JP6343016B2 - 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Description

本態様は、切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
金属などの被削材の切削加工に用いられる切削インサート(以下、単にインサートともいう)として、特表2010−523352(特許文献1)に記載の切削インサートが知られている。特許文献1に記載のインサートは、上面側の主切削刃から下面側の副切削刃に向かって延びる主逃げ面と、上面側の副切削刃から下面側の主切削刃に向かって延びる副逃げ面とを有している。主逃げ面は、上面側から下面側に向かうに従って貫通孔の中心軸から離れるように傾斜しており、副逃げ面は、上面側から下面側に向かうに従って貫通孔の中心軸に近づくように傾斜している。特許文献1に記載のインサートは、貫通孔に挿通されるボルト(ネジ)によって工具本体(ホルダ)に取り付けられる。このとき、側面における2つの主逃げ面が工具本体に当接する。
特許文献1に記載のインサートを用いて切削加工を行った場合には、切削に用いられる主切削刃及び副切削刃に対して上面側から下面側に向かうように力が加わる。そのため、この力に対する反作用として、工具本体に当接する2つの主逃げ面には下面側から上面側に向かうように力が加わり易い。
このとき、主逃げ面は、上面側から下面側に向かうに従って貫通孔の中心軸から離れるように傾斜していることから、インサートが被削材に向かってスライドし易くなる。そのため、ボルトが挿入される貫通孔に対して横向きにインサートがスライドし易くなるので、ボルトに大きな横向きの負荷、すなわち大きな剪断応力が加わる可能性がある。従って、インサートをホルダに安定して固定することが困難になる可能性がある。
本態様は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、安定してホルダに固定することが可能な切削インサートを提供するものである。
一態様に基づく切削インサートは、複数の辺部を有する上面と、複数の辺部を有する下面と、前記上面と前記下面との間に位置する側面と、前記上面における前記複数の辺部の一つに位置して、第1上切刃及び第2上切刃を有する複数の上切刃と、前記下面における複数の辺部の一つに位置して、第1下切刃及び第2下切刃を有する複数の下切刃と、前記上面から前記下面にかけて設けられた貫通孔とを備えている。また、前記第1上切刃及び前記第2上切刃は、上面視においてそれぞれ直線形状であって、前記第1下切刃及び前記第2下切刃は、下面視においてそれぞれ直線形状である。前記上切刃は、上面視において前記第1上切刃と前記第2上切刃とが鈍角をなす凸形状であって、前記下切刃は、下面視において前記第1下切刃と前記第2下切刃とが鈍角をなす凸形状である。また、前記中心軸を反転したとき、前記第1上切刃と前記第1下切刃とが重なり合い、前記第2上切刃と前記第2下切刃とが重なり合っている。また、前記第1下切刃が前記第2上切刃の下方に位置するとともに、前記第2下切刃が前記第1上切刃の下方に位置し、前記側面は、前記第2上切刃から下方に向かって延びる第1面と、前記第1下切刃から上方に向かって延びる第2面と、前記第1上切刃から下方に向かって延びる第3面と、前記第2下切刃から上方に向かって延びる第4面とを有している。そして、前記第1面および前記第4面は、前記貫通孔の中心軸に沿って設けられており、前記第2面は、前記下面から前記上面に向かうに従って前記第1面よりも前記中心軸から離れるように傾斜しており、前記第3面は、前記上面から前記下面に向かうに従って前記第4面よりも前記中心軸から離れるように傾斜している。
本発明の一実施形態の切削インサートを示す斜視図である。 図1に示す切削インサートの上面図である。 図2に示す切削インサートのA1方向からの側面図である。 図2に示す切削インサートのA2方向からの側面図である。 図1に示す切削インサートの下面側からの斜視図である。 図2に示す切削インサートのB1断面の断面図である。 図2に示す切削インサートのB2断面の断面図である。 図2に示す切削インサートのB3断面の断面図である。 図2に示す切削インサートのB4断面の断面図である。 本発明の一実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図10に示す切削工具における先端部分を拡大した斜視図である。 図10に示す切削工具を回転軸に沿って先端側から見た側面図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
<切削インサート>
以下、一実施形態の切削インサート1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本実施形態を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本発明の切削インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
