JP6334802B1 - プレキャストpc床版の連結構造及び連結方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定枚数毎のプレキャストPC床版の配設完了後、続けて設置されるプレキャストPC床版の設置完了を待つことなくプレストレス導入を実施できるプレキャストPC床版の連結構造を提供する。【解決手段】所定枚数の並列設置された基本床版1aの橋軸方向端部に底面に緊張鋼線6a,6bの定着部2を設けた始端定着床版1cと終端定着床版1dが設置されてPC床版同士1a、1b、1c、1dがPC圧着接合で一体化されており、始端定着床版1cと終端定着床版1dの底面に設けた定着部2は、連結部において区画と区画のPC鋼線6a、6bが橋軸直交方向に間隔をあけて配設されるように橋軸直交方向にずらして配設してあり、区画の緊張鋼線6aと区画の緊張鋼線6bがラップさせてあるプレキャストPC床版の連結構造であり、緊張鋼線6a、6bは実質的に連続して桁の全長に配設されていると見なすことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、鋼桁橋の桁上の橋軸方向に並列設置するプレキャストPC床版の連結構造及び連結方法に関するものであり、新設の橋梁、及び既存の橋梁のPC床板の交換にも適用できるものである。
鋼桁橋の橋軸方向にプレキャストPC床版1を並べて敷設し、PC鋼線6をプレキャストPC床版1に挿通して緊張することによってプレストレスを導入してプレキャストPC床版1を一体化することは特許文献1(特開平7−119119号公報)等に開示されており周知の技術である。(図6参照)
また、プレストレスで連結されたプレキャストPC床版1を効率的に補修交換できるようにプレキャストPC床版1を通常パネル1a、連結パネル1b、及びPC鋼線の定着部2を底面側に設けた定着パネル1cの三種類を用い、定着パネル1cの定着部2の間にキャップケーブル65を配設し、緊張定着してプレキャストPC床版1を連結することによって新旧のプレキャストPC床版を連結する補修工法が特許文献2(特開平7−268808号公報)に開示されている。(図7参照)
特開平7−119119号公報 特開平7−268808号公報
橋梁の鋼桁上に複数のプレキャストPC床版を敷設し、これらのプレキャストPC床版をPC鋼線を緊張定着することによって一体化する工法において、橋梁の全長に渡る連続したPC鋼線を必要とし、橋梁の全長が長い場合PC鋼線を接続して必要長さとしている。
特許文献1においては、接続具を用いPC鋼線を接続して必要長さとすることが示唆されているが、接続具を用いる方法では橋梁の全長に渡ってプレキャストPC床版の敷設が完了してからでないとPC鋼線の緊張定着作業をすることができない。従って、PC鋼線を緊張定着することによるプレキャストPC床版の一体化が完了するまでの間、プレキャストPC床版は桁上に載置されているだけの仮設状態であり、床版としての設計強度が発揮されず、また、床版上に舗装工事をすることができないので工期が長くなるという問題がある。
特許文献2には、橋梁全長にわたるPC鋼線でプレキャストPC床版を緊張定着せず、橋梁の中間部に定着パネルを設け、定着パネル間に配設したキャップケーブルでプレキャストPC床版を連結することによる任意の個所のプレキャストPC床版の交換補修を可能とすることが提案されている。
しかしながら、連結部の両側のプレキャストPC床版を先に緊張定着して一体化しないと連結できないため、特許文献1に開示された技術について挙げたと同様に橋梁全体のプレキャストPC床版が緊張定着されてからでないとプレキャストPC床版は一体化されず、床版上の舗装工事を行うことができない。
本発明は、所定枚数のプレキャストPC床版の配設完了後、設置完了したプレキャストPC床版に続けて設置されるプレキャストPC床版の設置完了を待つことなくPC鋼線によるプレストレス導入を実施することができるようにしてプレストレス導入が完了した床版上に舗装工事を行えるようにし、その部分における舗装工事を実施中に続けて設置されるプレキャストPC床版の敷設作業を並行して同時に行えるようにすることによって工期を短縮すると共に工事コストを低減することを目的とする。
橋桁の上の橋軸方向に所定枚数のプレキャストPC床版をPC鋼線の緊張定着したものを連結する連結構造であって、所定枚数の基本床版が並設された端部に底部にPC鋼線定着部を有する始端定着床版と終端定着床版が設置され、所定枚数の基本床版と始端定着床版及び終端定着床版がPC圧着接合で一体化された連結構造であり、始端定着床版と終端定着床版の定着部は互いに橋軸直交方向に所定距離ずらしてあり、PC鋼線はずらし部で橋軸直交方向に互いに所定距離ずらして配設してあり、終端定着床版に定着されたPC鋼線と始端定着床版に定着されたPC鋼線がラップした状態としたプレキャストPC床版の連結構造である。
