JP2005180162A - スチールブラケットによるi型プレストレストコンクリートビームの接続構造及び接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】PSC−Iビーム同士を接続するに際して、鉄筋やコンクリートだけに依存することなく、PSC−Iビーム同士の接続をより堅固にすることができる接続構造及び接続方法を提供する。
【解決手段】貫通孔5を備え、相対向するPSC−Iビーム1の各端部に固定される端部定着板4と、互いに向かい合うように端部定着板4に突接されるスチールブラケット6と、両側のスチールブラケット6に結合されるブラケット接続板9と、スチールブラケット6の上部を接続する上部接続鋼棒12と、スチールブラケット6の下部に結合される下部接続板8と、端部定着板4の上記貫通孔5に挿入されてシースパイプ18同士を接続する接続シースパイプ19と、シースパイプ18と接続シースパイプ19内に挿入されて両側のPSC−Iビーム1に連続して配設され、プレストレスが導入されるPCストランド20と、PSC−Iビーム1の間に打設されて前記スチールブラケット6、ブラケット接続板9及び接続シースパイプ19を埋設するコンクリートからなる。
【選択図】図7

Description

本発明は、スチールブラケット(Steel Bracket)によるI型プレストレストコンクリートビーム(I-type Prestressed Concrete Beam、以下、『PSC−Iビーム』と称す)の接続構造及び接続方法に関し、より詳しくは、地上で独立して作製された複数個のPSC−Iビーム同士をスチールブラケットを用いて堅固に接続する構造及び方法に関する。
図10(a)には、2つのPSC−Iビームからなる従来の2径間橋梁(2spans bridge)の概略的な側面図が示されている。
図10(a)に示す従来の橋梁において、それぞれのPSC−Iビーム1は、地上で独立してプレキャスト(precast)され、それぞれのPSC−Iビーム1が単純梁構造系(simple beam system)を形成するように橋脚(pier)に独立して配設される。橋脚に配設された複数個のPSC−Iビーム1は、上部のスラブコンクリート(slab concrete)16同士だけが接続されているか、または、図10(b)に示すような接続構造にて互いに接続される。
図10(b)に示す接続構造を作製するためには、PSC−Iビーム1の鉄筋17の端部がビーム1の外側に露出するようにそれぞれのPSC−Iビーム1を作製する。PSC−Iビーム1の橋脚2上への配設時、両側の PSC−Iビーム1は、その端部に所定の間隔をおいて載置し、露出した複数の前記鉄筋17は、前記間隔において重なって繋ぎ合わされる。後続して、前記間隔にコンクリート15が打設され、それと併行して前記間隔の上方と前記PSC−Iビーム1の上方にもスラブコンクリート16が一体に打設される(特許文献1參照)。
大韓民國実用新案登録公報第20−0242363号
しかし、前記のような従来の技術では、PSC−Iビーム1がそれぞれ単純梁として機能するため、各橋脚2上でそれぞれのPSC−Iビーム1を別の橋座装置3により独立して支えなければならない。従って、それぞれの橋脚2上には、少なくと2つの橋座装置3を配設する必要がある。
ところで、理想的な状態では活荷重による反力を橋脚2上の2つの橋座装置3が半分ずつ分けて担わなければならないが、実際には、2つの橋座装置3のいずれか一方には負の反力が発生し、他方には過度な正の反力が働くようになる。従って、過度な正の反力の大きさに合わせて一方の橋座装置3として大容量のものを配設する必要があり、これは、施工コストの面で好ましくない。
また、PSC−Iビーム1の間に充填されるコンクリート15と PSC−Iビーム1の端部の間には、新旧のコンクリートの差による境界面(cold joint)が存在するようになるが、活荷重により前記境界面に割れが発生することもある。このように、境界面に割れが発生すると、両側の PSC−Iビーム1の間のコンクリート15が接続機能を果たすことができず、橋梁に深刻な構造的な悪影響を与えるようになる。
