JP2010038572A - 部品検査装置および部品検査方法 - Google Patents

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【課題】被検査部品の外周を検査する装置および検査方法であって、特に被検査部品の外周上の特定箇所を検査する場合、検査時間を短縮可能な部品検査装置および部品検査方法を提供する。
【解決手段】被検査部品Sには外周に開口する貫通孔が穿設され、この貫通孔の両開口Hを検査する場合、まず当該貫通孔のどちらか一方の開口Hを撮像手段32が検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、撮像手段が当該開口を撮像した後には、当該被検査部品Sを高速で180度自転させることにより当該貫通孔のもう一方の開口を撮像手段32が検出して撮像することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検査部品の外周を検査する装置および検査方法であって、特に被検査部品の外周上の特定箇所を検査する場合、検査時間を短縮可能な部品検査装置および部品検査方法に関する。
従来から、被検査部品の外周を検査する装置としては、特許文献1(特開2000−348167号公報)に示す部品検査装置がある。この部品検査装置は駆動源の駆動により水平面内で連続回転する回転ドラムを備えており、この回転ドラムの円周には被検査部品を保持する切欠部が形成されている。また、この部品検査装置は、回転ドラムの切欠部に保持されている被検査部品に接触して当該被検査部品を転動するローラを備えており、このローラによって被検査部品は所定位置で1自転するように構成されている。このときの自転速度は一定であり、この自転している被検査部品の外周を固定カメラが撮像して、このデータに基づいて被検査部品の良否が判定される。
特開2000−348167号公報
しかしながら、前記部品検査装置を用いて被検査部品の外周上の特定箇所だけを検査しようとする場合、当該部品検査装置は、一定速度で被検査部品を自転させるように構成されているため、非検査対象箇所をカメラが撮像する時間が無駄であり、これが作業効率の低下を招いていた。
本発明の部品検査装置は、被検査部品を保持して搬送する搬送手段と、前記搬送手段に保持されている被検査部品が所定の位置に到達したとき、当該被検査部品を自転させる自転ユニットと、自転している前記被検査部品の外周を撮像する撮像手段と、前記自転ユニットを制御して前記被検査部品の自転速度を必要に応じて変更する制御ユニットとを備えているいることを特徴とする。
本発明の部品検査方法は、被検査部品を自転させて、その外周を撮像手段で撮像して当該被検査部品の外周を検査する方法において、前記被検査部品の自転速度を必要に応じて変更しながら当該被検査部品の外周を撮像することを特徴とする。
また、本発明の部品検査装置は、外周に被検査対象箇所を有する被検査部品を保持して搬送する搬送手段と、前記被検査部品が所定の位置に到達したとき、これを自転させる自転ユニットと、自転している前記被検査部品の被検査対象箇所を検出し、ここを撮像する撮像手段と、前記撮像手段が被検査部品の被検査対象箇所を検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、一方当該撮像手段が被検査部品の被検査対象箇所を検出すると、当該撮像手段による被検査対象箇所の撮像が終了するまで当該被検査部品を低速で自転させるように前記自転ユニットを制御する制御ユニットとを備えることを特徴とする。
また、本発明の部品検査方法は、被検査部品を自転させて、その外周を撮像手段で撮像して当該被検査部品の外周を検査する方法において、被検査部品の外周上の被検査対象箇所を検査する場合、撮像手段が当該被検査対象箇所を検出するまでは当該被検査部品を高速で自転させ、一方当該撮像手段が被検査対象箇所を検出すると、当該被検査部品を低速で自転させながら当該被検査対象箇所を撮像することを特徴とする。
また、本発明の部品検査装置は、外周に開口する貫通孔を有する被検査部品であって、この貫通孔の開口を検査する場合、前記制御ユニットは、前記撮像手段が前記被検査部品の貫通孔のどちらか一方の開口を検出するまでは前記自転ユニットを高速で自転させ、この検出した当該開口を撮像手段が撮像した後には、当該被検査部品を高速で180度自転させることにより当該貫通孔のもう一方の開口を撮像手段が検出して撮像するように当該自転ユニットを制御することを特徴とする。