また、橋桁の上に橋軸方向に所定枚数のプレキャストPC床版を並列設置してPC鋼線の緊張定着によって連結する連結方法であって、所定枚数の基本床版を並列敷設し、その端部に底部に定着部を設けた始端定着床版を設置し、続いて既に設置した所定枚数の基本床版の底部に定着部を設けた終端定着床版を設置し、PC鋼線によって緊張定着して基本床版、始端定着床版、及び終端定着床版を圧着接合する方法であって、始端定着床版と終端定着床版の底部に設けた定着部は橋軸直交方向にPC鋼線が所定距離離れて配設されるように始端定着床版と終端定着床版の定着部が橋軸直角方向にずらして配置してあるものであり、PC鋼線はずらし部で橋軸直交方向に互いに所定距離ずらして配設さてPC鋼線をラップさせるプレキャストPC床版の連結方法である。
プレキャストPC床版は、所定枚数を単位としてPC鋼線で緊張定着されているのでプレキャストPC床版としての設計強度が発揮される状態となっており、プレストレス導入が完了したプレキャストPC床版の区間において舗装工事や高欄工事等の他の工事をすることができ、従来のように橋梁全長にわたるプレキャストPC床版の敷設と緊張定着が完了するまで舗装工事等の他の工事を待たせる必要がなく、工事全体の工期を大幅に短縮することができる。
所定の枚数のプレキャストPC床版の並設設置及びこれらの緊張定着を一日作業で完了する範囲に調整することによって、当日作業で敷設完了したプレキャストPC床版は一体化されて床版としての設計強度が発揮される状態であり、プレキャストPC床版が桁の上に載置されているだけの不安定な仮設状態にある状態を短縮することができ、工事中に地震や暴風雪等自然災害が襲来してもプレキャストPC床版は所定の設計強度を発揮することができるので欠けや破損、及び落下等の発生率を低減することができる。
また、始端定着床版と終端定着床版の間に連結床版を介在させることによって、連結部におけるPC鋼線のラップ長さを充分なものとすることができ、床版の連結部において応力伝達がスムーズにおこなわれ、強固な連結構造とすることができる。
プレキャストPC床版の連結部の平面図及び断面図。 プレキャストPC床版の斜視図。 圧着接合部の詳細断面図。 ずれ止め孔の詳細断面図及びレベル調整用孔詳細断面図。 プレキャストPC床版施工の工程図。 プレキャストPC床版を緊張定着する従来技術の斜視図。 キャップケーブルを用いたプレキャストPC床版接続の従来技術の断面図。
図1のプレキャストPC床版の連結部の平面図、幅員方向連結部の断面図、及び図2の斜視図に示す実施例に基づいて説明する。
図示の実施例のプレキャストPC床版1は、基本床版1a、連結床版1b及び定着床版(始端定着床版1c及び終端定着床版1d)の三種類であり、いずれも橋軸直交方向(X−X方向)には接合部を設けない一枚版である。橋軸直交方向には複数のPC鋼線を配置してプレテンション方式で床版にプレストレスを付与した二方向PC床版とする。
幅員が大きい場合、もしくは運搬上の制約があってプレキャストPC床版の橋軸直交方向の長さが制約される場合、橋軸直交方向(X−X方向)においてもプレキャストPC床版を工場で分割して製造し、現場地組してポストテンション方式で接合して一体化して必要な大きさのプレキャストPC床版とすることができる。
基本床版1a、連結床版1b及び定着床版1c、1dを同じ幅(橋軸方向長さ)で製造するのがコスト面で好ましい。始端定着床版1c、終端定着床版1dは、複数のPC鋼線がそれぞれ緊張定着できるように複数の定着部2が底面に突出させて形成してあり、定着部2が始端定着床版であるか終端定着床版であるかで定着部2の突出方向が逆向きにしてあり、そして橋軸直角方向において互いにずらした位置に設けてあるため、実質的に始端定着床版と終端定着床版を逆向きに入れ替えて使用できるので施工性が良く経済的である。
プレキャストの型枠兼用及び運搬時の版幅の制約を配慮するため、連結床版1bを始端定着床版1cと終端定着床版1dの間に挟んで連結部を形成し、緊張用のPC鋼線6a、6bのラップ長さを確保することを基本形態としている。連結床版1bは、PC鋼線6a、6bを一定間隔で橋軸方向においてラップさせるものであるので、PC鋼線を通すシースを2本設けてある。
