JP6316906B2 - インターネットプロトコルマルチキャストコンテンツ配信のアプリケーショントランスポートレベルロケーションフィルタ処理 - Google Patents

インターネットプロトコルマルチキャストコンテンツ配信のアプリケーショントランスポートレベルロケーションフィルタ処理 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年5月27日に出願された「application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery」と題する米国仮出願第61/491,069号と、2011年8月5日に出願された「application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery」と題する米国仮出願第61/515,767号と、2012年1月27日に出願された「application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery」と題する米国仮出願第61/591,636号と、2012年3月27日に出願された「application transport level location filtering of internet protocol multicast content delivery」と題する米国特許出願第13/431,721号との利益を主張する。
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、インターネットプロトコル(IP)ブロードキャスト/マルチキャストコンテンツ配信のアプリケーショントランスポートレベルロケーションフィルタ処理に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はLong Term Evolution(LTE(登録商標))である。LTEは、Third Generation Partnership Project(3GPP(登録商標))によって公表されたUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイル規格の拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。本装置は、第1のfile delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッション中で複数のデータセットを受信する。データセットの各データセットは、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを含む。本装置は、第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、ブロードキャストに関連する識別子とを受信する。本装置は、受信したブロードキャストとともに受信した識別子に基づいて、受信したブロードキャストに関連するターゲットエリアを判断する。本装置は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断する。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。本装置は、FLUTEセッション中でデータセットを受信する。データセットは、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含む。本装置は、本装置のロケーションを判断する。本装置は、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断する。本装置は、基準が満たされるときのみ、FLUTEセッション中でデータセットに関連するブロードキャストを受信する。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワークの一例を示す図。 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 例示的な方法を説明するための図。 FLUTEパケットを示す図。 FLUTEペイロード内に含まれるフィルタ情報を示す図。 ユーザサービス記述の下の補助データ要素を示す図。 第2の例示的な方法を説明するための図。 第1の例示的なユーザサービスバンドル記述を示す図。 第2の例示的なユーザサービスバンドル記述を示す図。 ユーザサービス記述の下のスケジュール要素を示す図。 ワイヤレス通信の第1の方法のフローチャート。 ワイヤレス通信の第2の方法のフローチャート。 第1の例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 処理システムを採用する第1の装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。 第2の例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 処理システムを採用する第2の装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、X2インターフェース(たとえば、バックホール)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106はまた、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線送受信機、送受信機機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と、PSストリーミングサービス(PSS)とを含み得る。
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、リモートラジオヘッド(RRH)と呼ばれることがある。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、Evolution−Data Optimized(EV−DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として3rd Generation
Partnership Project 2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、ならびにTD−SCDMA、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびOFDMAを採用するFlash−OFDMなど、CDMAの他の変形体を採用するUniversal Terrestrial
Radio Access(UTRA)に拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2という組織からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存することになる。
eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコードすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。すなわち、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、符号化され変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコードされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を判断するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを判断することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での多重分離と、パケット再統合と、復号と、ヘッダの復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
3GPPマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast Multicast Service)、3GPP2ブロードキャストおよびマルチキャストサービス(BCMCS:Broadcast and Multicast Service)、Digital Video Broadcasting−Handheld(DVB−H)、Advanced Television Systems Committee−Mobile/Handheld(ATSC−M/H)など、セルラーまたはブロードキャストネットワークベース技術などのマルチキャストコンテンツ配信システムでは、ロケーションベースサービス/コンテンツの配信をサポートすることにかなりの興味がある。UMTS LTEは、デジタル放送無線およびデジタルビデオブロードキャストなどの共有(マルチキャスト)タイプのサービスを可能にする。発展型MBMS(eMBMS)特徴は、単一周波数ネットワーク(MBSFN)動作モードを介したマルチメディアブロードキャストを備え、同じ地理的領域中の複数の受信者に、UMTS LTE eNBを使用して同じメディア信号を同時に送信することができる。ロケーションベースサービスの例は、ロケーション固有の広告またはトラフィック警報である。ブロードキャスト動作の性質によって、ならびに効率的なサービスプロビジョニングのために、これらのサービスの配信は、広い地理的エリアにわたって行われ、たとえば、メトロポリタンエリアの一部分またはその全体をカバーする1つまたは複数の送信機サイトによってブロードキャストされ得る。ロケーション固有のコンテンツは、しばしば、特定の、一般にブロードキャスト受信エリアと比較してはるかに小さいエリアに位置するユーザのみに関係する。たとえば、ロケーションベース広告またはクーポンは、時間限定のセールまたはプロモーションを実施する特定の店舗の近くに位置するエンドユーザにターゲッティングされ得る。さらに、トラフィック警報は、概して、事故によって影響を及ぼされる可能性がある運転者、たとえば、渋滞が生じるハイウェイのセクションに向かっているか、またはそこの近くに位置する運転者に最も関係する。
ロケーションベースターゲット情報(すなわち、メタデータ)は、アプリケーションサービスレベルにおいて、または無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)レベルにおいてブロードキャストコンテンツとともに配信され得る。たとえば、アプリケーションサービスレベルにおいて、ロケーションフィルタデータは電子サービスガイド(ESG:electronic service guide)中で搬送され得、RANレベルにおいて、メタデータはRAN制御チャネルを通して与えられ得る。アプリケーションサービスレベルに関して、MBMSユーザサービス記述などのサービス告知/発見情報は、関連するサービスに関するフィルタ情報を搬送するように拡張され得る。RANレベルに関して、ロケーションメタデータは、E−UTRANでは物理チャネルである、マルチキャストチャネル(MCH:Multicast Channel)を介して配信されるマルチキャスト制御チャネル(MCCH:Multicast Control Channel)論理チャネル中でシグナリングされ得る。
UEは、ブロードキャストコンテンツがユーザ/デバイスロケーションの観点から重要であるかどうかをアプリオリに知っており、関連するブロードキャスト間隔中にのみそのようなコンテンツをダウンロードするためにRF受信機をオンにするので、ESGまたはサービス告知/発見情報中でロケーションフィルタ処理データをシグナリングすることは、RANベースシグナリングと比較して、デバイスバッテリー電力消耗を低減する。一方、そのようなアプリケーションレベルメタデータは半静的に設計され得、頻繁な更新は、過大なブロードキャスト帯域幅を消費し、ESG/告知情報のデバイス処理負荷を増加させ得る。関連するサービス/コンテンツのフィルタ情報のRANレベルシグナリングにより、ESG/告知情報機構と比較してより大きいバッテリー電力を消費するが、情報をより動的に/頻繁に変更することが可能になる。RANレベルシグナリングは、所与の地理的エリアのトラフィック状態が比較的動的であり、頻繁に更新される必要がある、リアルタイムトラフィック警報など、いくつかのタイプのロケーションベースブロードキャストサービスを使用可能にするのに有用であり得る。
アプリケーションサービスレベルシグナリングによって実現されるバッテリー電力消費の低下の利益と、RANレベル機構の動的な更新可能性(updatability)とを組み合わせるロケーションメタデータシグナリングのソリューションについては、図7に関して以下で説明する。アプリケーションサービスレベルにおけるユーザサービス発見/告知中でのロケーションメタデータの配信のソリューションについては、図11に関して以下で説明する。これらの方法は両方とも、ブロードキャストサービスのロケーションベースターゲッティングおよび/または特定のブロードキャストコンテンツ(たとえば、特定のエリアに特有の広告)のロケーションベースターゲッティングを実現する。
