JP2001086014A - 車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信装置および車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信方法 - Google Patents

車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信装置および車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信方法

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JP2001086014A
JP2001086014A JP26305899A JP26305899A JP2001086014A JP 2001086014 A JP2001086014 A JP 2001086014A JP 26305899 A JP26305899 A JP 26305899A JP 26305899 A JP26305899 A JP 26305899A JP 2001086014 A JP2001086014 A JP 2001086014A
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program
commercial
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broadcast
time
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Hideo Shimazu
秀雄 島津
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Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H40/00Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
    • H04H40/27Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95
    • H04H40/90Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95 specially adapted for satellite broadcast receiving
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/09Arrangements for giving variable traffic instructions
    • G08G1/0962Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/28Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な通信インフラを使うことなく、放送イ
ンフラによって利用者の負担不要と提供者の費用納得を
実現し、利用者への適応情報を提供する。 【解決手段】 好み格納器12には、利用者により利用
者の欲する情報の種類が、時刻格納器13には、現在の
時刻が、場所格納器14には、現在の場所情報が格納さ
れる。住所・経度緯度対応器18は、住所を与えられる
と、それを経度緯度情報に変換する。CM放送機器11
は、CMプログラム17を周期的に繰り返し放送し、C
Mプログラム選択器15は、CM放送機器11から放送
されるCMプログラム17の単位を受信し、その<種類
>、<時刻>、<場所>の記述を好み格納器12、時刻
格納器13、場所格納器14内の値と比較し、一致する
CMプログラムのみを出力し再生器16に渡す。再生器
16は、渡されたCMプログラム17の<内容>フィー
ルドの値を取りだし、それを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車利用者向けオン
デマンド型ラジオ送受信装置および方法に関し、特に、
コマーシャル(CM)放送を利用した車利用者向けオン
デマンド型ラジオ送受信装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、車の中で使われるカーナビゲーシ
ョンシステム(カーナビ)が普及しつつある。この発展
形として、通信機能を持つカーナビがある。レストラン
やプレースポットなどの情報を携帯電話や自動車電話を
介してカーナビに取り込むものである。店情報などはC
DやDVDソフトにも収録されていたがこのような情報
は流動的なので、通信によって最新情報に対応できる点
が通信機能を持つカーナビのメリットである。
【0003】また、「自動車運転者向けの情報提供に特
化した情報サービス」を行っている例としては、トヨタ
系のモネ、日産系のコンパスリンク、本田技研系のイン
ターナビ、メルセデスベンツ系のITGS、カーナビメ
ーカ各社が参加するモバイルリンクの5種がある。これ
らは、サービス側と車側の双方向通信を前提にしてい
る。
【0004】これらとは別に、「VICS情報サービ
