JP6319397B2 - 車両のカウル構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車両のカウル構造に関し、特にダッシュパネルの車室内に配置された空調装置に外気を導入する外気導入口が設けられると共に外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両のカウル構造に関する。
自動車等の車両では一般に、車体前部においてエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルとインストルメントパネルとの間に空調装置が備えられ、空調装置には車外からの外気及び車内からの内気が選択的に導入されるようになっている。
この空調装置に外気を導入するカウル構造として、ダッシュパネルの助手席側に空調装置に外気を導入する外気導入口を設けると共に、ダッシュパネルの外気導入口を覆うようにダッシュパネルの車体前方側に箱状のカウルボックスを形成し、カウルボックスにおけるフロントガラスとボンネットとの間に外気を取り入れる外気取入口を設けて、外気取入口からカウルボックス内を通じて外気導入口に外気を供給するようにしたものが知られている。
例えば特許文献1には、ダッシュパネルの外気導入口の周囲を覆うダクトを設けると共に、ダクトを覆うようにダッシュパネルの車体前方側に車幅方向に延びると共にフロントガラスとボンネットとの間に外気取入口を有するカウルボックスを設け、外気取入口からカウルボックス及びダクト内を通じて外気導入口に外気を供給するようにしたものが開示されている。
ところで、フロントエンジン・リヤドライブ式の車両では、エンジンルームの車幅方向中央側にエンジンが縦置き式に搭載され、エンジンルームの助手席側におけるダッシュパネルとフロントサスペンションを支持するサスペンションハウジングとの間にバッテリが配置されるものがある。
このようにエンジンルームの助手席側におけるダッシュパネルとサスペンションハウジングとの間にバッテリが配置された車両において、ダッシュパネルの助手席側に空調装置に外気を導入する外気導入口が設けられると共に外気導入口の車体前方側にバッテリが配置される場合、外気導入口への水の侵入を抑制するために、エンジンルームの助手席側におけるボンネットに対向する側に外気取入口を設けると共に、ダッシュパネルの車体前方側にダッシュパネルの外気導入口及びバッテリを覆うように外気取入口に連通する外気供給空間部を形成し、外気取入口から外気供給空間部を通じて外気導入口に外気を供給することが考えられる。
しかしながら、バッテリとして、バッテリの上面にプラス端子とマイナス端子とが設けられると共に補充液を補充するための液口栓が設けられた鉛蓄電池が使用される場合に、外気供給空間部を通じて外気取入口から取り入られた外気を外気導入口に供給する場合、外気取入口から外気と共に水が取り入れられてバッテリの上面が被水すると、バッテリのプラス端子とマイナス端子とがショートするなどの故障を引き起こすおそれがある。
そこで、本発明は、ダッシュパネルに設けられた外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両において、バッテリの上面を被水させることなく外気導入口への水の侵入を抑制しつつ外気導入口に外気を供給することができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの車幅方向一方側の端部に結合されると共に車体前方側に延びて前記エンジンルームの車幅方向一方側の側面を構成するサイドパネルと、前記ダッシュパネルの車体前方側において前記サイドパネルに結合されてフロントサスペンションを支持するサスペンションハウジングとを備え、前記ダッシュパネルの車幅方向一方側に車室内に配置された空調装置に外気を導入する外気導入口が設けられると共に前記ダッシュパネルと前記サスペンションハウジングとの間において前記外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両のカウル構造であって、前記ダッシュパネルと前記サスペンションハウジングとの間において前記バッテリの車体下方側に配置されるカウルボックスを備え、前記カウルボックスは、外気が流入する外気流入口と、前記ダッシュパネルの外気導入口に接続されて前記外気流入口から流入された外気を流出する外気流出口と、前記外気流入口と前記外気流出口とに連通する中空状の空間部とを有していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記サイドパネルに、外気を前記エンジンルーム内に吸入する外気吸入口が設けられ、前記カウルボックスは、前記サイドパネルに対向する側に前記外気流入口を有し、前記カウルボックスの外気流入口