JP6345576B2 - 湯たんぽ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、湯や冷水などを内部に入れて保温器具として用いる湯たんぽに関する。
湯たんぽは、湯を入れて冬の寒さを凌いだり、冷水を入れて夏の暑さを和らげたり、発熱した患部を冷やしたりする保温器具のひとつとして用いられており、例えば、特許文献1に記載のような金属製の湯たんぽの他、合成樹脂製の湯たんぽなど、様々な種類の湯たんぽが提案されている。
特許文献1に記載するような一般的な湯たんぽは、注水口を有する内部中空状の容器本体と、注水口を被蓋する口金(栓)と、注水口を構成するとともに、口金(栓)と螺合する受金(口)とで構成している。
なお、金属製の湯たんぽにおいて、注水口を被蓋する蓋を口金といい、注水口を構成するとともに、口金と螺合する注水口を受金という。これに対し、合成樹脂製の湯たんぽにおいて、口金に対応するものを栓といい、受金に対応するものを口というが、本明細書においては、理解を容易にするために素材に関わらず、口金や栓を蓋体とし、受金や口を口体とし、注水口を給排水口とする。
また、特許文献1に記載するような一般的な金属製の湯たんぽは、例えば、鉄板に亜鉛メッキを施した亜鉛鉄板や亜鉛鍍鉄板など、いわゆるトタンと呼ばれる亜鉛メッキ鋼板を曲げて容器本体を形成するとともに、真鍮を含む銅などの金属材料を削り出して蓋体及び口体を形成するが、金属材料を削り出して形成する蓋体や口体は、金属材料を削り出すための手間や時間がかかったり、歩留まりが低く、生産効率が悪いため、生産コストが高い、つまり、一般的な金属製の湯たんぽは、生産性が低いと言わざるを得なかった。
このように生産性が低い一般的な金属製の湯たんぽは、蓋体や口体の生産効率を向上して、生産コストを低減させることで、湯たんぽの生産性を向上することは困難であり、特に、湯たんぽに湯や水の給排水を容易に行うために、或いは氷などを湯たんぽに入れるために大口に形成した蓋体や口体を有する金属製の湯たんぽの場合、蓋体や口体の生産効率はさらに悪いため、湯たんぽの生産性を向上させることはさらに困難であった。
登録実用新案3164073号公報
そこで本発明は、生産性を向上させた湯たんぽを提供することを目的とする。
この発明は、内部中空状に形成した金属製の湯たんぽ本体と、該湯たんぽ本体に形成した開口部に装着して給排水口を構成する略筒状の口体と、該口体に着脱自在に装着して前記給排水口を閉口する蓋体とで構成し、前記口体を合成樹脂で構成するとともに、前記口体の外面の少なくとも一部に接触して前記口体を保持する保持部、及び該保持部から外方に突出する突出部で構成する環状で金属製の環状金具と、前記突出部を加締めて前記口体を前記開口部に保持する加締め部とを備えた湯たんぽであることを特徴とする。
上記湯たんぽ本体に形成した開口部に装着して給排水口を構成する略筒状の口体とは、開口部に直接装着する口体や、別部材を用いて開口部に装着する口体を含むとともに、湯たんぽ本体の外形よりも内部に突出するように装着する口体、湯たんぽ本体の外形よりも外部に突出するように装着する口体、或いは、湯たんぽ本体の外形から外部及び内部の両方に突出するように装着する口体などを含む概念である。
上記開口部に装着とは、加締めによる装着、溶接による装着、或いは圧着による装着などを含む概念である。
上記口体に着脱自在に装着して前記給排水口を閉口する蓋体とは、口体に螺合して装着する蓋体や、口体に嵌合して装着する蓋体などを含む概念である。
上記口体の外面は、略筒状の口体の内周面を除く、口体の軸方向に沿った一端面及び他端面と、口体の外周面とを含む概念である。
上記加締め部は、湯たんぽ本体と一体に構成した加締め部、環状金具と一体に構成した加締め部、湯たんぽ本体及び環状金具のそれぞれと一体に構成した加締め部、或いは、別部材で構成した加締め部などを含む概念である。
この発明により、湯たんぽの生産性を向上させることができる。
詳述すると、真鍮を含む銅などの金属材料で構成した一般的な口体は、金属材料を削り出して形成するため、手間や時間がかかったり、歩留まりが低いため生産効率が悪く、生産コストが高い、つまり、湯たんぽの生産性は低く、生産効率を改善して生産性を向上することは困難であるが、合成樹脂で構成した口体は、金属材料で構成する口体よりも加工性が高く、歩留まりも良好であるため、金属材料で構成した一般的な口体に比べて、生産効率を向上させ、生産コストを低減させることができ、結果、湯たんぽの生産性を向上させることができる。
さらに、金属材料を削り出して形成する金属製の口体に比べ、合成樹脂で構成した口体は、例えば、射出成形などで形成できるため、生産効率が高く、また、金属製の口体は、金属材料を削り出す際に切り屑が生じ、この切り屑を溶融して再利用する必要があって歩留まりが悪いが、例えば、射出成形などで形成できる合成樹脂製の口体は、そもそも切り屑などのロスが発生せず、金属製の口体に比べて歩留りが良好である。
さらにまた、一般的な合成樹脂は、金属材料よりも安価であるため、合成樹脂で構成した口体は、金属材料で構成した口体よりも材料コストを削減でき、低コストの湯たんぽを構成することができる。このように、合成樹脂で構成した口体は、金属材料で構成した口体よりも生産性が高く、しかも、合成樹脂は、真鍮を含む銅などの金属材料よりも軽量であるため、湯たんぽを使用する際の取扱い性を向上させることができる。
また、口体を合成樹脂で構成したことにより、蓋体も合成樹脂で構成することができるため、蓋体を形成する際の生産性も向上させるとともに、取扱い性を向上させた低コストの湯たんぽを構成することができる。
なお、湯たんぽ本体へ湯の給排水を容易に行ったり、湯や水の他に氷などの固形物を容易に入れるために給排水口を大きく形成した場合、つまり、口体や蓋体が大きくなるほど、合成樹脂で構成した口体や蓋体は、金属材料で構成した口体や蓋体に比べて生産性や取扱い性を向上させる効果はより顕著となる。
また、前記口体の外面の少なくとも一部に接触して前記口体を保持する保持部、及び該保持部から外方に突出する突出部で構成する環状で金属製の環状金具と、前記突出部を加締めて前記口体を前記開口部に保持する加締め部とを備えることにより、口体を破損させることなく開口部に装着することができる。
詳述すると、例えば、合成樹脂製の口体を、加締め部で直接加締めて、湯たんぽ本体の開口部に口体を装着した場合、加締める際の圧力によって口体が破損するおそれがあるが、環状金具を構成する突出部を加締め部で加締めることで、合成樹脂製の口体を、加締める際にプレス機などの圧力が直接作用することなく加締めることができる。従って、加締める際の圧力によって破損することなく口体を開口部に装着することができる。