ス」がある。VICSでは、交通渋滞や規制、駐車場の
空満情報などをナビ画面に取り込むことが可能である。
VICSでは、幹線道路沿いのビーコンから発信される
光と電波の2種のビーコンと広域のFM電波を利用す
る。これは、サービス側から車側への一方方向である。
【0005】また、インターネットの分野では、盛んに
使われているPUSH技術と呼ばれるものがある。たと
えば、Pointcast社(参考:www.poin
tcast.com)のPointcastのメカニズ
ムは、利用者が必要な情報の種類を事前に登録しておく
と、適当なタイミング(例:1時間ごと、1日ごと、な
ど)ごとに利用者側PCからWWWサーバに対してイン
ターネットアクセスを行い、WWWサーバ上の最新情報
を自動的に取得して、それを利用者PC上で提示する仕
掛けになっている。利用者からみると、自動的に次々と
自分が指定した希望情報に関連する情報が垂れ流し的に
見ることができる。
【0006】また、「特開平7−336256号公報」
記載の技術は、各地域ごとに受信可能な放送局の最新の
放送予定に基づいて交通交通情報番組を選択できる自動
車用交通情報選択装置の技術である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の「自動車運転者
向けの情報提供に特化した情報サービス」には以下の問
題点がある。 ・利用者は、情報サービス料金を払う必要がある。 ・利用者は、携帯電話料金を負担する必要がある。 ・双方向通信が可能なため高機能を提供する反面、利用
者側に種々の入力を要求することになり、利用者が運転
者の場合には運転操作に障害を及ぼす可能性がある。 ・現在の通信速度はデジタル携帯電話を介するため96
00bpsしかない。
【0008】また、上記の「VICS情報サービス」に
は、以下の問題がある。 ・VICSは、通信ではなく放送なので、個々の利用者
の特定の状況に応じた情報提供は行わない。 ・FM電波のVICSは、広域情報のみを提供し、ビー
コンでは、より詳細な情報を提供する。詳細情報を入手
するには、ビーコン受信器を購入する必要がある。とこ
ろが、ビーコン発信器は、幹線道路沿いにしか設置され
ていない。 ・利用者は、情報サービス利用料金を特殊ビーコン受信
器を購入することで実質支払うことになる。 ・公的情報サービスのため、店情報の提供はしていな
い。
【0009】また、上記「特開平7−336256号公
報」記載の技術の第1の問題点は、ページャおよび放送
の2系統が必要なことである。また、第2の問題点は放
送が繰り返されないので、情報の聞き漏らしの可能性が
高いことである(たとえば、車がトンネル等に入った場
合に、電波を受信できずに情報を取得できないような場
合がある)。また、第3の問題点は、交通情報しか入手
できないことである。
【0010】運転手にとって理想的なサービス提供形態
を実現するには、次の2つの条件が満足される必要があ
る。
【0011】第1の条件:利用者への適応情報。
【0012】個々の利用者の状況や好みに即した情報の
みが提供される必要がある。主要な利用者が運転中であ
ることから、利用インターフェースは簡単、できれば何
も操作せず垂れ流し的な情報提供が便利である。これ
は、ラジオのような一方向的インタフェースである。た
とえば、「この近くには、マクドナルドがあります」、
「あと1時間で、当市で花火大会が始まります」、「今
日から(または明日から)隣のX市のY美術館で、法隆
寺展が開催されます」などのようにラジオ的に運転手の
現在の場所と時刻、状況にとって必要な情報のみを選択
して勝手に流してくれれば、運転手は何も自分で操作す
る必要がなくなる。
【0013】現状では、上記のような個人に適応した情
報提供サービスはカーナビに関しては存在しないが、提
供されたとしてもそれには双方向の通信機能が必要とな
り、特に利用者のコストが大きくなってしまう。
【0014】第2の条件:利用者の負担不要(または最
小)と提供者の費用納得。
【0015】利用者は、利用料金を支払いたくない。こ
れを前提とすると携帯電話のような機器は使えなくなる
(情報提供サービス側が通信料金を負担するならば別で
ある)。そのためには、運転手側、情報提供側の双方に
とってメリットがある仕組みが必要である。現在民間放
送のTV視聴は視聴者にとっては無料であるが、それは
放送料金をCMのスポンサーが支払っているからであ
る。それは、スポンサーがその料金を支払うに足る効果
を認識しているからである。視聴者にとって見れば、民
放では、CMフィルムのみを流しているのではなく、ド
ラマのような視聴者にとって魅力的なプログラムを流
し、それに付随してCMフィルムを流す。
【0016】これによって視聴者は、自然とCMフィル
ムを見ることになる。もしも、CMフィルムのみしかな
ければ、忙しい視聴者は民放番組を見ることをしなくな
るだろう。これと同様に、CMスポンサーが負担可能で
かつ負担したくなるような、また視聴者が(負担料金も
含めて)聞き続けたくなるような仕組みが必要である。
この利用者側にとって理想的な要求項目は、現状のサー
ビスではいずれも実現できない。
【0017】第1の条件を満足するには、利用者が、自
分に必要な情報の種類を登録しておき、提供者側は利用
