JP6758992B2 - 室内機および空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機および空気調和機に関する。
特許文献1の要約書、図1等には、ロータの中心部に形成されたファン吸込み口に対し、ベルマウス吸込み口を経由して吸入される空気を案内するベルマウスを備えた遠心ファンであって、ベルマウスには、吸入空気をベルマウス吸込口に案内する気流ガイド部が、吸入側の表面に形成されている空気調和機が開示されている。
特開2009−24595号公報
室内機の筐体寸法は、過去と比較すると小さくなっており、限られたスペースにファンや熱交換器といった様々な部品を取り付けなければならない。室内機に取り込まれた空気は、空気中に含まれる埃等を取り除くためのフィルタを通過した後、遠心ファンへ吸い込まれる。フィルタは、それ自身の圧力損失低減や集塵能力の向上のために、空気が通過する面積をできる限り大きく取る必要があり、フィルタを四角形とすることで限られたスペース内でより大きな面積とすることがある。一方、遠心ファンの外径は、その周囲を取り囲むように配置された熱交換器との距離を、ある一定以上確保する必要がある。
このことから、フィルタの面積よりも遠心ファンの吸込み口面積の方が小さくなることがあり、四角形のフィルタを通過し、円形の遠心ファンに吸い込まれる。狭い室内機の内部では、フィルタから遠心ファンの吸込み口までの距離を十分に確保することが難しいため、室内機に取り込まれた空気を遠心ファンへスムーズに導入するためのベルマウスを取付けても、フィルタと遠心ファンの吸込み口の形状の差異によって、ベルマウスの周方向で気流が偏ったまま遠心ファンに吸い込まれてしまう。これによって、遠心ファンの効率が低下し、騒音が増加する。特許文献1では、ベルマウスの吸入側の表面に、吸入空気をベルマウス吸込口に案内する気流ガイド部を形成することで気流の偏りを抑制し、前述の問題を改善している。
ここで、近年の空気調和器の室内機では、据付後のメンテナンス性を考慮して、電気基盤を格納した電気品箱を遠心ファンの吸込口に設置する構成が増えてきている。しかしながら、電気品箱をベルマウスの吸込口に設置したときに発生する気流の乱れは、ベルマウスの表面に形成した気流ガイド部では、十分に抑制することができなかった。
そこで、本発明の室内機は、ベルマウスの吸込口に設置した電気品箱による気流の乱れを抑制し、遠心ファンの効率向上および騒音低減を実現する空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の室内機は、回転駆動力を発生させるモータと、該モータに取り付けられ、下方から吸い込んだ空気を周方向に吐き出す遠心ファンと、該遠心ファンへ気流をスムーズに導入するためのベルマウスと、該ベルマウスの上流側に取り付けられた電気品箱と、該電気品箱の側面に沿って長手方向端部から中央に向かって流れる気流を、前記ベルマウスの開口部の中央部側に導く整流部材と、を具備する。
本発明によれば、電気品箱による気流の乱れを抑制することで、遠心ファンへの吸込みの偏りを抑制し、遠心ファンの効率向上および騒音低減が可能となる。
空気調和機の室内機の斜視図である。 図1のA−A断面を示した図である。 図2のB−B断面を示した図である。 図3のC−C断面を示した図である。 図3のD−D断面を示した図である。 ベルマウス開口部と重ならない電気品箱を取り付けた構成を示した図である。 図6に示したE−E断面を示した図である。 実施例1の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例2の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例3の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例3の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例3の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例4の室内機の内部の構成を示した図である。 実施例5の室内機の内部の構成を示した図である。 図14に示したF−F断面における電気品箱と整流部材とベルマウスを示した図である。 実施例5の斜視図である。 実施例6の室内機の内部の構成を示した図である。 図17に示したG−G断面における電気品箱と整流部材とベルマウスを示した図である。 実施例6の斜視図である。
