JPH09117271A - レーズン集塊体のほぐし装置 - Google Patents

レーズン集塊体のほぐし装置

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JPH09117271A
JPH09117271A JP30055795A JP30055795A JPH09117271A JP H09117271 A JPH09117271 A JP H09117271A JP 30055795 A JP30055795 A JP 30055795A JP 30055795 A JP30055795 A JP 30055795A JP H09117271 A JPH09117271 A JP H09117271A
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JP
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raisin
agglomerate
loosening
trough
transfer
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Application number
JP30055795A
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English (en)
Inventor
Tomoji Araida
友二 新井田
Yoshiaki Okura
嘉昭 大倉
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 作業環境を汚染することなく、レーズン集塊
体を自動的に効率良くほぐして粒状レーズンを得ること
ができるレーズン集塊体のほぐし装置を提供すること。 [解決手段] 供給コンベヤ2の下流側に配設されるレ
ーズン集塊体ほぐし機3のトラフ21に上方から順次網
目の大きさが小さくなる3段のスクリーン29、30、
31を張設し、このうち最上段のスクリーン29の上流
側に3本の針状体19を形成し、下流側端部を上方に向
けて湾曲させる。さらに、レーズン集塊体ほぐし機3の
下流側に振動パーツフィーダ4および第1、第2リニア
振動フィーダ5、6から成るレーズン供給装置40を設
け、一定量の粒状レーズンmを連続的に外部に供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーズン集塊体のほぐ
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】一般に、ぶどうパン等に
入れられるレーズンは、図11に示すような幅290m
m×長さ385mm×高さ170mmで、重さが13.
6kgの集塊体(ブロック)Mに圧縮形成され、これを
真空パックした状態でパン製造工場に出荷されており、
その後、この工場内で真空パックの包装を取り外してレ
ーズン集塊体M(空気中の水分を吸収して粘着性を有す
るものとなる)をほぐして粒状レーズンmにし、これを
パン製造工程に供給するようにしている。そこで、この
レーズン集塊体Mをほぐす際は、従来から図12に示す
ような籠100を使用し、一度水に浸した後、この籠1
00の中でレーズン集塊体Mをほぐすようにしている。
つまり、一人または二人でレーズン集塊体Mを収容した
籠100の掴み部101を持ち、籠100ごと水中に浸
してレーズン集塊体Mを湿らせた後、籠100を上下に
揺することにより中のレーズン集塊体Mをほぐし、籠1
00の網の目から粒状のレーズンmを得るようにしてい
る。
【0003】しかしながら、上述したような方法でレー
ズン集塊体Mをほぐす作業環境は、その周囲が粘着性の
水浸しになり、それに加えて飛び散ったレーズンmが散
乱した状態となるので必ずしも衛生的とは言い難く、ま
た人手による作業であるのでその衣服なども汚染してし
まう。さらに、レーズン集塊体Mはその構成要素たる多
数の粒状レーズンmが互いに圧縮されて形成されている
ので、籠100の網目の大きさまでに細片化させるに
は、人手による作業ということもあって、かなりの時間
を費やして籠100を揺する作業を繰り返す必要があ
り、とても重労働である。さらに、一定量の粒状レーズ
ンmを連続的に次工程、つまりパン製造工程に供給する
ことができないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、作業環境を汚染することなく、自動的
にレーズン集塊体をほぐして、効率良く粒状レーズンを
