JP6329531B2 - 部品供給装置と部品供給制御方法 - Google Patents

部品供給装置と部品供給制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動組立等において部品を連続して処理部に供給する部品供給装置に関し、特に、画像処理を使用して部品を連続供給する画像処理式部品供給装置と部品供給制御方法に関する。
工場の自動組立機及び自動検査機においては、パーツフィーダから供給される微細な電子部品(ワーク)の姿勢(例えば、ワークが表面であるか、裏面であるか。)を認識し、所望の姿勢のワークのみを下流の自動組立機又は自動検査機に供給することが行なわれている。
このようなワークの姿勢を認識するためには、ワークの搬送路にワークを撮影する画像認識装置を設置し、撮影したワークの画像と所定の画像とを比較することで、搬送されているワークの姿勢を判別し、条件に合致するワークをピックアップユニットによりピックアップして下流の自動組立機及び自動検査機に供給している。
このような装置としては、特許文献1に記載の部品外観選別装置が知られている。同装置は、被検査部品であるチップ部品を部品フィーダから連続回転する透明円板上に供給して搬送し、チップ部品を停止させることなく部品画像の撮像や撮像結果に基づく部品選別等の各処理を行っている。
一方、自動組立機及び自動検査機においては、ワークが連続して供給されるか否かは生産性に著しく影響するので、ピックアップユニットが最大能力を発揮できるようにワークを供給することが重要になる。この様な問題に対処するため、特許文献2の部品整列装置及び方法が提案されている。
同文献には、整列供給する部品に状態が変化しても部品供給能力が低下することなく、かつ必要最小限の振動エネルギで部品の整列供給が可能な部品整列装置及び方法が記載されている。
この部品整列装置及び方法では、所定時間内の部品の通過数又は部品がセンサを通過する平均所間から部品の供給能力を算出し、予め設定した所定時間内の供給部品個数を達成することができるように、フィーダの振幅を制御している。
特許第2585133号公報 特開2004−352395号公報
しかしながら、特許文献1に記載された部品整列装置ではガイド部から透明円板上に被検査部品が一列に載置しているが、フィーダから供給されるワークが表の状態であるか裏の状態であるかは確率50パーセントであるため、部品選別では供給されてくるワークの略半分を見送ることになり、ピックアップユニットが最大能力を発揮することはできない。
また、特許文献2に記載された部品整列装置では、フィーダの振幅幅の調整で、フィーダのワーク供給能力をある程度調整することは可能ではあるが、フィーダから供給されるワークが表の状態であるか裏の状態であるかは確率50パーセントであることは変わりなく、さらに、フィーダからのワーク供給はフィーダ内のワーク収容量が減少すると低下し、フィーダ内でワークの間隔が開いている場合には、この間隔を詰めてワークを連続して供給させることはフィーダの振幅幅の調整では対応できない。このため、やはりピックアップユニットに最大能力を発揮させることはできない。
ピックアップユニットに最大能力を発揮させてワークを連続して下流の自動組立機又は自動検査機に供給するためには、ワークを一列縦隊でピックアップエリアに供給するのではなく、ピックアップエリア直前の部品搬送路である連続回転する円板(テーブル)上に、多数のワークが集合して存在するいわゆるプール部を設ける必要がある。
この時、テーブル上のプール部に積層された状態でワークを載置すると、ピックアップすべきワークを画像認識するためには複数のカメラによる3次元画像処理が必要となり、画像認識装置が高価になるとともに、画像処理速度が著しく遅くなる。このため、この供給方法は、極めて多数のワークを連続して速やかに供給する必要がある自動組立機及び自動検査機には適していない。
これに対し、1台のカメラによる2次元画像処理は、画像認識装置が廉価であるとともに、画像処理速度が速いため、極めて多数のワークを連続して速やかに供給する必要がある組み立てラインに適している。この2次元画像処理を行う場合には、積層されない状態でワークをテーブル上に載置される必要がある。
積層されない状態でワークをテーブル上に供給するためには、特許文献1に記載の部品外観選別装置のガイド部先端に散布機構を設ければ、図11(a)に示すように連続回転するテーブル3上にワーク2を載置することができるとも考えられる。しかしながら、前述したようにフィーダからのワーク供給が連続するか否かは確率的現象であるため、フィーダ内でワークの間隔が開いている場合には、ワーク2は図11(b)に示すように疎らな状態でテーブル3上に載置され、ワークが載置されない空白部4が発生する。
