、搬送し、取り出し、次の成形に向かう一連の動作サイクル時間を短縮することができる。スライドベース6の移動量を少なくすることで、食品成形装置1は、シャリ板の生産効率を向上させることができる。
また、食品成形装置1のシャリ板センサ10は、従来のものと配置される位置が異なる。すなわち、シャリ板センサ10は、スライドベース6から物理的に離れた位置に配置される。したがって、スライドベース6を取り外して洗浄しても、シャリ板センサ10の受光部等を傷つけたり、汚したりすることはない。食品成形装置1によれば、シャリ板センサ10の検出精度を低下させることはない。
また、すでに説明したとおり、シャリ板センサ10は、スライドベース6の移動方向に対して横切る方向に対向して配置されている。この配置によって、スライドベース6に上下ガタがあったとしても、シャリ板センサ10における誤検知は生じにくい。
さらに、シャリ板がシャリ板センサ10に付くこともない。したがって、食品成形装置1によれば、従来のものに比べて衛生面も高めることができる。
●食品成形方法1●
次に、食品成形装置1を用いた食品成形方法の例について説明する。図3は、食品成形装置1において実行される食品成形方法の流れの例を示すフローチャートである。図3において、各処理ステップは、S10、S20、S30・・・のように表記する。
以下に説明する食品成形方法は、食品成形装置1の「オートサプライモード」における処理である。オートサプライモードは、食品成形装置1の操作部8(図1参照)を操作することで設定することができる。オートサプライモードは、シャリ板が成形されたのち、載置面61上のシャリ板が取り出されたときは、自動的に次のシャリ板の成形を開始する動作モードである。これに対して、食品成形装置1は、「通常モード」も備える。通常モードは、シャリ板が成形されたのち、載置面61上のシャリ板が取り出されても、改めて、シャリ板の成形を開始する操作を行わなければ、次のシャリ板の成形を開始しない動作モードである。
●原点位置設定処理
まず、原点位置設定処理が実行される(S10)。原点位置設定処理(S10)は、スライドベース6を前限に移動させて、かつ、カッター部5を下限に移動させる処理である。また、原点位置設定処理(S10)は、操作部8において設定されたシャリ板の長さを設定する処理である。例えば、海苔巻きを製造するためのシャリ板の成形を想定すると、海苔を半切りして使用するか否か、または海苔を横長にするか縦長にするかで、などシャリ板を合わせる海苔のサイズ(長さ)が異なる。この場合、海苔のサイズ(長さ)に合わせて異なるシャリ板の長さを設定する必要がある。以下の説明では、設定されたシャリ板の長さを「L1」とする。また、原点位置設定処理(S10)は、「L1」に応じて、スライドベース6の引き出し長さ「L2」を設定する。
L1は、シャリ板の長さを規定するための設定値である。L2は、成形されたシャリ板の長さに応じてスライドベース6を前方に繰り出す長さを規定するための設定値である。
より詳細に説明する。まず、スライドベース6の前限センサ(不図示)がスライドベース6を検知するまで(前限センサがONになるまで)、スライドベース駆動ギヤ7が、回転駆動して、スライドベース6を前方に移動させる。これによって、スライドベース6は前限位置に移動して停止状態になる。
前限センサは、たとえば食品成形装置1のスライドベース6の厚さ方向において対向して配置される。前限センサは、スライドベース6が前限位置に至っていることを検知するセンサである。前限センサは、例えば、スライドベース6の前限位置に対応する位置において、スライドベース6の厚さ方向に反射板と反射型センサを対向して配置させた反射型センサ装置によって構成される。また、前限センサは、例えば、スライドベース6の前限位置に対応する位置において、スライドベース6の厚さ方向に発光部と受光部を対向して配置させた透過型センサ装置によって構成される。
また、前限センサは、金属を感知する近接センサでもよい。前限センサとして近接センサを用いるときは、当該前限センサは、スライドベース6の前端面に対向する位置であって、スライドベース6の前限に対応する位置に配置される。
カッター部5の下限センサ(不図示)が、カッター部5を検知するまで(下限センサがONになるまで)カッター部5を下降させる。これによって、カッター部5は、下限位置に移動して停止状態になる。
ここで、原点位置設定処理(S10)が終了した時点の食品成形装置1の例を図6に示す。図6に示されるように、スライドベース6は前限位置に移動して停止し、カッター部5は下限位置に移動して停止している。
●動作開始判定処理
図3に戻る。原点位置設定処理(S10)に続いて動作開始判定処理が実行される(S20)。動作開始判定処理(S20)は、操作部8が備えるスタートスイッチ(不図示)が操作されたか否かを判定する処理である。スタートスイッチが操作されるまで、処理は待機状態になる(S20のN)。スタートスイッチが操作されれば、次の処理に移行する(S20のY)。
●動作開始処理
続いて、動作開始処理(S30)が実行される。動作開始処理(S30)は、スライドベース6を後限に移動させて、かつ、カッター部5を上限に移動させる処理である。
より詳細に説明する。まず、スライドベース6の後限センサ(不図示)が、スライドベース6を検知するまで(後限センサがONになるまで)、スライドベース駆動ギヤ7が回転駆動して、スライドベース6を後方に移動させる。これによって、スライドベース6は後限位置に移動して停止状態になる。
