JP3259522B2 - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JP3259522B2
JP3259522B2 JP13536294A JP13536294A JP3259522B2 JP 3259522 B2 JP3259522 B2 JP 3259522B2 JP 13536294 A JP13536294 A JP 13536294A JP 13536294 A JP13536294 A JP 13536294A JP 3259522 B2 JP3259522 B2 JP 3259522B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放送される文字情報など
のデータを携帯端末で受信し、収拾するシステムに関
し、とくに利用者が希望する情報を簡単に取得する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ、ワードプロセッサなどの
普及、及びこれらの利用の高度化に伴い、各種の情報が
コンピュータで利用しやすい文字コードとして取り扱わ
れる量が増えてきた。文字コードは情報としての記録、
通信に効率的でしかも加工性、応用性にすぐれている利
点があげられる。また、従来、テレビや新聞、書籍に代
表されるマスメディアも従来の情報伝達媒体のみなら
ず、光ディスク、ICカードなどの新しい情報伝達媒体
が登場している。
【0003】通信手段を用いる文字情報を中心としたニ
ュースサービスとして、いわゆるパソコン通信のニュー
スサービスとテレビの文字多重放送があげられる。
【0004】パソコン通信は、有線の電話回線網、携帯
電話などの通信回線を用いて、ディジタルデータのやり
とりを行うシステムである。これは利用者が、パソコン
通信センターに電話をかけることによって利用者のコン
ピュータとパソコン通信センター内のコンピュータが接
続され、このコンピュータどうしが利用者の操作に従っ
てデータのやりとりを行うシステムである。このシステ
ム内でニュース記事を利用者に流すサービスがある。こ
れは利用者が案内に従って希望のニュース記事を引き出
すサービスである。得られた情報は表示装置に表示して
利用する。
【0005】一方、文字多重放送はテレビジョン信号の
あき領域に文字・図形の静止画や楽音情報を多重して送
るサービスである。例えば、特開昭60―46181号公報に
記載されている。利用者はいくつかある番組の中から選
択した番組をテレビ画面上に表示する事によってニュー
スなどを読むことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パソコン通信ではニュ
ース記事などの情報を得るためにはその都度、パソコン
通信センタに電話をかけてコンピュータ同士を接続しな
ければならず、ニュースなど、いつ入るか分からないよ
うな情報に対しては速報性に欠ける。速報性を得ようと
して接続したままにしておくと電話回線を利用している
ために、利用料金が高額になるという欠点がある。
【0007】一方、文字多重放送では、放送という手段
を用いるために利用料金が安く、速報性が高いが、必要
とする情報が細かく設定できないという問題がある。
【0008】本発明の目的は上記課題を解決し、いつで
もどこでもほしいだけの最新の情報を低コストで入手で
きるシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は情報通信システムにおいて、第1の送信手
段から送信されて分類コードが付加された第1の情報を
受信する第1の情報受信手段と、この受信された第1の
情報を表示する表示手段と、この表示された第1の情報
の中から情報が選択されたときにこの選択された情報に
付加された分類コードを抽出する選択手段と、この選択
手段により抽出された分類コードを送信する分類コード
送信手段とを備えた第1の端末と、第2の送信手段から
送信されて第1の情報と対応関係を有する分類コードが
付加された第2の情報を受信する第2の情報受信手段
と、分類コード送信手段から送信された分類コードを受
信する分類コード受信手段と、第2の情報の中から受信
された分類コードに対応する分類コードを有する情報を
選別する情報選別手段と、選別された情報を記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶された情報を表示する表
