JP6346526B2 - タイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法 - Google Patents

タイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法 Download PDF

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Description

本発明は、計算時間を短縮しうるタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法に関する。
近年、例えば、バネ手段(サスペンション)で支持されたタイヤの転動状態を、コンピュータを用いて数値計算するシミュレーション方法が種々提案されている。
このようなシミュレーション方法では、先ず、図14(a)に示されるように、コンピュータに、弾性タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルa、及び、バネ手段を有限個の要素でモデル化したバネモデルbを入力するステップが行われる。タイヤモデルaと、バネモデルbとは、それぞれ剛性(共振周波数)が異なる。このバネモデルbの一端b1は、タイヤモデルaに連結されている。一方、バネモデルbの他端b2は、例えば、車両等の質点(図示省略)に連結されている。これにより、直列バネモデルが設定される。
次に、図14(b)に示されるように、例えば、タイヤモデルaを路面モデルcに接地させ、かつ、バネモデルbの他端b2に下方への垂直荷重tを負荷させるステップが行われる。そして、コンピュータが、タイヤモデルa及びバネモデルbの変形計算をするステップが行われる。関連する技術としては、次のものがある。
特開2003−156413号公報
上記のような直列バネ系のバネモデルbに、荷重tを負荷すると、タイヤモデルa及びバネモデルbの各反力が互いに作用する。このため、直列バネモデル全体が弾性振動する(いわゆる、連成振動が生じる)。このような連成振動は、タイヤモデルaに対する荷重を増減させるため、タイヤモデルaの転動計算を行う前に十分に収束させる必要がある。
タイヤモデルaとバネモデルbとの連成振動を収束させるのに要する時間は、タイヤモデルaのみの振動を収束させるのに要する時間に比べて大きい。一般に、サスペンション等のコイルスプリングに相当するバネ手段のバネ定数は、タイヤのバネ定数よりも小に設定される。このため、連成振動を収束させるのに、多くの時間が必要であった。従って、上記のようなシミュレーション方法では、計算時間が増大するという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、バネモデル、又はバネモデルとタイヤモデルとの連結点を拘束して、タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算することを基本として、計算時間を短縮しうるタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、コンピュータを用いて、タイヤと、一端が前記タイヤに連結された弾性変形可能なバネ手段とを含むタイヤ・バネ組立体の変形を計算するためのシミュレーション方法であって、前記コンピュータに、前記タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップと、前記コンピュータで、予め定められた条件に従って、前記タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含み、前記タイヤ・バネ組立体モデルは、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、前記バネ手段をばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含み、しかも、前記バネモデルの一端は、前記タイヤモデルに連結点で連結され、前記変形計算ステップは、予め定められた荷重の条件を前記バネモデルに与えて該バネモデルのみの変形を計算する第1ステップ、前記第1ステップで変形した前記バネモデルの長さが変化しないように前記一端と該バネモデルの他端とを拘束する第2ステップ、前記タイヤモデルに、前記変形したバネモデルが前記連結点に与える反力と等しい荷重の条件を、前記連結点に与えて前記タイヤモデルのみの変形を計算する第3ステップ、及び、前記第3ステップの後、前記バネモデルの前記一端の拘束のみを解くことにより該バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、コンピュータを用いて、タイヤと、一端が前記タイヤに連結された弾性変形可能なバネ手段とを含むタイヤ・バネ組立体の変形を計算するためのシミュレーション方法であって、前記コンピュータに、前記タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップと、前記コンピュータで、予め定められた条件に従って、前記タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含み、前記タイヤ・バネ組立体モデルは、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、前記バネ手段を有限個の要素、又は、ばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含み、しかも、前記バネモデルの一端は、前記タイヤモデルに連結点で連結されており、前記変形計算ステップは、前記連結点の変位を拘束する第1ステップ、前記第1ステップの後、前記バネモデルの他端に荷重の条件を与えて、前記バネモデルの変形を計算する第2ステップ、前記第1ステップの後、前記タイヤモデルに、前記バネモデルに与えられた荷重と釣り合う荷重の条件を与えて、前記タイヤモデルの変形を計算する第3ステップ、及び、前記第2ステップと前記第3ステップとが、ともに計算終了した後に、前記連結点の拘束を解き前記バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含むことを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、前記第2ステップと、前記第3ステップとは、並列して実行される請求項2に記載のタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法である。
請求項1に記載の発明は、コンピュータに、タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップと、コンピュータで、予め定められた条件に従って、タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含む。
タイヤ・バネ組立体モデルは、タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、バネ手段をばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含む。このようなバネモデルは、例えば、有限個の要素でモデル化する必要がないため、モデルの作成時間を短縮することができる。
変形計算ステップは、先ず、予め定められた荷重の条件をバネモデルに与えて該バネモデルのみの変形を計算する第1ステップと、第1ステップで変形したバネモデルを変形不能に拘束する第2ステップとが含まれる。このバネモデルは、ばね定数が定義された離散要素からなるため、第1ステップでは、単純なフックの法則に基づいて、バネモデルの変形を計算することができる。
また、変形計算ステップは、タイヤモデルに、変形したバネモデルがタイヤモデルとの連結点に与える反力と等しい荷重の条件を与えて前記タイヤモデルのみの変形を計算する第3ステップを含む。このような第3ステップでは、タイヤモデルのみの変形が計算されるため、連成振動の発生が防止される。
さらに、変形計算ステップは、第3ステップの後、バネモデルの拘束を解き、前記バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含む。バネモデル及びタイヤモデルの変形計算後は、バネモデルの反力とタイヤモデルの反力とが互いに釣り合うため、該バネモデルの拘束が解かれても、連成振動が生じることがない。従って、請求項1に記載の発明では、バネモデルとタイヤモデルとの間で生じる連成振動を防ぐことができ、計算時間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明は、コンピュータに、タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義する定義ステップと、コンピュータで、予め定められた条件に従って、タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含む。
タイヤ・バネ組立体モデルは、タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、バネ手段を有限個の要素、又は、ばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含む。しかも、バネモデルの一端は、タイヤモデルに連結点で連結されている。
変形計算ステップは、先ず、連結点の変位を拘束する第1ステップと、第1ステップの後、バネモデルの他端に荷重の条件を与えてバネモデルの変形を計算する第2ステップと、第1ステップの後、タイヤモデルに、バネモデルに与えられた荷重と釣り合う荷重の条件を与えてタイヤモデルの変形を計算する第3ステップとが行われる。これにより、バネモデル及びタイヤモデルの各反力が、連結点を介して互いに作用するのを防ぐことができるため、連成振動の発生を抑制することができる。