図7は、例示的な方法を説明するための図700である。例示的な方法では、UE702は、eNB704を通してブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:broadcast-multicast service center)703とのユーザデータセッションを始める。ユーザデータセッションのタイミングは、ユーザサービス発見/告知中で告知される。セッション中に、UE702は、フィルタ情報(たとえば、ターゲットロケーション情報、ユーザプロファイル/選好、デバイス能力)を含む複数のFLUTEパケットを受信する。フィルタ情報は、送信オブジェクト識別子(TOI:transmission object identifier)がゼロに等しいファイル配信テーブル(FDT:file delivery table)インスタンス内に含まれ得る。代替的に、フィルタ情報は、TOIが非ゼロであるデータファイル内に含まれ得る。フィルタ情報は、ブロードキャストファイルに関連する識別子とターゲットエリアとを含む。ブロードキャストファイルは、ブロードキャストまたはマルチキャストに関連付けられ得る。UE702はまた、ブロードキャストファイル708とそのブロードキャストファイルに関連する識別子とを受信する。UE702は、フィルタ情報中で、受信したブロードキャストファイルの識別子をルックアップする。フィルタ情報がターゲットロケーション情報を含む場合、UE702は、受信したブロードキャストファイルに関連するターゲットエリアを判断する。ターゲットエリアに基づいて、UE702は、ターゲットエリアに関連する1つまたは複数の基準が満たされるかどうかを判断する。基準が満たされる場合、UE702は、(710において)ブロードキャストファイル708に関係する情報をUE702のユーザに与えるために、受信したブロードキャストファイル708を保持する。そうではなく、基準が満たされない場合、UE702は、(710において)ブロードキャストファイル708に関係する情報をUE702のユーザに与えることなく、受信したブロードキャストファイル708を削除する。
基準が満たされるかどうかを判断するために、UE702はそれのロケーションを判断する。ロケーションは、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションであり得る。判断されたロケーションに基づいて、UE702は、基準が満たされるかどうかを判断することができる。たとえば、判断されたロケーションがターゲットエリア内にある場合、他の基準も満たされると仮定すると、基準は満たされ得、判断されたロケーションがターゲットエリア内にない場合、基準は満たされない。
ターゲットロケーション情報は、ターゲットエリアに関連する時間をさらに含み得る。そのような構成では、基準は時間に関連付けられる。たとえば、ターゲットロケーション情報は、持続時間、開始時間、および終了時間を含み得、基準は、開始時間と終了時間との間に持続時間以上の時間期間の間UE702がターゲットエリア内に前に位置していたか、または現在位置している場合に満たされ得る。特定の例として、持続時間は20分であり、開始時間は2010年5月2日の午前10時であり、終了時間は2010年5月2日の午後12時であり得る。日付が2010年5月2日であり、時刻が午前10時であると仮定すると、UE702が、午前10時から午後12時の時間の間に少なくとも20分間ターゲットエリア内に位置するとき、基準は満たされることになる。日付が2010年5月3日である場合、UE702が、5月2日の午前10時から午後12時の時間の間に少なくとも20分間ターゲットエリア内に位置した場合、基準は満たされる。ターゲットロケーション情報が、開始時間と終了時間とだけを含み、持続時間を含まない場合、基準は、開始時間が開始する時間と終了時間が終了する時間との間にUE702がターゲットエリア内に前に位置していたか、または現在位置している場合に満たされ得る。
ターゲットロケーション情報は、UE702が時間に基づいてターゲットエリアに位置していたか、位置しているか、または位置することになる存在信頼性レベルと、UE702が時間に基づいてターゲットエリアに位置していなかったか、位置していないか、または位置していないことになる不在信頼性レベルとをさらに含み得る。存在信頼性レベルは、UE702がターゲットエリア中にある前の存在、現在の存在、または将来の存在の信頼性レベルである。不在信頼性レベルは、UE702がターゲットエリアに前に不在であったか、現在不在であるか、または不在になることになる信頼性レベルである。基準は、存在信頼性レベルと不在信頼性レベルとに関連付けられ得る。存在信頼性レベルおよび不在信頼性レベルは、UE702が将来の時間期間内にターゲットエリア内にある可能性があるかどうかを判断する際に有用であり得る。UE702が将来の時間期間内にターゲットエリア内にある可能性があり、その可能性が存在信頼性レベルよりも大きく、および/またはその不可能性が不在信頼性レベルよりも小さいとき、基準は満たされ得、したがって、ターゲットエリアに関連するブロードキャストファイルが処理され、ブロードキャストファイルに関連する情報がUE702のユーザに与えられ得る。
ターゲットロケーション情報内のターゲットエリアは、1つまたは複数のターゲットエリアであり得る。ターゲットエリアの各々は、特定のeNBに関連するセル識別子、郵便番号または郡名など、物理的エリアの境界を定義する識別子、あるいは場合によっては、半径および緯度および経度、複数の緯度および経度、道路名など、物理的エリアの境界を定義するデータであり得る。セッションはFLUTEユーザデータセッションであり得、識別子はTOIであり得る。さらに、ターゲットロケーション情報は、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに含み得る。そのような構成では、基準が満たされることは、論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく。追加のターゲットエリアと論理演算とを含むことによって、基準は、たとえば、指定された時間期間中に必須の持続時間の間UE702がターゲットエリアXまたはターゲットエリアY内にある場合に満たされ得る。
上記で説明したように、ブロードキャストファイル708はフィルタ情報とともに受信され得る。しかしながら、第2の例示的な方法では、UE702は、特定のブロードキャストファイルが送信されることになるときを判断し、基準が満たされないかどうかに基づいてブロードキャストファイルを無視すること(たとえば、それの受信機をオフにすること)が可能である。第2の例示的な方法では、UE702は、eNB704を通してBM−SC703とのセッションを始める。セッション中に、UE702は、フィルタ情報とともにFLUTEパケット706を受信する。フィルタ情報はターゲットロケーション情報を含み得る。ターゲットロケーション情報は、ブロードキャストファイルに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストファイルが送信されることになる時間とを含む。UE702は、(712において)それのロケーションを判断し、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断する。基準が満たされる場合、UE702は、ターゲットロケーション情報に関連するブロードキャストファイル708を受信する。基準が満たされない場合、UE702は、ブロードキャストファイル708を受信しないようにそれの受信機をオフにするか、またはさもなければブロードキャストファイル708を復号するか、またはそれをさらに復号するのを控えることによってブロードキャストファイル708を無視する。
ブロードキャストサービスのロケーションベースターゲッティングは、FLUTEプロトコルのアプリケーショントランスポートプロトコルパケットヘッダ中のロケーションメタデータを通して可能になり得る。FLUTEプロトコルは、IPマルチキャストを介したファイルの配信をサポートするように設計され、様々なセルラーおよびダウンリンク専用ブロードキャストシステム仕様でのファイルコンテンツのダウンロード配信のために指定される。これらは、MBMSと、BCMCSと、DVB−Hと、オープンモバイルアライアンス(OMA:Open Mobile Alliance)Mobile Broadcast Services Enabler Suite(BCAST)とを含む。特に、FLUTEの範囲内で例示的な実施形態を説明したが、例示的な実施形態は、非同期レイヤードコーディング(ALC:Asynchronous Layered Coding)にも適用され得る。
FLUTEプロトコルはALCの特定のトランスポートアプリケーションである。FLUTEプロトコルは、(1)ALCオブジェクト配信セッションフレームワーク上に構築されたファイル配信セッションの定義、(2)ALCセッションのトランスポートパラメータのバンド内信号、(3)配信されたファイルの属性およびソースロケーションのバンド内信号、および(4)セッション内での合成配信のための複数のファイル間の詳細な関係の機能を追加する。一構成では、(3)内で、FDTインスタンスは、ターゲットエリアと他の関連するパラメータとを含むように拡張される。そのような構成では、ファイル属性は、FDTの定義によってFLUTE中で送信され得、それの各インスタンスは、ブロードキャストファイルの識別子、サイズ、コンテンツ符号化方法などの各々など、配信されているブロードキャストファイルの記述子のセットを与える。
図8は、FLUTEパケットを示す図800である。パケットは、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)ヘッダ802と、デフォルトLCTヘッダ804と、LCTヘッダ拡張806と、前方誤り訂正(FEC:forward error correction)ペイロード識別子808と、FLUTEペイロード810とを含む。特定のFLUTEペイロード810はフィルタ情報を含み得る。フィルタ情報は、FLUTEパケット(TOI≠0)内のファイルデータ内、またはFLUTEパケット(TOI=0)内のFDTインスタンス内で搬送され得る。
図9は、FLUTEペイロード810内に含まれる情報を示す図900である。FLUTEペイロード810はターゲットロケーション908を含み得る。ターゲットロケーション908は、コンテンツリファレンス910と、ターゲットロケーション1 912と、論理演算914と、ロケーション要件916とターゲットロケーション2 918との間の選定とによって定義され得る。コンテンツリファレンス910は、ターゲットロケーションが適用されるコンテンツアイテムを識別/指示する。ロケーション要件916は、ターゲットエリア920と、開始時間922と、終了時間924と、持続時間926と、UEが存在する信頼性レベル928と、UEが不在である信頼性レベル930とによって定義され得る。ターゲットロケーション908は、FDTのXML要素「File」の子要素であり得、それのサブパラメータとともに、関連するブロードキャストコンテンツアイテムを受信することが適切/望ましいと考えられるUEの位置に関する基準を表すロケーションフィルタ処理データである。ターゲットロケーション908は、FLUTEペイロード810中で搬送され得る。FLUTEペイロード810がFDTインスタンスを搬送するとき、FLUTEペイロード810は、さらに、FDTインスタンスデータを搬送する。ロケーションフィルタは、UEの過去ロケーション、現在ロケーション、または予想将来ロケーションを指定し得る。
現在、過去、および現在ロケーションによるロケーションフィルタコンテンツの特徴づけ、ならびにターゲットエリア内に常駐するUEの信頼性レベルを含む概要を以下で与える。ブロードキャストコンテンツアイテムに関連する現在ロケーションデータにより、a)コンテンツ送信が緊急(たとえば、これから数分以内)であり、b)コンテンツの有効時間が現在および近い将来をカバーする、指定されたエリア(1つまたは複数の指定されたターゲットロケーション)の近傍に位置するUEによるコンテンツ受信のターゲッティングが可能になる。例示的な使用事例は、今から、たとえば、これから1時間の間にプロモーショングッズについて、1つまたは複数のスターバックス店舗の近くに位置するユーザへのブロードキャスト割引クーポンの配信をターゲッティングしている。別の使用事例は、ハイウェイの特定のセクションでの現在の自動車事故と関係する交通渋滞とに関する(ロケーション固有の)トラフィック警報の配信であり得る。
過去ロケーションデータまたはロケーション履歴は、UE上で維持され、ロケーションフィルタ中のロケーションメトリックに一致するとわかった場合、将来ロケーションの良好な予測子を表し得る。百貨店で定期的に(たとえば、1週間のうちの特定の日/1日のうちの特定の時刻に)買物をし、そのような行動のロケーション履歴がロギングされた人は、将来の、1週間のうちのそれらの同じ日/1日のうちのそれらの同じ時刻の間に同じ店舗によく行く可能性があると見なされ得る。そのような人は、その店舗における関係する販売広告の受信をターゲッティングする良好な候補であり得る。過去ロケーションメタデータは、送られる場合、特定の時間間隔に関連付けられるべきである。
将来ロケーションデータは、送信される場合、関連するターゲットエリア中のロケーションの可能性を判断するために、(UEがユーザの電子カレンダーまたはスケジュール帳へのアクセスを有すると仮定して)UE上のそれらのアプリケーション中のエントリに対して照合されるか、またはユーザの現在の運動速度および進行方向に相関され得る。過去ロケーションと同様に、将来ロケーションをシグナリングするロケーションフィルタは、特定の時間間隔に関連付けられるべきである。