ワーク2がテーブル上に疎らに載置されていると、ワークをピックアップするための画像視野内にワークが入らなくなり、ピックアップ能率が落ち、ピックアップユニットに最大能力を発揮させることはできない。従って、ピックアップユニットに最大能力を発揮させるためには、図11(c)に示すようにテーブル3上にワーク2を密に並べ、プールするワーク2の数量を多く確保することが必要になる。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、ピックアップユニットが最大の処理能力を発揮できるように、ワークを密に載置したプール部を形成するとともに、プール部の長さを適宜な長さに維持することができる部品供給装置と部品供給制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、回転する円形テーブルと、前記テーブル上にワークを供給するシュートを備えたボールフィーダと、このテーブル上に供給されたワークの載置領域であるプール部の長さを検知するプール部用センサを備え、前記プール部用センサの検知結果に基づき、前記ボールフィーダを所定角度だけ移動又は回動させて前記プール部領域を形成することにより、前記テーブル上に前記ワークを供給するようにしたことを特徴とする部品供給装置である。
請求項2に係る発明は、前記円形テーブルは中央に開孔部を有し、前記ボールフィーダが回動することを特徴とする部品供給装置である。
請求項3に係る発明は、前記プール部には、ワークを画像処理でピックアップするユニットを備えると共に、前記シュートの先端には、ワーク散布機構を設けた部品供給装置である。
請求項4に係る発明は、前記散布機構は、前記シュートの先端にシュート揺動部を揺動自在に設け、この揺動部を前記テーブル上のワーク載置幅の範囲内で左右に揺動させて散布する機構から成る部品供給装置である。
請求項5に係る発明は、前記シュート揺動部にはワーク通過センサを備え、前記ワーク通過センサの検知信号に基づき、前記シュート揺動部を揺動シーケンスにより揺動するようにした部品供給装置である。
請求項6に係る発明は、前記揺動シーケンスは、前記テーブル上のワーク載置幅に応じて複数個所で揺動と停止を順次繰り返すシーケンスである部品供給装置である。
請求項7に係る発明は、前記ボールフィーダを前記テーブルとの相対的な位置関係を保って移動又は回動させながら前記ボールフィーダから前記テーブル上に前記ワークを供給し、前記シュート揺動部が揺動限界に達したとき、前記ボールフィーダを前記テーブルに対し、相対的に逆方向に移動又は回動させるようにした部品供給装置である。
請求項8に係る発明は、前記ボールフィーダを前記テーブルとの相対的な位置関係を保って移動又は回動させながら前記ボールフィーダから前記テーブル上にワークを供給させる工程と、前記テーブル上に供給させた前記ワークが形成するプール部の長さをプール部用センサで検知する工程を備え、前記プール部用センサが前記プール部の長さが最短基準に達したことを検知したとき、前記ボールフィーダを前記テーブルに対して相対的に逆方向に移動又は回動させながら前記ワークを供給し、かつ前記プール部に載置される前記ワークの数を増やすようにしたことを特徴とする部品供給制御方法である。
請求項9に係る発明は、前記プール部の長さが最長基準に達したことを前記プール部用センサで検知した後、前記プール部の長さが再開基準まで短縮したことを前記プール部用センサが検知するまでの間、前記ボールフィーダからの前記ワークの供給を停止させることを特徴とする部品供給制御方法である。
請求項1に係る発明によると、プール部用センサからの信号に基づいて適宜に所定角度だけボールフィーダを移動又は回動させることにより、ボールフィーダからシュートを介してテーブル上にワークを供給する位置を変動させることができるので、テーブル上に形成されるプール部の長さを適宜な長さに維持することができる。
請求項2に係る発明によると、ボールフィーダを円形のテーブルの開孔部内に配置し、ボールフィーダを回動させてテーブル上にワークを供給することができるので、装置の構成を簡単化かつ小型化することができる。
請求項3に係る発明によると、所望の姿勢のワークをピックアップユニットによりテーブル上からピックアップして自動組立機及び自動検査機に供給することができるとともに、ワーク散布機構によりテーブル上にワークを供給することができる。
請求項4に係る発明によると、シュート先端に揺動自在に設けたシュート揺動部をテーブル上のワーク載置幅の範囲内で左右に揺動させながらワークを供給するので、テーブル上の載置幅を最大限有効に利用してワークを複数列で載置し、プール部を形成することができる。
請求項5に係る発明によると、シュート揺動部にワークが通過したことを検知するワーク通過センサを設け、ワーク通過の検知信号に基づいてシュート揺動部を予め定めたシーケンスに従って揺動させるため、シュート揺動部が揺動するのは実際にワークが通過した後に限られるので、ボールフィーダからのワークの供給が不連続である場合にもその影響を除去し、テーブル上の横方向に空白部を形成することなく、連続してワークを載置することができる。
請求項6に係る発明によると、揺動シーケンスにより、テーブル上のワーク載置幅に応じて複数個所で揺動と停止を順次繰り返すので、周囲に適宜な空間を設け、規則的に複数列でワークを載置したプール部を形成することができる。
