JP3135403U - 小型湯たんぽ - Google Patents
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Abstract
【課題】従来品よりも明らかに小さく、しかも実用性があり、また、商品として魅力的で若者を始めとする新たな需要層にアピールする小型湯たんぽを提供する。
【解決手段】表面に波型の凹凸を有する湯たんぽについて、楕円形の平面形状ないし楕円形を長軸方向へ延長した平面形状を有する湯たんぽ本体11を具備し、上記湯たんぽ本体11は、楕円形の短軸方向の幅が、従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の寸法を有している。湯たんぽ本体は、上下2部材を周縁部にて接続した金属材料からなり、そのほぼ全体が所望の色に塗装されている。
【選択図】 図1
【解決手段】表面に波型の凹凸を有する湯たんぽについて、楕円形の平面形状ないし楕円形を長軸方向へ延長した平面形状を有する湯たんぽ本体11を具備し、上記湯たんぽ本体11は、楕円形の短軸方向の幅が、従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の寸法を有している。湯たんぽ本体は、上下2部材を周縁部にて接続した金属材料からなり、そのほぼ全体が所望の色に塗装されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、表面に波型の凹凸を有する小型湯たんぽに関するものである。
湯たんぽは長く親しまれてきた暖房器具であるが、スイッチ操作一つで暖まる電気製品が現れると、湯の準備や排出などの手間がかかることなどから使用量が減少してきた。湯たんぽは湯を熱源とし、電源を必要としないこと、緩和な温熱の作用により肌を乾燥させないなどの利点を有していることから見直される機運にある。しかし、需要が顕著に増すところまでは到らず、特に若者に浸透していないことが指摘された。その原因を追究したところ、従来のままの大きさやデザインが若年層の感性に一致しないことが判明した。ところが、またこの障害を打ち破る商品は提案されず、そのような提案も見当たらない。
従来の湯たんぽのサイズは、伝統的な生活様式に基づいて決められており、ほぼ2.5リットル程度の内容量を持っている。しかしながら、暖房の普及した現在ではこのような湯量は必要なく、より小型でも十分な暖房効果を発揮できると考えられる。より小型化されれば、湯の使用量は少なく、より手軽となり、外観上も可愛らしくなり、特に女性に受け入れられやすくなることが考えられる。そこで本件考案者は、湯たんぽの小型化が商品の魅力を増す上で不可欠と判断した。
どの程度の小型化が良いかについて検討すると、例えば内容量は長さの3乗に比例するのに対して表面積は長さの2乗に比例するので、小型化するほど熱効率は不利となることは自明である。しかし、水はあらゆる物質の中で最大の比熱を有しており、また、暖房が併用されること、使用時にケット類で包むことにより保温力はさして下がらないことが推測された。そこで本考案では、従来品よりも明らかに小さいことという要請と実験から、標準サイズのほぼ2分の1の寸法が目安として決められた。
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、従来品よりも明らかに小さく、しかも実用性のある小型湯たんぽを提供することである。また、本考案の他の課題は、魅力的で若者を始めとする新たな需要層にアピールする小型湯たんぽを提供することである。
前記の課題を解決するため、本考案は、表面に波型の凹凸を有する湯たんぽとして、楕円形の平面形状ないし楕円形を長軸方向へ延長した平面形状を有する湯たんぽ本体を具備し、上記湯たんぽ本体は、楕円形の短軸方向の幅が、従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の寸法を有するものとするという手段を講じたものである(請求項1記載の考案)。
本考案における湯たんぽは、表面に波型の凹凸を有しており、かつまた、楕円形の平面形状、ないしは楕円形を長軸方向へ延長した細長い平面形状を有する湯たんぽ本体を具備しているものとする。ここで、楕円形の平面形状は従来の湯たんぽと同形のものをイメージしており、楕円形を長軸方向へ延長した平面形状は、波型の凹凸と交差方向へ細長い平面形状のものを想定している。
この湯たんぽ本体は、楕円形の短軸方向の幅が、標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の寸法を有するものとする。請求項1では幅を限定するだけであるが、その理由は、幅が従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1となることにより、外観上明らかに小さいことという要請を満たすからで、また、楕円の長軸方向の長さに長短変化をもたせることにより、湯量の調整が可能になるためである。これにより形態変化に富んだ湯たんぽが提供される。
