JP4842218B2 - 餌木 - Google Patents

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本発明は、主としてアオリイカ等のイカ釣りに用いられる擬似針である餌木に関するものである。
イカ釣りには、種々の方法が知られているが、その1つの方法として、「餌木」と呼ばれる擬似針を用いた方法がある。餌木は、一般的に、本体部が魚または海老を模した形状で、後端にカンナと呼ばれる掛け針が取り付けられている。
図5は、従来の餌木の一例を説明するためのもので、図5(A)は側面図、図5(B)は上面図である。図中、1は餌木本体部、2はラインアイ、3は重り、4はカンナ、5は目、6は繊維状部材である。
餌木本体部1は、合成樹脂や木材で形成されている。ラインアイ2は、餌木を道糸に接続する接続部であり、先端に設けられている。重り3は、鉛を用いるのが普通であり、腹部の頭部寄りに取り付けられている。カンナ4は、餌木に抱きついたイカを針掛かりさせるためのものであり、図では後端に全周を取り巻くようにして2段取り付けられているが、3段以上のものや、半周分で複数段のものもある。もちろん、1段のものや、後端だけでなく、腹部や背部に掛け針を取り付けたものもある。目5は、なくてもよいが、商品価値の面からは、あった方がよい。繊維状部材6は、魚を模した場合の餌木の鰓に相当する部分の後方に、前方を自由端とするように取り付けられた擬装部材であり、イカに対するアピール作用をもたらすとともに、沈降過程において、水の抵抗を受ける作用をもたらす。
この例では、鱚のような魚を模した形状の餌木であるが、海老を模した形状の餌木もある。海老を模した形状であっても、外形は同様であって、模様が相違する程度の違いである。この餌木の形状は、一方の側面(正面から見て右側の側面:図5(A))からみてS字状(反対側の側面では、逆S字状)に緩く屈曲した紡錘型の形状、換言すれば、頭部から腹部にかけて下向き、それから上向きとなり、さらに、尾部の後端に向けて下向きとなるように緩く屈曲した形状である。長手方向に直角な方向の断面は、全体的には縦長の楕円に近い形状で、口に相当する先端から徐々に断面積が増加し、腹部から上向きの部分にかけて最も断面積を大きくし、後端に向かって徐々に断面積が小さくなり、尾部ではほぼ円形である。
このような餌木を用いた釣り方は、大別して、シャクリ釣りとズル引き釣りの2つの釣り方が一般的である。シャクリ釣りは、餌木の動きに多様性があり、キャスティングしてから、手許に餌木が引き寄せられるまでの間に餌木が移動する経路が長いので、イカに対してアピールできる可能性が高い。また、キャスティングをした後のロッド操作も頻繁であるから、スポーツ的にも興味の大きい釣り方であるといえる。
図6は、シャクリ釣りの概要の説明図である。図中、11は釣り人、12はロッド、13は道糸(ライン)、14は餌木、15は岸壁、16は海面、17は海底である。
釣り人11は、ロッド12を用いたキャスティング操作によって餌木を遠投する。着水し沈降した餌木14が海底17に着いてから、あるいは、海底17に着く前に、ロッド12をしゃくる動作をして、餌木を引き寄せるようすることにより、ロッド12の先端の高さを利用して、餌木を海面16に向けて上昇させる。ついで、ロッド12を前方に倒す動作をすることにより、道糸13をたるませて、餌木をゆっくり沈降させる。その後、上述したしゃくる動作を行って、餌木を引き寄せながら上昇させる。このような動作を繰り返すことによって、餌木14は、沈降と上昇を繰り返して、ジグザグな移動経路を辿って手許に引き寄せられる。ゆっくり沈降する過程において、イカが餌木に乗り、しゃくったときに針掛かりをする。
このようなシャクリ釣りにおいて用いられる道糸としては、フロロカーボン、ナイロン、PEラインなど、適宜の道糸が、価格や釣り人の好みなどによって選択される。フロロカーボンやナイロンは、比重が比較的に大きいので、PEラインと比較すれば早く沈む。PEラインは、比重が小さく、水に浮く(最近はサスペンドタイプやシンキングタイプも発売されている。)。いずれの道糸を用いても、しゃくり方によって図6で説明した釣り方が可能である。
