JP2013213916A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー用センサーを用い、少ない受光素子数で位置ずれ量を精度よく算出する。
【解決手段】像担持体上に主副各走査方向の各位置ずれ検出用パターンを副走査方向に並べた列を、各色について同一パターンが主走査方向に対をなすように2列形成して位置ずれ量を算出する画像形成装置であって、対の一方に光を照らす発光素子と、正反射光、拡散反射光を受光する各受光素子を有し、その差分を出力する第一センサーと、対の他方に光を照らす発光素子と、正反射光を受光する受光素子を有し、正反射光成分を出力する第二センサーを備え、両センサーを用いて対の両位置を算出して(S902,903)位置ずれ量の算出をし、位置ずれのない位置に形成された対の両位置を、両センサーを用いて検出したときの検出位置間のずれ量の指標値を記憶し、算出した両位置のずれ量が、指標値分だけ少なくなるように両位置の相対位置関係を補正後、前記算出をする(S904,905)。
【選択図】図9

Description

本発明は、プリンター、複写機等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置の像担持体の像担持面上に所定形状のレジストパターンを形成してその位置ずれ量を算出し、算出結果に基づいて露光タイミングなど画像形成タイミングを補正するレジスト補正を行う技術に関する。
カラー印刷が可能な画像形成装置においては、通常、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)の各色の単色画像を感光体ドラム、中間転写ベルト等の像担持体の像担持面上で重ね合わせてカラー画像を形成している。この単色画像を重ね合わせる位置がずれると、色ずれが生じてしまう。
このため、上記のような画像形成装置においては、所定の時期(例えば、電源オン時)に各色の単色画像の位置ずれ量を算出し、算出結果に基づいて露光タイミングなど画像形成タイミングを補正するレジスト補正が行われる。具体的には、像担持体の像担持面上に所定形状の各色の位置ずれを検出するためのトナー像のパターン(以下、「レジストパターン」という。)が像担持面上に形成された後、レジストパターンの位置が光学センサー(例えば、反射型トナー濃度センサー)により検出され、その検出結果に基づいて、各色のレジストパターンの位置ずれ量を算出して露光タイミングなど画像形成タイミングを補正するレジスト補正が行われる。
このレジストパターンの位置を検出する方法としては、発光素子と正反射光受光素子とを備える反射型トナー濃度センサーを用いてレジストパターンに発光素子から光を照射し、その正反射光を正反射光受光素子で検出する方法と、発光素子と拡散反射光受光素子を備える反射型トナー濃度センサーを用い、その拡散反射光を拡散反射光受光素子で検出する方法が利用されている。
拡散反射光は、得られる光量が正反射光に比べ少ないため、後者の方法は、前者の方法に比べ、検出精度が劣る。又、拡散反射光の光量を増やし、前者の方法の場合と同様の検出精度を得るためには、発光素子として大きな光源が必要になり、その分、製造コストが高くなる。さらに、後者の方法では、像担持面の表面状態や色等の影響を受けやすく、検出条件が制約される。
一方、前者の方法では、発光素子として大きな光源を必要とせず、少ない照射量でレジストパターンの位置を検出可能な正反射光の光量を得ることができる。又、像担持面の表面状態や色等に左右されることがなく、検出条件の制約が少ない。従って、レジストパターンの位置を検出する方法としては、前者の方法を用いる方が好ましい。例えば、特許文献1には、前者の方法を用いて、レジストパターンの位置を検出してレジスト補正を行う技術が開示されている。
これにより、レジストパターンの位置ずれ量を精度よく算出し、その算出結果に基づいて露光タイミングなど画像形成タイミングを適切に補正することができ、色ずれのないカラー画像を像担持面上に形成させることができる。
又、レジストパターンの位置の検出に用いられる反射型トナー濃度センサーは、画像安定化制御において画像濃度を調整するためのパッチトナー像(Y、M、C、Kの各色のパッチトナー像)のトナー濃度測定用にも兼用されることが多い。図11(a)は、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いてK色のパッチトナー像のトナー濃度を測定した場合のトナー濃度とセンサー出力電圧との関係を模式的に示す出力特性曲線である。
同図に示すように、K色の場合には、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いてトナー濃度を測定した場合に、低濃度側から高濃度側の領域まで、トナー濃度が増大するに従ってセンサー出力電圧が低下してゆく出力特性曲線を得ることができる。従って、K色については、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを、K色のパッチトナー像のトナー濃度測定用にも兼用することができる。
図11(b)は、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーと、拡散反射光を検出する反射型トナー濃度センサーをそれぞれ用いてY、M、C色のようなカラー色のパッチトナー像のトナー濃度をそれぞれ測定した場合のトナー濃度とセンサー出力電圧との関係を模式的に示す出力特性曲線である。同図の符号Pは、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いて測定した場合に得られる出力特性曲線を示し、符号Qは、拡散反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いて測定した場合に得られる出力特性曲線を示す。
出力特性曲線Pが示すように、トナー濃度が低濃度側の領域では、トナー濃度が増大するに従って、正反射光のセンサー出力電圧が低下してゆく。そして、トナー濃度が高濃度になるに従って、出力特性曲線Qが示すように、拡散反射光のセンサー出力電圧が徐々に増加し、その影響で、出力特性曲線Pの高濃度側の領域においては、正反射光のセンサー出力電圧が、トナー濃度の増加に応じて低下せず、逆に徐々に上昇する。従って、Y、M、C色のようなカラー色の場合には、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーでは、トナー濃度の高濃度側の領域を精度よく測定することができず、このような正反射光測定用のトナー濃度センサーをカラー色のパッチトナー像のトナー濃度測定にも兼用して用いることは測定精度上好ましくない。
この拡散反射光の影響をなくすため、発光素子と、正反射光受光素子と拡散反射光受光素子の2つの反射光受光素子とを備える反射型トナー濃度センサーを用いて正反射光と拡散反射光との差分を検出するようにすると、図11(c)に示すように、トナー濃度が高濃度側の領域まで、トナー濃度が増大するに従ってセンサー出力電圧が低下してゆく出力特性曲線を得ることができる。
図11(c)は、正反射光と拡散反射光の差分を検出する反射型トナー濃度センサーと、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーと、拡散反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いてY、M、C色のようなカラー色のパッチトナー像のトナー濃度をそれぞれ測定した場合のトナー濃度とセンサー出力電圧との関係を模式的に示す出力特性曲線である。
同図の符号P'は、正反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いて測定した場合の両者の関係を示す出力特性曲線を示し、符号Q'は、拡散反射光を検出する反射型トナー濃度センサーを用いて測定した場合の両者の関係を示す出力特性曲線を示し、符号Rは、正反射光と拡散反射光の差分を検出する反射型トナー濃度センサーを用いて測定した場合の両者の関係を示す出力特性曲線を示す。
出力特性曲線Rが示すように、正反射光と拡散反射光の差分をとると、トナー濃度が高濃度側の領域まで、トナー濃度が増大するに従ってセンサー出力電圧が低下してゆく出力特性曲線を得ることができる。
このように、正反射光と拡散反射光の差分を検出する反射型トナー濃度センサーを用いた場合には、レジストパターンの位置ずれ量を精度よく算出しつつ、Y、M、C色のようなカラー色のパッチトナー像のトナー濃度測定にも兼用して用いることができる。
又、K色の場合には、拡散反射光が生じないため、正反射光と拡散反射光の差分を検出する反射型トナー濃度センサーを用いてパッチトナー像を測定した場合には、正反射光成分のみが出力されることになり、図11(a)の出力特性曲線と同様の出力特性曲線が得られるので、当該反射型トナー濃度センサーをK色のレジストパターンの位置の検出とパッチトナー像のトナー濃度測定とに兼用して用いることができる。
例えば、特許文献2には、発光素子と正反射光受光素子と拡散反射光受光素子と、を備え、正反射光成分と拡散反射光成分をそれぞれ検出し、両者の差分を出力する反射型トナー濃度センサーが開示されている。
特開2001―312116号公報 特開2008−139592号公報