後限センサは、前限センサと同様に、たとえば食品成形装置1のスライドベース6の厚さ方向において対向して配置される。後限センサは、スライドベース6が後限位置に至っていることを検知するセンサである。後限センサは、例えば、スライドベース6の後限位置に対応する位置において、スライドベース6の厚さ方向に反射板と反射型センサを対向して配置させた反射型センサ装置によって構成される。また、後限センサは、例えば、スライドベース6の後限位置に対応する位置において、スライドベース6の厚さ方向に発光部と受光部を対向して配置させた透過型センサ装置によって構成される。
また、後限センサは、金属を感知する近接センサでもよい。後限センサとして近接センサを用いるときは、当該後限センサは、スライドベース6の後端面に対向する位置であって、スライドベース6の後限に対応する位置に配置される。
カッター部5の上限センサ(不図示)が、カッター部5を検知するまで(上限センサがONになるまで)、カッター部5を上昇させる。これによって、カッター部5は、上限位置に移動して停止状態になる。
動作開始処理(S30)が終了した時点の食品成形装置1の例を図7に示す。図7に示されるように、スライドベース6は後限位置に移動している。また、カッター部5は上限位置に移動している。
●シャリ板成形処理
図3に戻る。動作開始処理(S30)に続いてシャリ板成形処理が実行される(S40)。シャリ板成形処理(S40)は、撹拌部3および圧延部4を動作させて、載置面61上にシャリ板を成形する処理である。
より詳細に説明すると、タイマー(不図示)を動作させて、タイマーの計測値が設定されたシャリ板の長さ「L1」に対応する時間に至るまで、撹拌部3、圧延部4を動作させる。また、圧延部4の回転駆動に同期させてスライドベース6を前進させる。圧延部4の回転駆動とスライドベース6の前進移動は、タイマーの計測値が設定値L1に対応する時間に至るまで継続される。
タイマーの計測時間が設定値L1に対応する時間に至ったとき、圧延部4の回転駆動とスライドベース6の前進移動を停止させて、カッター部5を下降させる。これによって、圧延部4の下部成形ローラー対42から出て載置面61に載っているシャリ板は、所定の位置で切断される。
以上の処理によって、ホッパー2(図1参照)から供給されたすし飯が、圧延部4によってシャリ板になり、スライドベース6の載置面61に置かれる。
シャリ板成形処理(S40)が終了した時点の食品成形装置1の例を図8に示す。図8に示されるように、シャリ板成形処理(S40)によって、スライドベース6の載置面61に、成形されたシャリ板が置かれた状態になっている。
●スライドベース6前進処理(ケース1)
図3に戻る。シャリ板成形処理(S40)に続いて、スライドベース6前進処理(S50)が実行される。スライドベース6前進処理(S50)は、シャリ板センサ10のおけるシャリ板の検知状態に応じてスライドベース6の前進および停止を制御する処理である。
スライドベース6前進処理(S50)の詳細な処理の流れについて、図4のフローチャートを用いて説明する。まず、スライドベース駆動ギヤ7を動作させて、スライドベース6を前進させる処理が実行される(S51)。前進処理(S51)により回転駆動を開始したスライドベース駆動ギヤ7は、停止処理(S55)に至るまで回転駆動を継続する。すなわち、スライドベース6は、前進処理(S51)が実行されてから停止処理(S55)が実行されるまでの間、前進移動を継続する。
続いて、載置面61にシャリ板が存在するか否かを判定するシャリ板検知処理(S52)が実行される。シャリ板センサ10がシャリ板を検知しなければ(S52のN)、スライドベース6前進処理を停止する停止処理(S55)が実行されて、スライドベース6の前進移動は終了する(S55)。
シャリ板センサ10がシャリ板を検知したときは(S52のY)、タイマー処理が実行される(S53)。タイマー処理(S53)は、シャリ板センサ10がシャリ板を検知した時点からの経過時間を計測する処理であって、停止処理(S55)によってスライドベース6の前進移動が停止するまで処理を継続する。
続いて、L2判定処理(S54)が実行される。L2判定処理(S54)は、タイマー処理(S53)によって計測されているシャリ板検知開始時からの経過時間と、設定値L2に対応する時間とを比較する処理である。L2判定処理において、経過時間(計測時間)が、「L2に対応する時間よりも短い」場合は(S54のY)、前限判定処理(S56)が実行される。
前限判定処理(S56)は、スライドベース6が前限位置に至っているか否かを判定する処理である。前限センサがOFFであれば、スライドベース6は前限に至っていないので(S56のN)、処理をシャリ板検知処理(S52)に戻し、上記の処理を繰り返す。
この間、スライドベース6は前進を続けている。
また、前限判定処理(S56)において、前限センサがONであれば、スライドベース6は前限に至っているので(S56のY)、処理を停止処理(S55)に移行させて、スライドベース6の前進移動を停止し、スライドベース6前進処理(S50)を終了する。
経過時間(計測時間)が、「L2に対応する時間に等しい」または「L2に対応する時間よりも長い」場合は(S54のN)、スライドベース6の前進移動を停止し(S55)