得ることができ、一定量の粒状レーズンを連続的に次工
程である例えば、パン製造工程に供給することができる
レーズン集塊体のほぐし装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、レーズ
ン集塊体を供給する供給コンベヤと、該供給コンベヤか
ら前記レーズン集塊体を供給されるレーズン集塊体ほぐ
し機と、該レーズン集塊体ほぐし機の下流側に配設され
る振動パーツフィーダと、該振動パーツフィーダの下流
側に配設される第1の移送手段と、該第1の移送手段の
下流側に配設される第2の移送手段とから成り、前記レ
ーズン集塊体ほぐし機は、加振器と該加振器によって加
振されるトラフと、該トラフに複数段上下に張設され、
かつ上方から順に網目が小さくなるスクリーンと、前記
トラフの上方に配設される水噴霧装置とから成り、前記
第1の移送手段は前記第2の移送手段の移送路の幅より
小さく、かつ前記振動パーツフィーダのトラック排出端
の幅より大きい幅の移送路を有し、かつ該移送路を所定
角度範囲で揺動させる駆動手段を備えたことを特徴とす
るレーズン集塊体のほぐし装置、によって達成される。
【0006】
【作用】供給コンベヤからレーズン集塊体ほぐし機のト
ラフに張設される最上段のスクリーンに供給されたレー
ズン集塊体は、加振器による振動により前方に移送され
ながら、この振動力の上下成分を受けて幾度となくスク
リーン上に衝突する。この高い頻度の衝撃力でレーズン
集塊体が次第にほぐされ、やがてはこのスクリーンの網
目から下方のスクリーン上に落下する。レーズン集塊体
はここでも同様な作用を受けてさらにほぐされるのであ
るが、このスクリーンは上方のスクリーンよりも網目が
小さく形成されているので、レーズン集塊体は下方に落
ちるほど細片化されていき、最終的には粒状になるまで
ほぐされる。
【0007】レーズン集塊体ほぐし機によりほぐされた
粒状レーズンは、振動パーツフィーダに供給され、ここ
から多列多層の状態で第1の移送手段の移送路に供給さ
れる。ここからさらに粒状レーズンは第2の移送手段の
移送路に供給されるのであるが、このとき駆動手段によ
る揺動により、粒状レーズンはまばらな状態で第2の移
送手段の移送路に供給され、その状態で外部に排出され
る。よって、第2の移送手段上で異物を人手または撮像
カメラにより取り除くことができる。また、振動パーツ
フィーダは多量のレーズン粒を貯蔵する働きをするの
で、次工程、例えばパン製造工程には連続的にほぼ所定
の流量で供給することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例によるレーズン集塊体
のほぐし装置について図面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図3は本発明の実施例によるレー
ズン集塊体のほぐし装置を示し、これは全体として1で
示され、供給コンベヤ2からレーズン集塊体Mがレーズ
ン集塊体ほぐし機3に供給される。これから後述するよ
うに、個々の粒となったレーズンは振動パーツフィーダ
4、第1の移送手段としての第1リニア振動フィーダ
5、および第2の移送手段としての第2リニア振動フィ
ーダ6から成るレーズン供給装置40に供給される。
【0010】上昇傾斜角が25度である供給コンベヤ2
は幅が350mmのフレキシブルな桟付きベルト7を有
しており、これは白色のポリウレタンから成り、食品規
格合格品で帯電防止仕様となっている。また、所定の間
隔で桟8を直立させており、この間隔はレーズン集塊体
Mを一点鎖線で示すようにある遊度をもって受容させる
に充分な大きさである。なお、図示せずとも、この供給
コンベヤ2は本実施例では6個のレーズン集塊体Mを載
置することができる機長とされており、その運転は例え
ば5分間隔のON−OFF式(0〜10分のタイマー付
き)となっている。
【0011】桟付きベルト7は駆動ローラ12および従
動ローラ13に巻装され、矢印で示す方向に駆動される
ようになっており、さらに駆動ローラ12と従動ローラ
13との間で、中間ローラ14、および桟付きベルト7
の内外で左右対となって桟付きベルト7の両縁をガイド
するガイドローラ15a、15b、16a、16b、1
7a、17bにより図示した形状にガイドされている。
さらに、桟付きベルト7は駆動ローラ12、従動ローラ
13、中間ローラ14、ガイドローラ15a、15b、
16a、16b、17a、17bを回転可能に支持する
軸受のインナーレースに左右対となった支柱9a、9
b、10a、10bにより支持されており、これはキャ
