JP6350417B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録紙を像担持体から剥がして分離させるための技術に関する。
画像形成装置では、感光体ドラム(像担持体)にトナー像を形成し、転写ローラーを感光体ドラムに押圧させた状態で感光体ドラムを回転させ、記録紙を感光体ドラムと転写ローラーの間のニップ域に挟み込んで、トナー像を感光体ドラムから記録紙に転写し、更に記録紙上のトナー像を熱圧着により定着させる。
ここで、記録紙は、ニップ域を通過した後、感光体ドラムから剥がれて更に搬送されるが、感光体ドラムから剥がれなかった場合は、記録紙が感光体ドラムに巻付いて、ジャムが発生する。このため、ニップ域よりも記録紙の搬送方向下流側において感光体ドラムの表面に沿わせて分離爪を設け、この分離爪により記録紙を感光体ドラムから剥がして分離させている。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、上記のような分離爪が開示されている。また、特許文献2では、分離爪よりも記録紙の搬送路側に突出する用紙後端規制部材を設けておき、記録紙の後端部分が分離爪の側に接近したときに、記録紙の後端部分が記録紙後端規制部材に当接して分離爪には接触しないようにしている。分離爪には、感光体ドラム表面のトナーが付着堆積していることがあるため、記録紙の後端部分が分離爪に接触するとトナーで汚れる。用紙後端規制部材は、そのような記録紙の後端部分の汚れを防止するために設けられている。
更に、従来は、分離爪よりも記録紙の搬送路側に突出する星形コロを設けておき、記録紙の後端部分が星形コロに当接して分離爪には接触しないようにし、記録紙の後端部分の汚れを防止することもある。
特開平01−128080号公報 特開2002−251074号公報
ところで、感光体ドラムと転写ローラーの間のニップ域を通過した直後に、記録紙の後端部分が該記録紙の弾性により跳ねることがあり、記録紙の後端部分が跳ねて分離爪に当たると、分離爪が衝撃を受けて、分離爪に付着堆積したトナーが落下し、記録紙が汚れることがある。
しかしながら、特許文献1には、分離爪との接触による記録紙の汚れに関する記載がない。また、特許文献2では、記録紙の後端部分が用紙後端規制部材に当接して分離爪には接触しないようにしているが、上記のように記録紙の後端部分が跳ねたときには、記録紙の後端部分が分離爪に直接当たらなくても用紙後端規制部材に当たって、用紙後端規制部材が衝撃を受けることになり、この衝撃が分離爪に伝わって、分離爪からトナーが落下する。更に、星形コロを設けた場合も、星形コロが衝撃を受けて、同様の問題が発生する。
すなわち、従来は、用紙後端規制部材や星形コロ等を設けて、記録紙の後端部分が分離爪に接触することを防止してはいたが、記録紙の後端部分が跳ねて当たったときに受ける衝撃により分離爪からトナーが落下するという現象を防止するには及ばなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、記録紙の後端部分が跳ねて当たって衝撃を受けても、分離爪からのトナーの落下を防止可能とすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に圧接されることにより該像担持体との間にニップ域を形成し、このニップ域を通じて搬送される記録紙に対して前記像担持体のトナー像を転写する転写部と、前記像担持体の表面に沿って設けられ、前記ニップ域を通過した記録紙を前記像担持体の表面から離れる方向に分離させる分離爪と、前記分離爪よりも前記像担持体の表面から離れる方向に突出させて、当該分離爪に隣接して並設され、当該離れる方向において変位可能にかつ弾性的に保持され、前記記録紙と接触して前記記録紙をその搬送方向下流側に案内する緩衝ガイド部と、を備え、前記緩衝ガイド部は、前記像担持体の表面に対して直交する姿勢で設けられた板状部材からなり、前記記録紙の搬送方向に延び、当該搬送方向の上流側となる端部が、前記記録紙の先端部を前記離れる方向に案内する傾斜部を有し、前記緩衝ガイド部の前記搬送方向下流側の後端部が、当該後端部を支点として、前記緩衝ガイド部及び前記像担持体を保持する画像形成ユニットの外形部に回