示手段を備えた第2の端末とを含み、この第2の端末に
第1の端末で選択された情報と同じ分類の情報が記憶さ
れることを特徴とするものである
【0010】
【作用】すなわち、放送手段からは分類コードを付加し
た文字情報等のデータを放送し、携帯端末でその文字情
報等のデータを受信する。携帯端末では情報選別手段に
おいて、別の通信手段から得られた分類コードと一致す
る文字情報等のデータを選別し、記憶手段に記憶または
表示手段に表示する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1及び図2
を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示し
たブロック図である。1は情報送信手段、2は端末、3
は情報受信手段、4は選択手段、5は分類コード送信手
段、6は携帯端末、7は分類コード受信手段、8はデー
タ放送送信手段、9はデータ放送受信手段、10は情報
選別手段、11は記憶手段である。
【0012】また、図2及び図3はデータ放送送信手段
8から送出される信号フォーマットの一例である。ま
ず、図2および図3の説明から先に行い、その後、図1
を用いて動作の説明を行う。
【0013】信号フォーマットはフレームと呼ばれる一
定の長さの信号の繰り返しで構成される。100はその
フレームを示す。一つのフレームの中には一つの記事が
伝送される。その結果、複数の記事情報が次々と送られ
る。このフレーム100の中は複数の信号エリアで構成
される。
【0014】101は同期信号で、受信機で信号を再生
する場合の同期をとるための信号であり、一定期間ごと
にある特定の信号が繰り返される。102は分類コード
であり、あとに続くデータエリアのデータを区別するた
めに用いられる。103はデータエリアである。さらに
分類コード102はいくつかのエリアに分割されてお
り、例えば、大分類111、中分類112、小分類11
3、個別番号114、シリアルナンバー115などであ
る。ここで分類の例をサッカーのスポーツニュース記事
を例にとって記述すると、大分類111ではニュース記
事であることを示す分類コードを記入し、中分類112
ではスポーツ情報を扱う分類を表し、小分類113では
サッカーの記事であることを示す。さらに個別番号11
4ではある日のA、Bの2チームの試合の記事を示す。
さらにシリアルナンバー115ではこの試合に関する記
事についての最初の記事から順に通し番号をつけてい
く。
【0015】一連のニュース記事は時間の経過に従って
発生する。例えば、試合前の先発メンバーの情報から得
点の情報、選手交代の情報、試合結果、勝利チームの監
督インタービューなどのニュース記事が時間の経緯に従
って発生する。この発生にあわせてその都度、例えば文
字情報としてデータ放送送信手段より送信する。従っ
て、決まった時刻にニュース記事が流されるわけではな
い。本実施例は、このうち一つのニュース記事の分類コ
ードをつかめば後に発生するニュース記事を自動的に入
手するシステムである。
【0016】また、図3に示すように分類コードのそれ
ぞれについて誤り訂正コード121、122、123、
124、125を付加したフォーマットも一例としてあ
げられる。このように、誤り訂正コードを付加して送る
と、受信した分類コードの信頼性が向上し、ニュース記
事を取得する確実性が向上する効果がある。
【0017】次に図1を用いてこの記事情報を取得する
手順を説明する。まず、情報送信手段1から事務所、家
庭にあるパソコンなどの端末2に対して情報を伝送す
る。伝送する手段としては、有線による通信回線であれ
ば電話回線などであり情報サービスとしてはパソコン通
信などがあげられる。また、コンピュータネットワーク
などがあげられる。これらの情報は例えば、ニュース記
事などである。このニュース記事には先に述べた分類コ
ードと同一の規則の分類コードが付加されて伝送され
る。端末2ではこれら送られてきたニュース記事を表示
装置(図示せず)に文字情報などとして表示する。利用
者はこのニュース記事の中から必要に応じて、継続して
入手したいニュース記事を選択する。選択手段4はこの
一連の処理を行うものである。選択手段4はこのニュー
ス記事に付加されている分類コードを抽出し、分類コー
ド送信手段5を経て携帯端末6に送信する。すなわち、
利用者はこの送られたニュース記事の中から必要なだけ