は、前記サイドパネルの外気吸入口に接続されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記エンジンルームの上方を覆うボンネットを備え、前記カウルボックスは、前記ボンネットに対向する側に前記外気流入口を有していることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記カウルボックスには、前記バッテリの車体下方側に、前記外気流入口から外気と共に流入された水を外気から分離して車体下方側に排出する排水口が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記カウルボックスは、前記バッテリを車体下方側から支持するように設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の発明において、前記カウルボックスに、前記バッテリの上方を覆うバッテリカバーが配置されていることを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明によれば、ダッシュパネルの車幅方向一方側に空調装置に外気を導入する外気導入口が設けられると共に外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両のカウル構造は、ダッシュパネルとサスペンションハウジングとの間においてバッテリの車体下方側に配置されるカウルボックスを備え、カウルボックスは、外気が流入する外気流入口と、ダッシュパネルの外気導入口に接続されて外気流入口から流入された外気を流出する外気流出口と、外気流入口と外気流出口とに連通する中空状の空間部とを有している。
これにより、バッテリの車体下方側に配置されたカウルボックスの空間部を通じて外気流入口から流入された外気を外気流出口から流出して外気導入口に供給することができるので、バッテリの上面を被水させることなく外気を外気導入口に供給することができる。カウルボックスの空間部に外気流入口から外気と共に水が流入された場合においても、流入された水をカウルボックスの空間部において重力の作用によって外気と分離させて車体下方側に移動させることができ、外気導入口への水の侵入を抑制することができる。したがって、ダッシュパネルに設けられた外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両において、バッテリの上面を被水させることなく外気導入口への水の侵入を抑制しつつ外気導入口に外気を供給することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、サイドパネルに外気をエンジンルーム内に吸入する外気吸入口が設けられ、カウルボックスはサイドパネルに対向する側に外気流入口を有し、カウルボックスの外気流入口はサイドパネルの外気吸入口に接続されることにより、外気導入口に供給する外気を、フェンダパネルによって覆われるサイドパネルの外気吸入口から吸入することができるので、外気導入口に外気と共に雨水などの水が侵入することを抑制することができ、前記効果を有効に奏することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、カウルボックスは、ボンネットに対向する側に外気流入口を有していることにより、外気導入口に供給する外気を、カウルボックスにおけるボンネットに対向する側に設けられた外気流入口から流入する場合においても、バッテリの車体下方側に配置されたカウルボックスの空間部を通じて外気流入口から流入された外気を外気導入口に供給することができ、バッテリの上面を被水させることなく外気導入口への水の侵入を抑制しつつ外気導入口に外気を供給することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、カウルボックスには、バッテリの車両下方側に、外気流入口から外気と共に流入された水を外気から分離して車体下方側に排出する排水口が設けられることにより、外気流入口からカウルボックスの空間部に外気と共に水が流入された場合においても、流入された水を外気から分離して排水口に排出することができ、外気導入口への水の侵入を抑制することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、カウルボックスは、バッテリを車体下方側から支持するように設けられることにより、バッテリを車体下方側から支持するカウルボックスを用い、外気流入口から流入された外気をダッシュパネルの外気導入口に供給することができ、前記効果を有効に得ることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、カウルボックスに、バッテリの上方を覆うバッテリカバーが配置されることにより、バッテリの上面が被水することを防止することができ、前記効果をより有効に奏することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2はそれぞれ、本発明の実施形態に係る車両のカウル構造を備えた車体を示す平面図及び側面図、図3及び図4はそれぞれ、図1に示す車体の右前部の要部を示す平面図及び斜視図、図5は、図4に示す車体からカウルボックスを取り外した状態を示す図、図6及び図7はそれぞれ、図1におけるY6−Y6線及びY7−Y7線に沿った車体の断面図である。