さらに、橋脚により支えられる部分では、負のモーメントが発生するようになる。しかし、前記した従来の技術では、PSC−Iビーム1の間の接続構造が前記した負のモーメントに対し支えるに足りる程の強度を持っていないため、PSC−Iビーム1の間に打設されたスラブコンクリート16には、前記負のモーメントによる引張応力により割れが発生するようになる。
本発明は、前記のようなPSC−Iビーム同士を接続する従来の技術が抱えている短所を克服するために開発されたものであって、PSC−Iビーム同士を接続するに際して、鉄筋17やコンクリート15だけに依存せず、構造的な耐久性に優れた端部定着板及びスチールブラケットを用いてPSC−Iビーム同士を接続することにより、PSC−Iビーム同士の接続をより堅固にできる接続構造及び接続方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、PSC−Iビームを支えるために橋脚に1つの橋座装置だけを使用することにより、複数個の橋座装置の使用に伴う短所を解消することを目的とする。
前記のような目的を達成するために、本発明では、内部にシースパイプ(sheath pipe)が埋め立てられた状態で作製されるPSC−Iビームの連続接続構造であって、両側のPSC−Iビームの各端部に一体に固定され、上部には貫通孔が形成されている端部定着板と、互いに向かい合うようにして前記端部定着板から突出し、前記端部定着板に一体に取付けられているスチールブラケットと、前記両側のスチールブラケットに一体に結合されるブラケット接続板と、前記スチールブラケットの上部で前記スチールブラケットの上部同士を接続する上部接続鋼棒と、両側のスチールブラケット同士を接続すべく、前記スチールブラケットの下部に結合される下部接続板と、前記シースパイプ同士を接続すべく、前記両側の端部定着板の貫通孔に挿入される接続シースパイプと、前記シースパイプと前記接続シースパイプに挿入されて両側のPSC−Iビームに連続して配設され、緊張してプレストレスが導入されるプレストレスストランド(prestress strand、 以下、『PCストランド』と称す)と、前記スチールブラケット、前記ブラケット接続板、前記上部接続鋼棒及び前記接続シースパイプを埋め立てるべく、前記PSC−Iビームの間に打設されるコンクリートとからなることを特徴とするPSC−Iビームの接続構造が提供される。
また、本発明では、内部にシースパイプが埋め立てられた状態で作製されるPSC−Iビームの連続接続方法であって、貫通孔が形成されている端部定着板を両側のPSC−Iビームの各端部に一体に固定するステップと、前記端部定着板には、当該端部定着板から突出するようにスチールブラケットを一体に取付けるステップと、前記スチールブラケットが互いに向かい合うようにして両側のPSC−Iビームを1つの橋座装置上における下部接続板が設けられた橋脚上に配設するステップと、両側のスチールブラケットの下部を一つの下部接続板に取付けて両側のスチールブラケット同士を接続するステップと、前記両側のスチールブラケットにブラケット接続板を結合して前記両側のスチールブラケット同士を接続するステップと、前記スチールブラケットの上部同士を上部接続鋼棒を介在して接続するステップと、前記両側の端部定着板の貫通孔に接続シースパイプを挿入して前記シースパイプ同士を接続するステップと、PCストランドを前記シースパイプと前記接続シースパイプに挿入して両側の PSC−Iビームに連続して配設した後、前記PCストランドを緊張してプレストレスを導入するステップと、前記スチールブラケット、前記ブラケット接続板、前記上部接続鋼棒、及び前記接続シースパイプを埋め立てるべく、前記PSC−Iビームの間にコンクリートを打設するステップとを含むことを特徴とするPSC−Iビームの接続方法が提供される。
以上で説明したように、従来では、PSC−Iビームを用いて2径間以上の多径間橋梁を建設する時、PSC−Iビームの間には鉄筋が接続されコンクリートが打設されることで形式的にはPSC−Iビーム同士が接続された形態をなしているものの、実質のところ、鉄筋での接続及びコンクリートでの接続が堅固ではない。従って、従来では、PSC−Iビームのそれぞれが単純梁構造系をなしていることと見做されて設計され、施工されてきた。
