JP6352614B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。
従来、洗い行程、脱水行程、乾燥行程を行う洗濯乾燥機では、乾燥手段として、電気ヒータ式でなく、衣類のしわや縮みが少なく省エネで乾燥時間も短くて済むヒートポンプを用いた洗濯乾燥機がある。
この種の洗濯乾燥機では、上記ヒートポンプの他、衣類を収容する収容室である水槽の空気を取出して再度当該収容室内に戻す循環空気流を形成する循環風路を備えている。
前記ヒートポンプは、圧縮機と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器と、気液分離器とを閉ループ状に接続し内部に冷媒を封入して構成された冷凍サイクルを有し、蒸発器を循環風路内において収容室の空気出口側に配置するとともに、凝縮器を蒸発器より循環空気流の下流側に配置してなる。
又、気液分離器は、気液分離器本体の上部に冷媒入口を有するとともに内部に上端開口を冷媒出口として外部に連通する冷媒出口用パイプを有し、且つ気液分離器本体の内部における冷媒入口と冷媒出口と間に網状部材を設けた構成である。
乾燥行程では、前記圧縮機が運転されて冷凍サイクルが稼働する。すなわち、ガス状態の冷媒が圧縮機により圧縮されて吐出され、吐出された冷媒は凝縮器で放熱により凝縮されて液化し、その際、循環空気を加熱する。そして減圧手段で減圧される。減圧された冷媒はさらに蒸発器で蒸発(ガス化、一部液状態)されて周囲を冷却する(循環空気を除湿する)。
そして、気液混合状態の冷媒は、前記気液分離器本体の上部の冷媒入口から内部に入り、ガス状態の冷媒(以下ガス冷媒)は網状部材通過して冷媒出口用パイプの冷媒出口から圧縮機に戻される。一方、液状態の冷媒(以下液冷媒)は、前記網状部材に付着して所定方向へ案内され、気液分離器本体の内部に溜められる。
特開2009−273488号公報
ところで、冷凍サイクルの内部に封入される冷媒には、水分が混入しないように極力配慮されているが、各部品の管理状況などや、組み立ての際の周囲環境の変化によっては、極微量の水分が混入することも懸念される。水分が冷媒に混入すると、外気温度が低い場合などにおいて、冷媒温度が蒸発器でかなり下がるため、この蒸発器の後段に存在する気液分離器に冷媒が入ったときに、水分が前記網状部材で氷結するおそれがある。
そして、この網状部材で氷結が発生すると、冷媒の流通が阻害されて、冷凍サイクルが正常に機能しなくなり、つまり、ヒートポンプが正常に機能しなくなり、衣類の乾燥が困難となる不具合が発生する。
そこで、ヒートポンプにおける気液分離器内での水分の氷結を判定でき且つ当該氷結を解消できる洗濯乾燥機を提供する。
実施形態による洗濯乾燥機は、洗い、脱水、乾燥の各行程を行う洗濯乾燥機であって、衣類が収容される収容室と、循環用送風機を有し前記収容室の空気を取出して再度当該収容室内に戻す循環空気流を形成する循環風路と、気液分離器本体の上部に冷媒入口を有するとともに内部に上端開口を冷媒出口として外部に連通する冷媒出口用パイプを有し且つ前記気液分離器本体の内部における前記冷媒入口と前記冷媒出口用パイプの冷媒出口と間に網状部材を設けた気液分離器と、圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器、及び前記気液分離器を閉ループ状に接続し内部に冷媒を封入して構成された冷凍サイクルを有し、前記蒸発器を前記循環風路内において前記収容室の空気出口側に配置するとともに、前記凝縮器を前記蒸発器より前記循環空気流の下流側に配置してなるヒートポンプと、前記乾燥行程において前記気液分離器内に氷結が発生したか否かを判定する氷結判定手段と、前記氷結判定手段により前記氷結の発生が検出されたときに前記圧縮機を停止する氷結対応手段と、前記凝縮器の温度を検出する凝縮器温度センサと、前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、を備え、前記氷結判定手段は、乾燥運転開始から前記圧縮機、前記凝縮器、前記蒸発器の各温度に相違が出てくるまでの時間が経過した後において前記凝縮器温度センサにより検出した凝縮器温度と前記蒸発器温度センサにより検出した蒸発器温度との温度差を検出し、当該温度差が前記乾燥行程が正常に立ち上がったと判定する基準となる温度差未満となったときであって当該温度差状態が前記乾燥行程が正常に立ち上がったと判定する基準となる時間以上継続したときに、前記氷結が発生したと判定する

