JP2011197137A - 画像形成装置、画像形成方法およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】位置ずれ補正用パターンについて、トナー消費を極力抑えることができるようにする。
【解決手段】搬送手段上に形成される画像の位置を調整するための位置ずれ補正の実行を指示する指示手段と、指示手段による指示に応じて画像形成手段により形成された、所定数の位置ずれ補正パターン画像を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に応じて画像形成手段により形成された画像の位置ずれ量を算出する算出手段と、算出された位置ずれ量に応じて画像形成手段により形成される画像の画像形成条件を制御する制御手段とを備え、制御手段は、所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する検知手段の検知結果から算出される位置ずれ量と所定の第1または第2の閾値との比較の結果に応じ、指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を許容される範囲内で減少させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、転写ベルトを用いて画像形成する画像形成装置、画像形成方法およびそのプログラムに関する。
従来より、転写ベルトを用いた中間転写方式のタンデム型カラー画像形成装置において、転写ベルト上にトナーマークパターン(位置ずれ補正パターン)を描き、このパターンを基に位置ずれ補正処理を行っている。この位置ずれ補正処理では、位置ずれ補正パターンを描くことにより、一定量のトナーを消費する。そこで、トナーの消費を抑えるために改良された位置ずれ補正技術が多数提案されている。
例えば、特許文献1に開示の技術では、補正が一定回数連続して成功しているか否かをチェックし、連続して成功していれば、次回から補正用トナーマークパターンの幅を初期値より細くしたトナーパターンを形成するとともに、この細くしたパターン幅を次回からの設定値として使用するため記憶して、処理を終える。従って、次回以降も一定回数連続して補正が成功すると、さらに細いパターンとなっていく。一方、補正が1回でも失敗した場合、パターン幅を初期値より太くして、再度補正を行い、成功するまでパターン幅を太くしていくという制御を行っている。また、特許文献2に開示の技術では、パターンの大きさ(線の延長方向の寸法)を変更することにより、トナー消費を抑えている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示の技術では、トナー消費を抑えるために、補正用トナーマークパターンの幅や線の延長方向の寸法を変更するようになっているが、パターンの数については考慮されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、位置ずれ補正に使用される位置ずれ補正用パターン画像について、トナー消費を極力抑えることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、搬送手段上に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、前記搬送手段上に形成される画像の位置を調整するための位置ずれ補正の実行を指示する指示手段と、前記指示手段による指示に応じて前記画像形成手段により形成された、所定数の位置ずれ補正パターン画像を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて前記画像形成手段により形成された画像の位置ずれ量を算出する算出手段と、算出された前記位置ずれ量に応じて前記画像形成手段により形成される画像の画像形成条件を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知手段の検知結果から算出される前記位置ずれ量と所定の第1または第2の閾値との比較の結果に応じ、前記指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を許容される範囲内で減少させることを特徴とする。
また、本発明は、搬送手段上に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置における画像形成方法であって、前記搬送手段上に形成される画像の位置を調整するための位置ずれ補正の実行を指示する指示ステップと、前記指示ステップにおける指示に応じて前記画像形成手段により形成された、所定数の位置ずれ補正パターン画像を検知する検知ステップと、前記検知ステップにおける検知結果に応じて前記画像形成手段により形成された画像の位置ずれ量を算出する算出ステップと、算出された前記位置ずれ量に応じて前記画像形成手段により形成される画像の画像形成条件を制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップにおいて、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される前記位置ずれ量と所定の第1または第2の閾値との比較の結果に応じ、前記指示ステップでの指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を許容される範囲内で減少させることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、位置ずれ補正に使用される位置ずれ補正用パターン画像の数を許容される範囲内で減少させることにより、トナー消費を抑えることができる。