なお、連結床版1bを設置することは必須ではなく、始端定着床版1c、終端定着床版1dの幅(橋軸方向長さ)を大きくして十分な緊張PC鋼線6a、6bのラップ長さを確保するようにして連結床版1bを省略することができる。また、連結部におけるPC鋼線6a、6bのラップ長さを所定の長さとするために連結床版1bは1枚に限るものでなく、複数枚設置することとしてもよい。
連結部においてPC鋼線6a、6b同士が橋軸直交方向に一定間隔をあけて並行して配設されてラップするように始端定着床版1cと終端定着床版1dの定着部2は橋軸直角方向において互いにずらした位置に設けてあり、PC鋼線6a、6cはずらし部6zにおいて基本床版におけるPC鋼線の配設方向からずらして配設してある。
連結部においてPC鋼線6a、6bがラップして配設されることによってPC鋼線が実質的に連続したPC鋼線とみなすことができるようにPC鋼線6a、6bがラップする長さを定める。このラップ区間におけるPC鋼線6a、6bの離間距離は、道路橋示方書に定められているPC鋼線の最小間隔以上としてある。
並設されたプレキャストPC床版1は、PC緊張鋼線6a、6bに導入された緊張力によって圧着接合されている。この圧着接合面について、図3に示すように乾式工法と湿式工法の2種類から選択することができる。
乾式工法では、プレキャストPC床版1、1の間に接着剤6Aを塗布し、プレキャストPC床版1の製作誤差を考慮して2〜5mm程度の隙間を設けることが好ましい。シース60の継手部分から雨水や接着剤がシース60の内部に流入しないようにスポンジゴム61を貼り付ける。
湿式工法では、プレキャストPC床版1、1の間に10〜20mmの目地7を設け、目地7内に無収縮モルタル71を充填するが、シース60の継手部分から無収縮モルタル71がシース6内に流入しないようにスポンジゴム61をシースの継目に貼り付けて無収縮モルタル71を充填して目地7を埋める。
橋軸直角方向にプレストレスを導入することによって、プレキャストPC床版1の反りや平面曲がり変形が大きくなる場合では、湿式工法を採用して対応することができる。
図4(1)は、プレキャストPC床版1に設けてあるずれ止孔12の詳細断面図である。プレキャストPC床版1の設置誤差を吸収できるように、プレキャストPC床版1と鋼桁3のフランジ31の上面の間にソールゴム4を敷いて隙間を設け、プレキャストPC床版1を鋼桁3のフランジ31の上に設置した後、隙間無収縮モルタル71を充填し、ずれ止め用孔12に膨張コンクリート14を充填してスタッドボルト32を介してプレキャストPC床版1と鋼桁3を接合して一体化してずれ止とする。無収縮モルタル71に代えて膨張モルタルを使用することもできる。
図4(2)はプレキャストPC床版1のレベルを調整するための、レベル調整孔13の詳細断面図であり、プレキャストPC床版1に内ネジ付のレベル調整用のインサート8が打ち込んで設置してあり、このインサート8の上部にレベル調整用孔13が設けてある。プレキャストPC床版1を鋼桁上に設置する時に、プレキャストPC床版1と鋼桁3のフランジ31の上面との間にソールゴム4を敷き隙間が形成されるようにしてプレキャストPC床版1を設置する。設置後、レベル調整用ボルト50を孔13からインサート8にねじ込み、調整用ボルト50によってプレキャストPC床版1のレベルを調整する。調整後、隙間とレベル調整用孔13に無収縮モルタル71を充填してプレキャストPC床版のレベル状態を維持する。
図5は、本発明の連結構造を有するプレキャストPC床版の施工手順の一例を示すものであり、鋼桁橋の全長Lを3分割して区画A、区画B、及び区画Cの3区画とし、連結部を2箇所に設けた場合の施工工程図である。
工程(1)基本床版1aを所定枚数並設していき、区間Aの端部の基本床版1aに接して区間Bの始端定着床版1c、続いて連結床版1b、区間Aの終端定着床版1dを配設し、PC鋼線6aを端部の基本床版1aの側端面から区画Aの終端部に位置する終端定着床版1dまで挿通して区画Aの終端定着床版1dの定着部2及び基本床版1aの側端面に緊張定着して区間Bの始端定着床版1cを含めて区画AのプレキャストPC床版を一体化する。
工程(2)続いて区画Bにおいて、区画Aの終端定着床版1dに続けて基本床版1aを所定数設置し、続けて区画Cの始端定着床版1c、連結床版1b及び区画Bの終端定着床版1dを設置し、PC鋼線6bを区画Bの始端定着床版1cの定着部2から区画Bの終端定着床版1dの定着部2へ挿通し、それぞれ定着部に緊張定着し、区画C始端定着床版1cを含めて区画B全体を一体化する。
工程(3)最後の区画Cを前記と同じ手順で施工して全体を完成する。区画Cの最終位置の床版は基本床版1aであり、PC鋼線6cはこの基本床版1aの側端面に定着される。
