JP2011255896A - 嵌合蓋付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る嵌合蓋付き容器10は、開口部11aの周囲に設けられたフランジ12を有する容器本体11と、容器本体11に対して着脱自在でありフランジ12と嵌合する蓋15とを備える。フランジ12は開口部11aの全周にわたって開口部11aの外側に延びる上面12aを有するとともに、上面12aには開口部11aを囲むように溝12bが設けられている。フランジ12と蓋15が嵌合したとき、溝12bと蓋15の内面15aとによって開口部11aを囲む環状の空間S1が画成される。
【選択図】図2
Description
図1,2を参照しながら、第一実施形態に係る嵌合蓋付き容器について説明する。図1に示す嵌合蓋付き容器(以下、単に「容器」という。)10は、開口部11aを有する容器本体11と、容器本体11に対して着脱自在の蓋15とを備える。容器本体11及び蓋15をなす材料としては、プラスチック、紙、発泡スチロールなどが挙げられる。これらの材料のうち、加工性や機械的強度、デザイン性等の観点から透明なプラスチック材料(例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET))が好ましい。容器本体11の材料と蓋15の材料は、同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
図3に示す容器20は、開口部21a及びその周囲に設けられたフランジ22を有する容器本体21と、容器本体21に対して着脱自在の蓋25とを備える。容器20は、フランジの上面に溝を設ける代わりに蓋25の内面25aに凹部25bを設けた点において、第一実施形態に係る容器10と相違する。以下、この相違点について主に説明する。
図4に示す容器30は、開口部11a及びその周囲に設けられたフランジ12を有する容器本体11と、容器本体11に対して着脱自在の蓋35とを備える。フランジ12と蓋35が嵌合したとき、フランジ12の上面12aの溝12bと蓋35の内面35aとによって開口部11aを囲む環状の空間S3が画成される。容器30は、蓋15の代わりに以下の構成の蓋35を備える点において、第一実施形態に係る容器10と相違する。
図5に示す容器40は、開口部41a及びその周囲に設けられたフランジ42を有する容器本体41と、容器本体41に対して着脱自在の蓋15とを備える。フランジ42と蓋15が嵌合したとき、フランジ42の上面42aの溝42bと蓋15の内面15aとによって開口部41aを囲む環状の空間S4が画成される。容器40は、先端が丸まっているフランジ42を備える点において、第一実施形態に係る容器10と相違する。フランジ42の先端をカールさせることで、容器本体41は使用者が直接この部分に口をつけて飲料等を飲むのに適したものとなる。なお、第二実施形態と同様、フランジの上面に溝を設ける代わりに蓋の内面に凹部を設けてもよい。
図6に示す容器50は、開口部11a及びその周囲に設けられたフランジ12を有する容器本体11と、容器本体11に対して着脱自在の蓋55とを備える。フランジ12と蓋55が嵌合したとき、フランジ12の上面12aの溝12bと蓋55の内面55aとによって開口部11aを囲む環状の空間S5が画成される。容器50は、図6の(a)に示すように、蓋55の蓋本体部55bが上方に隆起したドーム形状である点において、第一実施形態に係る容器10と相違する。
フランジと蓋の間の環状の空間が画成される嵌合蓋付き容器の液漏れ防止性能を確認するため、図1,2に示す容器10と同様の構成の容器(内容積375mL、PP製)を準備し、液漏れ試験を行った。容器内に270mLのコーヒー(常温)を入れ、図9の(a)に示すように、容器を約45°傾けた。この状態を24時間にわたって保持し、液漏れの有無を評価した。その結果、試験開始から24時間後でも液漏れは認められなかった。
図4に示す容器30と同様の構成の容器(内容積375mL、PP製)を準備し、この容器に対して実施例1と同様にして液漏れ試験を行った。その結果、試験開始から24時間後でも液漏れは認められなかった。
図10に示す従来の容器90と同様の構成の容器(内容積375mL、PP製)を準備し、この容器に対して実施例1と同様にして液漏れ試験を行った。その結果、試験開始から5分後には容器本体と嵌合蓋の隙間から液漏れが発生した。
11,21,41,71,81,91…容器本体
11a,21a,41a,61a,71a,81a,91a…開口部
11d…容器本体の内壁
12,22,42,62,72,82,92…フランジ
12a,22a,42a,62a,72a,82a…フランジの上面
12b,42b,62b,72b,82b…フランジの溝
15,25,35,55,65,95…蓋
15a,25a,35a,55a,65a…蓋の内面
25b,65b…蓋の内面の凹部
36…蓋の段差
S1,S2,S3,S4,S5,S6,S6a,S6b…空間
Claims (6)
- 開口部の周囲に設けられたフランジを有する容器本体と、前記容器本体に対して着脱自在であり前記フランジと嵌合する蓋とを備えた嵌合蓋付き容器であって、
前記フランジは前記開口部の全周にわたって前記開口部の外側に延びる上面を有するとともに、前記上面には前記開口部を囲むように溝が設けられており、
前記フランジと前記蓋が嵌合したとき、前記溝と前記蓋の内面とによって前記開口部を囲む環状の空間が画成されることを特徴とする嵌合蓋付き容器。 - 開口部の周囲に設けられたフランジを有する容器本体と、前記容器本体に対して着脱自在であり前記フランジと嵌合する蓋とを備えた嵌合蓋付き容器であって、
前記フランジは前記開口部の全周にわたって前記開口部の外側に延びる上面を有するとともに、前記蓋の内面には当該蓋の周縁部に沿って凹部が設けられており、
前記フランジと前記蓋が嵌合したとき、前記上面と前記蓋の前記凹部とによって前記開口部を囲む環状の空間が画成されることを特徴とする嵌合蓋付き容器。 - 開口部の周囲に設けられたフランジを有する容器本体と、前記容器本体に対して着脱自在であり前記フランジと嵌合する蓋とを備えた嵌合蓋付き容器であって、
前記フランジは前記開口部の全周にわたって前記開口部の外側に延びる上面を有するとともに、前記上面には前記開口部を囲むように溝が設けられ且つ前記蓋の内面には当該蓋の周縁部に沿って凹部が設けられており、
前記フランジと前記蓋が嵌合したとき、前記フランジと前記蓋との間に前記開口部を囲む環状の空間が画成されることを特徴とする嵌合蓋付き容器。 - 前記蓋は、前記フランジと前記蓋が嵌合したときに当該蓋の内面が前記フランジの前記上面と当接するとともに前記容器本体の開口部近傍の内壁と当接するように、段差が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の嵌合蓋付き容器。
- 前記溝は、幅が0.1mm〜3mmであり且つ深さが0.1mm〜3mmであることを特徴とする請求項1又は3に記載の嵌合蓋付き容器。
- 前記凹部は、幅が0.1mm〜3mmであり且つ深さが0.1mm〜3mmであることを特徴とする請求項2又は3に記載の嵌合蓋付き容器。
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- 2010-06-04 JP JP2010129161A patent/JP2011255896A/ja active Pending
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