動可能に取り付けられ、前記板状部材の一部を屈曲させた板バネ部が設けられ、前記板バネ部は、前記緩衝ガイド部の前記先端部における前記側縁部にその基端部が取り付けられ、当該側縁部から延びる他端部が前記外形部に当接し、前記板バネ部は、当該当接により、前記外形部に対して前記緩衝ガイド部を前記弾性的に保持し、かつ、前記離れる方向において移動可能とされた状態で支持し、前記緩衝ガイド部は、その前記傾斜部に前記記録紙が接触したときに、前記後端部を支点として前記回動を行い、前記板バネ部の弾性により前記記録紙の衝撃を吸収しつつ前記外形部及び前記像担持体の表面に近付く方向に前記先端部が移動するものである。
本発明によれば、記録紙の後端部分が跳ねて当たって衝撃を受けても、分離爪からのトナーの落下を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけるプロセスユニットを示す斜視図である。 プロセスユニットの一部を拡大して示す斜視図である。 プロセスユニットの構成を模式的に示す側面図である。 分離爪及び緩衝ガイド部をプロセスユニットの底板に取付けた状態を拡大して示す斜視図である。 分離爪及び緩衝ガイド部をプロセスユニットの底板に取付けた状態を拡大して示す斜視図であり、図5とは見る角度を変えて示している。 分離爪のみをプロセスユニットの底板に取付けた状態を拡大して示す斜視図である。 (a)は、分離爪及び該分離爪のホルダーを示す斜視図であり、(b)は、分離爪を示す斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、緩衝ガイド部を、見る角度を変えて示す斜視図である。 比較例のプロセスユニットを示す斜視図である。 比較例のプロセスユニットにおける分離爪周辺を拡大して示す斜視図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。図1に示す画像形成装置1の外郭を構成する筐体51には、画像形成装置1の様々な機能を実現するための複数の構成機器が設けられている。例えば、筐体51には、画像形成部、定着部、データ通信部、操作部52、給紙部53、及び排出トレイ54等が設けられている。
像形成部は、プロセスユニット、露光部、及び転写部等を備え、データ通信部で受信された画像データによって示される画像を、給紙部53から供給される記録に形成(印刷)する。画像形成済みの記録紙は、上記定着部による定着処理を受けた後、排出トレイ54に排出される。
操作部52は、例えば、当該画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理の実行を指示するためのスタートキー、操作入力を確定させる決定キー(エンターキー)、数値入力を行うための数値入力キー等を備えており、各種動作及び処理について、操作者から画像形成動作等の実行指示を受け付ける。また、操作部52は、操作者への操作案内等を表示する表示部を備えている。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけるプロセスユニットを示す斜視図である。また、図3は、プロセスユニットの一部を拡大して示す斜視図である。更に、図4は、プロセスユニットの構成を模式的に示す側面図である。
プロセスユニット(画像形成ユニット)11は、電子写真方式により、給紙部53から供給される記録紙にトナー像を形成するためのものであり、矢印方向に回転する感光体ドラム12、感光体ドラム12の表面を除電する除電部13、感光体ドラムの表面をクリーニングするクリーニング部14、感光体ドラム12の表面を均一に帯電させる帯電部15、及び露光部からの光照射により感光体ドラムの表面に生成された静電潜像を、トナー像に現像する現像部16等を備えており、感光体ドラム12の表面にトナー像を形成する。
また、感光体ドラム12は、プロセスユニット11の下側に露呈して、感光体ドラム12の下方に設けられた転写ローラー18に圧接され、感光体ドラム12と転写ローラー18の間にニップ域を形成している。
