JP6317238B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
回路が形成された基板(101)を保持する基板保持部材(81)と、前記基板保持部材(81)が設置される基板設置部(111)を有する設置部材(50)と、遊技球が流下可能な遊技領域(21)が前面側に形成された遊技領域形成部材(20a)の後側に前記設置部材(50)が配設された遊技盤(20)と、前記遊技盤(20)が着脱可能に装着される本体枠(12)と、前記本体枠(12)の後側上部に位置すると共に上方に開口して球補給機構から補給された遊技球を貯留する球貯留部材(19)とを備え、前記本体枠(12)に前記遊技盤(20)が装着された状態で前記設置部材(50)が前記球貯留部材(19)の下方に位置するよう構成された遊技機において、
前記基板(101)は、配線のコネクタと接続されるコネクタ接続部(CN)が実装面(KF)に配置されると共に、該実装面(KF)とは反対側を向く端子面(KR)から前記コネクタ接続部(CN)の端子部(TM)が突出するように構成され、
前記基板保持部材(81)は、前記実装面(KF)に対向する被覆板部(84A)と、前記被覆板部(84A)の外周縁から交差方向に延出して該基板(101)の外周端面に対向する外周板部(84A)とを有し、前記被覆板部(84A)および前記外周板部(84A)の内側に前記基板(101)を保持し得るように構成されると共に、固定手段により前記基板設置部(111)に固定される被固定部(88,89)が、前記外周板部(84A)における前記基板(101)と反対側に位置するよう設けられ、
前記基板保持部材(81)を前記基板設置部(111)に設置した状態で、前記基板設置部(111)から前記コネクタ接続部(CN)の端子部(TM)が離間した位置で前記端子面(KR)が前記基板設置部(111)に対向すると共に、前記外周板部(84A)の延出端部が前記基板設置部(111)の全周に亘って当接するように構成されると共に、
前記被覆板部(84A)は、前記基板(101)の上縁部および下縁部において前記実装面(KF)に当接する第1被覆部(86A)と、当該第1被覆部(86A)の間に位置すると共に第1被覆部(86A)に連設され、基板(101)の実装面(KF)から離間するよう後方へ膨出してコネクタ接続部(CN)とは別の電子部品の実装領域を覆う箱状の第2被覆部(87A)とを備え、
不正検出センサが接続されるコネクタ接続部(CN)を、前記基板(101)において前記第2被覆部(87A)の上方に位置する第1被覆部(86A)側に集約して設けると共に、遊技制御基板に繋がる配線が接続されるコネクタ接続部(CN)を、当該基板(101)において前記第2被覆部(87A)の下方に位置する第1被覆部(86A)側に設けるよう構成され、
前記基板設置部(111)に設置した基板保持部材(81)の上方に位置するよう前記不正検出センサに繋がる配線を挿通する配線挿通口(114)が設けられ、
前記基板設置部(111)に設置された前記基板保持部材(81)の上面が、前記球貯留部材(19)の下面(19c)に対向すると共に、前記基板保持部材(81)の後端が、前記球貯留部材(19)の後端より前側に位置して、前記不正検出センサに繋がる配線が当該球貯留部材(19)の後端より前側で前記基板(101)のコネクタ接続部(CN)に接続するよう構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、基板設置部に基板保持部材の外周板部が当接した状態で、基板保持部材が基板における一方の基板面および外周端面を覆うと共に、他方の基板面を設置部材の基板設置部で覆うことにより、基板の損傷や当該基板に対する不正行為を抑止しつつ、基板の設置に必要となるスペースを抑制することができる。また、コネクタ接続部の端子部と基板設置部とが干渉しないように構成することにより、回路に対するコネクタ接続部の端子部の接続状態が悪化することがない。加えて、基板保持部材に基板を保持した状態で基板設置部に設置することにより、設置作業において基板の一方の基板面や外周端面を誤って損傷させることがなくなり、当該基板を容易に設置部材に設置できる。 また、基板保持部材の被固定部が外周壁部の延出端部から突出しないから、外周板部の全周を基板設置部に安定して当接させることができ、設置状態の基板保持部材の外側から基板にアクセスしようとする不正行為が達成されるのを防止できる。
また、球貯留部材から零れて落下した遊技球が強い衝突力で基板保持部材に接触するのを防ぐことができる。また、基板保持部材が球貯留部材から落下する遊技球と接触する可能性を小さくすることができる。すなわち、球貯留部材から落下する遊技球との接触に起因する基板保持部材の損傷を防止することができる。
更に、第2被覆部により作業者の視線が妨げられることなく不正検出センサに対応する全てのコネクタ接続部に対するコネクタの接続状態を容易に点検し得る。
