JP6355427B2 - 画像形成装置および制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト方式の定着装置を搭載した、複写機、プリンタ、FAX、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置およびその制御装置に関する。
ベルト方式の定着装置は、シート(記録媒体:以降用紙と称する)に形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する定着部材と加圧部材の少なくとも一方がエンドレスベルト(以下、単に、ベルトと記す)である装置である。
ベルトは、耐久が進むことにより破損する場合があり、その破損検知の重要性が増大している。特許文献1は、ベルトの端部にマーキングを施すことで、ベルトの速度の検知や、ベルトの破損検知が可能となる技術を提案している。
また、従来、画像形成装置のスタンバイ時、次の画像形成ジョブをすぐ開始できるように加熱されながら回転しているベルトが破れてしまった場合、定着装置直後の用紙搬送不良(以降ジャムと称する)を検知するためのジャム検知センサがONとなる。そのON信号に基づいてベルトの回転を停止させている。
特開2002−287541公報
特許文献1のように、ベルト端部にマーキングを施し、マーキングをセンサで検知するベルト破損検知方式の場合、ベルト端部から破損した場合は、マーキングが消失し、ベルトの破損を検知できる。しかしながら、ベルト端部以外から破損した場合は、破損を検知できない。また、ベルト端部から破損した場合でも、マーキングが全て消失しない限り、破損を検知できないため、破損し始めてから検知できるまでの時間が長くなる。
また、定着装置直後のジャム検知センサを用いた検知の場合は、制御手段(CPU)は、「(ジャムによる)用紙が滞留している」と誤って判断し、ジャム処理するようにユーザーに報知していた。この場合、滞留している用紙はないのに「ジャム」と表示されているため、ユーザーを混乱させてしまう。
そこで、本発明はベルトの破損検知報知をジャム検知報知と明確に区別して行うことができるようにして上記の混乱を解消することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
シートにトナー像を形成する画像形成部と、
少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって、前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する第1の回転体および第2の回転体と、
前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、
画像形成終了に伴い、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードへ移行させる移行部と、
前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の制御装置の代表的な構成は、
シートにトナー像を形成する画像形成部と、少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する1の回転体および第2の回転体と、前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、を有する画像形成装置の制御装置であって、
前記画像形成装置が実行するモードを、前記第1の回転体と前記第2の回転体を接触させるとともに前記エンドレスベルトを回転させる動作モードと、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードと、へ移行させる移行部と、
前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、エンドレスベルトの破損検知報知をジャム検知報知と明確に区別して行うことができる。
実施例の画像形成装置の概略図 実施例の定着装置の断面図(加圧状態時) 定着装置の斜視図 定着装置の側面図 定着装置の断面図(離間状態時) 実施例の定着ニップ形成動作を説明するフローチャートとブロック図 ベルト破損検知動作を説明するフローチャート図 ベルト破損検知動作を説明するブロック図 従来例のベルト破損検知動作を説明するフローチャート図
[実施例1]
<画像形成装置>
図1は本実施例における画像形成装置100の構成略図である。この画像形成装置100は、ネットワーク接続されたパソコン(PC)等のホスト装置200から制御回路部(CPU)10に入力する画像情報に対応するトナー像を形成した画像形成物を出力することができる電子写真レーザービームプリンタである。
画像形成装置本体内には、シート(記録材:以下、用紙と記す)Pにトナー像を形成する画像形成部100Aと、画像形成部100Aにより用紙Pに形成されたトナー像を定着する定着装置114を有する。