さらに、変形計算ステップは、第2ステップと第3ステップとが、ともに計算終了した後に、連結点の拘束を解き、前記バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含む。バネモデル及びタイヤモデルの変形計算後は、バネモデルの反力とタイヤモデルの反力とが互いに釣り合うため、連結点の拘束が解かれても、連成振動が生じることがない。従って、請求項2に記載の発明では、バネモデルとタイヤモデルとの間に生じる連成振動を防ぐことができ、計算時間を短縮することができる。
本実施形態の処理を行うコンピュータ装置の斜視図である。 本実施形態のシミュレーション方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 タイヤ・バネ組立体モデルを視覚化して示す側面図である。 タイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 図5のタイヤモデルの断面図である。 路面モデルを視覚化して示す斜視図である。 条件設定ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 変形計算ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 (a)はバネモデルのみを変形させたタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図、(b)はタイヤモデルのみを変形させたタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図である。 本発明の他の実施形態の変形計算ステップを説明するタイヤ・バネ組立体モデルの側面図である。 本発明の他の実施形態のタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図である。 本発明の他の実施形態の変形計算ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 (a)はバネモデルを変形させたタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図、(b)はタイヤモデルを変形させたタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図である。 (a)は従来のタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図、(b)は(a)に示したタイヤモデル及びバネモデルを同時に変形させたタイヤ・バネ組立体モデルを示す側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある)は、例えば、タイヤと、車両のサスペンション装置の一部を構成するバネ手段とを含むタイヤ・バネ組立体の変形を、コンピュータを用いて計算するための方法である。
図1に示されるように、コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c、及び、ディスプレイ装置1dを含んでいる。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、磁気ディスクなどの記憶装置及びディスクドライブ装置1a1、1a2などが設けられている。また、記憶装置には、本実施形態のシミュレーション方法を実行するための処理手順(プログラム)が、予め記憶されている。
図2には、本実施形態のシミュレーション方法の具体的な処理手順の一例が示される。
本実施形態では、先ず、図3に示されるように、コンピュータ1に、タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデル12が定義される(ステップS1)。図4には、タイヤ・バネ組立体モデル12を定義するステップS1の処理手順の一例が示される。
本実施形態のタイヤ・バネ組立体モデル12を定義するステップS1では、コンピュータ1に、タイヤ・バネ組立体のタイヤをモデル化したタイヤモデル13が入力される(ステップS11)。図5に示されるように、タイヤモデル13は、例えば、解析しようとするタイヤ(実在するか否かは問わない)を、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Faでモデル化(離散化)される。
この数値解析法としては、例えば有限要素法、有限体積法、差分法、又は、境界要素法が適宜採用できるが、本実施形態では、有限要素法が採用される。また、要素Faとしては、例えば、複雑な形状を表現するのに適した4面体ソリッド要素が好ましい。なお、要素Faとしては、4面体ソリッド要素以外にも、5面体ソリッド要素、又は、6面体ソリッド要素などが用いられても良い。さらに、各要素Faには、要素番号、節点番号、全体座標系X−Y−Zの節点座標値、及び、材料特性(例えば密度、ヤング率、又は、減衰係数等)などの数値データが定義される。これらの数値データは、コンピュータ1に記憶される。
また、タイヤモデル13は、トレッドゴム等を含むゴム部分、タイヤの骨格をなすカーカスプライ、及び、該カーカスプライのタイヤ半径方向外側に配されるベルトプライが、要素Faでモデル化される。これにより、タイヤモデル13には、ゴム部材モデル13a、カーカスプライモデル13b、及び、ベルトプライモデル13cが設定される。図3に示されるように、この例では、タイヤモデル13の回転軸CLが、後述する路面モデル18と平行である。