前記基板設置部(111)における前記基板保持部材(81)が設置される壁面とは反対側に、遊技球を排出する球排出路部(117)が設けられて、当該球排出路部(117)にセンサを着脱可能なセンサ着脱部(117a)が設けられると共に、前記基板設置部(111)において前記基板保持部材(81)の下方位置に、前記球排出路部(117)のセンサ着脱部(117a)に対応する位置にセンサ用挿通口(115)が開設されると共に、当該センサ着脱部(117a)を塞ぐ蓋部材(118)が前記センサ用挿通口(115)に合わせて着脱可能に配設されたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、基板保持部材を基板設置部から取り外すことなく蓋部材を取り外すことで、センサ用挿通口を介してセンサ着脱部にセンサを着脱し得る。このとき、基板保持部材の下縁部側に第1被覆部が位置するよう構成してあるから、蓋部材やセンサの着脱作業に際して基板保持部材に手指が干渉することを防ぐことができる。
前記基板設置部(111)には、前記基板保持部材(81)が設置される壁面とは反対側の壁面に突出部(150)が設けられて、前記基板保持部材(81)の対向する一対の外周板部(84A)が当接する部位の壁面裏側の間を当該突出部(150)が横切るように延在するよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、基板設置部における基板保持部材が設置される壁面とは反対側の壁面に、基板保持部材の対向する一対の外周板部が当接する部位の間を横切るように突出部を設けることにより、基板設置部の変形を防止して基板保持部材の外周板部が基板設置部に当接する状態を維持することができる。
前記基板設置部(111)には、前記基板保持部材(81)が設置される壁面とは反対側の壁面に突出部(150)が設けられて、前記基板設置部(111)に対向する部材との間に画成される空間(64)を突出部(150)により分断して、当該空間(64)への規定の不正部品の設置を防止するよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、基板を保持した基板保持部材を基板設置部の一方面に設置した場合には、基板設置部の他方面側の視認性が基板(基板保持部材)により妨げられることが考えられる。これに対し、基板設置部における基板保持部材が設置される壁面とは反対側の壁面に突出部を設けることにより、当該反対側の壁面により画成される空間を分断して、当該空間が不正基板等の設置スペースとして利用されるのを防止することができる。また、突出部により基板設置部を補強することができるから、基板設置部において基板保持部材を安定して支持することができる。
遊技球が流下可能な遊技領域(21)が前面側に形成された遊技領域形成部材(20a)の後側に前記設置部材(50)が配設されると共に、前記設置部材(50)には、前記遊技領域形成部材(20a)の後面に交差する方向に延在する外周壁部(52)が設けられて、前記外周壁部(52)の内側に画成された収容空間に部材が収容され、
前記外周壁部(52)に前記基板設置部(111)が形成されて、前記基板保持部材(81)を前記基板設置部(111)に設置した状態で前記他方の基板面(KR)が前記外周壁部(52)に対向するよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、設置部材の外周壁部に基板設置部を設けて基板保持部材を設置することで、設置部材の裏側にスペースを確保することができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口内側に、遊技盤20が着脱可能に配設される本体枠としての中枠12が前側から組み付けられて、外枠に対して中枠12が開閉し得るように構成されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤20の遊技領域21と対応する位置に視認口13aが開口する装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられている。そして、前枠13には、ガラス板や透明な合成樹脂板で形成された透視保護板(図示せず)が視認口13aを覆うよう配設されており、遊技盤20を前側から目視可能な状態で保護している。また、実施例の前枠13には、上下の位置関係で2つの球受け皿14(図1には上側の球受け皿のみ図示)が組み付けられており、上下の球受け皿14に所定数のパチンコ球を貯留し得るようになっている。また、前記中枠12の右下方位置には、該中枠12に配設された球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル16が設けられており、当該操作ハンドル16を遊技者が操作することで打球発射装置18が作動されて、前記上側の球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20に向けて発射されるようになっている。なお、前記上下の球受け皿14の一方および両方を、前枠13とは個別に中枠12に組み付けるようにしてもよい。また、中枠12や前枠13に、1つの球受け皿のみを備える構成とすることもできる。