第1実施形態による洗濯乾燥機の縦断側面図 ヒートポンプの概略構成を示す図 気液分離器の縦断側面図 電気的構成のブロック図 制御内容を示すフローチャート 第2実施形態による電気的構成のブロック図 気液分離器の縦断側面図 制御内容を示すフローチャート 第3実施形態による気液分離器の縦断側面図 第4実施形態による気液分離器の縦断側面図
第1実施形態による洗濯乾燥機について図1〜図5を参照して説明する。図1において、外箱1の内部には水槽2が配設され、その水槽2の内部には回転槽であるドラム3が配設されている。水槽2及びドラム3は、共に一端部が閉塞された円筒状を成している。この場合、水槽2及びドラム3により、衣類の洗い(洗剤洗い及びすすぎ洗い)、脱水、乾燥に用いる槽が構成される。そして前記ドラム3の内部は、衣類が収容される収容室3aを構成している。
これら水槽2及びドラム3は、前側、即ち、図1中、左側の端面部にそれぞれの開口部4,5を有している。このうち、ドラム3の開口部5は、衣類が出し入れされ、その開口部5は水槽2の開口部4に囲繞されている。開口部4は、外箱1の前面部に形成された衣類出し入れ用の開口部6に、ベローズ7を介して連結されている。外箱1の開口部6には扉8が開閉可能に設けられている。
ドラム3は、開口部5の周囲に、例えば液体封入形の回転バランサ9が設けられ、周側部、つまり、ドラム3の胴部のほぼ全域に孔10が形成されている(図1に一部のみ図示)。この孔10は、洗い時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能する。ドラム3の周側部の内面には複数のバッフル11が該ドラム3の内方に突出して設けられている。ドラム3の後側の端面部には、その中心と同心となる環状配置により複数の温風導入口12が形成されている。
水槽2には、前側の端面部の上部、つまり、開口部4より上方の部分に温風出口13が形成され、後側の端面部の上部に、温風導入口12の回転軌跡に対向させて温風入口14が形成されている。水槽2の底部には排水口15が設けられている。この排水口15には、水槽2外で排水弁16が接続され、更に、排水弁16に排水ホース17が接続されて、これらにより水槽2内の水を機外に排出できるようにしている。
水槽2の背面部には洗濯機モータ18が取り付けられており、これの回転軸19を水槽2内に挿通させて、その先端部に、ドラム3の後側の端面部の中心部が取り付けられている。これにより、ドラム3は、水槽2に同軸状で回転可能に支持されている。即ち、ドラム3は、洗濯機モータ18により直接回転駆動される構成で、洗濯機モータ18によるダイレクトドライブ方式が採用されている。
なお、水槽2は、複数のサスペンション20(図1に、1つのみ図示)を介して外箱1に弾性支持されている。その支持形態は、水槽2の軸方向が、前後となる横軸状かつ、前上がりの傾斜状をなしている。さらに、この水槽2に支持されたドラム3も、同形態となっている。洗濯機モータ18は、この場合アウターロータ形のブラシレスDCモータで構成されており、ドラム3を回転させる駆動手段として機能するようになっている。
水槽2の下方、即ち、外箱1の底面上には、台板21が配置され、この台板21上に通風ダクト22が配置されている。通風ダクト22は、前端部の上部に吸風口23を有している。この吸風口23には、水槽2の温風出口13が、還風ダクト24及び接続ホース25を介して接続されている。なお、還風ダクト24は、水槽2の開口部4の左側を迂回するように配管されている。
通風ダクト22の後端部には、循環用送風機26のケーシング27が連設されている。このケーシング27の出口部28は、接続ホース29及び給風ダクト30を介して、水槽2の温風入口14に接続されている。なお、給風ダクト30は、前記洗濯機モータ18の左側を迂回するように配管されている。ここで、還風ダクト24、接続ホース25、通風ダクト22、循環用送風機26のケーシング27、接続ホース29、給風ダクト30により、水槽2の温風出口13と温風入口14とが接続されて、循環風路31が構成されている。