画像形成部100Aは、回転する感光ドラム101と、この感光ドラム101の周囲に配置された画電子写真像形成プロセス手段としての、帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、転写ローラ105、ドラムクリーニング装置109を有する。感光ドラム101は、OPC、アモルファスシリコン等の感光材料をアルミニウム等のシリンダ状の基体上に形成した電子写真感光体であって、所定のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ102は、感光ドラム101を一様な電位に帯電させる。露光装置103は、画像データを展開した画像信号に応じてON−OFF変調されたレーザービームを走査して、感光ドラム101の表面に画像の静電像を形成する。現像装置104は、一成分現像剤を現像スリーブ104aに担持して、感光ドラム101上の静電像を未定着のトナー像に現像する。転写ローラ105は感光ドラム101に圧接して転写ニップUT1を形成する。
カセット106から給紙ローラ107によって一枚分離給送された用紙Pは、レジストローラ108によって、感光ドラム101のトナー像に同期させて転写ニップUT1へ給送される。転写ローラ105へ電圧を印加することにより、感光ドラム101に担持された未定着のトナー像が転写ニップUT1を搬送される用紙Pへ転写される。転写ニップUT1でトナー像を転写されて感光ドラム101から分離された用紙Pは、定着装置114へ搬送される。
定着装置114は、未定着のトナー像を担持した用紙Pを定着ニップで挟持搬送しつつ加熱・加圧して、用紙Pにトナー像を固着像として定着させる。画像定着された用紙Pは、排紙ローラ111によって、プリンタ上面部の排紙トレイ112へ排出・積載される。100Bはプリンタ100の操作パネル部(操作部)であり、各種の情報を制御回路部(以下、CPUと記す)10に入力する情報入力手段や情報表示部(モニター)100C(図8)等を備えている。
<定着装置>
次に定着装置114について詳細に述べていく。本実施例において、定着装置114は電磁誘導加熱ベルト方式、オイルレス定着方式の装置である。図2と図5は定着装置の断面図、図3は定着装置の斜視図、図4は定着装置の駆動系の説明図である。
定着装置114は、上フレーム309に組み立てられた加熱ベルト(第1の回転体:加熱回転体、定着回転体)130に、下フレーム306に組み立てられた加圧ベルト(第2の回転体:加圧回転体)120を圧接させて定着ニップUを形成している。
定着枠体115は、画像形成装置本体に対して着脱可能に固定されている。下フレーム306は、定着枠体115に対して揺動可能となっており、この揺動動作は加圧カム308を駆動することにより行われる。その結果、加熱ベルト130に対して加圧ベルト120が接離されることになる。
加熱ベルト130は、定着枠体115に軸支された複数のローラ、即ち、駆動ローラ131とテンションローラ132とに所定の張力(例えば200N)で掛け渡されて、循環回転が可能である。加熱ベルト130は、厚さ75μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層もしくはステンレス層などの磁性金属層に厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。加熱ベルト130は、これに限らず、励磁コイル135により電磁誘導発熱させられるとともに耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
加熱ベルト130は、駆動ローラ131の回転によって搬送される。定着ニップUにて用紙Pを安定的に搬送するために、加熱ベルト130と駆動ローラ131間では確実に駆動を伝達している。
駆動ローラ131は、加熱ベルト130の内面を支持して定着ニップUに圧力を発生させる機能を有する。駆動ローラ131は、加熱ベルト130と加圧ベルト120とのニップ域の出口側に配設され、加圧ローラ121の圧接により弾性層が所定量弾性的に歪ませられる。駆動ローラ131は、中実ステンレスによって外径がφ18mmに形成された芯金表層に耐熱シリコンゴムの弾性層を一体成型により形成したローラである。
テンションローラ132は、一端を昇降させて傾動することにより加熱ベルト130の寄り制御を行う機能と、加熱ベルト130にベルトテンションを付与する機能とを有する。テンションローラ132は、ステンレスによって外径がφ20mm、内径φ18mm程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。
加熱ベルト130は、回転に伴ってテンションローラ132の回転軸線方向の一方に寄り移動するため、不図示のステアリング機構によってテンションローラ132を傾動させて加熱ベルト130の寄り移動を制御している。
加熱ベルト130と加圧ベルト120との定着ニップ域の入口側(駆動ローラ131の上流側)に対応する加熱ベルト130の内側には、ステンレス鋼(SUS材)で形成されたパッドステー137が配置される。パッドステー137は、400Nの所定圧で加圧パッド125に向かって押し当てられて、駆動ローラ131とともに定着ニップUを形成している。