図1は、本発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の要部の概略を表す図である。 図2は、位置ずれ補正パターン列が形成された状態を示す転写ベルトの斜視図である。 図3は、位置ずれ補正パターンを示す図である。 図4は、本実施形態の位置ずれ補正処理の詳細について説明するフローチャートである。 図5は、位置ずれ補正パターン列のセット数を初期値に戻す場合の制御について説明するフローチャートである。 図6は、位置ずれ量と閾値との比較に応じた位置ずれ補正パターン列のセット数の増減を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる画像形成装置の一実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、転写ベルトを用いるタンデム型のカラー画像形成装置を例として説明するが、本発明は、このような中間転写方式のカラー画像形成装置だけでなく、直接転写方式のカラー画像形成装置にも適用可能である。中間転写方式では搬送手段としての転写ベルト上に位置ずれ補正パターン列を描画するが、直接転写方式のカラー画像形成装置では、搬送手段としての用紙搬送ベルトに位置ずれ補正パターン列を描画し、中間転写方式の場合と同様の手法で位置ずれ補正処理を実行する。
(カラー画像形成装置の要部構成)
図1は、本発明の一実施形態であるカラー画像形成装置の要部の概略を表す図である。同図において、カラー画像形成装置100は、オペレーションパネル1、システム制御部2、ROM3、不揮発RAM4、LD書込回路5、トナーマーク(TM)センサ6、温湿度センサ7、転写ベルト8、及び感光体10Y,10C,10M,10K、ならびに、各感光体の外周に設けられた図示しない帯電ユニット、現像ユニット、転写ユニット、クリーニングユニット、及び除電ユニットなどを備えている。
システム制御部2は、TMセンサ6による測定データに対する処理及び温湿度センサ7により検出された画像形成装置100内の環境状態に応じた処理及び位置ずれ補正に関する制御を行う。ROM3は本カラー画像形成装置100を制御するための制御プログラム等を記憶し、不揮発性RAM3は位置ずれ補正用データ等を記憶する。LD書込回路5は、各感光体10Y,10C,10M,10Kに照射するレーザ光を発生させる回路である。TMセンサ6は位置ずれ補正用のトナーマークパターン(以下、位置ずれ補正パターンと称す)間の距離を測定するために使用される光反射式のセンサである。
図1の構成では、各感光体10Y,10C,10M,10Kの表面を、図示しない帯電ユニットによって帯電させる。そして、帯電した各感光体10Y,10C,10M,10Kの表面にLD書込回路5によって図示しないLD(レーザダイオード)を発光させて光書き込みを行い、各感光体10Y,10C,10M,10K上に潜像を形成する。潜像は図示しない現像ユニットによって各色毎にトナー現像され、各感光体10Y,10C,10M,10K上に顕像化されたトナー像を転写ベルト8に転写してフルカラー画像を形成する。
このようなタンデム型のカラー画像形成装置100においては、位置ずれ補正処理を、電源ON時やオペレーションパネル1からの位置ずれ補正の指示に応じて実行することで、常に、位置ずれ量が所定の範囲以下になるように制御している。主走査方向と副走査方向の位置ずれは、各感光体上へのレーザ光の書き出しタイミングを調整することで補正することができる。この補正は、例えば、メカ的に補正することができる。その場合、レーザ光を反射するミラー(図示せず)を変位させるためのミラー変位モータなどのアクチュエータを備え、これをシステム制御部2が制御する。
(位置ずれ補正パターン列が形成された状態の例)
図2は、位置ずれ補正パターン列が形成された状態を示す転写ベルト8の斜視図である。本実施形態のカラー画像形成装置100では、位置ずれ補正のため、転写ベルト8上に各色の位置ずれ補正パターン20を作像し、この位置ずれ補正パターン20をTMセンサ6で検知する。この図2の例では、TMセンサ6を転写ベルト8における主走査方向の両端に配置し、転写ベルト8には、各々のTMセンサ6の配置位置に対応して位置ずれ補正パターン20が形成されている。
転写ベルト8は、駆動回転する駆動ローラ21と従動回転する従動ローラ22との間に架設されており、駆動ローラ21の回転によって、図中矢印の方向に回転駆動される。位置ずれ補正パターン20は、転写ベルト8が同図に示す搬送方向に移動し、TMセンサ6を順に通過することによって検知される。TMセンサ6がこの位置ずれ補正パターン20を検知すると、その検知結果から、種々の位置ずれ量(主走査倍率ずれ量、主走査レジストレーションずれ量、副走査レジストレーションずれ量、スキューずれ量、歪み量)を算出するための演算処理が行われ、その位置ずれ量から各ずれ成分の補正量が算出される。
ここで、位置ずれ補正パターンについて説明する。図3は、位置ずれ補正パターンを示す図である。ここでは、位置ずれ補正パターンを描く順は、イエロー(Y),黒(K),シアン(C),マゼンダ(M)の順とする。
同図に示すように、主走査方向に対し、直線で描かれる直線マーク4本と、斜線で描かれる斜線マーク4本の組みからなる位置ずれ補正パターンが1つのセットとして、1セットからNセットまで描かれ、位置ずれ補正パターン列を構成する。本実施形態では、位置ずれ補正時に、転写ベルト8上にこのような位置ずれ補正パターンを描く。この位置ずれ補正パターン列をTMセンサ6で読み取り、TMセンサ6の出力に基づいてシステム制御部2で位置ずれ補正制御を実行する。
(位置ずれ補正処理の概要)
続いて、位置ずれ補正処理の概要について説明する。本実施形態では、位置ずれの許容範囲を定める閾値が、主走査方向および副走査方向のそれぞれに対して予め設定される。例えば、主走査方向に180μm、副走査方向に180μmのように、閾値が設定される。
位置ずれ補正時には、上述の位置ずれ補正パターン列(nセット分)を転写ベルト8上に作像し、作像した1〜nセットの位置ずれ補正パターン列をTMセンサ(トナーマークセンサ)6により検知し、TMセンサ6による検知結果をメモリ(不揮発性RAM4)に格納する。