本実施形態の切削インサート1(以下、単にインサート1ともいう)は、図1〜9に示すように、上面3、下面5、側面7、上切刃9、下切刃11及び貫通孔13を有している。インサート1の材質としては、例えば、超硬合金あるいはサーメットなどが挙げられる。
超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)、又は窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが一例として挙げられる。
インサート1を構成する上記の部材の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられる。
上面3は、回転対称な多角形状であり、図2に示すように、本実施形態においては180°の回転対称な略長方形の形状となっている。長方形の形状である上面3は、複数の上側角部と、それぞれ隣り合う上側角部の間に位置する複数の上側辺部とを有している。具体的には、本実施形態において上面3は、4つの上側角部及び長方形の短辺に相当する2つの上側辺部を有している。
下面5は、上面3に対応する回転対称な多角形状であり、図5に示すように、本実施形態においては上面3と同様に180°の回転対称な略長方形の形状となっている。長方形の形状である下面5は、複数の下側角部と、それぞれ隣り合う下側角部の間に位置する複数の下側辺部とを有している。具体的には、本実施形態において下面5は、4つの下側角部及び長方形の短辺に相当する2つの下側辺部を有している。
本実施形態における上面3及び下面5は、それぞれ回転対称な形状である。このように回転対称な形状である場合には、この回転対称の中心が上面3の中心又は下面5の中心となる。
下面5は、上面3に対応する多角形状であって同じ大きさであるが、上面透視した場合に、上面3の外縁全体と下面5の外縁全体とが重なり合うようには位置していない。上面透視した場合において、上面3の中心と下面5の中心とが重なり合い、複数の上側角部と複数の下側角部とが重なり合うように位置しているが、複数の上側辺部と複数の下側辺部とは完全には重なり合うようには位置していない。
ここで、多角形状とは、厳密に多角形の形状であることを意味するものではない。例えば、本実施形態での上面3における複数の上側角部はそれぞれ厳密な角となっておらず、上面視において丸みを帯びた形状となっている。また、本実施形態での上面3における複数の上側辺部はそれぞれ厳密な直線となっておらず、上面視において外側に向かって凸となる形状となっている。
なお、上面3及び下面5の形状は、上記の形態に限定されない。本実施形態のインサート1においては上面3及び下面5の形状が略四角形である。しかし、上面3及び下面5の形状は、回転対称な三角形又は六角形のような多角形の形状であってもよい。
本実施形態のインサート1は、上面3から下面5にかけて形成された貫通孔13を有している。貫通孔13は、インサート1を切削工具のホルダにネジ止め固定する際にネジを挿入するために設けられている。
本実施形態のインサート1においては、上面3の中心から下面5の中心にかけて貫通孔13が形成されている。そのため、貫通孔13の中心軸O1は、上下方向に延びている。そこで以下において、本実施形態のインサート1における各構成部位の上下方向の位置を評価するため、中心軸O1に対して直交し、上面3と下面5との間に位置する基準面Sを設定する。
側面7は、上面3と下面5との間に位置しており、上面3及び下面5に接続されている。側面7は、後述するように第1面15、第2面17、第3面19及び第4面21をそれぞれ複数有している。
上面3における複数の上側辺部には、それぞれ上切刃9が設けられている。複数の上切刃9は、それぞれ第1上切刃23及び第2上切刃25を有している。すなわち、本実施形態のインサート1は、第1上切刃23及び第2上切刃25を2つずつ有している。
第1上切刃23及び第2上切刃25は、上面視において、それぞれ直線形状であるが、一直線上には設けられていない。上面視において第1上切刃23及び第2上切刃25がそれぞれ直線形状である場合には、第1上切刃23及び第2上切刃25の一部に切削負荷が集中することが避けられる。そのため、第1上切刃23及び第2上切刃25の耐久性を高めることができる。
上面視した場合において、第1上切刃23及び第2上切刃25は鈍角をなすように設けられている。そのため、上述したように、複数の上側辺部はそれぞれ上面視において外側に向かって凸となる形状となっている。このように第1上切刃23及び第2上切刃25が設けられている場合には、第1上切刃23及び第2上切刃25の境界部分に切削負荷が過度に集中することが避けられる。そのため、後述するように第1上切刃23を主要な切刃として用いつつ、第2上切刃25をヘリカル加工やランピング加工において良好に用いることができる。