加圧ベルト120は、下フレーム306に軸支された加圧ローラ121とテンションローラ122とに所定の張力(例えば200N)で架け渡されて、循環回転が可能である。加圧ベルト120は、厚さ50μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層に例えば厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。加圧ベルト120は、これに限らず、耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
加圧ローラ121は、中実ステンレスによって外径がφ20mmに形成された加圧ベルト120を懸架するローラで、加圧ベルト120と加熱ベルト130の定着ニップ域の出口側に配設されている。
テンションローラ122は、一端を昇降させて傾動することにより加圧ベルト120の寄り制御を行う機能と、加圧ベルト120にベルトテンションを付与する機能とを有する。テンションローラ122は、ステンレスによって外径がφ20mm、内径φ18mm程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。
加圧ベルト120は、回転に伴ってテンションローラ122の回転軸線方向の一方に寄り移動するため、不図示のステアリング機構によってテンションローラ122を傾動させて加圧ベルト120の寄り移動を制御している。
加圧ベルト120と加熱ベルト130の定着ニップ域の入口側(加圧ローラ121の上流側)に対応する加圧ベルト120の内側には、シリコンゴムで形成された加圧パッド125が配置される。加圧パッド125は、400Nの所定圧で加圧ベルト120に押し当てられて、加圧ローラ121とともに定着ニップUを形成している。
図4に示すように、テンションローラ132の両端部は、軸受133によって支持され、テンションバネ134によって200N(20kgf)のテンションを加熱ベルト130に付与している。テンションローラ122の両端部は、軸受126によって支持され、テンションバネ127によって200N(20kgf)のテンションを加圧ベルト120に付与している。
駆動モータ300によって、ギア128に外部から駆動が入力される。ギア128は、駆動ローラ131の軸端に連結されている。駆動ローラ131と加圧ローラ121は、ギア128の反対側に配置された図示しないギア列によって連結されているので、連動して回転する。
上フレーム309は、駆動ロール131を回転可能に支持するとともに、パッドステー137の端部を保持する上側板310により構成される。下フレーム306は、加圧ロール121を回転可能に支持するとともに加圧パッド125の端部を保持する下側板303により構成される。下フレーム306は、下側板303に設けられたヒンジ軸304により回動可能に支持されている。
ヒンジ軸304を中心として、上流側をパッドステー137と加圧パッド125が、下流側を駆動ロール131と加圧ロール121とがそれぞれ定着ベルト105、加圧ベルト120を介して押圧する。それぞれの押圧は、加圧バネ305より所定の圧(例えば400N)で付勢されて為され、それにより定着ニップUを形成している。下フレーム306は加圧カム軸307の両端に備えられた加圧カム308の回転により加圧位置(図2)と離間位置(図5)に移動可能に構成される。加圧カム軸307は加圧モータ302(図3)が駆動し加圧ギア311が動作することで回転される。
次に、加圧ロール121と加圧パッド125の移動による定着ニップUの形成動作について、図6に示すフローチャートとブロック図を用いて説明する。加圧命令がCPU10より為されると〈S5−1〉、モータドライバ11により加圧モータ302はCW方向に所定の回転数であるN回転する〈S5−2〉。それにより、加圧ギア311により加圧カム軸307を回転させることで、下フレーム306に支持された加圧パッド125と加圧ロール121を加圧位置に移動させる。
加圧パッド125と加圧ロール121が加圧位置に移動することで〈S5−3〉、定着ベルト105と加圧ベルト120が圧接し図2のように定着ニップUが形成される〈S5−4〉。
同様に、CPU10より離間命令が為されると〈S5−5〉、加圧モータ302がCCW方向にR回転する〈S5−6〉。これにより、下フレーム306に支持された、加圧パッド125と加圧ロール121が離間位置に移動し〈S5−7〉、定着ニップUが解除される〈S5−8〉。
また、定着ニップUよりも用紙搬送方向下流側(シート搬送方向下流側)には、用紙(シート)の有無を検出する検知部としての、検知センサ140及び図示しないばねで付勢されたセンサフラグ(移動部)141を配置している。センサフラグ141は定着ニップUの長手全域に渡っている。
このセンサフラグ141と検知センサ140は、定着ニップUより用紙搬送方向下流側で用紙Pの有無を検出しており、定着ニップUでのジャムを検出することを主目的としている。例えば、搬送される用紙Pにより所定の時間以上センサフラグ141が押圧され検知センサ140が反応する場合に、CPU10により用紙Pのジャムを検知する。
本実施の形態においては、用紙Pの搬送方向長さの10%以上用紙Pにより連続的に検知センサ140が反応する場合に、ジャムを報知している。具体的には用紙搬送速度300mm/secに対して、A4サイズの用紙の短手方向を搬送方向とした場合に、0.77sec以上連続して検知センサ140が反応する場合に、ジャムを報知する。
