JP7246292B2 - コンクリート床版及びコンクリート床版の形成方法 - Google Patents

コンクリート床版及びコンクリート床版の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、橋桁の上にコンクリートのプレキャスト版を配列して形成されたコンクリート床版に係り、特に一部のプレキャスト版の取り替えが容易となったコンクリート床版、及びコンクリート床版を形成する方法に関するものである。
橋桁の上に形成されるコンクリート床版には、橋桁の軸線方向に複数のプレキャスト版を配列し、これらを一体に連結したものが広く採用されている。そして、プレキャスト版が強固に一体となるように橋桁の軸線方向にプレストレスを導入することが行われており、例えば特許文献1に開示されている。
このように形成されたコンクリート床版は、経年劣化等によって損傷が生じることがある。損傷が生じたコンクリート床版は、補修によって機能を回復することが必要となり、損傷した部分のプレキャスト版を取り替えることが行われている。しかし、橋桁の軸線方向にプレストレスが導入されているコンクリート床版は、複数のプレキャスト版にわたって連続する緊張材が埋め込まれている。そして、一部のプレキャスト版を撤去するために緊張材を切断すると広い範囲でプレストレスが解放されてしまうおそれがある。このため、プレキャスト版を取り替えようとするときには広い範囲を同時に取り替えることになり、多くの作業と費用を要するものとなっている。
このような事情から、プレキャスト版の一部を後に取り替えることを想定したコンクリート床版が、特許文献2に開示されている。
このコンクリート床版は、プレキャストコンクリートからなる複数のパネルを桁上に配列したものであり、橋梁の一径間毎に3つのパネルからなる緊張定着用パネル群が設けられている。緊張定着用パネル群は、2つの定着パネルとこれらの間に配置される1つの連結パネルで構成され、複数の緊張定着用パネル群の間には複数の通常パネルが配列されている。緊張材は接続具によって接続され、順次に緊張力が導入されているが、一連の通常パネルとこれらの両側で隣接する2つの定着パネルとに連続するプレストレスを導入して、これらの両端に定着具が装着されている。したがって、連結パネルを撤去しても、その両側にある定着パネルと通常パネルのプレストレスは維持される。これにより、2つの緊張定着用パネル群の連結パネルを撤去し、2つの連結パネルとこれらの間にある一連の通常パネル及びこれに隣接する定着パネルとを撤去して、取り替えることができるものとなっている。
特開平07-102529号公報 特開平07-268808号公報
しかしながら、上記従来の技術では、次のような解決が望まれる課題がある。
プレキャストコンクリートからなるパネルの一部に損傷が生じ、これを取り替えようとするときに、少なくとも2つの定着パネルと2つの連結パネルと、2つの定着パネルの間にある一連の通常パネルとを取り替えなければならない。このため、取り替えるパネルの数を最小限に抑えて補修の費用を低減しようとする要請に、充分に対応できるものではない。また、コンクリート床版を設置するときに、定着パネルにはキャップケーブルの定着用ブロックをあらかじめ設けておく必要がある。キャップケーブルはパネルの取り替え後に緊張定着用パネル群にプレストレスを導入するために用いられるものであり、コンクリート床版の設置時には使用しない定着用ブロックを、補修時に新たに配置するキャップケーブルのために設けておくことになる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンクリート床版の残存させる部分に作用しているプレストレスを維持したまま、損傷が生じて取り替えが必要になった少数のプレキャスト版に限定して取り替えることができるコンクリート床版及びこのようなコンクリート床版の形成方法を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、 橋桁の上に複数のプレキャスト版を配列し、前記橋桁の軸線方向にプレストレスを導入して複数の前記プレキャスト版を接合したコンクリート床版であって、 複数の前記プレキャスト版を連続して貫通する緊張材が配置され、 該緊張材は、緊張力が導入された状態で両端部が前記プレキャスト版に定着されており、 複数の前記プレキャスト版の内の所定数のプレキャスト版毎の接合部に、2つの中間定着具が連続する前記緊張材の中間部分に装着され、 2つの前記中間定着具は、前記緊張材の緊張力をプレキャスト版に伝達することができる定着面を互いに反対方向に向け、前記定着面の背後の面が互いに対向するように配置されているコンクリート床版を提供する。
