JP6337592B2 - 回転検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転検出装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転検出装置及び画像形成装置に関する。
従来より、複数の像担持体を一本の転写体に対面させて配列することによりフルカラーの画像を形成するカラー画像形成装置が知られている。この画像形成装置では、用紙に画像を転写し、その後、用紙に画像を定着する、という一連のプロセスを通じて用紙に画像が形成される。例えば中間転写方式の画像形成装置では、まず像担持体である感光体ドラムを一様に帯電すると共に、画像データに合わせて電荷を消去(露光)し静電潜像を形成する。そして、この静電潜像に現像部を用いてトナーを付着させ、ドラムに付着した画像(トナー画像)が転写体である中間転写ベルトに1次転写され、この画像が用紙に2次転写される。
画像形成装置において、高品質な画像を得るためには、感光体ドラムや中間転写ベルトの回転制御を精度よく実現する必要がある。そこで、ロータリーエンコーダー等の回転検出装置により、感光体ドラムや、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラーの回転状態が検出されている。回転検出装置は、例えば、検出対象となる回転体に配設される回転部材と、信号生成部とを主体に構成されている。回転部材は、例えば円状に形成された平板であり、複数の検出要素(例えばスリット)が周方向にかけて周期的に配設されている。信号生成部は、回転部材の回転に伴い検出領域を通過するスリットを検出し、当該スリットの検出に応じた矩形波信号を生成する。この回転検出装置によれば、生成される矩形波信号に基づいて、回転体の回転(例えば回転角や回転速度)を検出することができる。
なお、例えば特許文献1には、アクチュエータ駆動装置が開示されている。この装置では、被駆動体と一体に回転するロータリースケールと、ロータリースケールの回転状態に応じた信号をそれぞれ出力する複数の検出手段と、複数の検出手段からそれぞれ出力される信号をパルス信号にそれぞれ変換するパルス信号変換手段とを有している。パルス信号変換手段から出力される各パルス信号は、立ち上がりエッジ間の時間がそれぞれカウンタにより計測され、各信号に対応するカウンタのカウント値が加算される。そして、この加算値に基づいて、アクチュエータに供給される駆動電圧の周波数が決定される。
また、例えば特許文献2には、濃度・色ずれ制御用パターンを形成する各色のパッチを検出することで、色ずれ制御を行う画像形成装置が開示されている。この装置は、転写対象に形成される制御用パターンを検出するためのセンサと、センサによる濃度検出結果となるデジタルパルスを生成する。制御用パターンを形成する各色のパッチから得られたデジタルパルスの立ち上がりエッジ間及び立ち下がりエッジ間の時間を算出し、同一濃度の各色のパッチから得られたデジタルパルスにおける立ち上がりエッジ間の時間と立ち下がりエッジ間の時間との平均を用いて色ずれ量を求める。そして、この色ずれ量に基づいて、色ずれ制御が行われる。
特開2000−188889号公報 特開2010−117735号公報
ところで、回転検出装置では、例えば立ち上がりエッジ間の時間を利用することで、回転体の回転を検出することができる。また、立ち上がりエッジのみならず、立ち下がりエッジについても着目し、立ち上がりエッジ間の時間及び立ち下がりエッジ間の時間をそれぞれ利用することで、検出分解能を向上させることができる。このため、立ち上がりエッジに関するデータと、立ち下がりエッジに関するデータとをそれぞれ独立したデータとして扱いたいという要求がある。この点、特許文献1,2に関する手法では、立ち上がりエッジに関するデータ及び立ち下がりエッジに関するデータを一つのデータとして統合するものであり、その観点は相違する。
また、市場における回転検出装置は安価なものから高価なものまで様々である。安価な回転検出装置を用いると、これを部品とする画像形成装置のコストアップを抑制することできる。一方で、回転部材はスリット等が機械的に構成されているが、使用する材質や製造条件といった要因により、装置毎に回転部材の機械的な特性にばらつき生じることがある。また、信号生成部は電子部品で構成されているが、その部品精度や、温度或いは湿度等の使用環境といった要因により、装置毎に信号生成部の電気的な特定にばらつきが生じることがある。そのため、回転体が一定周期で回転する場合であっても、立ち上がりエッジ間の時間又は立ち下がりエッジ間の時間が変動し、回転体の回転を精度よく検出することができないという問題がある。これに対して、回転部材の機械特性や信号生成部の電気特性を改善すると、回転検出装置も高価なものとなり、画像形成装置のコストアップを招来する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価な構成を採りつつ精度よく回転を検出することができる回転検出装置及び画像形成装置を提供することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、回転を検出する回転検出装置を提供する。