画像形成装置1においては、プロセスユニット11の下側に記録紙Pの搬送路17が設けられており、給紙部53から記録紙が供給されると、この記録紙Pが搬送路17を通じて矢印Aの方向に搬送される。記録紙Pは、矢印Aの方向に搬送されて、感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域に通され、感光体ドラム12の表面のトナー像を転写される。引き続いて、記録紙Pは、搬送路17を通じて定着部に搬送され、定着部により記録紙Pが加熱及び加圧され、これにより記録紙上のトナー像が定着される。更に、記録紙は、定着部から上方に湾曲した搬送路を通じて搬送され、画像形成装置1の上側に設けられた排出トレイ54に排出される。
一方、感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域よりも記録紙Pの搬送方向(矢印Aの方向)下流側には、3つの分離爪21が感光体ドラム12の長手方向に間隔をあけて配置されている。各分離爪21は、プロセスユニット11の底板(外形部)11aに設けられており、それらの先端が感光体ドラム12の表面に沿う位置に配置されている。
各分離爪21は、感光体ドラム12の表面に沿って設けられ、上記ニップ域を通過した記録紙Pを感光体ドラム12の表面から離れる方向に分離させる。記録紙Pは、感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域を通過した後、感光体ドラム12から剥がれて更に搬送されるが、感光体ドラム12から剥がれなかった場合は、各分離爪21の先端が、ニップ域を通過して来た記録紙Pと感光体ドラム12の表面の間に侵入して、記録紙Pを感光体ドラム12の表面から剥がして分離させる。これにより、記録紙Pが感光体ドラム12に巻付くことがなくなり、ジャムが防止される。
ところで、各分離爪21の先端が感光体ドラム12の表面に沿う位置に配設されているため、感光体ドラム12の表面に残留したトナーが各分離爪21の先端に付着して堆積する。また、図4に示すように感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域を通過した直後に、記録紙Pの後端部分が該記録紙Pの弾性により跳ね上がることがある。そして、従来のように、上記跳ねた記録紙Pの後端部分が分離爪21に直接当たると、分離爪21が衝撃を受けて、分離爪21に付着堆積しているトナーが落下し、トナーにより記録紙Pの後端部分が汚れる。
そこで、本実施形態では、各分離爪21別に、分離爪21の近傍に緩衝ガイド部22を設けている。緩衝ガイド部22は、分離爪21よりも記録紙Pの搬送路17側に突出した状態で該分離爪21に並べて設けられ、搬送路17に対して接離する方向において変位可能にかつ弾性的に保持されている。この緩衝ガイド部22は、上記跳ねた記録紙Pの後端部分に当たって衝撃を緩和させ、分離爪21に付着堆積しているトナーの落下を防止する。なお、分離爪21は、特許請求の範囲における分離爪の一例であり、緩衝ガイド部22は、特許請求の範囲における緩衝ガイド部の一例である。また、分離爪21及び緩衝ガイド部22が分離爪ユニット10を構成する。
次に、分離爪21及び緩衝ガイド部22等について逐次詳しく説明する。図5及び図6は、分離爪21及び緩衝ガイド部22をプロセスユニット11の底板11aに取付けた状態を拡大して示す斜視図であり、記録紙Pの搬送方向上流側より見る角度を変えて示している。また、図7は、分離爪21のみをプロセスユニット11の底板11aに取付けた状態を拡大して示す斜視図であり、記録紙Pの搬送方向下流側より見て示している。更に、図8(a)は、分離爪21及び該分離爪21のホルダー23を示す斜視図であり、図8(b)は、分離爪21を示す斜視図である。また、図9(a)、(b)、(c)は、緩衝ガイド部22を、見る角度を変えて示す斜視図である。
図8(a)、(b)に示すように分離爪21は、ホルダー23により支持されている。分離爪21は、爪部21a、及び爪部21aの端部に設けられた軸21b、鉤部21cを有している。ホルダー23は、分離爪21の軸21bを回転自在に支持する軸受部23a、星形コロ24(図5及び図6に示す)の軸24aを回転自在に支持する軸受部23b、開口部23c、及び該ホルダー23をプロセスユニット11の底板11aに取付けるための2つの係合部23d、23eを有している。
