JP3201853U - 飲料用容器 - Google Patents

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恵庸 豊村
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主 井下
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【課題】内容器と中空の外容器をより強固に連結することができる飲料用容器を提供する。【解決手段】中空である外容器3,4、外容器の内側に収容される筒状の内容器5、外容器と内容器の間に収容される熱媒体、熱媒体よりも上方において外容器と内容器の間に挟まれるパッキン7を備える。外容器は、その上部には周方向全周に亘って半径方向内側へ突出する内向凸部41bを備える。内容器は、外容器の半径方向内側に配置される内周壁51、内周壁の上端から下方へ向かうと共に外容器の上部の半径方向外側に配置される第1口壁53を備える。内周壁51はその上部には周方向全周に亘って半径方向外側へ突出する外向凸部51bを備える。第1口壁53は、外容器をその半径方向外側に面状に重なり合う形態で挟むものである。内向凸部41bと外向凸部51bは、外向凸部が内向凸部の下側に嵌合する弾性を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、内容器と、中空である外容器を備える飲料用容器に関する。
飲料容器の一つとして、中空である外容器、外容器の内側に収容される筒状の内容器、外容器と内容器の間に収容される熱媒体、熱媒体よりも上方において外容器と内容器の間に挟まれるパッキンを備えるものが、特許文献1に開示されている。
この飲料用容器は、冷凍庫に入れて所定時間経過してから取り出し、その中にビールを注ぐことにより、ビールを冷たい温度で長時間維持することができる有用なものである。
実用新案登録3198698号
ところでこの容器は、外容器の内側に内容器を差し込んで、互いを円周方向に回転させることにより、外容器と内容器を連結する構造である。詳しく言えば連結構造は、外容器の半径方向内側の全周に亘って雌ネジが形成され、内容器の半径方向外側の全周に亘って雄ネジが形成され、雄ネジと雌ネジとが螺合する構造である。したがってこの容器は、外容器の半径方向内側において、外容器と内容器を連結しているが、外容器の半径方向外側において、外容器と内容器を連結してない。
本考案は上記実情を考慮したもので、その目的は、外容器と内容器をより強固に連結することである。
本考案の飲料用容器は、中空である外容器、外容器の内側に収容される筒状の内容器、外容器と内容器の間に収容される熱媒体、熱媒体よりも上方において外容器と内容器の間に挟まれるパッキンを備える。外容器は、その上部には周方向全周に亘って半径方向内側へ突出する内向凸部を備える。内容器は、外容器の半径方向内側に配置される内周壁と、内周壁の上端から下方へ向かうと共に外容器の上部の半径方向外側に配置される第1口壁とを備える。内周壁はその上部には周方向全周に亘って半径方向外側へ突出する外向凸部を備え、第1口壁は外容器をその半径方向外側に重なり合う形態で挟むものである。内向凸部と外向凸部は、外向凸部が内向凸部の下側に嵌合する弾性を備える。
第1口壁は、外容器をその半径方向外側に重なり合う形態で挟み込むものであれば良いので、たとえば第1口壁と外容器とは内向き凸部の最も半径方向内側の部位よりも上方でだけ重なり合うものであっても良いが、外容器と内容器の連結状態をより強固にするには次のようにすることが望ましい。
すなわち、外容器は、第1口壁の半径方向内側に重なり合う下地となる下地部を備えるものとする。そのうえで下地部および第1口壁は、内向凸部の最も半径方向内側の部位よりも上方から下方にまで面状に重なり合っていることである。
また連結状態をより強固にするには次のようにすることが望ましい。
すなわち、下地部および第1口壁は、外向凸部の最も半径方向外側の部位よりも下方にまで面状に重なり合っていることである。
内向凸部の断面形状は内向きに突出するものであれば良く、例えば半円状であっても良いが、外容器と内容器を連結しやすくし、且つ連結状態を強固にするには、外向凸部を内向凸部に入れやすく、且つ抜け難くすればよく、それには次のようにすることが望ましい。