この回転検出装置は、周方向にかけて周期的に配設された複数の検出要素を備える回転部材と、回転部材の回転に伴い検出領域を通過する検出要素を検出し、当該検出要素の検出に応じた矩形波信号を生成する信号生成部と、矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関する第1データを計測するとともに、矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関する第2データを計測する計測部と、第1データと第2データに基づいて、第1データと第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する補正データ作成部と、を有している。
この第1の発明において、補正データ作成部は、第1データ及び第2データのうち一方のデータを基準データとして扱い、当該基準データではない他方のデータである非基準データを補正するための補正データを作成することとし、基準データは、回転部材の機械特性及び信号生成部の電気特性の少なくとも一方の要素に基づいて決定することが望ましい。
また、第1の発明において、補正データ作成部は、基準データ及び非基準データについて周波数特性をそれぞれ算出し、非基準データの周波数特性を基準データの周波数特性と比較して補正対象周波数成分を特定し、当該特定した補正対象周波数成分に基づいて補正データを作成することが好ましい。
また、第1の発明において、補正データ作成部は、基準データ及び非基準データについてそれぞれ平均値を算出し、当該算出された各平均値に基づいて補正データを作成することが好ましい。
また、第1の発明は、基準データと、補正データにより補正した非基準データとに基づいて回転を検出する演算部をさらに有することが好ましい。
また、第2の発明は、画像の形成に伴い回転駆動する回転体と、回転体に配設されており、周方向にかけて周期的に配設された複数の検出要素を備える回転部材と、回転部材の回転に伴い検出領域を通過する検出要素を検出し、当該検出要素の検出に応じた矩形波信号を生成する信号生成部と、矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関する第1データを計測するとともに、矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関する第2データを計測する計測部と、
第1データと第2データに基づいて、第1データと第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する補正データ作成部と、を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、第2の発明において、補正データ作成部は、第1データ及び第2データのうち一方のデータを基準データとして扱い、当該基準データではない他方のデータである非基準データを補正するための補正データを作成することとし、基準データは、回転部材の機械特性及び信号生成部の電気特性の少なくとも一方の要素に基づいて決定することが望ましい。
また、第2の発明において、補正データ作成部は、基準データ及び非基準データについて周波数特性をそれぞれ算出し、非基準データの周波数特性を基準データの周波数特性と比較して補正対象周波数成分を特定し、当該特定した補正対象周波数成分に基づいて補正データを作成する。
また、第2の発明において、補正データ作成部は、画像形成装置の共振点よりも低い周波数成分を対象として、非基準データの周波数特性を基準データの周波数特性と比較することが好ましい。
また、第2の発明において、補正データ作成部は、視感度領域に対応する周波数成分を対象として、非基準データの周波数特性を基準データの周波数特性と比較することが好ましい。
また、第2の発明において、補正データ作成部は、第1データ及び第2データについてそれぞれ平均値を算出し、当該算出された各平均値に基づいて補正データを作成することが望ましい。
さらに、第2の発明は、基準データと、補正データにより補正した非基準データとに基づいて回転を検出する演算部をさらに有することが好ましい。
本発明によれば、第1データ及び第2データのうち変動が含まれる一方のデータを補正する補正データを作成することができる。この補正データによりデータを補正することで、当該データに含まれる変動成分をキャンセルことができる。これにより、安価な構成であっても精度よく回転を検出することができる。
画像形成装置の構成を模式的に示す説明図 回転検出装置の構成を模式的に示す説明図 第1データ及び第2データの説明図 補正データの作成処理を示すフローチャート 速度データたる第1データ及び第2データの説明図 速度データを示す説明図 周波数解析の結果を示すデータ ノッチフィルタの説明図 回転検出装置を利用した回転体の速度制御の手順を示すフローチャート