分離爪21の軸21bがホルダー23の軸受部23aに嵌合されて、分離爪21が回転自在にホルダー23に取り付けられる。この状態で、分離爪21が軸21bを回転中心にして上下方向に回転すると、分離爪21の鉤部21cがホルダー23のストッパー(図示せず)に突き当たって、分離爪21の回転角度範囲が制限されるようになっている。例えば、バネ(図示せず)等により分離爪21を軸21b周りに付勢して、分離爪21の爪部21aを感光体ドラム12の表面に沿わせて配置している。
また、星形コロ24の軸24aがホルダー23の軸受部23bに嵌合されて、星形コロ24が回転自在にホルダー23に取り付けられる。

ここで、図7に示すようにプロセスユニット11の底板11aには、段差部11b、この段差部11bを挟んで記録紙Pの搬送方向に離間した2つの保持部11c、11dが設けられている。ホルダー23がプロセスユニット11の底板11a及び段差部11bに当接された状態で、ホルダー23の一方の係合部23dが底板11aの一方の保持部11cの孔に係合され、ホルダー23の他方の係合部23eが底板11aの他方の保持部11dの孔に係合されて、ホルダー23がプロセスユニット11の底板11aに取付けられる。
次に、図9(a)、(b)、(c)に示すように緩衝ガイド部22は、板状部材を切断して折り曲げ加工したものである。緩衝ガイド部22は、分離爪21よりも感光体ドラム12の表面から離れる方向に突出している。緩衝ガイド部22は、分離爪21に隣接して並設され、当該離れる方向において変位可能にかつ弾性的に保持されている。緩衝ガイド部22は、記録紙Pと接触して記録紙Pを搬送方向下流側に案内する。
板状部材とされた緩衝ガイド部22は、感光体ドラム12の表面に対して直交する姿勢で設けられている。この緩衝ガイド部22は、概ね三角形状であって、ガイド傾斜縁22a、突出縁22b、切欠き部22c、後端側係合凹部22d、先端側係合凹部22e、及び板バネ部22fを有している。板バネ部22fは、緩衝ガイド部22となる板状部材の一部を屈曲させて形成されたものである。
図5及び図6に示すように、緩衝ガイド部22は、記録紙Pの搬送方向に延び、当該搬送方向上流側の端部が、記録紙Pの搬送方向先端部を、感光体ドラム12の表面から離れる方向に案内する傾斜である上記ガイド傾斜縁22aを有している。
緩衝ガイド部22の上記先端部における側縁部22hには、上記離れる方向に向けて切り欠かれた凹部22eが設けられている。プロセスユニット11の底板11aにおける当該凹部22eに対向する部分には、当該底板11aから上記離れる方向への突出量が凹部22eの当該離れる方向への切欠き量よりも大きい保持部(突出部)11dが設けられている。
板バネ部22fは、緩衝ガイド部22の上記搬送方向上流側の先端部であって、感光体ドラム12の表面側となる緩衝ガイド部22の側縁部22hにその基端部が取り付けられている。また、板バネ部22fは、側縁部22hから延びる他端部が、緩衝ガイド部22及び感光体ドラム12を保持するプロセスユニット11の底板11aに宛がわれている。板バネ部22fは、このように底板11aに先端部が宛がわれていることで、緩衝ガイド部22の先端部を、保持部11dが凹部22eに入り込みかつ非接触の状態として、緩衝ガイド部22を上記底板11a及び感光体ドラム12の表面から離れた状態に保つ。
すなわち、緩衝ガイド部22の後端側係合凹部22dがホルダー23の開口部23cに差し入れられて該開口部23cの内側縁部に係合され、緩衝ガイド部22の先端側係合凹部22eがプロセスユニット11の底板11aの保持部11dに係合されて、緩衝ガイド部22がホルダー23並びにプロセスユニット11の底板11aに取付けられる。これにより、緩衝ガイド部22の上記搬送方向下流側の後端部は、当該後端部を支点として上記底板11aに回動可能に取り付けられる。すなわち、緩衝ガイド部22は、当該回動可能な構成により、また、緩衝ガイド部22の板バネ部22fがプロセスユニット11の底板11aに当接していることから、板バネ部22fにより緩衝ガイド部22が下方に付勢された状態で弾性的に保持される。