の記事を選択することによって、それらに対応する分類
コードをすべて携帯端末に送信する。この送信手段とし
ては有線、無線、赤外線を問わない。携帯端末6では端
末2から送られた分類コードを分類コード受信手段7に
よって受信し、内部に記憶する。
【0018】一方、データ放送手段8から送られてくる
ニュース記事は、先の分類コードと同一の規則である分
類コードが付加されて送られてくる。携帯端末6ではこ
れらの情報をデータ放送受信手段9において受信し、情
報選別手段10に入力する。この情報選別手段10では
受信した情報に付加されている分類コードと先に端末2
から送られてきた分類コードとの照合を行う。この分類
コードが一致したら対応するニュース記事を記憶手段に
記憶する。データ放送送信手段8からは繰り返して最新
のニュース記事を送るために、一定時間後に携帯端末6
には最新のニュース記事が記憶手段11に格納されてお
り、記憶されている順番に時系列的にニュース記事が格
納されている。操作者は一定時間後に目的とする分類コ
ードのニュース記事の最新情報を得ることができる。こ
の携帯端末6を屋外に持ち歩くことにより、電波の届く
範囲であれば自動的に自分の知りたいニュース記事を継
続して入手することが可能となる。このとき使用者がニ
ュース記事を入手しようとするたびに毎度アクセスする
手間がいらないという効果がある。すなわち、屋外での
利用が可能であるために、いつでもどこでも自動的に自
分の欲しい最新のニュース記事が得られる効果がある。
また、目的とするニュース記事が受信される度に携帯端
末から音を発生させたり、振動させたり、表示装置に受
信した旨の表示をすることにより使用者が一見して受信
したことが分かる。さらには複数のニュース記事を待ち
受けて受信した場合には表示を区別することも可能であ
る。
【0019】次に、このシステムに於いて携帯端末にお
ける間欠受信の動作について説明する。図4は図1に示
した携帯端末の構成をより詳細に示したブロック図であ
る。
【0020】31はアンテナ、32はCPU、33はメ
モリ書き込み部、34は分類コード比較部、35は同期
信号検出部、36はタイマー、37はタイミン信号生成
部、38はメモリ、39は分類コードテーブルである。
このうちCPU32で実現する機能についてはCPU3
2内部にその機能を示している。また、情報選択手段1
0は分類コード比較部34とメモリ書き込み部33から
構成される。
【0021】選択された分類コードは分類コード受信手
段7により受信し、分類コードテーブル39に記憶され
る。分類コードテーブル9に記憶されたされた分類コー
ドは必要に応じて分類コード比較部34において参照さ
れる。
【0022】アンテナ31で受信された受信信号はデー
タ放送受信手段9によって、ディジタルデータとして再
生されCPU32に取り込まれる。そしてCPU32に
おいて以下の処理を行う。
【0023】情報選択手段10内の分類コード比較部3
4に於いては受信信号の分類コードのうち、シリアルナ
ンバーを除いたすべての分類コードが分類コードテーブ
ル39に記憶された分類コードと一致した場合、メモリ
書き込み部33に対してそのフレームのデータと分類コ
ードをメモリ38に書き込むよう信号を出力する。
【0024】また、分類コードが一致しなかった場合、
待ち受けているニュース記事以外の情報であると判断
し、タイミング信号生成部37に対し信号を出す。タイ
ミング信号生成部37では以後に続くデータエリアにお
いてデータ放送受信手段9の回路動作を停止させるよう
なタイミング信号を生成する。
【0025】次に、同期信号検出部35では同期信号を
検出したらタイマー36に対してスタートの指示を出
す。タイマー36は次の同期信号の位置がくる一定時間
前にデータ放送受信手段9の回路動作を再起動させるよ
うタイミング生成部37に対して指示を出す。そして同
期信号ならびに分類コードが送られてくる期間は動作を
行い、次のフレームの分類コードを情報選別手段に入力
することになる。このようにすると待ち受けていないニ
ュース記事のデータエリアではデータ放送受信手段9の
回路が動作しないために低消費電力化が図れる。また、
図2に示すように分類コードは大分類から順に送られる
ために、よりはじめの段階で一致しなかったら後に続く
分類コードを受信しても意味がない。したがって、一致
しなかった時点でデータ放送受信手段9の回路動作を停
止することによってより低消費電力化が図れる。