スライドベース6前進処理(S50)を終了する。
以上のように、載置面61上に成形されたシャリ板の長さに応じて、スライドベース6を前進移動させる。スライドベース6を前進移動させている途中で、シャリ板センサ10がシャリ板を検知しなくなったとき、すなわち、前進移動の途中でシャリ板が取り出されたときは、スライドベース6を停止させる。
スライドベース6停止処理(S55)が実行された時点の食品成形装置1の例を図9に示す。なお、図9は、載置面61上にシャリ板が在る状態で停止処理(S55)が実行された状態の例である。図9に示されるように、スライドベース6の停止位置は、載置面61上にあるシャリ板の長さに応じた位置である。この停止位置は、スライドベース6からシャリ板を取り出し易い位置である。すなわち、シャリ板を取り出すためにスライドベース6を最大長の移動をさせる必要はなく、従来例に比べて、スライドベース6の移動距離は短縮される。
本実施形態に係る食品成形方法によれば、スライドベース6の移動距離を短縮し、さらに、シャリ板の取り出しタイミングを早めることもできる。これによって、シャリ板の生産効率をさらに向上させることができる。
●シャリ板取り出し処理
図3に戻る。続いて、シャリ板取り出し処理(S60)が実行される。シャリ板取り出し処理(S60)は、載置面61上のシャリ板の有無を判定して、スライドベース6を動作開始位置に戻す処理である。
シャリ板取り出し処理は、載置面61上にシャリ板が存在する間は(S60のY)、処理をループさせる。すなわち、載置面61にシャリ板が存在する間、スライドベース6は、停止処理(S55)において停止された状態を維持し続ける。載置面61上にシャリ板が存在しなければ(S60のN)、シャリ板は取り出されたことになる。したがって、処理を動作開始処理(S30)に戻す。
以上のとおり、食品成形装置1は、成形されたシャリ板の長さに応じて、取り出し可能な位置にまでスライドベース6を移動させる。その途中、または、移動後にシャリ板が取り出された場合、動作開始処理(S30)に処理が戻る。すなわち、一度、スタートスイッチが操作された後は(S20のY)、シャリ板の成形と取り出しを自動的に繰り返し、連続して、シャリ板の成形を行うことができる。
すなわち、食品成形装置1によれば、シャリ板の生産効率を向上させることができる。
●食品成形方法2●
次に、食品成形装置1を用いた食品成形方法の別の実施形態について説明する。すでに説明した処理の流れと異なる点についてのみ説明する。すでに説明した食品成形方法と異なる処理は、スライドベース6前進処理(S50)における詳細な処理の流れである。したがって、以下は、本実施形態に係るスライドベース6前進処理(S50)について詳細に説明する。
●スライドベース6前進処理(ケース2)
図5は、スライドベース6前進処理(S50)の処理の流れ示すフローチャートである。本実施形態に係るスライドベース6前進処理(S50)においても、まず、スライドベース駆動ギヤ7を動作させて、スライドベース6を前進させる処理が実行される(S51)。前進処理(S51)により回転駆動を開始したスライドベース駆動ギヤ7は、停止処理(S55)に至るまで回転駆動を継続する。すなわち、スライドベース6は、前進処理(S51)が実行されてから停止処理(S55)が実行されるまでの間、前進移動を継続する。
続いて、タイマー処理が実行される(S53)。タイマー処理(S53)は、シャリ板センサ10がシャリ板を検知した時点からの経過時間を計測する処理であって、停止処理(S55)によってスライドベース6の前進移動が停止するまで計時処理を継続する。
続いて、L2判定処理(S54)が実行される。L2判定処理(S54)は、タイマー処理(S53)によって計測されているシャリ板検知開始時からの経過時間と、設定値L2に対応する時間とを比較する処理である。L2判定処理において、経過時間(計測時間)が、「L2に対応する時間よりも短い」場合は(S54のY)、前限判定処理(S56)が実行される。
前限判定処理(S56)は、スライドベース6が前限位置に至っているか否かを判定する処理である。前限センサがOFFであれば、スライドベース6は前限に至っていないので(S56のN)、処理をタイマー処理(S53)に戻して、上記の処理を繰り返す。
また、前限判定処理(S56)において、前限センサがONであれば(S56のY)、スライドベース6は前限に到達している。したがって、処理を停止処理(S55)に移行させて、スライドベース6の前進移動を停止し、スライドベース6前進処理(S50)を終了する。
経過時間(計測時間)が、「L2に対応する時間に等しい」または「L2に対応する時間よりも長い」場合は(S54のN)、スライドベース6の前進移動を停止し(S55)
スライドベース6前進処理(S50)を終了する。
以上のように、載置面61上に成形されたシャリ板の長さに応じて、スライドベース6を前進移動させる。スライドベース6の前進移動は、シャリ板センサ10がシャリ板を検知してからの経過時間のみで制御する。このように制御することで、予め設定されているシャリ板の長さ(L1)に応じて決定されるスライドベース6の引き出し長さだけ移動させて、シャリ板を取り出しやすい位置で、スライドベース6を停止させることができる。
