JP6320835B2 - ルアー - Google Patents

ルアー Download PDF

Info

Publication number
JP6320835B2
JP6320835B2 JP2014090023A JP2014090023A JP6320835B2 JP 6320835 B2 JP6320835 B2 JP 6320835B2 JP 2014090023 A JP2014090023 A JP 2014090023A JP 2014090023 A JP2014090023 A JP 2014090023A JP 6320835 B2 JP6320835 B2 JP 6320835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rattle
egi
ball
room
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014090023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015208243A (ja
Inventor
平原 研治
研治 平原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2014090023A priority Critical patent/JP6320835B2/ja
Publication of JP2015208243A publication Critical patent/JP2015208243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6320835B2 publication Critical patent/JP6320835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、釣りに用いられるルアーに関する。詳細には、本発明は、ラトルを有するルアーに関する。
オオクチバス、ブリ及びその幼魚、スズキ等の大型の魚は、小魚を補食する。これら大型の魚は、フィッシュイーターと称されている。フィッシュイーターを捕獲する手段として、ルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングでは、小魚等のベイトに疑似されたルアーが用いられる。ルアーは、キャストされることにより空中を飛行し、やがて着水する。ラインが巻かれることで、ルアーは水中を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いしたフィッシュイーターは、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられたフックがフィッシュイーターに刺さり、フィッシュイーターが釣り上げられる。
近年、ラトルを有するルアーが使用されている。このルアーのボディは、ラトルルームと呼ばれる空洞を有している。ラトルルームの内部には、球状のラトルボールが格納されている。釣り人は、ラインを引いたり緩めたりすることで、ルアーの動きに変化を与える。ルアーの動きの変化により、ラトルボールがラトルルームの中を移動する。このとき、ラトルボールがボディと衝突して音を出す。また、ラトルボール同士が接触して音を出す。これらの音はフィッシュイーターを引き寄せる。ラトルを有するルアーを使用すれば、通常のルアーを使用するよりも、多くのフィッシュイーターを釣ることができる場合がある。ラトルを備えるルアーの例が、特許第4636398号公報に記載されている。
特許第4636398号公報
ルアーのうち、イカ釣りに用いられるものは、エギと呼ばれている。キャストされ、着水したエギは、海底に向かって沈降する。この動作は、「フォール」と呼ばれている。釣竿が大きく上方にしゃくられると、ラインに引っ張られてエギは高速で上方へと移動する。この動作は、「ジャンプ」と称されている。ラインが巻かれつつ竿先が左右に連続的に動かされると、エギはジグザグに移動する。この動作は、「ダート」と称されている。イカ釣りにおいては、これらの動作が繰り返される。イカ釣りにおいては、フォールの動作は重要な役割を果たしている。
エギは着水後、ヘッドの近くに取り付けられた重錘の重さにより、ヘッドを下げた姿勢で沈降を始める。ラインは通常エギのヘッドの先端に取り付けられている。このラインにかかる水の抵抗により、エギは沈むに従ってヘッドとテールとがほぼ水平となる姿勢に近くなっていく。これまでのラトルボールを有するエギの構造では、フォールの際にラトルボールがラトルルームの前方に位置したまま、転がらない。これまでのエギは、ジャンプの際には音を出すが、フォールの際にはほとんど音を出さない。多くの場合、イカは着水後のフォール中若しくはフォール後の最初のジャンプの際に釣り上げられる。フォールの際にエギが音を出すことができれば、フォール中にもイカにアピールができる。このエギは、フォール中にもイカを集めることができる。これはイカが釣れる確率を上げる。フォールの際に音を出すエギが求められている。