この循環風路31は、水槽2内と連通しているとともにドラム3内とも連通している。なお、循環用送風機26は、この場合、遠心ファンであり、ケーシング27の内部に遠心羽根車32を有するとともに、その遠心羽根車32を回転させるモータ33をケーシング27の外部に有している。循環用送風機26は、ドラム3内の空気を、循環風路31を通して循環させる送風手段を構成している。この循環用送風機26の運転により循環風路31及び収容室3a内に矢印Aで示す循環空気流が形成される。
そして、循環風路31中、通風ダクト22の内部において、収容室3aの空気出口側である温風出口13側には蒸発器34が配設されている。又、循環風路31中、通風ダクト22の内部において、当該蒸発器34より前記循環空気流の下流側には凝縮器35が配設されている。これらの蒸発器34及び凝縮器35は、いずれも詳しくは図示しないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、通風ダクト22内の前述の循環空気流(循環風)が通るようになっている。
前記循環風路31及び循環用送風機26とともに乾燥手段を構成するヒートポンプ36は、冷凍サイクル37(図2参照)を備えて構成されている。冷凍サイクル37は、圧縮機38と、前記凝縮器35と、前記蒸発器34と、例えば電子式の制御弁からなる絞り弁(減圧手段)39と、気液分離器40とを冷媒管(冷媒管34a、38aなど)により閉ループ状に接続し内部に冷媒を封入して構成されている。そして、このヒートポンプ36では、前述したように、前記蒸発器34を前記循環風路31内において前記収容室3aの空気出口側に配置するとともに、前記凝縮器35を前記蒸発器34より前記循環空気流の下流側に配置している。なお、前記圧縮機38はロータリー形である。
前記気液分離器40は、図3に示すように、上ケース41aと下ケース41bとで容器状をなす気液分離器本体41を備えている。この気液分離器本体41の上部には開口からなる冷媒入口41cが形成されており、この冷媒入口41cは、冷媒管34aを介して蒸発器34の冷媒出口に接続されている。
又、この気液分離器本体41の底部には、下部接続口41dが形成されており、この下部接続口41dには、冷媒出口用パイプ42の下端部が外部に連通する形態に接続されている。この冷媒出口用パイプ42は、前記下部接続口41dから内部上方へ延びる形態に設けられており、その上端開口は冷媒出口42aを構成している。前記冷媒出口用パイプ42の下端開口は、冷媒管38aを介して前記圧縮機38の入口に接続されている。
又、気液分離器本体41の内部には、前記冷媒入口41cと冷媒出口42aとの間に位置してドーム状の網状部材43が取付具44を介して配設されている。すなわち、取付具44は、円環部44aが前記冷媒入口41cと冷媒出口42aとの間に位置して前記気液分離器本体41の内周面に接触する形態に取り付けられており、この円環部44aに網状部材43が保持されている。又、この取付具44は、円環部44a内方の中央部に、前記冷媒出口42aの真上に位置する遮蔽板部44bを有しており、この遮蔽板部44bと円環部44aとの間には通液部44cが形成されている。前記網状部材43は、細い金属線を網状に組成して構成されている。なお、この網状部材43としては、板部材に多数の小孔を形成する構成としても良い。
前記ヒートポンプ36の能力(乾燥能力)は、圧縮機38の回転数や循環用送風機26の回転数により決定されるものである。
なお、外箱1の内上部には、洗濯乾燥機の制御に必要な電源系の制御部45及び表示系の制御部46と、水槽2内に給水するための給水弁47、給水ケース48、及び給水ホース49が配設されている。
図2に示すように、循環風路31の内部には、収容室3aに入る空気の温度を検出する入口空気温度センサ50、収容室3aから出た空気の温度を検出する出口空気温度センサ51が配置されている。前記蒸発器34には、冷媒入口側の蒸発器温度を検出する蒸発器温度センサ52が設けられている。凝縮器35には、当該凝縮器35の温度を検出する凝縮器温度センサ53が設けられている。又、圧縮機38の吐出口部分には、当該圧縮機38の温度この場合吐出口部分の温度を検出する圧縮機温度センサ54が設けられている。
図4に制御系の機能ブロック図を示すが、制御装置55は、前記制御部45,46(図1参照)を含むもので、例えばマイクロコンピュータやRAM、ROM等で構成されている。この制御装置55は、予め記憶された制御プログラムを実行することで、洗濯乾燥機の運転全般(洗い行程、脱水行程、乾燥行程)を制御する制御手段として機能するとともに、氷結判定手段55a、氷結対応手段55bとして機能する。