者が必要な情報のみを利用者に提供する必要がある。利
用者にとって必要な情報のみが提供されるならば、利用
者は、オンデマンドに「これが欲しい」と言う必要がな
くなるので、利用者インタフェースも簡単になる。
【0018】上述のPointcastは、この第1の
条件を満たそうとする技術である。これは、一見すると
テレビのように見えるが、テレビは不特定多数の視聴者
を対象としているのに対し、Pointcastでは、
利用者の指定した種類の情報のみが提示される。言い換
えると個人にカスタマイズされた放送である。しかし、
動作の仕組みは、通信を使っており、また利用者側PC
がWWWサーバにアクセスするのでこれを携帯電話を使
って車の中で利用すると、当然携帯電話の費用がかか
る。つまり実現の点で、放送とは全く異なる。
【0019】第2の条件を満足するには、現状の通信イ
ンフラを使う限り、利用者側、情報提供側ともに納得で
きる解はない。日本よりコストの安い米国市場ですら、
携帯電話は、現状では月額30ドルで100時間まで、
というサービスが典型的である。日本では更に費用がか
かってしまう。この金額を負担しても利用者が入手した
い情報は限られてしまう。あるいは、情報提供側が負担
する場合でも、個人個人のドライバーにこの金額を負担
して情報提供するだけのメリットは見出しがたい。
【0020】したがって、通信インフラを使うのではな
く、放送インフラを使うことでコストを下げ、しかも通
信インフラでのみ現在実現できるサービスを提供するこ
とが、これらの条件を満足することになる。
【0021】本発明の目的は、放送インフラを使って
(ページャを使用せず)、時間、場所、必要内容の種類
が時々刻々変わっていく車の運転手向きに、通信インフ
ラでのみ実現できていたPUSH型の情報提供機構を実
現し(すなわち、コマーシャル(CM)プログラムのま
とまりを繰り返し放送することで、受信側で先読みして
保存しておき、必要なときに取り出して再生するような
複雑で高価な処理をしなくてすむようにし)、情報は提
供者から放送として不特定多数に一斉になされること、
それを受信側でTPO(時刻,場所,種類)に応じて選
択することで、個人にカスタマイズされた放送を実現す
ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の車利用者
向けオンデマンド型ラジオ送受信装置は、不特定多数に
対して一斉に放送される衛星デジタルラジオ放送や地上
波デジタルラジオ放送の中から、利用者により操作され
ている車の現在位置および現在時刻に適合するものでか
つ前記利用者により事前に登録された希望する情報に適
合する情報のみを選択して前記利用者に提示するオンデ
マンド型ラジオ送受信装置であって、内容の分類情報、
その内容が有効な時間情報および場所情報を添付された
商用コマーシャル放送用情報が格納されたコマーシャル
プログラムと、複数の前記コマーシャルプログラムを1
つの単位として常に周期的に放送し続ける衛星デジタル
ラジオ放送や地上波デジタルラジオ放送を含む放送局側
のデジタルラジオ放送機器であるコマーシャル放送機器
と、前記利用者が希望する情報の種類を格納した好み格
納器と、最新の現在時刻を保持する時刻格納器と、最新
の場所情報を保持する場所格納器と、通常の住所と経度
緯度情報の対応表を内蔵し、住所を入力として与えられ
ると対応する経度緯度情報を出力する住所・経度緯度対
応器と、前記コマーシャルプログラムを受信し、前記コ
マーシャルプログラム内の場所情報である住所表現の値
を前記住所・経度緯度対応器に渡して経度緯度情報に変
換したものを受け取り、前記コマーシャルプログラム内
の分類情報、時刻情報、および経度緯度情報と好み格納
器、時刻格納器、および場所格納器内の値とを比較し
て、適合する前記コマーシャルプログラムのみを選択し
て出力するコマーシャルプログラム選択器と、前記コマ
ーシャルプログラム選択器から出力された前記コマーシ
ャルプログラム中の内容を再生する再生器と、を備え
る。
【0023】本発明の第2の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信装置は、前記第1の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信装置であって、前記利用者に利用
可能な情報が格納されたサービスプログラムと、前記サ
ービスプログラムと前記コマーシャルプログラムとの放
送時間の割合を格納したコマーシャル対サービス配分度
指定器と、前記サービスプログラムを逐次的に放送し、
前記サービスプログラム間に前記コマーシャル対サービ
ス配分度指定器が指定した割合で算出した何ら放送電波
を送らない空白時間を設定し、前記空白時間開始時に空
白時間開始を示す識別子と空白時間の長さ情報を放送し
てから前記長さ情報で指定した時間分何ら放送電波を送
らない時間の経過後に、次の前記サービスプログラムを
放送するサービス放送機器と、前記コマーシャルプログ
ラム選択器の出力する前記コマーシャルプログラムを格
納するコマーシャルプログラム保存器と、設定時間が設
定されると時間計測を開始し前記設定時間の経過後に終
了事象を発信するタイマーと、通常、前記サービス放送
機器から送信される前記サービスプログラムを受信しそ