しかし、長さも従来の標準サイズの湯たんぽの長さのほぼ2分の1の寸法を取ることができる。また、本考案の湯たんぽの高さつまり湯たんぽの厚みは任意であるが、これも、従来の標準サイズの湯たんぽの厚みのほぼ2分の1の寸法を取ることができる。つまり、本考案の湯たんぽでは、従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の幅を有することは不可欠の条件であるが、長さと厚みは従来の標準サイズの湯たんぽとほぼ同寸からそのほぼ2分の1までの範囲で任意に決定することができるものとする。
湯たんぽ本体の具体的形態としては、例えば上下2部材を周縁部にて接続した金属材料からなり、そのほぼ全体が所望の色に塗装されているという形態を取ることができる(請求項2記載の考案)。金属製の場合、踏んだり落としたりしても割れる恐れがなく、また本体完成後に任意の着色を施すこともできる。
湯たんぽ本体は、注湯口を有するその上面の一部に凹凸のない平坦部を形成し、その平坦部に、文字、図柄その他より成る表示をプリントすることができる(請求項3記載の考案)。表面の凹凸は熱による変形に耐え、また、滑り止めにもなるが、平坦部を部分的に形成することによりデザイン上の変化を与えることができる。
湯たんぽ本体の上下2部材をその周縁部にて接続した巻き締め継手と、注湯口周囲の凹部に、カシメ加工によりハゼ折りし、湯たんぽ本体の上半分を覆うカバーを固定することができる(請求項4記載の考案)。カバーは湯たんぽ本体に直接触れるのを防ぎ、また、
全体の強度が向上する。
全体の強度が向上する。
本考案は以上のように構成されかつ作用するものであるから、従来品よりも明らかに小さく、新規性があり、しかも必要最小限の湯量により、実用性のある小型湯たんぽを提供することができ、従って、本考案によれば、魅力的で若年層を始めとする新たな需要層にアピールする小型湯たんぽを提供することができる、という効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照しながら、本考案に係る小型湯たんぽについて、より詳細に説明する。図1は本考案に係る例1の小型湯たんぽ10を示すもので、この湯たんぽは、楕円形の平面形状を有する湯たんぽ本体11を具備し、表面に波型の凹凸12を有している。
例1の湯たんぽ本体11は、楕円形の短軸方向の幅が、従来の標準サイズの湯たんぽWのほぼ2分の1の寸法を有すると同時に、長さ及び厚みも従来の標準サイズの湯たんぽWのほぼ2分の1の寸法を有している。この結果、幅、長さ、厚みがほぼ2分の1のサイズの湯たんぽ本体11の湯量は約500ミリリットルとなる。例1の小型湯たんぽ10は従来の標準サイズの湯たんぽWに比較して著しく小さいので、身体の必要部分を暖めるために複数個配置することができる。
上記の湯たんぽ本体11は、金属材料をプレス加工して形成した上下2部材13、14から成り、それらの上下2部材13、14を周縁部にて巻き締め継手15により接続した構造を有する(図3参照)。湯たんぽ本体11の上下2部材13は、注湯口として金属材料に加工して取り付けた口金16を有し、そこにキャップ17がねじ込みで取り付けられる。そして、湯たんぽ本体11の、注湯口を有するその上部材13の一部には凹凸のない平坦部18が形成されている。なお、キャップ17の外表面にはクロームメッキを施し、耐久性と美感の向上を図っている。
本考案の湯たんぽ本体11は、ほぼ全体が所望の色に塗装されており、また上記の平坦部18に表示19をプリントしている。表示19としては、例えばキャラクターや商品名その他任意の図柄、文字その他より成るものを印刷などの手段で形成することができる。塗装は、完成した湯たんぽ本体11に対して行なわれ、その塗装の具体的方法は自由であり、人体に害がなく、耐久性のあるものであれば、あらゆる塗料、塗色を使用することができる。
図4は本考案に係る例2の小型湯たんぽ20を示すもので、この湯たんぽ20は、例1の楕円形を長軸方向へ延長した細長い平面形状を有する湯たんぽ本体21を具備する。例2の小型湯たんぽ20は、例1の小型湯たんぽ10とほぼ同じ幅を有しているが、湯たんぽ本体21の長さは従来の標準サイズの湯たんぽWの長さとほぼ同じであり、厚みは例1のものよりも厚く、従来の標準サイズの湯たんぽWのものよりは薄く形成されている。
例2の小型湯たんぽ20も、例1と同様に金属材料をプレス加工して形成した上下2部材13、14から成り、それらの上下2部材13、14を周縁部にて巻き締め継手15により接続した構造を有するので、符号を援用し詳細な説明を省略する。しかし、例2の平坦部18′と表示19′は、例1のものよりもやや大きく形成されている。