位置ロケーション推定値は、採用される技術(たとえば、全地球測位システム(GPS)、アシスト型GPS(A−GPS:assisted GPS)、および拡張到着時間差(E−TDOA:enhanced time difference of arrival)などの純粋なセルラーベース機構)にかかわらず、確率的結果(たとえば、緯度および経度座標によって与えられる地理的ポイントの半径50フィート内にUEが位置するという75%の信頼性レベル)のみを生じることができる。したがって、ロケーションフィルタにおけるメトリックは、対応するコンテンツを受信するために、ロケーションフィルタにおいて定義されている基準を満足するためにUEが満たすべき最小必要信頼性レベルであり得る。そのターゲット信頼性レベルは、コンテンツ/サービスプロバイダによって設定され得る。
ロケーションターゲッティングをシグナリングするためにFDTインスタンスを使用することの特性は、ロケーションによって受信を選択的にターゲッティングする能力であり、個々のファイルコンテンツは、ロケーションベースダウンロード配信サービスに属する。それにより、サービスプロバイダは、関連するコンテンツが受信のためにターゲッティングされる、そのゾーン内の1つまたは複数のサブエリアを識別することが完全に可能でありながら、あるブロードキャストエリアまたはゾーンにわたるブロードキャストのための単一の発展型MBMS(eMBMS)ユーザサービスをプロビジョニングすることが可能になる。これは、FDTの「File」要素の下にターゲットロケーションパラメータを配置することによって達成される。他方で、ロケーションターゲットが、関連するFDTインスタンスによって記述されるすべてのブロードキャストファイルに適用されるようにするために、ロケーションターゲッティングデータが、FDTの「File Instance」要素の下に配置され得ることに留意されたい。
ロケーションターゲッティングデータに関連するコンテンツファイルの(1つまたは複数の)送信時間を示すメタデータの存在を仮定すると、およびFDTの取得と後続の処理とそのファイルの送信との間の時間差によっては、UEは、(a)ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、すでにダウンロードされたファイルを保持すべきかどうか、(b)ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、送信されるべきファイルをダウンロードすべきかどうか、または(c)ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、部分的に受信したファイルをダウンロードし続けるべきかどうかを判断することができる。(a)では、FDT送信と後続のファイル送信との間の時間間隔は、その全体が、十分に小さいと仮定し、したがって、ファイルが保持されるべきかどうかをデバイスが判断することができるようになる前に、そのファイルが完全に受信されなければならない。(b)では、FDTと後続のファイル送信との間の時間間隔は十分に離れており、したがって、デバイスは、FDTを処理して、後のブロードキャストファイルをデバイスが受信すべきかどうかを判断することができる。(c)では、最初のファイル送信に先行するFDTの受信は破損され得、したがって、ファイルの一部分がダウンロードされる必要があり、繰り返されるFDT送信の取得が成功したときのみ、デバイスは、ファイルの残りをダウンロードし続けるべきかどうかを決定することができる。
コンテンツファイル送信時間の例示的なソースは、FDTの「File」要素の子要素としての、FDT拡張要素「broadcastWindow」である。この場合、ターゲットロケーション情報と同様のファイル送信時間情報は、FDTの構成要素であり、ファイルデータを搬送するセッションにインバンドで送られる。コンテンツファイル送信時間の別の例示的なソースは、MBMSユーザサービス記述データの「Session Description」フラグメントである。
図10は、ユーザサービス記述の下の補助データ要素を示す図1000である。図10に示すように、ユーザサービス記述1008は、属性1014と補助データ記述子1016とを含み得る。属性1014は、ユーザサービス記述の属性(たとえば、サービス識別子)である。補助データ記述子1016は、属性1020と1つまたは複数の補助データURI1024とを含み得る。属性1020は、補助データ記述子1016の属性(たとえば、タイプ、スケジュールフラグメントへの参照、またはセッション記述フラグメントへの参照)である。1つまたは複数の補助データURI1024は、FDTインスタンス内のコンテンツロケーション属性と一致するとき、フィルタ情報を含んでいる1つまたは複数の補助ファイルを識別する。ロケーションターゲッティング情報は、主要なサービスに関連する、特定のタイプの補助データファイルとして搬送され得、それは、MBMSユーザサービス記述などのサービス告知/発見情報中で告知される。サービス告知データ中で「Location_Info」として告知される補助ファイルは、ロケーション固有のブロードキャストサービスとのそれの関連を暗示し、さらに、補助データが同じFLUTEセッション上で主要なサービスにインバンドで搬送されることになることを示す。各補助ファイルは、補助データURI1024に記憶されたそれのファイルURIによって識別される。ファイルURIは、受信機によってFLUTE FDTの「Content−Location」属性と比較されることになる。FDT中の「Content−Location」は、URIの形でFLUTEセッション上で配信されるべき(1つまたは複数の)ファイルオブジェクトを識別する。URI値の一致は、主要なサービスの1つまたは複数のコンテンツファイルに関連するロケーションフィルタ処理データを含んでいるFLUTEセッション中の対応するファイルオブジェクトを識別する。
ロケーションフィルタデータを表すFLUTEセッション中の1つまたは複数のファイルオブジェクトのセットを識別した後、主要なサービスの(1つまたは複数の)コンテンツファイルへのこれらのロケーションフィルタ間のマッピングが判断され得る。補助データファイル中の各ロケーションフィルタは、(1つまたは複数の)値がユーザサービスに属する(1つまたは複数の)コンテンツアイテムの(1つまたは複数の)ファイルURIに対して照合され得る1つまたは複数のコンテンツリファレンス910を含み得るので、コンテンツリファレンス910によりこの相関が可能になる。ロケーション依存サービスの場合、マッピングは、フィルタが適用されるサービスの1つまたは複数であるコンテンツアイテムに各ロケーションフィルタをバインドする手段を与える。
図11は、第2の例示的な方法を説明するための図1100である。第2の例示的な方法では、UE1102は、eNB1104を通して、BM−SC1103とのサービス告知セッションを始める。セッション中に、UE1102は、ユーザサービスバンドル記述1106とフィルタ記述メタデータフラグメント1115とを受信する。ユーザサービスバンドル記述1106は、ユーザサービスバンドル記述1106に関連するすべてのサービスについてのフィルタ情報、特定のサービスに関連するすべてのコンテンツアイテムについてのフィルタ情報、または1つまたは複数のサービスに関連する1つまたは複数の個別コンテンツアイテムについてのフィルタ情報を含むフィルタ記述メタデータフラグメント1115に関連付けられる。フィルタ記述メタデータフラグメント1115が特定のブロードキャストについてのフィルタ情報(すなわち、1つの個別コンテンツアイテム)を含むとき、フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、さらに、特定のブロードキャストに関連する識別子を含み得る。ブロードキャストはファイルまたはストリームであり得る。ブロードキャストファイルまたはストリームは、ブロードキャストまたはマルチキャストに関連付けられ得る。
フィルタ情報が、ユーザサービスバンドル記述1106に関連するすべてのサービスについてのものであるか、または特定のサービスに関連するすべてのコンテンツアイテムについてのものである場合、UEは、フィルタ情報に関連する1つまたは複数の基準がいつ満たされるかを判断し、フィルタ情報に関連する基準が満たされるとき、UEは、フィルタ情報に関連するサービスのためのすべてのブロードキャスト1108を受信する。たとえば、サービスA、B、およびCがあり、フィルタ情報がサービスCに関連付けられると仮定する。フィルタ情報に関連する基準が満たされるとき、UEはサービスCに関連するすべてのブロードキャストを受信する。
フィルタ情報が個別コンテンツアイテムに関連付けられる(すなわち、フィルタ情報がサービスレベルではなくコンテンツレベルにある)場合、UE1102がブロードキャスト1108を受信するとき、UE1102は、受信したブロードキャスト1108に関連する識別子を判断し、ターゲットロケーション記述メタデータフラグメント1115中で受信したブロードキャスト1108の識別子をルックアップする。フィルタ情報がターゲットロケーション情報を含む場合、UE1102は、受信したブロードキャスト1108に関連するターゲットエリアを判断する。ターゲットエリアに基づいて、UE1102は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかを判断する。基準が満たされる場合、UE1102は、(1110において)ブロードキャスト1108に関係する情報をUE1102のユーザに与えるために、受信したブロードキャスト1108を保持する。そうではなく、基準が満たされない場合、UE1102は、(1110において)ブロードキャスト1108に関係する情報をUE1102のユーザに与えることなく、受信したブロードキャスト1108を削除する。
基準が満たされるかどうかを判断するために、UE1102はそれのロケーションを判断する。ロケーションは、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションであり得る。図8に関して説明した例示的な方法と同様に、判断されたロケーションに基づいて、UE1102は、基準が満たされるかどうかを判断することができる。フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、ターゲットエリアに関連する時間をさらに含み得る。そのような構成では、基準は時間に関連付けられる。たとえば、フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、持続時間、開始時間、および終了時間を含み得、基準は、開始時間と終了時間との間に持続時間以上の時間期間の間UE1102がターゲットエリア内に前に位置していたか、または現在位置している場合に満たされ得る。フィルタ記述メタデータフラグメント1115が、開始時間と終了時間とだけを含み、持続時間を含まない場合、基準は、開始時間が開始する時間と終了時間が終了する時間との間にUE1102がターゲットエリア内に前に位置していたか、または現在位置している場合に満たされ得る。フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、UE1102が時間に基づいてターゲットエリアに位置していたか、位置しているか、または位置することになる存在信頼性レベルと、UE1102が時間に基づいてターゲットエリアに位置していなかったか、位置していないか、または位置していないことになる不在信頼性レベルとをさらに含み得る。存在信頼性レベルは、UE1102がターゲットエリア中にある前の存在、現在の存在、または将来の存在の信頼性レベルである。不在信頼性レベルは、UE1102がターゲットエリアに前に不在であったか、現在不在であるか、または不在になることになる信頼性レベルである。基準は、存在信頼性レベルと不在信頼性レベルとに関連付けられ得る。存在信頼性レベルおよび不在信頼性レベルは、UE1102が将来の時間期間内にターゲットエリア内にある可能性があるかどうかを判断する際に有用であり得る。UE1102が将来の時間期間内にターゲットエリア内にある可能性があり、その可能性が存在信頼性レベルよりも大きく、および/またはその不可能性が不在信頼性レベルよりも小さいとき、基準は満たされ得、したがって、ターゲットエリアに関連するブロードキャストが処理され、ブロードキャストに関連する情報がUE1102のユーザに与えられ得る。
フィルタ記述メタデータフラグメント1115内のターゲットエリアは、1つまたは複数のターゲットエリアであり得る。ターゲットエリアの各々は、特定のeNBに関連するセル識別子、郵便番号または郡名など、物理的エリアの境界を定義する識別子、あるいは場合によっては、半径および緯度および経度、複数の緯度および経度、道路名など、物理的エリアの境界を定義するデータであり得る。ユーザサービスバンドル記述1106およびフィルタ記述メタデータフラグメント1115は、FLUTEサービス告知セッション中で受信され得る。フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに含み得る。そのような構成では、基準が満たされることは、論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく。追加のターゲットエリアと論理演算とを含むことによって、基準は、たとえば、指定された時間期間中にUE1102が必須の持続時間の間ターゲットエリアXまたはターゲットエリアY内にある場合に満たされ得る。
フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、さらに、特定のブロードキャストが送信されることになる時間(たとえば、送信スケジュール)を含み得る。フィルタ記述メタデータフラグメント1115が、特定のブロードキャストが送信されることになる時間を含むとき、UE1102は、特定のブロードキャストがいつ送信されることになるのかを判断し、基準が満たされないかどうかに基づいてブロードキャストを無視すること(たとえば、それの受信機をオフにするか、それの受信機をオンにすることを控えること)が可能である。したがって、UE1102は、eNB1104を通してBM−SC1103とのサービス告知セッションを始める。セッション中に、UE1102は、ユーザサービスバンドル記述1106とフィルタ記述メタデータフラグメント1115とを受信する。フィルタ記述メタデータフラグメント1115は、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含み得る。UE1102は、(1112において)それのロケーションを判断し、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断する。基準が満たされる場合、UE1102は、eNB1104を通してBM−SC1103とのユーザデータセッションを始め、ブロードキャスト1108を受信する。基準が満たされない場合、UE1102は、ブロードキャスト1108を受信しないようにそれの受信機をオフにするか、またはそれの受信機をオンにすることを控えるか、あるいはさもなければブロードキャスト1108を復号するか、またはそれをさらに復号するのを控えることによってブロードキャスト1108を無視する。
ブロードキャストサービスのロケーションベースターゲッティングは、ユーザサービスバンドル記述1106に関連するフィルタ記述メタデータを通して可能になり得る。ユーザサービスバンドル記述1106について、図12および図13に関して以下で説明する。
図12は、第1の例示的なユーザサービスバンドル記述1202を示す図1200である。MBMSユーザサービスバンドル記述1202は、少なくとも1つのユーザサービス記述インスタンス1206を含み、前方誤り訂正(FEC:forward error correction)修復ストリーム記述1204を参照し得る。ユーザサービス記述インスタンス1206は、少なくとも1つの配信方法記述インスタンス1208と少なくとも1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1218とを含む。少なくとも1つの配信方法記述インスタンス1208は、1つのセッション記述インスタンス1212を参照し、関連配信プロシージャ記述インスタンス1210を参照し得、セキュリティ記述インスタンス1214を参照し得る。少なくとも1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1218は、1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1220を参照し、それ自体が、1つまたは複数の初期化セグメント記述インスタンス1222を参照し得る。ユーザサービス記述インスタンス1206は、(1234において)少なくとも1つのフィルタ記述インスタンス1216を参照し得る。各フィルタ記述インスタンス1216は、それ自体、(1232において)少なくとも1つのユーザサービス記述インスタンス1206を参照し得る。さらに、ユーザサービスバンドル記述1202は、(1230において)フィルタ記述インスタンス1216を参照し得る。
フィルタ記述インスタンス1216が、ユーザサービスバンドル記述1202に関連するすべてのサービスに適用されると、ユーザサービスバンドル記述1202は、フィルタ記述インスタンス1216への参照1230を含み得る。ユーザサービスバンドル記述1202は、ユーザサービスバンドル記述1202に関連するサービスごとにユーザサービス記述インスタンス1206を含む。特定のユーザサービス記述インスタンス1206は、1234において、フィルタ記述インスタンス1216を参照し得、したがって、フィルタ記述インスタンス1216に関連する(1つまたは複数の)ターゲットロケーションは、特定のユーザサービス記述インスタンス1206のすべてのコンテンツに適用される。フィルタ記述インスタンス1216が特定のサービスのための個別コンテンツアイテムに適用されると、フィルタ記述インスタンス1216は、特定のユーザサービス記述インスタンス1206への1つまたは複数の参照1232を含み、個別コンテンツアイテムの各々に関連する識別子を含む。これは、フィルタ記述子インスタンス1216中に存在する同じロケーション基準が、参照されるユーザサービス記述インスタンス1206の各々の中の指名されたコンテンツ識別子に適用されることを意味する。
上記で説明したように、フィルタ記述インスタンス1216は、ユーザサービスバンドル記述1202に関連するすべてのサービスについてのロケーションターゲット情報、特定のユーザサービス記述インスタンス1206に関連するすべてのコンテンツについてのロケーションターゲット情報、またはユーザサービス記述インスタンス1206に関連する1つまたは複数の個別コンテンツアイテムについてのロケーションターゲット情報を与え得る。フィルタ記述インスタンス1216がコンテンツレベルロケーションターゲット情報を与えると、フィルタ記述インスタンス1216は、さらに、関連するブロードキャストの送信時間をもつ送信スケジュールを含み得る。代替的に、フィルタ記述インスタンス1216は送信スケジュール1270を参照し得る。フィルタ記述インスタンス1216は、追加または代替として、ユーザプロファイルまたは選好情報、デバイスプロファイルデータ、あるいはアプリケーション固有属性を含み得る。
代替的に、フィルタ情報は、セッション記述インスタンス1212中に含まれ得る。フィルタ情報がフィルタ記述またはセッション記述に配置されているかどうかにかかわらず、UEは、そのような更新のためのブロードキャストユーザサービス告知チャネルを監視すべきときを知る手段を必要とし得る。これは、サービス告知情報にロケーションターゲッティングおよび/または他のサービス更新の通知を与える別個の専用ブロードキャスト通知チャネルを採用することによって行われ得る。UEは、そのような通知チャネルを常に監視することが予想され得る。代替的に、サービス告知メタデータフラグメントに対して満了時間が定義される。フィルタ記述フラグメントの場合、満了時間は、それの「validity time」パラメータによって与えられる。セッション記述インスタンスの場合、それの有効性の満了は、SDPベース記述中の「t=」行のstop−timeによって与えられる。
セッション記述情報の存在を仮定すれば、それらの表現のためにセッション記述プロトコル(SDP)シンタックスの使用を仮定すると、SDP属性は、ロケーションターゲッティングパラメータを含むように拡張され得る。SDPのための1次拡張機構である属性機構(「a=」)は、特定のアプリケーションまたはメディアのためのSDPを調整するために使用され得る。ロケーションターゲッティングのサポートは、MBMS USD/Aメタデータフラグメントのセッション記述の拡張を通して与えられ得る。
SDP中の指定された拡張機構は、上記のように、属性機構を介したものであり得、session−levelまたはmedia−level属性、あるいはその両方に適用可能であり得る。一態様では、session−level属性のみが適用される。3つの属性拡張が定義され得る。
(1)第1の属性拡張は、ブロードキャストの場合、ダウンロード(すなわち、ファイル)配信を定義し得、したがって、セッション記述は、FLUTE/ALCセッション、1つまたは複数のコンテンツアイテムの識別子のリスト、またはFLUTEセッション中で搬送されるファイルに関する。後続のシンタックスは、SDP属性機構を使用してそのようなコンテンツ識別情報を以下のように表し得る。
a=content−id:<number−content−items><content_id−1>…<content_id−N>・ <number−content−items>は、このFLUTEセッション中に配信されるコンテンツアイテムの数を示す。ゼロの値は、このセッション記述において定義されるロケーションフィルタが、個別コンテンツアイテムとは反対に、サービス全体に関することを示す。
・ <content_id−X>は、コンテンツごとのロケーションフィルタをそのコンテンツアイテムに関連付けるためにコンテンツ識別子を表す英数字列である。
(2)第2の拡張は、構成要素ロケーションフィルタについてのロケーション情報を搬送する属性を定義し得る。「a=<attribute>:<value>」構造のvalueパラメータは、ロケーションフィルタ識別情報および基準を表す値のN組(N-tuple)のセットを備える。特に、後続のシンタックスは、SDP属性機構を使用して構成要素ロケーションフィルタを以下のように表すために使用され得る。
a=componentlocationfilter:<locfilter−id><target area−type><target area><start−time><end−time><confidence level>/<keyword>・ 属性名componentlocationfilterは、この属性の値によって表される構成要素ロケーションフィルタの表現を示す。
・ <locfilter−id>は、全ロケーションフィルタを構成する際の構成要素ロケーションフィルタを識別する。
・ <target area−type>は、<target area>中のロケーション情報のタイプを定義するテキスト列である。このIDF中で3つの値、「cellID」、「zipcode」、および「ellipsoid point with uncertainty radius(不確実な半径をもつエリプソイドポイント)」が定義される。
・ <target area>は、示されたターゲットエリアタイプの英数字列表現である。
○ <target area−type>=cellIDの場合、3GPPセル識別子の場合には、セル識別情報(CI:Cell Identity)またはセルグローバル識別情報(CGI:Cell Global Identification)が使用される。他の表記法は、非3GPPセル識別子に対して適用される。
〇 5桁の郵便番号、または9桁のジップ+4コード。
〇 エリプソイドポイント(原点)の(緯度,経度)座標と半径「r」とを備えるカンマ区切り値(CSV:comma-separated value)。
・ <start−time>は、ロケーションフィルタの評価のための時間期間の開始を表すNTPタイムスタンプである。
・ <end−time>は、ロケーションフィルタの評価のための時間期間の終了を表すNTPタイムスタンプである。
・ <confidence level>/<keyword>は、2つのサブ属性のペアリングである。第1のエントリは、UEが継続時間に基づいてターゲットエリアに位置していたか、位置しているか、または位置することになるターゲット信頼性レベルを表す。このパラメータの値範囲は0から1にわたる。第2のエントリは、present(存在)またはabsent(不在)のどちらかの単語によって与えられ、ターゲットロケーションおよび時間パラメータに関する信頼性レベルメトリックが適用されるべきUEの存在状態または不在状態を示す。
locationfilter属性行のうちの1つまたは複数はSDP中に存在し得、各々が、属性の値によって与えられるロケーションターゲッティングパラメータの一意のセットを定義する。以下の記述は、複数のロケーションフィルタエントリがSDP中に現れるときの使用について説明する。
(3)第3の属性拡張は、サービスレベルまたは個別コンテンツアイテムレベルのいずれかにおいて全ロケーションフィルタをシグナリングし得る。「a=<attribute>:<value>」表記法を使用すると、<attribute>=locationfilterであり、<value>はN組の<content−id>と<expression>とを備える。非ゼロ値をもつ<content−id>は、全ロケーションフィルタが適用されるコンテンツアイテムを識別し、<expression>は、関連するコンテンツアイテムについての全ロケーションターゲッティング情報を定義する1つまたは複数の構成要素ロケーションフィルタの論理組合せである。ゼロ値をもつ<content−id>は、全ロケーションフィルタが適用されるサービスを識別する。
ブロードキャストサービスの個別コンテンツアイテムによってロケーションターゲッティングを定義するためにSDPシンタックスを使用して能力が制限され得る。これは、SDPの公称タイミングパラメータ、たとえば、「t=」行を利用することになる。タイミングパラメータの公称シンタックスは、t=<start−time><stop−time>によって与えられ得、したがって、「t=」行は、セッションの開始時間と停止時間とを指定し、複数の不規則に離間した時間間隔にセッションがアクティブであることを示すために複数のそのような行が使用され得、追加の各「t=」行は、セッションがアクティブになることになる追加の時間期間を指定する。