各区画のプレキャストPC床版を敷設した後に、乾式目地工法を採用した場合には、直ぐにPC鋼線6(6a、6b、若しくは6c)の緊張工事を行うことができる。湿式目地工法を採用した場合は、目地モルタルが所定強度に達した後、PC鋼線の緊張工事を行う。例えば、無収縮モルタルのセラマックス(商品名)を使用した場合、翌日には必要強度が発揮されているので、プレキャストPC床版の敷設完了の翌日にPC鋼線6の緊張作業を実施することができる。
このように、並設されたプレキャストPC床版1は区画ごとにPC鋼線6(6a、6b、若しくは6c)を緊張定着することによって一体化される。そして、次の区画のプレキャストPC床版の設置及び緊張定着によって一体化する工事作業中に、一体化が完了した区画の上面に舗装工事及び高欄設置工事等を同時に並行して施工することができ、全体の工期を大幅に短縮することができる。
1区画の長さをプレキャストPC床版1の設置及び緊張定着による一体化を一日で完了する長さとすることによって、当日に設置したプレキャストPC床版1をその日のうちに緊張定着して一体化することが可能となって床版の設計強度が発揮される状態になっているので、プレキャストPC床版1の設置工事中の仮止め支保工や金具等は不要となり、施工の省力化及びコスト低減を図ることができる。
図5の施工図に示すプレキャストPC床版1の設置順番を変更して、中央区画からプレキャストPC床版の設置を開始し、次に設置完了した中央の区画の両方向に向かってプレキャストPC床版1を設置することにすると区画の両側の二つの区画のプレキャストPC床版1の設置作業を同時に進行させることができるので更に工期短縮が可能となる。
1 プレキャストPC床版
1a 基本床版
1b 連結床版
1c 始端定着床版
1d 終端定着床版
12 ずれ止め孔
13 レベル調整孔
14 膨張コンクリート
2 定着部(突起)
3 鋼桁
31 フランジ
4 ソールゴム
32 スタッドボルト
50 レベル調整用ボルト
6(6a、6b、6c) PC鋼線
6A 接着剤
6z ずらし部
65 キャップケーブル
60 シース
61 スポンジゴム
7 目地
71 無収縮モルタル
8 インサート

Claims (5)

  1. 橋桁の上の橋軸方向に所定枚数のプレキャストPC床版をPC鋼線の緊張定着によって連結する連結構造であって、所定枚数の基本床版が並設された端部に、底部にPC鋼線定着部を有する始端定着床版と終端定着床版が設置され、所定枚数の基本床版と始端定着床版及び終端定着床版がPC圧着接合で一体化された連結構造であり、始端定着床版と終端定着床版の定着部は互いに橋軸直交方向に所定距離ずらしてあり、PC鋼線はずらし部で橋軸直交方向に互いに所定距離ずらして配設してあり、終端定着床版に定着されたPC鋼線と始端定着床版に定着されたPC鋼線がラップした状態としてあることを特徴とするプレキャストPC床版の連結構造。
  2. 請求項1において、終端定着床版と始端定着床版との間にPC鋼線のラップ長さを調整するための連結床版が設けてあり、この連結床版にはPC鋼線をラップさせるためのシースが所定間隔で設けてあることを特徴とするプレキャストPC床版の連結構造。
  3. 橋桁の上に橋軸方向に所定枚数のプレキャストPC床版を並列設置してPC鋼線の緊張定着によって連結する連結方法であって、所定枚数の基本床版を並列敷設し、その端部に底部に定着部を設けた始端定着床版を設置し、続いて既に設置した所定枚数の基本床版の底部に定着部を設けた終端定着床版を設置し、PC鋼線によって緊張定着して基本床版、始端定着床版、及び終端定着床版を圧着接合する方法であって、始端定着床版と終端定着床版の底部に設けた定着部は橋軸直交方向にPC鋼線が所定距離離れて配設されるように始端定着床版と終端定着床版の定着部が橋軸直角方向にずらして配置してあるものであり、PC鋼線はずらし部で橋軸直交方向に互いに所定距離ずらして配設させてPC鋼線をラップさせることを特徴とするプレキャストPC床版の連結方法。
  4. 請求項3において、プレキャストPC床版の並列設置及び緊張定着を完了した後、緊張定着を完了した床版部分上に舗装工事を行うのと並行して隣接する領域のプレキャストPC床版の並列設置及び緊張定着を実施することを特徴とするプレキャストPC床版の連結方法。
  5. 請求項3または4において、敷設するプレキャストPC床版の枚数を施工当日内に緊張定着工事を完了できる枚数とすることを特徴とするプレキャストPC床版の連結方法。
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