上記の課題は、エギに限られない。フォールの動作を伴う釣りにおいては、エギ以外のルアーについても同じである。ルアーがラトルを有していても、このラトルはフォール時にはフィッシュイーターにアピールできない。
本発明の目的は、フォール時にもフィッシュイーターにアピールするルアーの提供にある。
本発明に係るルアーは、その内部に空洞であるラトルルームを有するボディと、このラトルルーム内に位置する球状のラトルボールとを備えている。上記ラトルルームはその底面にラトルボールの移動を阻害する一又は複数の移動阻害部を有している。このルアーは、その沈降中の傾きにより、上記ラトルボールが上記移動阻害部により移動できない場合と、この移動阻害部を越えて移動できる場合とを有する。
好ましくは、上記ラトルルームはその底面に突起を備えており、上記移動阻害部の少なくとも一つはこの突起である。
好ましくは、上記ラトルボールの直径Dに対する上記突起の高さHの比(H/D)は0.25以上0.50以下である。
好ましくは、上記ラトルルーム内に、上記突起は複数存在する。
好ましくは、上記ラトルルームの底面は傾斜角度の異なる複数の部分面より構成されており、上記移動阻害部の少なくとも一つは上記部分面同士の接点部分である。
本発明に係るルアーでは、ラトルルームの底面にラトルボールの移動を阻害する移動阻害部を有している。フォールしていくとき、ルアーは徐々にその傾きを変える。これにより、ラトルボールは移動阻害部まで移動する。このとき、ルアーは音を出す。ラトルボールは、移動阻害部により移動できず、その場所に留まる。ルアーは、さらに傾きを変える。これによりラトルボールは移動阻害部を越えて移動をする。このとき、ルアーは再び音を出す。このルアーは、フォールの途中で、時間差をつけて多くの回数音を出すことができる。このルアーはフォール時にもフィッシュイーターにアピールする。特にこれは、夜の釣りにおいてフィッシュイーターに有効にアピールする。
図1は、本発明の一実施形態に係るエギが示された側面図である。 図2は、図1のエギのボディが示された断面図である。 図3は、図2のボディの着水直後の状態が示された断面図である。 図4は、図2のボディの沈降途中の状態が示された断面図である。 図5は、図2の突起及びラトルボールが示された拡大断面図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るエギのボディが示された断面図である。 図7は、図6のボディの着水直後の状態が示された断面図である。 図8は、図6のボディの沈降途中の状態が示された断面図である。 図9は、本発明のさらに他の実施形態に係るエギのボディが示された断面図である。 図10は、図9のボディの着水直後の状態が示された断面図である。 図11は、図9のボディの沈降途中の状態が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアー2が示された側面図である。このルアーはエギ2である。このエギ2は、ボディ4、アイ6、針部8、ヒレ10、及び重錘12を備えている。図1において、矢印Xがエギ2の前側であり、その反対がエギ2の後側である。矢印Yがエギ2の上側であり、その反対がエギ2の下側である。
ボディ4の形状は、エビに類似している。ボディ4は、ヘッド14及びテール16を有している。ボディ4は、木又は合成樹脂からなる。ボディ4の表面が、着色されてもよい。ボディ4の表面に、模様が画かれてもよい。着色や模様は、イカに対するアピールに寄与する。ボディ4にクロスが巻かれ、このクロスが着色されてもよい。
アイ6は、ボディ4の前端に位置する。アイ6は、金属線が曲げられて形成されている。金属線の後端は、ボディ4に埋め込まれており、ボディ4に堅固に固定されている。このアイ6には、ラインが結ばれる。金具を介して、ラインがアイ6に連結されてもよい。
針部8は、ボディ4の後端に位置する。針部8は、軸18、前針20及び後針22からなる。軸18の前端は、ボディ4に埋め込まれており、ボディ4に堅固に固定されている。前針20は、軸18の途中から前方に向かって延びている。多数の前針20が、放射状に配列されている。後針22は、軸18の後端から前方に向かって延びている。多数の後針22が、放射状に配列されている。前針20及び後針22は、先細り形状である。イカがエギ2に抱きついたとき、イカの触手が前針20又は後針22に引っ掛かる。これにより、イカが釣り上げられる。
ヒレ10は、鳥の羽根からなる。ヒレ10は、ボディ4に、接着剤等の手段によって接合されている。水中において、ヒレ10は揺れ動く。この動きは、イカに対してアピールする。ヒレ10が合成樹脂からなってもよい。
重錘12は、ボディ4の下方に位置している。重錘12は、ボディ4の前方に位置している。重錘12の一部は、ボディ4に埋設されている。この埋設により、重錘12がボディ4に堅固に固定されている。重錘12は、高比重な材料からなる。重錘12は、典型的には、鉛又は鉛合金からなる。重錘12が、タングステン又はタングステン合金からなってもよい。重錘12により、エギ2の水中姿勢及び沈降速度が調節されうる。
図2には、図1に示されたエギ2のボディ4の断面が示されている。このボディ4は、その内部に第一ラトルルーム24と第二ラトルルーム26とを備えている。第一ラトルルーム24及び第二ラトルルーム26の中には、ラトルボール28が格納されている。