スライドベース6前進処理(S50)の後、シャリ板取り出し処理(S60)が実行される(図3を参照)。シャリ板取り出し処理(S60)において、載置面61上のシャリ板が検知されれば(S60のY)、スライドベース6は停止処理(S55)において停止した位置に留まる。載置面61上にシャリ板が検知されなければ(S60のN)、成形されたシャリ板は取り出された状態であるから、次にシャリ板の成形処理を開始するために、処理を動作開始処理(S30)に戻す。
なお、シャリ板取り出し処理(S60)において、載置面61上にシャリ板が検知されないとき(S60のN)、操作部8のスイッチ操作を検知する処理を実行してもよい。この場合、載置面61上にシャリ板が検知されない状態において(S60のN)、スイッチ操作が行われたときには、次の動作開始処理(S30)を実行する。載置面61上にシャリ板が検知されなくても(S60のN)、スイッチ操作が行われるまでは、スライドベース6は停止処理(S55)において停止された位置に留まる。
本実施形態に係る食品成形方法によれば、スライドベース6の移動距離を短縮することができる。これによって、シャリ板の生産効率を向上させることができる。
1 食品成形装置
2 ホッパー
3 撹拌部
4 圧延部
5 カッター部
6 スライドベース
7 スライドベース駆動ギヤ
8 操作部
10 シャリ板センサ

Claims (8)

  1. 食材を圧延する圧延部と、
    前記圧延部で圧延される前記食材を載置して移動可能な載置部と、
    前記載置部の移動を制御する制御部と、
    前記載置部の移動の方向に交差する方向において前記食材の有無を検知する検知部と、を有し、
    前記制御部は、食材成形処理時の前記載置部の移動に続く前記載置部の前進処理の制御を行うもので、前記前進処理において前記載置部を前方限界点に向かって移動させ、前記検知部が前記載置部にある前記食材を検知してからの経過時間が、前記前方限界点に至る前の予め設定された時間に至ることにより前記載置の移動を停止させることを特徴とする食品成形装置。
  2. 食材を圧延する圧延部と、
    前記圧延部で圧延される前記食材を載置して移動可能な載置部と、
    前記載置部の移動を制御する制御部と、
    前記載置部の移動の方向に交差する方向において前記食材の有無を検知する検知部と、を有し、
    前記制御部は、食材成形処理時の前記載置部の移動に続く前記載置部の前進処理の制御を行うもので、前記前進処理において前記載置部を前方限界点に向かって移動させ、前記検知部が上記食材を検知した後に上記食材を検知しなくなることにより、前記前方限界点に至る前に前記載置部の移動を停止させることを特徴とする食品成形装置。
  3. 上記検知部は、透過型センサであって、
    上記載置部の移動方向と交差する方向において対向して配置された発光部と受光部からなる、
    請求項1または2記載の食品成形装置。
  4. 上記検知部は、反射型センサであって、
    上記載置部の側方に配置される発光部と、反射部と、受光部からなり、
    前記発光部及び前記受光部と、前記反射部は、上記載置部の移動方向と交差する方向において対向して配置されている、
    請求項1または2記載の食品成形装置。
  5. 上記検知部は、上記載置部が移動しても当該載置部と接触しない位置に配置されている、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の食品成形装置。
  6. 上記食材を所定の長さで切断する切断部を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の食品成形装置。
  7. 上記食材は、板状の米加工物である、
    請求項1乃至のいずれかに記載の食品成形装置。
  8. 上記圧延部は、
    上記食材を撹拌する撹拌部と、
    回転駆動されることにより上記撹拌部から供給される上記食材を圧延しつつ搬送する対をなす圧延ローラーと、
    前記圧延ローラーを回転駆動させるベルトと、
    前記ベルトを駆動させるモーターと、を有する、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の食品成形装置。
JP2014131207A 2014-06-26 2014-06-26 食品成形装置 Active JP6357682B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131207A JP6357682B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 食品成形装置
KR1020150059587A KR102407858B1 (ko) 2014-06-26 2015-04-28 식품 성형 장치
CN201510336471.4A CN105212250A (zh) 2014-06-26 2015-06-17 食品成型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131207A JP6357682B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 食品成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016007186A JP2016007186A (ja) 2016-01-18