しかし、本発明者は、比重の小さいPEライン(海水に浮く)を用いた新たなしゃくり釣りの方法に着目するとともに、その釣り方に適した餌木を開発した。従来の餌木は、特許文献1〜4に見られるように、餌木における道糸を接続する係止部であるラインアイは、餌木の先端、魚を模した餌木でいえば、口先の部分に固定されている。後述するように、新たなしゃくり釣りの方法は、従来のラインアイの固定位置では好ましくないことが分かった。
また、上述した観点から、ラインアイを頭部の上側とした場合の餌木のさばきを考慮して、水流を通すことができる流路(ダクト)を形成した構造を開発した。擬似餌において、ダクトを形成したものが特許文献5に見られるが、このダクトは、トップウォータと称されるルアーの1種であるホッパーに関するもので、水面近くを引いて遊泳させる際に、頭部を水中に沈むような動きを生じさせるもので、ナチュラルなポップサウンドを発生させるとともに、気泡や水中音を発生させることを実現するものであり、餌木にダクトを形成することは考慮されていない。また、特許文献5に記載されたダクトを餌木に適用したところで、餌木が水面近くを引いて遊泳させるものでないから、無意味となる。
また、餌木は、沈降する際に、先端を下向きにして斜めの姿勢で沈降するから、先端が根掛かりした際に、先端にラインアイが固定された餌木では、ラインが岩等に擦れやすい。さらに、しゃくったときに、先端が起こされるから、笠型のカンナが海藻等に掛かりやすく、根掛かりがしやすく、根掛かりした際に、根掛かりした方向に餌木が引かれることになり、根掛かりが解消しにくいという問題もある。
特開平11−127731号公報 特開2002−204633号公報 特開2005−58124号公報 特開2005−87156号公報 特開2003−125675号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、海底に沈降させたときの根掛かりがし難く、また、根掛かりの回避が容易であり、さらに、沈降の際の直進性能に優れるとともに、しゃくり動作の際の水圧抵抗を軽減させることができる餌木を提供することを目的とするものである。
本発明は、本体部が小魚や海老を模した形状であって、腹部の頭部側に重りを有する餌木において、頭部の上側に、ラインアイが取り付けられているとともに、第1の開口が形成されており、前記頭部の後方の両側部に第2の開口が形成され、前記第1の開口と前記第2の開口を連通する流路が形成されていることを特徴とするものである。
前記頭部が前記本体部の先端部にキャップ部材が被せられて形成され、前記キャップ部材の上側に、前記ラインアイが取り付けられているとともに、前記第1の開口が形成されており、前記先端部には、前記キャップ部材が被された状態における前記第1の開口に臨む第1の部分と、前記キャップ部材が被された状態における前記キャップ部材の側部の後端に臨む第2の部分との間に溝が形成されており、前記先端部に前記キャップ部材が被されて、前記第2の部分により第2の開口が形成され、前記溝によって前記第1の開口と前記第2の開口を連結する前記流路が形成されているように構成することができる。
前記第1の開口は、細長の形状であって、その長手方向が餌木の長手方向を向くように形成することができる。
また、前記第1の開口が、前記ラインアイの取付位置の後方に形成され、かつ、前記ラインアイの取付位置と前記第1の開口の前方側の端部との距離が5mm以下であるようにすることができる。
また、前記ラインアイが、前記第1の開口内に取り付けられるようにすることができる。
また、前記第2の開口の後方を取付位置として、前方を自由端とする繊維状の擬装部材を設けるようにすることができる。
本発明によれば、ラインアイが頭部の上側に取り付けられていることにより、餌木の先端が根掛かり状態となった場合に、先端よりも後方の位置で道糸によって後方に引かれるので、根掛かりから脱出できる可能性が高く、また、道糸の引きによって、がっちりした根掛かりに移行することを防止できる可能性を高くできる。さらに、頭部の上側に、第1の開口が形成されており、頭部の後方の側部の両側に第2の開口が形成され、この第1の開口と第2の開口を連通する流路が形成されていることによって、沈降の際に水流が餌木本体部の内部に入ることによって直進性能を向上できる。しゃくり動作に際しても、ラインアイの取付位置の近傍に第1の開口があることによって、水流が流路内に入りやすく、水圧抵抗を軽減でき、釣り人の疲労を軽減できる。
図1は、本発明の餌木の一実施例を説明するためのもので、図1(A)は側面図、図1(B)は上面図である。図中、1は餌木本体部、2はラインアイ、3は重り、4はカンナ、5は目、6は繊維状部材、7は第1の開口、8は第2の開口、9は流路である。
この実施例の餌木は、鱚のような紡錘型の魚を模した形状で、餌木本体部1は、合成樹脂や木材で形成されており、重りを除いた状態では、水に浮くように、見かけの比重が設定されている。餌木本体部1が合成樹脂で作製される場合は、例えば、ABS樹脂を用い、左右に2つに分割したものを成型して、接着する方法を採用できる。この場合、腹部から尾部にかけては中空となるようにして見かけの比重を調整するとともに、重り3の位置と重量を調整して、餌木が沈降するときに傾斜した状態、例えば、ほぼ45度の角度で沈降するように設計される。
餌木を道糸に接続する接続部であるラインアイ2は、頭部の上側の位置に設けられている。この位置は、この実施例では、餌木本体部1(カンナ4は含まない。)の全長に対して、先端からみて、5〜20%の範囲内(餌木の先端からカンナの付け根までの長さが110mmのものであれば、先端から5.5〜22mmの範囲)の位置であり、より好ましくは、5〜10%の範囲内の位置である。ラインアイ2の位置は、根掛かりに対する効果の面からは、後方に位置する方が望ましいが、より後方に位置するほど、しゃくられたときに、餌木が斜めの姿勢で上昇することになって、水に対する抵抗が大きくなるので、上記範囲が好ましい。重り3としては、鉛を用いたが、他の材料でもよく、図1(A)のように、露出するように腹部の頭部寄りに取り付けるようにしてもよく、内蔵させてもよい。
カンナ4は、餌木に抱きついたイカを針掛かりさせるためのものであり、図1では後端に全周を取り巻くようにして2段取り付けられているが、3段以上のものや、半周分で複数段のものもある。もちろん、1段のものや、後端だけでなく、腹部や背部に掛け針を取り付けてもよい。繊維状部材6は、弾性のある細い繊維の複数本を用い、餌木の鰓に相当する部分の後方に、前方を自由端とするように取り付けられた擬装部材であり、イカに対するアピール作用をもたらすとともに、沈降過程において、水の抵抗を受ける作用をもたらす。なお、繊維状部材6として、鳥の羽根、または、それに類似した合成樹脂材料で鳥の羽根形状としたものを用いてもよい。
餌木本体部1内には、水流を通すことができる流路9(破線で図示した。)が形成されている。流路9は、頭部の上側に形成された第1の開口7と、頭部の後方の側部の両側に形成された第2の開口8とを結ぶように形成されている。すなわち、流路9は、第1の開口7から第2の開口8に向かう途中で、2つに分かれて、それぞれ両側の第2の開口8に連通するように形成されている。したがって、水流が第1の開口7に流入した場合は、途中で2つに分かれて、両側の第2の開口からそれぞれ流出することになる。繊維状部材6は、第2の開口8から流出した水流を受ける位置とするのがよい。流路の形成は、成型により形成されてもよく、成型後に機械加工によって形成されてもよい。また、成型時に溝を形成し、溝の上面を別部材で蓋をするようにして覆ってダクト状の流路を形成してもよい。
第1の開口7の形状は、細長いスリット状の形状であり、幅は、2〜4mm程度であるが、必ずしもこの範囲に限られるものではなく、形状も楕円形や円形、あるいは、正方形や、長方形など、適宜の形状を採用できる。この実施例では、細長い形状とし、その長手方向が餌木本体部1の長手方向に向くように形成した。
ラインアイ2を頭部の上側に取り付け、さらに、頭部の上側に第1の開口7を形成した場合の両者の位置関係を図2に示す。頭部を上側から見た図であるが、ラインアイ2は取付位置を小さい円で図示した。図2(A)は、ラインアイ2の取付位置の後方近傍に第1の開口7が形成されていることを示す図、図2(B)は、第1の開口7の中にラインアイ2が取り付けられていることを示す図である。図2(A)の場合、ラインアイ2の取付位置と第1の開口7の前方側の端部との距離dは5mm以下であるのが好ましく、0mmでもよい。図2(B)の場合は、第1の開口7内であればよいのであるが、第1の開口7内の位置でも、前方側の端部に近い方がよい。