第一ラトルルーム24は空洞である。側面視において、第一ラトルルーム24の底面は折れ曲がっている。これにより底面には第一前部30と第一後部32とが形成されている。第一前部30及び第一後部32は、第一ラトルルーム24の底面の部分面である。第一前部30は前方に向けて上方に傾斜している。第一後部32は前方に向けて下方に傾斜している。第一前部30と第一後部32とがなす角は180°より小さい。第一前部30と第一後部32との接点部分は、ラトルボール28の移動を阻害する移動阻害部である。第一前部30には、突起34が設けられている。この突起34は、ラトルボール28の移動を阻害する移動阻害部である。第一ラトルルーム24は、複数のラトルボール28を格納している。
第二ラトルルーム26は空洞である。第二ラトルルーム26は第一ラトルルーム24の後方に位置する。側面視において、第二ラトルルーム26の底面は折れ曲がっている。これにより底面には第二前部36と第二後部40とが形成されている。第二前部36及び第二後部40は第二ラトルルーム26の底面の部分面である。第二前部36は前方に向けて上方に傾斜している。第二後部40は前方に向けて下方に傾斜している。第二前部36と第二後部40とがなす角は180°より小さい。第二前部36と第二後部40との接点部分は、ラトルボール28の移動を阻害する移動阻害部である。第二前部36には、突起34が設けられている。この突起34は、ラトルボール28の移動を阻害する移動阻害部である。第二ラトルルーム26は、複数のラトルボール28を格納している。
第一前部30の前後方向に対する傾斜角度は、第二前部36の傾斜角度より大きい。第一前部30、第一後部32、第二前部36及び第二後部40は、それぞれ異なった傾斜角度を有している。
ラトルボール28は球状である。ラトルボール28は第一ラトルルーム24及び第二ラトルルーム26の底面上を転がって移動する。このとき、ラトルボール28がボディ4と衝突して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。また、ラトルボール28が移動する際に、ラトルボール28同士が接触して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。
以下では、このエギ2のラトルボール28の動きが説明される。
このエギ2では、重錘12はボディ4の前方に位置している。このため、キャストされ着水した直後のエギ2は、図3に示すとおり、ヘッド14がテール16に対して下に位置する姿勢となる。このとき第一ラトルルーム24のラトルボール28は、第一ラトルルーム24の前端に位置している。第二ラトルルーム26のラトルボール28は、第二ラトルルーム26の前端に位置している。
エギ2は沈降を始める。このエギ2では、ラインはヘッド14の前端に位置するアイ6に結ばれている。このラインは、エギ2が沈降する際に水の抵抗を受ける。このため、沈降するにつれて、ヘッド14の位置がテール16に対して上がるようにエギ2は徐々に姿勢を変える。これにより、第一前部30が後方に向けて下方に傾斜した状態となる。第一ラトルルーム24のラトルボール28が、第一前部30の上を転がって後方に移動する。このラトルボール28は、第一前部30の突起34に当接する。この時のエギ2の傾きでは、ラトルボール28はこの突起34を乗り越えて移動できない。ラトルボール28は、第一前部30の突起34に当接して止まる。この移動で、ラトルボール28が音を出す。
さらにエギ2のヘッド14の位置がテール16に対して上がると、第二前部36が後方に向けて下方に傾斜する。第二ラトルルーム26のラトルボール28が、第二前部36の上を転がって後方に移動する。このラトルボール28は、第二前部36の突起34に当接する。この時のエギ2の傾きでは、ラトルボール28がこの突起34を乗り越えて移動できない。ラトルボール28は、第二前部36の突起34に当接して止まる。この状態が図4に示されている。この移動で、ラトルボール28が音を出す。
さらにエギ2のヘッド14が上がる。これにより、第一ラトルルーム24のラトルボール28は、第一前部30の突起34を乗り越える。このラトルボール28は、第一後部32の前端まで転がって移動する。このラトルボール28は、第一前部30と第一後部32との接点部分で止まる。この移動で、ラトルボール28が音を出す。
さらにエギ2のヘッド14が上がる。これにより、第二ラトルルーム26のラトルボール28が、第二前部36の突起34を乗り越える。このラトルボール28は、第二後部40の前端まで転がって移動する。このラトルボール28は、第二前部36と第二後部40との接点部分で止まる。ヘッド14は、テール16とほぼ平行となる位置まで上がる。この状態が図2に示されている。この移動で、ラトルボール28が音を出す。
上述のとおり、このエギ2は、フォールの間、複数音を出している。このエギ2は、フォールの途中で、時間差をつけて多くの回数音を出すことができる。
