JP6345445B2 - 吹出板及び清浄空気吹出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、清浄した空気を室内に吹き出す吹出板及び清浄空気吹出装置に関する。
従来より、半導体工場、製薬工場、食品工場、あるいは医療施設等においてクリーンルームが設けられている。クリーンルームでは、クリーンルーム内の空気を吸引して、空調機及びエアフィルタを通って供給された清浄した空気をクリーンルームの天井に設けられた開口から吹き出す清浄空気吹出装置が設けられる。
清浄空気吹出装置の吹出口の構造として、例えば、吹出面が、部屋の側に突出した山型構造で、突出した頂部に設けられた多数の空気吹出孔と、山型構造の傾斜面に設けられた多数の空気吹出孔を持つ構造が知られている(特許文献1;図1)。
また、吹出面が、平面構造で吹出面に吹出面の外郭線に平行に延びる、外向きに空気を拡散させる羽根板付スリットを設けた吹出板が知られている(特許文献2)。
さらに、吹出板の外郭線(縁)に平行に延びた、外向きに空気を拡散させる羽根板付スリットと、この羽根板付スリットより吹出板の中央部に分布し、吹出板の面の法線方向に空気を吹き出す孔あるいは開口の群を備えた吹出板も知られている(特許文献3)。
特開2006−297359号公報 特開平1−203840号公報 特開2002−147832号公報
しかし、上述した特許文献1に開示される山型構造の清浄空気吹出装置は、気流を測定すると、気流が垂直方向(鉛直下方向)に強く、放射状に広がり難く、空気を部屋全体に放射状に拡散させることができないことがわかった。また、吹出口が山型構造で部屋の側に突出するので部屋を有効に活用できない。
また、上述した特許文献2に開示される羽根板付スリットを設けた吹出板では、羽根板付スリットにより放射状に気流が吹き出す構造のため、吹出板の面の法線方向(鉛直下方向)の気流が弱い。この結果として、放射状方向に流れる気流が吹出板の法線方向(鉛直下方向)で巻流を引き起こす。
特許文献3に開示される吹出板では、吹出板の長方形形状の面の対角線上に対して空気を供給する羽根板付スリットがなく、この対角線上に空気の流れが無いため、対角線上では巻流が生じ、空気を、吹出板の周りに放射方向に拡散することができない。また、中央部の孔あるいは開口の群とその周辺の羽根板付スリット領域は別々の金型で製作した後、溶接等で接合することから、製作時間がかかり加工費用が高くなる問題があった。
そこで、本発明は、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することが可能な吹出板及び清浄空気吹出装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、清浄した空気を室内に吹き出す矩形形状の吹出板である。前記吹出板は、
前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、前記矩形形状の縁に平行に延びる第1の吹出スリットと、空気の吹出方向を前記吹出板の面の法線向に対して傾斜した方向に誘導する、前記第1の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第1のスリット部が一群となって複数設けられた第1の吹出群と、
前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、前記矩形形状の縁に対して傾斜した方向に延びる第2の吹出スリットと、空気の吹出方向を前記吹出板の法線向に対して傾斜した方向に誘導する、前記第2の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第2のスリット部が一群となって複数設けられた第2の吹出群と、
前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、空気の吹出方向が前記吹出板の面の法線方向である吹出孔が複数設けられた第3の吹出群と、を有する。
前記第1の吹出群と前記第2の吹出群が、前記吹出板の中心の周りを囲むように設けられ
前記第1の吹出群において、前記第1の吹出スリットの形状及びサイズは、お互いに同じであり、
前記第2の吹出群において、前記第2の吹出スリットの形状及びサイズは、お互いに同じである。
前記第1の吹出群は、前記吹出板の中心に対して点対称な位置に複数設けられ、前記第2の吹出群は、前記吹出板の中心に対して点対称な位置に複数設けられている、ことが好ましい。
前記第1の吹出群と前記第2の吹出群は、前記吹出板の中心の周りを囲むように交互に設けられていることが好ましい。
また、前記第3の吹出群は、前記第1の吹出群及び前記第2の吹出群に囲まれている、ことが好ましい。
前記第1の吹出スリットは、前記矩形形状の縁と直交する方向に列を成して複数設けられ、
前記第2の吹出スリットは、前記傾斜した方向と直交する方向に列を成して複数設けられている、ことが好ましい。