しかしながら、上記の従来技術のように、2つの受光素子を備える反射型トナー濃度センサーを兼用して用いると、レジストパターンの位置の検出用に少なくとも2つの反射型トナー濃度センサーが必要となるため、受光素子が1つの反射型トナー濃度センサー(正反射光受光素子のみを備える反射型トナー濃度センサー)を用いた場合と比較すると、受光素子数が2つ多くなり、その分、製造コストが高くなるという問題が生じる。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、カラー色のトナー濃度を精度よく測定することが可能なトナー濃度センサーを用いつつ、少ない受光素子数でレジストパターンの位置ずれ量を精度よく算出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る画像形成装置は、基準色以外の各色について、パターンが異なる主走査方向、副走査方向の各位置ずれ検出用のレジストパターンを副走査方向に並べたパターン列を、同一パターンが主走査方向に対をなすように像担持体の像担持面上に2列形成し、対をなすレジストパターンにそれぞれ光を照射してその反射光を検出することにより、前記各色についての位置ずれ量を算出する画像形成装置であって、前記対をなすレジストパターンの一方に対して光を照射する発光素子と、その正反射光を受光する正反射受光素子と、その拡散反射光を受光する拡散反射受光素子とを有し、両反射光成分の差分を出力する第一反射型トナー濃度センサーと、前記対をなすレジストパターンのもう一方に対して光を照射する発光素子と、その正反射光を受光する正反射受光素子のみを有し、正反射光成分を出力する第二反射型トナー濃度センサーと、前記第一反射型トナー濃度センサーが出力する前記差分を用いて前記一方のレジストパターンの位置を算出し、前記第二反射型トナー濃度センサーが出力する正反射光成分を用いて前記もう一方のレジストパターンの位置を算出し、算出した各位置に基づいて、前記レジストパターンについて位置ずれ量の算出をする演算手段と、前記対をなすレジストパターンが、位置ずれのない位置に形成されている場合に、前記第一及び第二反射型トナー濃度センサーからの各出力に基づいて前記対をなすレジストパターンの各位置を検出したときに生じるべき検出位置間のずれ量を指標する指標値を記憶している記憶手段と、を備え、前記演算手段は、算出した前記各位置間の位置ずれ量が、前記記憶手段に記憶されている指標値分だけ少なくなるように前記各位置間の相対位置関係を補正し、補正後の前記各位置を用いて前記算出をすることを特徴とする。
ここで、前記第一反射型トナー濃度センサーは、画像安定化制御が行われる際に、前記像担持面上に形成される、カラー色のパッチトナー像のトナー濃度の検出にも兼用されることとすることができる。又、前記第二反射型トナー濃度センサーは、画像安定化制御が行われる際に、前記像担持面上に形成される、黒のパッチトナー像のトナー濃度の検出にも兼用されることとすることができる。
上記構成を備えることにより、受光素子数の異なる反射型トナー濃度センサーを用いた場合においても、両者の検出位置間に生じるべき検出位置間のずれ量が、相殺されるように、対をなすレジストパターンについて両者のトナー濃度センサーを用いて算出された各レジストパターンの位置が補正され、補正後の各レジストパターンの位置を用いて当該レジストパターンの位置ずれ量が算出されるので、同じ構成の反射型トナー濃度センサーを用いて当該位置ずれ量を算出した場合と同様に、精度よく位置ずれ量を算出することができる。
その結果、位置ずれ量の算出精度を落とすことなく、カラー色のトナー濃度を精度よく測定することが可能な、正反射光成分と拡散反射光成分の差分を出力する第一反射型トナー濃度センサーを2つ用いて位置ずれ量を算出する場合よりも、受光素子数を少なくすることができ、その分、製造コストを節減することができる。
ここで、前記第一反射型トナー濃度センサーの前記発光素子と前記正反射受光素子と前記一方との間の相対位置関係は、前記第二反射型トナー濃度センサーの前記発光素子と前記正反射受光素子と前記もう一方との間の相対位置関係と一致するように構成されていることとしてもよい。
これにより、構成の異なる2つの反射型トナー濃度センサー間において、発光素子、正反射光受光素子、検出対象となるレジストパターン間の相対位置関係がそれぞれ一致するように構成されるので、検出位置間のずれ量の内、当該相対位置関係の差に起因する位置ずれが生じるのを防止することができ、その分、検出位置間のずれ量をより少なくすることができ、レジストパターンの位置ずれ量の算出精度をより高めることができる。
さらに、前記第一反射型トナー濃度センサーの前記正反射受光素子と前記拡散反射光受光素子は、両者の受光素子の前記像担持面上における各検出位置が並ぶ方向が主走査方向になるように配置され、前記主走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンは、主走査方向と非平行となるように形成され、前記副走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンは、主走査方向に形成されていることとしてもよい。
これにより、第一反射型トナー濃度センサーの正反射受光素子の検出位置と拡散反射光受光素子の両者の検出位置が並ぶ方向と、副走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンの形成方向とがともに同じ主走査方向になるように構成されるので、両受光素子間で、当該レジストパターンから反射される正反射光と拡散反射光の受光タイミングに時間差が生じないようにすることができ、副走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンについての検出位置間のずれ量をなくすことができ、当該レジストパターンの位置ずれ量の算出精度を高めることができる。
ここで、前記基準色以外の各色には、前記発光素子から照射される光に対する拡散反射率が互いに異なる色が含まれ、前記検出位置間のずれ量は、前記各色の拡散反射率の大きさに応じて異なり、前記記憶手段は、前記各色のレジストパターンの拡散反射率の大きさに応じた前記検出位置間のずれ量を指標する指標値をそれぞれ記憶し、前記演算手段は、前記対をなすレジストパターンの色の拡散反射率の大きさに応じた前記検出位置間のずれ量を指標する指標値を用いて前記各位置間の相対位置関係を補正することとしてもよい。
これにより、発光素子から照射される光に対する拡散反射率が互いに異なる色が含まれ、拡散反射率の大きさに応じて対をなすレジストパターン間の検出位置間のずれ量が異なる場合には、位置ずれ量の算出対象となるレジストパターンの色の拡散反射率の大きさに応じた指標値を用いて対をなすレジストパターンの各位置間の相対位置関係が補正されるので、各色の拡散反射率の大きさの差に起因して各色間の検出位置間のずれ量に差が生じる場合においても精度よくレジストパターンの位置ずれ量を算出することができる。
プリンター1の構成を示す図である。 制御部60の構成と制御部60による制御対象となる主構成要素との関係を示す図である。 パターン形成部606によって中間転写ベルト11の像担持面上に形成されたレジストパターンの具体例を示す。 黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bをそれぞれ用いて検出したY色の副走査方向パターン(図3のパターン列Pa、PbのY色の副走査方向パターン)の出力波形の例を示す。 中間転写ベルト11の像担持面上において主走査方向に対をなすように形成された2つのY色の副走査方向パターン(図3のパターン列Pa、PbのY色の副走査方向パターン)に対する、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bの各受光素子の検出位置の相対位置関係を示す模式図である。 黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bをそれぞれ用いて検出したY色の主走査方向パターン(図3のパターン列Qa、QbのY色の主走査方向パターン)の出力波形の例を示す。 中間転写ベルト11の像担持面上において主走査方向に対をなすように形成された2つのY色の主走査方向パターン(図3のパターン列Qa、QbのY色の主走査方向パターン)に対する、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bの各受光素子の検出位置の相対位置関係を示す模式図である。 制御部60が行う副走査方向位置ずれ量算出処理の動作を示すフローチャートである。 制御部60が行う主走査方向位置ずれ量算出処理の動作を示すフローチャートである。 照射光の波長と、Y、M、Cの各色の拡散反射率との対応関係を示すグラフである。 正反射光を検出する反射型トナー濃度センサー、拡散反射光を検出する反射型トナー濃度センサー、正反射光と拡散反射光の差分を検出する反射型トナー濃度センサーをそれぞれ用いて各色のパッチトナー像のトナー濃度を測定した場合のトナー濃度とセンサー出力電圧との関係を模式的に示す出力特性曲線である。
(実施の形態)
以下、本発明に係る一形態の画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラーデジタルプリンター(以下、単に「プリンター」という。)に適用した場合を例にして説明する。
[1]プリンターの構成