このコンクリート床版では、2つの中間定着具が装着されている位置で、双方の中間定着具の間で緊張材を切断してもコンクリート床版に導入されているプレストレスが維持される。したがって、一部のプレキャスト版に損傷が生じたときに、2つの中間定着具が装着された2か所の間で損傷が生じたプレキャスト版を撤去しても、その両側のコンクリート床版を残存させる範囲ではコンクリート床版のプレストレスを維持することができる。そして、プレキャスト版を撤去した範囲には新たなプレキャスト版を設置して補修を行うことができる。このとき2つの中間定着具の間で切断した緊張材には接続具を介して新たな緊張材を接続することができ、これらの新たな緊張材によって新たに配置されたプレキャスト版にプレストレスを導入することが可能となる。
このように2つの中間定着具が対にして配置された任意の位置間でプレキャスト版の取り替えによる補修が可能となり、プレキャスト版に損傷が生じた範囲が小さいときにも、取り替えるプレキャスト版の数を限定して補修をすることができる。
また、コンクリート床版の新設時には、複数のプレキャスト版に連続した緊張材を挿通し、効率よくプレストレスを導入することができる
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のコンクリート床版において、 前記中間定着具は、前記緊張材が内側に挿通される円筒状のくさび保持部材と、前記くさび保持部材の内側で前記緊張材との間に介挿されるくさび、とを有するものであり、 緊張力が導入されている前記緊張材の中間部分と前記くさび保持部材との間に前記くさびが圧入されているものとする。
このコンクリート床版では、くさびの圧入によって効率よく緊張材の緊張力をプレキャスト床版に定着することが可能な状態にすることができる。そして、くさび保持部材と緊張材との間にくさびが圧入されていることにより、これらの中間定着具で緊張材の緊張力が定着されたときの緊張力の低下が小さく抑えられる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のコンクリート床版において、 前記緊張材が配置された複数のプレキャスト版に隣接して他の複数の連続部プレキャスト版が配列され、 複数の前記連続部プレキャスト版を貫通するように連続部緊張材が配置され、 前記連続部緊張材は、前記プレキャスト版に定着された前記緊張材の端部に接続具を介して接続され、 前記接続具は、前記連続部プレキャスト版に前記連続部緊張材の緊張力を定着することが可能な状態に装着されているものとする。
このコンクリート床版では、緊張力を導入して定着された緊張材に接続具を介して連続部緊張材が接続されており、連続部プレキャスト版にも先にプレストレスが導入されたプレキャスト版に連続したプレストレスが導入される。そして、接続具は連続部緊張材の定着が可能に装着されているので、プレキャスト版の取り替えによる補修が必要となったときに、接続具による緊張材と連続緊張材との接続を解除しても連続部プレキャスト版のプレストレスが維持される。したがって、接続具が装着された位置を、残存させる範囲とプレキャスト版を取り替える範囲との境界として、先にプレストレスを導入したプレキャスト版を取り替えて補修することができる。
請求項4に係る発明は、 橋桁の上に複数のプレキャスト版を配列する工程と、 前記プレキャスト版のそれぞれについて前記橋桁の軸線方向に形成されたダクト内に、連続する緊張材を挿通するとともに、複数の前記プレキャスト版の内の所定数のプレキャスト版毎に、前記プレキャスト版の接合部に形成された切り欠き内で2つの中間定着具に前記緊張材を挿通させる工程と、 前記緊張材に緊張力を導入し、両端部を前記プレキャスト版に定着する工程と、 前記緊張材が挿通された2つの前記中間定着具は、前記緊張材の緊張力をプレキャスト版に伝達することができる定着面を互いに反対方向に向け、前記定着面の背後の面が互いに対向するように配置し、前記定着面を介して前記緊張材の緊張力を定着することが可能に装着する工程と、 前記切り欠き内にコンクリート又はモルタルを充填し、前記中間定着具を埋め込む工程と、を有するコンクリート床版の形成方法を提供するものである。