まず、図1から図7を用いて、従来の空気調和機の室内機を説明する。
図1は、従来の空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。室内機は、図示しない室外機と冷媒配管を介して接続され、空気調和機を構成する。室外機には圧縮機が内蔵されており、この圧縮機により冷媒が圧縮され、冷媒配管内を循環することにより、冷凍サイクルが形成される。
図1に示すように、室内機は、天井内に配置される筐体1と、筐体1の室内側に取り付けられるパネル2と、を備えている。パネル2には、空気を取り入れるグリル3と、グリル3から吸い込まれた空気を室内に吹出すための吹出し口4が4箇所設けられている。吹出し口4にはそれぞれ、ルーバー5が取り付けられており、これで空気の吹出し方向を調整する。
図2は、図1のA−A断面を示した断面図である。室内機の筐体1の内部には、回転駆動力を発生させるモータ40と、モータ40に取り付けられ、グリル3とフィルタ8とベルマウス9を介して下方から吸い込んだ空気を周方向に吐き出す遠心ファン6と、遠心ファン6の送風方向に遠心ファン6を取り囲むように配置された熱交換器7と、が配置されている。遠心ファン6によって送風された空気は、熱交換器7を通過し、吹出し口から室内に送風される。冷房運転時、熱交換器7に結露した水は、室内に落下しないようドレンパン41に溜められる。ドレンパン41に水が一定量溜まると、図示しないドレンポンプによって水を室外へ排出する。なお、以下では、遠心ファン6による空気の流れを気流50と称し、遠心ファンの回転の軸となる直線を回転軸Zと称する。
まず、従来の室内機の第一の態様における流れ場の詳細を図3から図5を用いて説明する。この室内機は、電気品箱10が比較的大きく、電気品箱10とベルマウス開口部91が重なる位置関係にあるものである。
図3は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9と電気品箱10のみを示してある。ここに示すように、フィルタ8を通過する気流50のうち、電気品箱10下部のフィルタ8を通過した気流51は、電気品箱10の左右端部から、電気品箱10の側面に沿って渦を巻きながら電気品箱10の中央に向かい、中央付近で他端から来た気流51と衝突し方向を変え、遠心ファン6へ流れ込む。すなわち、電気品箱10をベルマウス9の吸込口に設けたことよって、気流51に大きな乱れが生じている。
図4は、図3のC−C断面を示した断面図である。ここに示すように、電気品箱10の端部では、気流51の大部分が、電気品箱10によって剥離し、渦を巻きながら電気品箱10の側面を中央に向けて移動する。なお、気流51の一部はC−C断面近傍から遠心ファン6に直接吸い込まれるが、その割合は僅かであるので、図4での図示は省略した。
図5は、図3のD−D断面を示した断面図である。ここに示すように、電気品箱10の中央でも電気品箱10の側面には、気流51の剥離による渦が生じている。これに加えて、電気品箱10の中央では、電気品箱10の長手方向端部から流れ込む気流51同士の衝突および気流51の剥離により、複雑な流れ場が生じている。その結果、電気品箱10の中央付近の速度、圧力は、周囲に比べて低下することで、ベルマウス開口部91の周方向に不均一な流れ場が生じ、遠心ファン6の効率が低下する要因となっている。
次に、従来の室内機の第二の態様における流れ場の詳細を図6、図7を用いて説明する。この室内機は、電気品箱10が比較的小さく、電気品箱10とベルマウス開口部91が重ならない位置関係にあるものである。
図3〜5に示した流れ場は、電気品箱10とベルマウス開口部91が重なる構成によるものであるが、図6に示すように、電気品箱10とベルマウス開口部91が重ならない構成であっても、電気品箱10の長手方向端部から中央に向かう気流51が生じ、図3で説明したと同様の理由で気流51に大きな乱れが生じる。