次に、コンピュータ1に、後述するバネモデル16に、荷重L1(図9(a)に示す)の条件を与える質点15が定義される(ステップS12)。この質点15には、後述する条件設定ステップS3において、荷重L1のみが設定される。従って、質点15には、大きさ等の他の属性を有しない。なお、荷重L1がバネモデル16の他端16tに直接設定される場合は、質点15を省略することができる。
次に、コンピュータ1に、バネ手段をモデル化したバネモデル16が入力される(バネモデル設定ステップS13)。本実施形態のバネモデル16は、伸縮可能な離散要素16fからなる。
離散要素16fとは、結び付けたい2点が特定されているもので、具体的な体積や形状は定義されていない。また、バネ手段を離散要素16fでモデル化するとは、上記2点間の座標(又は、距離)、及び、ばね定数を定義することを意味する。そして、2点間の距離の変化から、フックの法則に従って、該2点間に作用する力を計算することができる。このようなバネモデル16は、例えば、多数の要素でいわゆるメッシュ分割する必要がないため、モデル作成時間を大幅に短縮することができる。
本実施形態のバネモデル16は、一端16sと、他端16tとの間を垂直方向につなぐものである。バネモデル16の一端16sは、タイヤモデル13の回転軸CL(連結点17)に、例えば、回り対偶で連結される。バネモデル16の他端16tは、例えば、質点15に固着されている。さらに、バネモデル16の離散要素16fには、バネ手段が持っているばね定数が定義される。これにより、タイヤモデル13及びバネモデル16を有する直列バネ系のタイヤ・バネ組立体モデル12が定義される。なお、バネモデル16の剛性(共振周波数)は、タイヤモデル13の剛性(共振周波数)よりも小に設定されている。
次に、コンピュータ1に、路面モデル18が定義される(ステップS2)。図6に示されるように、路面モデル18は、路面が、有限個の要素Fbでモデル化されることによって設定される。本実施形態の要素Fbは、単一の平面を構成する剛表面要素からなる。これにより、路面モデル18は、外力が作用しても変形しない剛表面として設定される。
次に、後述する変形計算ステップS4に先立ち、シミュレーション条件が設定される(条件設定ステップS3)。図7には、本実施形態の条件設定ステップS3の処理手順の一例が示される。
条件設定ステップS3では、先ず、タイヤモデル13の内圧の条件が設定される(ステップS31)。内圧としては、例えば、タイヤに充填される空気の圧力が設定される。
次に、タイヤ・バネ組立体モデル12に負荷させる荷重L1(図9(b)に示す)の条件が定義される(ステップS32)。荷重L1としては、解析しようとするタイヤに負荷される荷重が設定される。
次に、コンピュータ1が、条件設定ステップS3で予め定められた条件に従って、タイヤ・バネ組立体モデル12の変形を計算する(変形計算ステップS4)。図8には、変形計算ステップS4の処理手順の一例が示される。
本実施形態では、先ず、前処理として、コンピュータ1が、タイヤモデル13に定義された内圧の条件等に基づいて、タイヤモデル13の変形計算を行う(内圧条件設定ステップS40)。図5に示されるように、内圧条件設定ステップS40では、先ず、タイヤモデル13のリム接触域3r、3rが拘束される。
次に、タイヤモデル13の内腔面の全体に、予め定義された内圧の条件に相当する等分布荷重wが設定される。そして、これらの条件の下で、タイヤモデル13の釣り合い計算が行われる。これにより、ゴム部材モデル13a、カーカスプライモデル13b、及び、ベルトプライモデル13cが膨張、又は、伸長し、膨張変形後のタイヤモデル13が計算される。
次に、図9(a)に示されるように、予め定められた荷重L1の条件がバネモデル16に与えられて、該バネモデル16のみの変形が計算される(第1ステップS41)。本実施形態の第1ステップS41では、先ず、バネモデル16の一端16sの変位が拘束される。次に、バネモデル16の他端16tに、質点15から下方に向く垂直荷重L1の条件が与えられる。これにより、バネモデル16は圧縮され、荷重L1及びバネモデル16のばね定数により、フックの法則に基づいて、バネモデル16の変位、ひいては、変形後のバネモデル16の長さM1が求められる。
次に、第1ステップS41で変形したバネモデル16の長さM1が変化しないように、該バネモデル16の一端16sと他端16tとが拘束される(第2ステップS42)。これにより、バネモデル16の復元力である反力Ra(=L1)は、タイヤモデル13に伝達されることがない。なお、このようなバネモデル16の拘束は、長さM1が変化しなければ、バネモデル16の移動は許容される。
次に、図9(b)に示されるように、タイヤモデル13に、変形したバネモデル16が連結点17に与える反力Ra(=L1)と等しい荷重の条件を連結点17に与えて、タイヤモデル13のみの変形が計算される(第3ステップS43)。即ち、連結点17に、下向きの垂直荷重L1を作用させ、タイヤモデル13を圧縮変形させる。この際、バネモデル16は、その長さM1が変化しないように拘束されているため、タイヤモデル13の変形計算中に、連成振動が生じることはない。