このコンクリート床版の形成方法では、連続する緊張材を複数のプレキャスト版に挿通し、緊張することによって効率よくプレストレスを導入することができる。そして、緊張力が導入された状態の緊張材には、所定数のプレキャスト版毎に、緊張材の緊張力をプレキャスト版に伝達することができる2つの中間定着具を効率よく装着し、コンクリート床版中に埋め込んでおくことができる。このように形成されたコンクリート床版では、複数のプレキャスト版に連続してプレストレスが導入されるとともに、2つの中間定着具の間で緊張材を切断しても両側のコンクリート床版のプレストレスが維持される。したがって、一部のプレキャスト版に損傷が生じたときに、2つの中間定着具が装着された2か所の間で損傷が生じたプレキャスト版を撤去し、その両側の残存させる範囲のコンクリート床版ではプレストレスを維持したまま、損傷したプレキャスト版を取り替えて補修することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のコンクリート床版の形成方法において、 前記中間定着具は、緊張材が内側に挿通される円筒状のくさび保持部材と、前記くさび保持部材の内側で前記緊張材を保持するくさび、とを有するものを用い、 前記くさび保持部材又は前記くさび保持部材と該くさび保持部材が当接される支圧板とを、前記プレキャスト版の前記ダクトの開口部分に固定した状態で、前記緊張材を前記ダクト内に挿通するものとする。
このコンクリート床版の形成方法では、複数のプレキャスト版を橋桁上に配列した後に、連続する緊張材を複数のプレキャスト版のダクトに挿通することができる。そして、くさび保持部材や支圧板は、これらが有する貫通孔に緊張材を挿通して用いられるが、これらのくさび保持部材や支圧板をプレキャスト版にあらかじめ固定しておくことにより、連続する緊張材の中間部すなわち所定数のプレキャスト版毎の接合部で中間定着具の貫通孔に緊張材を挿通して、効率よく中間定着具を装着することが可能となる。
以上説明したように、本発明に係るコンクリート床版では、損傷が生じて取り替えが必要になったプレキャスト版の数が少数であっても、これらのプレキャスト版に限定して取り替えるとともに、コンクリート床版の残存させる部分のプレストレスを維持したまま補修することができる。また、本発明に係るコンクリート床版の形成方法では、上記のように補修が可能となるコンクリート床版を形成することができる。
本発明のコンクリート床版を有する橋梁の構成を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態であるコンクリート床版を有する橋梁の軸線方向の概略断面図及びこの橋梁が有するコンクリート床版の一部を拡大して示す概略断面図である。 図2に示すコンクリート床版の一部を拡大して示す概略断面図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版を形成する工程を示す概略図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版を形成する工程を示す概略図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版の形成時における状態を拡大して示す概略断面図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版の一部に損傷が生じたときの補修方法を示す概略図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版を補修する工程を示す概略断面図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版を補修する工程を示す概略断面図である。 図2及び図3に示すコンクリート床版を補修する方法の他の例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明のコンクリート床版を有する橋梁の構成を示す概略斜視図である。また、図2は、本発明のコンクリート床版を有する橋梁の一例を示す概略断面図、及び本発明のコンクリート床版の拡大断面図である。