図7は、図6に示したE−E断面を示した図である。ここに示すように、電気品箱10とベルマウス開口部91が重ならない構成であっても、図5で示した流れ場同様、電気品箱10の中央では、電気品箱11の長手方向端部から流れ込む気流51同士の衝突および気流51の剥離により、複雑な流れ場が生じる。
すなわち、ベルマウス9の吸込み側に電気品箱10を取付けた構成である限り、電気品箱10とベルマウス開口部91の位置関係によらず、同様の流れ場が生じるため、電気品箱10を小さくすることでは、電気品箱10設置に起因する気流51の乱れの発生を抑制することができない。
以下では、この問題を解決する構成として本発明の実施例を、室内機の特徴部分を中心に説明する。
図8は、実施例1の室内機の内部の構成を示した図であり、電気品箱10が設置された高さにおける室内機の平面図である。なお、図1から図7の説明と共通する点は説明を省略する。
図8は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9、電気品箱10、整流板20のみを抽出して示している。ここに示すように、本実施例では、先端を回転軸Zに向けた、ベルマウス開口部91の外周に到達する長さの一平面で構成した整流板20を、電気品箱10の側面の二箇所に取り付けている。これら二枚の整流板20によって、電気品箱10の両端から流入する気流51をベルマウス開口部91の中心に向けてガイドすることで、気流51が電気品箱10から剥離することによる乱流の発生、および、左右端部から流入した気流51が中央部で衝突することによる乱流の発生を防止し、遠心ファン6まで気流51をスムーズに導入している。これにより、遠心ファン6の効率向上と騒音低減を実現することができる。
ここで、整流板20の高さは電気品箱10と同等であることが望ましいが、それよりも低くする場合は整流板20をベルマウス9側に寄せて配置するのが望ましい。
なお、整流板20の断面形状を、図8と異なる形状としても良い。
例えば、図8では整流板20の長さをベルマウス開口部91の外周に到達する長さとしたが、これよりも長くし、ベルマウス開口部91内まで延伸した長さとしても良い。この場合、気流51をより正確に回転軸Zに向けることができるので、整流効果をより高めることができる。
また、例えば、図8では整流板20の向きを回転軸Zに向く方向としたが、電気品箱10の側面に対し垂直の向きとしても良い。この場合、整流効果は図8に劣るものの、取り付け構造が簡易になるとともに取付け作業が容易になるので、製造コストの低減、製造作業効率の向上を図ることができる。
さらに、例えば、図8では整流板20を平面で構成したが、曲面で構成しても良い。この場合、電気品箱10の側面を流れる気流51の向きをよりスムーズに変化させることができるので、気流の乱れをより小さくすることができる。なお、曲面で構成した整流板20の長さは、ベルマウス開口部91に到達する長さであっても良いし、それより長くても良い。また、整流板20の根元だけを曲面とし、先端を平面とする構成としても良い。
さらに、例えば、図8の整流板20は一枚の平面で構成したが、複数枚の平面を組み合わせて構成しても良い。この場合、電気品箱10の側面を流れる気流51の向きをよりスムーズに変化させることができるので、気流の乱れをより小さくすることができる。
以上で説明した本実施例の構成よれば、電気品箱による気流の乱れを抑制することで、遠心ファンへの吸込みの偏りを抑制し、遠心ファンの効率向上および騒音低減を図ることができる。
以上の実施例では、遠心ファン6と、ベルマウス9と、ベルマウス9とフィルタ8の間に設けられた電気品箱10を備えた室内機を対象として説明したが、遠心ファン6とベルマウス9とが配置され、ベルマウス9とフィルタ8の間に電気品箱10がなくても、電気品箱10と同様の形状のものの端部から中央部へ向かう気流51が生じ、それによってベルマウス開口部91における不均一な流れ場が生じ、遠心ファン6の効率が低下する構造となっている室内機であれば、本発明の適用が可能である。
また、整流部材を電気品箱10やベルマウス9と別部材とする必要はなく、どちらか一つ、又はその両方と一体成型されていても構わない。