また、本発明の部品検査方法は、前記被検査部品には外周に開口する貫通孔が穿設され、この貫通孔の両開口を検査する場合、まず当該貫通孔のどちらか一方の開口を撮像手段が検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、撮像手段が当該開口を撮像した後には、当該被検査部品を高速で180度自転させることにより当該貫通孔のもう一方の開口を撮像手段が検出して撮像することを特徴とする。
本発明の部品検査装置および部品検査方法では、被検査部品の自転速度を必要に応じて変更可能であり、従って、撮像手段が被検査部品の外周上の被検査対象箇所を検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、一方撮像手段が被検査部品の外周上の被検査対象箇所を検出しここを撮像するときは、当該被検査部品を低速で自転させることが可能となる。つまり、必要なときだけ、被検査部品を低速で自転させることにより高分解能で撮像し、一方撮像手段が被検査対象箇所を検出するまでは被検査部品を高速で自転させることにより被検査部品の検査に要する時間を短縮することができる。
特に、外周に開口する貫通孔を有する被検査部品においては、その両開口を検査する場合、撮像手段が一方の開口を検出するまでは高速で被検査部品を自転させ、撮像手段が開口を検出すると当該被検査部品を低速で自転させながら撮像手段による撮像を行い、その後撮像手段による撮像が終了すると、当該被検査部品を高速で180度自転させれば、もう一方の開口は、撮像手段による検出が可能な位置に到達する。従って、制御ユニットは、撮像手段による一方の開口の検出および撮像の終了後には被検査部品を180度回転させるという単純な制御プログラムを記憶するだけで、貫通孔の両開口の検査に要する時間を短縮することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1において、1は部品検査装置であり、被検査部品の一例である鍔付部品S(以下、この鍔付部品をワークSという)は、その外周面に直交するように穿設された貫通孔を有する。前記部品検査装置1は、このワークSの貫通孔の両開口Hを検査するものであり、この開口Hは、特許請求の範囲に記載された被検査部品の被検査対象箇所にも該当する。
前記部品検査装置1は、機台2に取付けられたボウルフィーダ(図示せず)と、このボウルフィーダに接続された直進フィーダ3と、この直進フィーダ3に連設された回転ユニット20と、当該回転ユニット20上のワークSを撮像するカメラ31,32を有する検査ユニット30と、この検査ユニット30で当該ワークSを撮像する際、当該ワークSを自転させる自転ユニット40と、当該検査ユニット30の検査結果に応じて当該ワークSを選別する選別ユニット50と、前記回転ユニット20と前記自転ユニット40の動作制御を行う制御ユニット(図示せず)を備えている。
前記ボウルフィーダは複数のワークSを貯留可能な貯留ボウル(図示せず)を有し、この貯留ボウルにはその内壁面に沿って螺旋状に延びる搬送路(図示せず)が設けられている。この貯留ボウルは内臓のバイブレータ(図示せず)によって振動するように構成されており、この振動を受けてワークSが前記直進フィーダ3に順次送られる。そして、直進フィーダ3の最終端に到達したワークSは、詳細を後述する回転テーブル21の切欠部21aに供給される。
前記直進フィーダ3は、その一端を前記ボウルフィーダの搬送路に連設して、当該搬送路から送られてきたワークSを首吊り状に支持して搬送するように構成されている。また、この直進フィーダ3は、前記機台2の上面に載置された振動装置4を有しており、この振動を受けてワークSを整列搬送するように構成されている。
前記回転ユニット20は、ワークSの搬送手段の一例である、円周方向に複数の切欠部21aが形成された回転テーブル21を備えており、この切欠部21aには前記ワークSが首吊り状に吊下されて搬送される。また、この回転テーブル21は、平面視円形状を成すものであり、回転駆動源の一例であるサーボモータ22の駆動を受けて、水平面内で間欠回転するように構成されている。さらに、この回転テーブル21にはこの円周に沿うようにして、案内部材23が当該回転テーブル21の円周と所定の隙間を空けて取付けられており、この案内部材23によって、前記切欠部21aに支持されたワークSの脱落が防止されている。