この橋梁は、道路橋として用いられるものであり、橋台2又は橋脚3に支持された橋桁1の上にプレキャスト版10を配列し、これらを連結するとともに橋桁1に固定してコンクリート床版4としたものである。そして、それぞれのプレキャスト版10には橋桁1の軸線方向に複数のダクト11が設けられており、これらに挿通した緊張材12を緊張及び定着することによってコンクリート床版4には橋桁1の軸線方向のプレストレスが導入されている。
上記橋桁1は、複数の鋼桁5を平行に架け渡し、これらを横桁6で連結したものであり、それぞれの鋼桁5は、上フランジ7と下フランジ8とこれらを上下に連結するウェブ9とを有するものである。上フランジ7の上面にはプレキャスト版を固定するためのずれ止め部材7aが設けられている。そして、この実施の形態では橋桁1が複数の径間にわたって連続する連続桁として架設されたものである。
プレキャスト版10は、あらかじめ工場又は製作ヤード等においてコンクリートを打設し、形成されたものであり、橋桁1の軸線方向に所定の寸法となっている。また、橋桁の軸線と直角方向の寸法は道路の幅と対応したものとなっている。これらのプレキャスト版10は、橋桁1の軸線と直角方向にプレストレスが導入されたものであってもよく、プレストレスはプレテンション方式又はポストテンション方式のいずれによって導入されたものであってもよい。
これらのプレキャスト版10が橋桁上で該橋桁の軸線方向に配列され、連結されるとともにずれ止め部材7aで鋼桁5に固定されている。隣り合うプレキャスト版は合成樹脂系の接着剤等によって結合されるものであってもよいし、10mm~40mm程度の隙間をおいてプレキャスト版を配列し、これらの間に無収縮モルタルを充填して結合されるものであってもよい。
橋桁1の上に配列されたプレキャスト版10には、あらかじめ定めた領域ごとに緊張材12が配置され、緊張力を導入した状態で定着されている。緊張材12には、鋼より線が用いられており、緊張材の端部がプレキャスト版に定着具によって定着されるとともに、定着された端部には、隣接する領域に配置される緊張材が接続具によって接続されている。本実施の形態では、図2(a)に示すように径間ごとに緊張材12を配置し、緊張力を導入するものであり、第1の径間に配置された緊張材12aは一端が橋桁1の端部上で定着具16により定着され、橋脚3上のA部において緊張力を導入して定着されている。そして、この緊張材12aの橋脚3上で定着された端部には、第2の径間に配置される緊張材12bが接続具13によって接続されている。この緊張材12bは第2の径間のプレキャスト版10に形成されたダクト内に挿通され、他端側から緊張力を導入した状態で定着されている。
なお、上記第2の径間に配置されるプレキャスト版は、本発明の連続部プレキャスト版であり、第2の径間に配置される緊張材12bは、本発明の連続部緊張材である。そして、本実施の形態では緊張材12は径間ごとに配置されるものとなっているが、一つの径間を複数に分割してそれぞれについて緊張材を配置し、緊張及び定着を行うものであってもよい。また、複数の径間にわたって連続する緊張材を配置するものであってもよい。
一方、橋桁が単径間に架け渡されているときには、径間の全域に連続する緊張材を用いるのが望ましいが、複数に分割して緊張材を配置するものであってもよい。
各径間に配置された緊張材12には、該緊張材12が挿通されるプレキャスト版のうちの所定数のプレキャスト版ごとに一対の中間定着具14が装着されている。つまり、図2(a)中に示すB部には連続する緊張材12の中間部分に2つの中間定着具14が装着されている。これらの中間定着具14は、図2(b)に示すように、緊張材12の緊張力をプレキャスト版10に伝達が可能な定着面14aを互いに逆方法に向けて装着され、定着面14aの背面が互いに対向するものとなっている。これらの中間定着具14は、緊張材12の中間部分に装着され、緊張材12の緊張力をプレキャスト版10に伝達するようには機能しておらず、緊張材12には中間定着具14の両側でほぼ同じ緊張力が作用している。