また、センサフラグ141と検知センサ140は定着ニップUより用紙搬送方向下流側に位置するため、用紙P以外の物体の搬送有無も検知することができる。そのため、加熱ベルト130や加圧ベルト120が破損してその一部が搬送され、機体外へ流出してしまう恐れがある状態も検知することが可能である。具体的には、ジャムとなった用紙Pや破れたベルトがセンサフラグ141を押し、フラグ141が検知センサ140を遮光し、検知センサ140をON状態とする。そのON信号がCPU10に入力される。
上述した構成によって、用紙Pが定着ニップUを通過すると、定着排紙ローラ対142によって、画像形成装置下流へ搬送されていく。
また、加熱ベルト130は、励磁コイル135によって電磁誘導加熱される。CPU10は、温度センサ(温度検知手段)TH(図8)が検出した加熱ベルト130の温度情報に基づいて、図示しない温度制御部が励磁コイル135への投入電力を調整することによって、加熱ベルト130の表面温度は180℃±2℃に温度調整される。
さらに、テンションローラ132の内部には、テンションローラ132の長手方向の温度差を相殺するためにヒートパイプ136が配置されている。ヒートパイプ136は、外径φ16mm、幅350mm程度に形成されたものが用いられ、加熱ベルト130のベルト幅方向の温度均一性を保つ機能を果たしている。ヒートパイプ136は、耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
用紙Pを搬送して画像形成動作する画像形成装置100の画像形成モード(画像形成装置が実行するモード)においては、定着装置114は図2のように定着ベルト130と加圧ベルト120が圧接して定着ニップUを形成している。そして、駆動ローラ131の駆動により定着ベルト130と加圧ベルト120が矢印の方向に回転駆動されている。定着ベルト130はIHヒータ135により所定の定着温度に立ち上げられて温調されている。この状態において画像形成部100A側から未定着のトナー像を担持した用紙Pが定着装置114に導入されて定着ニップUで挟持搬送される。
用紙Pは定着ニップUで挟持搬送される過程で定着ベルト130の熱で加熱され、またニップ圧で、未定着トナー像の定着を受ける。そして、定着装置114を出た用紙Pが前述のように排紙ローラ111によって排紙トレイ112へと搬送排出される。
<ベルト破損検知シーケンス>
次に、本実施例における画像形成装置100のベルト破損検知シーケンスについて図7に示すフローチャートと図8に示すブロック図を用いて説明する。
画像形成装置100の通電命令がCPU10より為されると、立ち上げ制御へ移行する。立ち上げ制御移行前は、離間状態であり定着ニップUは形成されておらず、駆動モータ300は停止している。本実施例においては、この状態を停止モードとする。通常、通電命令直後は用紙Pが画像形成装置100内に存在しない状態であり、定着ニップUの直後に配置された検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、用紙Pが定着ニップUでジャムになり、そのジャム処理を行わないまま通電命令を行った場合、検知センサ140がONの状態となる。停止モード中(停止モードの実行中)に検知センサ140がONとなった場合、CPU10がモータドライバ300A、ヒータドライバ135Aを介して駆動モータ300、IHヒータ135の動作を禁止する。そして、CPU10はディスプレイドライバ100Dを介して操作パネル部100Bのモニター100Cに用紙を除去する旨の指示(パワーオンジャム)を表示させる〈S6−1〉。すなわち、停止モードから立ち上げ制御への移行が為されない。
また、立ち上げ制御へ移行した後〈S6−2〉、CPU10により駆動モータ300〈S6−3〉、IHヒータ135を動作させ温調制御へ移行する〈S6−4〉。立ち上げ制御中は離間状態であり定着ニップUは形成されていないが、駆動モータ300は駆動している。この状態で温調制御を行い目標温度まで到達させ、プリントジョブ入力まで待機させる。本実施例においては、この状態を待機モード(待機動作)とする。即ち、待機モードは、定着ベルト130と加圧ベルト120を離間させるとともにベルトを回転させながら待機するモードである。また、立ち上げ制御中も通常、検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、待機モード中(待機モードの実行中)に検知センサ140がONとなった場合、上述の通り用紙Pのジャム処理が為されない場合には立ち上げ制御に移行されないため、破損したベルトが搬送されていると判断する。そして、CPU10がモータドライバ300A、ヒータドライバ135Aを介して駆動モータ300、IHヒータ135の動作を停止させ、モニター100Cにベルト破損を表示しベルト交換を通知させる〈S6−5〉。すなわち、CPU10により待機モードから停止モードに移行される。
目標温度に到達したことをCPU10が確認すると〈S6−6〉、プリントジョブを待機する状態となる〈S6−7〉。すなわち、動作モード(画像形成モード)への移行は待機モードからのみ為されることになる。