先ず、本実施の形態に係るプリンター1の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るプリンター1の構成を示す図である。同図に示すように、このプリンター1は、画像プロセス部3、給紙部4、定着装置5、制御部60を備えている。
プリンター1は、ネットワーク(例えばLAN)に接続され、外部の端末装置(不図示)や図示しない操作パネルから印刷指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色のトナー像を形成し、これらを多重転写してフルカラーの画像を形成することにより、記録シートへの印刷処理を実行する。
以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色をY、M、C、Kと表し、各色に関連する構成要素の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。画像プロセス部3は、作像部3Y、3M、3C、3K、露光部10、中間転写ベルト11、2次転写ローラー45などを有している。中間転写ベルト11の回動方向(矢印H方向)において作像部3Kの下流側には、後述する反射型トナー濃度センサー14a(黒用反射型トナー濃度センサー14a)、14b(カラー用反射型トナー濃度センサー14b)が中間転写ベルト11の幅方向の両側にそれぞれ配置されている。
作像部3Y、3M、3C、3Kの構成は、いずれも同様の構成であるため、以下、主として作像部3Yの構成について説明する。作像部3Yは、感光体ドラム31Yと、その周囲に配設された帯電器32Y、現像器33Y、1次転写ローラー34Y、および感光体ドラム31Yの像担持面を清掃するためのクリーナー35Yなどを有しており、感光体ドラム31Yの像担持面上にY色のトナー像を作像する。
現像器33Yは、感光体ドラム31Yの像担持面に対向し、像担持面に帯電トナーを搬送する。中間転写ベルト11は、無端状のベルトであり、駆動ローラー12と従動ローラー13に張架されて矢印C方向に回動される。又、従動ローラー13の近傍には、中間転写ベルトの像担持面上に残留するトナーを除去するためのクリーナー21が配置されている。
露光部10は、レーザダイオードなどの発光素子を備え、制御部60からの駆動信号によりY〜K色の画像形成のためのレーザ光Lを発し、作像部3Y、3M、3C、3Kの各感光体ドラムの像担持面を露光走査する。この露光走査により、帯電器32Yにより帯電された感光体ドラム31Yの像担持面上に静電潜像が形成される。作像部3M、3C、3Kの各感光体ドラムの像担持面上にも同様にして静電潜像が形成される。
各感光体ドラムの像担持面上に形成された静電潜像は、作像部3Y、3M、3C、感3Kの各現像器により現像されて各感光体ドラムの像担持面上に対応する色のトナー像が形成される。形成されたトナー像は、作像部3Y、3M、3C、3Kの各1次転写ローラー(図1では、作像部3Yに対応する1次転写ローラーのみ符号34Yを付し、他の1次転写ローラーについては、符号を省略している。)により、中間転写ベルト11の像担持面上の同じ位置に重ね合わされるように、中間転写ベルト11の像担持面上にタイミングをずらして順次1次転写された後、2次転写ローラー45による静電力の作用により中間転写ベルト11の像担持面
上のトナー像が一括して記録シート上に2次転写される。トナー像が2次転写された記録シートは、さらに定着装置5に搬送され、記録シート上のトナー像(未定着画像)が、定着装置5において加熱及び加圧されて記録シートに熱定着された後、排出ローラー71により排紙トレイ72に排出される。
給紙部4は、記録シート(図1の符号Sで表す)を収容する給紙カセット41と、給紙カセット41内の記録シートを搬送路43上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラー42と、繰り出された記録シートを2次転写位置46に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラー44などを備えている。給紙カセットは、1つに限定されず、複数であってもよい。
記録シートとしては、大きさや厚さの異なる用紙(普通紙、厚紙)やOHPシートなどのフィルムシートを利用できる。給紙カセットが複数ある場合には、異なる大きさ又は厚さ又は材質の記録シートを複数の給紙カセットに収納することとしてもよい。
繰り出しローラー42、タイミングローラー44等の各ローラーは、搬送モーター(不図示)を動力源とし、歯車ギヤやベルトなどの動力伝達機構(不図示)を介して回転駆動される。この搬送モーターとしては、例えば、高精度の回転速度の制御が可能なステッピングモーターが使用される。
記録シートは、中間転写ベルト11の像担持面上のトナー像の移動タイミングに合わせて給紙部4から2次転写位置46に搬送され、2次転写ローラー45により中間転写ベルト11の像担持面上のトナー像が一括して記録シート上に2次転写される。
定着装置5は、加熱ローラー51、加熱ローラー51を押圧して加熱ローラー51と定着ニップを形成する加圧ローラー52、加熱ローラー51の外周面の近傍に配置され、加熱ローラー51の外周面の表面温度を検出する温度センサー53等から構成される。
加熱ローラー51の内部には、不図示のヒーターが配置され、ヒーターのオン・オフが制御部60によって切替えられることにより、加熱ローラー51の表面温度が所定の温度になるように制御される。なお、定着装置の加熱方式は、上記のような熱ローラー方式に限定されず、例えば、電磁誘導加熱方式であってもよいし、抵抗発熱体による加熱方式であってもよい。温度センサー53は、非接触型の温度センサーであり、例えば、サーモパイル、非接触型サーミスタ、NCセンサー等を用いることができる。
[2]制御部の構成
図2は、制御部60の構成と制御部60による制御対象となる主構成要素との関係を示す図である。制御部60は、所謂コンピュータであって、同図に示されるように、CPU(Central Processing Unit)601、通信インターフェース(I/F)部602、ROM(Read Only Memory)603、RAM(Random Access Memory)604、画像データ記憶部605、パターン形成部606、パターン列間位置ずれ量記憶部607、位置ずれ補正量演算部608、位置ずれ補正量記憶部609、位置ずれ補正実行部610などを備える。
通信I/F部602は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。ROM603には、画像プロセス部3、給紙部4、定着装置5、操作パネル7、画像読取部8、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14b等を制御するためのプログラム、後述する主走査方向位置ずれ量算出処理、副走査方向位置ずれ量算出処理をそれぞれ実行するプログラムなどが格納されている。
RAM604は、CPU601のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
画像データ記憶部605は、通信I/F部602や画像読取部8を介して入力された、印刷用の画像データを記憶している。パターン形成部606は、ROM602に予め記憶されているパターン画像を読み出して、中間転写ベルト11の像担持面上にY、M、Cの各色の位置ずれを検出するための所定形状のトナー像のパターン(以下、「レジストパターン」という。)を形成する。
図3は、パターン形成部606によって中間転写ベルト11の像担持面上に形成されたレジストパターンの具体例を示す。同図に示すように、中間転写ベルト11の像担持面の主走査方向(回動方向(同図の白矢印H方向)と直交する方向)に、同一色で同一パターンのレジストパターンが対をなすように、K、Y、M、Cの各色のレジストパターンのパターン列が副走査方向(像担持面の回動方向(同図の白矢印C方向))に2列形成される。
同図の符号Pa、Pbは、基準色(K色)以外の各色(Y、M、Cの各色)の副走査方向の位置ずれを検出するための、基準色を含む各色(K、Y、M、Cの各色)のレジストパターン(以下、「副走査方向パターン」という。)のパターン列を示す。
そして同図の符号Qa、Qbは、基準色(K色)以外の各色(Y、M、Cの各色)の主走査方向の位置ずれを検出するための、基準色を含む各色(K、Y、M、Cの各色)のレジストパターン(以下、「主走査方向パターン」という。)のパターン列を示す。ここでは、副走査方向パターンは、主走査方向に形成され、主走査方向パターンは、主走査方向に対し、45°傾いた方向に形成されている。
又、同図の符号14aは、黒用反射型トナー濃度センサーを示し、符号14bは、カラー用反射型トナー濃度センサーを示す。両反射型トナー濃度センサーは、中間転写ベルト11の幅方向の両端部側において像担持面と対向するようにそれぞれ配置されている。
黒用反射型トナー濃度センサー14aは、中間転写ベルト11の像担持面上に主走査方向に対をなす各色の同一の2つのレジストパターンの内の一方のレジストパターンを検出し、カラー用反射型トナー濃度センサー14bは、もう一方のレジストパターンを検出する。
黒用反射型トナー濃度センサー14aは、符号141aで示すLED発光素子と、符号142aで示す受光素子であるフォトダイオードとを備える。黒用反射型トナー濃度センサー14aは、LED発光素子141aからレジストパターンに対してLED光を照射し、その正反射光を受光素子142aで受光し、受光した正反射光に応じた電圧信号を制御部60に出力する。