前記制御装置55には、洗濯乾燥機の運転に係る操作をユーザーがするための操作手段たる操作部56から各種操作信号が入力される。そして、その操作結果や現在の運転状況、及び異常表示などを含めた各種表示が、例えば液晶ディスプレイからなる表示手段たる表示部57に表示される。また、制御装置55には、水槽2内の水位を検出するように設けられた水位センサ58から、水位検出信号が入力される。そして、制御装置55には、入口空気温度センサ50、出口空気温度センサ51、蒸発器温度センサ52、凝縮器温度センサ53、圧縮機温度センサ54から夫々温度検出信号が入力されるとともに、外箱1の背板部付近に配設された外気温度センサ59からの温度検出信号が入力される。
そして、制御装置55は、各種の入力信号並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、水槽2内(ドラム3内)に給水するように設けた給水弁47と、ドラム3駆動用の洗濯機モータ18、水槽2内(ドラム3内)から排水するように設けた排水弁16、圧縮機38、循環用送風機26、及び絞り弁39を、駆動回路60を介して駆動制御する。
前記制御装置55は、上述したように、洗い行程、脱水行程及び乾燥行程を制御するが、そのうち、洗い行程、脱水行程について簡単に説明する。
ユーザーが衣類を収容室3a内に収容し、例えば全自動コースである洗濯乾燥運転を選択して運転を開始すると、まず洗い行程を制御する。この洗い行程には、洗剤洗い行程とすすぎ洗い行程とが含まれる。洗剤洗い行程では、給水弁47を作動させることにより水槽2内に所定給水量で給水し、洗濯機モータ18を作動させることにより、ドラム3を低速で正逆両方向に交互に回転させる。この洗剤洗い行程は所定時間実行される。すすぎ洗い行程は、上述の洗剤洗い行程と同様の動作(但し洗剤投入はない)を所定時間実行する。
脱水行程は、排水弁16を作動させて水槽2内の水を排出した後、洗濯機モータ18を作動させることによりドラム3を高速で一方向に回転させる動作が行われる。この脱水行程は所定時間実行される。
次に乾燥行程について、図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップP1では、乾燥運転を開始する。この場合、循環用送風機26を予め設定された回転数例えば4500rpmで駆動するとともに、ドラム3を低速で正逆両方向に回転させる。さらに圧縮機38を予め設定された周波数(回転数)で駆動する。
上記循環用送風機26の送風作用で、既述したように、循環風路31及び収容室3a内に矢印A方向の循環空気流が発生する。
一方、圧縮機38の回転駆動により、冷凍サイクル37に封入された冷媒(初期状態ではガス冷媒)が圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧のガス冷媒が図2の矢印Bで示すように凝縮器35に流れ、当該凝縮器35で放熱される。上記放熱作用により通風ダクト22内の空気と熱交換する。その結果、循環風路31内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して凝縮する(液冷媒となる)。この液冷媒が、次に、絞り弁39を通過して減圧された後、蒸発器34に流入し、気化する(ガス冷媒となるが一部液冷媒状態の場合もある)。この蒸発器34は循環風路31内の空気を冷却し除湿する。蒸発器34を通過した冷媒(ガス冷媒、もしくは一部液冷媒を含む)は気液分離器40に冷媒入口41cから内部に入る。
そして、この気液分離器40において、ガス冷媒は網状部材43を通過して冷媒出口42aへ流入して圧縮機38に戻される。一方、液冷媒は、前記網状部材43に付着して、この網状部材43を伝ってその周囲下方に移動し、そして前記通液部44cを通り、冷媒出口用パイプ42外周面と気液分離器本体41内周面との間(気液分離器40内)に溜められる。なお、この気液分離器40に溜められた液冷媒は、圧縮機38から伝わる熱により加熱されて順次ガス化し、冷媒出口42aから圧縮機38に戻される。
上述の乾燥運転により、収容室3aに凝縮器35で加熱された空気(温風)が供給され、収容室3aで衣類の乾燥に寄与した温風は蒸発器34で除湿され、もって衣類が乾燥されてゆく。