またこの発明の態様として、前記加締め部を、前記湯たんぽ本体と一体に構成するとともに、前記環状金具を、略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する第1当接部と、外方に突出する第1突出部とを備えた略筒状の第1環状金具と、略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する第2当接部と、外方に突出する第2突出部とを備えた略筒状の第2環状金具とで構成し、前記第1環状金具と前記第2環状金具との少なくとも一方に、前記口体の外周面を覆う略筒状の囲繞部を備え、前記第1当接部と前記第2当接部と前記囲繞部とで前記保持部を構成するとともに、前記第1突出部と前記第2突出部とを重合させて前記突出部を構成することができる。
上記環状金具は、第1環状金具と第2環状金具とのいずれか一方に囲繞部を備えた環状金具や、第1環状金具と第2環状金具とのそれぞれに囲繞部を備えた環状金具などを含む概念である。
上記一端面及び他端面は、筒状の口体における軸方向の一端面及び他端面のみならず、例えば、口体が外周面から外方に突出するフランジを有する場合、上記軸方向におけるフランジの一端面及び他端面などを含む概念である。
この発明により、第1当接部と第2当接部と囲繞部とで構成する保持部に保持された口体の一端面に第1当接部が当接して、一端面側から口体が意図せずに外れることを第1環状金具が防止するとともに、口体の他端面に第2当接部が当接して、他端面側から口体が意図せずに外れることを第2環状金具が防止するため、第1環状金具と第2環状金具とで構成する環状金具を介して、開口部に口体を確実に保持することができる。
またこの発明の態様として、略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する本体側当接部、及び前記加締め部を、前記湯たんぽ本体と一体に構成し、前記環状金具に、略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する金具側当接部を備えることができる。
この発明により、口体の一端面に本体側当接部が当接して、一端面側から口体が意図せずに外れることを本体側当接部が防止するとともに、口体の他端面に金具側当接部が当接して、他端面側から口体が意図せずに外れることを金具側当接部が防止するため、湯たんぽを構成する部品点数を増加させることなく、環状金具を介して、開口部に口体を確実に保持することができる。
またこの発明の態様として、前記環状金具を、前記湯たんぽ本体を構成する金属材料よりもイオン化傾向が大きい金属材料で構成することができる。
上記環状金具を構成する金属材料は、一般的な湯たんぽ本体を構成する亜鉛メッキ鋼板よりもイオン化傾向が大きい、例えば、アルミニウム系材料などを含む概念である。
この発明により、湯たんぽ本体の内部における錆の発生を抑制することができる。
詳述すると、湯たんぽ本体を構成する金属材料よりも、イオン化傾向が大きい金属材料で構成した環状金具を、湯たんぽ本体の開口部に対して装着すると、異種金属が接触することとなり、このような場合、湯たんぽ本体よりも環状金具の方が酸化し易いため、いわゆる犠牲防食効果により、湯たんぽ本体の内部における錆の発生を抑制することができる。
またこの発明の態様として、前記環状金具を、前記湯たんぽ本体よりも熱膨張率が大きく、前記口体よりも熱膨張率が小さい金属材料で構成することができる。
この発明により、湯たんぽ本体、環状金具、口体及び蓋体を密着するように固定することができる。
詳述すると、湯たんぽ本体と口体との間に配置される環状金具を、上述のように構成したことにより、湯たんぽの内部に湯を入れた場合、湯たんぽ本体よりも熱膨張率が大きい環状金具は、湯たんぽ本体の開口部に密着するように膨張するとともに、環状金具よりも熱膨張率が大きい口体は、環状金具に密着するように膨張するため、湯たんぽの密閉性を向上させることができる。
さらに、環状金具よりも熱膨張率が大きい口体は、環状金具に密着するまで膨張しても、さらに膨張しようとして、略筒状の口体における内方に、つまり給排水口側に膨張することで、蓋体と密着し、湯たんぽの密閉性をより向上させることができる。
またこの発明の態様として、前記口体から外方に突出する金属製の突出部を、前記口体と一体に構成し、前記突出部を加締めて前記口体を前記開口部に保持する加締め部を備えることができる。
この発明により、湯たんぽ本体の開口部に口体を装着する際の部品点数を削減して、開口部に口体を容易に装着することができるため、湯たんぽの生産性を向上させることができる。
本発明は、生産性を向上させた湯たんぽを提供することができる。
湯たんぽの説明図。 湯たんぽの拡大断面図による説明図。 湯たんぽの分解断面図。 第2加締め部、口体、及び固定リングの斜視図による説明図。 口体と、固定リングと、第2加締め部とを装着する様子をあらわす断面図による説明図。 口体周辺の拡大断面図。 他の実施形態の固定リングの説明図。 他の実施形態の固定リング周辺の拡大断面図。 他の実施形態の口体の説明図。 他の実施形態の蓋体の説明図。 他の実施形態の口体周辺の拡大断面図。 他の実施形態の口体周辺の拡大断面図。
この発明の一実施形態における湯たんぽ1の構成について、図1から図6を用いて説明する。
なお、図1(a)は、湯たんぽ1の平面図を示し、図1(b)は、図1(a)中のA−A線に沿った湯たんぽ1の断面図を示し、図1(c)は、図1(a)中のB−B線に沿った湯たんぽ1の断面図を示している。
図2(a)は、図1(b)中のα部を拡大した拡大断面図を示し、図2(b)は、図1(b)中のβ部を拡大した拡大断面図を示し、図3は、湯たんぽ1を分解した分解断面図を示し、図4(a)は、第2加締め部22周辺の斜視図を示し、図4(b)は、口体3の斜視図を示し、図4(c)は、固定リング4の斜視図を示している。
図5(a)は、口体3を固定リング4に装着する様子をあらわす断面図を示し、図5(b)は、口体3を装着した固定リング4を第2加締め部22に装着する様子をあらわす断面図を示し、図5(c)は、口体3及び固定リング4を装着した第2加締め部22を加締める様子をあらわす断面図を示し、図6は、図2(a)中のγ部の拡大図断面図を示している。
本実施形態における湯たんぽ1は、例えば、湯を入れて冬の寒さを凌いだり、冷水を入れて夏の暑さを和らげたり、氷を入れて発熱した患部を冷やしたりする保温器具のひとつとして用いられている。
このような湯たんぽ1は、図1(a)に示すように、平面視略楕円形に形成されており、図1(b)及び図2(a)に示すように、内部中空状の湯たんぽ本体2と、給排水口31を構成する口体3と、該口体3を湯たんぽ本体2に固定する固定リング4と、口体3に取り付けて給排水口31を閉口する蓋体5と、該蓋体5に取り付けて止水性を向上させるOリング6とで構成している。