のまま前記再生器に渡し、サービスプログラム間に前記
空白時間開始を示す識別子を検出すると、前記空白時間
の長さ情報を前記タイマーにセットして前記タイマーを
始動させ、前記コマーシャルプログラム保存器に入って
いる前記コマーシャルプログラムを1つずつ取り出し、
前記タイマーの終了事象を検知するまで前記再生器に渡
していく放送混合器と、前記放送混合器から渡された前
記サービスプログラム、前記コマーシャルプログラムを
再生する前記再生器と、を備える。
【0024】本発明の第3の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信装置は、前記第1の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信装置であって、地域で分割して地
域ごとに属するコマーシャル情報をそれぞれ分担して前
記コマーシャル放送機器とは独立に周期的に前記コマー
シャルプログラムを放送する第2コマーシャル放送機器
と、前記場所格納部が保持する前記利用者の現在位置を
入力として、前記現在位置が属する地域を担当するのが
前記コマーシャル放送機器であるか前記第2コマーシャ
ル放送機器であるかを判断し、担当する側の前記コマー
シャルプログラムを受信して前記コマーシャルプログラ
ム選択器に渡すコマーシャル放送機器選択器と、前記コ
マーシャル放送機器選択器からの前記コマーシャルプロ
グラムを受信し、前記コマーシャルプログラム内の場所
情報である住所表現の値を前記住所・経度緯度対応器に
渡して経度緯度情報に変換したものを受け取り、前記コ
マーシャルプログラム内の分類情報、時刻情報、および
経度緯度情報と好み格納器、時刻格納器、および場所格
納器内の値とを比較して、適合する前記コマーシャルプ
ログラムのみを選択して出力するコマーシャルプログラ
ム選択器と、を備える。
【0025】本発明の第4の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信装置は、前記第2の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信装置であって、前記コマーシャル
プログラムと同一の表現形式を持つが事故情報や地震・
津波情報を含む緊急情報を表す非常用プログラムと、前
記コマーシャル放送機器と同一の機構を持ち、通常は放
送せず緊急情報が存在するときにのみ前記非常用プログ
ラムを放送する非常用放送機器と、前記非常用放送機器
からの前記非常用プログラムを受信し、前記非常用プロ
グラムに含まれる時刻情報、および場所情報と時刻格納
器、および場所格納器内の値とを比較して適合する前記
非常用プログラムを選択して出力する放送非常用放送プ
ログラム選択器と、前記放送混合器の替わりに設けら
れ、通常は前記放送混合器と同じ処理を行い、前記非常
用放送プログラム選択器から前記非常用プログラムを入
力すると、現在放送している内容を強制的に中断して前
記非常用プログラムを前記再生器に渡す非常用放送対応
型放送混合器と、を備える。
【0026】本発明の第1の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信方法は、不特定多数に対して一斉に放送
される衛星デジタルラジオ放送や地上波デジタルラジオ
放送の中から、利用者により操作されている車の現在位
置および現在時刻に適合するものでかつ前記利用者によ
り事前に登録された希望する情報に適合する情報のみを
選択して前記利用者に提示するオンデマンド型ラジオ送
受信方法であって、内容の分類情報、その内容が有効な
時間情報および場所情報を添付された商用コマーシャル
放送用情報が格納されたコマーシャルプログラムと、衛
星デジタルラジオ放送や地上波デジタルラジオ放送を含
む放送局側のデジタルラジオ放送機器であるコマーシャ
ル放送機器に複数の前記コマーシャルプログラムを1つ
の単位として常に周期的に放送し続けさせる手順と、前
記利用者が希望する情報の種類を好み格納器に格納する
手順と、最新の現在時刻を時刻格納器に保持する手順
と、最新の場所情報を場所格納器に保持する手順と、住
所・経度緯度対応器に、通常の住所と経度緯度情報の対
応表を内蔵させ、住所を入力として与えられると対応す
る経度緯度情報を出力させる手順と、コマーシャルプロ
グラム選択器に、前記コマーシャルプログラムを受信さ
せ、前記コマーシャルプログラム内の場所情報である住
所表現の値を前記住所・経度緯度対応器に渡して経度緯
度情報に変換したものを受け取らせ、前記コマーシャル
プログラム内の分類情報、時刻情報、および経度緯度情
報と好み格納器、時刻格納器、および場所格納器内の値
とを比較して、適合する前記コマーシャルプログラムの
みを選択して出力させる手順と、再生器に、前記コマー
シャルプログラム選択器から出力された前記コマーシャ
ルプログラム中の内容を再生させる手順と、を含む。
【0027】本発明の第2の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信方法は、前記第1の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信方法であって、前記利用者に利用
可能な情報が格納されたサービスプログラムと、コマー