上述したステップP1の乾燥運転開始後、すぐにステップP2で時間カウントを開始する。
そして、ステップP3〜ステップP8、及びステップP12〜ステップP14で、乾燥運転が順調(正常)に立ち上がっているか否かの判定を行う(立ち上がり判定手段)。すなわち、まずステップP3で、乾燥運転開始から所定時間例えば5分が経過したか否かを判断し、5分が経過したことが判断されるとステップP4で、圧縮機温度センサ54により検出した圧縮機38の温度を取得するとともに、蒸発器温度センサ52により検出した蒸発器34の温度を取得する。なお、上記ステップP3での所定時間の待機は、冷凍サイクル37が乾燥運転開始後、圧縮機38、凝縮器35、蒸発器34の各温度に相違が出でくるまでの時間を待機するものである。つまり、乾燥運転開始直後は圧縮機38、凝縮器35、蒸発器34の各温度がほぼ同じとなっていることから、直ぐに後述の氷結発生の判定を行うと氷結発生を誤判定するおそれもある。この状態を抜け出す時間を持つことで、後述の氷結発生判定を良好に行うことができる。さらに換言すれば、氷結発生判定のために適正な温度データを取得するのに必要とされる目安の時間(乾燥運転開始から所定時間)である。
ステップP5では、乾燥運転開始から所定時間後(この場合前記5分後)において、検出された圧縮機38の温度と蒸発器34の温度の温度差(圧縮機38温度−蒸発器34温度)を算出する。そしてステップP6で、上記温度差が所定温度例えば5℃以上であるか否かを判断する。ステップP6で「YES」であればステップP12に移行して、この5℃以上の温度差の状態が所定時間例えば5分間継続したかを判断し、温度差5℃以上の状態が5分間継続したと判断されると(ステップP12で「YES」)、ステップP14に移行して、ステップP14に移行して乾燥運転が正常に立ち上がったと判定する。又、ステップP12で「NO」である場合には、ステップP13に移行して乾燥運転の立ち上がりが不良であると判定する。
前記ステップP6で、前記温度差が5℃以上でない場合には、ステップP7に移行し乾燥運転開始から所定時間例えば20分が経過したか否かを判断する。この「20分」は乾燥運転の立ち上がりが正常か不良かの結果が確実に現れる判定用時間である。このステップP7で、20分が経過したと判断されるとステップP8に移行する。このステップP8では、立ち上がり不良があったか否かを判断し、立ち上がり不良があったと判断すると、ステップP11に移行する。このステップP11で図示しないブザー又は表示部57により異常報知(異常音声出力、異常表示など)をさせた後、ステップP10で乾燥運転を停止する。
なお、温度差5℃以上の状態が5分間継続することをもって、乾燥運転が正常と判定できる理由は次にある。すなわち、冷凍サイクル37において凝縮器35における放熱(凝縮)及び蒸発器34における冷却(蒸発)が順調に行われると、乾燥運転が順調に立ち上がってゆく。この場合、次第に凝縮器35と蒸発器34との温度差は大きくなる(凝縮器35が高温度で、蒸発器34が低温度となる)。そして、凝縮器35と蒸発器34との温度差が5℃以上となってその状態が5分以上は継続するようになる。これをもって乾燥運転が正常と判定できる。
ステップP14で、乾燥運転の立ち上がりが正常と判定された後は、ステップP9に移行して運転状況が乾燥終了条件となったか否かを判断する。この乾燥終了条件は、入口空気温度センサ50と出口空気温度センサ51との検出温度差が所定判断値まで減少したことでも良いし、乾燥運転の経過時間が所定時間に達したことでも良い。
このステップP9で、乾燥終了条件に達していないと判断されたときには、ステップP15〜ステップP18で気液分離器40内部に氷結が発生したか否かの判定を行う(氷結判定手段55a)。すなわち、ステップP15では外気温度センサ59で検出した外気温度(室温)が所定温度15℃未満か否かを判断し、15℃未満であれば、ステップP16に移行して前述の凝縮器35と蒸発器34との温度差が5℃未満か否かを判断する。
ステップP16で温度差が5℃未満であれば、ステップP17で、温度差が5℃未満の状態が5分間継続したか否かを判断し、温度差が5℃未満の状態が5分間継続したことが判断されると、ステップP18に移行して気液分離器40内に氷結が発生したと判定する。