上述の動作は、フォールの際にヘッド14の位置はテール16に際して徐々に上がるとして説明された。実際には、波や風の影響によるラインのテンションの変化により、フォールの途中でヘッド14の位置はテール16に対して上下することがある。エギ2は、ヘッド14の位置を上下させながら、図3に示されるヘッド14がテール16に対して下に位置する状態から、図2に示されるヘッド14とテール16とがほぼ平行となった状態へと姿勢を変化させる。このヘッド14の上下により、ラトルボール28は前後に移動する。このときのエギ2の傾きにより、ラトルボール28は突起34まで移動して停止し、あるいは、突起34で停止していたラトルボール28は突起34を乗り越えて移動する。波や風の影響を受けることで、このエギ2はフォールの途中で、時間差をつけてさらに多くの回数音を出す。このエギ2は、フォール時にイカに対して大きくアピールできる。
フォールの際に、釣り人がラインのテンションを変化させることがある。このラインのテンションの変化によっても、ヘッド14の位置はテール16に対して上下する。このときも、エギ2の傾きにより、ラトルボール28は突起34まで移動して停止し、あるいは、突起34で停止していたラトルボール28は突起34を乗り越えて移動する。釣り人がラインのテンションに変化をつけることで、このエギ2は時間差をつけて多くの回数音を出す。
ジャンプのときは、エギ2は、ヘッド14の位置がテール16より上になるように急速に姿勢を変える。その後図3に示されるヘッド14がテール16に対して下に位置する姿勢となる。この間にもラトルボール28は、突起34への移動及び突起34の乗り越えの動作を繰り返す。フォールの時と同様に、ジャンプのときも、このエギ2は多くの回数音を出すことができる。このエギ2は、イカに対して大きくアピールできる。
図5は、突起34及びラトルボール28が示された拡大図である。両矢印Hは、突起34が設けられている面と垂直な方向において計測した突起34の高さである。両矢印Dは、ラトルボール28の直径である。直径Dに対する高さHの比(H/D)は0.25以上0.50以下が好ましい。比(H/D)を0.25以上0.50以下にすることで、この突起34は適切なエギ2の傾きの範囲で、ラトルボール28の移動を止めることができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係るルアー42のボディ44が示された側面図である。このルアー42はエギ42である。図示されないが、このエギ42は、ボディ44の他に、アイ、針部、ヒレ、及び重錘を備えている。アイ、針部、ヒレ、及び重錘は、図1のエギ2のこれらと同じ構造である。図6において、矢印Xがエギ42の前側であり、その反対がエギ42の後側である。矢印Yがエギ42の上側であり、その反対がエギ42の下側である。
ボディ44の形状は、エビに類似している。ボディ44は、ヘッド46及びテール48を有している。ボディ44は、木又は合成樹脂からなる。ボディ44の表面が、着色されてもよい。ボディ44の表面に、模様が画かれてもよい。着色や模様は、イカに対するアピールに寄与する。ボディ44にクロスが巻かれ、このクロスが着色されてもよい。
このボディ44は、その内部にラトルルーム50を備えている。ラトルルーム50の中には、ラトルボール52が格納されている。
ラトルルーム50は空洞である。側面視において、ラトルルーム50の底面は折れ曲がっている。これにより底面には前部54と後部56とが形成されている。前部54及び後部56は、ラトルルーム50の底面の部分面である。前部54は前方に向けて上方に傾斜している。後部56は前方に向けて下方に傾斜している。前部54には、第一突起58が設けられている。後部56には第二突起60が設けられている。第二突起60は、前部54と後部56の接点近辺に位置している。第一突起58及び第二突起60は、ラトルボール52の移動を阻害する移動阻害部である。
ラトルボール52は球状である。ラトルボール52はラトルルーム50の底面上を転がって移動する。このとき、ラトルボール52がボディ44と衝突して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。また、ラトルボール52が移動する際に、ラトルボール52同士が接触して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。
以下では、このエギ42のラトルボール52の動きが説明される。
このエギ42では、重錘はボディの前方に位置している。このため、キャストされ着水した直後のエギ42は、図7に示すとおり、ヘッド46がテール48に対して下に位置する姿勢となる。このときラトルルーム50のラトルボール52は、ラトルルーム50の前端に位置している。
エギ42は沈降を始める。このエギ42では、ラインはヘッド46の前端に位置するアイに結ばれている。このラインは、エギ42が沈降する際に水の抵抗を受ける。このため、沈降するにつれて、ヘッド46の位置はテール48に対して上がるようにエギ42は徐々に姿勢を変える。これにより、前部54は後方に向けて下方に傾斜した状態となる。ラトルルーム50のラトルボール52が、前部54の上を転がって後方に移動する。このラトルボール52は、前部54の第一突起58に当接する。この時のエギ42の傾きでは、ラトルボール52はこの第一突起58を乗り越えて移動できない。ラトルボール52は、前部54の第一突起58に当接して止まる。この移動で、ラトルボール52が音を出す。この状態が図8に示されている。この移動で、ラトルボール52が音を出す。