すなわち、内向凸部の断面形状を内向きに突出するV字形状にすることである。そのうえで更に望ましくは、外向凸部の断面形を外向きに突出するV字形状にすることである。 また外向凸部を内向き部により入れやすくするには、次のようにすることが望ましい。 すなわち、内向凸部は、V字形状の断面形状の上側を構成する内向上片、V字形状の断面形状の下側を構成する内向下片を備えるものとし、外向凸部は、V字形状の断面形状の上側を構成する外向上片、V字形状の断面形状の下側を構成する外向下片を備えるものとする。そのうえで外向下片と鉛直線とで形成される鋭角は、内向上片と鉛直線とで形成される鋭角よりも小さくすることである。
またパッキンは、熱媒体よりも上方において外容器と内容器の間に挟まれていれば良いので、たとえば飲料用容器の上端部において外容器と内容器の間に上下方向から挟まれるものであっても良いが、外容器を半径方向の内外から内容器で挟む力を利用して、パッキンを弾性変形しやすくし、外容器と内容器の間の密閉状態をより強固にするには次のようにすることが望ましい。
すなわち内容器は、内周壁の上部と第1口壁により形成される嵌合部を備えるものとし、嵌合部は、下向きに開口するもので、その下部に外容器の上部を収容し、その高さ中間部にパッキンを半径方向の内外から挟む状態で収容し、その上部であってパッキンの上方に上方空間部を備えることである。
本考案の飲料用容器によれば、外容器の半径方向の内側において内向凸部と外向凸部が弾性により嵌合し、外容器の半径方向の外側において第1口壁が重なり合っているので、外容器を半径方向の内外から内容器で挟んでいることになり、外容器と内容器の連結状態が強固なものとなる。
また下地部および第1口壁が、内向凸部の最も半径方向内側の部位よりも上方から下方にまで面状に重なり合っている飲料用容器によれば、外容器と内容器の連結状態がより強固なものとなる。
また下地部および第1口壁が、外向凸部の最も半径方向外側の部位よりも下方にまで面状に重なり合っている飲料用容器によれば、外容器と内容器の連結状態がより強固なものとなる。
また内向凸部の断面形状を内向きに突出するV字形状にしてある飲料用容器によれば、外向凸部が内向凸部に入れやすく、且つ抜け難くなる。
また外向凸部の断面形状を外向きに突出するV字形状にしてある飲料用容器によれば、外向凸部を内向凸部に入れやすく、且つ抜け難くなる。
また外向下片と鉛直線とで形成される鋭角が、内向上片と鉛直線とで形成される鋭角よりも小さい飲料用容器によれば、外向凸部を内向凸部の内側に入れやすくなる。
また内容器の嵌合部が、その上部であってパッキンの上方に上方空間部を備える飲料用容器によれば、外容器と内容器を嵌合させるときにパッキンが潰れやすくなり、パッキンによる外容器と内容器の密閉状態がより強固なものとなり、熱媒体が漏れにくくなる。
本考案の飲料容器の第1実施形態を示す全体の断面図である。 本考案の飲料容器の第1実施形態を示す要部であるA部の拡大断面図である。 A部に相当する部分を分解した断面図である。
本考案の第一実施形態の飲料用容器1は図1に示すように三重壁構造であり、中空つまり内部に第1空間部2aを備える外容器2、外容器2の内側に収容されると共に外容器2の上部に連結される内容器5、外容器2と内容器5の間の第2空間部6aに収容される熱媒体6、外容器2と内容器5の間に挟まれるパッキン7、外容器2の底に固定される底蓋8を備える。
外容器2は二重壁構造であり、第1,第2外容器3,4を備え、第1外容器3の内側に第2外容器4を収容する形態で一体化したものである。第1,第2外容器3,4はいずれも金属板を加工したもので、弾性を有する。また第1外容器3は、上下方向に延長する円筒状の第1外周壁31、第1外周壁31の下端を塞ぐと共に平面視円形の第1外底壁32を備える。第2外容器4は、上下方向に延長すると共に第1外周壁31の半径方向内側に同心状に配置される円筒状の第2外周壁41、第2外周壁41の下端を塞ぐと共に平面視円形の第2外底壁42を備える。
第1,第2外周壁31,41は、いずれも全体的に下方へ向かうにつれて小径となる形状である。また第1,第2外周壁31,41は、互いの上端部において半径方向に重なり合う重合部2bを備えると共に、重合部2bの下方において互いの半径方向に離れる第1空間部2aを備える。
第1空間部2aは、第1,第2外周壁31,41が半径方向に離れ、第1,第2外底壁32,42が上下方向に離れていることから、底のある円筒状に形成されている。なお第1空間部2aは負圧に、言い換えれば真空状態に形成されている。