図9は、実施例2の室内機の内部の構成を示した図である。実施例1では電気品箱10の側面に整流板20を設けたが、本実施例では整流板20に代え多角柱からなる整流部材21を用いるものである。なお、実施例1と共通する点は説明を省略する。
図9は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9、電気品箱10、整流部材21のみを抽出して示している。ここに示すように、本実施例では、先端を回転軸Zに向けた、ベルマウス開口部91の外周に到達する長さの斜面を持つ三角柱状の整流部材21を、電気品箱10の側面の二箇所に取り付けている。これら二個の整流部材21によって、電気品箱10の両端から流入する気流51をベルマウス開口部91の中心に向けてガイドすることで、気流51が電気品箱10から剥離することによる乱流の発生、および、左右端部から流入した気流51が中央部で衝突することによる乱流の発生を防止し、遠心ファン6まで気流51をスムーズに導入している。
ここで、整流部材21の高さは電気品箱10と同等であることが望ましいが、それよりも低くする場合は整流部材21をベルマウス9側に寄せて配置するのが望ましい。
また、本実施例では、三角柱状の整流部材21を用いているため、実施例1とは異なり気流51が整流板20の裏側に回り込み、渦が発生することがない。すなわち、本実施例の整流部材21を用いることで、整流板20を用いた場合よりもさらに乱流の発生を抑制できる。
ここで、本実施例の整流部材21は内部を空洞としても良く、その空洞にサーミスタなどの温度センサを配置しても良い。ここにサーミスタを配置することで、気流50または気流51の影響を受けることなく、観測対象温度を正確に測定することができる。
なお、整流部材21の断面形状を、図9と異なる断面形状としても良い。
例えば、図9の整流部材21では気流51をガイドするガイド面を平面としたが、曲面としても良い。この場合、電気品箱10の側面を流れる気流51の向きをよりスムーズに変化させることができるので、気流の乱れをより小さくすることができる。なお、曲面で構成したガイド面の長さは、ベルマウス開口部91に到達する長さであっても良いし、それより長くても良い。また、ガイド面の根元だけを曲面とし、先端を平面とする構成としても良い。
また、例えば、図9では整流部材21の断面を直角三角形状としたが、ガイド面でない面の形状は任意に設定することができ、二等辺三角形状としても良い。この場合、図9の構成に比べ、下流側面に沿う気流51の剥離を抑制できるため乱流の発生をより抑制することができるのに加え、製造工程で整流部材21を取り付ける際に取り付ける向きを間違えることがなくなるため生産効率が向上する効果もある。
以上で説明したように、整流部材21を用いる本実施例の構成によれば、実施例1を上回る、遠心ファン6の効率向上と騒音低減を実現することができる。
図10から図12は、実施例3の室内機の内部の構成を示した図である。上述した実施例では、同形状の整流板20または整流部材21を電気品箱10側面の左右二箇所に設けたが、本実施例では、整流板20または整流部材21を単数で、或いは、異なる形状のものを複数組み合わせて用いるものである。なお、上述した実施例と共通する点は説明を省略する。
図10は、電気品箱10側面の左側に整流部材21を設け、右側に整流板20を設けたものである。また、図11は、電気品箱10側面の左側に整流板20を設け、右側には整流板20等を設けないものである。さらに、図12は、電気品箱10側面の左側に二枚の整流板20を設け、右側にも二枚の整流板20を設けたものである。なお、図10において、整流板20と整流部材21の位置を入れ替えても良いし、図11において、整流板20に代え整流部材21を用いても良いし、右側にのみ整流板20または整流部材21を設ける構成としても良い。さらに、図12において、整流板20に代え整流部材21を用いる構成としても良い。
このように、室内機内部の構造、製造方法、コスト、整流部材にサーミスタを組み込むか等を踏まえて選択した図10から図12の構造によっても、実施例1、2で説明したと同様の効果を得ることができる。