次いで、メモリに格納されたnセット分の検知結果から位置ずれ補正パターン列の主走査方向、副走査方向の位置ずれ量を算出する。なお、主走査方向に並行なマーク(直線マーク)に対する検知結果を基に副走査方向の位置ずれ量を算出し、主走査方向に対して所定の傾斜角を有するマーク(斜線マーク)に対する検知結果を基に主走査方向の位置ずれ量を算出する。
そして、nセット分の検知結果に基づき位置ずれを補正する。ここまでは、従来の位置ずれ補正処理と同様である。
本実施形態では、さらに、メモリに格納されている、n−1セット分の検知結果から、主走査方向および副走査方向の位置ずれ量を算出する。
そして、n−1セット分の検知結果から算出された位置ずれ量と上記閾値とを比較し、この位置ずれ量が上記閾値(α)より小さい場合、次回の位置ずれ補正に際して作像する位置ずれ補正パターン列のセット数を、nから1減じたn−1とする。また、nセット分の検知結果から算出された位置ずれ量と上記閾値とを比較し、この位置ずれ量が上記閾値(α)より大きい場合、次回の位置ずれ補正に際して作像する位置ずれ補正パターン列のセット数を、nに1加算したn+1とする(図6(A)参照)。このように制御することで、位置ずれが許容される範囲内で、描く位置ずれ補正パターン列のセット数を極力減らすことができ、その結果トナー消費を極力抑えることができるようになる。
(位置ずれ補正処理の詳細1)
次に、本実施形態における位置ずれ補正処理の詳細について、図4のフローチャートを参照し説明する。図4は、本実施形態の位置ずれ補正処理の詳細について説明するフローチャートである。この実施例では、図3に例示した位置ずれ補正パターンの数(セット数)を、所定の閾値との比較結果に応じて変更するようにしている。なお、この制御および後述の制御(位置ずれ補正処理の詳細2)は、ROM3または不揮発性RAM4に格納された制御プログラムをシステム制御部2のシステムメモリ(図示せず)にロードし、システム制御部2のCPUが実行することにより実施される。
はじめに、転写ベルト8上にnセット(初期値:n=N、ただしNは正の整数値)の位置ずれ補正パターンを作像する(ステップS401)。
続いて、作像された位置ずれ補正パターン列をTMセンサ6により検知し(ステップS402)、検知結果をメモリに格納する(ステップS403)。
次に、1〜nセットの位置ずれ補正パターン列から得られた検知結果から第1の位置ずれ量を算出する(ステップS404)。
そして、ステップS404で算出された第1の位置ずれ量を基に、位置ずれの補正を行う(ステップS405)。
次に、メモリに格納されている1〜nセットの位置ずれ補正パターンの検知結果のデータの内、最初の1〜n−1セット分の位置ずれ補正パターンの検知結果を用いて第2の位置ずれ量を算出する(ステップS406)。
次いで、ステップS406で算出された第2の位置ずれ量と閾値αとを比較し、この第2の位置ずれ量がα未満であるか否か判定する(ステップS407)。
ここで、第2の位置ずれ量が閾値α未満である場合(ステップS407でYes)、n−1が位置ずれ補正パターンのセット数の下限となるか否か判定する(ステップS408)。
このとき、セット数n−1が位置ずれ補正パターンのセット数の下限に一致しない場合(ステップS408でNo)、ステップS409へ移行し、次回作像する位置ずれ補正パターン列のセット数をn−1とする(図6(B)参照)。
一方、セット数n−1が位置ずれ補正パターンのセット数の下限に一致する場合(ステップS408でYes)、ステップS410へ移行し、次回作像する位置ずれ補正パターンのセット数は増減させず現在のnとする。
また、上記ステップS407で、第2の位置ずれ量が閾値α以上である場合(ステップ407でNo)、第1の位置ずれ量が閾値β(ただし、α<β)以下であるか否かさらに判定する(ステップS411)。
ここで、第1の位置ずれ量が閾値β以下である場合(ステップS411でYes)、ステップS410へ移行し、次回作像する位置ずれ補正パターン列のセット数は増減させず現在のnとする(図6(B)参照)。
一方、第1の位置ずれ量が閾値β以上である場合(ステップS411でNo)、さらに、現在のセット数nが位置ずれ補正パターン列のセット数の上限となっているか否か判定する(ステップS412)。
このとき、現在のセット数nが位置ずれ補正パターン列のセット数の上限に一致する場合(ステップS412でYes)、ステップS410へ移行し、次回作像する位置ずれ補正パターンのセット数は増減させず現在のnとする。
一方、このとき、現在のセット数nが位置ずれ補正パターンのセット数の上限に一致していない場合(ステップS412でNo)、ステップS413へ移行し、次回作像する位置ずれ補正パターン列のセット数をn+1とする(図6(B)参照)。
本実施形態では、以上のように、位置ずれ補正パターン列の検知結果に応じて、次回に作像する位置ずれ補正パターン列のセット数を変更する制御を行う。
(位置ずれ補正処理の詳細2)
次に、上記制御により、位置ずれ補正パターン列のセット数が初期値(N)から減っているとき、すなわち位置ずれ補正パターン列のセット数がn(ただし、n<N)となっているとき、所定の条件を満たす場合にセット数を初期値に戻す制御を行う。この制御について、以下に説明する。図5は、位置ずれ補正パターン列のセット数を初期値に戻す場合の制御について説明するフローチャートである。
はじめに、一定枚数の印刷が実施されたか判定する(ステップS501)。このとき一定枚数の印刷が実施されている場合は、ステップS504へ移行し、そうでない場合は、ステップS502へ移行する。なお、印刷枚数は、印刷が行われる毎にメモリに記録される。
ステップS502では、さらに一定時間が経過したか判定する。このとき一定時間が経過している場合、ステップS504へ移行し、そうでない場合は、ステップS503へ移行する。なお、ここでは、最初に位置ずれ補正パターン列のセット数が初期値(N)より少ないN−1で位置ずれ補正が行われた時間がメモリに記録され、図示しないタイマにより計時される現在の時間との比較により一定時間が経過したか判定される。
