JP6341625B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

本開示は、熱処理装置に関する。
本願は、2015年4月2日に日本に出願された特願2015−76119号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
下記特許文献1には、被処理物を熱処理する熱処理室と、熱処理室に被処理物を搬入する搬入室とを備えた熱処理炉(二室型熱処理装置)が開示されている。この熱処理炉は、搬入室内の水分を気化させる気化装置と、気化装置によって気化された水分を搬入室外に排気する排気装置とを備え、被処理物を熱処理室に搬送する前に、気化装置によって搬入室内の被処理物に熱風を吹き付けることにより被処理物に付着した水分を除去し、以って被処理物の酸化・着色を抑制する。
日本国特開2011−241469号公報
しかしながら、上記従来技術では、被処理物に付着した水分を十分に除去することができない。例えば、複雑な形状の被処理物に熱風を吹き付けた場合あるいは形状が比較的単純であっても多段に積み上げた状態の被処理物に熱風を吹き付けた場合、熱風が被処理物の表面全体に亘って吹付けられず、局所的にしか吹付けられない事態が発生する。このような場合には、被処理物に付着した水分を確実に除去することができず、よって被処理物の酸化・着色を十分に抑制することができない。
本開示は、上述した事情に鑑みてなされ、被処理物に付着した水分を従来よりも確実に除去することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る第一の態様は、被処理物を加熱処理する加熱室と、加熱室に隣接して設けられ、被処理物を加熱室との間で出し入れすると共に被処理物の周囲を真空雰囲気とする水分除去室と、を備える熱処理装置を提供する。
本開示によれば、水分除去室が被処理物の周囲を真空雰囲気とするので、被処理物の表面全体に亘って付着した水分を気化させることが可能である。したがって、本開示によれば、被処理物を熱処理した際に水分に起因して発生する被処理物の表面の酸化や着色を従来よりも確実に低減することができる。
本開示の一実施形態に係る二室型熱処理装置の全体構成を示す正断面図である。 本開示の一実施形態に係る二室型熱処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る二室型熱処理装置は、被処理物Xに対して熱処理を施す装置であり、図1に示されているように、水分除去室1、加熱冷却室2(加熱室)、中扉3、第1真空ポンプ4、第1窒素タンク5(不活性ガス供給部)、第2真空ポンプ6及び第2窒素タンク7を備えている。上記被処理物Xは金属からなる各種部品であり、二室型熱処理装置は、このような被処理物Xに対して金属への熱処理の一種である焼入れ処理を行う。
水分除去室1は、図示するように加熱冷却室2に隣接して設けられており、被処理物Xを加熱冷却室2との間で出し入れすると共に、外部から搬入された被処理物Xの周囲を真空雰囲気とすることにより被処理物Xに付着した水分を除去する。このような水分除去室1は、真空チャンバ1a、搬入出扉1b、断熱容器1c、第1の断熱扉1d、第1の昇降機1e、第2の断熱扉1f、第2の昇降機1g、加熱ヒータ1h(加熱部)、載置台1i、装入出機構1j、撹拌装置1kを備えている。
真空チャンバ1aは、気密性を有する横置きされた円筒状の金属容器であり、水分除去室1の壁体を構成している。搬入出扉1bは、上記真空チャンバ1aにおける、加熱冷却室2と反対側の端部、つまり図1における左側端部に縦姿勢で設けられたスライド扉である。この搬入出扉1bは、搬入出扉1bを正面から見た場合に左右方向にスライド自在となるように真空チャンバ1aに支持されている。搬入出扉1bが開放状態になると、真空チャンバ1a内(水分除去室1内)は外部空間と連通し、搬入出扉1bが閉鎖状態になると、真空チャンバ1a内(水分除去室1内)は外部空間との連通が遮断される。
断熱容器1cは、断熱材から形成された略立方体形状の容器であり、上記真空チャンバ1a内に収容されている。この断熱容器1c内には、搬入出扉1bから真空チャンバ1a内に搬入された被処理物Xが図示するように収容される。断熱容器1cを形成する断熱材には、例えばグラファイトウールやセラミックウール等のウール系断熱材が使用される。