SDP中で上記の固有のタイミング能力が使用され得、したがって、各「t=」行は、親サービス中のコンテンツアイテムのうちの1つの送信時間として定義される。たとえば、異なる時間に送られる10個の異なる広告を含んでいるブロードキャスト広告サービスは、SDP中に10個の「t=」行を有することになり、各行は、それらの広告のうちの1つの特定の送信スケジュールを定義する。SDP中のタイミングパラメータのそのような使用は、コンテンツアイテムのブロードキャスト送信を受信することをUEが予想することができる厳密な一意の時間間隔を表し、これは、UEが、必要であればそうする準備ができている必要があり、その後直ちに電源切断し、後続のコンテンツアイテムがロケーションフィルタ処理の観点から重要でない限りその状態にとどまることを意味する。これらの「t=」行の特殊な意味を確立するために、親サービスの各インスタンスは、一意の専用セッション(たとえば、ダウンロード配信ベースサービスのためのFLUTEセッション)に関連付けられ得る。言い換えれば、このブロードキャストサービスは、他のブロードキャストサービスと共有されるFLUTEセッション上で送られないことがある。さらに、前に説明したロケーションフィルタとそれらのフィルタ上の(随意の)論理演算とを組み合わせて、各ロケーション固有コンテンツアイテムは、特定の配信ウィンドウならびにロケーションフィルタルールでタグ付けされ得る。ロケーションターゲッティングをサポートする例示的なSDP記述は、以下のように表現され得る。
Figure 0006316906
上記で説明したようにロケーションターゲッティングを搬送するためにSDPを使用することの1つのさらなる制限は、それがUSD/AメタデータとしてUEに送られると、ロケーションベースサービスの個別コンテンツの送信スケジュールがSDP記述の有効性持続時間の間固定のままであるということであり得る。セッション記述フラグメントを再送することは他のメタデータフラグメントを再送することを必要とし、非効率的なネットワークリソース/帯域幅であるので、SDP記述を後になって変更することは実現可能でないことがある。
図13は、第2の例示的なユーザサービスバンドル記述1302を示す図1300である。MBMSユーザサービスバンドル記述1302は、少なくとも1つのユーザサービス記述インスタンス1306を含み、FEC修復ストリーム記述1304を参照し得る。ユーザサービス記述インスタンス1306は、少なくとも1つの配信方法記述インスタンス1308と、少なくとも1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1318と、1つのスケジュールインスタンス1346とを含み得る。少なくとも1つの配信方法記述インスタンス1308は、1つのセッション記述インスタンス1312を参照し、関連配信プロシージャ記述インスタンス1310を参照し得、セキュリティ記述インスタンス1314を参照し得る。少なくとも1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1318は、1つのメディアプレゼンテーション記述インスタンス1320を参照し、それ自体が、1つまたは複数の初期化セグメント記述インスタンス1322を参照し得る。スケジュールインスタンス1346はスケジュール記述インスタンス1348を参照する。スケジュール記述インスタンス1348はフィルタ情報を含み得る。
図14は、ユーザサービス記述の下のスケジュール要素を示す図1400である。ユーザサービス記述1408は、属性1414とスケジュール1416とを含み得る。スケジュール1416は、スケジュール記述1418を含み得、スケジュール記述1418は、ファイルスケジュール1420を含み得る。ファイルスケジュール1420は、ファイルURI1422と、配信情報1424と、フィルタ情報1426とを含み得る。配信情報1424は、開始時間1428と終了時間1430とを含み得る。
スケジュール記述インスタンスは、ユーザサービスのアクティブセッションの送信スケジュールを搬送し、ファイルダウンロードサービスの場合、個々のファイルオブジェクトは関連するユーザサービスに属し得る。告知された送信スケジュールは、ダウンロード配信サービスのファイルに対応する。UEは、スケジュール記述インスタンス中のファイル配信スケジュールと関連補助情報とに基づいて受信すべきいくつかのファイルを選定し得る。ファイルスケジュール情報は、それのファイルURIによって識別されるサービスの個々のコンテンツファイルの開始送信時間と終了送信時間とによって定義される。追加のフィルタ処理メタデータは、スケジュールに関連するコンテンツファイルの記述を含み得る。ロケーション依存ファイルダウンロードサービスの選択的ダウンロードをサポートするために、補助フィルタ処理情報はターゲットロケーション情報であり得る。
図15は、ワイヤレス通信の第1の方法のフローチャート1500である。本方法は、UE702/1102などのワイヤレスデバイスによって実行される。本方法によれば、ステップ1502において、UEは、第1のセッション(たとえば、ユーザデータセッションまたはサービス告知セッション)中で複数のデータセットを受信する。データセットの各データセットは、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを含む。ステップ1504において、UEは、第2のセッション中でブロードキャストと、ブロードキャストに関連する識別子とを受信する。ステップ1506において、UEは、受信したブロードキャストとともに受信した識別子に基づいて受信したブロードキャストに関連するターゲットエリアまたはロケーションフィルタ処理ルールを関係する内部知識に対して評価する。ステップ1508において、UEは、UEの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断する。ステップ1510において、UEは、次いで、ターゲットエリアと判断されたロケーションとに関連する1つまたは複数の基準が満たされるかどうかに基づいて受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断する。
たとえば、図7に関して上記で説明したように、UE702は、ブロードキャストファイル708とブロードキャストファイルに関連する識別子とを受信し得る。UE702は、フィルタ情報中で、受信したブロードキャストファイルの識別子をルックアップし、受信したブロードキャストファイルに関連するターゲットエリアを判断し得る。UEは、UEの前ロケーション、現在ロケーション、または将来ロケーションを判断する。したがって、ターゲットエリアと判断されたロケーションとに基づいて、UE702は、ターゲットエリアと判断されたロケーションとに関連する1つまたは複数の基準が満たされるかどうかを判断する。基準が満たされる場合、UE702は、ブロードキャストファイル708に関係する情報をUE702のユーザに与えるために、受信したブロードキャストファイル708を保持する。そうではなく、基準が満たされない場合、UE702は、ブロードキャストファイル708に関係する情報をUE702のユーザに与えることなく、受信したブロードキャストファイル708を削除する。
上記で説明したように、各データセットは、識別子とターゲットエリアとを含み得る。各データセットは、さらに、データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスを含み得る。一構成では、各データセットは、開始時間、終了時間、持続時間、開始時間と終了時間との間の持続時間の間にUEがターゲットエリア中に存在する信頼性レベル、および/または開始時間と終了時間との間の持続時間の間にUEがターゲットエリアに不在である信頼性レベルなどの追加のパラメータを含む。一構成では、UEは、UEの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断し得る。そのような構成では、基準評価は、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づき得る。各データセットは、さらに、ターゲットエリアに関連する時間を含み得、基準は時間に関連付けられ得る。一構成では、各データセットは、持続時間をさらに含み得、時間は、ターゲットエリアに関連する開始時間と終了時間とを含み、基準は、開始時間と終了時間との間に持続時間以上の時間の間UEがターゲットエリアに前に位置していたか、位置しているか、または位置することになるときに満たされ得る。そのような構成では、各データセットは、UEが時間に基づいてターゲットエリアに位置していたか、位置しているか、または位置することになる存在信頼性レベルと、UEが時間に基づいてターゲットエリアに位置していなかったか、位置していないか、または位置していないことになる不在信頼性レベルとをさらに含み得る。そのような構成では、基準は、存在信頼性レベルと不在信頼性レベルとに関連付けられる。UEが指定された持続時間の間ターゲットエリア内に位置することになる存在信頼性レベルおよび不在信頼性レベルは、UEの前の履歴および/または現在のイベントと、UEがターゲットエリア中にあった前のイベントとの比較に基づき得る。
ターゲットエリアは、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子(たとえば、郵便番号、郡名)、または物理的エリアの境界を定義するデータ(たとえば、緯度、経度、半径、道路名、または物理的境界を定義する他のデータパラメータ)であり得る。第1の構成では、第1および第2のセッションは同じFLUTEユーザデータセッションであり得、複数のデータセットは、FDTインスタンス中に含まれ得るか、またはFLUTEパケットにマッピングされ得、識別子は、送信オブジェクト識別子(TOI)であり得る。第2の構成では、第1のセッションはFLUTEサービス告知セッションであり得、第2のセッションはFLUTEユーザデータセッションであり得る。第2の構成では、複数のデータセットは、MBMSユーザサービス発見/告知中に、ユーザサービスバンドル記述1106/1202/1302に関連する1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンス中で受信され得る。1つのサブ構成では、1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスは、ユーザサービスバンドル記述1106/1202/1302に関連するフィルタ記述インスタンス(たとえば、1216、1426)を含み得る。フィルタ記述インスタンスは、ユーザサービスバンドル記述に関連するスケジュールインスタンスに属し得る。別のサブ構成では、1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスは、ユーザサービスバンドル記述1106/1202に関連するセッション記述インスタンス1212を含み得る。各データセットは、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子(たとえば、AND、OR、NOT)とをさらに含み得、基準が満たされることは、論理演算子に応じてターゲットエリアと少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づき得る。受信したブロードキャストは、ブロードキャスト全体の一部分であり得る。そのような構成では、UEは、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断し得る。
図16は、ワイヤレス通信の第2の方法のフローチャート1600である。本方法は、UE702/1102などのワイヤレスデバイスによって実行される。第2の方法によれば、ステップ1602において、UEは、セッション中でデータセットを受信する。データセットは、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含む。ステップ1604において、UEは、それのロケーションを判断する。ステップ1606において、UEは、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて1つまたは複数の基準が満たされるかどうかを判断する。ステップ1608において、UEは、1つのまたは複数の基準が満たされるときのみ、セッション中でデータセットに関連するブロードキャストを受信する。したがって、1つまたは複数の基準が満たされないとき、UEはブロードキャストを受信することを控える。
各データセットは、さらに、データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスを含み得る。一構成では、ロケーションは、UEの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションであって、基準評価は、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づく。一構成では、データセットは、ターゲットエリアに関連する時間をさらに含み、基準は時間に関連付けられる。一構成では、データセットは、持続時間をさらに含み、時間は、ターゲットエリアに関連する開始時間と終了時間とを含み、基準は、開始時間と終了時間との間に持続時間以上の時間の間UEがターゲットエリアに前に位置していたか、または位置しているときに満たされる。別の構成では、データセットは、UEが時間に基づいてターゲットエリアに位置していたか、位置しているか、または位置することになる存在信頼性レベルと、UEが時間に基づいてターゲットエリアに位置していなかったか、位置していないか、または位置していないことになる不在信頼性レベルとをさらに含み、基準は、存在信頼性レベルと不在信頼性レベルとに関連付けられる。