スタ11で移動可能に床S上に支持されている。なお、
図示せずともキャスタ11はロック機構を備えているも
のとする。
【0012】次に、レーズン集塊体ほぐし機3について
詳細に説明する。
【0013】ステンレス鋼(SUS304)で成るほぼ
直方形状のトラフ21の底壁部には左右一対の翼板22
a、22bが固定されており、翼板22a、22bには
図1および図3で示すように、左右で対となる振動電動
機26a、26bが図示するような同じ傾きで取り付け
られている。本実施例では振動電動機26a、26bは
0.75Kw×2×8p(ポール)の誘導電動機で成
り、その回転軸の両端にはほぼ半円形の不平行重錘を取
り付けている。したがって、これに商用交流電源を接続
すると、それぞれの振動電動機26a、26bで円形の
加振力が発生するのであるが、トラフ21は支柱23
a、23b、24a、24bでコイルスプリング25に
より支持されており、これは防振用のスプリングである
ので充分に柔らかい。公知のように同商用交流電源に接
続するとギヤで接続されていないにも拘わらず、相反す
る方向に(結線の仕方で)同速度で同相で回転し(いわ
ゆる同期化力が働く)、上記円形加振力の合成により振
動電動機26a、26bの回転軸に対して垂直方向に、
すなわち矢印aの方向に直線振動力を発生する。なお、
本実施例の振動電動機26a、26bは電源の周波数に
もよるが、700乃至900rpm(スリップも考慮し
て)の振動数を発生し、振幅は5乃至8mmであり、矢
印aで示すように、その振動角は通常の振動フィーダに
比べてかなり大きく、本実施例では水平線に対して約7
5度とされている。
【0014】支柱23a、23b、24a、24bは基
台27にその下端が固定されており、基台27は4個の
キャスタ28で支持され、やはり図示せずともロック機
構を備えている。
【0015】トラフ21内には図4に示すように、上方
から順次、50mm、30mm、12.5mmと網目の
大きさが小さくなる金網で成るスクリーン29、30、
31が張設されており、最上段スクリーン29の上流側
端部近傍には3本(図4では2本のみ図示)の針状体1
9が直立している。また、このスクリーン29の下流側
端部は、やはり図4に明示されるように上方に向かって
湾曲する湾曲部29aとして形成されている。さらに、
トラフ21の直上方には水噴霧装置32が配設されてお
り、これに下方に向けて複数のノズル32aが取り付け
られている。これはパイプ33を介して圧力をかけた水
が供給される。また、トラフ21の底壁は、個々にほぐ
されたレーズンmを移送する移送床21aとなってい
る。この移送床21aの下流側端部に排出開口21aa
が形成されており、ここから排出された個々のレーズン
mはレーズン供給装置40の振動パーツフィーダ4に供
給される。なお、スクリーン29、30、31はそれぞ
れ、トラフ21内の側壁に複数固定されている取付部材
36間で支持され、ボルト37およびナット38により
複数箇所で取付部材36に螺着固定されている。
【0016】次に、振動パーツフィーダ4、第1リニア
振動フィーダ5および第2リニア振動フィーダ6で構成
されるレーズン供給装置40について図5および図6を
参照して説明する。
【0017】振動パーツフィーダ4について説明する
と、内部にらせん状のトラック46を形成したほぼ円筒
形状のボウル47の底部には可動コア48が固定されて
おり、これは等角度間隔(本実施例では90度間隔)に
配設された傾斜重ね板ばね49により、下方のベースブ
ロック50に結合されている。ベースブロック50の中
央部にはコイル51を巻装させた電磁石52が固定され
ており、その磁極面が僅かな空隙をあけて可動コア48
と対向している。振動パーツフィーダ4のねじり振動駆
動部は以上のように構成されるが、その全体は筒状のカ
バー53に覆われており、また、防振ゴム54を介して
基台34に支持されている。
【0018】振動パーツフィーダ4は以上のようにして
構成されるのであるが、コイル51に交流を通電すると
公知のように電磁石52と可動コア48との間に交番磁
気吸引力が発生し、これによりボウル47はねじり振動
を起こし、内部に収容された個々の粒状レーズンmをト
ラック46に沿って移送させるようになっている。
【0019】次に、第1リニア振動フィーダについて説
明すると、直線的なトラフ55を支持するトラフ支持部
材64の底面に固定された板ばね取付ブロック56と、
この下方に配設されたベースブロック57とは、前後一
対の傾斜板ばね58、59により結合されている。ベー
スブロック57にはコイル61を巻装させたヨーク62