プリントジョブを待機する状態(待機モード)において、CPU10からのプリント指令に基づきプリントジョブ(画像形成モード)がスタートされる〈S6−8〉。このとき定着ニップUは上述した動作に従って形成される〈S6−9〉。プリントジョブ中は前述されるように圧着状態であり定着ニップUが形成され、駆動モータ300も駆動している。本実施例においては、この状態を動作モード(画像形成モード)とする。即ち、動作モードは、定着ベルト130と加圧ベルト120を接触させるとともにベルトを回転させるモードである。プリントジョブ中も通常、検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、動作モード中(動作モードの実行中)に用紙Pが定着ニップUでジャムになった場合、検知センサ140が所定の時間以上ONの状態となる。あるいは、加熱ベルト130あるいは加圧ベルト120が破損すると、その一部が立ち上げ時に搬送され、同様に検知センサ140が所定の時間以上ONの状態となる。
上記2つのような動作モード中に検知センサ140が所定の時間以上ONとなった場合、CPU10がモータドライバ300A、ヒータドライバ135Aを介して駆動モータ300、IHヒータ135の動作を停止させる。そして、モニター100Cにジャムを表示させる〈S6−10〉。すなわち、CPU10により動作モードから停止モードに移行される。
このように、CPU10は、動作モードにおいて、検知センサ140による用紙Pの有無の検出結果を用いて、用紙Pの搬送制御を行う。そして、CPU10により用紙Pの搬送不良を検出した際に、移行部(実行部)により停止モードに移行されると共に、モニター100Cが用紙Pを処理する旨を報知する。
その後、定着ニップUは上述した動作に従って解除され〈S6−11〉、すなわち前述された待機モードとなった後にプリントジョブは終了し、次のプリントジョブを待機する状態、となる〈S6−7〉。プリントジョブ終了時も通常、検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、検知センサ140がONとなった場合、用紙Pが搬送されない状態であるため、破損したベルトが搬送されていると判断する。そして、CPU10がモータドライバ300A、ヒータドライバ135Aを介して駆動モータ300、IHヒータ135の動作を停止させ、モニター100Cにベルト破損を表示させる〈S6−12〉。すなわち、CPU10により待機モードから停止モードに移行される。
上記のように、定着ニップ直後に長手全域に配置される検知手段を用いてベルト破損検知を行うことで、ベルトが長手いずれかの箇所で破損した場合においてもベルトの機体外への流出を防止することが可能となる。また、画像形成装置の立ち上げ制御時や定着装置のニップ解除時などのプリントジョブ以外で検知手段がONになった場合にベルト破損を通知する(ベルト破損を報知するための信号を出力する)。これにより、ユーザーにより明確にベルト破損を報知することが可能となる。
上記実施例のベルト破損検知構成を含む画像形成装置構成をまとめると次のとおりである。シートPにトナー像を形成する画像形成部100Aを有する。画像形成部100AによりシートPに形成されたトナー像を定着するための定着ニップUを形成する少なくとも一方がエンドレスベルトとされる第1の回転体130および第2の回転体120を有する。定着ニップUよりもシート搬送方向下流側に設けられシートPの有無を検出する検出部140、141を有する。
画像形成終了に伴い、第1の回転体130と第2の回転体120を離間させるとともにエンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードへ移行させる移行部10を有する。待機モードのモード中において検出部140、141からシート有りを示す信号が入力された場合、報知部として機能するCPU10によりエンドレスベルトの交換を促す旨(メッセージ)を報知部でもある操作部100Bのモニター100Cに表示させ、操作者へ報知する。つまり、CPU10は、エンドレスベルトの交換を促す旨を操作者へ報知するための信号を出力する。
即ち、スタンバイ時(待機モード時)、定着装置直後のジャム検知センサ140、141がONとなった場合には、スタンバイ時(=非画像形成中(非通紙中))であることから、CPU10はジャムでなくベルト破れが発生しているものと判定する。そして、CPU10はベルトのスタンバイ回転(加熱)を停止させるとともに、(ベルト交換を促す)エラー(画像形成禁止)を報知する(操作部上では、サービスマンを呼んでください、との表示)。
また、シートPを搬送して画像形成動作する画像形成装置100の画像形成モードにおいて検出部140、141からシート有りを示す信号が所定時間継続して入力された場合はジャムが発生している。この場合は、モニター(報知部)100Cは、CPU10からの命令を受けてジャム処理を促す旨を報知する。
次に、従来例における画像形成装置のベルト破損検知シーケンスについて図9に示すフローチャートを用いて説明する。従来はベルト破損に特化したエラーを有するのではなく、ベルト破損も用紙Pのジャムのエラーとして表示される。尚、ブロック図(図8)は実施例と同様であるため省略する。