第1上切刃23は、被削材を切削加工する際に主要な切刃として用いられる部位である。第1上切刃23は、ホルダに装着した場合において、隣接する第2上切刃25から離れるにつれて被削材から離れるように取り付けられる。第2上切刃25は、被削材を切削加工する際に補助的に用いられる部位であり、ヘリカル加工やランピング加工において用いられる。第2上切刃25は、ホルダに装着した場合において、隣接する第1上切刃23から離れるにつれて被削材から離れるように取り付けられる。すなわち、インサート1をホルダに装着した場合において、第1上切刃23と第2上切刃25との境界部分が、最もホルダの先端側に位置することになる。
本実施形態のインサート1を用いた切削工具においては、長時間の切削加工によって使用している上切刃9が劣化した場合には、インサート1をホルダから一旦取り外した後に、インサート1を中心軸O1の周りで180°回転させて再度ホルダに取り付ければよい。これにより、未使用の他の上切刃9を被削材の切削加工に用いることができる。
下面5における複数の下側辺部には、それぞれ下切刃11が設けられている。複数の下切刃11は、それぞれ第1下切刃27及び第2下切刃29を有している。すなわち、本実施形態のインサート1は、第1下切刃27及び第2下切刃29を2つずつ有している。
第1下切刃27及び第2下切刃29は、下面視において、それぞれ直線形状であるが、一直線上には設けられていない。下面視において第1下切刃27及び第2下切刃29がそれぞれ直線形状である場合には、第1下切刃27及び第2下切刃29の一部に切削負荷が集中することが避けられる。そのため、第1下切刃27及び第2下切刃29の耐久性を高めることができる。
下面視した場合において、第1下切刃27及び第2下切刃29は鈍角をなすように設けられている。そのため、複数の下側辺部はそれぞれ下面視において外側に向かって凸となる形状となっている。このように第1下切刃27及び第2下切刃29が設けられている場合には、第1下切刃27及び第2下切刃29の境界部分に切削負荷が過度に集中することが避けられる。そのため、後述するように第1下切刃27を主要な切刃として用いつつ、第2下切刃29をヘリカル加工やランピング加工において良好に用いることができる。
第1下切刃27は、第1上切刃23と同様に被削材を切削加工する際に主要な切刃として用いられる部位である。また、第2下切刃29は、第2上切刃25と同様に被削材を切削加工する際に補助的に用いられる部位であり、ヘリカル加工やランピング加工において用いられる。また、本実施形態のインサート1を用いた切削工具においては、長時間の切削加工によって使用している下切刃11が劣化した場合には、インサート1をホルダから一旦取り外した後に、インサート1を中心軸O1の周りで180°回転させて再度ホルダに取り付ければよい。
インサート1を側面視した場合において、第1下切刃27が第2上切刃25の下方に位置するとともに、第2下切刃29が第1上切刃23の下方に位置している。具体的には、中心軸O1を反転することによってインサート1の上下を反転した場合において、第1上切刃23と第1下切刃27とが重なり合い、第2上切刃25と第2下切刃29とが重なり合うように各切刃の部位が位置している。そのため、インサート1の上下を入れ替えることによって、下切刃11を上切刃9と同様に使用することができる。
上切刃9及び下切刃11が形成されている部分には、いわゆるホーニング加工が施されていてもよい。すなわち、上面3と側面7とが交差する稜線及び下面5と側面7とが交差する稜線は、それぞれ2つの面が交差することによる厳密な線形状でなくてもよい。上記の稜線が線形状であると上切刃9及び下切刃11の強度が低下する。そのため、この領域が曲面形状となるRホーニングが施される。
本実施形態のインサート1を上面視した場合における上面3の最大幅は6〜25mmである。また、下面5から上面3までの高さは1〜10mmである。ここで、下面5から上面3までの高さとは、上面3の上端と下面5の下端との間における中心軸O1に平行な方向での高さを意味している。
側面7は、上述の通り、第1面15、第2面17、第3面19及び第4面21をそれぞれ複数有している。第1面15は、側面7における第2上切刃25から下方に向かって延びる領域である。第2面17は、側面7における第1下切刃27から上方に向かって延びる領域である。第3面19は、側面7における第1上切刃23から下方に向かって延びる領域である。第4面21は、側面7における第2下切刃29から上方に向かって延びる領域である。
第1面15、第2面17、第3面19及び第4面21は、図4に示すように、側面視において順に並んでいる。図4においては、第1面15が最も左側に位置しており、第2面17が第1面15の右側に位置している。第3面19は、第2面17の右側に位置しており、第4面21は、第3面19の右側に位置している。
本実施形態における第1面15、第2面17、第3面19及び第4面21は、それぞれ平らな面で構成されている。これらの面が平らな面で構成されていることによって、インサート1をホルダに取り付ける際に、インサート1を安定してホルダに固定することができる。
