JPH05338773A - 部品整送装置 - Google Patents

部品整送装置

Info

Publication number
JPH05338773A
JPH05338773A JP17913992A JP17913992A JPH05338773A JP H05338773 A JPH05338773 A JP H05338773A JP 17913992 A JP17913992 A JP 17913992A JP 17913992 A JP17913992 A JP 17913992A JP H05338773 A JPH05338773 A JP H05338773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
rotating body
posture
side wall
wall forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17913992A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Cho
輝雄 長
Takumi Inoue
拓巳 井上
Eiji Oki
栄治 大木
Seiji Sugioka
聖司 杉岡
Shinichi Baba
真一 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP17913992A priority Critical patent/JPH05338773A/ja
Publication of JPH05338773A publication Critical patent/JPH05338773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 部品の形状が変わっても直ちに迅速にこれに
対処することができ、また如何なる形状あるいは如何な
る小型の部品に対しても正しく姿勢を判別することので
きる部品整送装置を提供すること。 [構成] ボウル1と、該ボウル1内にその最上方部が
該ボウル1の上縁部のレベルにほぼ一致するように傾斜
して配設された円板8と、ボウル1の上端面に沿って、
かつボウル1と同心的に配設された円筒形状の側壁形成
部材14と、ボウルの上端面及び側壁形成部材14で形
成される円形の部品移送路と空気噴出ノズル42とを備
え、ボウル1と円板8とは独立して同一方向に回転し、
円板8上に収容された部品mを部品移送路に向ってボウ
ル1の回転による遠心力によって移動させ、円板8の上
端面上で該部品mを側壁形成部材14に沿って搬送する
ようにし側壁形成部材14に形成された開口14aと該
開口の一方側に配設された光源34と、光源34と対向
して他方側に配設されたCCDカメラ33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品整送装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】例えば振動パーツフィー
ダにおいては多数の部品を受容するボウルの内周壁に螺
旋状の部品移送路を形成させており、このボウルのねじ
り振動により上記移送路に沿って部品を移送するように
しているが、この途上で該部品の移送姿勢を判別し、こ
の判別に基いて何らかの部品整送手段により所望の姿勢
にない部品は上記移送路から外方へと、例えば圧縮空気
によりボウル内方へと吹き飛ばすか、あるいは所望の姿
勢に矯正して、例えば方向を180度変換させるべくタ
ーンテーブルにより矯正して下流側の移送路へと導くよ
うにしたものは広く知られている。
【0003】然るに、従来の部品の姿勢を判別する装置
としては、例えば複数対の発光素子と受光素子とから成
り、各発光素子からの光線を通すべく移送路に貫通する
小孔を形成し、上記発光素子からの光を受けるべく受光
素子が配設されているのであるが、これらのうち一対の
発光素子及び受光素子はいわゆる同期用として用いら
れ、この光が遮断されると姿勢を判別すべき部品の先端
が検出位置に達したと判断し、このときの他の対の発光
素子及び受光素子においてどの受光素子に対応する発光
素子からの光が達しているかどうかをコンピュータ内で
判定し、これにより所定の姿勢と比較して、所定の姿勢
にないときには下流側の部品整送手段、例えば空気噴出
手段によりこの部品をボウル内方へと吹き飛ばす。ある
いは前後方向が逆であると判断したときには部品反転手
段により姿勢を正しい姿勢に矯正して下流側に供給する