画像形成装置の通電命令がCPU10より為されると、立ち上げ制御へ移行する。(停止モード)通常、通電命令直後は用紙Pが画像形成装置内に存在しない状態であり、定着ニップU直後に配置された検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、用紙Pが定着ニップUでジャムになり、そのジャム処理を行わないまま通電命令を行った場合、検知センサ140がONの状態となる。あるいは、加熱ベルト130や加圧ベルト120が破損すると、その一部が立ち上げ時に搬送され、同様に検知センサ140がONの状態となる。上記2つのような停止モード中に検知センサ140がONとなった場合、CPU10がモータドライバ、ヒータドライバを介してモータ、ヒータの動作を停止させ、モニター100Cにパワーオンジャムを表示させる〈S8−1〉。
また、立ち上げ制御へ移行し〈S8−2〉、モータ駆動〈S8−3〉、温調制御を開始し〈S8−4〉、目標温度に到達したことをCPU10が確認する〈S8−5〉。そうすると、プリントジョブを待機する状態となり〈S8−6〉、プリントジョブがスタートされる〈S8−7〉。プリントジョブ中も通常、検知センサ140はOFFの状態である。
しかし、用紙Pが定着ニップUでジャムになった場合、検知センサ140がONの状態となる。あるいは、加熱ベルト130あるいは加圧ベルト120が破損すると、その一部が立ち上げ時に搬送され、同様に検知センサ140がONの状態となる。上記2つの場合、CPU10がモータドライバ、ヒータドライバを介してモータ、ヒータの動作を停止させ、モニター100Cにジャムを表示させる〈S8−8〉。
上述したように、本実施例では、定着ニップ直後に長手全域に配置される検知手段140、141を用いてベルト破損検知を行うことで、ベルトが長手いずれかの箇所で破損した場合においてもベルトの機体外への流出を防止することが可能となる。
また、画像形成装置の立ち上げ制御時や定着装置の定着ニップ解除時などのプリントジョブ以外で検知手段がONになった場合もエラーを出すことで、ベルト破損を早期に発見することが可能となる。
<その他の事項>
(1)定着装置として、シート上に形成された未定着トナー像を加熱して定着する装置を例にして説明したが、シートに仮定着または定着されたトナー像を再度加熱して画像のグロス(光沢度)を増大させる装置であってもよい。この場合も定着装置と呼ぶことにする。
(2)本実施例は定着部材と加圧部材の両方がエンドレスベルトである定着装置を用いて説明したが、この装置構成に限定されるものではない。定着部材と加圧部材どちらかの一方がエンドレスベルトであり、他方がローラである定着装置構成であってもよい。
(3)ベルト交換の報知は画像形成装置100とネットワーク接続されたPC等のホスト装置200に付属のモニターに表示させる形態でも良い。
(4)画像形成装置100の画像形成部100Aは電子写真方式に限られない。静電記録方式、磁気記録方式など、他の公知の転写方式あるいは直接方式の画像形成原理・方式を用いて用紙Pに未定着トナー像を形成する画像形成装置であってもよい。
(5)また、像担持体(感光ドラム等)を一つ備えたモノクロ画像などモノカラー(単色)の画像形成装置に限られず、カラー画像形成装置であってもよい。
(6)定着ニップを形成するベルトやローラの加熱手段は電磁誘導加熱手段に限られない。ベルトやローラを内部から加熱する、或いは外部から加熱する、ハロゲンヒータ、セラミックヒータ、赤外線ランプなどの適宜の加熱手段、加熱方式を採用した装置構成にすることができる。
(7)検知手段140、141の位置は長手全域に限定されない。エンドレスベルトの破損検出を行いたい場所や、他の破損検出手段との組み合わせにより検知手段の位置は好適に変更されることが可能である。
(8)待機モードは、温調制御時やプリントジョブ待機の状態に限定されない。エンドレスベルトが回転し、ニップが解除された状態であれば良い。例えば、複数の給紙部を持つ給紙装置における給紙部の切り替えなどのプリントジョブ中に非通紙の状態がCPU10により確認され時などにも適用することが可能である。(他にはプリントジョブ中の画像調整や後処理装置における処理待ちなどが想定される)すなわち、所定の時間以上通紙が為されない場合に、定着ニップを解除した状態が待機モードに相当する。
100・・画像形成装置、100A・・画像形成部、P・・シート、130・・定着ベルト(第1の回転体)、120・・加圧ベルト(第2の回転体)、U・・定着ニップ、140・141・・検出部、10・・移行部、10C・・報知部

Claims (24)

  1. シートにトナー像を形成する画像形成部と、
    少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって、前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する第1の回転体および第2の回転体と、
    前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、
    画像形成終了に伴い、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードへ移行させる移行部と、