前記機台2の上面には、弾性部材(図示せず)を介してベース板5が載置されており、このベース板5には前記回転ユニット20が載置されている。これにより、前記振動装置4による振動ならびに前記機台2に何らかの衝撃が加わった場合、前記回転テーブル21上のワークSの揺れが軽減されるので、前記カメラ31,32による撮像結果は振動の影響を受けず、より正確な撮像結果が得られる。
前記検査ユニット30は、前記回転テーブル21上のワークSを斜め上方から撮像する第1カメラ31と、ワークSの外周上の開口Hを検査すべく当該ワークSを横方向から撮像する第2カメラ32とを備えており、これらカメラ31,32の撮像結果から得られるワークSの開口Hの画像を解析して、これにより得られたワークSの開口Hの寸法データを予め設定しておいた基準寸法データと比較して、そのワークSが良品であるか不良品であるかを判定する処理ユニット(図示せず)とを備えている。
前記自転ユニット40は、図2に示すように、前記回転テーブル21に吊下されているワークSを自転させるように構成されている。これにより、前記当該回転テーブル21上のワークSが所定の位置に到達したとき、前記自転ユニット40でワークSを自転させながら前記第2カメラ32が当該ワークSの外周上の開口Hを検出し、ここを撮像する。また、このワークSが自転している時、前記回転テーブル21は、回転を停止しており、ワークSの自転終了後、再び回転するように構成されている。なお、図2においては、便宜上、案内部材23を省略した状態で当該自転ユニット40の構成を示している。
また、前記自転ユニット40は、駆動源の一例であるエンコーダ(図示せず)付きのサーボモータ41の駆動を受けて水平面内で回転するとともに、前記ワークSを直立させた状態で載置すべくマグネット42aを内蔵した自転板42を備えている。このサーボモータ41は、詳細を後述する制御ユニットの駆動指令信号を受けて、駆動軸41aの回転駆動速度を自在に変更可能に構成されている。さらに、自転ユニット40は、上面が所定率湾曲した浮かせ板43とを備えており、当該浮かせ板43は、前記回転テーブル21と平行するようにして、前記回転テーブル21の下方であって前記第2カメラ32によって撮像されるワークSの下方に位置している。また、この浮かせ板43は、前記ベース板5に立設した支柱44によって支持されている。
前記サーボモータ41は、その駆動軸41aが当該ベース板5の下面から上面にかけて突出するようにして機台2に取付けられており、当該駆動軸41aにはカップリング46を介して回転軸45が取付けられている。この回転軸45は前記支柱44の延びる方向と同一方向に延びるように配置されており、この回転軸45の上端には前記自転板42が取付けられている。これにより、自転板42は、前記第2カメラ32によって撮像されるワークSの下方であって水平面内で回転する。
前記浮かせ板43の中央付近は、前記自転板42と同一の大きさに切り抜かれており、ここに当該自転板42が介在している。また、この浮かせ板43の上面は所定率湾曲しており、ここをワークSの下端が沿うようにして当該ワークSは案内される。これにより、前記回転テーブル21の回転に伴って浮かせ板43の中央付近に到達したワークSは、当該ワークSの座面が回転テーブル21の上面から浮き上がった状態で、前記自転板42上で自転する。
前記選別ユニット50は、処理ユニットによる判定結果において不良品と判定されたワークSを蹴り落とす振り分け手段51と、この振り分け手段51によって蹴られたワークSが排出される不良品排出口52と、前記検査ユニット30によって良品と判断されたワークSが振り分けプレート53によって排出される良品排出口54とから構成されている。
前記制御ユニットは、前記第2カメラ32からのワーク検出信号に基づいて、前記自転ユニット40のサーボモータ41の駆動軸41aの回転速度を変更するように構成されている。まず、当該回転テーブル21上のワークSが所定の位置に到達し前記自転ユニット40によってワークSを自転させる際、前記当該第2カメラ32がワークSのどちらか一方の開口Hを検出するまでは、当該サーボモータ41に高速駆動指令信号を発し当該ワークSを高速で自転させる。その後、当該第2カメラ32が当該開口Hを検出すると、当該サーボモータ41に低速駆動指令信号を発する。この低速駆動により、前記第2カメラ32は、前記開口Hを高分解能で撮像する。