一構成では、ターゲットエリアは、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子、または物理的エリアの境界を定義するデータである。第1の構成では、セッションはFLUTEユーザデータセッションであり、データセットは、FDTインスタンス中に含まれ得るか、または1つまたは複数のFLUTEパケットにマッピングされる。第2の構成では、セッションは、FLUTEサービス告知セッションである。第2の構成では、データセットは、MBMSユーザサービス発見/告知中に、ユーザサービスバンドル記述1106/1202/1302に関連する1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンス中で受信され得る。1つのサブ構成では、1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスは、ユーザサービスバンドル記述1106/1202/1302に関連するフィルタ記述インスタンス(たとえば、1216、1426)を含み得る。フィルタ記述インスタンスは、ユーザサービスバンドル記述に関連するスケジュールインスタンスに属し得る。別のサブ構成では、1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスは、ユーザサービスバンドル記述1106/1202に関連するセッション記述インスタンス1212を含み得る。一構成では、データセットは、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに含み、基準が満たされることが、論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく。
図17は、例示的な装置1701の機能を示す概念ブロック図1700である。本装置は、FDTインスタンスとブロードキャストファイルとを受信するように構成されたFDTおよびブロードキャスト受信モジュール1702を含む。第1の構成では、FDTおよびブロードキャストファイル受信モジュール1702は、セッション中で複数のデータセットを受信するように構成され得る。データセットの各データセットは、ブロードキャストファイルに関連する識別子とターゲットエリアとを含む。さらに、FDTおよびブロードキャストファイル受信モジュール1702は、セッション中でブロードキャストファイルとブロードキャストファイルに関連する識別子とを受信するように構成され得る。本装置は、受信したブロードキャストファイルとともに受信した識別子に基づいて、受信したブロードキャストファイルに関連するターゲットエリアを判断するように構成され得るファイル配信テーブル処理モジュール1704をさらに含む。本装置は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、受信したブロードキャストファイルを保持すべきかどうかを判断するように構成され得るブロードキャストファイル処理モジュール1710をさらに含む。本装置は、本装置の前ロケーション、現在ロケーション、または将来ロケーションを判断するように構成されたロケーション判断モジュール1706をさらに含み得る。基準は、前ロケーション、現在ロケーション、または将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づく。
本装置は、上述の図15のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述の図15のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
第2の構成では、FDTおよびブロードキャストファイル受信モジュール1702は、セッション中でデータセットを受信するように構成され得る。データセットは、ブロードキャストファイルに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストファイルが送信されることになる時間とを含む。本装置は、本装置のロケーションを判断するように構成され得るロケーション判断モジュール1706をさらに含む。本装置は、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断するように構成され得るブロードキャストファイル処理モジュール1710をさらに含む。FDTおよびブロードキャストファイル受信モジュール1702はまた、基準が満たされるときのみ、セッション中でデータセットに関連するブロードキャストファイルを受信するように構成され得る。
本装置は、上述の図16のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述の図16のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図18は、処理システム1814を採用する装置1701’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。処理システム1814は、バス1824によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1824は、処理システム1814の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1824は、プロセッサ1804によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1702、1704、1706、1710と、コンピュータ可読媒体1806とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1824はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
処理システム1814はトランシーバ1810に結合され得る。トランシーバ1810は、1つまたは複数のアンテナ1820に結合される。トランシーバ1810は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム1814は、コンピュータ可読媒体1806に結合されたプロセッサ1804を含む。プロセッサ1804はまた、コンピュータ可読媒体1806に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1804によって実行されたとき、処理システム1814に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1806はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1804によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1702、1704、1706、および1710のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1804中で動作するか、コンピュータ可読媒体1806中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1804に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1814は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
第1の構成では、ワイヤレス通信のための装置1701/1701’は、第1のセッション中で複数のデータセットを受信するための手段を含む。データセットの各データセットは、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを含み得る。本装置は、第2のセッション中でブロードキャストと、ブロードキャストに関連する識別子とを受信するための手段と、受信したブロードキャストとともに受信した識別子に基づいて、受信したブロードキャストに関連するターゲットエリアを判断するための手段と、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断するための手段とをさらに含む。本装置は、本装置の前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断するための手段をさらに含み得る。基準評価は、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づき得る。
一構成では、第1のFLUTEセッションと第2のFLUTEセッションとは同じセッションであり得、同じセッションはFLUTEユーザデータセッションであり得る。複数のデータセットは補助データFLUTEパケットであり得、識別子はTOIであり得る。本装置は、FLUTEサービス告知セッション中でメタデータを受信するための手段をさらに含み得る。メタデータは、補助データFLUTEパケット中で複数のデータセットを見つけるための情報を与える。受信したブロードキャストは、ブロードキャスト全体の一部分であり得る。そのような構成では、本装置は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断するための手段をさらに含み得る。
第2の構成では、ワイヤレス通信のための装置1701/1701’は、セッション中でデータセットを受信するための手段を含む。データセットは、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含み得る。本装置は、本装置のロケーションを判断するための手段と、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断するための手段と、基準が満たされるときのみ、セッション中でデータセットに関連するブロードキャストを受信するための手段とをさらに含み得る。
上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置1701の上述のモジュールおよび/または装置1701’の処理システム1814のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1814は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
図19は、例示的な装置1901の機能を示す概念ブロック図1900である。本装置は、ユーザサービスバンドル記述およびブロードキャストを受信するように構成され得るユーザサービスバンドル記述およびブロードキャスト受信モジュール1902を含む。第1の構成では、ユーザサービスバンドル記述およびブロードキャスト受信モジュール1902は、第1のセッション中で複数のデータセットを受信するように構成され得る。データセットの各データセットは、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを含む。さらに、ユーザサービスバンドル記述およびブロードキャスト受信モジュール1902は、第2のセッション中でブロードキャストとブロードキャストに関連する識別子とを受信するように構成され得る。本装置は、受信したブロードキャストとともに受信した識別子に基づいて、受信したブロードキャストに関連するターゲットエリアを判断するように構成され得るユーザサービスバンドル記述処理モジュール1904をさらに含む。本装置は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断するように構成され得るブロードキャスト処理モジュール1910をさらに含む。本装置は、本装置の前ロケーション、現在ロケーション、または将来ロケーションを判断するように構成されたロケーション判断モジュール1906をさらに含み得る。基準は、前ロケーション、現在ロケーション、または将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づく。
本装置は、上述の図15のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述の図15のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
第2の構成では、ユーザサービスバンドル記述およびブロードキャスト受信モジュール1902は、セッション中でデータセットを受信するように構成され得る。データセットは、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含む。本装置は、本装置のロケーションを判断するように構成され得るロケーション判断モジュール1906をさらに含む。本装置は、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断するように構成され得るブロードキャスト処理モジュール1910をさらに含む。ユーザサービスバンドル記述およびブロードキャスト受信モジュール1902はまた、基準が満たされるときのみ、セッション中でデータセットに関連するブロードキャストを受信するように構成され得る。
本装置は、上述の図16のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、上述の図16のフローチャート中の各ステップは、1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図20は、処理システム2014を採用する装置1901’のためのハードウェア実装形態の例を示す図である。処理システム2014は、バス2024によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2024は、処理システム2014の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス2024は、プロセッサ2004によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1902、1904、1906、1910と、コンピュータ可読媒体2006とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス2024はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