図2に示すように、前記遊技盤20は、パチンコ球が流下可能な遊技領域21が前面側に形成された板部材(遊技領域形成部材)20aと、該板部材20aの裏側に配設されて当該板部材20aとの間に収容空間60を画成する設置部材(収容空間画成部材)50とを備えており、これら板部材20aおよび設置部材50を取付対象として各種の部材が取り付けられている。前記板部材20aは、合成樹脂材やベニヤ材等から所定板厚の略矩形状に形成されており、前面(盤面)に配設された略円形状のレール部材22によりパチンコ球が流下可能な遊技領域21が画成されて、前記打球発射装置18から発射されたパチンコ球が遊技領域21に打ち出されるよう構成されている。また、前記板部材20aには、パチンコ球の流下方向に変化を与える複数の遊技釘25や風車とも称される回転案内部材26が前記遊技領域21の適宜位置に設けられており、遊技領域21を流下するパチンコ球が遊技釘25や回転案内部材26に接触することによりパチンコ球の流下方向が不規則に変化するよう構成されている。そして、前記遊技盤20の板部材20aにおいて前記遊技領域21の最下部位置に、パチンコ球を遊技領域21の外側に排出するためのアウト口23が開設されている。
図3、図4に示すように、前記設置部材50は、前記板部材20aの後面の略全体を覆う大きさで前方に開口する箱状に形成されている。前記設置部材50には、外郭を形成する外周壁部52の前端部の複数箇所に、前記板部材20aの後面に沿って延在する固定片53が形成されており、当該固定片53に形成された挿通孔53aに後方から挿通した固定手段としての固定ネジを板部材20aに螺挿することで、当該外周壁部52の前端部を板部材20aの後面に当接した状態で設置部材50が固定されて、板部材20aと設置部材50との間に前記収容空間60が画成されるようになっている。
次に、図4〜図10を参照して、実施例の設置部材50に配設される前記第1基板101、第2基板102および第3基板103の構成の構成について説明する。前記第1〜第3基板101,102,103は、一方の基板面(以下、実装面KFと指称する)に電子部品が集約的に実装され、この実装面KFに実装された電子部品の端子(端子部)TMが他方の基板面(以下、端子面KRと指称する)から突出するよう構成されている(図5参照)。具体的に、前記第1〜第3基板101,102,103の実装面KFには、他の基板等の部品に繋がる配線のコネクタが接続されるコネクタ接続部CNが実装されるほか、コンデンサや抵抗器、ICチップ等の部品が基板の種類や用途に応じて適宜に配設されている。なお、各図において、コネクタ接続部CN以外の電子部品の図示を省略してある。そして、第1〜第3基板101,102,103の夫々における適宜に、複数の孔部105が厚み方向に貫通形成されており、各カバー体81,82,83に形成された位置決めピン部92を、対応する基板101,102,103の孔部105に嵌入することで、各基板101,102,103がカバー体81,82,83と位置決めされると共に、各基板101,102,103の別の孔部105に挿通した固定ネジを、対応するカバー体81,82,83に形成された基板用固定部91に螺挿することで、基板101,102,103がカバー体81,82,83に固定されるようになっている。なお、図6に第1カバー体81の基板用固定部91および位置決めピン部92と、第1基板101の孔部105の一部を図示してある。
図5、図6に示すように、前記第1カバー体81は、前記第1基板101の実装面KFを被覆する被覆板部84Aと、当該被覆板部84Aの外周縁に連設して第1基板101の外周端面に対向する外周板部85Aとから全体が一方(具体的には第1基板設置部111側)に開口する箱状に形成されて、内側の空間内に第1基板101を保持し得るように構成されている。前記被覆板部84Aは、前記コネクタ接続部CNが実装された第1基板101の実装面KFに当接する第1被覆部86Aと、当該第1被覆部86Aに連設されると共に第1基板101の実装面KFから離間するよう後方へ膨出して前方へ開口する箱状の第2被覆部87Aとから構成されて、当該第2被覆部87Aによりコネクタ接続部CNとは別の電子部品の実装領域が覆われるようになっている。すなわち、前記第1被覆部86Aは、前記第1基板101の実装面KFの上縁部および下縁部に対応して設けられて、前記第2被覆部87Aは、第1被覆部86Aの間に位置するよう設けられている。
次に、前記設置部材50に対する第1カバー体81、第2カバー体82および第3カバー体83の取付構造に関して説明する。