又、黒用反射型トナー濃度センサー14aは、画像安定化制御において画像濃度を調整するために形成される、トナー濃度の異なる、複数のK色のパッチトナー像のトナー濃度を検出し、検出結果を制御部60に出力する。
カラー用反射型トナー濃度センサー14bは、符号141bで示すLED発光素子と、符号142b、143bで示す受光素子であるフォトダイオードとを備え、受光素子142b、143bの中間転写ベルト11の像担持面上における検出位置が並ぶ方向が、主走査方向になるように構成されている。
カラー用反射型トナー濃度センサー14bは、LED発光素子141bからレジストパターンに対してLED光を照射し、その正反射光を受光素子142bで、その拡散反射光を受光素子143bでそれぞれ受光し、受光した正反射光に応じた電圧信号と、受光した拡散反射光に応じた電圧信号との差分の電圧信号を制御部60に出力する。
又、カラー用反射型トナー濃度センサー14bは、画像安定化制御において画像濃度を調整するために、Y、M、Cの各色について形成されるトナー濃度の異なる、複数のパッチトナー像のトナー濃度を検出し、検出結果を制御部60に出力する。なお、K色のパッチトナー像のトナー濃度の検出もカラー用反射型トナー濃度センサー14bが行うこととしてもよい。
黒用反射型トナー濃度センサー14aのLED発光素子141aと受光素子142aと当該トナー濃度センサーによって検出される、主走査方向に対をなしている同一色で同一パターンの各色のレジストパターンの内の一方との間の相対位置関係は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bのLED発光素子141bと受光素子142bと当該トナー濃度センサーによって検出される、主走査方向に対をなしている同一色で同一パターンの各色のレジストパターンの内のもう一方との間の相対位置関係と一致するように、両者のトナー濃度センサーの配置位置が決められている。
図2の説明に戻って、パターン列間位置ずれ量記憶部607は、パターン列間位置ずれ誤差量を記憶している。ここで、「パターン列間位置ずれ誤差量」とは、主走査方向に対をなすように形成される同一色で同一パターンのレジストパターンがそれぞれ位置ずれのない位置に形成されている場合において、両者の反射型トナー濃度センサーを用いて両者の位置(後述する重心位置)を検出したときに両者の検出位置間に生じる検出位置間のずれ量、すなわち、同一色で同一パターンの両者のレジストパターンを検出する、反射型トナー濃度センサーの構成が異なることにより生じる位置ずれ誤差量のことをいう。
図4(a)は、黒用反射型トナー濃度センサー14aを用いて検出したY色の副走査方向パターン(図3のパターン列PaのY色の副走査方向パターン)の出力波形の例を示し、図4(b)は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて検出したY色の副走査方向パターン(図3のパターン列PbのY色の副走査方向パターン)の出力波形の例を示す。両図において、縦軸は各センサーの出力電圧を示し、横軸は時間を示す。
図4(a)の符号A、B、Cは、後述する図5のY色の副走査方向パターンに対する黒用反射型トナー濃度センサー14aの受光素子142aの検出位置に対応する時間座標上の各時間位置を示す。同様に、図4(b)の符号A'、B'、C'は、後述する図5のY色の副走査方向パターンに対するカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b、143bの検出位置に対応する時間座標上の各時間位置を示す。
図4(b)の符号Pは、Y色の副走査方向パターンについての正反射光成分の出力波形を、符号Qは、当該パターンについての拡散反射光成分の出力波形を、符号Rは、当該パターンについての両者の反射光成分の差分の出力波形(正反射光成分と拡散反射光成分の差分の出力波形)を示す。
図5は、中間転写ベルト11の像担持面上において主走査方向に対をなすように形成された2つのY色の副走査方向パターン(図3のパターン列Pa、PbのY色の副走査方向パターン)に対する、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bの各受光素子の検出位置の相対位置関係を示す模式図である。
図5の左側は、パターン列PaのY色の副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)に対する黒用反射型トナー濃度センサー14aの受光素子142aの検出位置の相対位置関係を示し、図5の右側は、パターン列PbのY色の副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)に対するカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b及び143bの各検出位置の相対位置関係を示す。
図5の符号11は、中間転写ベルトを示し、同図の矢印Hは、中間転写ベルト11の回動方向(副走査方向)を示し、各受光素子の検出位置は、中間転写ベルト11の回動に応じて回動方向と逆方向に相対的に移動する。同図の副走査方向に並んだ各丸印(黒丸印、白丸印)の列L、M、N(列Lは、受光素子142aの検出位置の列を、列Mは、受光素子143bの検出位置の列を、列Nは、受光素子142bの検出位置の列をそれぞれ表す。)は、各検出位置が当該逆方向(同図の点線矢印で示す方向)に相対的に移動する各移動位置を示している。
同図の符号14aは、黒用反射型トナー濃度センサー示し、同図の符号14bは、カラー用反射型トナー濃度センサー14bを示す。同図の符号141a及び符号141bは、LED発光素子を示し、符号142a及び142bは、正反射光を受光する受光素子を示し、符号143bは、拡散反射光を受光する受光素子を示す。
列Lの黒丸で示す検出位置は、時間座標上の時間位置がAの位置では、Y色の副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)の手前の位置にあるため、図4(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Aでは、センサー出力電圧は低下していないが、当該時間座標上の時間位置がBの位置では、Y色の副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)の副走査方向の中央部に到達するため、図4(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Bでは、センサー出力電圧は低下して最小値に達する。このときの時間位置Bを「重心位置」という。ここで、「重心位置」とは、レジストパターンの出力波形のセンサー出力電圧値の最大値と最小値の中間値をMとするとき、出力波形のセンサー出力電圧がM以下の領域における重心に対応する時間座標上の時間位置のことをいう。
さらに、当該時間座標上の時間位置がCの位置では、副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)の副走査方向後端を通過するため、図4(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Cでは、センサー出力電圧は、最大値まで上昇する。このようにして、Y色の副走査方向パターンが黒用反射型トナー濃度センサー14aにより検出されると、図4(a)に示すような出力波形が得られる。
又、黒用反射型トナー濃度センサー14aのLED発光素子141aと受光素子142aとY色の副走査方向パターンとの間の相対位置関係は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bのLED発光素子141bと受光素子142bとY色の副走査方向パターンとの間の相対位置関係と一致するように構成されているので、図5の列Nの黒丸で示す受光素子142bの検出位置についても、列Lの場合と同様に、各検出位置の時間座標上の時間位置が、時間位置A、B、Cにそれぞれ対応する時間位置であるA'、B'、C'の各時間位置に順次移行することにより、センサー出力電圧が同様に変化し、図4(b)の符号Pに示すように図4(a)に示す出力波形と同じ出力波形が得られる。そして図5の左右両側のY色の副走査方向パターンに位置ずれがない場合には、両者の重心位置BとB'は一致する。
又、図5の列Nの黒丸で示す受光素子142bの検出位置と列Mの白丸で示す受光素子143bの検出位置とは、主走査方向に並ぶように構成されているので、受光素子142bの検出位置の時間座標上の時間位置が重心位置B'の時間位置にあるときに、受光素子143bの検出位置もY色の副走査方向パターン(ハッチングで示す部分)の副走査方向の中央部に到達し、図4(b)の符号Qで示すように、センサー出力電圧が最大となる(拡散反射光のセンサー出力電圧が最大となる)。
従って、PとQの差分の出力波形であるRにおけるセンサー出力電圧は、Pの重心位置B'の時点で最低値を示すことになり、PとRの重心位置が一致する。
その結果、正反射光を検出する黒用反射型トナー濃度センサー14aを用いた場合と、正反射光と拡散反射光の差分を検出するカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いた場合とで、出力波形から算出されるY色の副走査方向パターンの重心位置に差が生じることはなく、Y色の副走査方向パターンについては、パターン列間位置ずれ誤差量は0となる。又、M色、C色もY色と同様の特性を有するのでM色、C色についてもY色の場合と同様に副走査方向パターンについては、パターン列間位置ずれ誤差量は0となる。