ようにしている。
【0004】然るに、ボウル内に貯蔵されている部品が
一定の部品であれば問題はないが、今、他の形状の部品
について上述のような作用を行おうとすれば部品の姿勢
を判断すべき複数対の発光素子及び受光素子の配置を姿
勢を判別すべく変えなければならない。あるいはその個
数を変えなければならない。最近、搬送すべき部品が電
子部品のように非常に小型となっているので、これら発
光素子及び受光素子の配置作業は非常に面倒である。ま
た部品が小さくなるに応じて移送路に発光素子からの光
を通すべく貫通孔を形成しなければならないが、これも
小さくなりこれを形成することは非常に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、部品の形状が変わっても直ちに迅速に
これに対処することができ、また如何なる形状あるいは
如何なる小型の部品に対しても正しく姿勢を判別するこ
とのできる部品整送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、ほぼ円
筒形状の第1回転体と、該第1回転体内にその最上方部
が該第1回転体の上縁部のレベルにほぼ一致するように
傾斜して配設された円板状の第2回転体と、前記第1回
転体の上端面に沿って、かつ該第1回転体と同心的に配
設された円筒形状の側壁形成部材と、前記第1回転体の
上端面及び前記側壁形成部材で形成される円形の部品移
送路上を移送される部品の姿勢を判別する姿勢判別手段
と、該姿勢判別手段の判別結果により当該部品を前記第
2回転体上へ排除する部品排除手段とから成り、前記第
1回転体と前記第2回転体とは独立して同一方向に回転
し、前記第2回転体上に収容された部品を前記部品移送
路に向って前記2回転体の回転による遠心力によって移
動させ、該第2回転体の前記上端面上で該部品を前記側
壁形成部材に沿って搬送するようにした部品整送装置に
おいて、前記姿勢判別手段は前記側壁形成部材に形成さ
れた開口と、該開口の一方側に配設された光源と、該光
源と対向して他方側に配設された撮像装置とから成るこ
とを特徴とする部品整送装置によって達成される。
【0007】又は、ほぼ円筒形状の第1回転体と、該第
1回転体内にその最上方部が該第1回転体の上縁部のレ
ベルにほぼ一致するように傾斜して配設された円板状の
第2回転体と、前記第1回転体の上端面に沿って、かつ
該第1回転体と同心的に配設された円筒形状の側壁形成
部材と、前記第1回転体の上端面及び前記側壁形成部材
で形成される円形の部品移送路上を移送される部品の姿
勢を判別する姿勢判別手段と、該姿勢判別手段の判別結
果により当該部品を所定の姿勢に矯正するための部品姿
勢矯正手段とから成り、前記第1回転体と前記第2回転
体とは独立して同一方向に回転し、前記第2回転体上に
収容された部品を前記部品移送路に向って前記2回転体
の回転による遠心力によって移動させ、該第2回転体の
前記上端面上で該部品を前記側壁形成部材に沿って搬送
するようにした部品整送装置において、前記姿勢判別手
段は前記側壁形成部材に形成された開口と、該開口の一
方側に配設された光源と、該光源と対向して他方側に配
設された撮像装置とから成ることを特徴とする部品整送
装置によって達成される。
【0008】
【作用】第1回転体の回転により所定の移送路を搬送さ
れてきた部品の姿勢は姿勢検出位置、すなわち撮像装
置、例えばカメラに対向する位置に至るとその姿勢が撮
像される。この撮像結果をコンピュータ内における所望
の姿勢と比較され、これが一致しないときには下流側の
部品排除手段により第2回転体上へと排除するか、ある
いは所望の姿勢に矯正して下流側の移送路へと導かれ
る。以上のようにして姿勢が判別され、かつ整送される
ので部品の形状が如何なるものであってもコンピュータ
へのこの姿勢の記憶入力は簡単に行うことができるの
で、また撮像装置によって部品の形状が如何に小型であ
ってもこれを拡大して撮像することもできるので、従来
より広範囲の部品に対して適用することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の部品整送装置について図面を
参照して説明する。
【0010】
【従来の技術及びその問題点】図2及び図3は本実施例
の部品整送装置の全体を示すものであるが、図において
ほぼ円筒状のボウル1内にはその最上方部8aがボウル
1の上縁部に一体的に形成された水平フランジ部1aと
ほぼ同レベルとなるように、傾斜して配設された円板8