が取付部材60を介して固定されており、これは板ばね
取付ブロック56から垂下して固定される可動ブロック
63と空隙をおいて対向している。トラフ支持部材64
には、トラフ55を所定角度範囲で揺動させる駆動手段
としての駆動モータ65が配設されており、トラフ支持
部材64に対してトラフ55を駆動モータ65の駆動軸
65aを中心に両側方向に揺動可能としている。その所
定角度というのは、すなわち、図6に示すように、トラ
フ55は後述する第2リニア振動フィーダ6のトラフ6
7の幅より小さく、上述した振動パーツフィーダ4のト
ラック排出端46aの幅よりも大きく形成されているの
であるが、トラフ55の下流側端部55aが第2リニア
振動フィーダのトラフ67の有する幅の範囲内で揺動ま
たは回動できる角度αをいい、その揺動運動はある時間
周期で両側方向に交互に揺動するようになっている。第
1リニア振動フィーダ5は以上のように構成されるので
あるが、その全体は防振ゴム66により基台34上の高
さ調節用の台74に対して防振支持されている。なお、
基台34は4個のキャスタ35で支持され、やはり図示
せずともロック機構を備えている。
【0020】次に、第2リニア振動フィーダ6について
説明すると、第1リニア振動フィーダ5と同様に、所定
角度下向きに傾斜する直線的なトラフ67の底面に固定
された板ばね取付ブロック68と、この下方に配設され
たベースブロック69とは、一対の傾斜板ばね70、7
1により結合されている。ベースブロック69にはコイ
ル73を巻装させたヨーク75が取付部材72を介して
固定されており、これは板ばね取付ブロック68から垂
下して固定される可動ブロック63と空隙をおいて対向
している。第2リニア振動フィーダ6は以上のように構
成されるのであるが、その全体は防振ゴム77により基
台34上の高さ調節用の台78に対して防振支持されて
いる。なお、本実施例では第2リニア振動フィーダ6の
移送速度は第1リニア振動フィーダ5の移送速度よりも
大きくなっている。
【0021】第2リニア振動フィーダ6の下流側上方に
は、図5および図10に模式的に示すように個々の粒状
レーズンmを選別するレーズン選別装置41が配設され
ているのであるが、これはレーズン集塊体Mに混入して
いた小枝や木片、葉または小石等の異物を除去する装置
であり、以下、これについて説明する。
【0022】レーズン選別装置41は、レーズンmの形
状及び/又は色を記憶したコンピュータを備えた撮像カ
メラ42と、この撮像カメラ42の検出信号を受けて駆
動される真空吸着装置43とから構成され、真空吸着装
置43は図10に示すように2つの真空吸着パッド8
0、81を備えた駆動ロッド82、83を有している。
これら駆動ロッド82、83は図示しない駆動機構によ
り、直下方のトラフ67の移送面に向けて降下および上
昇可能であり、さらに、トラフ67の移送面を横断する
レール84、85に沿って移動可能となっている。真空
吸着装置43は、撮像カメラ42から小枝や木片などの
異物zがトラフ67の移送面のどの位置にあるかという
信号を受けると、その異物zが移送されてくる位置まで
駆動ロッド83をレール85に沿って移動させ、次いで
駆動ロッド83を下降させて真空吸着パッド81により
異物zを吸着し、次いで異物zを吸着した状態で駆動ロ
ッド83を再び上昇させ、トラフ67の外方にある回収
箱86に異物zを排出するようになっている。なお、他
方の真空吸着パッド82を備えた駆動ロッド82は予備
のために設けられており、一方の真空吸着パッド81の
駆動中、さらに異物zが検出されたときに真空吸着パッ
ド81と同様な手順で駆動されるようになっている。
【0023】本発明の実施例によるレーズン集塊体のほ
ぐし装置1は以上のように構成されるのであるが、次に
この作用について説明する。なお、供給コンベヤ2、レ
ーズン集塊体ほぐし機3およびレーズン供給装置40は
図示しない防水コネクタ付の制御盤により駆動制御され
る。
【0024】図1において、左方より真空パックの容器
を外されたレーズン集塊体Mは、供給コンベヤ2の桟付
きベルト7上で桟8により相離隔された状態で、矢印で
示す方向に運ばれる。レーズン集塊体Mは供給コンベヤ
2の排出端近傍まで運ばれると、一度水平状態にされて
からレーズン集塊体ほぐし機3のトラフ21内に供給さ
れる。すると、図7に示すようにレーズン集塊体Mは、
最上段のスクリーン29の上流側端部近傍に直立された
針状体19に突き刺さる。なお、レーズン集塊体Mは真
空パックされていたのであるが、その密度は、針状体1
9に突き刺さった状態にあっても、振動電動機26a、