断熱容器1cは、左側端部と右側端部とが開放されている。第1の断熱扉1dは、上記断熱容器1cと同様な断熱材から形成された板状の部材であり、断熱容器1cの左側端部(開放端部)に縦姿勢で設けられている。この第1の断熱扉1dは、断熱容器1cの左側端部(開放端部)に昇降自在に設けられており、上昇状態において断熱容器1cの左側端部(開放端部)を開放し、降下状態において断熱容器1cの左側端部(開放端部)を閉鎖する。
第1の昇降機1eは、第1の断熱扉1dを昇降させる駆動機構である。この第1の昇降機1eは、第1の断熱扉1dの上端に係合するチェーンと、チェーンに噛み合うスプロケット及びスプロケットを回転駆動する電動機(昇降動力源)等を備えており、縦姿勢で吊り下げられた状態の第1の断熱扉1dを昇降動力源が発生する動力によって昇降させる。
第2の断熱扉1fは、上記断熱容器1cと同様な断熱材から形成された板状の部材であり、断熱容器1cの右側端部(開放端部)に縦姿勢で設けられている。この第2の断熱扉1fは、断熱容器1cの右側端部(開放端部)に昇降自在に設けられており、上昇状態において断熱容器1cの右側端部(開放端部)を開放し、降下状態において断熱容器1cの右側端部(開放端部)を閉鎖する。
第2の昇降機1gは、第2の断熱扉1fを昇降させる駆動機構である。この第2の昇降機1gは、第2の断熱扉1fの上端に係合するチェーンと、チェーンに噛み合うスプロケット及びスプロケットを回転駆動する電動機(昇降動力源)等を備えており、縦姿勢で吊り下げられた状態の第2の断熱扉1fを昇降動力源が発生する動力によって昇降させる。
加熱ヒータ1hは、図示するように断熱容器1c内の上部及び下部に所定間隔を空けて複数設けられた電気ヒータである。この加熱ヒータ1hは、ヒータ電源(図示略)から電力が通電されることにより発熱し、断熱容器1c内に収容された被処理物Xの周囲を加熱する。この加熱ヒータ1hは、後述する撹拌装置1kとの共働によって、被処理物Xを対流加熱する。
載置台1iは、図示するように断熱容器1c内の下部において、上記加熱ヒータ1hの上側に水平に載置された平板状の部材である。この載置台1i上には、搬入出扉1bから真空チャンバ1a内(断熱容器1c内)に収容された被処理物Xが載置される。装入出機構1jは、被処理物Xを中扉3を介して水分除去室1と加熱冷却室2との間で移動させる移動機構である。
すなわち、この装入出機構1jは、真空チャンバ1a内(断熱容器1c内)において載置台1i上に載置された被処理物Xを、中扉3を介して加熱冷却室2内に移動させる一方、加熱冷却室2内の被処理物Xを中扉3を介して水分除去室1内(真空チャンバ1a内)の載置台1i上に移動させる。
具体的には、装入出機構1jは、上下及び左右に移動可能なフォークを備えている。フォークは、上方に移動することにより、載置台1i上の被処理物Xを下方から支持可能とされ、その状態で右側(加熱冷却室2側)に移動することにより、支持した被処理物Xを、加熱ヒータ1hと干渉することなく、中扉3を介して加熱冷却室2内に移動することができる。また、その逆の操作を行うことにより、支持した被処理物Xを、加熱冷却室2から、加熱ヒータ1hと干渉することなく、載置台1i上に移動することができる。
真空チャンバ1aの底部には開閉する蓋が設けられている。この蓋は、断熱容器1cと同様な断熱材から形成され、フォークが上方に移動する際には蓋が開き、フォークによる被処理物Xの支持と、載置台1iと加熱冷却室2との間における被処理物Xの移動が可能となる。一方、フォークが下方に移動する際には蓋が閉じ、真空チャンバ1aの気密性が維持される。
撹拌装置1kは、断熱容器1c内に対流を発生させる対流発生装置であり、撹拌翼1m及び駆動機構1nを備えている。撹拌翼1mは、断熱容器1c内において加熱ヒータ1hの下側に設けられた円筒状の回転翼(遠心ファン)である。この撹拌翼1mの向きは、回転中心が図における上下方向つまり鉛直方向となるように設定されている。駆動機構1nは、撹拌翼1mを回転駆動する駆動装置であり、動力源である電動機及び電動機と撹拌翼1mとの間に介装された変速器等から構成されている。