【0026】次に、この情報選別手段10の処理手順を
図5を用いて説明する。
【0027】まず、データ放送で送られてくる伝送フォ
ーマットの同期信号をつかみ図5の情報選別のフローを
起動する。
【0028】次に同期信号の後に続く分類コードを読み
込む。
【0029】次に分類コードテーブルに記憶されている
分類コードと先に読み込んだ分類コードと照合する。
【0030】分類コードが一致しなかった場合はデータ
放送受信手段の回路動作を停止する。その後、そのフレ
ームが終了するまでの一定時間をタイマーで計測し、一
定時間経過後は、データ放送受信手段の回路動作を起動
し、次のフレームの分類コード読み込みに戻る。
【0031】一方、分類コードが一致した場合は後に続
くデータを読み込み、さらに記憶手段に書き込む動作を
送られてくるデータが終了するまで繰り返す。
【0032】以上の動作をフレーム毎に繰り返す。
【0033】以上が、情報選別手段10の処理手順であ
る。さらに分類コードは図2、図3に示すように細かな
種類に分かれているために、分類コードが異なると判断
した時点でデータ放送受信手段の回路動作を停止すると
間欠動作としてはより効果的である。その処理フローを
図6及び図7に示す。図6では大分類、中分類、小分類
のすべての分類コードの一致と、より細かな個別コード
の一致までを照合する処理手順である。図7は大分類、
中分類、小分類のすべての分類コードの一致のみを照合
する処理手順である。図6、図7ともに、分類コードの
うち大まかな分類のほうから照合するために、分類コー
ドが一致しないことが分かった時点でいち早くデータ放
送受信手段の回路動作を停止する。これによってより効
果的な間欠動作を行うことができる。
【0034】つぎに課金の方法の一例について述べる。
先にあげたパソコン通信などでは回線の利用料金とは別
に、サービスの利用料金が課せられる場合がある。本実
施例でのデータ放送によるサービスも利用者に利用料金
が課せられる場合が想定される。この場合、最初に分類
コードを得る時に自動的にパソコン通信センター側で課
金を行うことができる。例えば最初の段階ではニュース
記事には分類コードを付加しないで利用者に伝送し、利
用者はこの分類コードがほしい旨をパソコン通信センタ
ーに対して指示し、それからパソコン通信センタからこ
の分類コードを伝送するといったことが考えられる。こ
のとき利用者にたいして課金する。利用者はこれによっ
て得た分類コードを利用してデータ放送送信手段から放
送される情報のうち、この分類コードに対応するニュー
ス記事を得ることができる。すなわち、パソコン通信で
分類コードを引き渡すことで課金する。
【0035】また、例えば分類コードは毎日変える。そ
れにより携帯端末で例えば分類コードの有効期限を1日
とする事によって誤った分類コードで必要のない情報を
受信する事を防止することができる。
【0036】この情報選別手段の例ではソフトウェアで
の実施例を取り上げたが、ハードウェアでの実施例も当
然考えられる。
【0037】以上の第1の実施例によれば、最初に分類
コードを得ると、その分類コードに対応する一連のニュ
ース記事などは、携帯端末で、常に、最新の情報として
得ることができる。すなわち、携帯端末が電波の届く範
囲にあるならば、いつでもどこでも最新の欲しいニュー
ス記事を自動的に得られる効果がある。
【0038】次に第2の実施例を図8を用いて説明す
る。
【0039】21は携帯電話、自動車電話などの双方向
通信基地局である。22は携帯端末内に有する双方向通
信手段であり、双方向通信基地局と交信することによ
り、音声やデータのやりとりを行う。この双方向通信手
段22を用いて先に述べたパソコン通信と接続する。す
なわち、第一の実施例と異なる点は、この携帯端末のみ
で受信側の設定を行うことである。
【0040】パソコン通信の例えばニュース速報から得
られるニュース記事に第1の実施例であげた分類コード
を付加して伝送する。利用者はこの分類コードが付加さ
れているニュース記事を受信する。選択手段では利用者
が選んだニュースに付加されている分類コードを抽出
し、情報選択手段にこの分類コードを送る。次に、第1
の実施例で述べたように、データ放送送信手段8から放
送されるニュース記事のなかから分類コードが一致する
ニュース記事のみを記憶手段11に記憶する。
【0041】以上、第二の実施例では携帯端末のみで分
類コードの設定ができるために、第一の実施例であげた