図4〜図6に示すように、前記第1基板設置部111は、前記板部材20aの後面に対して個法に離間した位置で対向する平板状に形成されて、当該第1基板設置部111の前面と板部材20aの後面との間に前記収容空間60の一部としての空間部(以下、第1の設置前空間部という)64が画成されている。この第1の設置前空間部64は、前記設置部材50の前側で前記第1〜第3空間部61〜63に連通すると共に、当該第1〜第3空間部61〜63と較べて前後寸法が小さく形成される。
図4,図7〜図10に示すように、前記第2基板設置部121は、前記板部材20aの後面に対して個法に離間した位置で対向する平板状に形成されて、当該第2基板設置部121の前面と板部材20aの後面との間に前記収容空間60の一部としての空間部(以下、第2の設置前空間部という)65が画成されている。この第2の設置前空間部65は、前記設置部材50の前側で前記第1〜第3空間部61〜63に連通すると共に、当該第1〜第3空間部61〜63と較べて前後寸法が小さく形成される。
図4、図7に示すように、前記ベース部材131は、上下に延在する略矩形板状に形成され、前記第3カバー体83が着脱可能に配設される平面状の取付面(第2取付部)132が後面側(第2基板設置部121と反対側の面)に設けられている。前記ベース部材131は、前記第2基板設置部121に配設された前記第2カバー体82を全体的に覆う大きさに形成されて、当該第2基板設置部121とベース部材131との間に、空気循環を許容する空間Kを画成するよう構成されている。すなわち、該第2基板設置部121とベース部材131との間に画成される空間Kは、前記設置部材50の上方および側方(図7の左側方)に開放するようになっている。前記ベース部材131の外縁部には、前記支持突部123のベース用固定部125、および前記第1および第2収容部54,55のベース用固定部126の夫々と前後に整列する位置に、当該ベース用固定部125,126が固定されるベース被固定部133が設けられている。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
本発明は、前述の実施例に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1) 実施例では、設置部材50において遊技領域形成部材(板部材20a)に対向する壁部を基板設置部として基板保持部材(カバー体81,82)を配設するよう構成したが、これに限られるものではない。すなわち、において遊技領域形成部材の後面に交差する方向に延在する設置部材の外周壁部に基板設置部を設けて、当該外周壁部に対して基板の端子面KR(他方の基板面)が対向する姿勢で基板保持部材(カバー体81,82)を配設するようにしてもよい。すなわち、設置部材の外周壁部に基板設置部を設けて基板保持部材を設置することで、設置部材の後方にスペースを確保することができる。このため、設置部材に前後の深さのある収容空間を画成することができる。なお、基板設置部設ける外周壁部としては、設置部材の上下左右の何れの壁部であってもよい。
(2) 実施例では、第1基板(基板)の実装面(一方の基板面)に全ての電子部品を実装したが、少なくともコネクタ接続部を実装面に配置するようにしてもよい。また、コネクタ接続部を実装面および端子面の夫々に設けることもできる。
(3) 実施例では、基板設置部に設置した基板保持部材(第1カバー体81)における外周板部の延出端部が当該基板設置部に対して全周に亘って当接するように構成したが、外周板部の延出端部の少なくとも一部が基板設置部から離間するように構成してもよい。
(4) 実施例では、基板設置部の前面に格子状の突出部を設け、当該突出部および板部材(基板設置部に対向する部材)との間に画成される空間部を突出部により複数の小空間に分断して、当該空間部への所定の不正部品の設置を防止するよう構成したが、不正部品が設置不能となる程度に占有す突出部が空間部を占有(充塞)するように構成してもよい。すなわち、突出部としては、実施例のように格子状に形成されている必要はなく、棒状或いはブロック状に突出するよう形成したり、井桁状のように格子とは異なる模様をなすように形成したり、ランダムな壁部により形成することもできる。
(5) 実施例では、突出部を形成する格子状の第1および第2突壁は、基板保持部材の上下および左右に対向する一対の外周板部が当接する部位の壁面裏側の間を横切るように連続的に延在するよう設けたが、当該第1および第2突壁の何れか一方のみを連続的に延在するよう構成してもよい。また、第1および第2突壁を断続的に設けることもできる。
(6) 実施例では、基板保持部材(第2カバー体82を)を横向き姿勢で基板設置部に配設したが、当該基板保持部材に保持した基板の基板面(端子面)が基板設置部に対向する姿勢で配設するようにしてもよい。すなわち、基板保持部材として実施例の第1カバー体81の後方に重なるように基板設置部材としてベース部材131を配設して、当該第1カバー体81とベース部材131との間に空間Kを画成するようにしてもよい。