撹拌装置1kが作動すると、断熱容器1c内に対流が発生する。すなわち、撹拌翼1mは、駆動機構1nによって回転駆動され、断熱容器1c内の気体を下方から吸い上げて側方に吹出すことにより、断熱容器1c内に上下方向の対流を発生させる。
加熱冷却室2は、水分除去室1に隣接して設けられており、水分除去室1から受け入れた被処理物Xを加熱処理及び冷却処理することによって被処理物Xに熱処理を施す。このような加熱冷却室2は、真空チャンバ2a、断熱容器2b、第3の断熱扉2c、第3の昇降機2d、第4の断熱扉2e、第4の昇降機2f、第5の断熱扉2g、横行機2h、加熱ヒータ2i、載置台2j及び冷却機2kを備えている。
真空チャンバ2aは、水分除去室1の真空チャンバ1aと同様に気密性を有する横置きされた円筒状の金属容器であり、加熱冷却室2の壁体を構成している。断熱容器2bは、水分除去室1の断熱容器1cと同様な断熱材から形成された略立方体形状の容器であり、上記真空チャンバ2a内に収容されている。この断熱容器2b内には、水分除去室1から中扉3を介して真空チャンバ2a内に搬入された被処理物Xが収容される。
この断熱容器2bは、左側端部が開放されると共に底部及び上部に開口が形成されている。第3の断熱扉2cは、上記断熱容器2bと同様な断熱材から形成された板状の部材であり、断熱容器2bの左側端部(開放端部)に縦姿勢で設けられている。この第3の断熱扉2cは、断熱容器2bの左側端部(開放端部)に昇降自在に設けられており、上昇状態において断熱容器2bの左側端部(開放端部)を開放し、降下状態において断熱容器2bの左側端部(開放端部)を閉鎖する。
第3の昇降機2dは、このような第3の断熱扉2cを昇降させる駆動機構である。この第3の昇降機2dは、水分除去室1の第1の断熱扉1dと同様に、第3の断熱扉2cの上端に係合するチェーン、チェーンに噛み合うスプロケット及びスプロケットを回転駆動する電動機(昇降動力源)等を備えており、縦姿勢で吊り下げられた状態の第3の断熱扉2cを昇降動力源が発生する動力によって昇降させる。
第4の断熱扉2eは、上記断熱容器2bと同様な断熱材から形成された板状の部材であり、昇降自在に設けられている。この第4の断熱扉2eは、断熱容器2bの底部に形成された開口(底部開口)に符合する形状を有し、図示するように上昇した状態において底部開口を閉鎖し、また下降した状態において底部開口を開放する。すなわち、上記底部開口及び第4の断熱扉2eは互いに水平な姿勢で対向して配置されており、第4の断熱扉2eが断熱容器2bに下方から当接することにより底部開口を閉鎖し、第4の断熱扉2eが断熱容器2bから離間することにより底部開口を開放する。
第4の昇降機2fは、第4の断熱扉2eを昇降させる駆動機構である。この第4の昇降機2fは、具体的には昇降シリンダー機構であり、可動軸が上下方向となるように設けられた可動ロッドの先端部が第4の断熱扉2eの下面に係合することにより、第4の断熱扉2eを支持すると共に上下動させる。
第5の断熱扉2gは、上記第4の断熱扉2eと同様な断熱材から形成された板状の部材であり、移動自在に設けられている。この第5の断熱扉2gは、断熱容器2bの上部に形成された開口(上部開口)に符合する形状を有し、横方向(水平方向)に移動することによって上部開口を閉鎖/開放する。すなわち、上記上部開口及び第5の断熱扉2gは互いに水平な姿勢で対向して配置されており、第5の断熱扉2gが上部開口上に移動することにより上部開口を閉鎖し、また第5の断熱扉2gが上部開口から外れた位置移動することにより上部開口を開放する。
横行機2hは、このような第5の断熱扉2gを横方向(水平方向)に移動させる駆動機構である。この横行機2hは、具体的には横行シリンダー機構であり、可動軸が水平方向となるように設けられた可動ロッドの先端部が第5の断熱扉2gの側部に係合することにより、第5の断熱扉2gを水平移動させる。
加熱ヒータ2iは、図示するように断熱容器2b内の上部、両側部及び下部に配置された電気ヒータであり、水平方向に所定間隔を空けて複数(例えば6本)設けられている。この加熱ヒータ2iは、断熱容器2b内に収容された被処理物Xを囲むよう配置された矩形枠状の電気ヒータであり、ヒータ電源(図示略)から電力が供給されることにより発熱し、断熱容器2b内に収容された被処理物Xを上部、両側部及び下部から均一に加熱する。