湯たんぽ本体2は、鉄板に亜鉛メッキを施した亜鉛鉄板や亜鉛鍍鉄板など、いわゆるトタンと呼ばれる亜鉛メッキ鋼板を、図3に示すように、上下方向Hのうち一方が開口するドーム状に形成するとともに、開口同士が対向するように配置した平面視略楕円形の下側湯たんぽ本体10と上側湯たんぽ本体20とで構成している。
なお、湯たんぽ本体2は、金属材料で構成していれば、亜鉛メッキ鋼板で構成することだけに限らず、例えば、ステンレスや銅などで構成してもよい。また、湯たんぽ本体2は、平面視略楕円形で構成することだけに限らず、例えば、平面視略円形などに形成してもよい。
ここで、本実施形態における湯たんぽ1の構成の理解を容易にするために、下側湯たんぽ本体10と上側湯たんぽ本体20とが対向する方向を上下方向Hとし、該上下方向Hのうち下側湯たんぽ本体10側を下方Hdとするとともに、上側湯たんぽ本体20側を上方Huとする。さらに、上下方向Hに直交する方向を水平方向とするとともに、水平方向のうち平面視略楕円形の湯たんぽ本体2の長軸に沿った方向を長軸方向Lとし、短軸に沿った方向を短軸方向Wとする。
下側湯たんぽ本体10は、図3に示すように、底面が略平板状で、上方Huが開口する略ドーム状に形成されており、開口の周縁から外方に突出する突出片11を備えている。
突出片11は、図2(b)に示すように、水平方向に沿って突出している。
上側湯たんぽ本体20は、図1(c)に示すように、短軸方向Wに断面波状となるような複数の溝部20aを、上面の長軸方向Lに沿って湾曲するように形成するとともに、図3に示すように、下方Hdが開口するドーム状に形成されており、下側湯たんぽ本体10の突出片11を加締めて固定する第1加締め部21と、固定リング4を加締めて固定する第2加締め部22とを備えている。
第1加締め部21は、図2(b)及び図3に示すような断面逆L字状となるように、上側湯たんぽ本体20の開口の周縁から水平方向に沿って外方に突出する第1突出片21aと、該第1突出片21aの外縁から下方Hdに突出する第2突出片21bとで構成し、これら第1突出片21a及び第2突出片21bを、上側湯たんぽ本体20の開口の全周に枠状に形成している。
第2加締め部22は、図3及び図4(a)に示すように、上側湯たんぽ本体20の平面視中央部分が略筒状となるように上方Huに突出する第1突出片22aと、略筒状の第1突出片22aの上縁から径方向内側に突出する第2突出片22bとで構成している。
略筒状の第1突出片22aは、図1(a)及び図4(a)に示すように、長軸方向Lに沿って対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面22c,22cを備えている。
第2突出片22bは、図3及び図4(a)に示すように、平面視中央部分に円形の開口部22dを備えている。
口体3は、ポリプロピレンを射出成形して形成した合成樹脂製であって、図4(b)に示すように、内部に給排水口31を有する円筒状の口体本体30と、該口体本体30の上端から径方向外側に突出する口体側フランジ32とで構成している。
なお、口体3は、合成樹脂で構成していれば、ポリプロピレンで構成することだけに限らない。また、口体3は、射出成形で形成することだけに限らず、例えば、ブロー成形や3Dプリンタによる積層成形などでもよい。
円筒状の口体本体30は、内周面に口体側螺子部30aを形成し、この内周面が、上面30bから下面30cまで上下方向Hに沿って連通して給排水口31を構成している。つまり、口体本体30の軸方向は、上下方向Hと略一致する。
口体本体30の内部に有する給排水口31は、湯や冷水、或いは氷などを湯たんぽ本体2へ容易に給排水することができるように、一般的な湯たんぽの給排水口よりも大径となるように形成されている。
具体的には、本実施形態における湯たんぽ1の給排水口31は、湯たんぽ本体2の長軸の約9分の1、かつ短軸の約5分の1の直径を有する大きさである。
これにより、口体3は、一般的な湯たんぽの口体よりも大きくなるように大径化されている。
口体側フランジ32は、平面視略円形に形成されており、口体側フランジ32の外周面において対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面32a,32aを備え、口体側フランジ32の下面32bは、口体3の上面30b及び下面30cと平行な面となるように形成されている。
この口体側フランジ32の上面は、口体3の上面30bの一部である。つまり、口体本体30の上面と口体側フランジ32の上面とで、口体3の上面30bを構成している。
固定リング4は、アルミニウムで構成した金属製であって、図3及び図4(c)に示すように、上方Hu及び下方Hdが開口する逆ハット型に形成されており、逆ハット型の本体部分に対応する略円筒形で内部に口体3を保持するリング本体40と、逆ハット型の鍔部分に対応する円環状のリング側フランジ41とで構成している。
なお、固定リング4は、湯たんぽ本体2を構成する亜鉛メッキ鋼板よりもイオン化傾向及び熱膨張率が大きい金属材料で構成するとともに、口体3を構成するポリプロピレンよりも熱膨張率が小さい金属材料で構成していれば、アルミニウムで構成することだけに限らない。
略円筒形のリング本体40は、内径を口体本体30の外径と略同等に形成されるとともに、内部に口体3を装着可能な大きさに形成されており、リング本体40とリング側フランジ41とを段違いに連結する連結部42を備えている。
円環状のリング側フランジ41は、外周面において対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面41a,41aを備え、第2加締め部22の内部に挿通可能な大きさに形成されている。
連結部42は、図2(a)に示すような断面L字状となるように、リング本体40の上縁側が径方向外側に突出してリング側フランジ41の内縁に連結し、リング側フランジ41の内縁の全周に枠状に形成されている。
さらに、この連結部42は、内周面において対向する部分に、互いに対向する平面状の対向平面42a,42aを備えており、内部に口体側フランジ32を装着可能な大きさに形成されている。
なお、この連結部42が上方Huに突出する高さは、口体側フランジ32の厚さと略一致するように形成されている。つまり、連結部42は、口体側フランジ32を装着した状態において、リング側フランジ41の上面が口体3の上面30bと略一致する高さとなるように形成されている(図2(a)及び図5(b)参照)。
蓋体5は、ポリプロピレンで構成した合成樹脂製であって、図1(a)及び図2(a)に示すような平面視円形で断面T字状となるように、給排水口31に装着する円柱状の蓋体本体50と、該蓋体本体50よりも拡径された平面視円形で蓋体本体50を回転させる拡径頭部51と、Oリング6を取り付けるOリング取付部52と、拡径頭部51に取り付けた取手53とで構成している。
円柱状の蓋体本体50は、外周面に口体側螺子部30aと螺合する蓋体側螺子部50aを備えており、給排水口31と螺合可能な大きさに形成されている。