ステップS503では、温湿度センサ7の検出結果を基にさらに一定範囲を超える温湿度等の環境変化があるか判定する。このとき所定の基準に対し一定範囲を超える温湿度等の環境変化がある場合、ステップS504へ移行し、そうでない場合、本処理を終了する。
ステップS504では、現在のセット数nで位置ずれ補正パターン列を転写ベルト8上に作像する。
続いて、作像された位置ずれ補正パターン列をTMセンサ6により検知し(ステップS505)、検知結果をメモリに格納する(ステップS506)。
次に、nセット分の位置ずれ補正パターンから得られた検知結果から位置ずれ量を算出する(ステップS507)。
次いで、算出された位置ずれ量と閾値αとを比較し、α未満であるか否か判定する(ステップS508)。
ここで、算出された位置ずれ量が閾値α未満である場合(ステップS508でYes)、位置ずれ補正パターン列のセット数を現在のセット数nのままとする(ステップS509)。
一方、算出された位置ずれ量が閾値α以上である場合(ステップS508でNo)、位置ずれ補正パターン列のセット数を初期値のセット数Nとする(ステップS510)。
なお、上述した処理手順は、説明のための一例であって、利用形態に応じて変形が可能である。
以上のように、前述の図4に示した処理により位置ずれ補正パターン列のセット数が初期値(N)から減っているときに、一定枚数の印刷や、一定時間の経過後や、許容範囲を超える温湿度等の環境変化があった場合に、位置ずれ補正パターン列のセット数を見直す制御を行うことにより、位置ずれ補正の精度を確保することができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態の画像形成装置で実行される制御プログラムは、ROM等に予め組み込んで提供することができる。また、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供・配布するように構成しても良い。
1…オペレーションパネル(指示手段)
2…システム制御部(CPU;指示手段、算出手段、制御手段)
3…ROM(算出手段、制御手段)
4…不揮発性RAM(算出手段、制御手段)
5…LD書込回路(画像形成手段)
6…TMセンサ(検知手段)
7…温湿度センサ
8…転写ベルト(搬送手段)
10Y,10C,10M,10K…感光体(画像形成手段)
20…位置ずれ補正パターン
21…駆動ローラ
22…従動ローラ
特開2008−233410号公報 特開2000−066463号公報

Claims (14)

  1. 搬送手段上に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置であって、
    前記搬送手段上に形成される画像の位置を調整するための位置ずれ補正の実行を指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示に応じて前記画像形成手段により形成された、所定数の位置ずれ補正パターン画像を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記画像形成手段により形成された画像の位置ずれ量を算出する算出手段と、
    算出された前記位置ずれ量に応じて前記画像形成手段により形成される画像の画像形成条件を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知手段の検知結果から算出される前記位置ずれ量と所定の第1または第2の閾値との比較の結果に応じ、前記指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を許容される範囲内で減少させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段の検知結果の内前記所定数より少ない数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知手段の検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値より小さい場合、前記指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を、前記所定数より少ない数へ減少させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知手段の検知結果から算出される位置ずれ量が前記第2の閾値より大きい場合、前記指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を増加させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記所定数より少ない数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知手段の検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値より大きく、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値よりも大きい閾値である第2の閾値より小さい場合、前記指示手段による指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数として現在の数を維持させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記位置ずれ補正パターン画像の数を変化させる制御において、設定された位置ずれ補正パターン画像の数の下限に従うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記位置ずれ補正パターン画像の数を変化させる制御において、設定された位置ずれ補正パターン画像の数の上限に従うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記位置ずれ補正パターン画像の数を減らす制御を行った場合、その後一定数印刷毎に、前記算出手段により算出される位置ずれ量と前記第1の閾値を比較し