図6(a)は、黒用反射型トナー濃度センサー14aを用いて検出したY色の主走査方向パターン(図3のパターン列QaのY色の主走査方向パターン)の出力波形の例を示し、図6(b)は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて検出したY色の主走査方向パターン(図3のパターン列QbのY色の主走査方向パターン)の出力波形の例を示す。両図において、縦軸は各センサーの出力電圧を示し、横軸は時間を示す。
図6(a)の符号D、E、Fは、後述する図7のY色の主走査方向パターンに対する黒用反射型トナー濃度センサー14aの受光素子142aの検出位置に対応する時間座標上の各時間位置を示す。同様に、図6(b)の符号D'、E'、F'は、後述する図7のY色の主走査方向パターンに対するカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b、143bの検出位置に対応する時間座標上の各時間位置を示す。
図6(b)の符号Pは、Y色の主走査方向パターンについての正反射光成分の出力波形を、符号Qは、当該パターンについての拡散反射光成分の出力波形を、符号Rは、当該パターンについての両者の反射光成分の差分の出力波形(正反射光成分と拡散反射光成分の差分の出力波形)を示す。
図7は、中間転写ベルト11の像担持面上において主走査方向に対をなすように形成された2つのY色の主走査方向パターン(図3のパターン列Qa、QbのY色の主走査方向パターン)に対する、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bの各受光素子の検出位置の相対位置関係を示す模式図である。
図7の左側は、パターン列QaのY色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)に対する黒用反射型トナー濃度センサー14aの受光素子142aの検出位置の相対位置関係を示し、図7の右側は、パターン列QbのY色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)に対するカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b及び143bの各検出位置の相対位置関係を示す。
図7の符号11は、中間転写ベルトを示し、同図の矢印Hは、中間転写ベルト11の回動方向(副走査方向)を示し、各受光素子の検出位置は、中間転写ベルト11の回動に応じて回動方向と逆方向に相対的に移動する。両図の副走査方向に並んだ各丸印(黒丸印、白丸印)の列L'、M'、N'(列L'は、受光素子142aの検出位置の列を、列M'は、受光素子143bの検出位置の列を、列N'は、受光素子142bの検出位置の列をそれぞれ表す。)は、検出位置が当該逆方向(同図の点線矢印で示す方向)に相対的に移動する各移動位置を示している。
同図の符号14aは、黒用反射型トナー濃度センサー示し、同図の符号14bは、カラー用反射型トナー濃度センサー14bを示す。同図の符号141a及び、141bは、LED発光素子を示し、符号142a及び符号142bは、正反射光を受光する受光素子を示し、符号143bは、拡散反射光を受光する受光素子を示す。
列L'の黒丸で示す検出位置は、時間座標上の時間位置がDの位置では、Y色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)における副走査方向の前端にさしかかる位置にあるため、図6(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Dでは、センサー出力電圧はまだ低下していないが、当該時間座標上の時間位置がEの位置では、Y色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)における副走査方向の中央部に到達するため、図6(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Eでは、センサー出力電圧は低下して最小値に達し、時間位置Eが重心位置となる。
さらに、当該時間座標上の時間位置がFの位置では、Y色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)における副走査方向後端を通過するため、図6(a)に示す出力波形の時間座標上の時間位置Fでは、センサー出力電圧は、最大値まで上昇する。このようにして、Y色の主走査方向パターンが黒用反射型トナー濃度センサー14aにより検出されると、図6(a)に示すような出力波形が得られる。
又、黒用反射型トナー濃度センサー14aのLED発光素子141aと受光素子142aとY色の主走査方向パターンとの間の相対位置関係は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bのLED発光素子141bと受光素子142bとY色の主走査方向パターンとの間の相対位置関係と一致するように構成されているので、図7の列N'の黒丸で示す受光素子142bの検出位置についても、列L'の場合と同様に、各検出位置の時間座標上の時間位置が、時間位置D、E、Fにそれぞれ対応する時間位置であるD'、E'、F'の各時間位置に順次変わることにより、センサー出力電圧が同様に変化し、図6(b)の符号Pに示すように、図6(a)に示す出力波形と同じ出力波形が得られる。図7の左右両側のY色の主走査方向パターンに位置ずれがない場合には、両者の重心位置EとE'は一致する。
一方、図7の列N'の黒丸で示す受光素子142bの検出位置と列M'の白丸で示す受光素子143bの検出位置とは、主走査方向に並ぶように構成されているのに対し、Y色の主走査方向パターンは、主走査方向に対し45°傾いた方向に形成されているため、両者の検出位置がY色の主走査方向パターンにおける副走査方向の中央部に到達するまでの時間に時間差が生じる。
このため、図7に示すように、受光素子142bの検出位置がY色の主走査方向パターン(ハッチングで示す部分)の副走査方向の中央部に到達した時点(時間座標上の時間位置がE'の位置にある時点)において、受光素子143bの検出位置は、まだ当該中央部に到達しておらず、当該時間位置がE'の位置にある時点よりも遅く当該中央部に到達する。
このため、PとQの差分の出力波形であるRにおけるセンサー出力電圧は、図6(b)に示すように、Pの重心位置(E')とRの重心位置(G')とが一致せず、両者の重心位置間に位置ずれ(符号Δtで示す位置ずれ)が生じ、パターン列間位置ずれ誤差量は0とはならない。又、M色、C色もY色と同様の特性を有するのでM色、C色についてもY色の場合と同様に主走査方向パターンについては、パターン列間位置ずれ誤差量は0とはならない。
主走査方向に対をなすように形成される同一色で同一パターンのレジストパターンの重心位置間の位置ずれ(以下、「パターン列間位置ずれ誤差」という。)が、主走査方向パターン間、副走査方向パターン間の何れに生じるか、或いは、両者に生じるかについては、受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向と、各パターンの形成方向との関係により異なる。
例えば、受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向が主走査方向パターンの形成方向である場合には、本実施の形態の場合とは逆に、副走査方向パターンにパターン列間位置ずれ誤差が生じ、主走査方向パターンについては、パターン列間位置ずれ誤差は生じない。
又、受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向が、副走査方向パターンの形成方向とも主走査方向パターンの形成方向とも異なる方向である場合には、主走査方向パターン、副走査方向パターンの両者の重心位置についてパターン列間位置ずれ誤差が生じることになる。なお、K色の主走査方向パターン、副走査方向パターンは、拡散反射光を発生しないので、パターン列間位置ずれ誤差が生じることはない。
このように、受光素子の構成が異なる反射型トナー濃度センサーを用いて、レジスト補正のためのレジストパターンの位置ずれ量の算出を行う場合には、パターン列間位置ずれ誤差が生じるため、両者の構成が同一の場合と同様の方法でレジストパターンの位置ずれ量の算出をおこなうと、パターン列間位置ずれ誤差の影響で正確なレジストパターンの位置ずれ量を得ることができない。
従って、予め製造者側で試験等行い、パターン列間位置ずれ誤差量を決定し、当該誤差量をパターン列間位置ずれ量記憶部608に記憶させておくことが必要となる。そして、受光素子の構成が同一の反射型トナー濃度センサーを用いた場合の方法と同様の方法で算出した、主走査方向に対をなす2つの同一色で同一パターンのレジストパターンの重心位置間の位置ずれ量から、当該パターン列間位置ずれ誤差量分を相殺するように両者の重心位置を補正した上で、両者についての位置ずれ量を算出することで、パターン列間位置ずれ誤差の影響をなくし、正確なレジストパターンの位置ずれ量を得ることができる。