拡径頭部51は、蓋体本体50よりも大径の円柱体であり、蓋体本体50の上面に、蓋体本体50の中心軸と一致するように配置されており、湯たんぽ1の利用者が蓋体5を回転させ易い厚み及び大きさに形成されている。
これら蓋体本体50及び拡径頭部51は、一体に構成している。
Oリング取付部52は、図6に示すように、拡径頭部51の下面と蓋体本体50との境界部分において、蓋体5の内部に向けて窪む溝状に形成されている。
なお、蓋体5は、口体3に螺合して装着することだけに限らず、例えば、ワインのコルクのように、口体3に嵌合する構成であってもよい。
取手53は、下方Hdが開口する円環状に形成されており、拡径頭部51の対抗する部分に両端が嵌められている。これにより、取手53は、拡径頭部51に対して回動自在に取り付けられており、湯たんぽ本体2の内部に入れた湯の熱が使用者の手に直接伝達することを防止している。
Oリング6は、弾性を有するゴム製であって、図2(a)及び図6に示すように、蓋体本体50を挿通して、Oリング取付部52に装着される。
なお、Oリング6は、弾性を有していれば、ゴムで構成することだけに限らない。
上述のように構成した上側湯たんぽ本体20は、図5(a)から図5(c)に示すように、固定リング4に口体3を挿通して装着し、連結部42を備えたリング本体40の内部に口体3を保持しながら、固定リング4を第2加締め部22の内部に装着している。
このとき、口体3は、外面がリング本体40の内面に密着するように装着されるため、口体3の対向平面32a及び連結部42の対向平面42aも密着している。
同様に、固定リング4は、外面が第2加締め部22の内面に密着するように装着されるため、固定リング4の対向平面41a及び第1突出片22aの対向平面22cも密着している。
口体3及び固定リング4を装着した第2加締め部22は、固定リング4のリング側フランジ41に対応する部分に、例えば、プレス機の圧力が、図5(c)に示す矢印の方向、つまり、上下方向Hから作用して、図2(a)に示すように、リング側フランジ41を挟持するように加締めている。
なお、プレス機から直接圧力が作用する部分は、リング側フランジ41と、該リング側フランジ41に対応する第2加締め部22であって、口体側フランジ32は、プレス機から直接圧力が作用することはない。
このとき、上側湯たんぽ本体20の第2突出片22bと固定リング4の連結部42とで口体3の口体側フランジ32を挟持するように、第2突出片22bが口体3の上面30bに当接するとともに、連結部42が口体側フランジ32の下面32bに当接し、口体3は、上側湯たんぽ本体20の外形よりも湯たんぽ1の内部に配置されるように開口部22dに装着された態様となる。
そして、上側湯たんぽ本体20は、下側湯たんぽ本体10と開口同士を上下方向Hに対向させた状態において、図2(b)に示すように、下側湯たんぽ本体10の突出片11と、上側湯たんぽ本体20の第1加締め部21における第1突出片21aとを重合させて、突出片11を第1突出片21aとともに挟持するように第2突出片21bを折り返して加締めて固定することで、湯たんぽ本体2を構成している。
湯たんぽ1は、図2(a)に示すように、Oリング取付部52にOリング6を装着した蓋体5を、湯たんぽ本体2の開口部22dに装着された口体3に着脱自在に螺合して給排水口31を被蓋する構成となっている。
このとき、湯たんぽ1は、口体3の上面30bとOリング6とが当接するため、止水性を有することとなる。
なお、上側湯たんぽ本体20は、固定リング4のリング側フランジ41を第2加締め部22で加締めることで、口体3を開口部22dに装着したが、加締めて装着することだけに限らず、溶接による装着であってもよい。
さらに、上記口体3の装着と同様、下側湯たんぽ本体10の突出片11を上側湯たんぽ本体20の第1加締め部21で加締めて固定することだけに限らず、溶接による固定、或いは圧着による固定であってもよい。
上述のように構成した湯たんぽ1の作用効果について説明する。
本実施形態の湯たんぽ1は、内部中空状に形成した亜鉛メッキ鋼板製の湯たんぽ本体2と、該湯たんぽ本体2に形成した開口部22dに装着して給排水口31を構成する略円筒状の口体3と、該口体3に着脱自在に装着して給排水口31を閉口する蓋体5とで構成し、口体3を合成樹脂で構成したことにより、湯たんぽ1の生産性を向上させることができる。
詳述すると、例えば、真鍮を含む銅などの金属材料で構成した一般的な口体は、金属材料を削り出して形成するため、手間や時間がかかったり、歩留まりが低いため生産効率が悪く、生産コストが高い、つまり、湯たんぽ1の生産性が低く、生産効率を改善して生産性を向上することは困難であるが、ポリプロピレンで構成した口体3は、金属材料で構成する口体よりも加工性が高く、歩留まりも良好であるため、金属材料で構成した一般的な口体に比べて、生産性を向上させ、生産コストを低減させることができ、結果、湯たんぽ1の生産性を向上させることができる。
さらに、金属材料を削り出して形成する金属製の口体に比べ、射出成形で形成したポリプロピレン製の口体3は、生産効率が高く、また、金属製の口体は、金属材料を削り出す際に切り屑が生じ、この切り屑を溶融して再利用する必要があって歩留まりが悪いが、射出成形で形成したポリプロピレン製の口体3は、そもそも切り屑などのロスが発生せず、金属製の口体に比べて歩留りが良好である。
さらにまた、ポリプロピレンなどの合成樹脂は、金属材料よりも安価であるため、合成樹脂で構成した口体3は、金属材料で構成した口体3よりも材料コストを削減でき、低コストの湯たんぽ1を構成することができる。このように、ポリプロピレンで構成した口体3は、金属材料で構成した口体よりも生産性が高く、しかも、合成樹脂は、真鍮を含む銅などの金属材料よりも軽量であるため、湯たんぽ1を使用する際の取扱い性を向上させることができる。
特に、本実施形態における口体3は、一般的な口体よりも大径に形成されているため、湯や水の他に氷などの固形物を容易に入れることを考慮せずに、本実施形態における給排水口31よりも小径に形成した給排水口を有する金属製の口体を有する湯たんぽに比べて、ポリプロピレンで構成した口体3を有する本実施形態の湯たんぽ1は、生産性や取扱い性をより向上させることができる。
なお、本実施形態における口体3は、上述したように、一般的な湯たんぽの口体よりも大径化したが、口体を大径化せずに、一般的な口体と同様の大きさの口体であっても、上述のような効果を奏することができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、連結部42を備えるとともに、口体3の外面に内面が密着して内部に口体3を保持するリング本体40、及び該リング本体40に備えた連結部42から水平方向に沿って外方に突出するリング側フランジ41で構成する環状でアルミニウム製の固定リング4と、リング側フランジ41を加締めて口体3を開口部22dに保持する第2加締め部22とを備えたことにより、口体3を破損させることなく開口部22dに装着することができる。