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示す説明図である。画像形成装置1は、例えば電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。画像形成装置1は、4組の画像形成部10Y、10M、10C、10K及び定着装置40を主体に構成されている。
原稿読取装置SCは、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部50に入力される。なお、制御部50に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したものや、半導体メモリといった可搬性の記録媒体から読み込んだものであってもよい。
4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成部10C及びブラック(K)の画像を形成する画像形成部10Kで構成されている。個々の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、感光体ドラム11Y、11M、11C、10K及びその周辺に配置された帯電部、光書込部、現像装置及びドラムクリーナーで構成されている。
感光体ドラム11Y、11M、11C、10Kは、帯電部によりその表面が一様に帯電させられており、光書込部による走査露光により、感光体ドラム11Y、11M、11C、10Kに潜像が形成される。現像装置は、トナーで現像することによって感光体ドラム11Y、11M、11C、10K上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラム11Y、11M、11C、10K上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのいずれかに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。感光体ドラム11Y、11M、11C、10K上に形成された画像は、1次転写ローラーにより、回転する中間転写ベルト15上の所定位置へと逐次転写される。
中間転写ベルト15上に転写された各色よりなる画像は、2次転写ローラー16により、後述する用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して転写される。この2次転写ローラー16は中間転写ベルト15と圧接して配置されることにより転写ニップを形成している。
用紙搬送部20は、給紙ユニット21から給紙された用紙Pを搬送経路に従って搬送する。給紙ユニット21において、用紙Pは用紙トレイに積載されており、当該用紙トレイに積載された用紙Pは、用紙給紙部22により取り込まれ、搬送経路へと送り出される。搬送経路には、用紙Pを搬送する複数の用紙搬送手段が設けられている。個々の搬送手段は、互いに圧接された一対のローラーによって構成されており、駆動手段である電動モーターを通じて少なくとも一方のローラーが回転駆動する。個々の搬送手段は、用紙Pを挟持して回転することにより、用紙Pを搬送する。なお、搬送手段は、一対のローラーで構成する以外にも、ベルト同士の組み合わせや、ベルト及びローラーの組み合わせといったように、一対の回転部材からなる構成を広く採用することができる。
定着装置40は、画像が転写された用紙P、すなわち、転写ニップから送り出された用紙Pに定着処理を施す装置である。定着装置40は、例えば、互いに圧接されて定着ニップを形成する一対の定着ローラーと、当該定着部材の一方又は双方を加熱するヒーターとで構成されている。この定着装置40は、用紙Pが定着ニップを通過することで、一対の定着ローラーによる加圧と当該定着ローラーの有する熱との作用を通じて、転写された画像を用紙Pに定着させる。定着装置40により定着処理が施された用紙Pは、排紙ローラー23により機外へと排出される。
用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、用紙表面に対する画像形成を終えた用紙Pは、切換ゲート24により、再給紙搬送経路に搬送される。再給紙搬送経路では、搬送された用紙Pの後端が反転ローラーにより挟持された後、逆送することによって用紙Pの表裏が反転させられる。表裏が反転された用紙Pは、複数の搬送ローラーによって搬送され、他方の面に対する画像形成に供するために、転写位置よりも上流側の搬送経路に合流させられる。なお、再給紙搬送経路に沿って用紙Pを搬送する搬送ローラー、切換ゲート、反転ローラー等も前述した用紙搬送部20を構成する。
制御部50は、画像形成装置1の動作を制御する。制御部50としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。この制御部50は、画像形成プロセスを制御する機能と、後述する回転検出装置70の一部として各種の処理を行う機能とを備えている。