26bの振動によるレーズン集塊体Mの移送作用を妨げ
るほど大きくないが、振動方向はaの方向(図1参照)
で上下方向の成分が充分に大きいので、振動による移送
速度は充分に小さい。したがって、レーズン集塊体Mが
針状体19に突き刺さって大きな上下方向の振動成分を
受けながらも、図において右方に小さな速度で移送さ
れ、このときに針状体19のほぐし作用が加わってほぐ
しがかなり進行し、ここを通過するまでに未だ個々の粒
状レーズンmではないが、かなりの量のレーズンがスク
リーン29の網目の大きさより小さくなった塊M’とな
る。
【0025】図8に示すように、未だにスクリーン29
の網目の大きさより大きいレーズンの集塊体Maは、ス
クリーン29の下流側端部に形成される湾曲部29aに
衝接し、ここで700乃至900rpmの頻度で上下方
向および水平方向に衝撃力を受けてその大きなほぐし作
用を受ける。この湾曲部29aにも同様な大きさの網目
29aaが形成されているので、ここからこの網目29
aaより小さくなったレーズンの塊M’が2段目のスク
リーン30上に落下する。さらに、この湾曲部29aで
は振動電動機26a、26bの振動作用を受けてレーズ
ンの集塊体Maの上下が逆転する反転作用も受ける場合
があり、これによりこれまで下方部分のみ優先的に衝撃
力を受けていたレーズンの集塊体Maが逆転して、今度
はその上方部分がスクリーン29に直接衝接してさらに
ほぐされるので、湾曲部29aで執拗に集塊状態を保っ
ていたレーズンMaも遂に網目29aaよりも小さくな
り、2段目のスクリーン30上に落下する。
【0026】2段目のスクリーン30上にあるレーズン
の塊M’は振動によりゆっくりと図において右方へと移
送されながら、ここでも大きな上下方向の振動成分を受
けて700乃至900rpmの頻度でスクリーン30か
ら衝撃力を受ける。これによりレーズンの塊M’はさら
に細片化されてM”の塊となり、3段目のスクリーン3
1上に落下する。なお、執拗にその集塊状態を保つレー
ズンの塊M’はトラフ21の右端壁との衝突を繰り返す
ことによりほぐされ、次第にスクリーン30の網目より
小さくなり、3段目のスクリーン31上に落下する。
【0027】3段目のスクリーン31上でもレーズンの
塊M”は、1段目、2段目のスクリーン29、30上の
レーズンの集塊体Ma、M’と同様に、上下方向の振動
成分を受けることによりさらにほぐされ、スクリーン3
1の網目をくぐり抜けたときには、個々の粒状レーズン
mの大きさにまでほぐされる。粒状レーズンmはトラフ
21の底壁21a上に落下し、この上を振動により移送
され、この下流側端部に形成された排出開口21aaを
通って、レーズン供給装置40の最上流側に配設された
振動パーツフィーダ4のボウル47に供給される。
【0028】なお、レーズン集塊体ほぐし機3の運転中
は、トラフ21の直上方に配設された水噴霧装置32の
ノズル32aから水が噴霧されており、これが最上段の
スクリーン29上をゆっくりと移送されるレーズン集塊
体MおよびMaのほぐし作用をさらに助長する。このと
き、トラフ21の底壁21a上には殆ど水が溜ることは
ないが、場合によっては底壁21aの一部に水抜き口と
しての小孔を複数箇所設けてもよく、さらに底壁21a
を図示するように水平方向ではなくて、図4において左
方へ下向きに傾斜させるようにしてもよい。
【0029】次に、レーズン供給装置40およびレーズ
ン選別装置の作用について図9および図10を参照して
説明する。
【0030】振動パーツフィーダ4のボウル47に供給
された粒状のレーズンmは、このねじり振動を受けるこ
とによりトラック46に沿って多列多層の状態でトラッ
ク排出端46aに向かって移送される。ここから第1リ
ニア振動フィーダ5のトラフ55にレーズンmを導くの
であるが、この振動パーツフィーダ4はレーズンmをス
トックする働きも兼ねており、連続的にレーズンmを下
流側に供給する。
【0031】第1リニア振動フィーダ5のトラフ55に
供給された粒状のレーズンmは、第1リニア振動フィー
ダ5の直線振動を受けて図9において右方へと移送さ
れ、第2リニア振動フィーダ6のトラフ67へと導かれ
るのであるが、この移送過程において、トラフ55は駆
動モータ65の駆動により角度αの範囲内で揺動運動を
する。これにより、トラフ55の移送面に多列多層の状
態で移送されてきたレーズンmは、第2リニア振動フィ
ーダ6のトラフ67に供給されると、トラフ67の移送
面全体に拡がって単層の状態にされる。また、第2リニ
ア振動フィーダ6の移送速度は第1リニア振動フィーダ