重合部2bは、溶接加工によって一体となり、第1外周壁31と第2外周壁41の上端部同士を全周に亘って一体としたものである。つまり重合部2bは図2,3に示すように、半径方向に重なり合うもので、半径方向の外側を構成する外重合部31aが第1外周壁31の上端部であり、半径方向の内側を構成する内重合部41aが第2外周壁41の上端部である。
第2外周壁41は、その上端部である内重合部41a、重合部2bの下方において全周に亘って半径方向内側に突出する内向凸部41b、内向凸部41bの下端の全周から下方へ延長する円筒状の第2外周壁本体41cを備える。
第1外周壁31は、その上端部である外重合部31a、外重合部31aの下方において全周に亘って半径方向外側に突出する円環状の第1段部31b、第1段部31bの外周の全周から下方に延長すると共に内容器5(後述の第1口壁53)の半径方向内側に面状に重なり合う下地部31c、下地部31cの下方において全周に亘って半径方向外側に突出する円環状の第2段部31d、第2段部31dの外周の全周から下方に延長する第1外周壁本体31eを備える。
第1外底壁32は図1に示すように半径方向内側の中央部において上方に凹む底凹部32aを備える。底凹部32aは、第1外周壁31の半径方向外側の部分に対して同心状に且つ円盤状に凹む第1底凹部32bと、第1底凹部32bの中央部において半球面状に凹む第2底凹部32cとを備える。
底蓋8は図1に示すように第1底凹部32bに嵌合するもので、第1底凹部32bの深さよりも少し短く且つ第1底凹部32bの半径に対応した寸法(同じか、僅かに長い寸法)の円筒状の短壁部8a、短壁部8aの下端を塞ぐ平面視円形の底蓋本体8bを備える。
内容器5は図1に示すように単一壁構造であり、金属板を加工したもので、弾性を有する。また内容器5は、上下方向に延長する円筒状の内周壁51、内周壁51の下端を塞ぐと共に平面視円形の内底壁52、内周壁51の上端の全周から半径方向外側に張り出しながら下方へ延長する第1口壁53を備える。
内周壁51は図2,3に示すように、第1口壁53の半径方向内側に位置すると共に第1口壁53の上端の全周から下方に延長する第2口壁51a、第2口壁51aの下端の全周から下方へ延長すると共に半径方向外側に突出する外向凸部51b、外向凸部51bの下端の全周から下方へ延長する円筒状の内周壁本体51cを備える。
第2口壁51aと外向凸部51bとは内周壁51の上部を構成する。そして内周壁51の上部と第1口壁53とは、パッキン7を収容する状態で外容器2に嵌り合う嵌合部51dを形成する。
嵌合部51dは、外向凸部51bのうち最も半径方向外側の部位と第1口壁53との半径方向の幅W1を、内向凸部41bのうち最も半径方向内側の部位と下地部31cとの半径方向の幅W2よりも狭くしてある。また嵌合部51dは、外向凸部51bのうち最も半径方向外側の部位における外径を、内向凸部41bのうち最も半径方向内側の部位における内径よりも大きくしてある。
また嵌合部51dは円環状で、その断面形状(詳しく言えば、上下方向へ切断した場合の片側断面の形状)を下方に開口するU字状とする。嵌合部51dの内側に形成される空間部の深さは、第1口壁53の下端から奥に達するまでの長さであるものとし、外容器2の重合部2bに嵌合したパッキン7の上端から下地部31cの下端までの長さよりも充分に長くし、その深さによって嵌合部51dは、下部に外容器2の上部を収容すると共に、外容器2の上部の上にパッキン7の体積よりも大きな空間部を形成する。そして当該大きな空間部の下側にパッキン7を半径方向の内外から挟む状態で収容し、当該大きな空間部の上部であってパッキン7の上方に上方空間部7sを備える。
外向凸部51bは、内向凸部41bの下側に互いの金属板の弾性により嵌合するものである。また外向凸部51bは、その断面形状を外向きに突出するV字形状とし、V字形状の断面形状の上側を構成する外向上片51s、V字形状の断面形状の下側を構成する外向下片51tを備える。
外向上片51sは、上方から下方へ向かうにつれて半径方向外側へ延長する。外向下片51tは、上方から下方へ向かうにつれて半径方向内側へ延長する。
また外向凸部51bは第1口壁53と半径方向に対向しており、上下方向の位置関係として、V字状の断面形状のうち最も半径方向外側の部位が第1口壁53の下端よりも上方に位置する。