上述の「凝縮器35と蒸発器34との温度差が5℃未満でこの状態が5分間継続した」ことをもって氷結が発生したと判断する理由は次にある。すなわち、冷凍サイクル37内に水分が混入していない場合に、冷凍サイクル37が正常に動作すると(乾燥運転が正常に立ち上がると)、凝縮器35では正常に凝縮作用がすすみ、且つ蒸発器34では正常に蒸発作用がすすむ。この結果、凝縮器35は温度上昇し蒸発器34は温度低下する。そして、凝縮器35と蒸発器34との温度差は5℃以上となる。
ところが、冷凍サイクル37内に水分が混入している場合、特に外気温度が低い場合には蒸発器34の温度も下がるため、この蒸発器34から気液分離器40内に冷媒が流入したとき、この冷媒に混入している水分が網状部材43で氷結して、当該網状部材43の目(通気部分)が詰まってしまう可能性がある。そして乾燥運転の進行に伴って、この氷結領域が増えて網状部材43の目詰まり領域が広くなっていくと、冷凍サイクル37内の冷媒の流れが悪くなる。すると、蒸発器34での蒸発作用も低下し、蒸発器34の温度が上昇してゆく。このため、除湿が促進されずに乾燥が進まない状態となる。この場合、圧縮機38は気液分離器40内のガス冷媒を吸引し続けるため、気液分離器40内の圧力が下がり、内部は低温状態のままとなり、氷結は解消されない。
そこで、上述したように氷結が発生すると蒸発器34の温度が上昇して凝縮器35の温度に近づくことに着目し、「凝縮器35と蒸発器34との温度差が5℃未満(所定温度未満)でこの状態が5分間(所定時間)が継続した」ことを判断すれば(ステップP17)、氷結が発生したことを判定できる(ステップP18)。
前記ステップP18の後、ステップP19及びステップP20で氷結対応処理を実行する(氷結対応手段55b)。すなわち、ステップP19では、圧縮機38を停止するとともに、循環用送風機26の回転数を4000rpmから3000rpmに変更する。この圧縮機38の停止を所定時間例えば3分継続する(ステップP20)。これにより、気液分離器40に対する圧縮機38の吸引作用が停止されて減圧状態が解消され、さらに、圧縮機38の運転時に発生した熱が冷媒管38aを介して気液分離器40に伝達される。これにより、気液分離器40が温度上昇し氷結が解消されてゆき、前記3分を経過すると、前記氷結が解消される。
このステップP20の後、ステップP21に移行し、圧縮機38の温度が再起動可能な温度例えば70℃未満であれば、ステップP22に移行して、圧縮機38を再起動するとともに、循環用送風機26の回転数を3000rpmから5500rpmに変更する。ステップP21で圧縮機38の温度が70℃以上である場合(再起動可能な温度でない)場合には、当該圧縮機38の停止を継続して自然放熱により再起動可能な温度状態となるのを待って、ステップP22に移行する。
上述した実施形態においては、乾燥行程において気液分離器40内における氷結が発生したか否かを判定する氷結判定手段55aを設けたから、ヒートポンプ36における気液分離器40内での水分の氷結を判定できる。
又、上記実施形態においては、氷結判定手段55aにより気液分離器40内における氷結の発生が検出されたときに圧縮機38を停止する氷結対応手段55bを設けたから、気液分離器40内に氷結が発生した場合、圧縮機38を停止することで気液分離器40を温度上昇させ得、これにより、氷結を解消できる。
又、本実施形態においては、凝縮器35の温度を検出する凝縮器温度センサ53と、蒸発器34の温度を検出する蒸発器温度センサ52とを備え、前記氷結判定手段55aを、乾燥行程において、凝縮器温度センサ53により検出した凝縮器温度と蒸発器温度センサ52により検出した蒸発器温度との温度差を検出し、当該温度差が所定温度差である例えば5℃未満となったときであって当該温度差状態が所定時間例えば5分間以上継続したときに、氷結が発生したと判定する構成としたから、気液分離器40内における氷結発生を確実に判定できる。
又、本実施形態においては、室温が所定温度例えば15℃未満の場合に、氷結判定手段55aによる判定動作を行うようにした。室温が15℃以上の状態では冷凍サイクル37内に水分が含まれていたとしても氷結が発生するおそれはない。従って、室温が15℃以上の場合には、氷結判定手段55aによる判定動作を省略でき、制御の簡単化を図ることができる。但し、室温に関係なく氷結判定手段55aによる判定動作を行うようにしても差し支えはない。