処理システム2014はトランシーバ2010に結合され得る。トランシーバ2010は、1つまたは複数のアンテナ2020に結合される。トランシーバ2010は、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム2014は、コンピュータ可読媒体2006に結合されたプロセッサ2004を含む。プロセッサ2004はまた、コンピュータ可読媒体2006に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ2004によって実行されたとき、処理システム2014に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体2006はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2004によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1902、1904、1906、および1910のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ2004中で動作するか、コンピュータ可読媒体2006中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ2004に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2014は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
第1の構成では、ワイヤレス通信のための装置1901/1901’は、第1のセッション中で複数のデータセットを受信するための手段を含む。データセットの各データセットは、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを含み得る。本装置は、第2のセッション中でブロードキャストと、ブロードキャストに関連する識別子とを受信するための手段と、受信したブロードキャストとともに受信した識別子に基づいて、受信したブロードキャストに関連するターゲットエリアを判断するための手段と、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断するための手段とをさらに含む。本装置は、本装置の前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断するための手段をさらに含み得る。基準評価は、前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づき得る。受信したブロードキャストは、ブロードキャスト全体の一部分であり得る。そのような構成では、本装置は、ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断するための手段をさらに含み得る。
第2の構成では、ワイヤレス通信のための装置1901/1901’は、セッション中でデータセットを受信するための手段を含む。データセットは、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと、ブロードキャストが送信されることになる時間とを含み得る。本装置は、本装置のロケーションを判断するための手段と、判断されたロケーションがターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断するための手段と、基準が満たされるときのみ、セッション中でデータセットに関連するブロードキャストを受信するための手段とをさらに含み得る。
上述の手段は、上述の手段によって具陳される機能を実行するように構成された、装置1901の上述のモジュールおよび/または装置1901’の処理システム2014のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム2014は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
以上の説明は、本明細書で説明された様々な態様を、当業者が実行できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレスデバイスの方法であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介した第1のファイル配信において複数のデータセットを受信することであって、前記データセットの各データセットが、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを備える、受信することと、
第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、前記ブロードキャストに関連する識別子とを受信することと、
前記受信したブロードキャストとともに受信した前記識別子に基づいて、前記受信したブロードキャストに関連する前記ターゲットエリアを判断することと、
前記ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断することとを備える、方法。
[C2] 前記ワイヤレスデバイスの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断することであって、前記基準評価は、前記前ロケーション、前記現在ロケーション、または前記予測将来ロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づく、判断することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] 各データセットは、前記データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 各データセットが、前記ターゲットエリアに関連する時間をさらに備え、前記基準が前記時間に関連付けられる、C1に記載の方法。
[C5] 前記ターゲットエリアが、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子、または物理的エリアの境界を定義するデータである、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1のFLUTEセッションと前記第2のFLUTEセッションとが同じセッションであり、前記同じセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記複数のデータセット中の各データセットがFDTインスタンス中に含まれており、前記識別子は、値が0に等しい送信オブジェクト識別子(TOI)である、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1のFLUTEセッションと前記第2のFLUTEセッションとが同じセッションであり、前記同じセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記複数のデータセットが、補助データファイルオブジェクトを搬送するFLUTEパケット中にあり、前記識別子は、値が0に等しくない送信オブジェクト識別子(TOI)であり、前記方法が、FLUTEサービス告知セッション中でメタデータを受信することをさらに備え、前記メタデータが、前記FLUTEパケット中で前記複数の前記データセットを見つけるための情報を与える、C1に記載の方法。
[C8] 前記第1のFLUTEセッションがFLUTEサービス告知セッションであり、前記第2のFLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションである、C1に記載の方法。
[C9] 前記複数のデータセットが、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ユーザサービス発見/告知中に、ユーザサービスバンドル記述に関連する1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンス中で受信される、C8に記載の方法。
[C10] 前記1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連する少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスを備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記ユーザサービスバンドル記述に関連する前記少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスが、1つまたは複数のユーザサービス記述の少なくとも1つのコンテンツアイテムを参照する、C10に記載の方法。
[C12] 前記少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連するスケジュールインスタンスに関連付けられる、C10に記載の方法。
[C13] 前記1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連するセッション記述インスタンスを備える、C9に記載の方法。
[C14] 各データセットが、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに備え、前記基準が前記満たされることが、前記論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく、C1に記載の方法。
[C15] 前記受信したブロードキャストがブロードキャスト全体の一部分であり、前記方法は、前記ターゲットエリアに関連する前記基準が満たされるかどうかに基づいて、前記ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C16] ワイヤレスデバイスの方法であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介したファイル配信においてデータセットを受信することであって、前記データセットが、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと前記ブロードキャストが送信されることになる時間とを備える、受信することと、
前記ワイヤレスデバイスのロケーションを判断することと、
前記判断されたロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断することと、
前記基準が満たされるときのみ、前記FLUTEセッション中で前記データセットに関連する前記ブロードキャストを受信することとを備える、方法。
[C17] 前記ロケーションが、前記ワイヤレスデバイスの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションであって、前記基準評価は、前記前ロケーション、前記現在ロケーション、または前記予測将来ロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づく、C16に記載の方法。
[C18] 各データセットは、前記データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスをさらに備える、C16に記載の方法。
[C19] 前記データセットが、前記ターゲットエリアに関連する時間をさらに備え、前記基準が前記時間に関連付けられる、C16に記載の方法。
[C20] 前記ターゲットエリアが、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子、または物理的エリアの境界を定義するデータである、C16に記載の方法。
[C21] 前記FLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記データセットがFDTインスタンス中に含まれている、C16に記載の方法。
[C22] 前記FLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記データセットが、補助データファイルオブジェクトを搬送する1つまたは複数のFLUTEパケット中にある、C16に記載の方法。
[C23] 前記データセットが、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに備え、前記基準が前記満たされることが、前記論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく、C16に記載の方法。
[C24] ワイヤレス通信のための装置であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介した第1のファイル配信において複数のデータセットを受信するための手段であって、前記データセットの各データセットが、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを備える、受信するための手段と、