パターン列間位置ずれ誤差量は、例えば、主走査方向に対をなすY色、M色、C色の副走査方向パターン、主走査方向パターンについて、図4(a)、(b)、図6(a)、(b)に示すような各出力波形をとり、正反射光成分の出力波形の重心位置と、正反射光成分と拡散反射光成分の差分の出力波形の重心位置との差を求め、当該差の平均値をパターン列間位置ずれ誤差量として決定することができる。或いは、Y色、M色、C色の違いによる、パターン列間位置ずれ誤差量の差は微少であるので、何れかの色(例えば、Y色)について求めた両者の重心位置間の差をパターン列間位置ずれ誤差量とすることとしてもよい。又、K色については、拡散反射光が発生しないため、正反射光と、正反射光と拡散反射光の差分の各出力波形の重心位置間に差が生じないのでパターン列間位置ずれ誤差量を0とすることができる。
上記のようにして決定されたY、M、Cの各色についての、主走査方向パターン、副走査方向パターンのパターン列間位置ずれ誤差量は、当該パターンと対応付けられてパターン列間位置ずれ量記憶部607に記憶される。
図2の説明に戻って、位置ずれ補正量演算部608は、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bよりそれぞれ出力される各色のレジストパターンの出力波形から、走査方向に並んでいる同一色、同一パターンの各レジストパターンの重心位置を算出する。
さらに、位置ずれ補正量演算部608は、基準色(K色)のレジストパターンの位置に対する、重心位置を算出した各色(Y、M、Cの各色)のレジストパターンの位置の位置ずれ量を算出する。図3を例にして具体的に説明する。符号Pa、Pbで示す副走査方向パターンのパターン列(以下、「副走査方向パターン列」という。)については、位置ずれ補正量演算部608は、以下のようにして位置ずれ量を算出する。
位置ずれ補正量演算部608は、主走査方向に対をなす基準色(K色)の各副走査方向パターンの位置から対応するパターン列の、重心位置を算出したY、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置までの各距離を算出する。当該距離は、以下の(1)〜(6)の各式を用いて算出される。ここで、上記各式において用いられる各符号を以下のように定義する。
中間転写ベルト11の画像形成時における走行速度をV、副走査方向パターン列PaのK、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンについて算出された重心位置をそれぞれKa、Ya、Ma、Ca、副走査方向パターン列PbのK、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンについて算出された重心位置をそれぞれKb、Yb、Mb、Cbとする。
又、副走査方向パターン列PaのK色とY色間、K色とM色間、K色とC色間の、両者の副走査方向パターン間の距離をそれぞれ、Dkya、Dkma、Dkca、副走査方向パターン列PbのK色とY色間、K色とM色間、K色とC色間の、両者の副走査方向パターン間の距離をそれぞれ、Dkyb、Dkmb、Dkcbとする。
Dkya=V×(Ya−Ka)・・・・・(1)
Dkma=V×(Ma−Ka)・・・・・(2)
Dkca=V×(Ca−Ka)・・・・・(3)
Dkyb=V×(Yb−Kb)・・・・・(4)
Dkmb=V×(Mb−Kb)・・・・・(5)
Dkcb=V×(Cb−Kb)・・・・・(6)
次に位置ずれ補正量演算部608は、算出した上記の各距離に基づいて、基準色(K色)の副走査方向パターンの位置を基準とした場合のY、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置ずれ量を、各副走査方向パターン列について算出する。
中間転写ベルト11上に形成されたY、M、Cの各色の副走査方向パターンに位置ずれがない場合の、K色とY色間、Y色とM色間、M色とC色間の両者の副走査方向パターンの副走査方向の間隔をDとすると、K色の副走査方向パターンの位置を基準とした場合における、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置ずれ量は、以下の(7)〜(12)の各式を用いて算出される。ここで、上記各式において用いられる各符号を以下のように定義する。
副走査方向パターン列PaのY、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置ずれ量をそれぞれ、DDya、DDma、DDca、DDkca、副走査方向パターン列PbのY、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置ずれ量をそれぞれ、DDyb、DDmb、DDcbとする。
DDya=D−Dkya・・・・・(7)
DDma=2D−Dkma・・・・(8)
DDca=3D−Dkca・・・・(9)
DDyb=D−Dkyb・・・・・(10)
DDmb=2D−Dkmb・・・・(11)
DDcb=3D−Dkcb・・・・(12)
本実施の形態では、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンが形成される方向(主走査方向)とカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向(主走査方向)とが同一方向であるため、パターン列間位置ずれ誤差量は0となる。従って、Pa、PbおけるY、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置ずれ量の算出工程において、パターン列間位置ずれ誤差量は、考慮されていない。
一方、符号Qa、Qbで示す主走査方向パターンのパターン列(以下、「主走査方向パターン列」という。)については、位置ずれ補正量演算部608は、以下のようにして位置ずれ量を算出する。位置ずれ補正量演算部608は、主走査方向パターン列QbのY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出した重心位置が、パターン列間位置ずれ量記憶部607に記憶されているパターン列間位置ずれ誤差量(ここでは、当該誤差量をXとする。)だけ、基準色(K色)について算出した重心位置に近づくように、主走査方向パターン列PbのY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出した重心位置を補正する。
具体的には、主走査方向パターン列QbについてのK、Y、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置をそれぞれKbb、Ybb、Mbb、Cbbとすると、補正後の各色の主走査方向パターンの重心位置(K、Y、M、Cの各色の補正後の重心位置をそれぞれMKbb、MYbb、MMbb、MCbbとする。)が、(13)〜(17)の各式で示す重心位置になるように補正する。
MKbb=Kbb・・・・・・(13)
MYbb=Ybb−X・・・・(14)
MMbb=Mbb−X・・・・(15)
MCbb=Cbb−X・・・・(16)
この補正をすることにより、Y、M、Cの各色の主走査方向パターンの形成される方向とカラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向とが異なることに起因してY、M、Cの各色のQaとQbの主走査方向パターン列間に生じる重心位置の位置ずれ量を相殺することができる。
次に、位置ずれ補正量演算部608は、上記の補正後の各重心位置を用いてK、Y、M、Cの各色について、副走査方向パターンの位置と主走査方向パターンの位置との間の間隔を、以下の(17)〜(24)の各式を用いて算出する。ここで、上記の各式に用いられる各符号を以下のように定義する。
主走査方向パターン列QaのK色、Y色、M色、C色についての上記の各間隔をそれぞれ、DEka、DEya、DEma、DEca、主走査方向パターン列QbのK色、Y色、M色、C色についての、上記の各間隔をそれぞれ、DEkb、DEyb、DEmb、DEcbとする。
又、主走査方向パターン列QaのK、Y、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置をそれぞれKaa、Yaa、Maa、Caaとする。
DEka=V×(Kaa−Ka)・・・・・(17)
DEya=V×(Yaa−Ya)・・・・・(18)
DEma=V×(Maa−Ma)・・・・・(19)
DEca=V×(Caa−Ca)・・・・・(20)
DEkb=V×(Kbb−Kb)・・・・・(21)
DEyb=V×(MYbb−Yb)・・・・(22)
DEmb=V×(MMbb−Mb)・・・・(23)
DEcb=V×(MCbb−Cb)・・・・(24)
次に位置ずれ補正量演算部608は、算出した上記の各間隔に基づいて、基準色(K色)の上記の間隔を基準とした場合のY、M、Cの各色の主走査方向パターンの位置ずれ量(主走査方向パターン列QaのY、M、Cの各色の位置ずれ量をそれぞれ、EEya、EEma、EEca、主走査方向パターン列QbのY、M、Cの各色の位置ずれ量をそれぞれ、EEyb、EEmb、EEcbとする。)を、以下の(25)〜(30)の各式を用いて算出する。
なお、主走査方向パターンは、副走査方向に対して45°傾いた方向に形成されているので、基準色(K色)についての上記の間隔と、Y、M、Cの各色についての上記の間隔との差は、主走査方向における基準色(K色)の主走査方向パターンの位置とY、M、Cの各色の主走査方向パターンの位置との間の主走査方向の位置ずれ量に等しいことになる。