請求項7に係る発明によると、前記ボールフィーダを前記テーブルとの相対的な位置関係を保って移動又は回動させながら前記ボールフィーダから前記テーブル上にワークを供給するので、テーブル上のワーク載置部分では、テーブルの回転中心と結ぶ線上に外側から内側に向かって、又は内側から外側に向かって、空白部を生じさせることなく略一線状にワークを載置することができる。
また、シュート揺動部が左位置又は右位置の揺動限界に達した場合には、ボールフィーダをテーブルと相対的に逆方向に一段移動又は一段回動させた後に、ボールフィーダとテーブルの相対的な位置関係を保ってボールフィーダの移動又は回動を再開させるので、ワークを供給する位置は、テーブルを基準にすれば、ボールフィーダを相対的に逆方向に一段移動又は一段回動させる直前にワークを載置した位置から一段下がった位置となる。この位置からシーケンスに従い、シュート揺動部を反対側に向けて揺動させながらワークを載置するので、テーブル上に空白部を生じさせることなく、ワークを密に載置したプール部を形成することができる
請求項8に係る発明によると、テーブル上のワーク載置部分に、テーブルの回転中心と結ぶ線上に外側から内側に向かって、又は内側から外側に向かって、空白部を生じさせることなく略一線状にワークを密に載置したプール部を形成することができるとともに、ピックアップユニットによるワークのピックアップ数がワークの供給数を上回り、プール部の長さが短縮されて最短基準に達したことをプール部用センサが検知したときには、テーブルの回転を停止し、ボールフィーダをテーブルに対して逆方向に移動又は回動させながらテーブル上にワークを供給するので、テーブル上に形成されるプール部の長さを回復させることができる。
請求項9に係る発明によると、ボールフィーダをテーブルに対して逆方向に移動又は回動させながらプール部の長さが最長基準に達するまでテーブル上にワークを供給し、最長基準に達した後、プール部の長さが再開基準に短縮されるまではボールフィーダからのワークの供給を停止することにより、プール部に十分な数のワークを供給するとともに、プール部の長さが不必要に伸長されることを防止するとともに、プール部の長さが再開基準まで短縮された後にワークの供給を再開することにより、テーブル上に形成されるプール部の長さをピックアップユニットが最大の処理能力を発揮することができる長さに維持することができる。
本発明における部品供給装置の一実施形態を示す模式上面図である。 図1に示す部品供給装置の一部切欠き模式断面図である。 揺動機構の模式正面図である。 図3に示した揺動機構の模式側面図である。 図4に示した揺動機構の模式上面図である。 図1に示す部品供給置の撮像部の概念図である。 図1に示す部品供給置の構成図である。 図1に示す部品供給置の制御フローを示す図である。 本発明の制御効果を示す概念図である。 本発明における部品供給装置の他の実施形態を示す模式上面図である。 テーブル上のワーク載置状況を説明する概念図であり、(a)はフィーダからワークが連続的に供給される理想的な場合の回転テーブル上のワーク載置状況を、(b)はフィーダからワークが不連続に供給される場合の回転テーブル上のワークの載置状況を、(c)は理想的なテーブル上のワーク載置状況を示す概念図である。
図面に基づいて、本発明に係る部品供給装置と部品供給制御方法の好ましい実施形態を具体的に説明する。
図1は、本発明における部品供給装置の一実施形態を示す模式上面図であり、図2は、図1に示す部品供給装置の模式断面図である。図中、部品供給装置11は、ワーク12を載置して水平面内を回転する中央に開孔部13を有する円形のテーブル14と、前記テーブル14の開孔部13内に回動自在に配置されたボールフィーダ15と、前記ボールフィーダ15に一体的に固定され、前記ボールフィーダ15からボール部16の外側に設けたシュート17を介して供給されるワーク12を、シュート17の先端に搖動自在に設けた揺動部18により前記テーブル14上に散布する散布機構19と、前記テーブル14上に散布されたワーク12が形成するプール部20の長さを検知するプール部用センサ21と、前記テーブル14の下部に配置され、前記テーブル14上に載置されたワーク12を撮影する撮像部22と、所要の姿勢のワーク12を前記テーブル13上からピックアップし、下流の自動組立機又は自動検査機23へ供給するピックアップユニット24と、図示しない制御機構25を備えている。
テーブル14は、ワーク12を載置して水平面内を一定速度で矢印26の方向に回転し、ワーク12を順次ピックアップエリア27へ供給する。ピックアップエリア27に供給されたワーク12の姿勢は、テーブルの下部に設けた撮像部22により撮影して判定するため、テーブル14を透明な材質で形成した。本実施例では、テーブル14はガラス製としたが、テーブル14の材質は本実施例に限定されるものではなく、透明で一定の強度を有する材料、例えば、合成樹脂板であっても何ら差支えない。また、撮像部22をテーブルの上方に配置した場合には、テーブル14を透明な材質で形成する必要はない。