第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、前記ブロードキャストに関連する識別子とを受信するための手段と、
前記受信したブロードキャストとともに受信した前記識別子に基づいて、前記受信したブロードキャストに関連する前記ターゲットエリアを判断するための手段と、
前記ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断するための手段とを備える、装置。
[C25] 前記装置の前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断するための手段であって、前記基準評価は、前記前ロケーション、前記現在ロケーション、または前記予測将来ロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づく、判断するための手段をさらに備える、C24に記載の装置。
[C26] 各データセットは、前記データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスをさらに備える、C24に記載の装置。
[C27] 各データセットが、前記ターゲットエリアに関連する時間をさらに備え、前記基準が前記時間に関連付けられる、C24に記載の装置。
[C28] 前記ターゲットエリアが、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子、または物理的エリアの境界を定義するデータである、C24に記載の装置。
[C29] 前記第1のFLUTEセッションと前記第2のFLUTEセッションとが同じセッションであり、前記同じセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記複数のデータセット中の各データセットがFDTインスタンス中に含まれており、前記識別子は、値が0に等しい送信オブジェクト識別子(TOI)である、C24に記載の装置。
[C30] 前記第1のFLUTEセッションと前記第2のFLUTEセッションとが同じセッションであり、前記同じセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記複数のデータセットが、補助データファイルオブジェクトを搬送するFLUTEパケット中にあり、前記識別子は、値が0に等しくない送信オブジェクト識別子(TOI)であり、前記装置が、FLUTEサービス告知セッション中でメタデータを受信するための手段をさらに備え、前記メタデータが、前記FLUTEパケット中で前記複数の前記データセットを見つけるための情報を与える、C24に記載の装置。
[C31] 前記第1のFLUTEセッションがFLUTEサービス告知セッションであり、前記第2のFLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションである、C24に記載の装置。
[C32] 前記複数のデータセットが、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ユーザサービス発見/告知中に、ユーザサービスバンドル記述に関連する1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンス中で受信される、C31に記載の装置。
[C33] 前記1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連する少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスを備える、C32に記載の装置。
[C34] 前記ユーザサービスバンドル記述に関連する前記少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスが、1つまたは複数のユーザサービス記述の少なくとも1つのコンテンツアイテムを参照する、C33に記載の装置。
[C35] 前記少なくとも1つのフィルタ記述インスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連するスケジュールインスタンスに関連付けられる、C33に記載の装置。
[C36] 前記1つまたは複数のメタデータフラグメントインスタンスが、前記ユーザサービスバンドル記述に関連するセッション記述インスタンスを備える、C32に記載の装置。
[C37] 各データセットが、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに備え、前記基準が前記満たされることが、前記論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく、C24に記載の装置。
[C38] 前記受信したブロードキャストがブロードキャスト全体の一部分であり、前記装置は、前記ターゲットエリアに関連する前記基準が満たされるかどうかに基づいて、前記ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断するための手段をさらに備える、C24に記載の装置。
[C39] ワイヤレス通信のための装置であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介したファイル配信においてデータセットを受信するための手段であって、前記データセットが、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと前記ブロードキャストが送信されることになる時間とを備える、受信するための手段と、
前記装置のロケーションを判断するための手段と、
前記判断されたロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断するための手段と、
前記基準が満たされるときのみ、前記FLUTEセッション中で前記データセットに関連する前記ブロードキャストを受信するための手段とを備える、装置。
[C40] 前記ロケーションが、前記装置の前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションであって、前記基準評価は、前記前ロケーション、前記現在ロケーション、または前記予測将来ロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づく、C39に記載の装置。
[C41] 各データセットは、前記データセットが適用される少なくとも1つのコンテンツを示す少なくとも1つのコンテンツリファレンスをさらに備える、C39に記載の装置。
[C42] 前記データセットが、前記ターゲットエリアに関連する時間をさらに備え、前記基準が前記時間に関連付けられる、C39に記載の装置。
[C43] 前記ターゲットエリアが、セル識別子、物理的エリアの境界を定義する識別子、または物理的エリアの境界を定義するデータである、C39に記載の装置。
[C44] 前記FLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記データセットがFDTインスタンス中に含まれている、C39に記載の装置。
[C45] 前記FLUTEセッションがFLUTEユーザデータセッションであり、前記データセットが、補助データファイルオブジェクトを搬送する1つまたは複数のFLUTEパケット中にある、C39に記載の装置。
[C46] 前記データセットが、少なくとも1つの追加のターゲットエリアと論理演算子とをさらに備え、前記基準が前記満たされることが、前記論理演算子に応じて前記ターゲットエリアと前記少なくとも1つの追加のターゲットエリアとに基づく、C39に記載の装置。
[C47] ワイヤレス通信のための装置であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介した第1のファイル配信において複数のデータセットを受信することであって、前記データセットの各データセットが、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを備える、受信することと、
第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、前記ブロードキャストに関連する識別子とを受信することと、
前記受信したブロードキャストとともに受信した前記識別子に基づいて、前記受信したブロードキャストに関連する前記ターゲットエリアを判断することと、
前記ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断することと
を行うように構成された処理システムを備える、装置。
[C48] ワイヤレス通信のための装置であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介したファイル配信においてデータセットを受信することであって、前記データセットが、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと前記ブロードキャストが送信されることになる時間とを備える、受信することと、
前記装置のロケーションを判断することと、
前記判断されたロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断することと、
前記基準が満たされるときのみ、前記FLUTEセッション中で前記データセットに関連する前記ブロードキャストを受信することと
を行うように構成された処理システムを備える、装置。
[C49] ワイヤレスデバイス中のコンピュータプログラム製品であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介した第1のファイル配信において複数のデータセットを受信することであって、前記データセットの各データセットが、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを備える、受信することと、
第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、前記ブロードキャストに関連する識別子とを受信することと、
前記受信したブロードキャストとともに受信した前記識別子に基づいて、前記受信したブロードキャストに関連する前記ターゲットエリアを判断することと、
前記ターゲットエリアに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断することと
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C50] ワイヤレスデバイス中のコンピュータプログラム製品であって、
file delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッションを介したファイル配信においてデータセットを受信することであって、前記データセットが、ブロードキャストに関連するターゲットエリアと前記ブロードキャストが送信されることになる時間とを備える、受信することと、
前記ワイヤレスデバイスのロケーションを判断することと、
前記判断されたロケーションが前記ターゲットエリア内にあるかどうかに基づいて基準が満たされるかどうかを判断することと、
前記基準が満たされるときのみ、前記FLUTEセッション中で前記データセットに関連する前記ブロードキャストを受信することと
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (1)

  1. ユーザ機器(UE)のワイヤレスデバイスの方法であって、
    第1のfile delivery over unidirectional transport(FLUTE)セッション中で複数のデータセットを受信することであって、前記複数のデータセットの各データセットが、ブロードキャストに関連する識別子とターゲットエリアとを備える、受信することと、
    第2のFLUTEセッション中でブロードキャストと、前記ブロードキャストに関連する識別子とを受信することと、
    前記受信したブロードキャストとともに受信した前記識別子に基づいて、前記受信したブロードキャストに関連する前記ターゲットエリアを判断することと、
    前記UEの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションを判断することと、
    前記ターゲットエリアと前記判断されたロケーションとに関連する基準が満たされるかどうかに基づいて、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断することと、
    を備え、
    各データセットは、少なくとも前記ターゲットエリアに関連する開始時間、および終了時間を含み、
    前記基準の評価は、前記開始時間と前記終了時間との間に、前記UEの前ロケーション、現在ロケーション、または予測将来ロケーションが、前記ターゲットエリアにあるかどうかに基づき、
    前記受信したブロードキャストがブロードキャスト全体の一部分であり、前記受信したブロードキャストを保持すべきかどうかを判断することは、前記ターゲットエリアに関連する前記基準が満たされるかどうかに基づいて、前記ブロードキャスト全体の残りの部分を受信すべきかどうかを判断することを備える、
    方法。
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