前記第1の吹出スリットは、前記矩形形状の縁に添って列を成して複数設けられ、
前記第2の吹出スリットは、前記矩形形状の縁に対して前記傾斜した方向に列を成して複数設けられている、ことが好ましい。
本発明の他の一態様は、清浄空気吹出装置である。前記清浄空気吹出装置は、
空気が通る、ダクトと接続されたケーシングと、
供給された空気を清浄するためにケーシング内に設けられたエアフィルターユニットと、
前記ケーシングの開口に設けられ、前記エアフィルターユニットで清浄した空気を部屋内に吹き出す、前記吹出板と、を有する。
上述の吹出板及び清浄空気吹出装置によれば、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
本実施形態の清浄空気吹出装置の施工断面図である。 (a)は、第1実施形態の吹出板の空気の吹出側から見た図であり、(b)は、第1実施形態の吹出板の一部の切断面の図である。 第2実施形態である吹出板の空気の吹出側から見た図である。 第3実施形態である吹出板の空気の吹出側から見た図である。 第4実施形態である吹出板の空気の吹出側から見た図である。 (a)及び(b)は、吹出板寸法と計測位置を説明する図である。 (a)及び(b)は第1実施形態の気流の計測結果の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、第4実施形態の気流の計測結果を示す図である。 (a)及び(b)は、従来例の気流の計測結果を示す図である。
以下、本発明の吹出板及び清浄空気吹出装置について詳細に説明する。
(清浄空気吹出装置)
図1は、本実施形態の清浄空気吹出装置(以降、単に装置という)10の施工断面図である。装置10は、ケーシング12と、エアフィルターユニット18と、吹出板40を、主に有する。装置10は、いわゆるクリーンルームの天井に設けられ、清浄した空気をクリーンルーム内に流速が略一定の気流を放射状に吹出て空気を拡散させる。
ケーシング12は、空気を導入する導入口12aと、導入した空気を排出する開口12bとを有する。導入口12aは、図示されない空調機(あるいは送風機)に接続されたダクト14と接続され、空調機(あるいは送風機)から出力される空気をケーシング12内に導入し、ケーシング12内に空気が通り。
エアフィルターユニット18は、供給された空気を清浄するために、すなわち空気中の微粒子を濾過するために、中性能フィルタ及び高性能フィルタ(HEPAフィルタ、ULPAフィルタ)を含む。
吹出板40は、ケーシング12の開口12bに設けられ、清浄した空気を、流速が略一定の気流として、空気を吹出側の面の法線方向及び放射方向に吹き出すための吹出スリット、及び吹出板40の吹出側の面の法線方向に空気を吹き出す吹出孔が多数設けられている。この点は、後述する。
エアフィルターユニット18は、ケーシング12内に固定されたフィルタ取付枠16に、図示されないスタッドボルト等で、ケーシング12に固定されてケーシング12内に内蔵されている。ケーシング12の開口12b側の周端部には外側に折り返して形成された折返部20が設けられ、この折返部20は天井Cに圧着固定されている。これにより、装置110は天井Cに固定されている。折返部20の端には吹出板40が図示されないボルト等で圧着固定されている。
以下、第1実施形態〜第4実施形態の吹出板40を説明する。各実施形態のいずれも以下の内容を備える。すなわち、吹出板40は、複数の第1の吹出群と、複数の第2の吹出群と、第3の吹出群と、を有する。
第1の吹出群は、矩形形状の吹出板40の吹出側の面上に設けられ、矩形形状の縁に平行に延びる第1の吹出スリットと、空気の吹出方向を吹出板40の面の法線方向に対して傾斜した方向に誘導する、第1の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第1のスリット部の一群である。
第2の吹出群は、吹出板40の吹出側の面上に設けられ、矩形形状の縁に対して傾斜した方向に延びる第2の吹出スリットと、空気の吹出方向を吹出板40の法線方向に対して傾斜した方向に誘導する、第2の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第2のスリット部の一群である。
第3の吹出群は、吹出板40の吹出側の面上に設けられ、空気の吹出方向が前記吹出板の面の法線方向である吹出孔が複数設けられた群である。
そして、第1の吹出群と第2の吹出群が、吹出板40の中心の周りを囲むように複数設けられている。
このように第1の吹出群と第2の吹出群が、吹出板40の中心の周りを囲むように複数設けられているため、空気を、吹出板40の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
(第1実施形態)
図2(a)は、第1実施形態の吹出板40の空気の吹出側から見た図であり、図2(b)は、第1実施形態の吹出板40の一部の切断面の図である。