なお、本発明における部品供給装置11は、テーブル14の中央の開孔部13にボールフィーダ15を配置したので、テーブル14の中央には、十分な直径を有する開孔部13を形成する必要がある。
テーブル14は、図1及び図2に示すように、鉛直方向は支持ローラ28により支持され、水平方向は横ずれることを防止するための拘束ローラ29により拘束され、モータ30に取付けた駆動ローラ31から回転力を供給されている。本実施例では、モータ30にステッピングモータを使用したが、テーブル14を一定の角速度で回転させられるモータであれば、ステッピングモータ以外であっても良い。
ボールフィーダ15は、テーブル14の中央の開孔部13に配置され、ボールフィーダ15の下側に配した回動機構32の上方に突出した回動軸33に軸着されている。この回動軸33は、テーブル14の回転軸と同軸に設けられているので、ボールフィーダ15は、テーブル14の開口部13内で、テーブル14の回転とは独立した状態で、自在に回動することができる。
また、ボールフィーダ15は、多数のワーク12を収容するボール部16と、該ボール部16の下部に位置する加振器34で構成され、ボール部16の内周壁には螺旋状のワーク路が設けられており、加振器34によりボール部16がねじり振動されることで、ワーク12を螺旋状ワーク路に沿ってボール部16の外部へと搬送する。
散布機構19は、図1に示すように、ボールフィーダ15のボール部16の外側に該ボール部16と一体に設けた下り勾配を有する円路状のシュート17の先端35にシュート揺動部18を配するとともに、図2に示すように、前記ボールフィーダ15のボール部16上面に前記回動軸33と同軸に立設させた支柱36の上端37にアーム38を横設し、そのアーム38の外周側先端部39に揺動機構40を設け、図3及び図4に示すように、前記揺動機構40から下垂させた揺動軸41の先端に取付金具42を介して前記シュート揺動部18を結合して構成されている。このため、前記シュート揺動部18は、図5に示すように、前記シュート17とは独立して左右に揺動させることができる。また、図3に示すように、前記揺動軸41は、テーブル14のワーク載置幅43の中心線44上に位置するように取付けているので、テーブル14のワーク載置幅43を有効に使用してテーブル14上にワーク12を散布することができる。
また、前述したように、散布機構19は、前記ボールフィーダ15のボール部16上面に前記回動軸33と同軸に立設させた支柱36上端37にアーム38を横設し、前記アーム38の外周側先端部39に揺動機構40を設けているので、回動機構32によりボールフィーダ15と一体的に回動する。
また、シュート揺動部18にはワーク通過センサ45を取付けているので、ワーク12がシュート揺動部18を通過したことを検知し、ケーブル46を介して検知信号を図示しない制御機構25へ送ることができる。本実施例では、ワーク通過センサ45として光センサを使用したが、センサの種類はこれに限られるわけではなく、ワークの通過を検知することができればよく、例えば、ワークの材質によっては磁気センサであっても良い。
前記シュート揺動部18の前方には、前記ボールフィーダ15に取付けたワーク飛散防止板47を配しているが、前述のとおり、散布機構19とボールフィーダ15は一体的に回動するので、シュート揺動部18とワーク飛散防止板47との相対的な位置関係は常に一定であり、ワーク飛散防止板47はシュート揺動部18から散布されるワーク12を効果的に受け止め、ワーク12がテーブル14の周囲へ飛散することを防止できる。
撮像部22は、カメラ48と図示しない照明により構成され、図2及び図6に示すように、テーブル14の下部に配置している。カメラ48で撮影したワーク12の画像を制御機構25が有する所定のプログラムで解析処理することにより、ワーク12の姿勢の判定、ワーク12の位置、ピックアップ位置の計算を行うことから、カメラ48にはCCDカメラが適しており、本実施例においてもCCDカメラを使用した。
ピックアップユニット24は、自在に旋回、伸縮するピックアップアーム49と、ピックアップアーム49の先端に自在に回動、伸縮するピックアップヘッド50を備え、ピックアップヘッド50によりワーク12を吸着してテーブル14上からピックアップする。ピックアップアーム49とピックアップヘッド50の作動は、撮像部22からのデータに基づき、制御機構25がコントロールする。
プール部用センサ21は、テーブル14の上面に載置されたワーク12のプール部20(図1において、テーブル14に網掛けしてあるワーク12が密に複数列で連続して載置されている部分)の長さを検知するものであり、センサとして、例えば、光センサでも良いし、CCDカメラのようなものを使用しても良い。検知すべきプール部20の長さの基準は、最短、最長、再開の3つがある。図2に示すように、テーブル14の下部にプール部用センサ21を複数設置して検知するようにしても良いし、例えばポテンショメータによりピックアップエリア27と散布機構19を支持するアーム38とが成す角度を計測して判定しても良い。