5の移送速度より大きいので、レーズンmは図9に示す
ようにトラフ67の移送面上をまばらな状態で移送され
ていく。
【0032】第2リニア振動フィーダの下流側上方に配
設されるレーズン選別装置41の撮像カメラ42は第2
リニア振動フィーダ6のトラフ67の移送面を移送され
てくる粒状のレーズンmを常にモニタリングしているの
であるが、レーズンmの形状及び/又は色と異なる小枝
や木片などの異物zを検出すると、その検出信号を真空
吸着装置43に供給する。すると、真空吸着装置43は
駆動ロッド83を図10において実線で示す位置、つま
り異物zが移送されてくる位置までレール85に沿って
移動させ、次いで一点鎖線で示す位置まで下降させて真
空吸着パッド81により異物zを吸着する。そして再び
図において実線で示す位置まで駆動ロッド83を上昇さ
せ、それから図において二点鎖線で示す位置まで駆動ロ
ッド83を移動させた後、下方の回収箱86に異物zを
排出する。なお、異物zを除去し終えた後、駆動ロッド
83は元の位置に待機させられる。また、レーズン選別
装置41を通過した粒状レーズンmは、図9において一
点鎖線で示すベルトコンベヤ88を介して図示しないパ
ン製造工程に供給される。
【0033】本発明の実施例によるレーズン集塊体のほ
ぐし装置1は以上のような作用を行うのであるが、レー
ズン集塊体ほぐし機3によりレーズン集塊体Mを1塊当
たり4〜5分で自動的に効率良く粒状のレーズンmにほ
ぐすことができるとともに、従来のように作業環境を汚
染することはない。また、3段のスクリーン29、3
0、31を順次、網目の大きさが小さくなるように形成
したので、レーズンmを殆ど傷めることなく、ほぐすこ
とができる。さらに、レーズン供給装置40およびレー
ズン選別装置41により、次工程のパン製造工程に常に
一定量の正常なレーズンmを連続的に供給することがで
きる。
【0034】なお、レーズン集塊体のほぐし装置1を常
に衛生的に保つために、定期的に、例えば毎日洗浄する
必要があるが、このときは供給コンベヤ2、レーズン集
塊体ほぐし機3およびレーズン供給装置40のそれぞれ
のキャスタ11、28、35の図示しないロック機構を
解除し、所定の洗浄場へと搬送して行う。レーズン集塊
体ほぐし機3は特に、取付部材36のボルト37を弛め
ることによりスクリーン29、30、31を取り外し、
それぞれ別々に水またはアルコール等で洗浄する。この
ときスクリーン29、30、31にレーズンによる破片
の目詰まりがあれば、この洗浄時に取り除く。なお、供
給コンベヤ2およびレーズン供給装置40に関しても同
様である。
【0035】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0036】例えば、以上の実施例では、レーズン集塊
体ほぐし機3のトラフ21に3段のスクリーン29、3
0、31を設けたが、これに限ることなく、2段あるい
は4段以上設けてもよい。また、最上段のスクリーン2
9に設けた針状体19の数を増減することも、勿論可能
である。
【0037】また、以上の実施例では加振器として一対
の振動電動機26a、26bを設けたが、これに代え
て、従来公知の加振器、例えばクランク式加振器、電磁
石駆動機構、アンバランス・ウェイトの回転による遠心
力発生加振器、その他種々の加振器を設けてもよい。ま
た、上述の一対の振動電動機26a、26bによる直線
振動aの方向は水平方向に対して75度としたが、さら
に傾斜を大きくして90度近くとしてもよい。何れにし
ても、90度以下であれば水平方向成分により移送させ
ることができ、また上下方向成分によりスクリーン2
9、30、31に対する衝撃力を大きくすることができ
る。なお、振動による移送理論から明らかなように、振
動角が25度近傍でその移送速度が最大となるので通常
の振動フィーダではこの角度に設定されている。しかし
ながら、本発明によれば上記実施例で述べたように75
度とかなりこの最適値から離れているが、上下方向の成
分は通常の振動フィーダよりはるかに大きくなり、本発
明の目的とするほぐし効果を効果的に行うことができ
る。さらに、垂直方向だけの振動ではないので水平方向
の移送成分ももち、したがって各スクリーン29、3
0、31上で小さな移送速度で移送しながら、上述のよ
うなほぐし作用を得ることができる。
【0038】なおまた、以上の実施例では一対の振動電
動機26a、26bには8ポールの誘導電動機を用いた
が、例えば4ポールの誘導電動機で商用交流電源を用い
た場合には、回転のスリップがゼロとすると1500r
pmまたは1800rpmとなり、スリップを考慮すれ