図6〜図8は第2実施形態を示している。この実施形態においては、気液分離器40の温度(網状部材43部分の温度)を検出する気液分離器温度センサ71を設けている。又、氷結判定手段55cの機能が第1実施形態における氷結判定手段55aの機能と異なる。なお、第1実施形態の凝縮器温度センサ53は設けていない。
前記氷結判定手段55cについて図8のフローチャートを参照して説明する。このフローチャートにおいて、ステップP15、ステップP16a、ステップP17a、ステップP18が氷結判定手段55cに相当する。すなわち、ステップP15で室温が15℃未満であると判断されると、ステップP16aに移行する。このステップP16aでは、前記気液分離器温度センサ71により検出した気液分離器40の温度が前記蒸発器温度センサ52により検出した蒸発器34の入口温度よりも所定温度例えば10℃以上低いか否かを判断し、10℃以上低いと判断されたときにはステップP17aに移行して上記温度差状態(10℃以上低い温度差状態)が所定時間例えば1分間継続したか否かを判断する。10℃以上低い温度差状態が5分間継続すると、ステップP18に移行して気液分離器40に氷結が発生したと判定する。
この氷結判定の趣旨は次にある。すなわち、気液分離器40の網状部材43に氷結が発生すると、当該気液分離器40の温度が急激に温度低下する。この場合、室温などにより気液分離器40の温度は一様ではないが、どの室温状況でも、氷結発生によって気液分離器40の温度が蒸発器34の入口温度に対して10℃以上低くなる。この温度差をもって氷結が発生したと判定できる。この場合、この温度差状態が少なくとも1分間継続することを判断すれば、氷結の発生がさらに確実であると判定できる。但し、この温度差での1分間継続の判断は、なくても良い。
この第2実施形態によれば、気液分離器40の温度を直接検出し、且つ気液分離器40の温度が蒸発器34の入口温度に対して10℃以上低くなるか否かを判断するから、室温(外気温度)に関係なく気液分離器40の氷結発生を確実に判定できる。
図9は第3実施形態を示している。この第3実施形態においては、気液分離器40における網状部材43と冷媒出口用パイプ42とを熱良導材例えば鋼板や銅板などからなる伝熱部材72により伝熱可能とした点が第1実施形態と異なる。この伝熱部材72には、通液可能な孔部72aが適宜形成されている。なお、この伝熱部材72には孔部72aは形成せずに、相互間に通液用の隙間をおいて複数設ける構成としても良い。
この第3実施形態によれば、圧縮機38の熱が冷媒管38a、冷媒出口用パイプ42及び前記伝熱部材72を介して網状部材43に伝熱可能であるため、氷結の発生を遅らせることが可能であるとともに、氷結が発生した場合の氷結の解氷を速くできる。
図10は第4実施形態を示している。この第4実施形態においては網状部材73が第1実施形態の網状部材43と異なる。網状部材73は、網目の粗い第1の網状部材73aと、相対的に網目の細かい第2の網状部材73bとを備えている。前記第1の網状部材73aを前記冷媒入口41c側に配設し、前記第2の網状部材73bを前記第1の網状部材73aと離間させて前記冷媒出口用パイプ42の冷媒出口42a側に配設している。
この第4実施形態において、気液分離器40内で氷結が発生する場合、冷媒は最初に第1の網状部材73aに付着するから当該第1の網状部材73aで水分が氷結する。この場合、この第1の網状部材73aは目が粗いから、目詰まりがすぐに発生することはなく、ガス冷媒の通気性が直ちに損なわれることがない。この結果、氷結により冷凍サイクル37の冷媒の流通が低下する現象の発生を遅らせることが可能となる。なお、第1の網状部材73aは目が粗いため液冷媒に対する通過阻止作用は若干落ちる。しかし、第1の網状部材73aの下側に、目が細かい第2の網状部材73bが存在するため、当該第2の網状部材73bにより液冷媒の通過を阻止して周囲(冷媒出口用パイプ42の真上から外れた領域)に案内できる。
この第4実施形態によれば、氷結が発生した場合に、冷凍サイクル37における冷媒の流通が低下する現象の発生を遅らせることが可能となる。