次に、第3ステップS43の後、バネモデル16の一端16sの拘束のみを解くことにより、バネモデル16とタイヤモデル13とが釣り合わされる(第4ステップS44)。本実施形態では、先ず、バネモデル16の拘束が解除される。これにより、バネモデル16の他端16tが、質点15からの垂直荷重L1によって拘束される一方、一端16sの拘束のみが解除される。また、第3ステップS43の後は、バネモデル16及びタイヤモデル13の変形計算が終了している。このため、バネモデル16の反力Raと、タイヤモデル13が路面モデル18から受ける反力Rbとが互いに釣り合う。従って、第4ステップS44では、バネモデル16の一端16sの拘束が解除されても、連結点17の位置が安定し、タイヤモデル13とバネモデル16との間で連成振動が生じることがない。
このように、本実施形態の変形計算ステップS4では、バネモデル16とタイヤモデル13との間で連成振動が生じるのを確実に防ぐことができる。従って、本実施形態のシミュレーション方法では、タイヤ・バネ組立体モデル12の変形計算に要する時間を、大幅に短縮することができる。
上記実施形態では、タイヤモデル13とバネモデル16とが連結された組立体モデルの状態で計算が行われた。しかし、各モデル13及び16は、離された状態で別々に変形計算され、第4ステップS44で連結されても良い。また、上記実施形態では、第4ステップにおいて、バネモデル16の他端16tが、質点15によって拘束されている。しかし、バネモデル16の他端16tが質点15に固着されていない場合は、該他端16tの拘束を維持したまま、バネモデル16の一端16sの拘束のみが解除されるのが望ましい。
なお、本実施形態では、連成振動を減衰させるダンパー等は考慮されていない。従って、タイヤ・バネ組立体モデル12の構成が簡素化される。
次に、図2に示されるように、本実施形態では、例えば、タイヤ・バネ組立体モデル12(図3に示す)の転動計算が行われる(ステップS5)。そして、タイヤ・バネ組立体モデル12の性能の良否が評価される(評価ステップS6)。評価ステップS6の結果が偽(性能不良)である場合は、タイヤ・バネ組立体モデル12の設計変更(ステップS7)がなされ、再度シミュレーションが行われる(ステップS1〜S6)。一方、評価ステップS6の結果が真(性能良好)である場合は、タイヤ・バネ組立体モデル12に基づいて、タイヤ・バネ組立体が設計される(ステップS8)。
本実施形態のシミュレーション方法では、上述のように連成振動を排除し、タイヤ・バネ組立体モデル12の変形計算(変形計算ステップS4)に要する時間を短縮することができる。従って、ステップS1〜S6が繰り返し実行されても、従来に比べて迅速にシミュレーションを行うことができる。従って、本実施形態のシミュレーション方法では、全体の計算時間を、確実に短縮することができる。
本実施形態の変形計算ステップS4では、図9(a)、(b)に示されるように、バネモデル16の他端16tに垂直荷重L1を与えるとともに、変形したバネモデル16が連結点17に与える反力Ra(=L1)と等しい荷重の条件を連結点17に与えて、タイヤモデル13の変形が計算される態様が例示されたが、これに限定されるわけではない。
例えば、図10に示されるように、この実施形態の変形計算ステップS4では、先ず、連結点17の変位が拘束された後に(第1ステップ)、路面モデル18をタイヤモデル13側に移動させて、タイヤモデル13に上方に向く垂直荷重L2が与えられることにより、タイヤモデル13の変形が計算される(第2ステップ)。次に、変形したタイヤモデル13が連結点に与える反力Rcと等しい荷重条件を連結点17に与えて、バネモデル16の変形が計算される(第3ステップ)。そして、連結点17の拘束が解除される(第4ステップ)。なお、バネモデル16の他端16tは、質点15に固着されている。これにより、タイヤモデル13の反力Rcと、バネモデル16が質点15から受ける反力Rdとが互いに釣り合うため、タイヤモデル13とバネモデル16との間で連成振動が生じることがない。
上述したように、バネモデル16の剛性(共振周波数)は、タイヤモデル13の剛性(共振周波数)よりも小に設定されている。このため、この実施形態では、第3ステップにおいて、タイヤモデル13より剛性の低い(共振周波数が低い)バネモデル16の変形が収束するのを待つことなく、バネモデル16とタイヤモデル13とを釣り合わせることができる。従って、この実施形態では、バネモデル16及びタイヤモデル13を完全に収束させる必要がある前実施形態に比べて、計算時間を大幅に短縮することができる。
次に、本発明の他の実施形態のシミュレーション方法が説明される。なお、この実施形態のシミュレーション方法では、下記に示す構成を除き、上記実施形態のシミュレーションと同一である。