効果の加え、いつでもどこでも必要とするニュース記事
の設定ができる効果がある。
【0042】次に第三の実施例を図9に示す。
【0043】第二の実施例と異なる点は携帯電話、自動
車電話を用いないで、有線の電話回線を用いる点であ
る。
【0044】31はパソコン通信センター、32は交換
局、33は一般加入者回線などの双方向通信手段であ
る。第二の実施例と異なる点は第2の実施例では携帯電
話のなどの双方向通信手段を用いたのに対し、第三の実
施例では一般加入者回線を用いて、パソコン通信センタ
ーなどに接続することである。すなわち、第三の実施例
では一般加入者回線すなわち電話回線が利用できる屋内
などに限られる。しかし、無線を利用した携帯電話回線
と異なり通話料金が大幅に安い。
【0045】第三の実施例では第二の実施例と比較し、
どこでもニュース記事の設定ができる効果はないものの
電話回線があるところでは携帯端末と電話回線を接続す
ることにより第二の実施例と同じ効果が得られる。
【0046】さらに第四の実施例を図10に示す。
【0047】13は書き込み読み出しが可能な記憶手
段、14は送信手段、15は受信手段、16は書き込み
読み出しが可能な記憶手段、17は分類コード抽出手段
である。18は分類コードテーブルである。
【0048】図10において、送信手段1からは分類コ
ードを含んだニュース記事などの情報を送信する。端末
2に於いてその信号を情報受信手段3で受信しデータと
して再現する。このデータを記憶手段13に一時的に記
憶する。ここで記憶されたデータを送信手段14を介し
て携帯端末6に送信する。携帯端末6では受信手段15
において受信する。受信したデータを記憶手段16で記
憶する。利用者は適宜、記憶されたデータを表示手段1
2で表示させることにより、文字情報などとして読むこ
とができる。利用者はこの送られたデータの中で必要な
ものを選択する事によって、分類コード抽出部に於いて
対応するニュース記事の分類コードを抽出する。抽出さ
れた分類コードは必要なだけ分類コードテーブルに蓄え
られる。分類コードテーブルに記録された分類コードと
データ放送送信手段8から送られたニュース記事の分類
コードを情報選別手段10において比較し、一致したニ
ュース記事のみを記憶手段11に記憶する。一定時間経
過すると記憶手段11には利用者が必要とするニュース
記事が蓄えられている。それを表示装置12に表示する
ことによって利用者はニュース記事を見ることができ
る。この実施例の具体的な利用として以下の例が考えら
れる。
【0049】送信手段1からは電話回線や、コンピュー
タネットワークを介して、所定の量のニュース記事が送
られてくる。例えば、朝、自宅である日のスポーツ記事
に関する情報をすべてコンピュータ端末で入手する場合
を考える。端末2では送られてきたニュース記事を一時
的に蓄えたのち携帯端末にすべて送る。その後、利用者
はこれらのスポーツのニュース記事を順に表示し、継続
的に入手したいニュース記事をマークする。例えば、こ
れから行われるサッカーの試合についての記事がある場
合、そのニュース記事をマークする。以後、データ放送
で送られるニュース記事のうちその試合に関するニュー
ス記事は携帯端末で受信し、記録されることになる。記
録された情報はデータ放送を用いるために最新の速報性
の高い情報である。
【0050】以上の第四の実施例によれば、あらかじめ
端末で収拾した大量のニュース記事をあとでゆっくりと
携帯端末で確認しながら、継続的に欲しいニュース記事
を選び出す事ができる効果がある。
【0051】以上、取り上げた実施例では、ニュース記
事をとりあげて説明した。データ放送で流すニュース記
事としては全国的なニュース記事もあれば、地域的なニ
ュース記事もある。また、データ放送については、衛星
放送などのように一つの送信手段によって放送する場合
や、テレビ放送のように地域毎に送信手段を設けて、地
域の特徴を出したニュース記事を一部まじえてえて放送
する形態も考えられる。後者の場合では、同じ分類コー
ドのニュース記事であっても地域毎にその内容が異なる
場合が考えられる。例えば、その地域の天気予報であ
る。携帯端末は持ち歩くことが可能なために、移動先の
地域の天気予報はあらかじめ設定しておけば、移動先で
受信すれば、その地域の天気予報が受信できるようにす
る事も可能である。
【0052】また、ニュース記事としては、広告を放送