それぞれの中間定着具14は、図2(b)に示すように、緊張材12が挿通される中空孔を備えた円筒状のくさび保持部材21と、くさび保持部材21の内周面と緊張材12との間に押し入れられるくさび22と、くさび保持部材21が当接され、プレキャスト版10に圧接される支圧板23と、を有するものである。
くさび保持部材21の中空孔は内径が軸線方向へ徐々に縮小されており、緊張材12とくさび保持部材21との間にくさび22が押し入れられることによって緊張材12がくさび保持部材21に把持される。そして、くさび保持部材21が支圧板23に当接され、緊張材12の緊張力12がくさび保持部材21から支圧板23を介してプレキャスト版10に作用するものである。
なお、所定の数のプレキャスト版毎に配置される上記中間定着具14は、本実施の形態では3つのプレキャスト版毎に配置されているが、3つより多い数のプレキャスト版毎に設けられるものであってもよい。また、3つより少ない数のプレキャスト版毎に設けられるものであってもよく、各プレキャスト版の接合部毎に設けられるものであってもよい。
一方、上記緊張材12に緊張力を導入して定着するときの定着具15、つまり本実施の形態では橋脚上のA部で緊張して定着するための定着具15は、図3に示すように上記中間定着具と同じものを用いることができる。また、桁端で緊張材を定着する定着具16も同様に同じものを用いることができる。
第1の径間に配置された緊張材12aと第2の径間に配置された緊張材12bとを接続する接続具13は、図3に示すように2組のくさび31,32と、それぞれのくさびを保持する2つのくさび保持部材33,34と、これら2つのくさび保持部材33,34の双方の外周面に形成された雄ネジにねじり合わされる連結部材35と、連結部材35の外周面に形成された雄ネジとねじり合わされるナット36と、を備えるものである。また、第2の径間側で上記接続具13と隣接する位置には、プレキャスト版10に支圧板37が固定され、この支圧板37が有する貫通孔に緊張材12bが挿通されている。
上記接続具の2組のくさび31,32と2つのくさび保持部材33,34とは、接続しようとする双方の緊張材12a,12bとのそれぞれの端部に装着され、双方の緊張材12a,12bを強固に把持するものである。連結部材35は双方の緊張材31,32の端部に装着された2つのくさび保持部材33,34にねじり合わされ、2つのくさび保持部材33,34を連結している。また、上記ナット36は軸線回りに回転して第2の径間側に突き出した状態とすることができるものであり、第2の径間に配置された緊張材12bの緊張時には、図3(b)に示されるように、第2の径間側の支圧板37と離隔した状態としておくことができる。そして、第2の径間に配置された緊張材12bの緊張及び定着を行った後に上記ナット36を回転し、図3(a)に示すように第2の径間上のプレキャスト版10に固定されている支圧板37に当接させることができるものである。
次に、上記コンクリート床版の形成方法について説明する。
図4(a)に示すように橋桁1の第1の径間上にプレキャスト版10を配列する。配列したプレキャスト版10には、2つの中間定着具14が装着される位置Bに、図6(a)に示すように隣り合うプレキャスト版の双方に切り欠き10aが設けておく。これらの切り欠き10a内には、緊張材12aを挿通するためのダクト11が開口している。このダクト11の開口部には、中間定着具14の支圧板23をプレキャスト板10に固定しておく。また、緊張材12を挿通する前にくさび保持部材21も支圧板23に仮固定しておくのが望ましい。
これらのプレキャスト版のそれぞれの間には無収縮モルタル18を充填してプレキャスト版10が連続するコンクリート版とする。
緊張材12aは、図4(b)に示すようにプレキャスト版10を配列した端部から挿入し、図6(a)に示すように切り欠き10aが設けられた部分で支圧板23の貫通孔及びくさび保持部材21の中空孔に挿通する。そして、図6(b)に示すように切り欠き10aを越えて連続し、第1の径間に配置したプレキャスト版10のすべてを貫通するように配置する。