図3は、本発明の餌木の他の実施例を説明するためのもので、図3(A)は、キャップを外した状態の分解図、図3(B)は、キャップを付けた状態の側面図、図3(C)は上面図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。1aは本体部材、1bはキャップ部材、9aは溝である。
本体部材1aは、合成樹脂、例えば、ABS樹脂を用い、左右に2つに分割したものを成型して、接着する方法で作製されているが、これに限られるものではない。一体的に作製されてもよく、また、3つ以上に分割して成型し、接着してもよい。接着する場合には、超音波溶着を用いることができる。接着剤を用いてもよい。腹部から尾部にかけては中空となるようにすれば、見かけの比重を調整することができる。本体部材1aにキャップ部材1bが嵌合された後、接着される。溝9aの部分は、キャップ部材1bの内面との間に隙間をもたせるようにしているので、キャップ部材1aを嵌合することにより、流路9が形成される。キャップ部材1も、左右に2つに分割したものを成型するなど、複数個に分割成形し、超音波溶着などにより接着することができる。本体部材1aの先端部にキャップ部材1bが取り付けられた状態において、溝9aの頭部側の上側の端は、キャップ部材1aに形成された第1の開口7に臨む位置にある。また、溝9aの側部側の端が、餌木を魚と見た場合の鰓の部分に臨む位置に形成されていることによって、第2の開口8が形成される。本体部材1aの表面のうち、キャップ部材1aが被されない部分は、粗面とするのがよい。やや粗めに織られた布の表面程度の粗さの合成樹脂製の布を貼り付けるようにして、粗面とする方法を用いたが、この方法に限られるものではない。キャップ部材1aも合成樹脂、例えば、ABS樹脂で成型されたものを用いることができるが、他の材料でもよい。その表面は、平滑面とするのがよい。本体部材1aの表面を粗面とすることにより、餌木に乗ったイカの足との密着性を良くして、針掛かりするまでにイカの足を外れ難くし、キャップ部材1bの表面を平滑面とすることにより、流体抵抗を小さくして、沈降時、および、しゃくった時の動きを良好にできる。
図1,図3で説明した餌木を用いた場合の好適なシャクリ釣りについて図4により説明する。図中、図6と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。なお、このシャクリ釣りでは、道糸として海水に浮くPEラインを用いている。
図4(A)は、キャスティング操作の説明図である。釣り人11は、ロッド12を用いて餌木14を遠投する。着水した餌木は沈降するが、飛んで行くときは、道糸13を引っ張りながら飛ぶので、着水したときは、ラインアイ側、つまり、先端を釣り人11の方に向けて着水する。この向きで沈降して行くとき、上述したように、斜めの姿勢で沈降するから、釣り人11に近づく方向に斜めに沈降する。この様子までを図4(A)が示している。沈降過程においては、頭部側の開口から両側部側の開口に水流を生じ、沈降の際の直進性能を向上できる。繊維状部材6を水流を受ける位置に設けることによって、直進性能をより向上できる。
道糸13が浮いているので、図4(B)の道糸13aに示すように、道糸を後方に残すようにして沈降する。このとき、道糸13aは餌木の背部に沿うような方向となる。餌木14が海底17に着いてから、あるいは、海底17に着く前に、ロッド12をしゃくる動作をすると、道糸13が釣り人11側に引かれるが、ラインアイが頭部の上側にあることと、海中にある道糸が矢印の方向、すなわち、釣り人11の方向に近づこうとすることに対して海水による抵抗を受けて、13bに移行する過程で13aの向きに引き上げられる力を受けることによって、餌木14は、まず、後退する方向の力によって後退し、ついて、重心位置との関係(重心はラインアイの取付位置よりも後方である。)によって、上向きとなる方向に回動しながら、やがて先端を上向きにして上昇する。この様子までを図4(B)に示す。上向きでの上昇過程においては、ラインアイで引かれる。ラインアイの取付位置の近傍に第1の開口があることによって、水流が流路内に入りやすく、水圧抵抗を軽減でき、釣り人の疲労を軽減できる。