吹出板40は、清浄した空気をクリーンルーム等の部屋内に吹き出す矩形形状の板であり、空気の吹出側の面に、複数の第1の吹出群42、複数の第2の吹出群44、及び第3の吹出群48を備えている。
図2(a)では、実施形態の理解のために、吹出孔49の大きさを、第1の吹出群42の第1の吹出スリット43及び第2の吹出群44の第2の吹出スリット45の大きさに比べて誇張して大きく示している。
第1の吹出群42は、第1の吹出スリット43と、吹出ガイド46を有する第1のスリット部の一群をいう。第1の吹出スリット43は、吹出板40の吹出側の面上に設けられ、矩形形状の板の縁に平行に延びている。吹出ガイド46は、空気の吹出方向を吹出板40の面の法線方向に対して傾斜した方向に誘導する、各第1の吹出スリット43に対応して設けられている。
第2の吹出群44は、第2の吹出スリット45と、吹出ガイド46を有する第2のスリット部の一群をいう。第2の吹出スリット45は、吹出板40の吹出側の面上に設けられ、吹出板40の矩形形状の縁に対して傾斜した方向(0度より大きく90度より小さい)に延びている。吹出ガイド46は、空気の吹出方向を吹出板40の法線方向に対して傾斜した方向に誘導する、各第2の吹出スリット45に対応して設けられている。吹出ガイド46の傾斜方向は、空気の吹出方向が、吹出板40の中心Oからみて放射方向外側に向くように設定されている。吹出ガイド46は、吹出板40の空気を吹き出す面と同じ材質で構成されている。
吹出板40では、第1の吹出群42と第2の吹出群44が、吹出板40の中心の周りを囲むように複数設けられている。図2(a)に示す形態では、矩形形状の4辺の各縁の中央領域に第1の吹出群42が設けられ、上記各縁の両側の端に近い端部領域に、第2の吹出群44が設けられている。
第3の吹出群48は、吹出板40の吹出側の面上に設けられ、空気の吹出方向が吹出板40の面の法線方向である吹出孔49が複数設けられた孔の群である。吹出孔49の形状は、特に制限されないが、図2(a)に示されるように、円形状であることが空気を放射状に拡散する点で好ましい。吹出板40は、例えば、吹出孔49を有するパンチングメタルを用いて構成される。第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44により、その周りが囲まれるように配置されている。第1の吹出群42と第2の吹出群44が、吹出板40の中心Oの周りを囲むように複数設けられている。このような吹出板40の構成により、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
第1の吹出群42及び第2の吹出群44のそれぞれは、吹出板40の中心O(吹出板40の吹出側の面の図心)に対して点対称な位置に設けられていることが、空気の流れを放射方向に均一にする点から好ましい。
また、第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように交互に設けられていることが、空気を中心Oの周りに放射方向に拡散する点で好ましい。
第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44に囲まれていることが、空気を、吹出板40の面の法線方向、及び吹出板40の周りに放射方向に拡散する点で好ましい。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部、及び第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、第3の吹出群48の吹出孔49と同じ形状の貫通孔が設けられた孔付ガイドであることが好ましい。孔付ガイドの貫通孔を通して、スリットから吹出板40の面の法線方向に空気が吹き出し、かつ吹出ガイド46の傾斜に導かれて吹出板40の周りに放射方向に空気を吹き出すことができる。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部と、第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、貫通孔が設けられていない孔無しガイドであってもよい。このとき、第1の吹出群42及び第2の吹出群44の中の孔無しガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域と、第3の吹出群48の配置領域との間に、孔付ガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域があることが好ましい。これにより、吹出板40の中心Oを含む中央領域では、吹出板40の面の法線方向に空気が吹き出し、中央領域の周りでは、孔付ガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部により、空気が、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散し、さらに、孔無しガイドにより、空気が吹出板40の周りに放射方向に拡散することができる。