この緊張材12aは、図5(a)に示すようにジャッキ17により緊張力を導入し、橋台2及び橋脚3の上で定着具16,15により定着する。緊張力が導入された後、切り欠き10a内に2つの支圧板23及びくさび保持部材21を配置した部分では、くさび保持部材21の仮固定を解放し、図6(c)に示すようにくさび保持部材21を支圧板23に当接した状態で、円筒状のくさび保持部材21の内周面と緊張材12との間にくさび22を押し入れる。くさび22はジャッキ等を用いて強く押し入れるのが望ましい。これにより、緊張材12aの緊張力を、支圧板23を介してプレキャスト版10に定着することが可能な状態となる。
続いて、図5(b)に示すように橋桁1の第2の径間上にプレキャスト版10を配列し、第1の径間と同様に緊張材12bをダクト内に挿通するとともに、図3(b)に示すようにプレキャスト版10に設けられた切り欠き10b内で、第1の径間に配置した緊張材12aと接続具13によって接続する。このとき連結部材35の外周面にねじり合わされたナット36は、プレキャスト版10に固定されている支圧板37と離れた状態とする。そして、第2の径間に配置された緊張材12bに緊張力を導入したのち、図3(a)に示すようにナットを回転し、支圧板37に当接された状態とする。
第2の径間に配置したプレキャスト版10にも、第1の径間と同様に所定数のプレキャスト版毎に切り欠きが設けられ、支圧板及びくさび保持部材が固定されている。そして、第2の径間に配置された緊張材12bを緊張した後、第2の径間上で所定数のプレキャスト版毎に設けられた切り欠き内で、第1の径間と同様にくさび保持部材21と第2の径間に配置された緊張材12bとの間にくさび22を押し入れ、緊張力を定着することが可能な状態に中間定着具を装着する。
2つの中間定着具14を装着した切り欠き10a内及び接続具13によって緊張材12a,12bの接続操作を行った切り欠き10b内にはコンクリートを充填して上面を平坦に仕上げる。
橋桁が3径間以上に連続するものであるときは、同様にプレキャスト版10の配列、緊張材12の挿入、緊張及び定着を順次に行い、橋桁1の全長にわたってコンクリート床版4を形成することができる。
このようなコンクリート床版4は、プレキャスト版10の一部に損傷が生じた場合には、次のように損傷したプレキャスト版を取り替えて補修することができる。
この補修方法は、図7(a)中に示すC部に損傷が生じたとき、この損傷部分Cの両側で2つの中間定着具14が装着されている位置D,E間のプレキャスト版を撤去し、図7(b)に示すように新たなプレキャスト版20に取り替えて補修するものである。
損傷したプレキャスト版の撤去に当たり、損傷部分Cの両側にわたって連続して配置されている緊張材12は、図8(a)に示すように装着されている2つの中間定着具14の間で切断する。そして、取り替える部分に配置されている緊張材12cを撤去する。このとき、取り替える部分の両側に連続して配置されている緊張材12の緊張力は、残存させる方向に定着面14aを向けて装着されている中間定着具14によって、残存させる部分のプレキャスト版10に定着される。
損傷が生じたプレキャスト版を撤去した領域には、図8(b)に示すように新たなプレキャスト版20を配置する。そして、新たに配置したプレキャスト版20と残存させたプレキャスト版10との間隙41に無収縮モルタルを充填し、双方が連続するものとする。
新たに配置するプレキャスト版20のうちのほぼ中央部にあるプレキャスト版には、新たに配置する緊張材を定着するためのアンカー部材51が埋め込まれているものとする。上記アンカー部材51は、金属からなる2つの筒状部52が一体に結合されたものであり、それぞれの筒状部52の一端は、プレキャスト版内で反対側からこのアンカー部材51に向かって上面とほぼ平行に設けられた2つのダクト53と連通するものとなっている。それぞれの筒状部52の他端は、斜め下方に向けて開口しており、プレキャスト版20の下面に形成された切り欠き54内で露出している。
アンカー部材51と連通するダクト53の他端は、新たに配列されたプレキャスト版20の端部に設けられた切り欠き42内で開口しており、これらの開口の位置は切断した緊張材12の位置と対応している。
新たに配置したプレキャスト版にプレストレスを導入するための新たな緊張材55は、図8(c)に示すようにプレキャスト版20の下面に形成された切り欠き54内からアンカー部材の筒状部52を経てダクト53内に挿通する。そして、コンクリート床版の残存させた部分に配置されている緊張材12の切断した端部と接続具56を介して接続する。