さらにエギ42のヘッド46が上がる。これにより、ラトルボール52は、第一突起58を乗り越える。このラトルボール52は、第二突起60に当接する。この時のエギ42の傾きでは、ラトルボール52がこの第二突起60を乗り越えて移動できない。ラトルボール52は、前部54の第二突起60に当接して止まる。この移動で、ラトルボール52が音を出す。この状態が図6に示されている。
上述のとおり、このエギ42は、フォールの間、複数回音を出している。このエギ42は、フォールの途中で時間差をつけて多くの回数音を出すことができる。このエギ42は、フォール時にもイカに対して大きくアピールできる。
上述の動作は、フォールの際にヘッド46の位置はテール48に際して徐々に上がるとして説明された。実際には、波や風の影響によるラインのテンションの変化により、フォールの途中でヘッド46の位置はテール48に対して上下することがある。エギ42は、ヘッド46の位置を上下させながら、図7に示されるヘッド46がテール48に対して下に位置する状態から、図6に示されるヘッド46とテール48とがほぼ平行となった状態へと姿勢を変化させる。このヘッド46の上下により、ラトルボール52は前後に移動する。このときのエギ42の傾きにより、ラトルボール52は第一突起58又は第二突起60まで移動して停止し、あるいは、第一突起58又は第二突起60で停止していたラトルボール52はこれらの突起を乗り越えて移動する。波や風の影響を受けることで、このエギ42はフォールの途中で、時間差をつけてさらに多くの回数音を出す。このエギ42は、フォール時にイカに対して大きくアピールできる。
フォールの際に、釣り人がラインのテンションを変化させることがある。このラインのテンションの変化によっても、ヘッド46の位置はテール48に対して上下する。このときも、エギ42の傾きにより、ラトルボール52は第一突起58又は第二突起60まで移動して停止し、あるいは、第一突起58又は第二突起60で停止していたラトルボール52はこれらの突起を乗り越えて移動する。釣り人がラインのテンションに変化をつけることで、このエギ42は時間差をつけてさらに多くの回数音を出す。
ジャンプのときは、エギ42は、ヘッド46の位置がテール48より上になるように急速に姿勢を変える。ラトルボール52は、後部56の後端にまで移動する。その後図7に示されるヘッド46がテール48に対して下に位置する姿勢となる。この間にもラトルボール52は、第一突起58又は第二突起60への移動及びこれらの突起の乗り越えの動作を繰り返す。フォールの時と同様に、ジャンプのときも、このエギ42は多くの回数音を出すことができる。このエギ42は、イカに対して大きくアピールできる。
図9は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー72のボディ74が示された側面図である。このルアー72はエギ72である。図示されないが、このエギ72は、ボディ74の他に、アイ、針部、ヒレ、及び重錘を備えている。アイ、針部、ヒレ、及び重錘は、図1のエギ2のこれらと同じ構造である。図9において、矢印Xがエギ72の前側であり、その反対がエギ72の後側である。矢印Yがエギ72の上側であり、その反対がエギ72の下側である。
ボディ74の形状は、エビに類似している。ボディ74は、ヘッド76及びテール78を有している。ボディ74は、木又は合成樹脂からなる。ボディ74の表面が、着色されてもよい。ボディ74の表面に、模様が画かれてもよい。着色や模様は、イカに対するアピールに寄与する。ボディ74にクロスが巻かれ、このクロスが着色されてもよい。
ボディ74は、その内部に第一ラトルルーム80と第二ラトルルーム82とを備えている。第一ラトルルーム80及び第二ラトルルーム82の中には、ラトルボール84が格納されている。
第一ラトルルーム80は空洞である。側面視において、第一ラトルルーム80の底面は折れ曲がっている。これにより底面には第一前部86と第一中部88と第一後部90とが形成されている。第一前部86、第一中部88及び第一後部90は、第一ラトルルーム80の底面の部分面である。第一前部86は前方に向けて上方に傾斜している。第一中部88は前方に向けて上方に傾斜している。第一中部88の傾斜角度は第一前部86の傾斜角度より小さい。第一前部86と第一中部88とがなす角は180°より小さい。第一前部86と第一中部88との接点部分は、ラトルボール84の移動を阻害する移動阻害部である。第一後部90は前方に向けて下方に傾斜している。第一中部88と第一後部90とがなす角は180°より小さい。第一中部88と第一後部90との接点部分は、ラトルボール84の移動を阻害する移動阻害部である。第一ラトルルーム80は、複数のラトルボール84を格納している。