また、第1の吹出群42の複数の第1の吹出スリット43のサイズは互いに同じであり、第2の吹出群44の複数の吹出スリット45のサイズも互いに同じであることが、第1の吹出群42の中で、第2の吹出群44の中で、吹き出す空気の量を均一にする点から好ましい。吹出スリットのサイズとは、吹出スリットの延在方向と延在方向に直交する方向の寸法である。
図2(a)に示す形態では、第1の吹出群42の吹出スリット43と第2の吹出群44の第2の吹出スリット45の形状は、吹出板40の中心Oから外側に向く辺が長辺となる台形形状であるが、矩形形状であってもよく、吹出スリットの形状は、延在方向があれば、特に制限されない。
本実施形態では、第1の吹出群42の第1の吹出スリット43の延在方向の縁に対する傾斜角度φ(図2参照)は、45度であるが、傾斜角度φは、30〜60度の範囲内の一定の値であることが、矩形形状の中心Oから矩形形状の互いに直交する2つの縁の角の方向に均一な気流を形成する点から好ましく、上記傾斜角度φを42〜48度とすることがより好ましい。このように、第1実施形態では、吹出板40の吹出側の面に、第1のスリット部と第2のスリット部が複数設けられているので、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。また、吹出ガイド46の立設角度θ(図3参照)は、30〜60度であることが好ましい。また、吹出ガイド46は、吹出スリットの延在方向に延びる縁から、清浄の空気の吹出方向と反対側の方向に、吹出板40の法線方向に対して傾斜して延びた板であり、吹出スリット46の開口を正面にみたとき、吹出ガイド46を形成する板は、開口の面積に対して60〜80%開口を覆っていることが、空気の流れを阻害せず、空気の流れを吹出板40の法線方向に対して傾斜した方向に吹き出す点で好ましい。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態である吹出板40の空気の吹出側から見た図である。図3に示す実施形態においても、第1の吹出スリット43を有する第1の吹出群42、第2の吹出スリット45を有する第2の吹出群44、及び、吹出孔49を有する第3の吹出群48を有する。さらに、第1の吹出群42と第2の吹出群44が、吹出板40の中心Oの周りを囲むように複数設けられている。第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44に囲まれている。なお、第1実施形態と同じ構成のものは同符号を用いて記載しているので、その構成及び作用の説明は省略する。第2実施形態は、図2(a)に示す第1実施形態に対して、第3の吹出群48の占有する面積と第1の吹出群42の占有する面積との比率、及び、第3の吹出群48の占有する面積と第2の吹出群42の占有する面積との比率がそれぞれ異なる点である。第2実施形態では、第3の吹出群48の占有する面積が、図2(a)に示す第1実施形態に比べて大きい。この場合、第1の吹出群42及び第2の吹出群44から吹き出す空気の量と、第3の吹出群48から吹き出す空気の量の割合は、図2(a)に示す実施形態と異なるが、巻流が生じない空気の流れを放射状に形成することができる点で、上述の第1実施形態と同じである。すなわち、第2実施形態は、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
第2実施形態においても、第1の吹出群42及び第2の吹出群44のそれぞれは、吹出板40の中心O(吹出板40の吹出側の面の図心)に対して点対称な位置に設けられていることが好ましい。
また、第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように交互に設けられていることが好ましい。
第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44に囲まれていることが好ましい。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部、及び第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、第3の吹出群48の吹出孔49と同じ形状の貫通孔が設けられた孔付ガイドであることが好ましい。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部と、第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、貫通孔が設けられていない孔無しガイドであり、このとき、第1の吹出群42及び第2の吹出群44の中の孔無しガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域と、第3の吹出群48の配置領域との間に、孔付ガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域があることが好ましい。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態である吹出板40の空気の吹出側から見た図である。図4に示す第3実施形態では、第1の吹出スリット43を有する第1の吹出群42と、第2の吹出スリット45を有する第2の吹出群44、及び、吹出孔49を有する第3の吹出群48を有する。