本発明の実施形態に係る車両のカウル構造を備えた車体1は、車体左側に運転席が配置されて車体右側に助手席が配置された左ハンドル車の車体であると共に、車体前部にエンジン10(図3参照)を縦置き式に搭載して後輪を駆動するフロントエンジン・リヤドライブ式の車体である。
図1及び図2に示すように、車体1は、車体前部に、フロントガラス2の車体前方側に配設されて車体前部の上面を構成するボンネット3と、ボンネット3の車幅方向両側に配設されて車体前部の側面を構成するフェンダパネル4と、フェンダパネル4の車体前方側に配設されるヘッドライト5とを備えている。
ボンネット3には、車体後方側の車幅方向両端部にヒンジ部材(不図示)が取り付けられ、ボンネット3は、エンジンルーム6の上方を前開き式に開閉可能に覆うように構成されている。
ボンネット3にはまた、ボンネット3の車体後方側における車体下方側に、すなわち裏面に歩行者保護用エアバッグ7が備えられている。歩行者保護用エアバッグ7は、車両が歩行者と衝突して歩行者がボンネット3に跳ね上げられるときに膨張して歩行者のダメージを軽減するように構成されている。車体1では、歩行者保護用エアバッグ7は、後述するバッテリ12の車体上方側に配置されている。
フェンダパネル4は、樹脂材料を射出成形して形成され、車体前部において車体上下方向に延びると共に車体前後方向に延びている。図6に示すように、フェンダパネル4は、車体上方側に車幅方向内方側に突出するフランジ部4aを備え、フランジ部4aは後述するエプロンフレーム23に取り付けられる。
フェンダパネル4はまた、車外からの外気をフェンダパネル4の車幅方向内方側に、具体的にはフェンダパネル4と後述するサイドパネル22との間に取り入れる外気取入口4bを備えている。外気取入口4bは、スリット状に形成され、複数の細長い開口によって形成されている。なお、外気取入口4bを、メッシュ状に形成し、複数の開口を網目状に形成するようにしてもよい。
このように、フェンダパネル4の外気取入口4bは、スリット状又はメッシュ状に形成されることにより、フェンダパネル4の外気取入口4bから外気と共に水が取り入れられることを抑制することができる。
車体1はまた、車外からの外気及び車内からの内気を選択的に導入して外気又は内気を調温又は調湿して空調風として車室内に送出する空調装置8を備えている。空調装置8は、図1及び図7に示すように、車体前部においてエンジンルーム6と車室9とを仕切るダッシュパネル21とダッシュパネル21の車体後方側に配置されるインストルメントパネル(不図示)との間において助手席側である車体右側に配置されている。
車体1では、図5に示すように、ダッシュパネル21の車体上方側における車体右側に空調装置8に外気を導入する外気導入口21aが設けられ、車外からの外気をエンジンルーム6側から外気導入口21aに供給し、外気導入口21aから空調装置8に導入するようになっている。
図3から図5に示すように、車体1は、エンジンルーム6の後面を構成するダッシュパネル21を備えると共に、ダッシュパネル21の車幅方向両側の端部にそれぞれ結合されると共に車体前方側に延びてエンジンルーム6の車幅方向両側の側面をそれぞれ構成する左右一対のサイドパネル22と、サイドパネル22の車体上方側における車幅方向外方側に設けられて車体前後方向に延びる左右一対のエプロンフレーム23と、エプロンフレーム23の車幅方向内方側且つ車体下方側で車体前後方向に延びる左右一対のフロントフレーム24と、前輪11(図2参照)を収容する左右一対のホイールハウス25とを備えている。
ダッシュパネル21は、図示しないフロアパネルの前端部から車体上方側に延び、車幅方向に延びると共に車体上下方向に延びている。ダッシュパネル21の上端部には、図7に示すように、車幅方向に延びる閉断面状のダッシュクロスメンバ26が接合され、ダッシュクロスメンバ26は、フロントガラス2の車体下方側を支持するように設けられている。
ダッシュパネル21には、前述したように空調装置8に外気を導入する外気導入口21aが設けられている。外気導入口21aは、略矩形状に形成され、外気導入口21aには、ダッシュパネル21からエンジンルーム6側に筒状に延びるフランジ部21bが設けられている。