が設けられており、この中央部に一定的に固定された回
転軸9はボウル1の底部に形成された中央開口1bを通
って下方に延びており、カップリング12によりモータ
13に結合されている。回転軸9は静止部11に固定さ
れた長手の軸受部材10により回動自在に支持されてい
る。
【0011】ボウル1の底壁にはプーリ2がベアリング
Bを介して一体的に固定されており、この周部に形成さ
れた溝にベルト3を巻装させ、これは他方、モータプー
リ4に巻装されている。モータプーリ4に一体的に固定
された回転軸5はモータ6の回転軸と一体化されてい
る。またボウル1のフランジ部1aの外縁部に沿って、
かつ隙間をおいて円弧状の側壁形成部材14が静止部7
に取付部材15により固定されている。ボウル1はプー
リ2、4、ベルト3を介してモータ6により図3に示す
矢印方向に回転する。また円板8はカップリング12を
介してモータ13により同じ方向に回転するが、回転速
度はボウル1のそれよりは大きい。またフランジ部1a
は水平に形成されているが、この接線方向に延びるよう
にベルトコンベヤ装置16が同じく水平に配設されてい
る。
【0012】ベルトコンベヤ装置16は、図8に明示さ
れるようベルトコンベヤ本体21が非常に長いために支
持ブロック20の上に摺接可能に載置されており、その
下方走行部分21bがブロック20に当接しているので
あるが、これはモータ17により駆動され、その上方走
行部分21aに整送すべき部品mが、その長手方向を移
送方向に向けて移送されるように、その両側に断面がL
字形状の一対の側壁形成部材22a、22bが図8に示
すような間隙をおいて配設されており、その水平アーム
部分はビス24によりブロック20に対し固定されてい
る。
【0013】又、図3に示すように、このベルトコンベ
ヤ装置16の上流側端部近傍に投光器18と受光器19
とからなるオーバフロー検出装置が配設されており、こ
のために図8に示すように投光器18及び受光器19に
整列するように小孔23a、23bが形成されている。
よってここを部品mが通過するときには投光器18から
の光線を遮断することにより、受光器19は部品mがこ
の位置に存在していることを検知する。すなわち所定時
間以上部品mが連続して検知される場合には、オーバフ
ローであると認識するようにしている。
【0014】次に姿勢判別装置30について、特に図4
及び図5を参照して説明する。
【0015】ボウル1は、ほぼ円筒形状であるが、その
フランジ部1aに沿って、これと同心的に配設される側
壁形成部材14は静止部7に取付部材15により固定さ
れているのであるが、これは図3に示すように3つのセ
グメントからなっており、これらはそれぞれ径方向に取
付部材15のねじを弛めることにより調節可能となって
いる。図5に示すように姿勢判別装置30においては、
巾の狭い側壁形成板14Aとなっており、この両側の大
なる円弧状のセグメント14B、14Cとの間にわずか
な隙間sをおいて配設されているが、この側壁形成板1
4Aもねじ35を弛めることにより取付部材38に形成
されている長孔38aの範囲内で、すなわち図において
左右方向に移動調節可能とされている。すなわち径方向
に調節可能となっている。これにより部品mの径が図示
の場合より大であるときには、ねじ35を弛めることに
より側壁形成部材14B、14C及びこの側壁形成板1
4Aも径外方向に移動させ、又図示の場合より部品mの
径が小であればねじ35を弛めることにより径内方に移
動させるようにしている。
【0016】更にボウル1のフランジ部1aの内縁部に
はワイヤー29が取付けられており、これによりフラン
ジ部1a上に部品mを、横臥した姿勢でその巾方向の移
動を規制させながら、ボウル1の回転と共にこの回転方
向に搬送するようにしている。
【0017】図5に明示されるように、側壁形成板14
Aにはフランジ部1aに対し垂直方向にスリット14a
が形成されており、この高さは部品mの径より充分に大
である。又静止部7に取付部材31を介して固定されて
いるCCDカメラ(Charge Coupled Dvise)33が撮像
装置として静止部7の径外方に配設されており、これも
ねじ32を弛めることにより長孔31aの範囲内で図4
において左右に調節可能としており、これによりズーム
機能を与えて一定の部品mに対してその倍率を変更し得
るようにしている。静止部7にはCCDカメラ33のレ
ンズ部33aに対向してる開口7aが設けられており、
これは上述のスリット14aと整列しているが、更にこ
れと整列して静止部7の径内方には光源34が配設され