なお、図12では、電気品箱10の長手方向に整流板を複数取り付けることで、電気品箱10の長手方向端部からの気流51だけでなく、長手方向端部よりも中央寄りからの気流52もベルマウス開口部91の中央部側へ導くことができるため、ベルマウス開口部91における流れ場をより効率よく均一化できる。
図13は、実施例4の室内機の内部の構成を示した図である。上述した実施例では、左右の気流51をガイドする整流板20または整流部材21を別々に設けていたが、本実施例では、一つの整流部材22で左右両方の気流51を整流するものである。なお、上述した実施例と共通する点は説明を省略する。
図13は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9、電気品箱10、整流部材22のみを抽出して示している。ここに示すように、本実施例では、先端を回転軸Zに向けた、ベルマウス開口部91に到達する長さの斜面を持つ、幅広の台形柱状の整流部材22を、電気品箱10の側面に取り付けている。この整流部材22によって、電気品箱10の両端から流入する気流51をベルマウス開口部91の中心に向けてガイドすることで、気流51が電気品箱10から剥離することによる乱流の発生、および、左右端部から流入した気流51が中央部で衝突することによる乱流の発生を防止し、遠心ファン6まで気流51をスムーズに導入している。
以上で説明した整流部材22によれば、実施例1の整流板20と異なり、気流51が整流部材22のガイド面の裏側に回り込むことがないので、整流板20の背面で乱流が発生することがない。また、整流部材22を一つ取り付けるだけで、上述した整流板20、整流部材21を二つ取り付けたと同様の効果を得ることができるので、製造時の作業効率を大幅に向上させることができる。
なお、図13では、整流部材22のガイド面を一枚の平面で構成したが、ガイド面を曲面で構成したり、複数の平面を組み合わせて構成しても、同様の効果を得ることができる。
図14から図16は、実施例5の室内機の内部の構成を示した図である。上述した実施例では、整流板20、整流部材21、整流部材22のガイド面を、回転軸Zと平行に配置したが、本実施例は整流板23のガイド面を回転軸Zに対して傾けて配置したものである。なお、上述した実施例と共通する点は説明を省略する。
図14は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9、電気品箱10、整流板23のみを抽出して示している。ここに示すように、本実施例では、先端を回転軸Zに向けた、ベルマウス開口部91内に延伸する長さの一平面で構成した整流板23を、電気品箱10の側面の二箇所に取り付けている。
また、図15は、図14に示したF−F断面から電気品箱10や整流板23等を見た図であり、図16は、本実施例の電気品箱10および整流板23を下方から見上げた斜視図である。これらの図面で示すように、整流板23を、回転軸Zに対して傾けて取り付けることで、気流51をベルマウス開口部91の中央部側へ導くだけでなく、遠心ファン6に向かうよう上方向へ曲げることができる。
これら二枚の整流板23によって、電気品箱10の両端から流入する気流51をベルマウス開口部91の中心に向けて、かつ、上方に向けてガイドすることで、気流51が電気品箱10から剥離することによる乱流の発生、および、左右端部から流入した気流51が中央部で衝突することによる乱流の発生を防止し、遠心ファン6まで気流51をスムーズに導入している。なお、図14において、気流51のうち破線で示す部分は、ベルマウス9等を見上げたときに整流板23の上方に位置することを示している。
なお、本実施例においても、整流板23の形状は、図14から図16に示したものに限定されず、上述した実施例で説明したように、曲面あるいは、複数の平面を組み合わせたものとしても良い。
図17から図19は、実施例6の室内機の内部の構成を示した図である。実施例5では、根元辺と先端辺が平行な整流板23を回転軸Zに対して傾けて配置したが、本実施例は根元辺に対して先端辺が傾いた整流板24を、根元辺と回転軸Zが平行になるように配置したものである。なお、上述した実施例と共通する点は説明を省略する。