操作パネル60は、ディスプレイ上に表示される情報に従い情報の入力を行うことが可能なタッチパネル方式の入力部である。ユーザーは、操作パネル60に対する操作を通じて、用紙Pに関する情報、画像の濃度や倍率、給紙元となる用紙トレイなどを設定することができ、当該情報は、制御部50によって取得される。また、操作パネル60は、制御部50に制御されることにより、当該操作パネル60を介してユーザーに種々の情報を表示する表示部としても機能する。
図2は、回転検出装置70の構成を模式的に示す説明図である。このような構成の画像形成装置1において、感光体ドラム11Y、11M、11C、10Kや、中間転写ベルト15を回転駆動する駆動ローラーといった回転体RBには、この回転体RBの回転を検出する回転検出装置70が設けられている。回転検出装置70は、回転部材71と、信号生成部72と、計測部73と、補正データ作成部74と、演算部75とを主体に構成されている。
回転部材71は、例えば円形状の薄板で構成されており、回転体RBに取り付けられている。回転部材71は回転体RBの回転軸と一致して配設されており、回転部材71は回転体RBと同期して回転する。この回転部材71は、周方向にかけて周期的に配設された複数のスリット71aを備えている。
信号生成部72は、回転部材71の回転に伴い検出領域を通過するスリット71aを検出し、このスリット71aの検出に応じた矩形波信号を生成する。信号生成部72は、光学ユニット72aと、AD変換部72bとで構成されている。
光学ユニット72aは、発光ダイオードと、フォトトランジスタとで構成されており、発光ダイオードとフォトトランジスタとは回転部材71を間に挟むようにして互いに対向して配置されている。発光ダイオード及びフォトトランジスタは回転部材71のスリット71aと対応する位置に配置されており、発光ダイオードから出射される検出光は、フォトトランジスタにて受光される。
発光ダイオードとフォトトランジスタとの間の検出領域にスリット71aが存在する場合には、発光ダイオードから出射される検出光はそのままフォトトランジスタにて受光される。このため、光学ユニット72aは、ハイレベルの信号を出力する。一方、検出領域にスリット71aとスリット71aとの間の非スリット部位が存在する場合には、発光ダイオードから出射される検出光の大部分は当該非スリット部位により遮蔽され、フォトトランジスタにて受光されない。このため、光学ユニット72aは、ローレベルの信号を出力する。このように光学ユニット72aは、回転部材71の回転に伴い検出領域を通過するスリット71aを検出する。光学ユニット72aから出力される信号は、AD変換部72bに入力される。
AD変換部72bは、光学ユニット72aから出力される信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して出力する。このAD変換部72bにより、スリット71aの検出に応じた矩形波信号が生成される。AD変換部72bから出力される信号は、計測部73に入力される。AD変換部72bは、光学ユニット72aから信号を増幅する増幅器などを必要に応じて含むこともできる。
計測部73は、基準クロックを備えている。計測部73は、AD変換部72bからの矩形波信号を所定の制御周期で読み込みながら、基準クロックに従って当該矩形波信号をカウントすることで、速度データを計測する。この速度データは、第1データと、第2データとで構成されている。
図3は、第1データ及び第2データの説明図である。同図に示す上向きの矢印は、矩形波信号の読み込みタイミング(制御周期)を示している。第1データは、矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関するデータである。計測部73は、AD変換部72bから矩形波信号が経時的に出力されると、第1データ、すなわち、隣接する立ち上がりエッジ間の時間Tu1,Tu2,Tu3,・・・を順次計測する。一方、第2データは、矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関するデータである。計測部73は、AD変換部72bから矩形波信号が経時的に出力されると、第2データ、すなわち、隣接する立ち下がりエッジ間の時間Td1,Td2,Td3,・・・を順次計測する。計測されたデータは、補正データ作成部74及び演算部75にそれぞれ出力される。
補正データ作成部74は、第1データと第2データとに基づいて、第1データと第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する。補正データの作成手法については後述する。作成された補正データは、演算部75に出力される。
演算部75は、第1データ、第2データ及び補正データに基づいて、回転体RBの回転(例えば回転速度)を検出する。