接続具56は、接続するそれぞれの緊張材12,55に装着されるくさび保持部材61と、くさび62と、を有するものである。2つのくさび保持部材61は筒状の連結部材63によって互いに連結されるものである。連結部材63は内周面に雌ねじが形成されるとともに外周面には雄ねじが形成されている。双方のくさび保持部材61の外周面には雄ねじが形成されており、連結部材63の雌ねじに双方のくさび保持部材61をねじり合わせて互いに連結するものとなっている。一方、連結部材63の外周面にはナット64がねじり合わされており、このナット64は図9(a)に示すように、連結部材63及びくさび保持部材61より新たな緊張材55が伸長される側に突き出すことができるものである。
新たに配置したプレキャスト版20に配置し、残存された部分に定着されている緊張材12と接続した新たな緊張材55は、図9(a)に示すようにアンカー部材51から突き出した部分を把持して緊張力を導入する。そして、図9(b)に示すように双方の新たな緊張材55をアンカー部材51に定着し、新たに配置したプレキャスト版20にプレストレスを導入する。定着後、連結部材63にねじり合わされたナット64を回転し,新たに配置したプレキャスト版20に固定されている支圧板65に当接させる。
新たなプレキャスト版20と残存させたプレキャスト版10との接合部の切り欠き42及びアンカー部材51が露出した切り欠き54にはコンクリート又はモルタルを充填する。
このような工程により、コンクリート床版の残存させた部分ではプレストレスを維持したまま損傷が生じたプレキャスト版を撤去し、新たなプレキャスト版20に取り替えるとともに,新たなプレキャスト版20には残存させた部分との境界部まで連続するようにプレストレスを導入することができる。また、接続具56の連結部材63にねじり合わされたナット64を新たなプレキャスト版20に固定された支圧板65に当接させることにより、補修した部分と隣接する部分が後に補修を必要とする状態となったときに、先に補修した部分のプレストレスを維持したままで隣接部分のプレキャスト版を取り替えて補修することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、取り替えたプレキャスト版20にプレストレスを導入する緊張材は、2つの筒状部が一体となったアンカー部材51を用いて定着するものとなっているが、図10に示すように新たに配置するプレキャスト版30の下側に緊張材の定着用突起71を設けておき、この定着用突起71に新たな緊張材72を定着するものであってもよい。
定着用突起71は、両側の残存する部分に配置されている緊張材12と接続した2つの新たな緊張材72が、橋桁の軸線方向で重複するように設ける。そして、図10(a)に示すように定着用突起71に開口するダクトから新たな緊張材72を挿入し、残存させた部分に配置されている緊張材73に接続具74を介して接続する。コンクリート床版の残存させた部分75と新たなプレキャスト版30との間にはコンクリート又はモルタルを充填してこれらを連続するものとし、図10(b)に示すように新たな緊張材72は定着突起71から突き出している部分を把持して緊張力を導入する。その後、新たな緊張材と72残存させた部分に配置されている緊張材73との接合部に設けられた切り欠き76には、コンクリート77を充填して接続具を埋め込む。
以上に説明したコンクリート床版及びコンクリート床版の形成方法は、本発明の実施の形態であって、本発明に係るコンクリート床版及びコンクリート床版の形成方法は、本発明の範囲内で適宜に態様を変更して実施することができるものである。
1:橋桁, 2:橋台, 3:橋脚, 4:コンクリート床版, 5:鋼桁, 6:横桁, 7:上フランジ, 7a:ずれ止め部材, 8:下フランジ, 9:ウェブ, 10:プレキャスト版,
11:ダクト, 12:緊張材, 12a:第1の径間に配置された緊張材, 12b:第2の径間に配置された緊張材, 13:接続具, 14:中間定着具, 14a:中間定着具の定着面, 15:定着具, 16:定着具, 17:ジャッキ, 18:無収縮モルタル,
20:新たなプレキャスト版,
21:くさび保持部材, 22:くさび, 23:支圧板,