シャル対サービス配分度指定器に前記サービスプログラ
ムと前記コマーシャルプログラムとの放送時間の割合を
格納させる手順と、サービス放送機器に、前記サービス
プログラムを逐次的に放送させ、前記サービスプログラ
ム間に前記コマーシャル対サービス配分度指定器が指定
した割合で算出した何ら放送電波を送らない空白時間を
設定させ、前記空白時間開始時に空白時間開始を示す識
別子と空白時間の長さ情報を放送させてから前記長さ情
報で指定した時間分何ら放送電波を送らない時間の経過
後に、次の前記サービスプログラムを放送させる手順
と、コマーシャルプログラム保存器に、前記コマーシャ
ルプログラム選択器の出力する前記コマーシャルプログ
ラムを格納させる手順と、タイマーに、設定時間が設定
し、時間計測を開始させ前記設定時間の経過後に終了事
象を発信させる手順と、放送混合器に、通常、前記サー
ビス放送機器から送信される前記サービスプログラムを
受信させそのまま前記再生器に渡させ、サービスプログ
ラム間に前記空白時間開始を示す識別子を検出させ、前
記空白時間の長さ情報を前記タイマーにセットして前記
タイマーを始動させ、前記コマーシャルプログラム保存
器に入っている前記コマーシャルプログラムを1つずつ
取り出させ、前記タイマーの終了事象を検知するまで前
記再生器に渡させる手順と、前記再生器に、前記放送混
合器から渡された前記サービスプログラム、前記コマー
シャルプログラムを再生させる手順と、を含む。
【0028】本発明の第3の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信方法は、前記第1の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信方法であって、第2コマーシャル
放送機器に、地域で分割して地域ごとに属するコマーシ
ャル情報をそれぞれ分担して前記コマーシャル放送機器
とは独立に周期的に前記コマーシャルプログラムを放送
させる手順と、コマーシャル放送機器選択器に、前記場
所格納部が保持する前記利用者の現在位置を入力とし
て、前記現在位置が属する地域を担当するのが前記コマ
ーシャル放送機器であるか前記第2コマーシャル放送機
器であるかを判断させ、担当する側の前記コマーシャル
プログラムを受信させ前記コマーシャルプログラム選択
器に渡させる手順と、コマーシャルプログラム選択器
に、前記コマーシャル放送機器選択器からの前記コマー
シャルプログラムを受信させ、前記コマーシャルプログ
ラム内の場所情報である住所表現の値を前記住所・経度
緯度対応器に渡して経度緯度情報に変換したものを受け
取らせ、前記コマーシャルプログラム内の分類情報、時
刻情報、および経度緯度情報と好み格納器、時刻格納
器、および場所格納器内の値とを比較させ、適合する前
記コマーシャルプログラムのみを選択して出力させる手
順と、を含む。
【0029】本発明の第4の車利用者向けオンデマンド
型ラジオ送受信方法は、前記第2の車利用者向けオンデ
マンド型ラジオ送受信方法であって、前記コマーシャル
プログラムと同一の表現形式を持つが事故情報や地震・
津波情報を含む緊急情報を表す非常用プログラムと、前
記コマーシャル放送機器と同一の機構を持つ非常用放送
機器に、通常は放送せず緊急情報が存在するときにのみ
前記非常用プログラムを放送させる手順と、放送非常用
放送プログラム選択器に、前記非常用放送機器からの前
記非常用プログラムを受信させ、前記非常用プログラム
に含まれる時刻情報、および場所情報と時刻格納器、お
よび場所格納器内の値とを比較させ適合する前記非常用
プログラムを選択して出力させる手順と、前記放送混合
器の替わりに設けられる非常用放送対応型放送混合器
に、通常は前記放送混合器と同じ処理を行わせ、前記非
常用放送プログラム選択器から前記非常用プログラムを
入力させ、現在放送している内容を強制的に中断して前
記非常用プログラムを前記再生器に渡させる手順と、を
含む。
【0030】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理について図面
を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の原理を示
す説明図である。図5を参照すると、本発明は、衛星デ
ジタル放送または地上波デジタル放送で、それぞれ場
所、時間、内容(たとえば、場所:エリアX向き、時
間:時間帯無関係、内容:内容タイプC1)を内蔵した
複数のCMプログラムの集合を繰り返し一斉放送する。
たとえば、場所が、米国中西部のように一面とうもろこ
し畑が延々と続くフリーウェイのエリアなら、CM提供
者の数も少ないので、かなり広い地域を1エリアとす
る。また、シリコンバレー周辺ならばフリーウェイの出
口ごとに異なるレストラン、ショッピングモール、コン
ビニ等があり、それらがCMを出す可能性もあるので、
この場合は、かなり狭い地域をエリア(例:シリコンバ
レー程度)とすることが望ましい。
【0031】車載機器には、事前に利用者の好み情報内
容を登録しておき、それを保持しておく。好み情報内容
に加え、現在時刻は時計から、現在場所はGPSから入
手される。これらの情報を使って、一斉放送されたCM
プログラムから、好み情報内容、現在時刻、現在場所に