載置台2jは、図示するように断熱容器2b内の下部において、上記加熱ヒータ2iの上側に水平に載置された平板状の部材である。この載置台2j上には、水分除去室1の装入出機構1jによって真空チャンバ2a内(断熱容器2b内)に収容された被処理物Xが載置される。
冷却機2kは、加熱冷却室2に冷却機能を付与する装置であり、冷却剤チャンバ2m、冷却ファン2n、電動機2p及び熱交換器2qを備えている。冷却剤チャンバ2mは、第2窒素タンク7から供給される冷却ガスを受け入れる所定容量の容器であり、真空チャンバ2aの上部に真空チャンバ2aと連通する状態で設けられている。冷却ファン2nは、断熱容器2bの上部開口の上方(第5の断熱扉2gよりも上側)に設けられた回転翼である。この冷却ファン2nの向きは、回転中心が図における上下方向つまり鉛直方向となるように設定されている。
電動機2pは、このような冷却ファン2nを回転駆動する動力源であり、冷却ファン2nを所定の回転速度で回転させる。熱交換器2qは、図示するように冷却ファン2nの側方に設けられており、冷却剤チャンバ2mを介して真空チャンバ2aに供給された冷却ガスを所定の冷媒と熱交換させることにより冷却する。冷却ガスは、加熱冷却室2において加熱処理後の被処理物Xを冷却処理する際に真空チャンバ2aに供給されるが、被処理物Xの熱によって加熱される。熱交換器2qは、このように被処理物Xによって加熱された冷却ガスを効果的に冷却するための装置である。
中扉3は、上述した搬入出扉1bと同様に、縦姿勢で設けられると共に正面から見て左右方向にスライド自在なスライド扉である。この中扉3は、水分除去室1の真空チャンバ1aに支持されており、開状態において水分除去室1内(真空チャンバ1a内)と加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)とを連通させ、閉状態において水分除去室1内(真空チャンバ1a内)と加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)との連通を遮断する。
第1真空ポンプ4は、水分除去室1の真空チャンバ1aに連通して設けられ、密閉状態に設定された水分除去室1内(真空チャンバ1a内)の気体を外部に排気することによって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)を所定の真空雰囲気とする。第1窒素タンク5は、同じく水分除去室1の真空チャンバ1aに連通して設けられ、密閉状態に設定された水分除去室1内(真空チャンバ1a内)に窒素ガスを供給することによって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)を窒素ガス雰囲気(不活性ガス雰囲気)とする。この第1窒素タンク5は、本実施形態における不活性ガス供給部である。
ここで、真空チャンバ1aにおける第1真空ポンプ4の排気口(排気ポート)は、図示するように真空チャンバ1aの上部に設けられている。これに対して、第1窒素タンク5による窒素ガスの供給口(供給ポート)は、真空チャンバ1aの下部に設けられている。すなわち、排気ポートと供給ポートとは、極力離れた位置関係となるように真空チャンバ1aに設けられる。
第2真空ポンプ6は、加熱冷却室2の真空チャンバ2aに連通して設けられ、密閉状態に設定された加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)の気体を外部に排気することによって加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)を所定の真空雰囲気とする。第2窒素タンク7は、同じく加熱冷却室2の真空チャンバ2aに連通して設けられ、密閉状態に設定された加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)に窒素ガスを供給することによって加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)を窒素ガス雰囲気(不活性ガス雰囲気)とする。
次に、このように構成された二室型熱処理装置の動作について、図2も参照して詳しく説明する。