ている。この光源34がその前方を通過する部品mを照
射し、スリット14aを介してCCDカメラ33は部品
mの影を撮像するようにしている。すなわち本実施例に
よればスリット14aを通過する部品mの形状をライン
センサとしてのCCDカメラ33が、順次変化するその
影を撮像するようにしており、遅延回路等を介して部品
mの移送姿勢を図9に示すコントローラ60に供給する
ようにしている。ラインセンサとは公知のように一画素
としてのCCDをスリット14aと平行に一列又は数列
で配設されており、これらは光源34からの光を照射さ
れるかされないかに応じて部品mのスリット14aにお
ける影の時間的変化から、コントローラ60内のコンピ
ュータにより演算で形成するようにしている。
【0018】又、図3において明示されるように部品姿
勢判別装置30の位置から、所定角度下流側に部品排除
装置40が設けられており、この詳細は図6に示されて
いるが、チューブ41の先端部に取付けられた空気噴出
ノズル42が静止部7に固定されており、側壁形成部材
14の下端部に形成した丸孔14bに対向しており、こ
こを通過する部品mで、所定の姿勢にないものは噴出ノ
ズル42からの噴出空気によりボウル1内に排除するよ
うにしている。
【0019】又図7で明示されるように、ボウル1の外
壁部1bの近傍にエンコーダ50が静止部7の底壁部7
aに固定されており、この回転軸の先端部に固定された
ゴムローラ50aがボウル1の外壁部1bに圧接してい
る。すなわちボウル1の回転量がローラ50aの回転に
変換され、この回転角からエンコーダ50がボウル1が
何度回転したかを検出している。この検出信号は、図9
に示すようにコントローラ60に供給される。
【0020】図9にはコントローラ60が示されている
が、このディスプレイ61に所定の姿勢が表示されるよ
うになっている。すなわちコントローラ60の正面パネ
ル部に各種の機能ボタン、電源スイッチ等が配設されて
いるが、これらの選択的操作により、実際に部品姿勢判
別装置30において、部品mを所定の姿勢で流すことに
よりスリット14aの側方を通過させ、この所定の姿勢
をコントローラ60のコンピュータ内に記憶させるよう
にしている。そしてこの所定の姿勢と部品姿勢判別装置
30において実際に流れている部品の姿勢に対するCC
Dカメラ33の撮像信号をコントローラ60に供給する
ことにより、記憶している姿勢と比較する。所定の姿勢
でないときには電磁弁63のソレノイド部64を励磁す
ることにより圧縮タンク62からの圧縮空気を空気噴出
ノズル42から噴出して、この空気噴出ノズル42の前
方を通過している部品mをボウル1内に排出するように
している。この空気噴出ノズル42の作動タイミング
は、エンコーダ50の検出信号に同期して、そのソレノ
イド部64を励磁させるようにしている。
【0021】以上、本発明の実施例の構成について説明
したが、次にこの作用について説明する。
【0022】今、図1に示すような部品mを所定の姿勢
にして次工程に供給する場合について説明する。
【0023】今、2つの姿勢、図1のA及び図1のBの
姿勢が考えられるのであるが、部品mは高さの小なる円
筒部a及び高さの大なる円筒部b及びこれらを結合する
減径部cからなるが、図1のAで示すような姿勢で次工
程に供給する場合について説明する。この場合には図1
のAで示す姿勢で部品mを姿勢判別装置30において、
スリット14aの側方を実際にボウル1を回転させるこ
とにより通過させ、このときカメラ33で撮像させ、こ
の映像信号をコントローラ60内のコンピュータに供給
し、これがディスプレイ61に表示されるのであるが、
これをオペレータが確認して正面パネル部のファンクシ
ョンボタンを押すことにより、次工程に供給すべき姿勢
を記憶させる。
【0024】モータ6、13を駆動すると回転円板8は
高速で図3において矢印で示す方向に回転し、又これと
同心的に外方に配設されるボウル1も同方向に、しかし
より低速で回転する。図をわかりやすくするために散在
的にのみ示すが、円板8上には多量の整送すべき部品m
が貯蔵されている。回転円板8の高速回転により、円板
80上を遠心力で径外方向に推進させられ、その上縁部
8aよりボウル1のフランジ部1a上に転送される。フ
ランジ部1aも低速であるが、同方向に回転しているの
で、この上にのせられた部品mはワイヤ29と側壁形成
部材14とで形成される部品移送路を、ボウル1の回転
と共に一列で搬送される。姿勢判別装置30の側方に至
