JP6345576B2 - 湯たんぽ - Google Patents
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Description
上記口体に着脱自在に装着して前記給排水口を閉口する蓋体とは、口体に螺合して装着する蓋体や、口体に嵌合して装着する蓋体などを含む概念である。
上記加締め部は、湯たんぽ本体と一体に構成した加締め部、環状金具と一体に構成した加締め部、湯たんぽ本体及び環状金具のそれぞれと一体に構成した加締め部、或いは、別部材で構成した加締め部などを含む概念である。
詳述すると、真鍮を含む銅などの金属材料で構成した一般的な口体は、金属材料を削り出して形成するため、手間や時間がかかったり、歩留まりが低いため生産効率が悪く、生産コストが高い、つまり、湯たんぽの生産性は低く、生産効率を改善して生産性を向上することは困難であるが、合成樹脂で構成した口体は、金属材料で構成する口体よりも加工性が高く、歩留まりも良好であるため、金属材料で構成した一般的な口体に比べて、生産効率を向上させ、生産コストを低減させることができ、結果、湯たんぽの生産性を向上させることができる。
上記一端面及び他端面は、筒状の口体における軸方向の一端面及び他端面のみならず、例えば、口体が外周面から外方に突出するフランジを有する場合、上記軸方向におけるフランジの一端面及び他端面などを含む概念である。
上記環状金具を構成する金属材料は、一般的な湯たんぽ本体を構成する亜鉛メッキ鋼板よりもイオン化傾向が大きい、例えば、アルミニウム系材料などを含む概念である。
詳述すると、湯たんぽ本体を構成する金属材料よりも、イオン化傾向が大きい金属材料で構成した環状金具を、湯たんぽ本体の開口部に対して装着すると、異種金属が接触することとなり、このような場合、湯たんぽ本体よりも環状金具の方が酸化し易いため、いわゆる犠牲防食効果により、湯たんぽ本体の内部における錆の発生を抑制することができる。
この発明により、湯たんぽ本体、環状金具、口体及び蓋体を密着するように固定することができる。
この発明により、湯たんぽ本体の開口部に口体を装着する際の部品点数を削減して、開口部に口体を容易に装着することができるため、湯たんぽの生産性を向上させることができる。
なお、図1(a)は、湯たんぽ1の平面図を示し、図1(b)は、図1(a)中のA−A線に沿った湯たんぽ1の断面図を示し、図1(c)は、図1(a)中のB−B線に沿った湯たんぽ1の断面図を示している。
突出片11は、図2(b)に示すように、水平方向に沿って突出している。
第2突出片22bは、図3及び図4(a)に示すように、平面視中央部分に円形の開口部22dを備えている。
これにより、口体3は、一般的な湯たんぽの口体よりも大きくなるように大径化されている。
この口体側フランジ32の上面は、口体3の上面30bの一部である。つまり、口体本体30の上面と口体側フランジ32の上面とで、口体3の上面30bを構成している。
円環状のリング側フランジ41は、外周面において対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面41a,41aを備え、第2加締め部22の内部に挿通可能な大きさに形成されている。
さらに、この連結部42は、内周面において対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面42a,42aを備えており、内部に口体側フランジ32を装着可能な大きさに形成されている。
拡径頭部51は、蓋体本体50よりも大径の円柱体であり、蓋体本体50の上面に、蓋体本体50の中心軸と一致するように配置されており、湯たんぽ1の利用者が蓋体5を回転させ易い厚み及び大きさに形成されている。
これら蓋体本体50及び拡径頭部51は、一体に構成している。
なお、蓋体5は、口体3に螺合して装着することだけに限らず、例えば、ワインのコルクのように、口体3に嵌合する構成であってもよい。
なお、Oリング6は、弾性を有していれば、ゴムで構成することだけに限らない。
同様に、固定リング4は、外面が第2加締め部22の内面に密着するように装着されるため、固定リング4の対向平面41a及び第1突出片22aの対向平面22cも密着している。
このとき、湯たんぽ1は、口体3の上面30bとOリング6とが当接するため、止水性を有することとなる。
本実施形態の湯たんぽ1は、内部中空状に形成した亜鉛メッキ鋼板製の湯たんぽ本体2と、該湯たんぽ本体2に形成した開口部22dに装着して給排水口31を構成する略円筒状の口体3と、該口体3に着脱自在に装着して給排水口31を閉口する蓋体5とで構成し、口体3を合成樹脂で構成したことにより、湯たんぽ1の生産性を向上させることができる。
この発明の加締め部は、実施形態の第2加締め部22に対応し、
以下同様に、
本体側当接部は、第2突出片22に対応し、
一端面は、上面30a及び後述する上面300bに対応し、
他端面は、下面32bに対応し、
環状金具は、固定リング4及び後述する固定リング4a,4b,4cに対応し、