詳述すると、例えば、ポリプロピレン製の口体3の口体側フランジ32を、第2加締め部22で直接加締めて、湯たんぽ本体2の開口部22dに口体3を装着した場合、加締める際の圧力によって口体3が破損するおそれがあるが、固定リング4を構成するリング側フランジ41を第2加締め部22で加締めることで、ポリプロピレン製の口体3を、加締める際にプレス機の圧力が直接作用することなく加締めることができる。従って、加締める際の圧力によって破損することなく口体3を開口部22dに装着することができる。
特に、本実施形態における口体3は、一般的な湯たんぽの口体よりも大径化されているため、口体側フランジ32の一部に曲げや捩じれが生じた場合、大径化した口体3は、曲げや捩じりによるモーメントが、一般的な小径の口体よりも大きくなる。従って、加締める際にプレス機の圧力が直接作用することなく、ポリプロピレン製の口体3を加締めることにより、口体3を破損させることなく確実かつ安全に開口部22dに装着することができる。
さらに、大径化した口体3を有する湯たんぽ1は、一般的な口体よりも給排水口31が大きいことにより、湯や水の他に氷などを容易に入れることができるものの、開口部22d付近の強度が低下するため、開口部22d付近に外力が作用すると、開口部22d付近の上側湯たんぽ本体20が変形し易くなって、ポリプロピレン製の口体側フランジ32に、上側湯たんぽ本体20の変形による負荷が作用するおそれがあるが、固定リング4を介して口体3を湯たんぽ本体2に装着したことにより、上側湯たんぽ本体20の変形による負荷を直接口体3に伝達することを防止することができる。
なお、湯たんぽ1は、固定リング4を備えたことにより、固定リング4と第2加締め部22とを加締めて口体3を開口部22dに装着することだけに限らず、例えば、固定リング4と第2加締め部22とを溶接して口体3を開口部22dに装着することもできる。
詳述すると、湯たんぽ1は、ポリプロピレン製の口体3と亜鉛メッキ鋼板製の湯たんぽ本体2とで構成したことにより、口体3を第2加締め部22に対して直接溶接して装着することができないが、湯たんぽ1は、固定リング4を備えたことにより、固定リング4と第2加締め部22とを溶接して口体3を開口部22dに装着することもできる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、略円筒状の口体3の上面30bに当接する第2突出片22bを有する第2加締め部22を、湯たんぽ本体2と一体に構成し、固定リング4に、略円筒状の口体3における口体側フランジ32の下面32bに当接する連結部42を備えたことにより、口体3の上面30bに第2突出片22bが当接して、口体3の上面30b側から口体3が意図せずに外れることを第2突出片22bが防止するとともに、口体側フランジ32の下面32bに連結部42が当接して、口体3の下面30c側から口体3が意図せずに外れることを連結部42が防止するため、開口部22dに口体3を確実に保持することができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、固定リング4を、湯たんぽ本体2を構成する亜鉛メッキ鋼板よりもイオン化傾向が大きいアルミニウムで構成したことにより、湯たんぽ本体2の内部における錆の発生を抑制することができる。
詳述すると、湯たんぽ本体2を構成する亜鉛メッキ鋼板よりも、イオン化傾向が大きいアルミニウムで構成した固定リング4を、湯たんぽ本体2の開口部22dに対して装着すると、異種金属が接触することとなり、このような場合、湯たんぽ本体2よりも固定リング4の方が酸化し易いため、いわゆる犠牲防食効果により、湯たんぽ本体2の内部における錆の発生を抑制することができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、固定リング4を、湯たんぽ本体2よりも熱膨張率が大きく、口体3よりも熱膨張率が小さいアルミニウムで構成したことにより、湯たんぽ本体2、固定リング4、口体3及び蓋体5を密着するように固定することができる。
詳述すると、湯たんぽ本体2と口体3との間に配置される固定リング4を、アルミニウムで構成したことにより、湯たんぽ1の内部に湯を入れた場合、亜鉛メッキ鋼板製の湯たんぽ本体2よりも熱膨張率が大きいアルミニウム製の固定リング4は、図6に示すように、湯たんぽ本体2の開口部22dなどに密着するように膨張するとともに、アルミニウム製の固定リング4よりも熱膨張率が大きいポリプロピレン製の口体3は、固定リング4に密着するように膨張するため、湯たんぽ1の密閉性を向上させることができる。
さらに、アルミニウム製の固定リング4よりも熱膨張率が大きいポリプロピレン製の口体3は、固定リング4に密着するまで膨張しても、さらに膨張しようとして、略円筒状の口体3における内方に、つまり給排水口31側に膨張することで、蓋体5と密着し、湯たんぽ1の密閉性をより向上させることができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、口体3を合成樹脂で構成したことにより、蓋体5も合成樹脂で構成することができるため、蓋体5を形成する際の生産性も向上させるとともに、取扱い性を向上させた低コストの湯たんぽ1を構成することができる。
詳述すると、一般的な湯たんぽは、口体3に対して蓋体5の着脱を繰り返し行うことで、一方が極端に摩耗することを防止するため、口体3と蓋体5とを同一の材料で構成する、つまり、口体と蓋体との一方を金属材料で構成するとともに、他方を合成樹脂で構成した場合、合成樹脂で構成した方が極端に摩耗するため、両方を同一の材料で構成することが望ましい。
従って、ポリプロピレン製の口体3を備えた湯たんぽ1は、ポリプロピレン製の蓋体5で構成できるため、蓋体5を形成する際の生産性も向上させることができるとともに、取り扱い性を向上させた湯たんぽ1を構成することができる。
なお、蓋体5は、口体3に螺合できるように形成されているため、口体3の大径化に伴って蓋体5も大径化されているが、上述した口体3と同様に、ポリプロピレンで構成した蓋体5は、金属材料で構成した蓋体よりも生産性をより向上させることができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、装着状態において、互いに密着する上側湯たんぽ本体20における第2加締め部22の対向平面22c、及び固定リング4におけるリング側フランジ41の対向平面41aと、口体3における口体側フランジ32の対向平面32a、及び固定リング4における連結部42の対向平面42aとを備えたことにより、口体3に対して螺合する蓋体3の回転に伴って口体3が回転することを防止することができる。