この二室型熱処理装置では、搬入出扉1bが開状態となるように操作されることによって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)に被処理物Xが挿入され、また載置台1i上に載置される(ステップS1)。そして、この段階では中扉3が閉状態であり、搬入出扉1bが閉状態となるように操作されることによって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)内は密閉状態となる。
そして、この状態において第1真空ポンプ4が作動を開始することによって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)が徐々に減圧(真空引き)される(ステップS2)。第1真空ポンプ4による水分除去室1内(真空チャンバ1a内)の減圧期間において、被処理物Xに付着した水分は、徐々に気化して排気ポートから第1真空ポンプ4に水蒸気として流出し、被処理物Xの表面から除去される。
そして、第1真空ポンプ4による減圧開始から所定時間が経過すると、第1窒素タンク5から水分除去室1内(真空チャンバ1a内)への窒素ガスの供給が開始される(ステップS3)。この窒素ガスの供給は、排気ポートから離間した供給ポートから行われるので、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)に在留する水蒸気は、窒素ガスによって押し出されて水分除去室1外(真空チャンバ1a外)に排気され、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)内の雰囲気が水蒸気雰囲気から窒素ガス雰囲気に置換(窒素パージ)される。この窒素パージによって、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)に在留する水蒸気が外部に回帰されるので、被処理物Xに付着した水分の気化がさらに促進される。
このような窒素ガスの供給が継続される中で、加熱ヒータ1hへの通電が開始され、これに引き継いて撹拌装置1kが作動を開始することによって、被処理物Xの対流加熱が行われる(ステップS4)。すなわち、真空チャンバ1a内つまり被処理物Xの雰囲気が窒素ガス雰囲気の状態において、被処理物X及び窒素ガスが加熱ヒータ1hによって加熱され、さらに窒素ガスが撹拌装置1kの作用によって対流することによって被処理物Xが対流加熱される。
加熱状態かつ対流状態の窒素ガスは、被処理物Xの奥まった部位に入り込み、そのような部位に付着した水分を効果的に気化させる。したがって、窒素ガスによる被処理物Xの対流加熱によって、被処理物Xに付着した水分の除去がさらに促進される。なお、ステップS4における、窒素ガスの供給下での被処理物Xの加熱温度は、一般に150℃前後である。
所定時間に亘る被処理物Xの対流加熱が完了すると、第1真空ポンプ4の作用によって水分除去室1内(真空チャンバ1a内)に対流する窒素ガスが水分除去室1外(真空チャンバ1a外)に排気され、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)が所定の真空雰囲気となる。この状態において、中扉3、第2の断熱扉1f及び第3の断熱扉2cが閉状態から開状態となるように操作され、さらに水分除去室1の装入出機構1jが作動することによって、被処理物Xは、水分除去室1から加熱冷却室2に移動する(ステップS6)。
すなわち、被処理物Xは、水分除去室1において水分が十分に除去された後に加熱冷却室2内に装入される。なお、上述した水分除去室1における水分除去処理が行われている間に、加熱冷却室2の第2真空ポンプ6が作動して加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)は、被処理物Xの焼入れに必要な圧力、つまり上記ステップS6による水分除去室1内(真空チャンバ1a内)と同等の真空雰囲気まで減圧されている。