サイドパネル22は、ダッシュパネル21より車体後方側で車体上下方向に延びるヒンジピラー(不図示)から車体前方側に延びると共に車体上下方向に略真っ直ぐに延び、ダッシュパネル21より車体前方側に配置されたホイールハウス25に結合されている。
サイドパネル22はまた、外気をエンジンルーム6内に吸入する外気吸入口22aを備えている。外気吸入口22aは、略台形状に形成されて車体上下方向に離間して2つ設けられている。図6に示すように、フェンダパネル4の外気取入口4bは、サイドパネル22の外気吸入口22aより車体上下方向において低い位置に設けられ、サイドパネル22の外気吸入口22aは、ダッシュパネル21の外気導入口21aより車体上下方向において低い位置に設けられている。
エプロンフレーム23は、前記ヒンジピラーの上端部から車体前方側に延び、車幅方向外方側に膨出するように断面略ハット状に形成されたエプロンレイン27とサイドパネル22とが接合されて閉断面状に形成されている。エプロンフレーム23の車体上方側にはフェンダパネル4が取り付けられ、サイドパネル22の車幅方向外方側がフェンダパネル4によって覆われている。
フロントフレーム24は、ダッシュパネル21の車体前方側に車体前後方向に延びると共に、ダッシュパネル21の車体後方側に前記フロアパネルの下面に沿って車体前後方向に延びている。フロントフレーム24は、車幅方向内方側に膨出するように断面略ハット状に形成されたフロントフレームインナ28と車体上下方向に略真っ直ぐに延びるフロントフレームアウタ29とが接合されて閉断面状に形成されている。
ホイールハウス25は、前輪11を車幅方向内方側及び車体上方側から覆うように車幅方向内方側及び車体上方側に膨出するように設けられている。ホイールハウス25は、ダッシュパネル21より車体前方側において、車幅方向外方側がサイドパネル22に結合され、車幅方向内方側がフロントフレーム24に結合されている。
ホイールハウス25には、前輪11を懸架するフロントサスペンション(不図示)の上部が取り付けられてフロントサスペンションを支持するサスペンションハウジング30が設けられている。サスペンションハウジング30は、車幅方向外方側がサイドパネル22及びエプロンフレーム23に結合され、車幅方向内方側がフロントフレーム24に結合され、エプロンフレーム23からフロントフレーム24に跨って設けられている。
ホイールハウス25の車体後方側には、ホイールハウス25とダッシュパネル21との間に、サイドパネル22とフロントフレーム24との間を車体上下方向に仕切るエプロンリヤパネル31が設けられている。エプロンリヤパネル31は、車体上下方向と略直交する方向に延び、車体前方側及び車体後方側がそれぞれホイールハウス25及びダッシュパネル21に結合され、車幅方向外方側及び車幅内方側がそれぞれサイドパネル22及びフロントフレーム24に結合されている。
エプロンリヤパネル31には、サイドパネル22の外気吸入口22aから外気と共に水が吸入された場合に吸入された水を車体下方側に排出する排水口31aが設けられている。排水口31aは、略台形状に形成されている。
本実施形態では、ホイールハウス25とサスペンションハウジング30とエプロンリヤパネル31とが一体的に形成されて結合されているが、ホイールハウス25、サスペンションハウジング30及びエプロンリヤパネル31の少なくとも1つを別体として形成して溶接等によって結合するようにしてもよい。
本実施形態では、ボンネット3、ダッシュパネル21、サイドパネル22、エプロンフレーム23、フロントフレーム24、ホイールハウス25、ダッシュクロスメンバ26、サスペンションハウジング30、エプロンリヤパネル31は、鋼板をプレス成形して形成されている。
車体1ではまた、エンジンルーム6の車体右側におけるダッシュパネル21とサスペンションハウジング30との間にバッテリ12が搭載されている。バッテリ12は、車体前後方向におけるダッシュパネル21とサスペンションハウジング30との間且つ車幅方向におけるサイドパネル22とフロントフレーム24との間でエプロンリヤパネル31の車体上方側に配置され、ダッシュパネル21の外気導入口21aの車体前方側に配置されている。バッテリ12は具体的には、後述するカウルボックス40に車体下方側から支持されて所定位置に配置されている。
バッテリ12として、バッテリケース内に貯留された希硫酸からなる電解液に、二酸化鉛を主電極材とする陽極板と、鉛を主電極材とする陰極板とが浸漬された鉛蓄電池が用いられている。図6及び図7に示すように、バッテリ12、具体的にはバッテリケース12aの上面には、プラス端子12bとマイナス端子12cとが設けられると共に精製水からなる補充液を補充するための液口栓12dが設けられている。バッテリ12のプラス端子12b及びマイナス端子12cにはそれぞれ接続ケーブル(不図示)が接続されている。