内向凸部41bは、その断面形状を内向きに突出するV字形状とし、V字形状の断面形状の上側を構成する内向上片41s、V字形状の断面形状の下側を構成する内向下片41tを備える。
内向上片41sは、上方から下方へ向かうにつれて半径方向内側へ延長する。内向下片41tは、上方から下方へ向かうにつれて半径方向外側へ延長する。
また内向凸部41bは下地部31cと半径方向に対向しており、上下方向の位置関係として、V字状の断面形状のうち最も半径方向内側の部位が下地部31cの上端と下端の間に位置する。同様にV字状の断面形状のうち最も半径方向内側の部位が、下地部31cに重なり合う第1口壁53の下端よりも上側に位置する。
外向下片51tと内向上片41sは、内容器5を外容器2の内側に挿入するときに擦れ合うもので、挿入を容易にするために外向下片51tと鉛直線とで形成される鋭角θ1を、内向上片41sと鉛直線とで形成される鋭角θ2よりも小さくしてある。
また外向上片51sと内向下片41tは、内容器5と外容器2とが嵌合しているときに重なり合うもので、半径方向の突出長は、外向上片51sに比べて、内向下片41tの方が長く、それゆえ内向凸部41bと外向凸部51bとが十分に嵌合する。
内周壁本体51cは、全体として下方へ向かうにつれて小径となる円筒状で、その外径は、全高において内向凸部41bの最も半径方向内側の部位における内径よりも小さくしてある。
熱媒体6は、たとえば液体状の保冷剤(−20℃〜−5℃の範囲で凍結又は解凍する性質を有するもの)を用いる。なお熱媒体6が収容される第2空間部6aは、外容器2と内容器5の間であって重合部2bの下方に形成される。
パッキン7は、弾性変形するもの、たとえばゴム製である。またパッキン7は、円環状であり、その下面には半径方向の幅中央部に上方へ延びるスリット7aを全周に亘って備える。スリット7aの半径方向の幅は、重合部2bの半径方向の幅よりも少し狭く形成してある。
本考案の第一実施形態の飲料用容器1は、底蓋8以外を以下のように組み立てる。
1)外容器2の内側に熱媒体6を入れる。入れる量は、飲料用容器1を冷凍庫で冷やした時に熱媒体6が膨張することを考慮して、内容器5と外容器2の間の第2空間部6aよりも少なくする。
2)外容器2の重合部2bにパッキン7を嵌合する。
3)内容器5を外容器2の内側に挿入する。
3−1)挿入するときには、まず内容器5の内周壁本体51c部が外容器2の内向凸部41bの内側に挿入される。
3−2)次に内容器5の外向凸部51bの外向下片51tが、内向凸部41bの最も半径方向内側の部分を擦りながら挿入され、このとき、外向下片51tと鉛直線とで形成される鋭角θ1を、内向上片41sと鉛直線とで形成される鋭角θ2よりも小さくしてあることから、内向凸部41bの内側に外向下片51t(外向凸部51b)を挿入しやすくなる。
3−3)外向下片51tが内向凸部41bに挿入され始めた直後に、内容器5の第1口壁53が外容器2の下地部31cに重なり合い始める。また外向下片51tが内向凸部41bに深く挿入されるにつれて、パッキン7が第1口壁53と第2口壁51aの間に挟まれながら弾性変形し始める。このとき、パッキン7は第1口壁53と第2口壁51aとが連続する部分へ(嵌合部51dの空間部の奥へ)向かって弾性変形する。
3−4)外向凸部51bの最も半径方向外側の部分が内向凸部41bの最も半径方向内側の部分よりも下方に挿入されると、外向凸部が内向凸部の下側に互いの弾性により嵌合し、外容器2と内容器5が一体化される。このとき、内容器5の第1口壁53の下端は、外容器の第2段部31dの上に載る状態となる。以上により第一実施形態の飲料用容器1は完成する。
第一実施形態の飲料用容器1は、外容器2の半径方向の内側において内向凸部41bと外向凸部51bが弾性により嵌合し、外容器2の半径方向の外側において第1口壁53が重なり合っているので、外容器2を半径方向の内外から内容器5で挟んでいることになり、外容器2と内容器5の連結状態が強固なものとなる。
また下地部31cおよび第1口壁53が、内向凸部41bの最も半径方向内側の部位よりも上方から、外向凸部51bの最も半径方向外側の部位よりも下方にまで面状に重なり合っているので、外容器2と内容器5の連結状態がより強固なものとなる。
また内向凸部41bの断面形状を内向きに突出するV字形状にし、しかも、外向凸部51bの断面形状を外向きに突出するV字形状にしてあるので、外向凸部51bが内向凸部41bに入れやすく、且つ抜け難くなる。