これに対し、本発明では、PSC−Iビーム同士がスチールブラケット、ブラケット接続板、上部接続鋼棒、下部接続板及びコンクリートにより一層堅固に接続される。
また、本発明では、プレストレスストランドを全ての径間にわたって連続して配設し、PSC−Iビームの接続部でも負のモーメントによる引張力に対応するプレストレスを導入することができる。
従って、橋脚位置で発生する負のモーメントに対し十分な強度をもつようになるため、本発明では、PSC−Iビームが完全な連続ビーム構造系をなすことができるようになる。その結果、単純梁構造系を有する従来の技術に比べて、ビームの端面を縮小することができ、施工コストを節減することができるようになる。
さらに従来では、図10(b)に示すように、2つの橋座装置を使用するため、それに伴う短所があった。しかし、本発明では、1つの橋座装置だけで済むようになる。
以下では、添付した図面を参照して本発明の実施例に係る構成を説明する。
図1には、PSC−Iビーム1の概略的な断面図が示されており、図2には、PSC−Iビーム1の端部の一部切欠概略図が示されている。
本発明において、PSC−Iビーム1のコンクリート中には、シースパイプ18が備えられる。前記シースパイプ18は、PSC−Iビーム1の作製初期から予めコンクリート中に埋め立てられて備えられる。後述するように、前記シースパイプ18には、上部PCストランドが挿入される。
PSC−Iビーム1の一方または両方の端部には、端部定着板4が配設される。具体的に、PSC−Iビーム1の作製時に、アンカーボルト(anchor bolt)7をコンクリート中に予め埋め立てておき、前記アンカーボルト7を前記端部定着板4に開けられている孔を挿通させてその端部にナット13を締め付けることにより、前記端部定着板4をPSC−Iビーム1の端部に配設する。
前記端部定着板4には、2つのスチールブラケット6が溶接により突出するように取付けられている。前記端部定着板4の上部中央には、前記シースパイプ18が貫通できる貫通孔5が形成される。前記スチールブラケット6には、後述するブラケット接続板9とのボルト結合のために多数個のボルト孔が穿孔されている。
図3(a)には、前記した構造を有する2つのPSC−Iビーム1が、その端部を互いに向かい合わせた状態で橋脚2上に配設された形状を示す概略図が示されている。図3(b)には、図3(a)のA−A線断面概略図が示されている。
橋脚2上には、予め1つの橋座装置3が配設され、この橋座装置3の両側にPSC−Iビーム1の自重が支えられる仮受け台14が配設される。前記橋座装置3の上面には、下部接続板8が予め固設される。地上で予め作製されたそれぞれのPSC−Iビーム1を、その端部が前記仮受け台14上に支えられるようにして配設する。この時、PSC−Iビーム1のスチールブラケット6の下部分が下部接続板8上に完全に密着するように配設し、スチールブラケット6の下部分を下部接続板8に溶接し、スチールブラケット6と下部接続板8とを完全に結合する。
図4には、図3(a)に示した状態に後続して、PSC−Iビーム1の間に接続板9と接続シースパイプ19を介在させたことを説明するための概略図が示されている。
両側のPSC−Iビーム1の内部に備えられたシースパイプ18同士を接続すべく、PSC−Iビーム1の接続部において端部定着板4の中央上部に形成された貫通孔5に合わせて接続シースパイプ19を配設する。即ち、このように、PSC−Iビーム1の接続部において引張側になる上部に接続シースパイプ19を配設することにより、両側のPSC−Iビーム1における前記シースパイプ18同士が接続される構造をなす。
一方、PSC−Iビーム1の端部において互いに向かい合うようにして突出する2つのスチールブラケット6には、それぞれ2枚のブラケット接続板9が重ね当てられており、前記ブラケット接続板9は、接続ボルト10とナット10aでスチールブラケット6にそれぞれ結合される。従って、前記スチールブラケット6は、その下部同士が下部接続板8を介在して接続されることに加えて、前記ブラケット接続板9を介在しても互いに接続される。
図5(a)には、前記スチールブラケット6が前記ブラケット接続板9を介在して接続された形状が示されており、図5(b)には、図5(a)のB−B線断面図が示されている。