図8は、カウルボックスの斜視図である。車体1はまた、車体前後方向におけるダッシュパネル21とサスペンションハウジング30との間且つ車幅方向におけるサイドパネル22とフロントフレーム24との間でエプロンリヤパネル31の車体上方側に配置されたカウルボックス40を備えている。
カウルボックス40は、サイドパネル22の外気吸入口22aからエンジンルーム6内に吸入された外気をダッシュパネル21の外気導入口21aに供給する外気供給通路として機能すると共に、バッテリ12を車体下方側から支持するように設けられている。カウルボックス40は、図示しない取付ブラケットを用いてダッシュパネル21及びホイールハウス25に取り付けられている。
カウルボックス40は、樹脂材料をブロー成形して一体的に形成され、図6から図8に示すように、車体上下方向と略直交する方向に延びて車体上方側に配置される上面部41と、車体上下方向と略直交する方向に延びて車体下方側に配置される下面部42と、上面部41の前端部から下面部42の前端部に車体上下方向に延びて車体前方側に配置される前側面部43と、上面部41の後端部から下面部42の後端部に車体上下方向に延びて車体後方側に配置される後側面部44と、上面部41の右端部から下面部42の右端部に車体上下方向に延びて車体右側に配置される右側面部45と、上面部41の左端部から下面部42の左端部に車体上下方向に延びて車体左側に配置される左側面部46とを備えると共に、上面部41、下面部42、前側面部43、後側面部44、右側面部45及び左側面部46によって形成される中空状の空間部47を有している。
カウルボックス40の上面部41、下面部42、前側面部43、後側面部44、右側面部45はそれぞれ、ボンネット3、エプロンリヤパネル31、ホイールハウス25及びサスペンションハウジング30、ダッシュパネル21、サイドパネル22に対向するように配置されている。
本実施形態では、カウルボックス40の上面部41には、略四角柱状に車体下方側に窪む凹部41aが形成され、凹部41aは、凹部41aの底面部にバッテリ12を支持すると共に凹部41a内にバッテリ12を収容するように形成されている。
カウルボックス40の上面部41にはまた、凹部41aの周縁部に上面部41から車体上方側に略四角筒状に延びるリブ41bが形成されている。カウルボックス40には、凹部41a内に収容されたバッテリ12の上方を覆うバッテリカバー48が配置されている。バッテリカバー48は、上面部48aと上面部48aの周縁部から車体下方側に延びる側面部48bとを備え、側面部48bがリブ41bの外周側に嵌合してカウルボックス40の上面部41に取り付けられている。
このように、カウルボックス40にバッテリ12の上方を覆うバッテリカバー48が配置されることにより、バッテリ12の上面が被水することを防止することができる。バッテリカバー48には、図示されていないが、バッテリ12のプラス端子12b及びマイナス端子12cにはそれぞれ接続される前記接続ケーブルが挿通する挿通穴が形成されている。
カウルボックス40の上面部41にはまた、凹部41aの周縁部に形成されたリブ41bより車体後方側に車体上方側に線状に延びるリブ41cが形成されている。リブ41cは、車幅方向に延びると共に車幅方向内方側の端部が車体後方側に延びて略L字状に形成されている。
図7に示すように、カウルボックス40の上面部41における車体後方側には、車体上方側にフロントガラス2の前端部が配置されており、リブ41cは、フロントガラス2の前端部からカウルボックス40の上面部41に雨水などの水が移動するときに、凹部41a内に配置されたバッテリ12が被水することを抑制すると共に車幅方向外方側に移動させるようになっている。
カウルボックス40の右側面部45には、カウルボックス40の空間部47に外気が流入する外気流入口45aが設けられている。外気流入口45aは、サイドパネル22の外気吸入口22aに対応して略台形状に形成され、車体上下方向に離間して2つ設けられている。カウルボックス40の外気流入口45aには、サイドパネル22側に筒状に延びるフランジ部45bが設けられ、外気流入口45aは、フランジ部45bがサイドパネル22の外気吸入口22aに嵌合されて外気吸入口22aに接続されている。
カウルボックス40の後側面部44には、カウルボックス40の空間部47に外気流出口44aから流入された外気を流出する外気流出口44aが設けられている。カウルボックス40の後側面部44は、車体上方側が車体後方側に突出するように設けられ、外気流出口44aは、後側面部44の車体上方側に設けられている。
外気流出口44aは、ダッシュパネル21の外気導入口21aに対応して略矩形状に形成されている。カウルボックス40の外気流出口44aには、ダッシュパネル21の外気導入口21aに設けられたフランジ部21bが嵌合され、外気流出口44aは、ダッシュパネル21の外気導入口21aに接続されている。