以上説明した実施形態の洗濯乾燥機によれば、乾燥行程において気液分離器内に氷結が発生したか否かを判定する氷結判定手段と、氷結判定手段により気液分離器内における氷結の発生が検出されたときに圧縮機を停止する氷結対応手段とを備えたから、ヒートポンプにおける気液分離器内での水分の氷結を判定でき且つ当該氷結を解消できる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態における各所定温度の具体的温度値や具体的温度差あるいは所定時間の具体的時間は、一例を示すものであり、適宜変更が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は第1実施形態による洗濯乾燥機の外箱、2は水槽、3はドラム、3aは収容室、26は循環用送風機、31は循環風路、34は蒸発器、35は凝縮器、36はヒートポンプ、37は冷凍サイクル、38は圧縮機、39は絞り弁(減圧手段)、40は気液分離器、41cは冷媒入口、42は冷媒出口用パイプ、42aは冷媒出口、43は網状部材、52は蒸発器温度センサ、53は凝縮器温度センサ、54は圧縮機温度センサ、55は制御装置、55aは氷結判定手段、55bは氷結対応手段、71は気液分離器温度センサ、72は伝熱部材、73は網状部材を示す。

Claims (4)

  1. 洗い、脱水、乾燥の各行程を行う洗濯乾燥機であって、
    衣類が収容される収容室と、
    循環用送風機を有し前記収容室の空気を取出して再度当該収容室内に戻す循環空気流を形成する循環風路と、
    気液分離器本体の上部に冷媒入口を有するとともに内部に上端開口を冷媒出口として外部に連通する冷媒出口用パイプを有し且つ前記気液分離器本体の内部における前記冷媒入口と前記冷媒出口用パイプの冷媒出口と間に網状部材を設けた気液分離器と、
    圧縮機、凝縮器、減圧手段、蒸発器、及び前記気液分離器を閉ループ状に接続し内部に冷媒を封入して構成された冷凍サイクルを有し、前記蒸発器を前記循環風路内において前記収容室の空気出口側に配置するとともに、前記凝縮器を前記蒸発器より前記循環空気流の下流側に配置してなるヒートポンプと、
    前記乾燥行程において前記気液分離器内に氷結が発生したか否かを判定する氷結判定手段と、
    前記氷結判定手段により前記氷結の発生が検出されたときに前記圧縮機を停止する氷結対応手段と
    前記凝縮器の温度を検出する凝縮器温度センサと、
    前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、
    を備え
    前記氷結判定手段は、
    乾燥運転開始から前記圧縮機、前記凝縮器、前記蒸発器の各温度に相違が出てくるまでの時間が経過した後において前記凝縮器温度センサにより検出した凝縮器温度と前記蒸発器温度センサにより検出した蒸発器温度との温度差を検出し、当該温度差が前記乾燥行程が正常に立ち上がったと判定する基準となる温度差未満となったときであって当該温度差状態が前記乾燥行程が正常に立ち上がったと判定する基準となる時間以上継続したときに、前記氷結が発生したと判定する洗濯乾燥機。
  2. 前記蒸発器温度センサは、前記蒸発器における冷媒入口側の温度を検出するものであり
    前記気液分離器の温度を検出する気液分離器温度センサを備え
    前記氷結判定手段は、
    乾燥運転開始から前記圧縮機、前記凝縮器、前記蒸発器の各温度に相違が出てくるまでの時間が経過した後において前記気液分離器温度センサにより検出した気液分離器温度が前記蒸発器温度センサにより検出した蒸発器温度に対して氷結発生によって生じる前記気液分離器の温度と前記蒸発器の冷媒入口側の温度との差以上低いときに、前記氷結が発生したと判定する請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記気液分離器における前記網状部材と冷媒出口用パイプとを熱良導材製の伝熱部材により伝熱可能とした請求項1または2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記網状部材は、網目の粗い第1の網状部材と、相対的に網目の細かい第2の網状部材とを備え、前記第1の網状部材を前記冷媒入口側に配設し、前記第2の網状部材を前記第1の網状部材と離間させて前記冷媒出口用パイプの冷媒出口側に配設した構成である請求項1からのいずれか一項記載の洗濯乾燥機。
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