図5(a)に示すように、前記スチールブラケット6は、上部接続鋼棒12を介在しても更に接続される。即ち、両側のPSC−Iビーム1のそれぞれのスチールブラケット6上には、鋼棒固定部材11が設けられ、前記上部接続棒鋼12が前記鋼棒固定部材11を貫通してナット21により固定される。このように、上部接続棒鋼12を介在してスチールブラケット6の上部同士が更に接続されるため、両側のスチールブラケット6の一体的な組み合わせがより堅固になる。前記鋼棒固定部材11は、保持板22を介在してスチールブラケット6上に固定される。
図6は、図5(b)のC−C線断面図である。前述したように、スチールブラケット6同士が互いに接続された状態で、互いに連通するシースパイプ18内にPCストランド20が連続して挿入される。特に、前記PSC−Iビーム1が2径間以上にわたって連続する場合、前記PCストランド20は、全ての径間で連続するように挿入される。前記PCストランド20は、後述するように、両側のPSC−Iビーム1の接続部にコンクリートが打設された後に挿入してもよい。前記PCストランド20は、PSC−Iビーム1の上部にスラブ16を施工する直前に引張定着するか、または上部スラブ16を施工した後に引張定着する。
図7は、前述した本発明における両側のPSC−Iビーム1の連結構造の分解斜視図である。図6に示すように、スチールブラケット6同士が接続された状態で、スチールブラケット6がその内部に埋め立てられるように、前記両側のPSC−Iビーム1の端部の間にはコンクリートが打設される。
図8には、このように両側のPSC−Iビーム1の端部の間にコンクリートが打設された形状が一部切欠断面図で示されている。前記コンクリートの打設に併行して、両側のPSC−Iビーム1の下部を支えていた仮受け台14を取り外し、1つの橋座装置3が前記両側のPSC−Iビーム1の接続部を支えるようにする。
このように、本発明では、両側のPSC−Iビーム1同士が接続部を介在して完全に接続されるため、全体として連続構造系(continuous beam system)をなすようになる。従って、ビームに発生する正のモーメントを軽減し、PSC−Iビーム1の大きさを縮小することができるようになる。
一方、一般に連続構造系をなすビームの場合、正のモーメントは軽減される反面、橋脚上部では、スラブコンクリート16、アスファルト舗装等による死荷重により負のモーメントが発生し、以降、車両等が通ると、活荷重による更なる負のモーメントがビームに発生するようになる。
本発明の場合も、前記両側のPSC−Iビーム1が連続構造系をなすため、PSC−Iビーム1の接続部において負のモーメントが発生する。しかし、本発明では、接続部に上部接続鋼棒12が備えられているため、前記上部接続鋼棒12が前記負のモーメントにより発生する引張応力を担うようになる。また、図6に関連して説明したように、接続部にはPCストランド20が連続して配設されるため、前記した負のモーメントによる引張応力の一部または全部を前記PCストランド20が担うようになる。
図9には、本発明によってPSC−Iビームを3径間に連続させた橋梁における接続部とPCストランドの配設状態を示す。
本発明に係るPSC−Iビームの概略的な断面図である。 本発明に係るPSC−Iビームの端部の一部を示す切欠概略図である。 (a)本発明に係る2つのPSC−Iビームがその端部を向かい合わせた状態で橋脚上に配設された形状を示す概略図である。(b)図3(a)のA−A線断面概略図である。 図3(a)に示す状態に後続してPSC−Iビームの間に接続板と接続シースパイプを配設することを説明する概略図である。 (a)スチールブラケットが前記ブラケット接続板により接続された形状を示す概略図である。(b)図5(a)のB−B線断面図である。 図5(b)のC−C線断面図である。 本発明に係る両側PSC−Iビームの接続構造の分解斜視図である。 両側PSC−Iビームの端部の間にコンクリートが打設された形状を示す一部切欠斜視図である。 本発明によりPSC−Iビームを3径間に連続させた橋梁の接続部とPCストランドの配設状態を示す概略図である。 (a)2つの PSC−Iビームからなる従来の2径間橋梁の概略的な側面図である。(b)従来の3径間橋梁におけるビーム接続部の構造を示す概略図である。