第二ラトルルーム82は空洞である。側面視において、第二ラトルルーム82の底面は折れ曲がっている。これにより底面には第二前部92と第二中部94と第二後部96とが形成されている。第二前部92、第二中部94及び第二後部96は、第二ラトルルーム82の底面の部分面である。第二前部92は前方に向けて上方に傾斜している。第二中部94は前方に向けて上方に傾斜している。第二中部94の傾斜角度は第二前部92の傾斜角度より小さい。第二前部92と第二中部94とがなす角は180°より小さい。第二前部92と第二中部94との接点部分は、ラトルボール84の移動を阻害する移動阻害部である。第二後部96は前方に向けて下方に傾斜している。第二中部94と第二後部96とがなす角は180°より小さい。第二中部94と第二後部96との接点部分は、ラトルボール84の移動を阻害する移動阻害部である。第二ラトルルーム82は、複数のラトルボール84を格納している。
第一前部86の前後方向に対する傾斜角度は、第二前部92の傾斜角度より大きい。第一中部88の前後方向に対する傾斜角度は、第二中部94の傾斜角度より大きい。第一前部86、第一中部88、第一後部90、第二前部92、第二中部94及び第二後部96は、それぞれ異なった傾斜角度を有している。
ラトルボール84は球状である。ラトルボール84は第一ラトルルーム80及び第二ラトルルーム82の底面上を転がって移動する。このとき、ラトルボール84がボディ74と衝突して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。また、ラトルボール84が移動する際に、ラトルボール84同士が接触して音を出す。この音は、イカに対するアピールに寄与する。
以下では、このエギ72のラトルボール84の動きが説明される。
このエギ72では、重錘はボディ74の前方に位置している。このため、キャストされ着水した直後のエギ72は、図10に示すとおり、ヘッド76がテール78に対して下に位置する姿勢となる。このとき第一ラトルルーム80のラトルボール84は、第一ラトルルーム80の前端に位置している。第二ラトルルーム82のラトルボール84は、第二ラトルルーム82の前端に位置している。
エギ72は沈降を始める。このエギ72では、ラインはヘッド76の前端に位置するアイに結ばれている。このラインは、エギ72が沈降する際に水の抵抗を受ける。このため、沈降するにつれて、ヘッド76の位置がテール78に対して上がるようにエギ72は徐々に姿勢を変える。これにより、第一前部86が後方に向けて下方に傾斜した状態となる。第一ラトルルーム80のラトルボール84が、第一前部86の上を転がって後方に移動する。このとき、第一中部88は前方に向けて下方に傾斜した状態のままである。このラトルボール84は、第一前部86と第一中部88との接点部分を越えて移動できない。このラトルボール84は、この接点部分で止まる。この移動で、ラトルボール84が音を出す。
さらにエギ72のヘッド76の位置がテール78に対して上がると、第二前部92が後方に向けて下方に傾斜する。第二ラトルルーム82のラトルボール84が、第二前部92の上を転がって後方に移動する。このとき、第二中部94は前方に向けて下方に傾斜した状態のままである。このラトルボール84は、第二前部92と第二中部94との接点部分を越えて移動できない。このラトルボール84は、この接点部分で止まる。この状態が図11に示されている。この移動で、ラトルボール84が音を出す。
さらにエギ72のヘッド76が上がる。これにより、第一中部88が後方に向けて下方に傾斜した状態となる。第一ラトルルーム80のラトルボール84は、第一中部88上を転がって後方に移動する。ラトルボール84は、第一前部86と第一中部88との接点部分を越えて移動する。このとき、第一後部90は前方に向けて下方に傾斜した状態のままである。このラトルボール84は、第一中部88と第一後部90との接点部分を越えて移動できない。このラトルボール84は、この接点部分で止まる。この移動で、ラトルボール84が音を出す。
さらにエギ72のヘッド76が上がる。これにより、第二中部94が後方に向けて下方に傾斜した状態となる。第二ラトルルーム82のラトルボール84は、第二中部94上を転がって後方に移動する。ラトルボール84は、第二前部92と第二中部94との接点部分を越えて移動する。このとき、第二後部96は前方に向けて下方に傾斜した状態のままである。このラトルボール84は、第二中部94と第二後部96との接点部分を越えて移動できない。このラトルボール84は、この接点部分で止まる。この状態が図9に示されている。この移動で、ラトルボール84が音を出す。
上述のとおり、このエギ72は、フォールの間、複数音を出している。このエギ72は、フォールの途中で、時間差をつけて多くの回数音を出すことができる。
上述の動作は、フォールの際にヘッド76の位置はテール78に際して徐々に上がるとして説明された。実際には、波や風の影響によるラインのテンションの変化により、フォールの途中でヘッド76の位置はテール78に対して上下することがある。エギ72は、ヘッド76の位置を上下させながら、図10に示されるヘッド76がテール78に対して下に位置する状態から、図9に示されるヘッド76とテール78とがほぼ平行となった状態へと姿勢を変化させる。このヘッド76の上下により、ラトルボール84は前後に移動する。このときのエギ72の傾きにより、ラトルボール84は部分面の接点部分まで移動して停止し、あるいは、部分面の接点部分で停止していたラトルボール84はこの接点部分を越えて移動する。波や風の影響を受けることで、このエギ72はフォールの途中で、時間差をつけてさらに多くの回数音を出す。このエギ72は、フォール時にイカに対して大きくアピールできる。