図11には、本発明の他の実施形態のタイヤ・バネ組立体モデルが示される。この図では、バネモデル16以外の構成が簡略化して示されている。この実施形態のバネモデル設定ステップS13(図4に示す)では、バネ手段を構成するコイルスプリング(図示省略)が、有限個の要素Faでモデル化されている。これにより、スプリングモデル16dからなるバネモデル16が設定される。このようなバネモデル16は、コイルスプリングが忠実に再現されるため、精度の高いシミュレーション結果を得るのに役立つ。
バネモデル16の一端16sは、タイヤモデル13の回転軸CL(連結点17)に回り対偶で連結される。一方、バネモデル16の他端16tは、質点15に固着される。これにより、バネモデル16は、タイヤモデル13と質点15との間をつなぐ。
図12には、この実施形態の変形計算ステップS4の処理手順の一例が示される。
図11に示されるように、この実施形態の変形計算ステップS4では、内圧条件設定ステップS40の後に、連結点17の変位が拘束される(第1ステップS46)。つまり、タイヤモデルの回転軸CLは移動できない。これにより、後述する第2ステップS47及び第3ステップS48において、バネモデル16及びタイヤモデル13の各反力Ra、Rb(図13(b)に示す)が、連結点17を介して互いに作用しない。従って、タイヤモデル13とバネモデル16との連成振動を防ぐことができる。
次に、図13(a)に示されるように、第1ステップS46の後、バネモデル16に、荷重L1の条件が与えられて、バネモデル16の変形が計算される(第2ステップS47)。この実施形態では、バネモデル16の他端16tに、質点15から下方に向く垂直荷重L1の条件が与えられる。また、バネモデル16の一端16sは、連結点17に位置し、その変位が拘束される。これにより、バネモデル16は、タイヤモデル13とは無関係に変形計算が行われる。
次に、図13(b)に示されるように、第1ステップS46の後、タイヤモデル13に荷重L2の条件が与えられて、タイヤモデル13の変形が計算される(第3ステップS48)。本実施形態の第3ステップS48では、バネモデル16に与えられた荷重L1と釣り合う荷重L2(荷重L1とは大きさが同じで向きが逆)が、タイヤモデル13に与えられる。また、タイヤモデル13は、回転軸CLの変位が拘束されている。これにより、タイヤモデル13は、バネモデル16とは無関係に変形計算が行われる。
次に、第2ステップS47と第3ステップS48とがともに計算終了した後に、連結点17の拘束が解かれ、前記バネモデル16と前記タイヤモデル13とを釣り合わせる(第4ステップS49)。第3ステップS48の後は、バネモデル16及びタイヤモデル13の荷重L1、L2に基づく変形計算が終了しているため、連結点17の拘束を解くことで、両モデルの反力Ra、Rbを釣り合させることができる。従って、第4ステップS49では、連結点17の拘束が解除されても、タイヤモデル13と、バネモデル16との間において、連成振動が生じることがない。従って、この実施形態においても、上記実施形態と同様に、連成振動を確実に防ぐことができるため、タイヤ・バネ組立体モデル12の変形計算に要する時間を、短縮することができる。
なお、第2ステップS42、及び、第3ステップS43は、第1ステップS41の処理終了が開始条件である。従って、コンピュータ1が、例えば、マルチスレッド処理に対応している場合には、第2ステップS42と、第3ステップS43とが、並列して実行されるのが望ましい。これにより、タイヤ・バネ組立体の変形計算に要する時間を短縮することができる。
また、この実施形態においても、バネモデル16は、離散要素16f(図3に示す)とされても良い。これにより、このような離散要素16fからなるバネモデル16は、図11で示した有限個の要素Faでモデル化されたバネモデル16に比べて、モデル作成時間や、第2ステップS47での変形に要する時間を大幅に短縮することができる。
さらに、離散要素16fからなるバネモデル16は、連結点17の拘束が解かれた後、タイヤモデル13と確実に釣り合わせることができる。従って、このようなバネモデル16は、不要な振動が生じるのをより確実に防ぐことができるため、計算時間を短縮するのに役立つ。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図2に示した手順に従って、タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデル(図3に示す)の変形が計算された。タイヤ・バネ組立体モデルには、バネ手段を離散要素でモデル化したもの(実施例1、2、5、比較例1、2)、及び、バネ手段を有限個の要素でモデル化したもの(実施例3、4、比較例3)が含まれている。
実施例1は、図9(a)、(b)に示されるように、質点から下方に向く荷重L1に基づいて、タイヤモデル13の変形が計算された。一方、実施例2は、図10に示されるように、路面モデルから上方に向く荷重L2に基づいて、タイヤモデル13の変形が計算された。
また、実施例3、4、5のタイヤ・バネ組立体モデルは、図12に示した手順(実施例4)に従って、その変形が計算された。さらに、実施例4では、変形計算ステップにおいて、第2ステップと第3ステップとが並列して実行された。そして、各実施例1〜5において、変形計算ステップでの計算時間がそれぞれ測定された。