ると、部品mがスリット14aを通過するときに、時間
的にその姿勢に応じて、その変化する影をラインセンサ
としてのカメラ33が読み取り、この撮像信号がコント
ローラ60に供給され、このコントローラ60に記憶さ
れている所定の姿勢と比較されるのであるが、他方、エ
ンコーダ50により、ボウル1の回転角が検出されてお
り、スリット14aから所定角度搬送された時点で所定
の姿勢でない部品mはコントローラ60からの励磁信号
によりソレノイド部64を励磁させ、電磁弁63を作動
させて噴出空気をノズル42から噴出させて、丸孔14
bの側方を通るときにこの部品mをボウル1内の円板8
上に排除するようにしている。
【0025】以上のようにして所定の姿勢の部品mのみ
が、ボウル1のフランジ部1aから後続するベルトコン
ベヤ装置16に供給され、このベルト本体21上を長さ
方向を移送方向に向けて、所定の姿勢を保持して次工程
に1個宛供給するようにしている。
【0026】以上述べたように、本実施例によれば、い
かなる形状の部品でもコントローラ60内のコンピュー
タ内に、その部品を実際に流すことにより記憶させるこ
とができ、この所定の姿勢の比較により、所定の姿勢で
ないときには電磁弁63を作動させるようにしてボウル
1内に排除するようにしているので、いかなる形状の部
品にも適用することができる。又、何ら装置の変更を行
なうことなくこれを行なうことができる。
【0027】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0028】例えば以上の実施例ではCCDカメラをラ
インセンサとして用いたが、この画素をテレビの画素の
ように、縦横多数列で配設して、又これに対向する側壁
形成板14に形成する開口を大なる長方形状とするとと
もにこれを透明材で被覆し、この側方を通過する部品の
形状全体を一度に撮像するようにしてもよい。すなわち
エリアセンサとして用いるようにしてもよい。
【0029】又以上の実施例では、所定の姿勢でない部
品は姿勢判別部の下流側で、空気噴出手段の作動により
噴出空気でボウル1内に排除するようにしたが、これに
代えて下流側で何らかの部品回転手段を設けて、部品の
長手方向又は横方向で90度あるいは180度回転させ
ることにより、所定の姿勢に矯正して次工程に供給する
ようにしてもよい。すなわち、全ての部品を所定の姿勢
にして次工程に供給するようにしてもよい。この場合、
ボウル1内で矯正せずとも、これに後続するベルトコン
ベヤ装置の一定の位置で部品の姿勢を矯正するようにし
てもよい。あるいはベルトコンベヤ装置に代えてシュー
トを用い、このシュート上で従来公知のターンテーブル
を配設し、所定のタクトで供給される部品を、ここに至
ったときに矯正するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の部品整送装
置によれば、いかなる形状の部品であっても、装置を大
巾に変更することなく、確実に所定の姿勢して次工程に
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の実施例に適用される部品の1つの
姿勢を示す斜視図であり、Bは他の姿勢を示す部品の斜
視図である。
【図2】本発明の実施例による部品整送装置の側断面図
である。
【図3】同平面図である。
【図4】要部の拡大断面図で図3における[4]−
[4]線方向矢印断面図である。
【図5】図1における姿勢判別部の拡大正面図である。
【図6】他要部の拡大断面図である。
【図7】更に他要部の拡大断面図である。
【図8】図3における[8]−[8]線方向拡大断面図
である。
【図9】本実施例用のコントローラの正面図である。
【符号の説明】
1 ボウル 8 回転円板 14a スリット 30 姿勢判別装置 33 CCDカメラ 34 光源 50 エンコーダ
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 図2及び図3は本実施例の部品整送装置
の全体を示すものであるが、図においてほぼ円筒状のボ
ウル1内にはその最上方部8aがボウル1の上縁部に一
体的に形成された水平フランジ部1aとほぼ同レベルと
なるように、傾斜して配設された円板8が設けられてお
り、この中央部に一定的に固定された回転軸9はボウル
1の底部に形成された中央開口1bを通って下方に延び
ており、カップリング12によりモータ13に結合され
ている。回転軸9は静止部11に固定された長手の軸受