カウルボックス40の下面部42には、凹部41aに収容されたバッテリ12の車体下方側に、カウルボックス40の空間部47に外気流出口44aから外気と共に水が流入された場合に流入された水を外気から分離して車体下方側に排出する排水口42aが設けられている。
排水口42aは、エプロンリヤパネル31の排水口31aに対応して略台形状に形成され、排水口42aには、車体下方側に筒状に延びるフランジ部42bが設けられている。カウルボックス40の排水口42aは、フランジ部42bがエプロンリヤパネル31の排水口31aに嵌合されて排水口31aに接続されている。
このようにしてカウルボックス40の右側面部45及び後側面部44にそれぞれ外気流入口45a及び外気流出口44aが設けられ、カウルボックス40の空間部47は、外気流入口45aと外気流出口44aとに連通されている。カウルボックス40の空間部47はまた、カウルボックス40の下面部42に設けられた排水口42aに連通されている。
次に、このようにして構成された車体1について、空調装置8に導入する車外からの外気の流れについて説明する。
図9は、外気導入口への外気の流れを説明するための説明図であり、図10は、外気導入口への外気の流れを説明するための別の説明図である。図9及び図10はそれぞれ、図6及び図7に示す車体の断面について外気導入口への外気の流れを示している。
図9に示すように、フェンダパネル4の外気取入口4bから取り入れられる車外からの外気は、矢印S1で示すように、フェンダパネル4とサイドパネル22との間に取り入れられ、フェンダパネル4とサイドパネル22との間に取り入れられた外気は、矢印S2で示すように、サイドパネル22の外気吸入口22aからエンジンルーム6内に吸入される。
サイドパネル22の外気吸入口22aからエンジンルーム6内に吸入された外気は、バッテリ12の車体下方側に配置されるカウルボックス40内に流入され、サイドパネル22の外気吸入口22aに接続されたカウルボックス40の外気流入口45aからカウルボックス40の空間部47に流入される。カウルボックス40の空間部47に流入された外気は、矢印S3及びS3´で示すように、バッテリ12の近傍を通じてカウルボックス40の外気流出口44aへ移動される。
カウルボックス40の空間部47に流入された外気は、カウルボックス40の空間部47において、矢印S3で示すようにバッテリ12の車体下方側及び矢印S3´で示すようにバッテリ12の周囲を通じてカウルボックス40の外気流出口44aへ移動される。
そして、カウルボックス40の外気流出口44aへ移動された外気は、矢印S4で示すように、外気流出口44aから流出され、外気流出口44aに接続されたダッシュパネル21の外気導入口21aに供給される。外気導入口21aに供給された外気は、外気導入口21aから空調装置8に導入される。
このようにして、カウルボックス40、具体的にはカウルボックス40の空間部47は、サイドパネル22の外気吸入口22aからエンジンルーム6内に吸入された外気をダッシュパネル21の外気導入口21aに供給する外気供給通路L1として機能する。
また、フェンダパネル4の外気取入口4bからフェンダパネル4とサイドパネル22との間に外気と共に雨水などの水が取り入れられた場合には、矢印S11で示すように、取り入れられた水は、フェンダパネル4とサイドパネル22との間において重力の作用を受けて外気と分離されて車体下方側に移動され、ダッシュパネル21の外気導入口21aに侵入することが抑制されている。
フェンダパネル4の外気取入口4bは、サイドパネル22の外気吸入口22aより低い位置に設けられることにより、フェンダパネル4の外気取入口4bから外気と共に雨水などの水が取り入れられた場合においても、取り入れられた水をフェンダパネル4とサイドパネル22との間においてより有効に外気と分離させることができる。
さらに、矢印S12に示すように、サイドパネル22の外気吸入口22aからカウルボックス40の空間部47に外気と共に水が吸入された場合においても、吸入された水は、カウルボックス40の空間部47において重力の作用を受けて外気と分離されて車体下方側に移動され、矢印S13で示すように、カウルボックス40の排水口42a及びエプロンリヤパネル31の排水口31aから排出され、ダッシュパネル21の外気導入口21aに侵入することが抑制されている。
サイドパネル22の外気吸入口22aは、ダッシュパネル21の外気導入口21aより低い位置に設けられることにより、サイドパネル22の外気吸入口22aからカウルボックス40の空間部47に外気と共に水が吸入された場合においても、吸入された水をカウルボックス40の空間部47においてより有効に外気と分離させることができる。