そして、中扉3、第2の断熱扉1f及び第3の断熱扉2cが開状態から閉状態となるように操作されることによって、加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)は密閉状態となる。そして、被処理物Xは、加熱冷却室2において加熱と冷却とを施される(ステップS7)。すなわち、加熱冷却室2の加熱ヒータ2iへの通電が開始されることによって被処理物Xが焼入れに必要な所定温度まで加熱され、この所定温度を維持した状態で所定時間に亘る加熱状態が継続される。
そして、このような被処理物Xの加熱処理が完了すると、加熱冷却室2の加熱ヒータ2iへの通電が停止され、第2窒素タンク7から加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)に窒素ガスが冷却ガスとして供給される。さらに、冷却機2kが作動を開始することによって、窒素ガス(冷却ガス)が加熱冷却室2内(真空チャンバ2a内)で循環することにより被処理物Xが冷却処理される。このような加熱冷却室2における加熱処理と冷却処理とによって被処理物Xの焼入れ処理が完了する。
このようにして被処理物Xの焼入れ処理が完了すると、中扉3、第2の断熱扉1f及び第3の断熱扉2cが閉状態から開状態となるように操作され、さらに水分除去室1の装入出機構1jが作動することによって、被処理物Xは、加熱冷却室2から水分除去室1に移動する(ステップS8)。そして、被処理物Xは、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)を常圧に復圧した後、搬入出扉1bが開状態となるように操作されることによって、水分除去室1内(真空チャンバ1a内)から外部に搬出される。
このような本実施形態によれば、水分除去室1において被処理物Xに付着した水分を従来よりも確実に除去することができる。この結果、加熱冷却室2で熱処理した際に水分に起因して発生する被処理物Xの表面の酸化や着色を従来よりも低減することができる。
また、水分除去室1(真空チャンバ1a)を形成する断熱容器1c、第1の断熱扉1d、第1の昇降機1e、第2の断熱扉1f、並びに加熱冷却室2(真空チャンバ2a)を形成する断熱容器2b、第3の断熱扉2c、第3の昇降機2d、第4の断熱扉2e、第4の昇降機2f、第5の断熱扉2gが、いずれも断熱材から形成されているため、水分除去室1及び加熱冷却室2の内面が断熱材で完全に覆われ、水分除去室1及び加熱冷却室2の断熱性が高められている。また、このように断熱性が高められた水分除去室1及び加熱冷却室2の内部に、加熱ヒータ1hまたは加熱ヒータ2iが、水分除去室1内または加熱冷却室2内に装入された被処理物Xを囲むように設置されている。
そのため、水分除去室1内における被処理物Xの対流加熱及び、加熱冷却室2内における被処理物Xの加熱処理に際し、水分除去室1内及び加熱冷却室2からの放熱が減少し、加熱効率が向上する。また、水分除去室1及び加熱冷却室2の内部における温度分布が均質化し、水分除去室1及び加熱冷却室2の内部に装入された被処理物Xを、むらなく均一に加熱することができる。その結果、熱処理後の被処理物Xの品質が向上する。
なお、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、ステップS2〜S4の3つの処理によって被処理物Xに付着した水分を除去したが、本開示はこれに限定されない。真空引きに要する時間や圧力によってステップS2における水分除去性能は異なるが、被処理物Xの表面に付着した水分はステップS2における減圧によって殆どが気化して水蒸気となると共に真空チャンバ1a外に順次排気される。したがって、ステップS3あるいはステップS4のいずれか一方を必要に応じて割愛するか、またはステップS3及びステップS4の両方を必要に応じて割愛してもよい。
例えば、ステップS3を割愛してステップS2及びステップS4を行う場合、ステップS4を行うときに真空チャンバ1a内は窒素雰囲気ではなく、被処理物Xの表面から帰化した水蒸気が若干残存している程度であり、よってステップS4において加熱ヒータ1hに通電しても対流加熱は期待できない。したがって、この場合、被処理物Xは、加熱ヒータ1hからの輻射によって加熱されることになる。
(2)上記実施形態では、加熱冷却室2で焼入れ処理する場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。加熱冷却室2において焼入れ処理以外の熱処理、例えば固溶化処理、磁性処理、時効処理、浸炭処理あるいは窒化処理を行ってもよい。