フォールの際に、釣り人がラインのテンションを変化させることがある。このラインのテンションの変化によっても、ヘッド76の位置はテール78に対して上下する。このときも、エギ72の傾きにより、ラトルボール84は部分面の接点部分まで移動して停止し、あるいは、部分面の接点部分で停止していたラトルボール84はこの接点部分を越えて移動する。釣り人がラインのテンションに変化をつけることで、このエギ72は時間差をつけて多くの回数音を出す。
ジャンプのときは、エギ72は、ヘッド76の位置がテール78より上になるように急速に姿勢を変える。その後図9に示されるヘッド76がテール78に対して下に位置する姿勢となる。この間にもラトルボール84は、部分面の接点部分への移動及び部分面の接点部分からの移動を繰り返す。フォールの時と同様に、ジャンプのときも、このエギ72は多くの回数音を出すことができる。このエギ72は、イカに対して大きくアピールできる。
以上の実施形態では、ラトルルームが一つの場合と二つの場合が説明された。ラトルルームの数は一つ又は二つに限られない。エギが三つ以上のラトルルームを備えていてもよい。また、図2と図6の実施形態では、ラトルルーム内に備えられた突起は、一つの場合と二つの場合が説明された。突起の数は一つ又は二つに限られない。ラトルルームが三つ以上の突起を備えていてもよい。図9の実施形態では、ラトルルームの底辺の部分面の数は三つであった。部分面の数は三つに限られない。ラトルルームの数、突起の数及び部分面の数を増やすことで、より複雑な時間差で多くの音を出すことができる。ラトルルームの数、突起の数及び部分面の数は、エギの大きさや種類によって適宜決められる。
図2及び図9に示された実施形態では、二つのラトルルームが前後方向に配置されていた。複数のラトルルームが左右方向に配置されていてもよい。このとき、ラトルルーム毎に突起の位置及び部分面の傾斜角度を変えることで、より複雑な時間差で音を出すことができる。ラトルルームの配置の方向や数は、エギの大きさや種類によって適宜決められる。
以上の実施形態では、エギを対象にして本発明が説明された。本発明は、エギに限られない。その他のラトルを有するルアーにも適用できる。
本発明に係るルアーは、湖沼、池、ダム、川、海等の種々のフィールドでの釣りに適している。
2、42、72・・・エギ(ルアー)
4、44、74・・・ボディ
6・・・アイ
8・・・針部
10・・・ヒレ
12・・・重錘
14、46、76・・・ヘッド
16、48、78・・・テール
18・・・軸
20・・・前針
22・・・後針
24、80・・・第一ラトルルーム
26、82・・・第二ラトルルーム
28、52、84・・・ラトルボール
30、86・・・第一前部
32、90・・・第一後部
34・・・突起
36、92・・・第二前部
40、96・・・第二後部
50・・・ラトルルーム
54・・・前部
56・・・後部
58・・・第一突起
60・・・第二突起
88・・・第一中部
94・・・第二中部

Claims (6)

  1. その内部に空洞であるラトルルームを有するボディと、このボディの前方に位置する重錘と、このラトルルーム内に位置する球状のラトルボールとを備えており、
    上記ラトルルームがその底面にラトルボールの移動を阻害する一又は複数の移動阻害部を有しており、
    このルアーの沈降中の傾きにより、上記ラトルボールが上記移動阻害部により移動できない場合と、この移動阻害部を越えて移動できる場合とを有し、
    上記重錘により着水直後に上記ボディのヘッドを下にして沈降するルアー。
  2. 上記ラトルルームがその底面に突起を備えており、
    上記移動阻害部の少なくとも一つがこの突起である請求項1に記載のルアー。
  3. 上記ラトルボールの直径Dに対する上記突起の高さHの比(H/D)が0.25以上0.50以下である請求項2に記載のルアー。
  4. 上記ラトルルーム内に、上記突起が複数存在する請求項2又3に記載のルアー。
  5. 上記ラトルルームの底面が傾斜角度の異なる複数の部分面より構成されており、
    上記移動阻害部の少なくとも一つが上記部分面同士の接点部分である請求項1から4に記載のルアー。
  6. 上記ラトルルームが複数存在する請求項1から5のいずれかに記載のルアー。
JP2014090023A 2014-04-24 2014-04-24 ルアー Active JP6320835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014090023A JP6320835B2 (ja) 2014-04-24 2014-04-24 ルアー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014090023A JP6320835B2 (ja) 2014-04-24 2014-04-24 ルアー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015208243A JP2015208243A (ja) 2015-11-24