また、図10において矢印S21で示すように、フロントガラス2からカウルボックス40の上面部41に雨水などの水が移動する場合、リブ41cによって凹部41a内に配置されたバッテリ12が被水することが抑制されている。
本実施形態では、サイドパネル22の外気吸入口22aにカウルボックス40の外気流入口45aが嵌合されて接続されているが、カウルボックス40の外気流入口45aにサイドパネル22の外気吸入口22aを嵌合させて接続するようにしてもよく、またサイドパネル22の外気吸入口22aとカウルボックス40の外気流入口45aとを当接させて接続するようにしてよい。
また、カウルボックス40の外気流出口44aにダッシュパネル21の外気導入口21aが嵌合されて接続されているが、ダッシュパネル21の外気導入口21aにカウルボックス40の外気流出口44aを嵌合させて接続するようにしてもよく、またカウルボックス40の外気流出口44aとダッシュパネル21の外気導入口21aとを当接させて接続するようにしてよい。
本実施形態に係る車両のカウル構造は、車体左側に運転席が配置されて車体右側に助手席が配置された左ハンドル車について説明しているが、車体右側に運転席が配置されて車体左側に助手席が配置された右ハンドル車についても同様に適用することができ、右ハンドル車では左ハンドル車である車体1と車幅方向において左右反対に設けられる。
このように、本実施形態に係る車両のカウル構造では、ダッシュパネル21とサスペンションハウジング30との間においてバッテリ12の車体下方側に配置されるカウルボックス40を備え、カウルボックス40は、外気が流入する外気流入口45aと、ダッシュパネル21の外気導入口21aに接続されて外気流入口45aから流入された外気を流出する外気流出口44aと、外気流入口45aと外気流出口44aとに連通する中空状の空間部47とを有している。
これにより、バッテリ12の車体下方側に配置されたカウルボックス40の空間部47を通じて外気流入口45aから流入された外気を外気流出口44aから流出して外気導入口21aに供給することができるので、バッテリ12の上面を被水させることなく外気を外気導入口21aに供給することができる。カウルボックス40の空間部47に外気流入口45aから外気と共に水が流入された場合においても、流入された水をカウルボックス40の空間部47において重力の作用によって外気と分離させて車体下方側に移動させることができ、外気導入口21aへの水の侵入を抑制することができる。したがって、ダッシュパネル21に設けられた外気導入口21aの車体前方側にバッテリ12が配置された車両において、バッテリ12の上面を被水させることなく外気導入口21aへの水の侵入を抑制しつつ外気導入口21aに外気を供給することができる。
また、サイドパネル22に外気をエンジンルーム6内に吸入する外気吸入口22aが設けられ、カウルボックス40はサイドパネル22に対向する側に外気流入口45aを有し、カウルボックス40の外気流入口45aはサイドパネル22の外気吸入口22aに接続される。これにより、外気導入口21aに供給する外気を、フェンダパネル4によって覆われるサイドパネル22の外気吸入口22aから吸入することができるので、外気導入口21aに外気と共に雨水などの水が侵入することを抑制することができる。
また、カウルボックス40には、バッテリ12の車両下方側に、外気流入口45aから外気と共に流入された水を外気から分離して車体下方側に排出する排水口42aが設けられる。これにより、外気流入口45aからカウルボックス40の空間部47に外気と共に水が流入された場合においても、流入された水を外気から分離して排水口42aに排出することができ、外気導入口21aへの水の侵入を抑制することができる。
また、カウルボックス40は、バッテリ12を車体下方側から支持するように設けられる。これにより、バッテリ12を車体下方側から支持するカウルボックス40を用い、外気流入口45aから流入された外気をダッシュパネル21の外気導入口21aに供給することができる。
前述した実施形態では、サイドパネル22に外気をエンジンルーム6内に吸入する外気吸入口22aが設けられ、カウルボックス40はサイドパネル22に対向する側に外気流入口45aを有し、カウルボックス40の外気流入口45aはサイドパネル22の外気吸入口22aに接続されているが、カウルボックス40は、ボンネット3に対向する側に外気流入口を有するようにすることも可能である。
例えば、カウルボックス40において、サイドパネル22に対向する側である右側面部45に外気流入口45aを設けることに代えて、ボンネット3に対向する側である上面部41に凹部41aの周縁部に形成されたリブ41bより車体前方側に、カウルボックス40の空間部47に外気が流入する外気流入口を設けるようにすることも可能である。