詳述すると、対向平面を備えていない平面視円形の第2加締め部を有する上側湯たんぽ本体と、対向平面を備えていない平面視円形の口体側フランジを有する口体と、対向平面を備えていない平面視円形のリング側フランジ及び連結部を有する固定リングとで構成した湯たんぽは、口体に対して螺合する蓋体の回転力が口体及び固定リングに伝達して上側湯たんぽ本体に対して口体や固定リングが回転して、口体に対して蓋体が確実に装着されないおそれがあるが、上側湯たんぽ本体20に対向平面22c、口体3に対向平面32a、固定リング4に対向平面41a,42aを備えたことで、それぞれの対向平面が回り止めの役割を果たし、蓋体5から伝達された回転力によって、口体3及び固定リング4が上側湯たんぽ本体20に対して回転することを防止できる。従って、湯たんぽ1の密閉性を向上させることができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、ドーム状に形成した上側湯たんぽ本体20の平面視中央部分に開口部22dを平面視に形成した、つまりドーム状の上側湯たんぽ本体20の上端部分に開口部を形成したことにより、湯たんぽ本体2に湯を十分に給水できるとともに、湯たんぽ本体20に残ることなく湯を排水することができる。
また、本実施形態の湯たんぽ1は、上側湯たんぽ本体20を、短軸方向Wに断面波状となるような複数の溝部20aを、上面の長軸方向Lに沿って湾曲するように形成するとともに、下方Hdが開口するドーム状に形成しことにより、湯たんぽ本体2の剛性を向上させるとともに、表面積を増大させることができるため、湯たんぽ本体2が内圧と外圧との気圧差や外力によって変形することを防止できるとともに、湯たんぽ1からの発熱量を増加させることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の加締め部は、実施形態の第2加締め部22に対応し、
以下同様に、
本体側当接部は、第2突出片22に対応し、
一端面は、上面30及び後述する上面300bに対応し、
他端面は、下面32に対応し、
環状金具は、固定リング4及び後述する固定リング4a,4b,4cに対応し、
保持部は、口体保持部43に対応し、
突出部は、リング側フランジ41及び後述するリング側フランジ402,431に対応し、
金具側当接部は、連結部42及び後述する連結部432に対応し、
軸方向は、上下方向Hに対応し、
突出部は、後述の金属フランジ321に対応し、
保持部は、後述の口体保持部401に対応し、
第1環状金具は、後述の上側固定リング410,410a,440に対応し、
第1当接部は、後述の環状部411,410a,441に対応し、
第1突出部は、後述の第1リング側フランジ412,412a,442に対応し、
第2環状金具は、後述の下側固定リング420,450に対応し、
囲繞部は、後述のリング本体421,451に対応し、
第2突出部は、後述の第2リング側フランジ422,452に対応し、
第2当接部は、後述の連結部423に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、以下で説明するように多くの実施の形態を得ることができる。
以下において、他の実施形態について図7から図10を用いて説明する。
なお、上述した実施形態の構成と同様の構成については、同一の符号を付して、説明を省略する。
図7(a)は、固定リング4aの分解斜視図を示し、図7(b)は、図1(b)中のα部に対応する部分の他の実施形態における拡大断面図を示し、図8は、図1(b)中のα部に対応する部分の他の実施形態における拡大断面図を示し、図9は、口体3aの一部を断面であらわした斜視図を示している。
図10(a)は、蓋体5aの一部を断面であらわした斜視図を示し、図10(b)は、蓋体5aの断面図を示し、図10(c)は、第2蓋部502を押し上げた状態の蓋体5aの断面図を示し、図11及び図12は、図1(b)中のα部に対応する部分の他の実施形態における拡大断面図を示している。
なお、図10(a)から図10(c)における取手53は、省略している。
例えば、上述の実施形態によれば、湯たんぽ1を構成する固定リング4は1つの部品だけ構成しているが、固定リング4aを、図7(a)及び図7(b)に示すように、上下方向Hから口体3を挟持する上側固定リング410と下側固定リング420とで構成してもよい。
上側固定リング410は、口体側フランジ32の外径と同等の外径で環状の環状部411と、該環状部411の外径と同等の内径で環状の第1リング側フランジ412と、環状部411の外縁及び第1リング側フランジ412の内縁を連結する略円環状の連結部413とで構成している。
この上側固定リング410を口体3に装着した状態において、環状部411が口体3の上面30bに当接するとともに、連結部413が口体側フランジ32の外周面に当接し、第1リング側フランジ412が口体側フランジ32の外周面から径方向外側に突出している。
下側固定リング420は、上述の実施形態のように、上方Hu及び下方Hdが開口する逆ハット型に形成されており、略円筒形で内部に口体3を保持するリング本体421と、円環状の第2リング側フランジ422とで構成している。
リング本体421は、内径を口体本体30の外径と略同等に形成されるとともに、内部に口体3を装着可能な大きさに形成されており、リング本体421と第2リング側フランジ422とを段違いに連結する連結部423を備えている。
この連結部423を備えた下側固定リング420を口体3に装着した状態において、リング本体421が口体3の外面に当接するとともに、連結部423が口体側フランジ32の下面32b及び外周面に当接し、第2リング側フランジ422が第1リング側フランジ412と重合するように口体側フランジ32の外周面から径方向外側に突出している。
これら上側固定リング410及び下側固定リング420は、口体3に装着された状態において、口体3に当接して口体3を保持するとともに、連結部423を備えたリング本体421、環状部411、及び連結部413を口体保持部401とするとともに、重合して第2加締め部22に加締められる第1リング側フランジ412及び第2リング側フランジ422をリング側フランジ402とする。