部材10により回動自在に支持されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉岡 聖司 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150 神鋼電 機株式会社豊橋製作所内 (72)発明者 馬場 真一 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150 神鋼電 機株式会社豊橋製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ円筒形状の第1回転体と、該第1回
    転体内にその最上方部が該第1回転体の上縁部のレベル
    にほぼ一致するように傾斜して配設された円板状の第2
    回転体と、前記第1回転体の上端面に沿って、かつ該第
    1回転体と同心的に配設された円筒形状の側壁形成部材
    と、前記第1回転体の上端面及び前記側壁形成部材で形
    成される円形の部品移送路上を移送される部品の姿勢を
    判別する姿勢判別手段と、該姿勢判別手段の判別結果に
    より当該部品を前記第2回転体上へ排除する部品排除手
    段とから成り、前記第1回転体と前記第2回転体とは独
    立して同一方向に回転し、前記第2回転体上に収容され
    た部品を前記部品移送路に向って前記2回転体の回転に
    よる遠心力によって移動させ、該第2回転体の前記上端
    面上で該部品を前記側壁形成部材に沿って搬送するよう
    にした部品整送装置において、前記姿勢判別手段は前記
    側壁形成部材に形成された開口と、該開口の一方側に配
    設された光源と、該光源と対向して他方側に配設された
    撮像装置とから成ることを特徴とする部品整送装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は電荷結合デバイスを備え
    ている請求項1に記載の部品整送装置。
  3. 【請求項3】 前記開口は前記部品移送路の上端面に対
    し垂直方向に延びるスリット形状を呈する請求項2に記
    載の部品整送装置。
  4. 【請求項4】 前記部品排除手段は前記第1回転体の回
    転位相を検出する回転検出手段と、該回転検出手段の検
    出出力により駆動される部品排除体とから成る請求項1
    に記載の部品整送装置。
  5. 【請求項5】 前記回転検出手段は前記第1回転体に近
    接して配設されたエンコーダである請求項4に記載の部
    品整送装置。
  6. 【請求項6】 前記部品排除体は空気噴出ノズルであ
    り、前記姿勢判別手段より下流側の所定の角度位置に配
    設されている請求項4に記載の部品整送装置。
  7. 【請求項7】 ほぼ円筒形状の第1回転体と、該第1回
    転体内にその最上方部が該第1回転体の上縁部のレベル
    にほぼ一致するように傾斜して配設された円板状の第2
    回転体と、前記第1回転体の上端面に沿って、かつ該第
    1回転体と同心的に配設された円筒形状の側壁形成部材
    と、前記第1回転体の上端面及び前記側壁形成部材で形
    成される円形の部品移送路上を移送される部品の姿勢を
    判別する姿勢判別手段と、該姿勢判別手段の判別結果に
    より当該部品を所定の姿勢に矯正するための部品姿勢矯
    正手段とから成り、前記第1回転体と前記第2回転体と
    は独立して同一方向に回転し、前記第2回転体上に収容
    された部品を前記部品移送路に向って前記2回転体の回
    転による遠心力によって移動させ、該第2回転体の前記
    上端面上で該部品を前記側壁形成部材に沿って搬送する
    ようにした部品整送装置において、前記姿勢判別手段は
    前記側壁形成部材に形成された開口と、該開口の一方側
    に配設された光源と、該光源と対向して他方側に配設さ
    れた撮像装置とから成ることを特徴とする部品整送装
    置。
  8. 【請求項8】 前記撮像装置は電荷結合デバイスを備え
    ている請求項7に記載の部品整送装置。
  9. 【請求項9】 前記開口は前記部品移送路の上端面に対
    し垂直方向に延びるスリット形状を呈する請求項8に記
    載の部品整送装置。
  10. 【請求項10】 前記部品姿勢矯正手段は前記第1回転
    体の回転位相を検出する回転検出手段と、該回転検出手
    段の検出出力により駆動される部品回転手段とから成る
    請求項7に記載の部品整送装置。