EEya=DEka−DEya・・・・・(25)
EEma=DEka―DEma・・・・・(26)
EEca=DEka―DEca・・・・・(27)
EEyb=DEkb−DEyb・・・・・(28)
EEmb=DEkb―DEmb・・・・・(29)
EEcb=DEkb―DEcb・・・・・(30)
位置ずれ補正量記憶部609は、位置ずれ補正量演算部608により算出された、Y、M、Cの各色のレジストパターン(副走査方向パターン及び主走査方向パターン)についての位置ずれ量を記憶する。位置ずれ補正実行部610は、位置ずれ補正量記憶部609に記憶されている各色のレジストパターンの位置ずれ量に基づいて、露光タイミングなど各色の画像形成のタイミングを補正する。
操作パネル7は、複数の入力キーと液晶表示部を備え、液晶表示部の表面にはタッチパネルが積層されている。タッチパネルからのタッチ入力又は入力キーからのキー入力により、ユーザーからの指示を受取り、制御部60に通知する。画像読取部8は、スキャナーなどの画像入力装置から構成され、用紙等の記録シートに記載されている文字や図形などの情報を読取り、画像データを形成する。
[3]副走査方向位置ずれ量算出処理の動作
図8は、制御部60が行う副走査方向位置ずれ量算出処理の動作を示すフローチャートである。制御部60は、レジストパターンの位置ずれ量の算出を行う時期が到来すると、パターン形成部606を介してROM602に予め記憶されているパターン画像を読み出して、中間転写ベルト11の像担持面上にK、Y、M、Cの各色のレジストパターンのパターン列を副走査方向に2列形成する(ステップS801)。
ここで、「レジストパターンの位置ずれ量の算出を行う時期」とは、電源オン時、電源オン後、所定の印刷枚数を印刷した時、ユーザーによって補正指示が入力された時などの予めきめられた所定の時期のことをいう。
次に制御部60は、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bよりそれぞれ出力される、各パターン列の各色のレジストパターンの出力波形を取得し(ステップS802)、2列の各パターン列のK、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンの重心位置を、位置ずれ補正量演算部609を介して算出する(ステップS803)。
そして、制御部60は、各パターン列について算出した各色の副走査方向パターンの重心位置に基づいて、基準色(K色)の副走査方向パターンの位置に対する、Y、M、Cの各色の副走査方向パターンの位置の位置ずれ量を位置ずれ補正量演算部608を介して算出し(ステップS804)、算出した各位置ずれ量を、当該位置ずれ量を用いて露光タイミングなど各色の画像形成のタイミングを補正するために、位置ずれ補正量記憶部610に記憶させる(ステップS805)。
[4]主走査方向位置ずれ量算出処理の動作
図9は、制御部60が行う主走査方向位置ずれ量算出処理の動作を示すフローチャートである。制御部60は、レジストパターンの位置ずれ量の算出を行う時期が到来すると、パターン形成部606を介してROM602に予め記憶されているパターン画像を読み出して、中間転写ベルト11の像担持面上にK、Y、M、Cの各色のレジストパターンのパターン列を副走査方向に2列形成する(ステップS901)。
次に制御部60は、黒用反射型トナー濃度センサー14a、カラー用反射型トナー濃度センサー14bよりそれぞれ出力される、各パターン列の各色のレジストパターンの出力波形を取得し(ステップS902)、2列の各パターン列のK、Y、M、Cの各色の主走査方向パターンの重心位置を、位置ずれ補正量演算部609を介して算出する(ステップS903)。
そして、制御部60は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bから取得した、一方のパターン列のY、M、Cの各色の主走査方向パターンの出力波形に基づいて算出した重心位置が、パターン列間位置ずれ量記憶部608に記憶されているパターン列間位置ずれ誤差量分だけ、当該パターン列の基準色(K色)について算出した重心位置に近づくように、当該パターン列のY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出した重心位置を、位置ずれ補正量演算部609を介して補正する(ステップS904)。
さらに制御部60は、補正量演算部609を介して、黒用反射型トナー濃度センサー14aから取得したY、M、Cの各色の主走査方向パターンの出力波形に基づいて算出した重心位置と、ステップS904において補正した補正後の重心位置とを用いて各パターン列のK、Y、M、Cの各色について、副走査方向パターンの位置と主走査方向パターンの位置との間の間隔を算出し、算出した上記の各間隔に基づいて、当該パターン列の基準色(K色)についての上記の間隔を基準とした場合の当該パターン列のY、M、Cの各色の主走査方向パターンの位置の位置ずれ量を算出する(ステップS905)。
さらに、制御部60は、算出した各位置ずれ量を、当該位置ずれ量を用いて露光タイミングなど各色の画像形成のタイミングを補正するために、位置ずれ補正量記憶部610に記憶させる(ステップS906)。
このように、レジストパターンの位置ずれ量の算出において、受光素子数の異なる、黒用反射型トナー濃度センサー14aとカラー用反射型トナー濃度センサー14bをそれぞれ用いて、主走査方向に対をなす同一色で同一パターンのレジストパターンの重心位置をそれぞれ算出した場合においても、両者の重心位置間に生じる位置ずれ量が補正により相殺された後に、補正後の重心位置に基づいてY、M、Cの各色のレジストパターンの位置ずれ量が算出されるので、同じ2つのカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて重心位置を算出した場合と同様に、精度よく位置ずれ量を算出することができる。
その結果、2つのカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いた場合よりも受光素子数を少なくすることができ、その分、製造コストを節減することができる。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)本実施の形態では、レジストパターンの色に関わらずパターン列間位置ずれ誤差量を同一とみなして、Y、M、C各色のレジストパターンの重心位置を、同じパターン列間位置ずれ誤差量分だけ補正することとしたが、当該誤差量は、レジストパターンに対して照射する光の波長によっては、色間で異なる場合があるので、このような場合には、色毎に予め当該誤差量を決定しておいて、各色に対応するパターン列間位置ずれ誤差量分だけ、当該色のレジストパターンの重心位置を補正するようにすることとしてもよい。
図10は、照射光の波長と、Y、M、Cの各色の拡散反射率との対応関係を示すグラフである。同図の符号K、Y、M、Cは、それぞれK色、Y色、M色、C色についての両者の対応関係を示す。同図に示すように、照射光の波長が800nm以上では、Y、M、Cの各色の拡散反射率はほぼ同一であるが、800nm未満の波長領域では、色によって拡散反射率の変化の仕方が異なる。この拡散反射率が低くなると、拡散光のパターン列間位置ずれ誤差量への影響力がその分小さくなってゆくので、当該誤差量は少なくなる。
例えば、照射光として940nmの波長(同図の点線Sで示す波長)の光を用いる場合には、各色間の拡散反射率は、ほぼ同一であるので、レジストパターンの色間で、重心位置の補正に用いるパターン列間位置ずれ誤差量を変える必要はないが、730nmの波長(同図の点線Tで示す波長)の光を用いる場合には、Y、M色の拡散反射率(約95%)に対してC色の拡散反射効率は約43%と半分未満であるので、C色のレジストパターンに対しては、Y、M色のレジストパターンの重心位置の補正に用いるパターン列間位置ずれ誤差量の約45%の誤差量とすることで、同じ誤差量とする場合に比較して、主走査方向パターン列Qa、Qb間の重心位置の位置ずれ量をより精度よく算出することができる。
このように、拡散反射率がY、M、Cの各色間で異なる波長領域の光を照射光として用いる場合には、色毎に拡散反射率に応じたパターン列間位置ずれ誤差量を設定し、各色に対応するパターン列間位置ずれ誤差量で当該色のレジストパターンの重心位置を補正することにより、より精度よくレジストパターンの位置ずれ量を算出することができる。
(2)本実施の形態では、黒用反射型トナー濃度センサー14aのLED発光素子141aと受光素子142aと当該トナー濃度センサーによって検出される、主走査方向に対をなす同一色で同一パターンのレジストパターンの内の一方との間の相対位置関係は、カラー用反射型トナー濃度センサー14bのLED発光素子141bと受光素子142bと当該濃度センサーによって検出される、主走査方向に対をなす同一色で同一パターンのレジストパターンの内のもう一方との間の相対位置関係と一致するように、両者のトナー濃度センサーの配置位置が決定されているが、両者の相対位置関係は、不一致であってもよい。
この場合においても、本実施の形態の場合と同様に、予め各色の副走査方向パターン、主走査方向パターンのそれぞれについてパターン列間位置ずれ誤差量を設定しておくことにより、同じ2つのカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて重心位置を算出した場合と同様に、各色のレジストパターンについて精度よく位置ずれ量を算出することができる。