ここで、計測部73、補正データ作成部74及び演算部75に示す各機能は、単独のマイクロコンピュータによって実現することができる。しかしながら、本実施形態では、画像形成装置1の制御部50が、回転検出装置70の一部として、計測部73、補正データ作成部74及び演算部75の各機能を実行する。
図4は、補正データの作成処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、画像形成装置1の起動時に呼び出され、制御部50によって実行される。
まず、ステップ1において、制御部50は、安定化制御を実行する。この安定化制御は、画像の画質を安定化するために、用紙Pへの画像形成動作とは別に、感光体ドラム11Y、11M、11C、10Kに対する帯電量や露光量などを調整する制御である。この安定化制御では、画像形成部10Y、10M、10C、10Kや中間転写ベルト15といった作像に必要な要素等が、画像形成時と同様に動作させられる。
ステップ2において、制御部50(計測部73)は、回転検出装置70を通じて速度データを取得する。なお、速度データを取得する対象は、画像形成装置1に搭載される全ての回転検出装置70でもよいし、任意に選択した回転検出装置70でもよい。以下の説明では、ある一つの回転検出装置70に着目して説明を行う。
図5は、速度データたる第1データ及び第2データの説明図である。制御部50は、信号生成部72からの矩形波信号を所定の制御周期で読み込む。そして、制御部50は、基準クロックに従って矩形波信号をカウントすることで、速度データを計測する。例えば、制御部50は、図4に示すように、2倍の周波数からなるオーバーサンプリングを用いて、第1データ及び第2データを計測する。これにより、第1データとして、隣接する立ち上がりエッジ間の時間Tu1,Tu2,Tu3,Tu4・・・が取得され、第2データとして、隣接する立ち下がりエッジ間の時間Td1,Td2,Td3,Td4,・・・が取得される。
ステップ3において、制御部50(補正データ作成部74)は、速度データの取得が完了したか否かを判断する。補正データを精度よく作成するためには、例えば回転体RBが10回転以上するといったように、ある程度の期間にわたり速度データが取得されていることが望ましい。このステップ3では、必要な期間にわたり速度データが取得されたか否かが判断される。
ステップ3において否定判定された場合、すなわち、速度データの取得が完了していない場合には、ステップ3の処理に戻る。一方、ステップ3において肯定判定された場合、すなわち、速度データの取得が完了した場合には、ステップ4に進む。
ステップ4において、制御部50(補正データ作成部74)は、速度データの解析を行う。図6は、速度データを示す説明図である。同図(a)は、回転体RBの1回転相当の矩形波信号を10回分重ね合わせて平均化したデータである。また、同図(b)は、立ち下がりエッジ間の時間のばらつきを示す波形であり、同図(c)は、立ち上がりエッジ間の時間のばらつきを示すデータである。
速度データの解析にあたり、第1データ及び第2データのうちのいずれかが基準データとして扱われる。第1データ及び第2データのうちどちらを基準データとするかは、立ち上がりエッジ間の時間又は立ち下がりエッジ間の時間のどちらに変動(ばらつき)が生じるかにより判断される。すなわち、立ち上がりエッジ間の時間の方が変動が大きい場合には、第2データが基準データとして扱われ、立ち下がりエッジ間の時間の方が変動が大きい場合には、第1データが基準データとして扱われる。いずれを基準データとするか決定する方法は、回転検出装置70の個体特性、すなわち、回転部材71の機械特性及び信号生成部72の電気特性の少なくとも一方の要素を考慮して予め定めることができる。あmた、取得した第1データ及び第2データを参酌し、その都度決定してもよい。なお、本実施形態では、第1データを基準データとして説明を行う。
制御部50は、第1データ及び第2データに対してそれぞれ高速フーリエ変換処理を施し、第1データ及び第2データについて周波数解析を行う。図7は、周波数解析の結果を示すデータである。同図(a)は、第2データの周波数解析の結果を示すデータであり、同図(b)は、第1データの周波数解析の結果を示すデータである。
ステップ5において、制御部50(補正データ作成部74)は、補正データを演算する。具体的には、制御部50は、高速フーリエ変換した第1データのパワースペクトルと、高速フーリエ変換した第2データのパワースペクトルとを比較して、所定の閾値以上の差をもつ周波数成分を特定する(図中破線で示す)。
パワースペクトル同士の比較を行う場合に、制御部50は、以下に示す(1)及び(2)の一方又は双方を考慮して周波数成分を限定し、その限定した範囲において両者のパワースペクトルを比較することが好ましい。
(1)画像形成装置1の共振点よりも低い周波数成分
画像形成装置1の共振点よりも低い周波数として表れる第2データの変動は、画像の形成プロセスにおいて色ずれへの影響が大きい。逆に、画像形成装置1の共振点よりも高い周波数として表れる第2データの変動は、画像の形成プロセスにおける影響が小さい。そのため、周波数成分の全域を比較しなくてもよいこととなる。