このように、本実施形態における側面7は、第2上切刃25と第1下切刃27との間に位置する領域が1つの平坦な面領域によって構成されているのではなく、第1面15及び第2面17によって構成されている。また、第2下切刃29と第1上切刃23との間に位置する領域が1つの平坦な面領域によって構成されているのではなく、第3面19及び第4面21によって構成されている。
第1面15は、貫通孔13の中心軸O1に沿って設けられており、本実施形態では貫通孔13の中心軸O1に対して平行となっている。また、第4面21は、貫通孔13の中心軸O1に沿って設けられており、本実施形態では貫通孔13の中心軸O1に対して平行となっている。
第2面17は、下面5から上面3に向かうに従って第1面15よりも中心軸O1から離れるように傾斜している。具体的には、第2面17は、断面視において中心軸O1に対して角度θ2で傾斜している。上記の通り、第1面15及び第2面17が形成されていることから、第1面15と第2面17との間には稜線が形成されている。なお、図7、8においては、基準面Sに直交し中心軸O1に平行な直線Lを示し、中心軸O1を直線Lに置き換えて、この直線Lに対する傾斜角度によって角度θ2を示している。角度θ2は、例えば1〜10°程度に設定できる。
また、第3面19は、上面3から下面5に向かうに従って第4面21よりも中心軸O1から離れるように傾斜している。具体的には、第3面19は、断面視において中心軸O1に対して角度θ1で傾斜している。上記の通り、第3面19及び第4面21が形成されていることから、第3面19と第4面21との間には稜線が形成されている。なお、図8、9においては、基準面Sに直交し中心軸O1に平行な直線Lを示し、中心軸O1を直線Lに置き換えて、この直線Lに対する傾斜角度によって角度θ1を示している。角度θ1は、例えば1〜10°程度に設定できる。このとき、角度θ1は、角度θ2と同じ値であることが好ましい。
上記の通り、側面7における第1下切刃27に対応する領域である第2面17、及び側面7における第1上切刃23に対応する領域である第3面19は、それぞれ切刃から離れるに従って中心軸O1から離れるように設けられている。第1下切刃27及び第1上切刃23は、それぞれ切削加工時に主要な切刃として機能するが、第2面17及び第3面19が上記の構成であることによって、比較的大きな負荷が加わる第1下切刃27及び第1上切刃23の強度を高めることができる。
また、本実施形態における側面7は、第2上切刃25に対応する第1面15及び第2下切刃29に対応する第4面21を有しており、これらの面は断面視において中心軸O1に対して平行となっている。そのため、第1面15及び第4面21は、基準面Sに対して直交している。側面7における第2上切刃25と第1下切刃27との間に位置する領域が1つの面領域によって構成されている場合には、この面領域は、第1下切刃27を基準とした際には第1下切刃27から離れるに従って中心軸O1から離れることになるが、必然的に第2上切刃25を基準とした際には、第2上切刃25から離れるに従って中心軸O1に近づくことになる。そのため、第2上切刃25の強度が低下する可能性がある。
同様に、側面7における第2下切刃29と第1上切刃23との間に位置する領域が1つの面領域によって構成されている場合には、この面領域は、第1上切刃23を基準とした際には第1上切刃23から離れるに従って中心軸O1から離れることになるが、必然的に第2下切刃29を基準とした際には、第2下切刃29から離れるに従って中心軸O1に近づくことになる。そのため、第2下切刃29の強度が低下する可能性がある。
しかしながら、本実施形態における第1面15は、間に稜線が形成されるように第2面17とは別の面構成になっている。そのため、第1下切刃27の強度を高めつつ第2上切刃25の強度も高めることができる。同様に、本実施形態における第4面21は、間に稜線が形成されるように第3面19とは別の面構成になっている。そのため、第1上切刃23の強度を高めつつ第2下切刃29の強度も高めることができる。
第2面17が下面5から上面3に向かうに従って中心軸O1から離れるように傾斜している一方で、第3面19が上面3から下面5に向かうに従って中心軸O1から離れるように傾斜している。そのため、第2面17と第3面19との間にも稜線が形成されている。
本実施形態のインサート1は、複数の上切刃9及び下切刃11を有しているが、一つの切削加工においては、これらの切刃領域のうち1つが用いられる。例えば、複数の上切刃9の1つを切削加工に用いている際には、他の上切刃9は切削加工には用いられない。これら切削加工に用いられていない上切刃9に対応する側面7の領域は、インサート1が装着されるホルダに対する拘束面として用いられる。
切削加工時において、切削加工に用いられる上切刃9には、上面側から下面側に向かう方向に力が加わる。一方、インサート1は、貫通孔13に取り付けられるネジによってホルダに固定される。そのため、切削加工に用いられない上切刃9が位置する部分には、下面側から上面側に向かう方向に力が加わり易い。