JP6357682B2 true JP6357682B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=54981858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014131207A Active JP6357682B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 食品成形装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6357682B2 (ja)
KR (1) KR102407858B1 (ja)
CN (1) CN105212250A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107455785B (zh) * 2016-06-02 2020-08-07 铁三角有限公司 米饭成型装置用辊以及米饭成型装置
WO2023228458A1 (ja) * 2022-05-26 2023-11-30 株式会社オーディオテクニカ 食品成形装置、食品成形装置の制御方法、および食品成形装置の制御プログラム
CN115708563A (zh) * 2022-11-23 2023-02-24 林益星 寿司机和寿司铺饭机

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3796483B2 (ja) * 2002-03-11 2006-07-12 株式会社オーディオテクニカ 米飯成型装置
JP3885033B2 (ja) * 2003-03-06 2007-02-21 株式会社オーディオテクニカ 海苔巻き成型装置
JP4875999B2 (ja) * 2007-02-28 2012-02-15 株式会社オーディオテクニカ 米飯成形装置
JP5175693B2 (ja) * 2008-11-21 2013-04-03 株式会社オーディオテクニカ 米飯成形装置および同米飯成形装置の制御方法
US8495953B2 (en) * 2009-08-27 2013-07-30 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Apparatus for molding cooked rice

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016007186A (ja) 2016-01-18
CN105212250A (zh) 2016-01-06
KR102407858B1 (ko) 2022-06-10
KR20160008091A (ko) 2016-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6357682B2 (ja) 食品成形装置
US5163865A (en) Method and apparatus for processing fish fillets and other food items into predetermined portions
AU2006248590B2 (en) Portioning of food stuff
KR102117164B1 (ko) 식품 자동 슬라이서
JP2006321644A (ja) 食品素材の移載方法および移載装置
JP4563893B2 (ja) 食品成形装置
JP2008284669A (ja) 食肉スライサ
US1666335A (en) Automatic slicing, toasting, and buttering machine
KR101446863B1 (ko) 가래떡 성형장치
KR20090046582A (ko) 금속판재의 절곡장치
AU2019262774A1 (en) Apparatus, system, and method for high speed production of food product
KR101799310B1 (ko) 김부각용 자동 절단장치
KR101117584B1 (ko) 근채류 절단용 공급장치
JP6704262B2 (ja) 食品生地切断方法及び装置
CN212763828U (zh) 推压式自动切割装置
JP6843464B2 (ja) 巻寿司連続製造装置
JPH0491775A (ja) 食品成形機における食品材料の供給機構
KR102395327B1 (ko) 떡반죽를 이용한 사리 성형장치
JP3440028B2 (ja) 計量生地供給方法および装置
JP2014024172A (ja) 食品切断装置
CN108312203B (zh) 螺旋切片机构
JP5466214B2 (ja) スライサ
JP2007129997A (ja) スナック菓子への模様形成方法
JP2012157962A (ja) 食品切断装置
JP6915953B2 (ja) 巻寿司連続製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6357682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250