なお、両者の相対位置関係が一致する場合の方が、パターン列間位置ずれ誤差量を少なくできるので、誤差の影響を少なくすることができ、位置ずれ量の算出精度をより高めることができる。
(3)本実施の形態では、カラー用反射型トナー濃度センサー14bの受光素子142b、143bの検出位置が並ぶ方向が、主走査方向(像担持面の回動方向に直交する方向)になるように構成することとしたが、両者の検出位置が並ぶ方向は、主走査方向と異なる方向であってもよい。
この場合においても、本実施の形態の場合と同様に、予め各色の副走査方向パターン、主走査方向パターンのそれぞれについてパターン列間位置ずれ誤差量を設定しておくことにより、同じ2つのカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて重心位置を算出した場合と同様に、各色のレジストパターンについて精度よく位置ずれ量を算出することができる。
なお、両者の検出位置が並ぶ方向を主走査方向とすることにより、副走査方向パターンについてのパターン列間位置ずれ誤差量を0にすることができので、副走査方向パターンについて誤差の影響をなくすことができ、各色の副走査方向パターンの位置ずれ量の算出精度をより高めることができる。
(4)本実施の形態では、主走査方向パターンの重心位置の補正を、副走査方向に形成された2列の主走査方向パターンのパターン列の内の一方のパターン列(図3のパターン列Qb)についてのみ行うことにより、受光素子数の異なる、黒用反射型トナー濃度センサー14aとカラー用反射型トナー濃度センサー14bを用いて両者のパターン列の主走査方向に対をなす主走査方向パターンの重心位置をそれぞれ検出した場合に、同一の2つの主走査方向パターンの重心位置の検出位置間に生じるパターン列間位置ずれ誤差を相殺することとしたが、当該誤差を相殺する方法は、上記の方法に限定されない。
すなわち、2つの主走査方向パターンについて算出した各重心位置間の位置ずれ量が、パターン列間位置ずれ誤差量分だけ少なくなるように、検出した各重心位置間の相対位置関係を補正するものであればよく、上記の場合に限定されない。
例えば、2列の主走査方向パターンのパターン列の内のもう一方のパターン列(図3のパターン列Qa)についてのみ行うこととしてもよい。具体的には、パターン列QbのY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置Ybb、Mbb、Cbbの各重心位置からパターン列間位置ずれ誤差量Xを減算して当該重心位置を補正する代わりに、パターン列QaのY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置Yaa、Maa、Caaの各重心位置にパターン列間位置ずれ誤差量Xを加算する補正を行うこととしてもよい。
或いは、2列の主走査方向パターンのパターン列の両者に対して以下のように補正することとしてもよい。すなわち、パターン列QbのY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置Ybb、Mbb、Cbbの各重心位置からパターン列間位置ずれ誤差量Xを減算して当該重心位置を補正する代わりに、パターン列Qa、Qb両者のY、M、Cの各色の主走査方向パターンについて算出された重心位置に対し、パターン列Qaの各重心位置については、パターン列間位置ずれ誤差量の半分(X/2)を加算する補正を、パターン列Qbの各重心位置については、パターン列間位置ずれ誤差量の半分(X/2)を減算する補正をそれぞれ行うこととしてもよい。
(5)本実施の形態では、レジストパターンを中間転写ベルト11の像担持体を形成した場合を例にして説明したが、本実施の形態のレジストパターンの位置ずれ量算出方法は、レジストパターンを感光体ドラム上に形成した場合においても本実施の形態の場合と同様にして適用することができる。
本発明は、プリンター、複写機等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置の像担持体の像担持面上に所定形状のレジストパターンを形成してその位置ずれ量を算出し、算出結果に基づいて露光タイミングなど画像形成タイミングを補正するレジスト補正を行う技術として利用できる。
1 プリンター
3 画像プロセス部
3Y〜3K 作像部
4 給紙部
5 定着装置
7 操作パネル
8 画像読取部
10 露光部
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラー
13 従動ローラー
14a 黒用反射型トナー濃度センサー
14b カラー用反射型トナー濃度センサー
21、35Y クリーナー
31Y 感光体ドラム
32Y 帯電器
33Y 現像器
34Y 1次転写ローラー
41 給紙カセット
42 繰り出しローラー
43 搬送路
44 タイミングローラー
45 2次転写ローラー
46 2次転写位置
51 加熱ローラー
52 加圧ローラー
53 温度センサー
60 制御部
71 排出ローラー
72 排紙トレイ

Claims (6)

  1. 基準色以外の各色について、パターンが異なる主走査方向、副走査方向の各位置ずれ検出用のレジストパターンを副走査方向に並べたパターン列を、同一パターンが主走査方向に対をなすように像担持体の像担持面上に2列形成し、対をなすレジストパターンにそれぞれ光を照射してその反射光を検出することにより、前記各色についての位置ずれ量を算出する画像形成装置であって、
    前記対をなすレジストパターンの一方に対して光を照射する発光素子と、その正反射光を受光する正反射受光素子と、その拡散反射光を受光する拡散反射受光素子とを有し、両反射光成分の差分を出力する第一反射型トナー濃度センサーと、
    前記対をなすレジストパターンのもう一方に対して光を照射する発光素子と、その正反射光を受光する正反射受光素子のみを有し、正反射光成分を出力する第二反射型トナー濃度センサーと、
    前記第一反射型トナー濃度センサーが出力する前記差分を用いて前記一方のレジストパターンの位置を算出し、前記第二反射型トナー濃度センサーが出力する正反射光成分を用いて前記もう一方のレジストパターンの位置を算出し、算出した各位置に基づいて、前記レジストパターンについて位置ずれ量の算出をする演算手段と、
    前記対をなすレジストパターンが、位置ずれのない位置に形成されている場合に、前記第一及び第二反射型トナー濃度センサーからの各出力に基づいて前記対をなすレジストパターンの各位置を検出したときに生じるべき検出位置間のずれ量を指標する指標値を記憶している記憶手段と、を備え、
    前記演算手段は、算出した前記各位置間の位置ずれ量が、前記記憶手段に記憶されている指標値分だけ少なくなるように前記各位置間の相対位置関係を補正し、補正後の前記各位置を用いて前記算出をする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一反射型トナー濃度センサーの前記発光素子と前記正反射受光素子と前記一方との間の相対位置関係は、前記第二反射型トナー濃度センサーの前記発光素子と前記正反射受光素子と前記もう一方との間の相対位置関係と一致するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第一反射型トナー濃度センサーの前記正反射受光素子と前記拡散反射光受光素子は、両者の受光素子の前記像担持面上における各検出位置が並ぶ方向が主走査方向になるように配置され、
    前記主走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンは、主走査方向と非平行となるように形成され、前記副走査方向の位置ずれ検出用のレジストパターンは、主走査方向に形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記基準色以外の各色には、前記発光素子から照射される光に対する拡散反射率が互いに異なる色が含まれ、
    前記検出位置間のずれ量は、前記各色の拡散反射率の大きさに応じて異なり、
    前記記憶手段は、前記各色のレジストパターンの拡散反射率の大きさに応じた前記検出位置間のずれ量を指標する指標値をそれぞれ記憶し、
    前記演算手段は、前記対をなすレジストパターンの色の拡散反射率の大きさに応じた前記検出位置間のずれ量を指標する指標値を用いて前記各位置間の相対位置関係を補正する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第一反射型トナー濃度センサーは、画像安定化制御が行われる際に、前記像担持面上に形成される、カラー色のパッチトナー像のトナー濃度の検出にも兼用される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第二反射型トナー濃度センサーは、画像安定化制御が行われる際に、前記像担持面上に形成される、黒のパッチトナー像のトナー濃度の検出にも兼用される
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
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