このとき、側面7における拘束面として用いられる領域が上面側から下面側に向かうに従って貫通孔13の中心軸O1から離れるように傾斜していると、ネジに過度に大きな負荷が加わる可能性がある。しかしながら、本実施形態のインサート1においては、第1面15及び第4面21が貫通孔13の中心軸O1を含む断面において中心軸O1に平行であることから、ホルダは第1面15及び第4面21においてもインサート1を安定して固定することができる。
複数の上切刃9のうち他の1つを切削加工に用いる場合や、複数の下切刃11の1つを切削加工に用いる場合においても同様の理由から、第1面15及び第4面21においてインサート1を安定して固定することができる。
特に、本実施形態のインサート1においては、第1面15及び第4面21が、上面3及び下面5に接続している。そのため、第1面15及び第4面21の面積を大きくすることができるので、第1面15及び第4面21においてインサート1を安定して固定することができる。
具体的には、本実施形態のインサート1においては、第2面17が、側面視において、下面5から上面3に向かうに従って中心軸O1に直交する方向の幅が小さくなっている。また、第3面19が、側面視において、上面3から下面5に向かうに従って中心軸O1に直交する方向の幅が小さくなっている。そのため、第1面15及び第4面21の面積を大きく確保することが可能になっている。
<切削工具>
次に、本発明の一実施形態の切削工具101について図10〜12を用いて説明する。図10〜12は、インサート1がホルダ103のインサートポケット105にネジ107によって取り付けられた状態を示している。なお、図10、11の二点鎖線は、切削工具101の回転軸O2を示している。
本実施形態の切削工具101は、図10、11に示すように、回転軸O2を有し、先端側の外周面に複数のインサートポケット105(以下、単にポケット105ともいう)を有するホルダ103と、ポケット105にそれぞれ装着される上記のインサート1とを備えている。
ホルダ103は、回転軸O2を中心とする略円柱形状をなす。そして、ホルダ103の先端側の外周面には、ポケット105が複数設けられている。ポケット105は、インサート1が装着される部分であり、ホルダ103の外周面及び先端面に開口している。複数のポケット105は、等間隔で設けられていても不等間隔で設けられていてもよい。ホルダ103には、複数のポケット105が形成されていることから、厳密な円柱形状ではない。
そして、ホルダ103に設けられた複数のポケット105に、インサート1が装着される。複数のインサート1は、上切刃を切削加工に用いる際には、上切刃又は下切刃の少なくとも一部がホルダ103の先端面から前方、すなわちホルダ103の先端面よりも被削材に向かって突出するように装着される。具体的には、本実施形態における複数のインサート1は、第1上切刃及び第2上切刃の一部がホルダ103の先端面から突出するようにホルダ103に装着されている。
本実施形態においては、インサート1は、ネジ107によって、ポケット105に装着されている。すなわち、インサート1の貫通孔にネジ107を挿入し、このネジ107の先端をポケット105に形成されたネジ孔(不図示)に挿入して、ネジ107をネジ孔に固定させることによって、インサート1がホルダ103に装着されている。なお、ホルダ103としては、鋼、鋳鉄などを用いることができる。特に、これらの材質の中で靱性の高い鋼を用いることが好ましい。
<切削加工物の製造方法>
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図13〜15を用いて説明する。図13〜15は、上切刃9を用いて切削加工を行った場合の切削加工物の製造方法を示している。なお、図13〜15における二点鎖線は、切削工具101の回転軸O2を示している。切削加工物は、被削材201を切削加工することによって作製される。本実施形態における製造方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)上記実施形態に代表される切削工具101を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具101における上切刃9又は下切刃を被削材201に接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、切削工具101を回転軸O2の周りで回転させながら被削材201に相対的に近付ける。次に、図14に示すように、切削工具101における切刃として上切刃9を被削材201に接触させて、被削材201を切削する。そして、図15に示すように、切削工具101を被削材201から相対的に遠ざける。