図5は本考案に係る例3の小型湯たんぽ30を示すもので、この湯たんぽ30は、例1の楕円形を長軸方向へ延長するとともに全体をほぼ円弧状に彎曲させた細長い平面形状を有する湯たんぽ本体31を具備する。例3の小型湯たんぽ30は、例2の小型湯たんぽ20とほぼ同じ幅を有し、かつ、例2の湯たんぽ本体20の長さとほぼ同じであるが、厚みは例1のものよりも厚く、従来の標準サイズの湯たんぽWのものよりは薄く形成されている。
例3の湯たんぽ30では、例1、例2のものに対して中央部に形成された平坦部18″と表示19″を有している。他の構成は例1、例2のものと同様あるので符号を援用し、詳細な説明を省略する。これらの例2、例3の小型湯たんぽ20、30は、細長い形状を有しており、身体の左右に沿って配置したり、頭部ないしは下肢に配置したりするのに適している。
図6、図7、図8は本考案に係る例4の小型湯たんぽ40を示すもので、湯たんぽ本体41の上下2部材13、14をその周縁部にて接続した巻き締め継手15を利用して、カシメ加工によりハゼ折り22を設けて固定するとともに、その部分と、注湯口周囲の凹部23に、嵌合した口縁24の部分により、湯たんぽ本体41の上半分を覆うカバー25を固定したものである(図8参照)。なお、カバー25は、湯たんぽ本体41と同じく板金製とする。
例4の小型湯たんぽ40の場合、カバー25にも塗装を施し、また所要の図柄や文字等をプリントするものとするが、そのためにも平坦であることが好ましい。なお、符号26はパッキングを示しており、このパッキング26には長期間の使用に耐えるようにシリコンゴムを使用している。
10、20、30、40 小型湯たんぽ
11,21、31、41 湯たんぽ本体
12 波型の凹凸
13 上部材
14 下部材
15 巻き締め継手
16 口金
17 キャップ
18、18′、18″ 平坦部
19、19′、19″ 表示
22 ハゼ折り
23 凹部
24 口縁
25 カバー
11,21、31、41 湯たんぽ本体
12 波型の凹凸
13 上部材
14 下部材
15 巻き締め継手
16 口金
17 キャップ
18、18′、18″ 平坦部
19、19′、19″ 表示
22 ハゼ折り
23 凹部
24 口縁
25 カバー
Claims (4)
- 表面に波型の凹凸を有する湯たんぽであって、
楕円形の平面形状ないし楕円形を長軸方向へ延長した平面形状を有する湯たんぽ本体を具備し、上記湯たんぽ本体は、楕円形の短軸方向の幅が、従来の標準サイズの湯たんぽのほぼ2分の1の寸法を有していることを特徴とする小型湯たんぽ。 - 湯たんぽ本体は、上下2部材を周縁部にて接続した金属材料からなり、そのほぼ全体が所望の色に塗装されている請求項1記載の小型湯たんぽ。
- 湯たんぽ本体は、注湯口を有するその上面の一部に凹凸のない平坦部を形成し、その平坦部に、文字、図柄その他より成る表示をプリントした構成を有する請求項1記載の小型湯たんぽ。
- 湯たんぽ本体の上下2部材をその周縁部にて接続した巻き締め継手と、注湯口周囲の凹部に、カシメ加工により、湯たんぽ本体の上半分を覆うカバーを固定して成る請求項2記載の小型湯たんぽ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005092U JP3135403U (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 小型湯たんぽ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007005092U JP3135403U (ja) | 2007-07-03 | 2007-07-03 | 小型湯たんぽ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3135403U true JP3135403U (ja) | 2007-09-13 |
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ID=43285912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3135403U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016096930A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-30 | マルカ株式会社 | 湯たんぽ |
-
2007
- 2007-07-03 JP JP2007005092U patent/JP3135403U/ja not_active Expired - Fee Related
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