このように、固定リング4aを、略筒状の口体3の上面30bに当接する環状部411と、径方向外側に突出する第1リング側フランジ412とを備えた上側固定リング410と、略筒状の口体側フランジ32の下面32bに当接する連結部423と、径方向外側に突出する第2リング側フランジ422とを備えた下側固定リング420とで構成し、上側固定リング410と下側固定リング420に、口体3の外周面を覆う略円筒状のリング本体421及び連結部413,423を備え、連結部423を備えたリング本体421と環状部411と連結部413とで口体保持部401を構成するとともに、第1リング側フランジ412と第2リング側フランジ422とを重合させてリング側フランジ402を構成したことにより、連結部423を備えたリング本体421と環状部411と連結部413とで構成した口体保持部401に保持された口体3の上面30bに環状部411が当接して、口体3の上面30b側から口体3が意図せずに外れることを環状部411が防止するとともに、口体側フランジ32の下面32bに連結部423が当接して、口体3の下面30c側から口体3が意図せずに外れることを連結部423が防止するため、上側固定リング410と下側固定リング420とで構成する固定リング4aを介して開口部22dに口体3を確実に保持することができる。
なお、上述のように構成することだけに限らず、固定リング4bは、図8に示すように、上側固定リング410aを、段違いに連結する連結部413を用いずに、環状部411a及び第1リング側フランジ412aを平板状に連結して構成してもよい。
これにより、上述のような効果を得ることができるが、この場合、加締める際に口体3aに対して上側固定リング410aが動かないように、口体3aの上面30aに凸部330を備えるとともに、上側固定リング410aの環状部411aに凸部330と係止する凹部414を備え、互いに係止することが望ましい。もちろん、口体に凹部を備え、上側固定リングに凸部を備えてもよい。
さらに、固定リング4,4aのリング本体40,421は、少なくとも口体3の下面30cと口体側フランジ32との少なくとも一方に当接していればよい。
例えば、リング本体40,421を備えていない固定リング4,4aであっても、連結部42,423を備えているため、開口部22dに口体3を確実に保持することができる。
一方、リング本体40,421の下端部分に、口体3の下面30cに当接する下面当接部分を備えた固定リングの場合は、開口部22dに口体3を、より確実に保持することができる。
また、上述の実施形態によれば、口体3と固定リング4とを別体で構成したが、口体3bは、図9(a)及び図9(b)に示すように、上述した実施形態における口体本体300と、該口体本体300の上端から径方向外側に突出する口体側フランジ320と、該口体側フランジ320から外方に突出する金属製の金属フランジ321とで構成し、該金属フランジ321を第2加締め部22で加締めて開口部22dに口体3bを装着してもよい。
これにより、湯たんぽ本体2の開口部22dに口体3を装着する際の部品点数を削減して、開口部22dに口体3bを容易に装着することができるため、湯たんぽ1の生産性をより向上させることができる。
また、上述の実施形態によれば、蓋体5は、平面視円形で断面T字状となるように、給排水口31に装着する円柱状の蓋体本体50と、平面視円形で蓋体50を回転させる拡径頭部51と、Oリング6を取り付けるOリング取付部52とで構成しているが、蓋体5aを、図7(a)及び図7(b)に示すように、内部中空状に形成した蓋体本体500を用いて構成してもよい。
蓋体本体500は、平面視中央部分が上面から下面まで連通しており、上方Huの上側開口部501を塞ぐ第1蓋部510と、下方Hdの下側開口部502を塞ぐ第2蓋部520と、第1蓋部510及び第2蓋部520の間で配置されたバネ530とで構成されている。
第1蓋部510は、円盤状に形成されており、第2蓋部520を挿通する連通孔511と、蓋体本体500の内部空間と外部空間とを連通する通気孔512とを備えている。
第2蓋部520は、下側開口部502の上面と当接する当接部521と、上方Huに向けて立設した軸部522とを備えており、断面逆T字状となるような形成されている。軸部522は、上側部分が連通孔511を通過し、上端が第1蓋部510よりも上方Huに突出している。
なお、軸部522の上側部分は、湯たんぽ1の使用者が摘んだり、摘み易くするための摘みリング540を取り付けることができる程度に突出している。
バネ530は、螺旋状に巻き回したコイルバネであって、中心軸が軸部522の中心軸と一致するように配置されており、上端部分が第1蓋部510に当接するとともに、下端部分が第2蓋部520に当接している。
軸部522にバネ530を挿通した第2蓋部520と、連通孔511に軸部522を挿通した第1蓋部510とで構成した蓋体本体500は、上側開口部501に第1蓋部510を固定することで、第2蓋部520の当接部521が、バネ530の付勢力により、下側開口部502に付勢されるとともに、図7(c)に示すように、湯たんぽ1の使用者が軸部522の上端付近を引っ張ることで内部中空状の蓋体本体500内を上下方向Hに移動できる構成となる。
このような蓋体5aは、湯を入れた湯たんぽ1の内圧が上昇しても、湯たんぽ本体2の内部空間の内気が第2蓋部520を押し上げて、蓋体本体500の内部空間を通り、第1蓋部510の通気孔512から外部に抜け出るため、湯たんぽ1の内圧は外圧と同等になり、湯たんぽ本体2の外形が気圧差によって変形することを防止することができる。
したがって、湯たんぽ1は、内部に水を入れた状態で、例えばIHと呼ばれる電磁調理器などで直接加熱しても、内圧と外圧とを同等にすることができるため、内部と外部との気圧差により湯たんぽ本体2の外形が変形することを防止できる。
逆に、湯が冷えた場合における蓋体5aは、湯たんぽ1の内圧が下降するため、湯たんぽ本体2から外すことが困難であるが、第2蓋部520の軸部522の上側部分を引っ張り上げることで、外気が第1蓋部510の通気孔512から蓋体本体500の内部空間を通って湯たんぽ1の内部に侵入するため、下降した湯たんぽ1の内圧は外圧と同等になり、湯たんぽ本体2から蓋体5aを容易に外すことができる。
従って、蓋体5aを備えた湯たんぽ1は、湯の温度の変化に伴って生じる気圧差によって湯たんぽ本体2が変形することを防止できるとともに、湯たんぽ本体2から蓋体5aを容易に取り外すことができる。
特に、本実施形態のように口体3の大径化に伴って蓋体5も大径化すると、湯の温度の変化に伴って生じる気圧差の影響を受け易くなり、蓋体5の取り外しがより困難となるが、蓋体5aを上述のような構成としたことにより、大径化した蓋体5aであっても、軸部522を引き上げるだけで、湯たんぽ本体2から容易かつ確実に取り外すことができる。
また、上述の実施形態によれば、上側湯たんぽ本体20の外形よりも口体3を湯たんぽ1の内部に配置するように装着した、つまり、口体3の口体側螺子部30aを雌螺子とするとともに、蓋体5の蓋体側螺子部50aを雄螺子としたが、図11に示すように、上側湯たんぽ本体20の外形よりも口体3cを湯たんぽ1の外部に配置するように装着してもよい、つまり、口体側螺子部300aを雄螺子とするとともに、蓋体側螺子部500aを雌螺子としてもよいし、外部及び内部の両方に突出するように装着してもよい。