第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように設けられている。具体的には、第1の吹出群42と第2の吹出群44により、中心Oの周りに4列円弧に沿って中心Oを囲む第1の吹出スリット43、第2の吹出スリット45が設けられている。第1の吹出群42は、吹出板40の一縁(図4に示す例では上側の縁)に平行に延びる吹出スリット42がこの縁に直交する方向に沿って4列配されている群である。第2の吹出群43は、第1の吹出群42を挟むように円弧に沿って設けられている。すなわち、第2の吹出群44が、吹出板40の中心Oの周りを囲むように円弧状に配置されている。第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44に囲まれている。第1の吹出群42及び第2の吹出群44の第1の吹出スリット43及び第2の吹出スリット45によって囲まれる円形状の領域には、第3の吹き出群48が設けられている。なお、第1実施形態と同じ構成のものは同符号を用いて記載しているので、その構成及び作用の説明は省略する。第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
第3の実施形態においても、第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように交互に設けられていることが好ましい。
第3の吹出群48は、第1の吹出群42及び第2の吹出群44に囲まれていることが好ましい。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部、及び第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、第3の吹出群48の吹出孔49と同じ形状の貫通孔が設けられた孔付ガイドであることが好ましい。
また、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部と、第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、貫通孔が設けられていない孔無しガイドであり、このとき、第1の吹出群42及び第2の吹出群44の中の孔無しガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域と、第3の吹出群48の配置領域との間に、孔付ガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域があることが好ましい。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態の吹出板40の空気の吹出側から見た図である。吹出板40は、第1の吹出群42と、第2の吹出群44と、第3の吹出群48と、を有する。
第1の吹出群42、第2の吹出群44、及び第3の吹出群48の構成は第1実施形態の第1の吹出群42、第2の吹出群44、及び第3の吹出群48の構成と同じであるので、その構成と作用の説明は省略する。第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように設けられている。第4実施形態では、第3の吹出群48は、第1の吹出群42と第2の吹出群44により囲まれておらず、第3の吹出群48を構成する吹出孔48は、吹出板40の吹出側の面全体に一定の間隔で設けられている。また、第4実施形態では、第1の吹出群42の全ての第1のスリット部、及び第2の吹出群44の全ての第2のスリット部における吹出ガイド46は、第3の吹出群48の吹出孔49と同じ形状の貫通孔が設けられた孔付ガイドである。第1のスリット部、及び第2のスリット部の周りの吹出側の面には、吹出孔49が設けられている。
このような形態であるので、吹出スリットから吹き出る空気は、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の面に対して傾斜した方向に向く。また、第1の吹出群42及び第2の吹出群44は中心Oから放射状に配置されているので、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができる。