比較例1〜3のタイヤ・バネ組立体モデルは、バネモデル、及び、バネモデルとタイヤモデルとの連結点のいずれも拘束しない従来の手順に従って、その変形が計算された。そして、各比較例1〜3において、変形計算ステップでの計算時間がそれぞれ測定された。
なお、各実施例1〜5、及び、比較例1〜3の計算ステップに要した時間は、比較例1を100とする指数で表示している。共通仕様は、以下のとおりであり、テスト結果を表1に示す。
タイヤサイズ:225/50R18
リムサイズ:18×7.5J
内圧:250kPa
荷重L:5kN
コンピュータのCPU:インテル社製Xeonプロセッサ(コア数:4)
Figure 0006346526
テストの結果、実施例のシミュレーション方法では、比較例のシミュレーション方法に比べて、連成振動の発生を抑制することができ、計算時間を短縮しうることが確認できた。さらに、実施例4では、第2、第3ステップが並列して実行されるため、第2、第3ステップが逐次実行される実施例3に比べて、計算時間を短縮しうることが確認できた。また、実施例5では、バネモデルが離散要素からなるため、バネモデルが有限要素からなる実施例3に比べて、計算時間を短縮しうることが確認できた。
2 タイヤ・バネ組立体
3 タイヤ
4 バネ手段
12 タイヤ・バネ組立体モデル
13 タイヤモデル
16 バネモデル

Claims (3)

  1. コンピュータを用いて、タイヤと、一端が前記タイヤに連結された弾性変形可能なバネ手段とを含むタイヤ・バネ組立体の変形を計算するためのシミュレーション方法であって、
    前記コンピュータに、前記タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップと、
    前記コンピュータで、予め定められた条件に従って、前記タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含み、
    前記タイヤ・バネ組立体モデルは、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、前記バネ手段をばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含み、しかも、前記バネモデルの一端は、前記タイヤモデルに連結点で連結され、
    前記変形計算ステップは、予め定められた荷重の条件を前記バネモデルに与えて該バネモデルのみの変形を計算する第1ステップ、
    前記第1ステップで変形した前記バネモデルの長さが変化しないように前記一端と該バネモデルの他端とを拘束する第2ステップ、
    前記タイヤモデルに、前記変形したバネモデルが前記連結点に与える反力と等しい荷重の条件を、前記連結点に与えて前記タイヤモデルのみの変形を計算する第3ステップ、及び、
    前記第3ステップの後、前記バネモデルの前記一端の拘束のみを解くことにより該バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含むことを特徴とするタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法。
  2. コンピュータを用いて、タイヤと、一端が前記タイヤに連結された弾性変形可能なバネ手段とを含むタイヤ・バネ組立体の変形を計算するためのシミュレーション方法であって、
    前記コンピュータに、前記タイヤ・バネ組立体をモデル化したタイヤ・バネ組立体モデルを定義するステップと、
    前記コンピュータで、予め定められた条件に従って、前記タイヤ・バネ組立体モデルの変形を計算する変形計算ステップとを含み、
    前記タイヤ・バネ組立体モデルは、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルと、前記バネ手段を有限個の要素、又は、ばね定数が定義された伸縮可能な離散要素でモデル化したバネモデルとを含み、しかも、前記バネモデルの一端は、前記タイヤモデルに連結点で連結されており、
    前記変形計算ステップは、
    前記連結点の変位を拘束する第1ステップ、
    前記第1ステップの後、前記バネモデルの他端に荷重の条件を与えて、前記バネモデルの変形を計算する第2ステップ、
    前記第1ステップの後、前記タイヤモデルに、前記バネモデルに与えられた荷重と釣り合う荷重の条件を与えて、前記タイヤモデルの変形を計算する第3ステップ、及び、
    前記第2ステップと前記第3ステップとが、ともに計算終了した後に、前記連結点の拘束を解き前記バネモデルと前記タイヤモデルとを釣り合わせる第4ステップを含むことを特徴とするタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法。
  3. 前記第2ステップと、前記第3ステップとは、並列して実行される請求項2に記載のタイヤ・バネ組立体の変形シミュレーション方法。
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