この状態では、緩衝ガイド部22の先端側係合凹部22eとプロセスユニット11の底板11aの保持部11dの間に遊びがあることから、この遊びの分だけ緩衝ガイド部22の先端部分が上下方向に移動可能である。このため、緩衝ガイド部22は、該緩衝ガイド部22の後端側係合凹部22dとホルダー23の開口部23cの内側縁部との係合箇所を回転中心にして、上下方向に回転可能に、すなわち搬送路17に対して接離する方向に変位可能である。
このような構成においては、図4に示すように記録紙Pが感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域を通過すると、各分離爪21の先端が記録紙Pと感光体ドラム12の表面の間に侵入して、記録紙Pが感光体ドラム12の表面から剥がされて分離される。そして、記録紙Pが各緩衝ガイド部22のガイド傾斜縁(傾斜部)22aにより搬送路17へと滑らかに案内されて搬送される。また、記録紙Pがプロセスユニット11の底板11aに接近して来ても、各星形コロ24が記録紙Pに接触するため、記録紙Pが各分離爪21に接触することなく搬送路17に沿って搬送される。
また、感光体ドラム12と転写ローラー18の間のニップ域を通過した直後に、記録紙Pの後端部分が該記録紙Pの弾性により跳ね上がった場合は、この跳ね上がった記録紙Pの後端部分が各緩衝ガイド部22の傾斜縁22a及び突出縁22bに当たる。緩衝ガイド部22は、このように記録紙Pが接触したときに、後端部を支点として上記回動を行い、板バネ部22fの弾性により記録紙Pの衝撃を吸収しつつ底板11a及び感光体ドラム12の表面に近付く方向に先端部が移動する。
すなわち、記録紙Pの後端部分からの力を各緩衝ガイド部22の板バネ部22fが受けて弾性変形し、各緩衝ガイド部22が図3,図6等における上方向に変位して退き、これにより記録紙Pの後端部分が当たったことで生じる衝撃が大幅に緩和される。このため、トナーが各分離爪21の先端に付着して堆積していても、衝撃によりトナーが各分離爪21の先端から落下するという現象を防止することができ、トナーにより記録紙Pの後端部分が汚れることもない。
更に、記録紙Pの後端部分との接触を最小限に抑えるには、各分離爪21の位置をより例えば図4において上方に移動させることが好ましいが、上記現象が防止されることから、各分離爪21を上方に配置する必要がなくなり、設計の自由度が高くなる。
また、上記実施形態では、緩衝ガイド部22となる板状部材の一部を屈曲させて板バネ部22fを形成しているが、緩衝ガイド部22とは別体の発泡性樹脂やバネ等の弾性部材を設けて、この弾性部材により緩衝ガイド部22を弾性的に支持しても構わない。
図10は、比較例のプロセスユニット11を示す斜視図である。また、図11は、比較例のプロセスユニット11における分離爪21の周辺を拡大して示す斜視図である。
この比較例のプロセスユニット11では、各分離爪21別に、分離爪21に対してガイド部31を並設している。このガイド部31は、上記実施形態の緩衝ガイド部22と同様に概ね三角形状のものであるが、固定されて上下方向に変位せずかつ弾性的に保持されていない点で、上記実施形態の緩衝ガイド部22とは異なる。
このような構成では、各分離爪21の先端により記録紙Pを感光体ドラム12の表面から剥がして分離することができ、引き続いて各ガイド部31により記録紙Pを搬送路17へと滑らかに案内して搬送することができる。
しかしながら、記録紙Pの後端部分が該記録紙Pの弾性により跳ね上がって、ガイド部31に当たると、記録紙Pの後端部分が当たったことで生じる衝撃が緩和されることなくガイド部31を通じてプロセスユニット11の底板11aに伝わり、更に衝撃が各ホルダー23を通じて各分離爪21に伝わって、各分離爪21が振動する。この結果、各分離爪21の先端に付着して堆積したトナーが落下して、トナーにより記録紙Pの後端部分が汚れてしまう。
ここで、例えばプロセスユニット11の底板11aの厚みを増大させて、底板11aの剛性や強度を高くすれば、記録紙Pの後端部分からの衝撃を受けても、底板11aが振動し難くなり、各分離爪21の振動を低減することができると考えられる。しかしながら、底板11aの厚みを増大させると、プロセスユニット11のコストの上昇、更には画像形成装置1のコストの上昇を招くことになる。