また内容器5の嵌合部51dが、その上部であってパッキン7の上方に上方空間部7sを備えるので、外容器2と内容器5を嵌合させるときにパッキン7が潰れやすくなり、パッキン7による外容器2と内容器5の密閉状態がより強固なものなり、熱媒体6が漏れにくくなる。
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 飲料用容器
2 外容器
2a 第1空間部
2b 重合部
3 第1外容器
31 第1外周壁
31a 外重合部
31b 第1段部
31c 下地部
31d 第2段部
31e 第1外周壁本体
32 第1外底壁
32a 底凹部
32b 第1底凹部
32c 第2底凹部
4 第2外容器
41 第2外周壁
41a 内重合部
41b 内向凸部
41c 第2外周壁本体
41s 内向上片
θ2 内向上片と鉛直線とで形成される鋭角
41t 内向下片
W2 内向凸部のうち最も半径方向外側の部位と下地部との半径方向の幅
42 第2外底壁
5 内容器
51 内周壁
51a 第2口壁
51b 外向凸部
51c 内周壁本体
51d 嵌合部
51s 外向上片
θ1 外向下片と鉛直線とで形成される鋭角
51t 外向下片
W1 外向凸部のうち最も半径方向内側の部位と第1口壁との半径方向の幅
52 内底壁
53 第1口壁
6 熱媒体
6a 第2空間部
7 パッキン
7a スリット
7s 上方空間部
8 底蓋
8a 短壁部
8b 底蓋本体

Claims (7)

  1. 中空である外容器、外容器の内側に収容される筒状の内容器、外容器と内容器の間に収容される熱媒体、熱媒体よりも上方において外容器と内容器の間に挟まれるパッキンを備え、
    外容器は、その上部には周方向全周に亘って半径方向内側へ突出する内向凸部を備え、
    内容器は、外容器の半径方向内側に配置される内周壁、内周壁の上端から下方へ向かうと共に外容器の上部の半径方向外側に配置される第1口壁を備え、
    内周壁はその上部には周方向全周に亘って半径方向外側へ突出する外向凸部を備え、
    第1口壁は、外容器をその半径方向外側に重なり合う形態で挟むものであり、
    内向凸部と外向凸部は、外向凸部が内向凸部の下側に嵌合する弾性を備えることを特徴とする飲料用容器。
  2. 外容器は、第1口壁の半径方向内側に重なり合う下地となる下地部を備え、
    下地部および第1口壁は、内向凸部の最も半径方向内側の部位よりも上方から下方にまで面状に重なり合っていることを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器。
  3. 下地部および第1口壁は、外向凸部の最も半径方向外側の部位よりも下方にまで面状に重なり合っていることを特徴とする請求項2に記載の飲料用容器。
  4. 内向凸部の断面形状は内向きに突出するV字形状であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の飲料用容器。
  5. 外向凸部の断面形状は外向きに突出するV字形状であることを特徴とする請求項4記載の飲料用容器。
  6. 内向凸部は、V字形状の断面形状の上側を構成する内向上片、V字形状の断面形状の下側を構成する内向下片を備え、
    外向凸部は、V字形状の断面形状の上側を構成する外向上片、V字形状の断面形状の下側を構成する外向下片を備え、
    外向下片と鉛直線とで形成される鋭角は、内向上片と鉛直線とで形成される鋭角よりも小さいことを特徴とする請求項5記載の飲料用容器。
  7. 内容器は、内周壁の上部と第1口壁により形成される嵌合部を備え、
    嵌合部は、下向きに開口するもので、その下部に外容器の上部を嵌合し、その高さ中間部にパッキンを半径方向の内外から挟む状態で収容し、その上部であってパッキンの上方に上方空間部を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の飲料用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019111111A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 石川樹脂工業株式会社 保冷容器
JP7470585B2 (ja) 2019-12-27 2024-04-18 サーモス株式会社 ピッチャー

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