(3)また、加熱冷却室2を加熱専用の加熱室としてもよい。例えば、水分除去室1に被処理物Xを冷却する機能を持たせ、加熱処理前の被処理物Xの水分除去機能に加えて、加熱処理後の被処理物Xの冷却処理を水分除去室で行ってもよい。
(4)上記実施形態では、水分除去室1と加熱冷却室2とに個別に真空ポンプ(第1、第2真空ポンプ4、6)と窒素タンク(第1、第2窒素タンク5、7)を設けたが、本開示はこれに限定されない。単一の真空ポンプ及び単一の窒素タンクを設け、真空ポンプを水分除去室1あるいは加熱冷却室2に択一的に接続する切換え弁を設けたり、また窒素タンクを水分除去室1あるいは加熱冷却室2に択一的に接続する切換え弁を設ける構成を採用してもよい。
(5)上記実施形態では、不活性ガス供給部として第1窒素タンク5を設けたが、本開示はこれに限定されない。窒素ガスに代えて他の不活性ガスを水分除去室1に供給してもよい。さらに、第2窒素タンク7についても、窒素ガス以外の不活性ガスを加熱冷却室2に供給するように変更してもよい。
(6)上記実施形態では、第1窒素タンク5から水分除去室1(真空チャンバ1a)に窒素ガスを供給したが、本開示はこれに限定されない。例えば、水分除去室1(真空チャンバ1a)内の温度を被処理物Xの酸化温度以下に調節する温度管理部を設ける場合には、窒素ガスに代えて、水分除去室1に大気(空気)を導入してもよい。すなわち、この場合、被処理物Xの表面は、大気雰囲気(空気雰囲気)に曝されるものの酸化することがない。
例えば、被処理物Xが鉄系である場合、一般に、酸化温度が350℃前後であるため、温度管理部にて被処理物Xの表面温度を350℃以下に維持すれば、水分除去室1への窒素ガスの導入は不要である。但し、この温度は被処理物の材質によって大きく異なる。例えば、被処理物Xがステンレス鋼である場合、被処理物Xの表面の酸化や着色を防止するためには、被処理物Xの表面温度を300℃以下に維持する必要がある。
熱処理装置により被処理物を熱処理した際に、水分に起因して発生する被処理物の表面の酸化や着色を、従来よりも確実に低減することができる。
1 水分除去室
1a 真空チャンバ
1b 搬入出扉
1c 断熱容器
1d 第1の断熱扉
1e 第1の昇降機
1f 第2の断熱扉
1g 第2の昇降機
1h 加熱ヒータ(加熱部)
1i 載置台
1j 装入出機構
1k 撹拌装置
2 加熱冷却室
2a 真空チャンバ
2b 断熱容器
2c 第3の断熱扉
2d 第3の昇降機
2e 第4の断熱扉
2f 第4の昇降機
2g 第5の断熱扉
2h 横行機
2i 加熱ヒータ
2j 載置台
2k 冷却機
3 中扉
4 第1真空ポンプ
5 第1窒素タンク(不活性ガス供給部)
6 第2真空ポンプ
7 第2窒素タンク

Claims (5)

  1. 被処理物を加熱処理する加熱室と、
    加熱室に隣接して設けられ、前記被処理物を前記加熱室との間で出し入れすると共に前記被処理物の周囲を真空雰囲気とする水分除去室と、
    前記水分除去室内を前記被処理物の酸化温度以下に設定する温度管理部とを備え、
    前記水分除去室が、前記被処理物の周囲を大気雰囲気とする大気供給部を備える熱処理装置。
  2. 前記水分除去室が、前記被処理物を加熱する加熱部をさらに備える請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記水分除去室が、前記被処理物の周囲を真空雰囲気とした後、前記大気供給部を用いて前記被処理物の周囲を大気雰囲気とする請求項1に記載の熱処理装置。
  4. 前記水分除去室が、前記加熱部及び前記大気供給部の両方を備える場合、前記被処理物の周囲を真空雰囲気とした後、前記大気供給部を用いて前記被処理物の周囲を大気雰囲気とし、さらに前記加熱部を用いて前記被処理物を加熱する請求項2に記載の熱処理装置。
  5. 記加熱室が、前記被処理物を冷却処理する冷却機能をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱処理装置。
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