しゃくり動作の後、ロッド12を前方に倒す動作をすることにより、道糸13をたるませて、餌木をゆっくり沈降させる。その後、上述したしゃくる動作を行って、餌木を引き寄せながら上昇させる。このような動作を繰り返すことによって、餌木14は、沈降と上昇を繰り返して、ジグザグな移動経路を辿って手許に引き寄せられる。ゆっくり沈降する過程において、イカが餌木に乗り、しゃくったときに針掛かりをする。沈降過程と上昇過程の繰り返しにおいて、図4(A),(B)で説明したサイクルが繰り返されるので、図4(C)に示すように、餌木14は、ジグザグな移動経路を辿って手許に引き寄せられるが、図6で説明した従来のシャクリ釣りに比べて、1サイクルにおいて、餌木が釣り人側に移動する距離を小さくできるから、細かい探りができ、釣果が期待できる。
なお、本発明の餌木は、PEラインを用いた釣りに限らず、他のラインを用いた釣りにも適用でき、船からの釣りにおいても有効である。
本発明の餌木の一実施例を説明するためのもので、図1(A)は側面図、図1(B)は上面図である。 ラインアイの取付位置の説明図である。 本発明の餌木の他の実施例を説明するためのもので、図3(A)は、キャップを外した状態の分解図、図3(B)は、キャップを付けた状態の側面図、図3(C)は上面図である。 本発明の餌木を用いた場合のシャクリ釣りについての説明図である。 従来の餌木の一例を説明するためのもので、図5(A)は側面図、図5(B)は上面図である。 シャクリ釣りの概要の説明図である。
符号の説明
1…餌木本体部、1a…本体部材、1b…キャップ部材、2…ラインアイ、3…重り、4…カンナ、5…目、6…繊維状部材、7…第1の開口、8…第2の開口、9…流路、9a…溝、11…釣り人、12…ロッド、13…道糸(ライン)、14…餌木、15…岸壁、16…海面、17…海底。

Claims (6)

  1. 本体部が小魚や海老を模した形状であって、腹部の頭部側に重りを有する餌木において、
    頭部の上側に、ラインアイが取り付けられているとともに、第1の開口が形成されており、
    前記頭部の後方の両側部に第2の開口が形成され、
    前記第1の開口と前記第2の開口を連通する流路が形成されていることを特徴とする餌木。
  2. 前記頭部が前記本体部の先端部にキャップ部材が被せられて形成され、
    前記キャップ部材の上側に、前記ラインアイが取り付けられているとともに、前記第1の開口が形成されており、
    前記先端部には、前記キャップ部材が被された状態における前記第1の開口に臨む第1の部分と、前記キャップ部材が被された状態における前記キャップ部材の側部の後端に臨む第2の部分との間に溝が形成されており、
    前記先端部に前記キャップ部材が被されて、前記第2の部分により第2の開口が形成され、前記溝によって前記第1の開口と前記第2の開口を連結する前記流路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の餌木。
  3. 前記第1の開口は、細長の形状であって、その長手方向が餌木の長手方向を向くように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の餌木。
  4. 前記第1の開口が、前記ラインアイの取付位置の後方に形成され、かつ、前記ラインアイの取付位置と前記第1の開口の前方側の端部との距離が5mm以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の餌木。
  5. 前記ラインアイが、前記第1の開口内に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の餌木。
  6. 前記第2の開口の後方を取付位置として、前方を自由端とする繊維状の擬装部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の餌木。
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