30:新たなプレキャスト版,
31,32:くさび, 33,34:くさび保持部材, 35:連結部材, 36:ナット, 37:支圧板,
41:新たに配置したプレキャスト版20と残存させたプレキャスト版との間隙, 42:新たなプレキャスト版20と残存させたプレキャスト版との接合部の切り欠き,
51:アンカー部材, 52:アンカー部材の筒状部, 53:ダクト, 54:新たなプレキャスト版に設けられた切り欠き, 55:新たな緊張材, 56:接続具,
61:くさび保持部材, 62:くさび, 63:連結部材, 64:ナット, 65:支圧板,
71:定着用突起, 72:新たな緊張材, 73:残存させた部分に配置されている緊張材, 74:接続具, 75:コンクリート床版の残存させた部分, 76:新たなプレキャスト版20と残存させたプレキャスト版との接合部の切り欠き, 77:切り欠きに充填したコンクリート

Claims (5)

  1. 橋桁の上に複数のプレキャスト版を配列し、前記橋桁の軸線方向にプレストレスを導入して複数の前記プレキャスト版を接合したコンクリート床版であって、
    複数の前記プレキャスト版を連続して貫通する緊張材が配置され、
    該緊張材は、緊張力が導入された状態で両端部が前記プレキャスト版に定着されており、
    複数の前記プレキャスト版の内の所定数のプレキャスト版毎の接合部に、2つの中間定着具が連続する前記緊張材の中間部分に装着され、
    2つの前記中間定着具は、前記緊張材の緊張力をプレキャスト版に伝達することができる定着面を互いに反対方向に向け、前記定着面の背後の面が互いに対向するように配置されていることを特徴とするコンクリート床版。
  2. 前記中間定着具は、前記緊張材が内側に挿通される円筒状のくさび保持部材と、前記くさび保持部材の内側で前記緊張材との間に介挿されるくさび、とを有するものであり、
    緊張力が導入されている前記緊張材の中間部分と前記くさび保持部材との間に前記くさびが圧入されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート床版。
  3. 前記緊張材が配置された複数のプレキャスト版に隣接して他の複数の連続部プレキャスト版が配列され、
    複数の前記連続部プレキャスト版を貫通するように連続部緊張材が配置され、
    前記連続部緊張材は、前記プレキャスト版に定着された前記緊張材の端部に接続具を介して接続され、
    前記接続具は、前記連続部プレキャスト版に前記連続部緊張材の緊張力を定着することが可能な状態に装着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリート床版。
  4. 橋桁の上に複数のプレキャスト版を配列する工程と、
    前記プレキャスト版のそれぞれについて前記橋桁の軸線方向に形成されたダクト内に、連続する緊張材を挿通するとともに、複数の前記プレキャスト版の内の所定数のプレキャスト版毎に、前記プレキャスト版の接合部に形成された切り欠き内で2つの中間定着具に前記緊張材を挿通させる工程と、
    前記緊張材に緊張力を導入し、両端部を前記プレキャスト版に定着する工程と、
    前記緊張材が挿通された2つの前記中間定着具は、前記緊張材の緊張力をプレキャスト版に伝達することができる定着面を互いに反対方向に向け、前記定着面の背後の面が互いに対向するように配置し、前記定着面を介して前記緊張材の緊張力を定着することが可能に装着する工程と、
    前記切り欠き内にコンクリート又はモルタルを充填し、前記中間定着具を埋め込む工程と、を有することを特徴とするコンクリート床版の形成方法。
  5. 前記中間定着具は、緊張材が内側に挿通される円筒状のくさび保持部材と、前記くさび保持部材の内側で前記緊張材を保持するくさび、とを有するものを用い、
    前記くさび保持部材又は前記くさび保持部材と該くさび保持部材が当接される支圧板とを、前記プレキャスト版の前記ダクトの開口部分に固定した状態で、前記緊張材を前記ダクト内に挿通することを特徴とする請求項4に記載のコンクリート床版の形成方法。
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