(7) 実施例では、設置部材に設けた収容部を利用して基板設置部材を支持するよう構成したが、当該設置部材に基板設置部材を支持するために設けた支持部(支持突部123)のみで当該基板設置部材を支持するようにしてもよい。
(8) 実施例では、基板設置部(第2基板設置部121)と基板設置部材(ベース部材131)との間に画成される空間Kの開放側に、当該空間Kに配設された基板(第2基板102)の実装面KFを向けて、当該実装面KFを視認可能に構成したが、空間Kの開放側に基板の端子面を向けるようにしてもよい。この場合には、基板の端子面側での空気の循環をより効率的になし得る。
(9) 実施例では、基板設置部に設置された基板保持部材(第1および第2カバー体81,82)の上面が、球貯留部材の下面に対向すると共に、基板保持部材の後端が、球貯留部材の後端より前側に位置するよう構成したが、球貯留部材と基板保持部材の間に他の部材が介在するよう構成してもよいし、基板保持部材の後端が球貯留部材の後端より後側に位置するよう構成してもよい。
(10) 実施例では、遊技機の1種であるパチンコ機を例として説明したが、遊技メダルを遊技媒体として用いるスロットマシンに本発明を採用してもよい。
19 球貯留部材(球貯留部材)
19c 球貯留部材の下面
20 遊技盤
20a 板部材(遊技領域形成部材)
50 設置部材
52 外周壁部
60 収容空間
64 第1の設置前空間部(空間)
81 第1カバー体(基板保持部材)
84A 被覆板部
85A 外周板部
88 被固定部
89 被固定部
101 第1〜第3基板(基板)
111 第1基板設置部(基板設置部)
150 突出部
KF 基板の実装面(一方の基板面)
KR 基板の端子面(他方の基板面)
CN コネクタ接続部
Claims (2)
- 回路が形成された基板を保持する基板保持部材と、前記基板保持部材が設置される基板設置部を有する設置部材と、遊技球が流下可能な遊技領域が前面側に形成された遊技領域形成部材の後側に前記設置部材が配設された遊技盤と、前記遊技盤が着脱可能に装着される本体枠と、前記本体枠の後側上部に位置すると共に上方に開口して球補給機構から補給された遊技球を貯留する球貯留部材とを備え、前記本体枠に前記遊技盤が装着された状態で前記設置部材が前記球貯留部材の下方に位置するよう構成された遊技機において、
前記基板は、配線のコネクタと接続されるコネクタ接続部が実装面に配置されると共に、該実装面とは反対側を向く端子面から前記コネクタ接続部の端子部が突出するように構成され、
前記基板保持部材は、前記実装面に対向する被覆板部と、前記被覆板部の外周縁から交差方向に延出して該基板の外周端面に対向する外周板部とを有し、前記被覆板部および前記外周板部の内側に前記基板を保持し得るように構成されると共に、固定手段により前記基板設置部に固定される被固定部が、前記外周板部における前記基板と反対側に位置するよう設けられ、
前記基板保持部材を前記基板設置部に設置した状態で、前記基板設置部から前記コネクタ接続部の端子部が離間した位置で前記端子面が前記基板設置部に対向すると共に、前記外周板部の延出端部が前記基板設置部の全周に亘って当接するように構成されると共に、
前記被覆板部は、前記基板の上縁部および下縁部において前記実装面に当接する第1被覆部と、当該第1被覆部の間に位置すると共に第1被覆部に連設され、基板の実装面から離間するよう後方へ膨出してコネクタ接続部とは別の電子部品の実装領域を覆う箱状の第2被覆部とを備え、
不正検出センサが接続されるコネクタ接続部を、前記基板において前記第2被覆部の上方に位置する第1被覆部側に集約して設けると共に、遊技制御基板に繋がる配線が接続されるコネクタ接続部を、当該基板において前記第2被覆部の下方に位置する第1被覆部側に設けるよう構成され、
前記基板設置部に設置した基板保持部材の上方に位置するよう前記不正検出センサに繋がる配線を挿通する配線挿通口が設けられ、
前記基板設置部に設置された前記基板保持部材の上面が、前記球貯留部材の下面に対向すると共に、前記基板保持部材の後端が前記球貯留部材の後端より前側に位置して、前記不正検出センサに繋がる配線が当該球貯留部材の後端より前側で前記基板のコネクタ接続部に接続するよう構成された
ことを特徴とする遊技機。 - 前記基板設置部における前記基板保持部材が設置される壁面とは反対側に、遊技球を排出する球排出路部が設けられて、当該球排出路部にセンサを着脱可能なセンサ着脱部が設けられると共に、前記基板設置部において前記基板保持部材の下方位置に、前記球排出路部のセンサ着脱部に対応する位置にセンサ用挿通口が開設されると共に、当該センサ着脱部を塞ぐ蓋部材が前記センサ用挿通口に合わせて着脱可能に配設された請求項1記載の遊技機。
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