上側湯たんぽ本体20の外形よりも口体3cを湯たんぽ1の外部に配置するように装着した場合、口体3cは、外周面に口体側螺子部300aを備えた略円筒状の口体本体310と、該口体本体310の下端から径方向外側に突出する口体側フランジ311とで構成するとともに、蓋体5bは、円柱状の下面の中央を底面視円形に上方Huに窪ませた断面逆凹状の蓋体本体550と、窪んだ部分の内周面に形成した蓋体側螺子部500aと、窪んだ部分の角部からさらに内部に窪む環状のOリング取付部551とで構成し、上側湯たんぽ本体20から突出した口体3cを覆うように蓋体5bを螺合して装着するため、Oリング取付部551に取り付けたOリング6が口体3cの上面300bに密着して、湯たんぽ1の密閉性を向上させることができる。
なお、この場合における固定リング4cは、口体側フランジ311の外径と略同等の外径で環状の環状部430と、該環状部430の外径と同等の内径で環状のリング側フランジ431と、環状部430及びリング側フランジ431を連結する連結部432とで構成し、口体3cの下面300cに環状部430を当接させることで、口体3cの下面300c側から意図せずに口体3cが外れることを防止して、口体3cを開口部22dに確実に保持することができる。
また、上述の実施形態によれば、第2加締め部22は、上側湯たんぽ本体20と一体に構成されているが、固定リング4dと一体に構成した加締め部453、上側湯たんぽ本体及び固定リングのそれぞれと一体に構成した加締め部、或いは、別部材で構成した加締め部であってもよい。
詳述すると、例えば、加締め部453を固定リング4dと一体に構成する場合、図12に示すように、上側固定リング440とともに固定リング4dを構成する下側固定リング450に加締め部453を備え、上側湯たんぽ本体200の平面視中央に形成した開口を構成する開口部201を加締め部451で加締めて、口体3を開口部201に装着する構成することができる。
この場合における固定リング4dを構成する上側固定リング440は、口体側フランジ32の外径と略同等の外径で環状の環状部441と、該環状部441の外径と同等の内径で環状の第1リング側フランジ442と、環状部441及び第1リング側フランジ442を連結する連結部443とで構成するとともに、下側固定リング450は、口体本体30の外径と略同等の内径で筒状のリング本体451と、該リング本体451の外縁から径方向外側に突出する第2リング側フランジ452と、該第2リング側フランジの外縁から突出する加締め部453とで構成している。なお、上側湯たんぽ本体200には、第2加締め部22を備えていない。
このように構成した湯たんぽ1は、上側固定リング440の第1リング側フランジ442と下側固定リング450の第2リング側フランジ452とを重ね合わせて口体3の口体側フランジ32を挟持し、下側固定リング450の径方向内側に向けて加締め部453を折り返して第1リング側フランジ442の上面に重合させるとともに、さらに径方向外側に加締め部453を折り返して上側湯たんぽ本体200の開口部201周辺の上面に重ね合わせるように加締めている。
換言すると、加締め部453によって上側湯たんぽ本体200に固定された固定リング4dを介して口体3を開口部201に装着した湯たんぽ1は、加締め部453を折り返した部分において、第2リング側フランジ452、第1リング側フランジ442、加締め部453の基端側、上側湯たんぽ本体200の開口部201周辺、及び加締め部453の先端側を下方Hdからこの順に配置している。
以上のように構成した湯たんぽ1は、上側固定リング440及び下側固定リング450で口体側フランジ32を挟持した状態で、第1リング側フランジ442及び上側湯たんぽ本体200の開口部201周辺を加締め部453で加締めることにより、上述の湯たんぽと同様の効果を奏することができる。
1…湯たんぽ
2…湯たんぽ本体
22…第2加締め部
22b…第2突出片
22d…開口部
3,3a,3b,3c…口体
30b,300b…上面
31…給排水口
32b…下面
321…金属フランジ
4,4a,4b,4c,4d…固定リング
40,421,451…リング本体
41,402,431…リング側フランジ
42,423,432,443…連結部
401…口体保持部
410,410a,440…上側固定リング
411,411a,430,441…環状部
412,412a,442…第1リング側フランジ
420,450…下側固定リング
422,452…第2リング側フランジ
453…加締め部
5,5a,5b…蓋体
H…上下方向

Claims (5)

  1. 内部中空状に形成した金属製の湯たんぽ本体と、
    該湯たんぽ本体に形成した開口部に装着して給排水口を構成する略筒状の口体と、
    該口体に着脱自在に装着して前記給排水口を閉口する蓋体とで構成し、
    前記口体を合成樹脂で構成するとともに、
    前記口体の外面の少なくとも一部に接触して前記口体を保持する保持部、及び該保持部から外方に突出する突出部で構成する環状で金属製の環状金具と、
    前記突出部を加締めて前記口体を前記開口部に保持する加締め部とを備えた
    湯たんぽ。
  2. 前記加締め部を、
    前記湯たんぽ本体と一体に構成するとともに、
    前記環状金具を、
    略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する第1当接部と、外方に突出する第1突出部とを備えた略筒状の第1環状金具と、
    略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する第2当接部と、外方に突出する第2突出部とを備えた略筒状の第2環状金具とで構成し、
    前記第1環状金具と前記第2環状金具との少なくとも一方に、前記口体の外周面を覆う略筒状の囲繞部を備え、
    前記第1当接部と前記第2当接部と前記囲繞部とで前記保持部を構成するとともに、
    前記第1突出部と前記第2突出部とを重合させて前記突出部を構成した
    請求項に記載の湯たんぽ。
  3. 略筒状の前記口体における軸方向の一端面に当接する本体側当接部、及び前記加締め部を、前記湯たんぽ本体と一体に構成し、
    前記環状金具に、
    略筒状の前記口体における前記軸方向の他端面に当接する金具側当接部を備えた
    請求項1に記載の湯たんぽ。
  4. 前記環状金具を、
    前記湯たんぽ本体を構成する金属材料よりもイオン化傾向が大きい金属材料で構成した
    請求項からのうちいずれか一項に記載の湯たんぽ。
  5. 前記環状金具を、
    前記湯たんぽ本体よりも熱膨張率が大きく、前記口体よりも熱膨張率が小さい金属材料で構成した
    請求項からのうちいずれか一項に記載の湯たんぽ。
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