一致した情報のみを選択して、それを利用者に提示す
る。
【0032】このようにすることで、「この近くには、
マクドナルドがあります」、「あと1時間で、当市で花
火大会が始まります」、「今日から(または明日から)
隣のX市のY美術館で、法隆寺展が開催されます」のよ
うな提案を実現できることになる。
【0033】また、この情報にクーポン情報も加えれ
ば、これらのCMを流した効果を計測することも可能に
なる。たとえば、「次の出口付近には、マクドナルドが
あります。この番組を聞いた方は、キーワードとしてA
BCとカウンターで言ってください。50セント割引し
ます」のように提示すると、来店した顧客のうち何人が
ABCといったかを計測することで、このCMの効果が
分かる。
【0034】次に、CMプログラムの原理について図面
を参照して説明する。図6は、CMプログラムの内容を
示す説明図である。デジタル放送で放送されるCMプロ
グラムの内容は、たとえば、近年、WWWの世界で普及
が進んでいるXML(Extensible Mark
up Language)を使って表現できる。XML
は、文書の内容を属性タグとその属性値の対の集合で表
現できる言語である(参考:ワールドワイドウェブコン
ソーシアムのホームページ、「エクステンシブル・マー
クアップ・ランゲージ、1.0」、http://www.w3.org/
TR/PR-xml-971208)。
【0035】また、XMLは、WWWの標準を決める機
関であるワールドワイドウェブコンソーシアム(参考:
ワールドワイドウェブコンソーシアムのホームページ、
http://www.w3.org)によって1997年12月にその
仕様が提案された。
【0036】図6を参照すると、CMプログラムは、X
MLで記述される。XMLでは、DTDファイル(CM
−program.dtd)で、文書の形式を定義す
る。CM−programという形式は、<時刻>,<
場所>,<種類>,<内容>のフィールドから構成され
る、ということを示している。個々のCMプログラムの
内容は、1つ1つ別のXMLファイルに格納される。図
6においては、花火大会の情報が、XMLのファイル
(CM−program.xml)中に、CM−pro
gram.dtdで指定された形式に則って記述されて
いる。
【0037】CM−program.xmlの<内容>
の<音声 SRC=“voice.wav”>は、花火
大会の説明が記録されている音声ファイル“voic
e.wav”を指し示しており、このファイルは、CM
−program.xmlと共に、放送される。
【0038】また、たとえば、使用者が、「祭り」情報
を入手したいと事前に好みとして登録しておき、199
9年8月7日の17時から21時の間にA市に行けば、
そのときに、この情報が運転手に提示される。CMプロ
グラム中の時刻情報と現在時刻のマッチングは容易であ
る。
【0039】CMプログラム中の場所情報は、図6では
経度緯度情報になっているので現在の場所情報をGPS
で入手した場合、これもマッチングは容易である。CM
プログラム中の内容タイプ情報は、事前にタイプの種類
を有限個数定義しておき、その中から選択するようにす
れば、マッチングは容易である。
【0040】次に、本発明の第1の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1
の実施の形態を示すブロック図である。図1を参照する
と、本発明の第1の実施の形態は、地上波デジタルの場
合は放送局に設置され衛星デジタル放送の場合は人工衛
星中に設置されるCM放送機器11と、CMプログラム
17と、自動車に設置される好み格納器12と、時刻格
納器13と、場所格納器14と、CMプログラム選択器
15と、再生器16と、住所・経度緯度対応器18とか
ら構成される。
【0041】CMプログラム17は、XMLで記述さ
れ、フィールドとしては、<時刻>,<場所>,<種類
>,<内容>がある。<時刻>には、このCMプログラ
ムが有効な時期が記述されている。<場所>には、この
CMプログラムに関連する場所が記述されている。<種
類>には、このCMプログラムの内容分類コード(たと
えば、レストラン、コンビニ、ショッピングモール、ホ
ームセンター、病院、遊園地、美術館等)が記載されて
いる。
【0042】たとえば、あるレストランがスポンサーに
なって、ランチタイムのスペシャルセールの宣伝を実施
したいときには、<時刻>には、ランチタイムの時間帯
が記述され、<場所>には、そのレストランの住所が記
載され、<種類>には、「レストラン分類」であること
が記載される。また、たとえば、<内容>には、スペシ
ャルセールの内容の音声ファイルを示す記述が格納され
る。
【0043】もしも、このレストランが、特定のランチ
タイムのスペシャルセールをしないで通常のレストラン
情報のみを放送したいならば、<時刻>には、「何時で
も」という記述が格納されることになる。<時刻>に
は、時刻レベルの情報でなく、月日レベルの記載がされ
ることもある。たとえば、ある美術館で特別展覧会を行
うときには、「何月何日から何月何日まで」という記載
がされる。
【0044】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態の