する事も可能である。これも全国規模、地域限定などと
いったサービス形態が考えられる。商品の広告としては
商品の種類毎に分類コードをつけておけば、商品のリス
トが自動的に作成される事になる。例えば、テレビの分
類コードでデータ放送を受信すれば、一定時間後、各メ
ーカーのテレビの商品広告が得られることになる。地域
限定では、新聞の折込広告で記載されているように、あ
る小売店の商品価格などの情報を放送することも可能で
ある。
【0053】さらに、放送されるデータとしては、文字
情報以外の、例えば情報圧縮された画像情報でもよい。
【0054】また、実施例で取り上げたデータ放送を受
信する携帯端末は、家庭や事務所で据置きで使うような
端末としても実現可能である。この場合、移動性が失わ
れるものの簡単に最新の情報を継続的に入手することは
可能である。以上の実施例によれば、ニュース記事毎に
個別の分類コードを付加して放送するデータ放送を受信
する携帯端末で、別の通信システムから入手した分類コ
ードをもちいてニュースの選別を行うことにより、いつ
でもどこでも欲しいだけの最新のニュースを自動的に入
手できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、情報を選択するだけで
その情報に付加された分類が抽出され、同じ分類の情報
を自動的に継続して入手することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図2】データ放送の伝送フォーマットである。
【図3】データ放送の伝送フォーマットである。
【図4】携帯端末の構成例である。
【図5】情報選別の処理手順である。
【図6】情報選別の処理手順である。
【図7】情報選別の処理手順である。
【図8】本発明の第二の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図9】本発明の第三の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図10】本発明の第四の実施例の構成を示したブロッ
ク図である。
【符号の説明】
6…携帯端末、 7…分類コード受信手段、 8…データ放送送信手段、 9…データ放送受信手段、 10…情報選別手段、 11…記憶手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−184486(JP,A) 特開 平5−75555(JP,A) 特開 平4−47435(JP,A) 特開 平6−124502(JP,A) 特開 平4−344718(JP,A) 特開 平5−68242(JP,A) 特開 昭59−174038(JP,A) 特開 昭59−174037(JP,A) 特開 平2−41086(JP,A) 特開 平2−41087(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 1/00 - 3/00 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の送信手段から送信されて分類コード
    が付加された第1の情報を受信する第1の情報受信手段
    と、この受信された第1の情報を表示する表示手段と、
    この表示された第1の情報の中から情報が選択されたと
    きにこの選択された情報に付加された分類コードを抽出
    する選択手段と、この選択手段により抽出された分類コ
    ードを送信する分類コード送信手段とを備えた第1の端
    末と、第2の送信手段から送信されて上記第1の情報と
    同一の規則の分類コードが付加された第2の情報を受信
    する第2の情報受信手段と、上記分類コード送信手段か
    ら送信された分類コードを受信する分類コード受信手段
    と、上記第2の情報の中から受信された分類コードと一
    致する分類コードを有する情報を選別する情報選別手段
    と、選別された情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
    段に記憶された情報を表示する表示手段を備えた第2の
    端末とを含み、この第2の端末に上記第1の端末で選択
    された情報と同じ分類の情報が記憶されることを特徴と
    する情報通信システム。
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