JP6320835B2 true JP6320835B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=54611010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014090023A Active JP6320835B2 (ja) 2014-04-24 2014-04-24 ルアー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6320835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102016311B1 (ko) * 2017-09-18 2019-08-30 남의진 다잉 액션 방식의 미노우 및 이를 이용한 다잉 액션 유발 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2844045B2 (ja) * 1993-10-20 1999-01-06 ダイワ精工株式会社 ルア−
JP3040539U (ja) * 1997-02-14 1997-08-26 株式会社ラッキークラフト フィッシング用ルアー
JP3779458B2 (ja) * 1998-01-13 2006-05-31 株式会社シマノ ルアー
JP3050999U (ja) * 1998-01-29 1998-08-07 メガバス株式会社 釣り用ルアー
US6155000A (en) * 1998-11-02 2000-12-05 Ravencroft; Gary N. Rattle bait fishing lure
JP2000166423A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Mitsubishi Materials Corp 擬似餌装置用錘
JP4636398B2 (ja) * 2001-03-23 2011-02-23 株式会社デプス 重心移動式ルアー
JP2004121115A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Deyueru:Kk 疑似餌
JP5530677B2 (ja) * 2009-07-30 2014-06-25 株式会社シマノ ルアー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015208243A (ja) 2015-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10973215B2 (en) Expanding or contracting fishing lure
US7415793B1 (en) Fishing rig
KR20140000661U (ko) 배낚시용 인조미끼
JP2006325468A (ja) 擬似餌仕掛けおよび擬似餌仕掛け用錘
US8869445B2 (en) Fishing lure imitating winged prey
US7059080B2 (en) Fishing lure system
US8448375B1 (en) Fishing apparatus
JP6320835B2 (ja) ルアー
JP6978008B2 (ja) 釣り用重り
US20050034355A1 (en) Cannonballs for use with downriggers
JP6340490B1 (ja) 釣り用仕掛け及び釣り方法
KR200490888Y1 (ko) 공기 주머니가 구비되는 루어낚시 채비
JP4707773B1 (ja) 釣用ルアー
JP4842218B2 (ja) 餌木
JP2017189130A (ja) ジグヘッド、及び釣用仕掛けセット
JP7082779B2 (ja) スピナーベイト
JP3208006U (ja) ルアー
KR200436692Y1 (ko) 루어낚시용 와이어베이트
US1209641A (en) Fish bait or lure.
JP2012161299A (ja) 釣り具
WO2014192124A1 (ja) ルアー
JP6436540B2 (ja) 重心移動可能なルアーとこれを用いた魚類釣り方法
US20010023551A1 (en) Fishing artificial bait and fishing terminal tackle
JP3159066U (ja) 疑似餌
JP2010252654A (ja) 複合ルアー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171017

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6320835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250