動作を示す説明図である。図7を参照すると、CM放送
機器11は、複数のCMプログラムA、CMプログラム
B、CMプログラムCを1まとめにしてそれを周期的に
繰り返し放送する。
【0045】好み格納器12には、利用者により利用者
の欲する情報の種類が格納される。これは、CMプログ
ラム17の<種類>に格納される値と同じ種類のもので
ある。時刻格納器13には、時計(図示せず)から読み
出した現在時刻が自動的に格納される。これは、たとえ
ば1分単位に更新される。
【0046】場所格納器14には、GPS(図5参照)
から読み出した現在の場所情報が経度緯度の形で格納さ
れている。これも、たとえば1分単位に更新される。住
所・経度緯度対応器18は、住所を与えられると、それ
を経度緯度情報に変換する。単純な実現方法としては、
対象が日本全国の場合には、日本全国の市町村の番地レ
ベルごとに項目を設け、それに対応する経度緯度情報を
表に格納し、番地レベルの住所データをキーにして表を
検索することで経度緯度情報に変換することができる。
【0047】CMプログラム選択器15は、CM放送機
器11から放送されるCMプログラム17の単位を受信
し、その<種類>、<時刻>、<場所>の記述を好み格
納器12、時刻格納器13、場所格納器14内の値と比
較し、一致するCMプログラムのみを出力し再生器16
に渡す。
【0048】再生器16は、渡されたCMプログラム1
7の<内容>フィールドの値を取りだし、それを再生す
る。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の第2
の実施の形態を示すブロック図である。本発明の第2の
実施の形態は、本発明の第1の実施の形態に機能を追加
したものである。すなわち、CMプログラムをサービス
プログラムと組み合わせる。これは、民放TVの取って
いる手法を採用している。利用者には、クラシック音楽
チャンネル、流行歌チャンネルなどのサービスプログラ
ムを無料で提供し、たとえば30分につき5分間CMプ
ログラムを流すというものである。
【0050】図2を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、地上波デジタルの場合は放送局に設置され衛星
デジタル放送の場合は人工衛星中に設置されるCM放送
機器11と、CMプログラム17と、サービス放送機器
21と、CM対サービス配分度指定器22と、サービス
プログラム23と、自動車に設置される好み格納器12
と、時刻格納器13と、場所格納器14と、CMプログ
ラム選択器15と、再生器16と、住所・経度緯度対応
器18と、放送混合器24と、CMプログラム保存器2
5と、タイマー26とから構成される。
【0051】CM放送機器11〜住所・経度緯度対応器
18は、本発明の第1の実施の形態(図1参照)と同一
である。ただし、CMプログラム選択器15の出力は直
接、再生器16に送られるのではなく、一度、CMプロ
グラム保存器25に保存される。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて説明する。図8、図9は、本発明の第2の実施の
形態の動作を示す説明図である。本発明の第2の実施の
形態は、上述したように、CMプログラム17をサービ
スプログラム23と組み合わせる。サービス放送機器2
1は、CM放送機器11と同様に、デジタルデータを放
送する。サービスプログラム23は、たとえばクラシッ
ク専用の音楽を配信するサービスであるなら、クラシッ
ク専用の音楽である。すなわち、サービス放送機器21
は、クラシック音楽を流し続ける。
【0053】サービスプログラム23は、CMプログラ
ム17とは異なり、特殊なフィールド情報は持たなくて
もよい。もちろん、サービスプログラム23にもそのタ
イプを格納しておき、こちらに対しても利用者の好みを
反映させることをしてもよい。
【0054】図8を参照すると、サービス放送機器21
は、CM放送機器11のように複数のサービスプログラ
ムを周期的に繰り返すことはしない。すなわち、通常の
ラジオ番組のように、次々と別のプログラムを放送して
いく。
【0055】CM対サービス配分度指定器22は、サー
ビスプログラム23とCMプログラム17の配信割合を
格納する。たとえば、1時間のうち、サービスプログラ
ム50分、CMプログラム10分の割合で配信するなら
ば、「5:1」という値が記録される。
【0056】この比率に従って、図9に示すようにサー
ビスプログラム間にはCM配信用空白時間帯があけられ
て配信される。このサービスプログラムと空白時間帯の
境界は、それを表現する「開始タグ」、および、空白時
間帯の長さを示す「空白時間長」が挿入されている。
【0057】放送混合器24は、通常はサービス放送機
器21から送信されるサービスプログラム23を受信
し、それをそのまま再生器16に渡す。再生器16は、
それをそのまま再生する。放送混合器24は、サービス
放送機器21からCM配信用空白時間帯を示す「開始タ
グ」を見つけると、空白時間長をタイマー26にセット
して、タイマー26を始動させる。そして、CMプログ
ラム保存器25に入っているCMプログラム17を取り
出し再生器16に渡していく。
【0058】タイマー26は、カウントダウンを行い空