そして、この第2カメラ32による開口Hの撮像が終了した後、再び当該サーボモータ41に高速駆動指令信号を発して、当該サーボモータ41の駆動軸41aを高速で180°回転駆動させる。すると、ワークSの外周上のもう一方の開口Hは第2カメラ32により検出可能な位置に到達し、これを当該第2カメラ32が検出する。この第2カメラ32による検出信号を制御ユニットが受け、当該制御ユニットは、サーボモータ41に低速駆動指令信号を発し、この低速駆動によって第2カメラ32は開口Hを高分解能で撮像する。なお、本発明における制御ユニットは、第2カメラ32が初めに開口Hを検出するまでは、サーボモータ41に高速駆動指令信号を発しているが、この高速駆動指令信号に代えて中速指令信号、つまり当該高速駆動指令信号と低速駆動指令信号の間の駆動速度でサーボモータ41を回転させる信号を発してもよい。このようにすれば、初めの開口Hを検出までの時間は高速駆動に比べて長くなるが、低速駆動への切り替えの際、高速駆動に比べて開口Hを精度よく検出することができる。
以下、本発明の部品検査装置1の動作ならびに本発明の部品検査装置1を用いた前記ワークSの貫通孔Hの開口の検査方法、ならびに本発明による作用を説明する。
前記直進フィーダ3から前記回転テーブル21の切欠部21aに搬送されたワークSは、回転テーブル21の回転に伴って、前記第1カメラ31の撮像エリアに到達する。この第1カメラ31は、当該ワークSを斜め上方から撮像するように配置されており、当該ワークSの上端面ならびに鍔部を検査するものである。
続いて、前記第1カメラ31による撮像が終了すると、当該ワークSは第2カメラ32の撮像エリアに近づく。このとき、ワークSは前述のように構成された自転ユニット40の浮かせ板43の上面に案内されるので、ワークSの座面は、徐々に回転テーブル21の上面から浮いた状態になる。そして、当該ワークSが最上点に到達する位置には、当該ワークSを載置する前記自転板42が配置してあり、この自転板42にはマグネットが内蔵されている。これにより、前記サーボモータ41の駆動に従って当該自転板42が回転し、この回転に伴って当該自転板42に載置されているワークSが落下しないようになっている。
前記第2カメラ32は、まず自転しているワークSの外周上の貫通孔の開口Hを検出する。このとき、ワークSは制御ユニットによるサーボモータ41への高速駆動指令信号により高速で自転しており、この高速自転しているワークSの外周上のどちらか一方の開口Hを前記第2カメラ31が検出すると、制御ユニットはサーボモータ41に低速駆動指令信号を発し当該ワークSを低速で自転させる。この低速自転のとき、前記第2カメラ32は、ワークSの外周上の開口Hを撮像するが、このとき、ワークSは低速で自転しているので、当該第2カメラ32は開口Hを高分解能で撮像することができる。この撮像が終了すると、制御ユニットは、サーボモータ41の駆動軸41aを高速で180度回転させる高速駆動指令信号を発する。これにより、ワークSの外周上のもう一方の開口Hは、前記第2カメラ32による撮像が可能な位置に到達する。そして、制御ユニットは再びサーボモータ41に低速駆動指令信号を発し当該ワークSを低速で自転させ、当該第2カメラ32はワークSの外周上のもう一方の開口Hを高分解能で撮像する。
前述の第2カメラ32によるワークSの外周上の両開口Hの撮像が終了すると、前記処理ユニットは、前記第1カメラ31および第2カメラ32の撮像結果に基づいて当該ワークの良否を判定する。この判定結果に基づいて前記選別ユニット50が作動し、前記振り分け手段51によって不良品は前記不良品排出口52に排出され、一方良品については前記振り分けプレート53によって前記良品排出口54に排出される。
本発明の部品検査装置1および部品検査法では、第2カメラ32が一方の開口Hを検出するまでは高速でワークSを自転させ、第2カメラ32が当該開口Hを検出する当該ワークSを低速で自転させながら第2カメラ32による開口Hの撮像を行う。その後第2カメラ32による撮像が終了すると、当該ワークSを高速で180度自転させれば、もう一方の開口Hは、第2カメラ32による検出が可能な位置に到達する。つまり、一方の開口Hは、初めに検出された開口Hから180度自転させた位置に必ず位置しているので、制御ユニットは、第2カメラ32による一方の開口Hの検出および撮像の終了後にはワークSを180度回転させるという単純な制御プログラムを記憶するだけで、ワークSの外周上の両開口Hを検査することがきるとともに、この検査に要する時間を短縮することがきる。また、従来の検査方法の例として、第2カメラ32で当該開口Hに相当する被検査対象箇所を常時検出しながらの方法では、当該被検査対象箇所の検出ミスを防止するため、ワークSの自転速度を制限する必要があったが、本発明を用いてワークSの外周面に直交するように穿設された貫通孔の両開口Hを検査する場合、一方の開口Hからもう一方の開口Hまでの自転速度に制限を設ける必要がないので、検査時間を飛躍的に短縮することができる。