ば1300乃至1700rpm程度となるが、この場合
にはトラフ21の振幅をさらに小とすれば同様なレーズ
ン集塊体Mのほぐし作用が得られる。勿論、このポール
数をさらに変えてもよく、さらにインバータに接続して
トラフ21内のレーズン集塊体Mのほぐし作用を観測
し、最も適したほぐし作用が得られる周波数に設定可能
としてもよい。
【0039】また、以上の実施例では一対の振動電動機
26a、26bの回転軸の垂直方向に対する傾斜角は7
5度としたが、勿論、上述したように90度近くに設定
してもよく、また、一対の振動電動機26a、26bが
共通の軸の周りに同時にその傾斜角を調節可能としても
よい。
【0040】また、以上の実施例では供給コンベヤ2の
ベルト材質を白色のウレタンとしたり、レーズン集塊体
ほぐし機3のトラフ21をステンレス製としたりして、
食品衛生上好ましい材質で形成したが、他の食品衛生上
好ましい材質、例えば供給コンベヤ2のベルトをフレキ
シブルなスチールで成るスチールベルトコンベヤとして
もよい。
【0041】また、以上の実施例では水噴霧装置32の
ノズル32aから連続的に水を噴霧するものとしたが断
続的であってもよく、上述したように供給コンベヤ2か
ら断続的、すなわち以上の実施例では5分間隔に1塊の
レーズン集塊体Mを供給するようにしているが、この時
間のうち例えば1分間だけ水を噴霧するようにしてもよ
く、さらにノズル32a全体から一挙に水を噴霧するの
ではなくて、順次、上流側から下流側に向けて、すなわ
ちレーズン集塊体Mの移送速度にしたがって、水を噴霧
させるようにしてもよい。
【0042】また、以上の実施例ではレーズン集塊体ほ
ぐし機3に対して、1台の振動パーツフィーダ4に粒状
にほぐされたレーズンmを供給するようにしたが、複数
台、例えば2台の振動パーツフィーダに同時に供給する
ようにしてもよい。勿論この場合には、第1リニア振動
フィーダ5および第2リニア振動フィーダ6は各振動パ
ーツフィーダ4に対して接続されるのであるが、パン製
造工程に供給するベルトコンベヤ88にその流れ方向に
沿って2列でレーズンmを供給することができる。この
ような構成によってパン製造工場の同レーズン集塊体の
ほぐし装置1の占める占有面積を小さくしながら、生産
効率を大としてパンを製造することができる。
【0043】また、以上の実施例ではレーズン集塊体M
の供給コンベヤ2の上昇傾斜角を25度と一定とした
が、支柱9a、9b、10a、10bの上端部にこの傾
斜角を調節可能とする機構を設けてもよく、他の角度に
変えてもよい。さらに運転間隔を小として複数台のレー
ズン集塊体ほぐし機3に対して整列して位置決めすべく
移動可能であり、これによりレーズン集塊体Mを1台の
供給コンベヤ2により複数台のレーズン集塊体ほぐし機
3に供給してほぼ連続的に駆動させ、さらにパン製造工
程へとレーズンmを供給するベルトコンベヤ88に沿っ
て多数列のレーズン供給装置40を配列すれば、さらに
パンの生産効率を向上させることができる。この場合
に、支柱9a、9b、10a、10bの上端部における
傾斜角の回動調節機構により、それぞれのレーズン集塊
体ほぐし機3の供給口の高さに調節すればよい。
【0044】また、上述の実施例における供給コンベヤ
2の代わりに、振動コンベヤを用いてもよい。また第
1、第2の移送手段としてリニア振動フィーダ5、6を
用いたが、これに代えて、ベルトコンベヤとしてもよ
い。
【0045】さらに、以上の実施例では第2リニア振動
フィーダ5の下流側上方に撮像カメラ42および真空吸
着装置43から成るレーズン選別装置41を設けたが、
これらを一体化してもよい。あるいはレーズン選別装置
を省略して人手による選別作業を行ってもよい。この場
合、第2リニア振動フィーダ6の下向き傾斜により、作
業者の目視による選別が容易である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のレーズン集
塊体のほぐし装置によれば、作業環境を汚染することな
く、レーズン集塊体を自動的に効率良く個々の粒状レー
ズンにほぐすことができ、常に一定量のレーズンをパン
製造工程に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるレーズン集塊体のほぐし
装置の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同装置におけるレーズン集塊体ほぐし機の正面
図である。
【図4】同要部の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例によるレーズン集塊体のほぐし