    前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記報知部は、画像形成モードにおいて前記検出部からシート有りを示す信号が所定時間継続して入力された場合、ジャム処理を促す旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. シートにトナー像を形成する画像形成部と、
    少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって、前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する第1の回転体および第2の回転体と、
    前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置が実行するモードを、前記第1の回転体と前記第2の回転体を接触させるとともに前記エンドレスベルトを回転させる動作モードと、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードと、へ移行させる移行部と、
    前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記エンドレスベルトを回転させない停止モードと、を実行可能であって、
    前記停止モードから前記待機モードに移行する際に、前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記報知部がシートを処理する旨を報知することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記移行部により前記停止モードに移行されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記動作モードにおいて、前記検出部によるシートの有無の検出結果を用いて、シートの搬送制御を行う制御部と、を有し、前記制御部によりシートの搬送不良を検出した際に、前記移行部により前記停止モードに移行されると共に、前記報知部がシートを処理する旨を報知することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、シート有りを示す信号が所定時間継続して入力された場合に前記搬送不良を検出することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記移行部による前記動作モードへの移行は前記待機モードからのみであることを特徴とする請求項3乃至いずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. シートにトナー像を形成する画像形成部と、少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する1の回転体および第2の回転体と、前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、を有する画像形成装置の制御装置であって、
    前記画像形成装置が実行するモードを、前記第1の回転体と前記第2の回転体を接触させるとともに前記エンドレスベルトを回転させる動作モードと、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードと、へ移行させる移行部と、
    前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  10. 前記画像形成装置は、前記エンドレスベルトを回転させない停止モードを実行可能であって、
    前記停止モードから前記待機モードに移行する際に、前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記報知部がシートを処理する旨を報知することを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記移行部により前記停止モードに移行されることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記動作モードにおいて、前記検出部によるシートの有無の検出結果を用いて、シートの搬送制御を行う制御部と、を有し、前記制御部によりシートの搬送不良を検出した際に、前記移行部により前記停止モードに移行されると共に、前記報知部がシートを処理する旨を報知することを特徴とする請求項10又は11に記載の制御装置。
  13. 前記制御部は、シートからシート有りを示す信号が所定時間継続して入力された場合に前記搬送不良を検出することを特徴とする請求項12に記載の制御装置。
  14. 前記移行部による前記動作モードへの移行は前記待機モードからのみであることを特徴とする請求項9乃至13いずれか1項に記載の制御装置。