第4実施形態の吹出板40は、例えば、貫通孔が多数設けられているパンチングメタルから作製することができる。この場合、パンチングメタルの各貫通孔が吹出孔49となり、ガイド貫通孔となる。パンチングメタルに対して、切り込みを入れてできる片を折り曲げることにより第1の吹出スリット43及び第2の吹出スリット45、さらには吹出ガイド部46を作製することができる。
第4の実施形態においても、第1の吹出群42及び第2の吹出群44のそれぞれは、吹出板40の中心O(吹出板40の吹出側の面の図心)に対して点対称な位置に設けられていることが好ましい。
また、第1の吹出群42と第2の吹出群44は、吹出板40の中心Oの周りを囲むように交互に設けられていることが好ましい。
なお、第1の吹出群42の全ての第1のスリット部、及び第2の吹出群44の全ての第2のスリット部における吹出ガイド46は、孔付ガイドであるが、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部、及び第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46が孔付ガイドであってもよい。この場合、第1の吹出群42の少なくとも一部の第1のスリット部と、第2の吹出群44の少なくとも一部の第2のスリット部における吹出ガイド46は、貫通孔が設けられていない孔無しガイドであることが好ましい。このとき、第1の吹出群42及び第2の吹出群44の中の孔無しガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域は、孔付ガイドを有する第1のスリット部及び第2のスリット部の配置領域に比べて中心Oから遠い位置にあることが、空気を、吹出板40の周りに放射方向に拡散する点で好ましい。
(実験例)
本実施形態の吹出板40の効果を確認するために、図1に示す清浄空気吹出装置10を用いて、吹き出された空気の風速分布を以下の方法で計測した。
図6(a)及び(b)は、吹出板の寸法と計測位置を説明する図である。吹出板は正方形形状とし、L1=L2=760mmとした。図6(a)に示すように、中心OからX方向及びY方向に中心O以外に5箇所の位置(M1〜M10)を計測位置として定め、吹出板の面の法線方向下方向(高さ方向)において、吹出板の面からの距離L3〜L7における位置を計測位置として定めた。
位置M1は100mm、位置M2は200mm、位置M3は350mm、位置M4は450mm、位置M5は550mm、位置M6は100mm、位置M7は200mm、位置M8は350mm、位置M9は400mm、位置M10は550mm、それぞれ中心OからX方向に沿って離れた位置である。また、吹出板の面からの距離L3は100mm、距離L4は200mm、距離L5は300mm、距離L6は600mm、距離L9は900mmである。
吹出板から距離L3〜L7離れた位置、すなわち合計5箇所の位置において、X方向における6箇所の位置(中心Oを含む)及びY方向における5箇所の位置のそれぞれを計測した。したがって、1つの吹出板において、55箇所(=5×(6+5))の位置で風速を計測した。各位置での風速の計測は熱線風速計を用いた。
なお、吹出板の吹出スリット及び吹出孔の開口面積の、吹出板の吹出側の面全体の面積に対する比率が略揃うように吹出スリット及び吹出孔の大きさ等を調整した。
計測した風速は、風速0.5(m/秒)より大きい、風速0.1(m/秒)より大きく0.5(m/秒)以下、風速0.1(m/秒)以下の3段階で区分けした。図7(a),(b)は、図2に示す第1実施形態の風速の計測結果の一例を示す図である。図8(a),(b)は、第4実施形態の風速の計測結果を示す図であり、図9(a),(b)は、従来例(特許文献1の山型構造の吹出板の頂部及び傾斜面に、円形状の吹出孔が設けられた形態)の風速の計測結果を示す図である。ここで、図7(a),(b)、図8(a),(b)、及び図9(a),(b)における各計測位置の表示については、図7(a)に示す風速の凡例を共通にしている。これより、図2に示す第1実施形態及び、図5に示す第4実施形態では、従来例に比べて空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することがわかる。
このような風速の結果を以下の方法でまとめた。すなわち、吹出板の面の法線方向への吹出の評価を、レベルA〜Dの4段階で行った。X方向の中心Oの位置と位置M1と位置M2において、吹出板の面から距離L3〜L7離れたすべての位置で風速が0.5(m/秒)より大きい場合レベルAとし、すべての位置で風速が0.1(m/秒)以上であって、0.5(m/秒)より大きい位置が一部ある場合レベルBとし、すべての位置で風速が0.1(m/秒)より大きく0.5(m/秒)以下である場合をレベルCとし、風速が0.1(m/秒)以下である位置がある場合レベルDとした。