  11. 【請求項11】 前記回転検出手段は前記第1回転体に
    近接されたエンコーダである請求項10に記載の部品整
    送装置。
JP17913992A 1992-06-12 1992-06-12 部品整送装置 Pending JPH05338773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17913992A JPH05338773A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 部品整送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17913992A JPH05338773A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 部品整送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05338773A true JPH05338773A (ja) 1993-12-21

Family

ID=16060664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17913992A Pending JPH05338773A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 部品整送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05338773A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503589A (ja) * 2006-04-12 2010-02-04 シデル・パーティシペーションズ 高速プリフォーム型供給装置
JP2011046540A (ja) * 2010-12-06 2011-03-10 Nakamichi:Kk パーツフィーダ
CN103482356A (zh) * 2013-10-23 2014-01-01 成都天创精密模具有限公司 一种自动定向排序的差速式送料机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010503589A (ja) * 2006-04-12 2010-02-04 シデル・パーティシペーションズ 高速プリフォーム型供給装置
JP2011046540A (ja) * 2010-12-06 2011-03-10 Nakamichi:Kk パーツフィーダ
CN103482356A (zh) * 2013-10-23 2014-01-01 成都天创精密模具有限公司 一种自动定向排序的差速式送料机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2991000B2 (ja) 部品整送装置
JP2585133B2 (ja) 部品外観選別装置
JP4039505B2 (ja) 外観検査装置
US4912554A (en) Electrooptical packet control method
WO2007139025A1 (ja) 搬送装置および搬送物検査装置
JPH08168727A (ja) 小物物品の検査装置
JP6329531B2 (ja) 部品供給装置と部品供給制御方法
JPH05338773A (ja) 部品整送装置
JP2008254884A (ja) 整列搬送装置
JP2927125B2 (ja) 部品整列方法
JP4176390B2 (ja) 搬送装置
JP3456330B2 (ja) 部品の姿勢判別装置
JP3409491B2 (ja) 被処理物の排出装置
JP3463585B2 (ja) 部品整送装置
JPH09156755A (ja) 部品の姿勢判別装置
JP4611764B2 (ja) 直線搬送機構及びこれを備えた搬送装置
JPH08225142A (ja) 回転式部品供給装置
JP2000337843A (ja) 外観検査装置
JPH07116611A (ja) 異物除去装置
JPH09226927A (ja) 整送装置
JPH10135693A (ja) 電子部品の検査装置
JPH0640545A (ja) 振動部品搬送機における部品整送装置
JPH0724820U (ja) 部品整送装置
JPH0623328A (ja) 部品仕分装置
JP7327968B2 (ja) 整列装置、整列方法