保持部は、口体保持部43に対応し、
突出部は、リング側フランジ41及び後述するリング側フランジ402,431に対応し、
金具側当接部は、連結部42及び後述する連結部432に対応し、
軸方向は、上下方向Hに対応し、
突出部は、後述の金属フランジ321に対応し、
保持部は、後述の口体保持部401に対応し、
第1環状金具は、後述の上側固定リング410,410a,440に対応し、
第1当接部は、後述の環状部411,410a,441に対応し、
第1突出部は、後述の第1リング側フランジ412,412a,442に対応し、
第2環状金具は、後述の下側固定リング420,450に対応し、
囲繞部は、後述のリング本体421,451に対応し、
第2突出部は、後述の第2リング側フランジ422,452に対応し、
第2当接部は、後述の連結部423に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、以下で説明するように多くの実施の形態を得ることができる。
なお、上述した実施形態の構成と同様の構成については、同一の符号を付して、説明を省略する。
なお、図10(a)から図10(c)における取手53は、省略している。
例えば、リング本体40,421を備えていない固定リング4,4aであっても、連結部42,423を備えているため、開口部22dに口体3を確実に保持することができる。
一方、リング本体40,421の下端部分に、口体3の下面30cに当接する下面当接部分を備えた固定リングの場合は、開口部22dに口体3を、より確実に保持することができる。
第2蓋部520は、下側開口部502の上面と当接する当接部521と、上方Huに向けて立設した軸部522とを備えており、断面逆T字状となるような形成されている。軸部522は、上側部分が連通孔511を通過し、上端が第1蓋部510よりも上方Huに突出している。
なお、軸部522の上側部分は、湯たんぽ1の使用者が摘んだり、摘み易くするための摘みリング540を取り付けることができる程度に突出している。
2…湯たんぽ本体
22…第2加締め部
22b…第2突出片
22d…開口部
3,3a,3b,3c…口体
30b,300b…上面
31…給排水口
32b…下面
321…金属フランジ
4,4a,4b,4c,4d…固定リング
40,421,451…リング本体
41,402,431…リング側フランジ
42,423,432,443…連結部
401…口体保持部
410,410a,440…上側固定リング
411,411a,430,441…環状部
412,412a,442…第1リング側フランジ
420,450…下側固定リング
422,452…第2リング側フランジ
453…加締め部
5,5a,5b…蓋体
H…上下方向
Claims (5)
- 内部中空状に形成した金属製の湯たんぽ本体と、
該湯たんぽ本体に形成した開口部に装着して給排水口を構成する略筒状の口体と、
該口体に着脱自在に装着して前記給排水口を閉口する蓋体とで構成し、
前記口体を合成樹脂で構成するとともに、
前記口体の外面の少なくとも一部に接触して前記口体を保持する保持部、及び該保持部から外方に突出する突出部で構成する環状で金属製の環状金具と、
前記突出部を加締めて前記口体を前記開口部に保持する加締め部とを備えた
湯たんぽ。 - 前記加締め部を、
前記湯たんぽ本体と一体に構成するとともに、
前記環状金具を、
略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する第1当接部と、外方に突出する第1突出部とを備えた略筒状の第1環状金具と、
略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する第2当接部と、外方に突出する第2突出部とを備えた略筒状の第2環状金具とで構成し、
前記第1環状金具と前記第2環状金具との少なくとも一方に、前記口体の外周面を覆う略筒状の囲繞部を備え、
前記第1当接部と前記第2当接部と前記囲繞部とで前記保持部を構成するとともに、
前記第1突出部と前記第2突出部とを重合させて前記突出部を構成した
請求項1に記載の湯たんぽ。 - 略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する本体側当接部、及び前記加締め部を、前記湯たんぽ本体と一体に構成し、
前記環状金具に、
略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する金具側当接部を備えた
請求項1に記載の湯たんぽ。 - 前記環状金具を、
前記湯たんぽ本体を構成する金属材料よりもイオン化傾向が大きい金属材料で構成した
請求項1から3のうちいずれか一項に記載の湯たんぽ。 - 前記環状金具を、
前記湯たんぽ本体よりも熱膨張率が大きく、前記口体よりも熱膨張率が小さい金属材料で構成した
請求項1から4のうちいずれか一項に記載の湯たんぽ。
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