本実施形態においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を近付けている。また、図13〜15においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を回転軸O2の周りで回転させている。また、図15においては、被削材201を固定するとともに切削工具101を遠ざけている。なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、被削材201を固定するとともに切削工具101を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材201を切削工具101に近付けてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材201を切削工具101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具101を回転させた状態を維持して、被削材201の異なる箇所にインサート1の上切刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
使用している上切刃が摩耗した際には、インサート1を貫通孔の中心軸に対して180度回転させて、未使用の上切刃を用いればよい。また、上切刃が全て摩耗した場合には、インサートの上下を反転させることによって、下切刃を用いればよい。なお、被削材201の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄及び非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削インサート(インサート)
3・・・上面
5・・・下面
7・・・側面
9・・・上切刃
11・・・下切刃
13・・・貫通孔
15・・・第1面
17・・・第2面
19・・・第3面
21・・・第4面
23・・・第1上切刃
25・・・第2上切刃
27・・・第1下切刃
29・・・第2下切刃
101・・・切削工具
103・・・ホルダ
105・・・インサートポケット(ポケット)
107・・・ネジ
201・・・被削材

Claims (6)

  1. 複数の辺部を有する上面と、
    複数の辺部を有する下面と、
    前記上面と前記下面との間に位置する側面と、
    前記上面における前記複数の辺部の一つに位置して、第1上切刃及び第2上切刃を有する上切刃と、
    前記下面における前記複数の辺部の一つに位置して、第1下切刃及び第2下切刃を有する下切刃と、
    前記上面から前記下面にかけて設けられた貫通孔とを備え、
    前記第1上切刃及び前記第2上切刃は、上面視においてそれぞれ直線形状であって、
    前記第1下切刃及び前記第2下切刃は、下面視においてそれぞれ直線形状であって、
    前記上切刃は、上面視において前記第1上切刃と前記第2上切刃とが鈍角をなす凸形状であって、
    前記下切刃は、下面視において前記第1下切刃と前記第2下切刃とが鈍角をなす凸形状であって、
    前記中心軸を反転したとき、前記第1上切刃と前記第1下切刃とが重なり合い、前記第2上切刃と前記第2下切刃とが重なり合っており、
    前記側面は、前記第2上切刃から下方に向かって延びる第1面と、前記第1下切刃から上方に向かって延びる第2面と、前記第1上切刃から下方に向かって延びる第3面と、前記第2下切刃から上方に向かって延びる第4面とを有し、
    前記第1面および前記第4面は、前記貫通孔の中心軸に沿って設けられており、
    前記第2面は、前記下面から前記上面に向かうに従って前記第1面よりも前記中心軸から離れるように傾斜しており、
    前記第3面は、前記上面から前記下面に向かうに従って前記第4面よりも前記中心軸から離れるように傾斜している切削インサート。
  2. 前記第1面及び前記第4面は、前記上面及び前記下面に接続していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記第2面は、前記下面から前記上面に向かうに従って前記中心軸に直交する方向の幅が小さくなっており、
    前記第3面は、前記上面から前記下面に向かうに従って前記中心軸に直交する方向の幅が小さくなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の切削インサート。
  4. 前記第1面、前記第2面、前記第3面及び前記第4面は、それぞれ平らな面で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削インサート。
  5. 先端側にインサートポケットを有するホルダと、
    前記上切刃又は前記下切刃の少なくとも一部が前記ホルダから突出するように前記インサートポケットに装着された、請求項1〜のいずれか1つに記載の切削インサートとを具備した切削工具。
  6. 請求項に記載の切削工具を回転させる工程と、
    回転している前記切削工具における前記上切刃又は前記下切刃を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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