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値より小さい場合、現在の位置ずれ補正パターン画像の数を維持し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値以上の場合は、位置ずれ補正パターン画像の数を初期値に戻すことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記位置ずれ補正パターン画像の数を減らす制御を行った場合、その後一定時間経過毎に、前記算出手段により算出される位置ずれ量と前記第1の閾値を比較し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値より小さい場合、現在の位置ずれ補正パターン画像の数を維持し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値以上の場合は、位置ずれ補正パターン画像の数を初期値に戻すことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記位置ずれ補正パターン画像の数を減らす制御を行った場合、その後温湿度等の環境条件が所定範囲外となった場合に、前記算出手段により算出される位置ずれ量と前記第1の閾値を比較し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値より小さい場合、現在の位置ずれ補正パターン画像の数を維持し、算出された位置ずれ量が前記第1の閾値以上の場合は、位置ずれ補正パターン画像の数を初期値に戻すことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 搬送手段上に画像を形成する画像形成手段を備える画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記搬送手段上に形成される画像の位置を調整するための位置ずれ補正の実行を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップにおける指示に応じて前記画像形成手段により形成された、所定数の位置ずれ補正パターン画像を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおける検知結果に応じて前記画像形成手段により形成された画像の位置ずれ量を算出する算出ステップと、
    算出された前記位置ずれ量に応じて前記画像形成手段により形成される画像の画像形成条件を制御する制御ステップとを含み、
    前記制御ステップにおいて、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される前記位置ずれ量と所定の第1または第2の閾値との比較の結果に応じ、前記指示ステップでの指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を許容される範囲内で減少させることを特徴とする画像形成方法。
  11. 前記制御ステップにおいて、前記検知手段の検知結果の内前記所定数より少ない数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値より小さい場合、前記指示ステップでの指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を、前記所定数より少ない数へ減少させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 前記制御ステップにおいて、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される位置ずれ量が前記第2の閾値より大きい場合、前記指示ステップでの指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数を増加させることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の画像形成方法。
  13. 前記制御ステップにおいて、前記所定数より少ない数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値より大きく、前記所定数の位置ずれ補正パターン画像に関する前記検知ステップにおける検知結果から算出される位置ずれ量が前記第1の閾値よりも大きい閾値である第2の閾値より小さい場合、前記指示での指示に応じて形成される位置ずれ補正パターン画像の数として現在の数を維持させることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  14. 請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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US9417581B2 (en) 2014-02-17 2016-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, positional deviation correction method and non-transitory computer-readable storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9417581B2 (en) 2014-02-17 2016-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, positional deviation correction method and non-transitory computer-readable storage medium

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