このように、カウルボックス40は、ボンネット3に対向する側に外気流入口を有していることにより、外気導入口21aに供給する外気を、カウルボックス40におけるボンネット3に対向する側に設けられた外気流入口から流入する場合においても、バッテリ12の車体下方側に配置されたカウルボックス40の空間部47を通じて外気流入口45aから流入された外気を外気導入口21aに供給することができ、バッテリ12の上面を被水させることなく外気導入口21aへの水の侵入を抑制しつつ外気導入口21aに外気を供給することができる。
なお、左ハンドル車では、助手席側である車体右側が特許請求の範囲における「車幅方向一方側」に相当し、右ハンドル車では、助手席側である車体左側が特許請求の範囲における「車幅方向一方側」に相当する。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、ダッシュパネルに設けられた外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両において、バッテリの上面を被水させることなく外気導入口への水の侵入を抑制しつつ外気導入口に外気を供給することが可能となるから、この種の車両の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
1 車体
3 ボンネット
6 エンジンルーム
8 空調装置
9 車室
12 バッテリ
21 ダッシュパネル
21a 外気導入口
22 サイドパネル
22a 外気吸入口
30 サスペンションハウジング
40 カウルボックス
31a、42a 排水口
44a 外気流出口
45a 外気流入口
47 空間部
48 バッテリカバー
3 ボンネット
6 エンジンルーム
8 空調装置
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21a 外気導入口
22 サイドパネル
22a 外気吸入口
30 サスペンションハウジング
40 カウルボックス
31a、42a 排水口
44a 外気流出口
45a 外気流入口
47 空間部
48 バッテリカバー
Claims (6)
- 車幅方向に延びてエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの車幅方向一方側の端部に結合されると共に車体前方側に延びて前記エンジンルームの車幅方向一方側の側面を構成するサイドパネルと、前記ダッシュパネルの車体前方側において前記サイドパネルに結合されてフロントサスペンションを支持するサスペンションハウジングとを備え、前記ダッシュパネルの車幅方向一方側に車室内に配置された空調装置に外気を導入する外気導入口が設けられると共に前記ダッシュパネルと前記サスペンションハウジングとの間において前記外気導入口の車体前方側にバッテリが配置された車両のカウル構造であって、
前記ダッシュパネルと前記サスペンションハウジングとの間において前記バッテリの車体下方側に配置されるカウルボックスを備え、
前記カウルボックスは、外気が流入する外気流入口と、前記ダッシュパネルの外気導入口に接続されて前記外気流入口から流入された外気を流出する外気流出口と、前記外気流入口と前記外気流出口とに連通する中空状の空間部とを有している、
ことを特徴とする車両のカウル構造。 - 前記サイドパネルに、外気を前記エンジンルーム内に吸入する外気吸入口が設けられ、
前記カウルボックスは、前記サイドパネルに対向する側に前記外気流入口を有し、
前記カウルボックスの外気流入口は、前記サイドパネルの外気吸入口に接続されている、
ことを特徴する請求項1に記載の車両のカウル構造。 - 前記エンジンルームの上方を覆うボンネットを備え、
前記カウルボックスは、前記ボンネットに対向する側に前記外気流入口を有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両のカウル構造。 - 前記カウルボックスには、前記バッテリの車体下方側に、前記外気流入口から外気と共に流入された水を外気から分離して車体下方側に排出する排水口が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両のカウル構造。 - 前記カウルボックスは、前記バッテリを車体下方側から支持するように設けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の車両のカウル構造。 - 前記カウルボックスに、前記バッテリの上方を覆うバッテリカバーが配置されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の車両のカウル構造。
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