(2)視感度領域に対応する周波数成分
視感度領域に対応する周波数成分に表れる第2データの変動は、縞状の画像不良であるピッチムラへの影響が大きい。逆に、視感度領域に対応する周波数成分に表れない第2データの変動は、ユーザーが認識し得る画像不良への影響が小さい。そのため、周波数成分の全域を比較しなくてもよいこととなる。
そして、制御部50は、図8に示すように、特定した周波数成分を減衰対象とするノッチフィルタを設計する。具体的には、制御部50は、ノッチフィルタの伝達関数H(z)について、その係数(フィルタ定数)を求める。
ステップ6において、制御部50(補正データ作成部74)は、ノッチフィルタについて設定されたフィルタ定数から、補正データを設定する。補正データは、下式に示すように伝達関数H(z)そのものを利用した演算式としてもよいし、テーブル化してもよい。
同数式において、「z」はノッチフィルタの処理対象となるデータである速度データを示す。
図9は、回転検出装置70を利用した回転体RBの速度制御の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、印刷の開始をトリガーとして、制御部50により実行される。
まず、ステップ10において、制御部50は、制御対象となる回転体RBの回転駆動を開始する。
ステップ11において、制御部50は、回転体RBの速度が、その回転体RBについて定義された目標速度に到達したか否かを判断する。具体的には、制御部50(計測部73)は、信号生成部72からの矩形波信号に基づいて、速度データである第1データ及び第2データを計測する。そして、制御部50(演算部75)は、第1データ及び第2データに基づいて、回転体RBの速度を演算する。
回転体RBの速度が目標速度に到達している場合には、ステップ11において肯定判定されるので、ステップ12に進む。回転体RBの速度が目標速度に到達していない場合には、ステップ11において否定判定されるので、ステップ11の処理に戻る。
ステップ12において、制御部50(演算部75)は、速度補正処理を行う。この速度補正処理は、上述した手法により求めた補正データにて速度データを補正して、補正後の速度データにて回転体RBの速度を演算するものである。制御部50は、基準データである第1データについては、補正することなく現在のデータを用いる。一方、制御部50は、第2データを補正対象として、補正データ(数式1参照)にて補正を行い、補正後の第2データを得る(数2参照)。
ここで、「z2」は第2データであり、「z2a」は補正後の第2データである。
そして、制御部50(演算部75)は、第1データと、補正後の第2データとに基づいて、回転体RBの速度を演算する。
ステップ13において、制御部50は、速度制御を行う。具体的には、制御部50は、PI制御などのフィードバック制御を用い、回転体RBの速度が目標速度に追従するように、回転体RBを回転駆動するモーターの出力制御を行う。
ステップ14において、制御部50は、全ての用紙Pに係る印刷が終了したか否かを判断する。このステップ14において肯定判定された場合、すなわち、全ての用紙Pに係る印刷が終了した場合には、ステップ15の処理に進む。一方、ステップ14において否定判定された場合、すなわち、全ての用紙Pに係る印刷が終了していない場合には、ステップ12の処理に戻る。
ステップ15において、制御部50は、停止指令を出力し、回転体RBを回転駆動するモーターを停止させる。
このように本実施形態において、回転検出装置70は、周方向にかけて周期的に配設された複数のスリット71a(検出要素)を備える回転部材71と、回転部材71の回転に伴い検出領域を通過するスリット71aを検出し、スリット71aの検出に応じた矩形波信号を生成する信号生成部72と、矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関する第1データを計測するとともに、矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関する第2データを計測する計測部73と、第1データと第2データに基づいて、第1データと第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する補正データ作成部74と、を有している。
一般に安価な構成の回転検出装置では、スリットの周期はある程度の精度が保証されるが、矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間又はその立ち下がりエッジ間の時間の精度が悪いという傾向がある。本実施形態によれば、第1データ及び第2データのうち変動が含まれる一方のデータを補正する補正データを作成することができる。この補正データによりデータを補正することで、データに含まれる変動成分をキャンセルことができる。これにより、回転部材の機械特性や信号生成部の電気特性を改善するとなく、安価な構成にて精度のよい回転検出装置70を提供することができる。