図7において、本発明における部品供給装置の構成図を示す。制御機構25は、ワーク通過センサ45、撮像部22、プール部用センサ21からの信号に基づき、テーブル14駆動用のモータ31、ボールフィーダ15、回動機構32、揺動機構40、ピックアップユニット24の作動を制御している。
制御機構25は、テーブル14駆動用のモータ30を制御し、ピックアップユニット24によるワーク12のピックアップが行なわれている間は、ワーク12を載置したテーブル14を一定角速度で矢印26の方向に連続回転させている。また、制御機構25は、ボールフィーダ15の加振器34の作動をON−OFF制御して、ボールフィーダ15からテーブル14へのワーク12の供給を制御している。さらに、制御機構25は、回動機構32を制御し、テーブル14の中央開孔部13内でボールフィーダ15をテーブル14の回転から独立して自在に回動させている。また、制御機構25は、図示しないシーケンサーを内蔵しており、そのシーケンサーによって揺動機構40を制御し、シュート揺動部18を揺動させている。
この他、制御機構25は画像処理機能、演算機能を有しており、撮像部22のカメラ48が撮影したピックアップエリア27にあるワーク12の出力画像を処理している。制御機構25では、前記出力画像からワーク12の姿勢を判別するとともに、所望の姿勢のワーク12aの位置を測定し、テーブル14が等角速度で回転することを前提としてワーク12aのピックアップ位置を予測計算し、その予測位置にピックアップユニット24のピックアップヘッド50を移動させてワーク12aのピックアップを行わせている。
ピックアップされたワーク12aは、ピックアップユニット24により下流の自動組立機又は自動検査機23に供給され、所望の姿勢ではないワーク12b及び所望の姿勢であってもピックアップが間に合わなかったワーク12aはそのままピックアップエリア27を通過し、回収板51によりボールフィーダ15のボール部16に回収される。
次に、本発明に係る部品供給装置の作動を制御する方法について説明する。部品供給制御方法は、ワークをテーブル上に密に載置してプール部を形成する部品供給制御方法と十分な長さのプール部を形成する部品供給制御方法の二つに大別することができる。
先ず、ワークをテーブル上に密に載置してプール部を形成する部品供給制御方法について以下に説明する。ワークをテーブル上に密に載置するためには、ボールフィーダからのワークの供給が連続するか否かは確率的現象であるため、ワークが常に連続して供給されるわけではないという現象に対応する必要がある。
この現象に対応するため、本発明に係る部品供給装置では、前述したように、ボールフィーダ15を回転駆動機構32の回動軸33に軸着し、テーブル14とは無関係に回動自在にしている。また、シュート17の先端35にはシュート揺動部18を配し、シュート揺動部18をシーケンス制御により左右に揺動させている。さらに、シュート揺動部18にはワーク通過センサ45を取付け、ワーク12の通過を検知している。これらに機構をどのように制御し、どのような効果を得ているのかを以下に説明する。
図8は、本発明に係る部品供給制御方法のフローチャートである。ワークをテーブル上に密に載置してプール部を形成する部品供給制御方法は、本図の左側のフローにより行われる。部品供給装置11のスタート後、ステップ101において、ボールフィーダ15とピックアップユニット24が作動を開始する。次いで、ステップ102において、テーブル14とボールフィーダ15が等角速度で回転を開始する。このため、テーブル14とシュート揺動部18との相対的な位置関係は変化しない。
ステップ103において、プール部20の長さが最短基準以上であるか否かが判断され、次いで、ステップ104においてプール部20の長さが最長基準以下であるか否かが判断されるが、ここでは、プール部20の長さは最短基準以上であり、かつ最長基準以下であるとしてフローを進める。
部品供給装置11のボールフィーダ15は既に作動しているため、ボールフィーダ15のボール部16からはワーク12の供給が開始されおり、ワーク12はシュート17を降下してシュート揺動部18を通過し、テーブル14上に載置される。このとき、シュート揺動部18に取付けられたワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知し、ケーブル46を介して検知信号を制御機構25に伝達する。
ここで、シュート揺動部18がどのように制御されるのかを説明する。シュート揺動部18は常に連続的に一定角度で左右に揺動するように制御されているのではなく、ワーク通過センサ45からの検知信号が伝達されない限り、図5に示す右位置53、中央位置54、左位置55の3点の何れかの位置で停止している。そして、ワーク通過センサ45からの検知信号が伝達される度に、シュート揺動部18は、これらの3点を揺動するように制御機構25内の図示しないシーケンサーにより制御される。