符号の説明
1 PSC−Iビーム(I型プレストレストコンクリートビーム)
4 端部定着板
5 貫通孔
6 スチールブラケット
7 アンカーボルト
8 下部接続板
9 接続板
12 上部接続鋼棒
18 シースパイプ
19 接続シースパイプ
20 PCストランド(プレストレスストランド)

Claims (4)

  1. 内部にシースパイプ18が埋め立てられた状態で作製されるI型プレストレストコンクリートビームの連続接続構造であって、
    両側のI型プレストレストコンクリートビーム1の各端部に一体に固定され、上部には貫通孔5が形成されている端部定着板4と、
    互いに向かい合うようにして前記端部定着板4から突出し、前記端部定着板4に一体に取付けられているスチールブラケット6と、
    前記両側のスチールブラケット6に一体に結合されるブラケット接続板9と、
    両側のスチールブラケット6同士を接続すべく、前記スチールブラケット6の下部に結合される下部接続板8と、
    前記シースパイプ18同士を接続すべく、前記両側の端部定着板4の貫通孔5に挿入される接続シースパイプ19と、
    前記シースパイプ18と前記接続シースパイプ19に挿入されて両側のI型プレストレストコンクリートビーム1に連続して配設され、緊張してプレストレスが導入されるPCストランド20と、
    前記スチールブラケット6、前記ブラケット接続板9及び前記接続シースパイプ19を埋め立てるべく、前記I型プレストレストコンクリートビーム1の間に打設されるコンクリートからなることを特徴とするI型プレストレストコンクリートビームの接続構造。
  2. 前記スチールブラケット6の上部で当該スチールブラケット6の上部同士を接続する上部接続鋼棒12が更に備えられることを特徴とする請求項1に記載のI型プレストレストコンクリートビームの接続構造。
  3. 橋脚上には1つの橋座装置が備えられ、
    前記橋座装置の上部には下部接続板8が備えられ、
    両側のスチールブラケット6の下部同士は、前記下部接続板8を介在して接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載のI型プレストレストコンクリートビームの接続構造。
  4. 内部にシースパイプ18が埋め立てられた状態で作製されるI型プレストレストコンクリートビームの連続接続方法であって、
    貫通孔5が形成されている端部定着板4を両側のI型プレストレストコンクリートビーム1の各端部に一体に固定するステップと、
    前記端部定着板4には、当該端部定着板4から突出するようにスチールブラケット6を一体に取付けるステップと、
    前記スチールブラケット6が互いに向かい合うようにして、両側のI型プレストレストコンクリートビーム1を1つの橋座装置3上における下部接続板8が設けられた橋脚上に配設するステップと、
    両側のスチールブラケット6の下部を一つの下部接続板8に取付けて両側のスチールブラケット6同士を接続するステップと、
    前記両側のスチールブラケット6にブラケット接続板9を結合して前記両側のスチールブラケット6同士を接続するステップと、
    前記スチールブラケット6の上部同士を上部接続鋼棒12を介在して接続するステップと、
    前記両側の端部定着板4の貫通孔5に接続シースパイプ19を挿入して前記シースパイプ18同士を接続するステップと、
    PCストランド20を前記シースパイプ18と前記接続シースパイプ19に挿入して両側のI型プレストレストコンクリートビーム1に連続して配設した後、前記PCストランド20を緊張してプレストレスを導入するステップと、
    前記スチールブラケット6、前記ブラケット接続板9、前記上部接続鋼棒12及び前記接続シースパイプ19を埋め立てるべく、前記I型プレストレストコンクリートビーム1の間にコンクリートを打設するステップを含むことを特徴とするI型プレストレストコンクリートビームの接続方法。
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