なお、本実施形態によれば、回転部材71は、スリット71aを備える構成であるが、信号生成部により検出可能な検出要素が周方向にかけて周期的に配設されていればよい。例えば、磁気方式の回転検出装置であれば、永久磁石で検出要素を構成することもできる。
また、本実施形態において、補正データ作成部74は、第1データ又は第2データを基準データとして扱い、基準データではない他方のデータである非基準データを補正するための補正データを作成することとしている。そして、補正データ作成部74は、回転部材71の機械特性及び信号生成部72の電気特性の少なくとも一方に基づいて基準データを定めている。
回転検出装置70の個体差により、第1データ側に変動が生じ易いものもあれば、逆に第2データ側に変動が生じ易いものもある。そこで、回転部材71の機械特性及び信号生成部72の電気特性から変動が生じるデータを把握することで、補正の基準となる基準データを適切に決定することができる。
また、本実施形態において、補正データ作成部74は、第1データ及び第2データについて周波数特性(パワースペクトル)を算出し、非基準データの周波数特性を基準データの周波数特性と比較することで補正対象周波数成分を特定している。そして、補正データ作成部74は、特定した補正対象周波数成分に基づいて補正データを作成している。
パワースペクトル同士を比較した場合、非基準データに含まれる変動成分は、所定の閾値以上の差をもつ周波数として表れる。したがって、このように表れる周波数成分を補正対象周波数成分として特定して、補正データを作成することで、非基準データに含まれる変動成分を適切にキャンセルすることができる。
また、本実施形態において、補正データ作成部74は、画像形成装置1の共振点よりも低い周波数成分を対象として、周波数特性の比較を行うこととしている。
かかる構成によれば、画像の形成プロセスにおいて色ずれへの影響が大きい範囲に限定して周波数特性を比較することとなる。このため、色ずれの影響を抑制しつつも、演算処理の軽減を図ることができる。
また、本実施形態において、補正データ作成部74は、視感度領域に対応する周波数成分を対象として、周波数特性の比較を行うこととしている。
かかる構成によれば、ピッチムラへの影響が大きい範囲に限定して周波数特性を比較することとなる。このため、ピッチムラの影響を抑制しつつも、演算処理の軽減を図ることができる。
また、本実施形態において、回転検出装置70は、基準データと、補正データにより補正した非基準データとに基づいて回転状態を検出する演算部75をさらに有している。
かかる構成によれば、第1データと、第2データとのそれぞれを利用して、高い分解能でかつ精度よく回転を検出することができる。これにより、回転部材の機械特性や信号生成部の電気特性を改善するとなく、安価な構成にて精度のよい回転検出装置70を提供することができる。
なお、本実施形態では、周波数解析により、補正データを作成した。しかしながら、制御部50は、数3に示すように、第1データ及び第2データについてそれぞれ平均値を算出し、算出された各平均値に基づいて補正データを作成してもよい。
同数式において、「mean(x1)」は、予め設定された範囲における第1データ(基準データ)の平均値である。一方、「mean(x2)」は、当該範囲における第2データ(非基準データ)の平均値である。また、「x2」は第2データであり、「x2a」は補正後の第2データである。
この補正データは、非基準データの変動が大きく、基準データと非基準データとの平均値がずれる場合に適用することができる。すなわち、補正データにより、非基準データと、基準データとの平均値を合わせることができる。これにより、非基準データに表れる変動成分をキャンセルすることができるので、回転体RBの回転を精度よく検出することができるのである。なお、かかる手法は、これ単独で使用してもよいし、上述した周波数解析による手法と組み合わせて適用してもよい。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、画像形成装置を構成する回転検出装置それ自体も本発明の一部として機能する。
また、回転部材は、検出対象となる回転体に配設されるものであるが、回転体自体が複数の検出要素を備えて、回転部材として機能してもよい。
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
15 中間転写ベルト
16 二次転写ベルト
20 用紙搬送部
21 給紙ユニット
22 用紙給紙部
23 排紙ローラー
24 切換ゲート
40 定着装置
50 制御部
70 回転検出装置
71 回転部材
71a スリット
72 信号生成部
72a 光学ユニット
72b AD変換器
73 計測部
74 補正データ作成部
75 演算部
RB 回転体

Claims (12)

  1. 回転を検出する回転検出装置において、