このシュート揺動部18の動きを具体的に説明すると、例えば、図5において、シュート揺動部18が右位置53で停止していたときにワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知すると、制御機構25はシーケンサーに記憶している制御則によりシュート揺動部18を中央位置54に揺動させた後に停止させる。次にワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知すると、シュート揺動部18を左位置55まで揺動させた後に停止させる。そして、その次にワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知すると、シュート揺動部18を中央位置54まで戻すように揺動させた後に停止させる。このように、シュート揺動部18は、右位置53、中央位置54、左位置55、中央位置54、右位置53の順に、ワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知する度に揺動と停止を繰り返すシーケンス制御則によって制御される。
ステップ105において、ワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知しないと、シュート揺動部18は揺動することなく停止状態を維持するため、テーブル14とボールフィーダ15は等角速度での回転を継続し、テーブル14とシュート揺動部18との相対的な位置関係は変化することはない。今、図9において、右位置53に振れていたシュート揺動部18をワーク12が通過し、そのワーク12がテーブル14上の位置56に載置されたとする。ワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知したので、ステップ105において、シュート揺動部18はシーケンス制御則により、中央位置54に揺動する。
次に、ステップ107において、シュート揺動部18が右位置53又は左位置55にあるか否かが判断されるが、シュート揺動部18は中央位置54にあるので、テーブル14とボールフィーダは等角速度での回転を継続し、位置57にワーク12が載置されるのを待つ。このように、次のワーク12が供給されるまでの間、シュート揺動部18は停止状態を維持し、テーブル14とボールフィーダ15は等角速度で回転を続けるため、テーブル14とシュート揺動部18との相対的な位置関係は変化することがない。このため、ボールフィーダ15のボール部16内でワーク12どうしの間隔が開いていて、ワーク12が連続的に供給されない場合であっても、次に供給されるワーク12を位置56の隣である位置57に確実に載置することができる。
次に供給されたワーク12がテーブル14上の位置57に載置されると、そのワーク12の通過をワーク通過センサ45が検知し、シュート揺動部18は左位置55に揺動されるので、テーブル上の位置58に次の次に供給されたワーク12を載置する。この間、テーブル14とボールフィーダ15は等角速度で回転を続けており、テーブル14とシュート揺動部18との相対的な位置関係は変化しないので、図9に示すように、3個のワーク12、12、12は、テーブル14の中心からの放射状に伸びる直線59上の位置56、57、58に略一直線上に載置され、ワーク12が載置されていない空白部を作ることがない。
ステップ107において、シュート揺動部18が右位置53又は左位置55にあると判断されると、制御シーケンスに従ってシュート揺動部18をそれまでの逆方向に揺動させても同じ位置にワーク12を載置することとなり意味がない。このため、ステップ108において、ボールフィーダ15をテーブル14に対して一段後退回転させた後に、ボールフィーダ15とテーブル14との等角速度回転を再開する。このようにボールフィーダ15の回転を制御することにより、位置58の次に、位置60にワーク12を載置することができる。このボールフィーダ15を一段後退させるときの後退回転量は、前列の位置58のワーク12と後列の位置60のワーク12との間に、画像処理でのワークの姿勢判別に必要な空間を確保することができるように設定する必要がある。
この後、フローはステップ103に戻り、テーブル14上のワーク12のプール部20の長さが基準以下となるまで繰り返される。以上のように制御されるので、ワーク12は、空白部を形成することなく、図9に示すように、テーブル14上に一点鎖線61で示す経路に沿って載置され、ワーク12の載置密度が高いプール部20を形成することができる。
部品供給装置11は、ピックアップユニット24がワーク12をピックアップしている間にも、上記のようにテーブル14上に高密度のプール部20を連続して形成するので、ピックアップユニット24は継続して最大の処理能力を発揮することができる。一方、ピックアップユニット24によるワーク12の処理が極めて順調に進んだ場合には、ワーク12のプール量が減少し、ピックアップユニット24が最大の処理能力を発揮することができなくなる。このため、ステップ103において、プール部20の長さが最短基準以上あり、十分なプール量を有しているか否かが判断される。プール部20の長さが最短基準以下であると判断された場合には、十分な長さのプール部を形成するための制御が行なわれる。