本発明に係る部品検査装置の要部拡大平面図である。 本発明に係る部品検査装置において、案内部材を省略した要部拡大断面図である。
符号の説明
1 部品検査装置
2 機台
3 直進フィーダ
4 振動装置
5 ベース板

20 回転ユニット
21 回転テーブル
21a 切欠部
22 サーボモータ
23 案内部材

30 検査ユニット
31 第1カメラ
32 第2カメラ

40 自転ユニット
41 サーボモータ
41a 駆動軸
42 自転板
42a マグネット
43 浮かせ板
44 支柱
45 回転軸
46 カップリング

50 選別ユニット
51 振り分け手段
52 不良品排出口
53 振り分けプレート
54 良品排出口

S ワーク
H 開口

Claims (6)

  1. 被検査部品を保持して搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に保持されている被検査部品が所定の位置に到達したとき、当該被検査部品を自転させる自転ユニットと、
    自転している前記被検査部品の外周を撮像する撮像手段と、
    前記自転ユニットを制御して前記被検査部品の自転速度を必要に応じて変更する制御ユニットとを備えているいることを特徴とする部品検査装置。
  2. 被検査部品を自転させて、その外周を撮像手段で撮像して当該被検査部品の外周を検査する方法において、
    前記被検査部品の自転速度を必要に応じて変更しながら当該被検査部品の外周を撮像することを特徴とする部品検査方法。
  3. 外周に被検査対象箇所を有する被検査部品を保持して搬送する搬送手段と、
    前記被検査部品が所定の位置に到達したとき、これを自転させる自転ユニットと、
    自転している前記被検査部品の被検査対象箇所を検出し、ここを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が被検査部品の被検査対象箇所を検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、一方当該撮像手段が被検査部品の被検査対象箇所を検出すると、当該撮像手段による被検査対象箇所の撮像が終了するまで当該被検査部品を低速で自転させるように前記自転ユニットを制御する制御ユニットと
    を備えることを特徴とする部品検査装置。
  4. 被検査部品を自転させて、その外周を撮像手段で撮像して当該被検査部品の外周を検査する方法において、
    被検査部品の外周上の被検査対象箇所を検査する場合、撮像手段が当該被検査対象箇所を検出するまでは当該被検査部品を高速で自転させ、一方当該撮像手段が被検査対象箇所を検出すると、当該被検査部品を低速で自転させながら当該被検査対象箇所を撮像することを特徴とする部品検査方法。
  5. 外周に開口する貫通孔を有する被検査部品であって、この貫通孔の開口を検査する場合、前記制御ユニットは、前記撮像手段が前記被検査部品の貫通孔のどちらか一方の開口を検出するまでは前記自転ユニットを高速で自転させ、この検出した当該開口を撮像手段が撮像した後には、当該被検査部品を高速で180度自転させることにより当該貫通孔のもう一方の開口を撮像手段が検出して撮像するように当該自転ユニットを制御することを特徴とする請求項3に記載の部品検査装置。
  6. 前記被検査部品には外周に開口する貫通孔が穿設され、この貫通孔の両開口を検査する場合、まず当該貫通孔のどちらか一方の開口を撮像手段が検出するまでは、当該被検査部品を高速で自転させ、撮像手段が当該開口を撮像した後には、当該被検査部品を高速で180度自転させることにより当該貫通孔のもう一方の開口を撮像手段が検出して撮像することを特徴とする請求項4に記載の部品検査方法。
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