装置におけるレーズン供給装置の側面図である。
【図6】同要部の作用を示す平面図である。
【図7】図4の作用を説明するための要部の一部拡大断
面図である。
【図8】さらに他要部の拡大断面図である。
【図9】図5の作用を説明するための平面図である。
【図10】本発明の実施例によるレーズン集塊体のほぐ
し装置におけるレーズン選別装置の作用を説明するため
の要部の拡大断面正面図である。
【図11】レーズン集塊体の全体斜視図である。
【図12】レーズン集塊体をほぐす従来の方法の一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レーズン集塊体のほぐし装置 2 供給コンベヤ 3 レーズン集塊体ほぐし機 4 振動パーツフィーダ 5 第1リニア振動フィーダ 6 第2リニア振動フィーダ 7 桟付きベルト 19 針状体 21 トラフ 26a 振動電動機 26b 振動電動機 29 スクリーン 29a 湾曲部 30 スクリーン 31 スクリーン 32 水噴霧装置 40 レーズン供給装置 41 レーズン選別装置 42 撮像カメラ 43 真空吸着装置 55 トラフ 67 トラフ M レーズン集塊体 m 粒状のレーズン z 異物

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーズン集塊体を供給する供給コンベヤ
    と、該供給コンベヤから前記レーズン集塊体を供給され
    るレーズン集塊体ほぐし機と、該レーズン集塊体ほぐし
    機の下流側に配設される振動パーツフィーダと、該振動
    パーツフィーダの下流側に配設される第1の移送手段
    と、該第1の移送手段の下流側に配設される第2の移送
    手段とから成り、前記レーズン集塊体ほぐし機は、加振
    器と該加振器によって加振されるトラフと、該トラフに
    複数段上下に張設され、かつ上方から順に網目が小さく
    なるスクリーンと、前記トラフの上方に配設される水噴
    霧装置とから成り、前記第1の移送手段は前記第2の移
    送手段の移送路の幅より小さく、かつ前記振動パーツフ
    ィーダのトラック排出端の幅より大きい幅の移送路を有
    し、かつ該移送路を所定角度範囲で揺動させる駆動手段
    を備えたことを特徴とするレーズン集塊体のほぐし装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の移送手段はリニア振動
    フィーダである請求項1に記載のレーズン集塊体のほぐ
    し装置。
  3. 【請求項3】 前記レーズン集塊体ほぐし機の前記スク
    リーンのうち最上段のスクリーンの下流側端部は上方に
    向かって湾曲して形成される請求項1又は請求項2に記
    載のレーズン集塊体のほぐし装置。
  4. 【請求項4】 前記最上段のスクリーンの上流側に複数
    の針を直立させている請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載のレーズン集塊体のほぐし装置。
  5. 【請求項5】 前記加振器は一対の振動電動機である請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレーズン集塊体
    のほぐし装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の移送手段の移送速度は前記第
    1の移送手段の移送速度よりも大である請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載のレーズン集塊体のほぐし装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の移送手段の下流側上方に、レ
    ーズンの形状及び/又は色を記憶したコンピュータを備
    えた撮像カメラと、該撮像カメラの検出信号により駆動
    される真空吸着装置を設けた請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載のレーズン集塊体のほぐし装置。
  8. 【請求項8】 前記供給コンベヤはベルトコンベヤで桟
    付きであり、該桟と桟との間に1個の前記レーズン集塊
    体を受容するようにした請求項1乃至請求項7のいずれ
    かに記載のレーズン集塊体のほぐし装置。
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