十分な長さのプール部を形成する部品供給制御方法は、図8の右側上段のフローにより行われる。ステップ103において、プール部20の長さが最短基準以下であると判断されると、制御フローはステップ109に移行する。ステップ109においてピックアップユニット24の作動を停止させ、次のステップ110においてテーブル14とボールフィーダ15の等角速度回転を停止させる。このようにして、ピックアップユニット24によるワーク12のピックアップよりも、テーブル14上へのプール部20の形成を優先させる。
このとき、ボールフィーダ15の作動は継続しているので、ワーク12の供給も継続している。ステップ111においてワーク通過センサ45がワーク12の通過を検知し、この検知信号を受け、ステップ112においてシュート揺動部18はシーケンスに従って作動し、ステップ113においてシュート揺動部18が右位置53又は左位置55にあるか否かが判断される。シュート揺動部18が右位置53又は左位置55にある場合には、ステップ114においてボールフィーダ15をテーブル14に対して一段後退回転させる。この一連の動作は、ステップ114を除き、前述したワークをテーブル上に密に載置してプール部を形成する部品供給制御方法の制御動作と同様である。その後、ステップ115においてプール部20の長さが再開基準を超えたか否かが判断される。プール部20の長さが再開基準以下の場合には、再開基準を超えるまでステップ110からスッテプ114までの動作が繰り返される。
ステップ115において、プール部20の長さが再開基準を超えたと判断した場合には、ステップ116においてピックアップユニット24の作動を再開し、ステップ117においてテーブル14とボールフィーダ15の等角速度回転を再開し、フローはステップ104に戻る。
この反対に、何らかの原因により、ピックアップユニット24によるワーク12の処理数がボールフィーダ15からのワーク12の供給数を大きく下回った場合には、テーブル14上の形成されたプール部20の長さが伸びていくことになるが、装置の機構上、無制限にブール部20の伸長を許すことができないので、ステップ104において、プール部20の長さが予め設定しておいた最長基準以下であるか否かが判断される。プール部20の長さが最長基準以上であると判断された場合には、プール部の長さを短縮するための制御が行なわれる。
プール部の長さを短縮する部品供給制御方法は、図8の右側下段のフローにより行われる。ステップ104において、プール部20の長さが最長基準以上であると判断されると、制御フローはステップ118に移行する。ステップ118においては、ボールフィーダ15のみの作動を停止させる。ボールフィーダ15の作動を停止させたので、テーブル14へのワーク12の供給は途絶えるが、テーブル14とボールフィーダ15は等角速度での回転を継続し、ピックアップユニット24のワーク12のピックアップも継続して行われる。このため、テーブル14上に載置されたワーク12のうち、所望の姿勢のワーク12aはピックアップ部20によりピックアップされ、所望の姿勢でないワーク12bはピックアップエリア24の下流へと流れて行き、プール部20の長さは減少する。
ステップ119においては、テーブル14上のプール部20の長さを継続的に計測し、プール部20の長さが再開基準以下であるか否かが判断される。ステップ119において、プール部20の長さが再開基準以下になったと判断した場合には、ステップ120において、ボールフィーダ15の作動を再開し、テーブル14上へのワーク12の供給を再開する。この状態では、テーブル14上に十分な数量のワーク12が載置されたプール部20が形成されているので、制御フローはステップ105へと移行し、図8の左側のフローによりワーク12をテーブル14上に密に載置してプール部20を形成する動作を繰り返す。このため、テーブル14上には、常に、プール部を適宜な長さに維持することができる。
次に、本発明における部品供給装置の他の実施形態を簡単に説明する。なお、共通する構造、部品を示す番号については、前記実施形態と同じ番号を使用する。
図10に示すように、他の実施形態の部品供給装置65では、ボールフィーダ15及び回動機構32がテーブル14の外周側に配置されている。回動機構32の下部には図示しない駆動機構が設けられており、前記駆動機構は制御機構25により制御され、テーブル14の回転中心を中心として円弧上に設けられた軌条66上を矢印67の方向に自在に移動できるように構成されている。制御機構25は、ボールフィーダ15がテーブル14との相対的な位置関係を保ち、又はテーブル14とは独立して軌条66上を移動するように前記駆動機構を制御する。なお、軌条66を設けることなく、駆動機構をテーブル14の回転中心に配置し、その駆動機構からテーブル14の外周に向けて突出させたアームの先端にボールフィーダ15及び回動機構32を取付け、前記駆動機構によりアームを回動させても同様の効果を得ることができる。
また、この他の実施形態でのその他の構成、作用及び効果、並びに制御方法は、前述した実施形態と同様であるので、説明を省略する。