    周方向にかけて周期的に配設された複数の検出要素を備える回転部材と、
    前記回転部材の回転に伴い検出領域を通過する前記検出要素を検出し、当該検出要素の検出に応じた矩形波信号を生成する信号生成部と、
    前記矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関する第1データを計測するとともに、前記矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関する第2データを計測する計測部と、
    前記第1データと前記第2データに基づいて、前記第1データと前記第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する補正データ作成部と、
    を有することを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記補正データ作成部は、前記第1データ及び前記第2データのうち一方のデータを基準データとして扱い、当該基準データではない他方のデータである非基準データを補正するための補正データを作成することとし、
    前記基準データは、前記回転部材の機械特性及び前記信号生成部の電気特性の少なくとも一方の要素に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載された回転検出装置。
  3. 前記補正データ作成部は、前記基準データ及び前記非基準データについて周波数特性をそれぞれ算出し、前記非基準データの周波数特性を前記基準データの周波数特性と比較して補正対象周波数成分を特定し、当該特定した補正対象周波数成分に基づいて前記補正データを作成することを特徴とする請求項2に記載された回転検出装置。
  4. 前記補正データ作成部は、前記基準データ及び前記非基準データについてそれぞれ平均値を算出し、当該算出された各平均値に基づいて前記補正データを作成することを特徴とする請求項2に記載された回転検出装置。
  5. 前記基準データと、前記補正データにより補正した前記非基準データとに基づいて回転を検出する演算部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載された回転検出装置。
  6. 画像の形成に伴い回転駆動する回転体と、
    前記回転体に配設されており、周方向にかけて周期的に配設された複数の検出要素を備える回転部材と、
    前記回転部材の回転に伴い検出領域を通過する前記検出要素を検出し、当該検出要素の検出に応じた矩形波信号を生成する信号生成部と、
    前記矩形波信号の立ち上がりエッジ間の時間に関する第1データを計測するとともに、前記矩形波信号の立ち下がりエッジ間の時間に関する第2データを計測する計測部と、
    前記第1データと前記第2データに基づいて、前記第1データと前記第2データのうちの一方のデータを補正するための補正データを作成する補正データ作成部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記補正データ作成部は、前記第1データ及び前記第2データのうち一方のデータを基準データとして扱い、当該基準データではない他方のデータである非基準データを補正するための補正データを作成することとし、
    前記基準データは、前記回転部材の機械特性及び前記信号生成部の電気特性の少なくとも一方の要素に基づいて決定することを特徴とする請求項6に記載された画像形成装置。
  8. 前記補正データ作成部は、前記基準データ及び前記非基準データについて周波数特性をそれぞれ算出し、前記非基準データの周波数特性を前記基準データの周波数特性と比較して補正対象周波数成分を特定し、当該特定した補正対象周波数成分に基づいて前記補正データを作成することを特徴とする請求項7に記載された画像形成装置。
  9. 前記補正データ作成部は、画像形成装置の共振点よりも低い周波数成分を対象として、前記非基準データの周波数特性を前記基準データの周波数特性と比較することを特徴とする請求項8に記載された画像形成装置。
  10. 前記補正データ作成部は、視感度領域に対応する周波数成分を対象として、前記非基準データの周波数特性を前記基準データの周波数特性と比較することを特徴とする請求項8に記載された画像形成装置。
  11. 前記補正データ作成部は、前記第1データ及び前記第2データについてそれぞれ平均値を算出し、当該算出された各平均値に基づいて前記補正データを作成することを特徴とする請求項6又は7に記載された画像形成装置。
  12. 前記基準データと、前記補正データにより補正した前記非基準データとに基づいて回転を検出する演算部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載された画像形成装置。
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