また、X方向及びY方向(放射方向)への吹出の評価を、レベルA,B,Dの3段階で行った。具体的には、位置M3及び位置M8で、吹出板の面から距離L3〜L7離れた位置において、風速0.5(m/秒)より大きい位置がある場合をレベルAとし、風速0.5(m/秒)より大きい位置がなく、風速0.1(m/秒)より大きく風速0.5(m/秒)以下の位置がある場合をレベルBとし、すべての位置で風速0.1(m/秒)以下である場合をレベルDとした。
総合評価は、法線方向、X方向、及びY方向のすべての評価でレベルAの場合レベルAとし、法線方向、X方向、及びY方向の評価にレベルDがなく少なくとも1つレベルBがある場合をレベルBとし、法線方向、X方向、及びY方向の評価にレベルDがなく少なくとも1つレベルCがある場合をレベルCとした。
下記表1には、吹出板の形態とその評価結果を示している。
Figure 0006345445
このように、第1の吹出群42及び第2の吹出群44が吹出板40の中心Oの周りを囲むように設けられている第1実施形態、第3実施形態、及び第4実施形態は、従来例対比、空気を、吹出板の面の法線方向、及び吹出板の周りに放射方向に拡散することができることがわかる。
以上、本発明の吹出板及び清浄空気吹出装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 清浄空気吹出装置
12 ケーシング
12a 導入口
12b 開口
14 ダクト
16 フィルタ取付枠
18 エアフィルターユニット
20 折返部
40 吹出板
42 第1の吹出群
43 第1の吹出スリット
44 第2の吹出群
45 第2の吹出スリット
46 吹出ガイド
48 第3の吹出群
49 吹出孔

Claims (7)

  1. 清浄した空気を室内に吹き出す矩形形状の吹出板であって、
    前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、前記矩形形状の縁に平行に延びる第1の吹出スリットと、空気の吹出方向を前記吹出板の面の法線向に対して傾斜した方向に誘導する、前記第1の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第1のスリット部が一群となって複数設けられた第1の吹出群と、
    前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、前記矩形形状の縁に対して傾斜した方向に延びる第2の吹出スリットと、空気の吹出方向を前記吹出板の法線向に対して傾斜した方向に誘導する、前記第2の吹出スリットに対応して設けられた吹出ガイドと、を有する第2のスリット部が一群となって複数設けられた第2の吹出群と、
    前記吹出板の吹出側の面上に設けられ、空気の吹出方向が前記吹出板の面の法線方向である吹出孔が複数設けられた第3の吹出群と、を有し、
    前記第1の吹出群と前記第2の吹出群が、前記吹出板の中心の周りを囲むように設けられ
    前記第1の吹出群において、前記第1の吹出スリットの形状及びサイズは、お互いに同じであり、
    前記第2の吹出群において、前記第2の吹出スリットの形状及びサイズは、お互いに同じである、ことを特徴とする吹出板。
  2. 前記第1の吹出群は、前記吹出板の中心に対して点対称な位置に複数設けられ、前記第2の吹出群は、前記吹出板の中心に対して点対称な位置に複数設けられている、請求項1に記載の吹出板。
  3. 前記第1の吹出群と前記第2の吹出群は、前記吹出板の中心の周りを囲むように交互に設けられている、請求項1または2に記載の吹出板。
  4. 前記第3の吹出群は、前記第1の吹出群及び前記第2の吹出群に囲まれている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吹出板。
  5. 前記第1の吹出スリットは、前記矩形形状の縁と直交する方向に列を成して複数設けられ、
    前記第2の吹出スリットは、前記傾斜した方向と直交する方向に列を成して複数設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吹出板。
  6. 前記第1の吹出スリットは、前記矩形形状の縁に添って列を成して複数設けられ、
    前記第2の吹出スリットは、前記矩形形状の縁に対して前記傾斜した方向に列を成して複数設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吹出板。
  7. 空気が通る、ダクトと接続されたケーシングと、
    供給された空気を清浄するためにケーシング内に設けられたエアフィルターユニットと、
    前記ケーシングの開口に設けられ、前記エアフィルターユニットで清浄した空気を部屋内に吹き出す、請求項1〜6のいずれか1項に記載の吹出板と、を有することを特徴とする清浄空気吹出装置。
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