この他の実施形態の部品供給装置65では、ボールフィーダ15をテーブル14の外周側に配置しているため、ボールフィーダ15の容量変更等に伴うボールフィーダ15の交換を簡単に行うことができる。また、テーブル14の下側に空間が生じるので、他の装置をテーブル14の下側に配置することができ、例えば、自動組立機又は自動検査機へワークを供給するパレットを配置して空間を立体的に活用し、各装置をコンパクトに配置することができる。
以上の説明では、ワークをテーブル上に供給するためにボールフィーダを使用したが、ボールフィーダの代わりにホッパーを使用してもワークをテーブル上に供給することができる。
具体的には、ボールフィーダを凹形状の容器に置き換えるとともに、散布機構のシュート揺動部を部品ホッパーに置き換えることにより実現することができる。前記容器には、ピックアップユニットがピックアップしなかったワークが回収されて収容されるようにし、ホッパーには、下部にワーク供給孔を設けるとともに当該供給孔にワーク通過センサを取付け、当該ホッパーを揺動機構により左右に揺動させながらワークをテーブル上に供給できるようにする。前記からホッパーへのワークの供給は、例えば極小型のベルトコンベアを設けることにより行うことができる。このような構成により、実施例と略同様の機能を得ることができる。
本発明に係る部品供給装置は上記のように構成され、また制御されるため、テーブル上に周囲に適宜の空間を設けてワークを密に複数列で連続して載置したプール部を形成することができるので、簡単な画像処理方式によりワークの選別を迅速に行うことができ、ピックアップユニットが最大の処理能力を発揮して所望の姿勢のワークを下流側の組み立てラインに供給することができる。このため、工場の自動組立機又は自動検査機の生産効率を大幅に向上させることができ、その経済的な価値は極めて大きい。
11 部品供給装置
12 ワーク
13 開孔部
14 テーブル
15 ボールフィーダ
17 シュート
18 シュート揺動部
19 散布機構
20 プール部
21 プール部用センサ
24 ピックアップユニット
43 ワーク載置幅
45 ワーク通過センサ

Claims (9)

  1. 回転する円形テーブルと、前記テーブル上にワークを供給するシュートを備えたボールフィーダと、このテーブル上に供給されたワークの載置領域であるプール部の長さを検知するプール部用センサを備え、前記プール部用センサの検知結果に基づき、前記ボールフィーダを所定角度だけ移動又は回動させて前記プール部領域を形成することにより、前記テーブル上に前記ワークを供給するようにしたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記円形テーブルは中央に開孔部を有し、前記ボールフィーダが回動することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記プール部には、ワークを画像処理でピックアップするユニットを備えると共に、前記シュートの先端には、ワーク散布機構を設けた請求項1又は請求項2記載の部品供給装置。
  4. 前記散布機構は、前記シュートの先端にシュート揺動部を揺動自在に設け、この揺動部を前記テーブル上のワーク載置幅の範囲内で左右に揺動させて散布する機構から成る請求項に記載の部品供給装置。
  5. 前記シュート揺動部にはワーク通過センサを備え、前記ワーク通過センサの検知信号に基づき、前記シュート揺動部を揺動シーケンスにより揺動するようにした請求項4に記載の部品供給装置。
  6. 前記揺動シーケンスは、前記テーブル上のワーク載置幅に応じて複数個所で揺動と停止を順次繰り返すシーケンスである請求項5に記載の部品供給装置。
  7. 前記ボールフィーダを前記テーブルとの相対的な位置関係を保って移動又は回動させながら前記ボールフィーダから前記テーブル上に前記ワークを供給し、前記シュート揺動部が揺動限界に達したとき、前記ボールフィーダを前記テーブルに対し、相対的に逆方向に移動又は回動させるようにした請求項4又は5に記載の部品供給装置。
  8. ールフィーダをーブルとの相対的な位置関係を保って移動又は回動させながら前記ボールフィーダから前記テーブル上にワークを供給させる工程と、前記テーブル上に供給させた前記ワークが形成するプール部の長さをプール部用センサで検知する工程を備え、前記プール部用センサが前記プール部の長さが最短基準に達したことを検知したとき、前記ボールフィーダを前記テーブルに対して相対的に逆方向に移動又は回動させながら前記ワークを供給し、かつ前記プール部に載置される前記ワークの数を増やすようにしたことを特徴とする部品供給制御方法。


  9. 請求項8における部品供給制御方法において、前記プール部の長さが最長基準に達したことを前記プール部用センサで検知した後、前記プール部の長さが再開基準まで短縮したことを前記プール部用センサが検知するまでの間、前記ボールフィーダからの前記ワークの供給を停止させることを特徴とする部品供給制御方法。
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