  15. シートにトナー像を形成する画像形成部と、少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって前記画像形成部によりシートに形成されたトナー像を定着するための定着ニップを形成する第1の回転体および第2の回転体と、前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側に設けられシートの有無を検出する検出部と、を有する画像形成装置の制御装置であって、
    画像形成終了に伴い、前記第1の回転体と前記第2の回転体を離間させるとともに前記エンドレスベルトを回転させながら待機する待機モードへ移行させる移行部と、
    前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知するための信号を出力する報知部と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  16. 前記報知部は、画像形成モードにおいて前記検出部からシート有りを示す信号が所定時間継続して入力された場合、ジャム処理を促す旨を報知することを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  17. 前記報知部は、前記待機モードの実行中において前記検出部から入力される信号がシート有りを示す信号になったことに応じて前記エンドレスベルトの交換を促す報知をすることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 表示部を有し、
    前記報知部は、前記待機モードの実行中において前記検出部からシート有りを示す信号が入力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促すメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする請求項1、2、又は17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記検出部は、前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側の所定の位置に位置するシートが接触することにより移動する移動部と、前記移動部が移動したことに伴いシート有りを示す信号を出力するセンサと、を有することを特徴とする請求項1、2、17、又は18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 搬送されるシートにトナー像を形成する画像形成部と、
    少なくとも一方がエンドレスベルトである第1の回転体および第2の回転体であって、画像形成部によりトナー像が形成されたシートを搬送し且つシート上のトナー像を定着する定着ニップを形成する第1の回転体および第2の回転体と、
    前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側の所定の位置に位置するシートの存在を検出する検出部と、
    シートを搬送しながらシートにトナー像を形成する画像形成ジョブを実行させる実行部であって、実行すべき画像形成ジョブが終了したことに伴い、シートを搬送することなく前記エンドレスベルトを回転させながら次の画像形成ジョブの入力を待つ待機動作を実行させる実行部と、
    前記待機動作中に前記検出部により前記所定の位置にシートが存在することを示す信号が出力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促す旨を報知する報知部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  21. 前記報知部は、画像形成ジョブの実行中において前記検出部により前記所定の位置にシートが存在することを示す信号が所定時間継続して出力された場合、ジャム処理を促す旨を報知することを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記報知部は、前記待機動作中において前記検出部により出力される信号が前記所定の位置にシートが存在することを示す信号になったことに応じて前記エンドレスベルトの交換を促す報知をすることを特徴とする請求項20又は21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  23. 表示部を有し、
    前記報知部は、前記待機動作中に前記検出部により前記所定の位置にシートが存在することを示す信号が出力された場合、前記エンドレスベルトの交換を促すメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする請求項20乃至22のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  24. 前記検出部は、前記定着ニップよりもシート搬送方向下流側の前記所定の位置に位置するシートが接触することにより移動する移動部と、前記移動部が移動したことに伴いシート有りを示す信号を出力するセンサと、を有することを特徴とする請求項20乃至23のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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