これに対して上記実施形態では、プロセスユニット11の底板11aの厚みを増大させることなく、板状部材を加工してなる緩衝ガイド部22を追加するだけで、記録紙Pの後端部分が当たったことで生じる衝撃を緩和させることができ、コストの上昇を抑えることができる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、上記実施形態で説明したものに限定されず、複合機、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、図1乃至図9を用いて説明した構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 分離爪ユニット
11 プロセスユニット
12 感光体ドラム
13 除電部
14 クリーニング部
15 帯電部
16 現像部
17 搬送路
18 転写ローラー
21 分離爪
22 緩衝ガイド部
22f 板バネ部
23 ホルダー
24 星形コロ

Claims (3)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に圧接されることにより該像担持体との間にニップ域を形成し、このニップ域を通じて搬送される記録紙に対して前記像担持体のトナー像を転写する転写部と、
    前記像担持体の表面に沿って設けられ、前記ニップ域を通過した記録紙を前記像担持体の表面から離れる方向に分離させる分離爪と、
    前記分離爪よりも前記像担持体の表面から離れる方向に突出させて、当該分離爪に隣接して並設され、当該離れる方向において変位可能にかつ弾性的に保持され、前記記録紙と接触して前記記録紙をその搬送方向下流側に案内する緩衝ガイド部と、を備え、
    前記緩衝ガイド部は、
    前記像担持体の表面に対して直交する姿勢で設けられた板状部材からなり、
    前記記録紙の搬送方向に延び、当該搬送方向の上流側となる端部が、前記記録紙の先端部を前記離れる方向に案内する傾斜部を有し、
    前記緩衝ガイド部の前記搬送方向下流側の後端部が、当該後端部を支点として、前記緩衝ガイド部及び前記像担持体を保持する画像形成ユニットの外形部に回動可能に取り付けられ、
    前記板状部材の一部を屈曲させた板バネ部が設けられ、前記板バネ部は、前記緩衝ガイド部の前記先端部における側縁部にその基端部が取り付けられ、当該側縁部から延びる他端部が前記外形部に当接し、前記板バネ部は、当該当接により、前記外形部に対して前記緩衝ガイド部を前記弾性的に保持し、かつ、前記離れる方向において移動可能とされた状態で支持し、
    前記緩衝ガイド部は、その前記傾斜部に前記記録紙が接触したときに、前記後端部を支点として前記回動を行い、前記板バネ部の弾性により前記記録紙の衝撃を吸収しつつ前記外形部及び前記像担持体の表面に近付く方向に前記先端部が移動する画像形成装置。
  2. 前記緩衝ガイド部の前記搬送方向上流側の先端部であって、前記像担持体の表面側となる当該緩衝ガイド部の側縁部には、前記離れる方向に向けて切り欠かれた凹部が設けられ、前記緩衝ガイド部及び前記像担持体を保持する画像形成ユニットの外形部における当該凹部に対向する部分には、当該外形部から前記離れる方向への突出量が前記凹部の当該離れる方向への切欠き量よりも大きい突出部が設けられ、
    前記緩衝ガイド部の前記板バネ部は、前記緩衝ガイド部の前記先端部を前記離れる方向
    に付勢して、前記緩衝ガイド部を、前記突出部が前記凹部に入り込み、かつ前記凹部の底に非接触の状態として、前記外形部及び前記像担持体の表面から離れた状態に保ち、
    前記緩衝ガイド部は、その前記傾斜部に前記記録紙が接触したときに、前記板バネ部の弾性により、前記後端部を支点として前記凹部の底が前記突出部に接触するまでの回動量で前記回動を行う請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記緩衝ガイド部の前記搬送方向下流側の後端部には、前記搬送方向下流側に向けて開口された係合凹部が形成されており、
    前記画像形成ユニットにおいて前記分離爪を支持するためのホルダーの一部に対して、前記係合凹部が係合することで、前記緩衝ガイド部が回動可能な状態とされている請求項2に記載の画像形成装置。
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