図17は、図2のB−B断面を見上げた平面図で、ベルマウス9、電気品箱10、整流板24のみを抽出して示している。ここに示すように、本実施例では、先端を回転軸Zに向けた、ベルマウス開口部91内に延伸する長さの一曲面で構成した整流板24を、電気品箱10の側面の二箇所に取り付けている。
また、図18は、図17に示したG−G断面から電気品箱10や整流板24等を見た図であり、図19は、本実施例の電気品箱10および整流板23を下方から見上げた斜視図である。これらの図面で示すように、整流板24は、下端24aと電気品箱10の側面がなす角度が大きく、上端24bと電気品箱10の側面がなす角度が小さくなるように、かつ、根元辺と回転軸Zが平行になるように、電気品箱10の側面に取り付けられている。このような構成によって、気流51をベルマウス開口部91の中央部側へ導くだけでなく、遠心ファン6に向かうよう上方向へ曲げることができる。
これら二枚の整流板24によって、電気品箱10の両端から流入する気流51をベルマウス開口部91の中心に向けて、かつ、上方に向けてガイドすることで、気流51が電気品箱10から剥離することによる乱流の発生、および、左右端部から流入した気流51が中央部で衝突することによる乱流の発生を防止し、遠心ファン6まで気流51をスムーズに導入している。なお、図17において、気流51のうち破線で示す部分は、ベルマウス9等を見上げたときに整流板24の上方に位置することを示している。
なお、本実施例においても、整流板24の形状は、図17から図19に示したものに限定されず、上述した実施例で説明したように、曲面あるいは、複数の平面を組み合わせたものとしても良い。
1 筐体、
2 パネル
3 グリル
4 吹出し口
5 ルーバー
6 遠心ファン
7 熱交換器
8 フィルタ
9 ベルマウス
91 ベルマウス開口部
10、11 電気品箱
50、51、52 気流
20、23、24 整流板
24a 整流板の上端
24b 整流板の下端
21、22 整流部材
40 モータ
41 ドレンパン
Z 回転軸

Claims (7)

  1. 回転駆動力を発生させるモータと、
    該モータに取り付けられ、下方から吸い込んだ空気を周方向に吐き出す遠心ファンと、
    該遠心ファンへ気流をスムーズに導入するためのベルマウスと、
    該ベルマウスの上流側に取り付けられた電気品箱と、
    該電気品箱の側面に沿って長手方向端部から中央に向かって流れる気流を、前記ベルマウスの開口部の中央部側に導く整流部材と、
    を具備し、
    前記整流部材は、前記電気品箱の前記開口部側の側面に取り付けられ、先端を前記遠心
    ファンの回転軸に向けたガイド面を有する整流板であることを特徴とする室内機。
  2. 回転駆動力を発生させるモータと、
    該モータに取り付けられ、下方から吸い込んだ空気を周方向に吐き出す遠心ファンと、
    該遠心ファンへ気流をスムーズに導入するためのベルマウスと、
    該ベルマウスの上流側に取り付けられた電気品箱と、
    該電気品箱の側面に沿って長手方向端部から中央に向かって流れる気流を、前記ベルマウスの開口部の中央部側に導く整流部材と、
    を具備し、
    前記整流部材は、前記電気品箱の前記開口部側の側面に取り付けられ、先端を前記遠心ファンの回転軸に向けたガイド面を有する多角柱であることを特徴とする室内機。
  3. 請求項または請求項に記載の室内機において、
    前記整流部材は、前記電気品箱の側面に単数または複数設けられていることを特徴とする室内機。
  4. 請求項または請求項に記載の室内機において、
    前記ガイド面は、一平面、複数平面、曲面、平面と曲面の組み合わせの何れかで構成されていることを特徴とする室内機。
  5. 請求項または請求項に記載の室内機において、
    前記整流部材は、前記遠心ファンの回転軸と平行に取り付けられていることを特徴とする室内機。
  6. 請求項または請求項に記載の室内機において、
    前記整流部材は、前記遠心ファンの回転軸に対して傾けて取り付けられていることを特徴とする室内機。
  7. 請求項または請求項に記載の室内機と、室外機と、が接続されて構成されることを特徴とする空気調和機。
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