白時間の終了になるとそれを放送混合器24に伝える。
放送混合器24は、そこでCMプログラム保存器25か
らのCMプログラム17の取り出しを中止し、再びサー
ビス放送機器21のサービスプログラム23の受信およ
び再生器16への受け渡しを再開する。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第3
の実施の形態を示すブロック図である。本発明の第3の
実施の形態は、本発明の第1の実施の形態に機能を追加
したものである。
【0060】図3を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、地上波デジタルの場合は放送局に設置され衛星
デジタル放送の場合は人工衛星中に設置されるCM放送
機器11と、第2CM放送機器31と、CMプログラム
17と、自動車に設置される好み格納器12と、時刻格
納器13と、場所格納器14と、CMプログラム選択器
15と、再生器16と、住所・経度緯度対応器18と、
CM放送機器選択器32とから構成される。
【0061】場所格納器14の値は、CMプログラム選
択器15だけに渡されるのではなく、CM放送機器選択
器32にも渡される。CM放送機器11の送信したCM
プログラムは、CMプログラム選択器15に直接渡され
るのではなく、CM放送機器選択器32に受信される。
【0062】第2CM放送機器31は、CM放送機器1
1と同一の構成であり、それぞれが担当するエリアが異
なるだけである。CM放送機器は、2以上設置すること
が可能である。サンフランシスコや関東地方のように都
市が密集している地域では、市や区あるいは更に詳細な
単位ごとに別個のCM放送機器が別チャンネルとして用
意されてもよい。
【0063】次に、本発明の第3の実施の形態の動作に
ついて説明する。CM放送機器選択器32は、場所情報
と選択すべきCM放送機器11、第2CM放送機器31
の対応表を内蔵し、場所格納器14の示す現在の場所情
報を受け取り、選択すべきチャンネルをCM放送機器1
1にするか第2CM放送機器31にするかを判断し、選
択したチャンネルのCMプログラム17を受信して、C
Mプログラム選択器15に受け渡す。CMプログラム選
択器15は、CMプログラム17に記述された<種類
>、<時刻>、<場所>を好み格納器12、時刻格納器
13、場所格納器14内の値と比較し、一致するCMプ
ログラムのみを出力し再生器16に渡す。再生器16
は、渡されたCMプログラム17の<内容>フィールド
の値を取りだし、それを再生する。
【0064】このようにして、CMプログラム17を複
数のチャンネルで提供できる。都市地域でCMプログラ
ム17の提供者が多い場合には、エリアごとに異なるC
M放送チャンネルを割り当て、たとえば、エリア1につ
いてはチャンネル1で、エリア2についてはチャンネル
2で、というようにしておき、車があるエリアから別の
エリアに入ったら対応するチャンネルに切り替えていく
ことで、CMプログラム17の繰り返しの頻度を頻繁に
行えるようにできる。
【0065】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図4は、本発明の第4
の実施の形態を示すブロック図である。本発明の第4の
実施の形態は、本発明の第2の実施の形態に非常放送用
のチャンネルの機能を追加したものである。すなわち、
エリア内で事故があったり、地震や津波の警報があった
ときに、それを放送するチャンネルを用意しておき、そ
のような情報が放送されたときには、サービスプログラ
ムやCM放送を割り込んで、提示するものである。これ
は、旅客飛行機において、音楽プログラムを放送中に、
機長から「気流の悪いところに入ったのでシートベルト
を締めてください」という通知が流れてくる仕組みと同
様である。
【0066】図4を参照すると、本発明の第4の実施の
形態は、地上波デジタルの場合は放送局に設置され衛星
デジタル放送の場合は人工衛星中に設置されるCM放送
機器11と、CMプログラム17と、サービス放送機器
21と、CM対サービス配分度指定器22と、サービス
プログラム23と、非常用放送機器41と、非常用プロ
グラム42と、自動車に設置される好み格納器12と、
時刻格納器13と、場所格納器14と、CMプログラム
選択器15と、再生器16と、住所・経度緯度対応器1
8と、CMプログラム保存器25と、タイマー26と、
非常用放送対応型CMプログラム選択器43と、非常用
放送対応型放送混合器44とから構成される。
【0067】本発明の第2の実施の形態とは、時刻格納
器13、場所格納器14の値が、CMプログラム選択器
15だけでなく、非常用放送対応型CMプログラム選択
器43にも渡される点、および放送混合器24が非常用
放送対応型放送混合器44に置き換わる点で異なってい
る。非常用放送機器41は、CM放送機器11、サービ
ス放送機器21と同一の機構である。
【0068】次に、本発明の第4の実施の形態の動作に
ついて説明する。図10は、本発明の第4の実施の形態
の動作を示す説明図である。
【0069】非常用放送機器41は、緊急情報があった
場合のみ非常用プログラム42を放送する。非常用プロ
グラム42は、CMプログラム17と同様、<時刻>,
<場所>,<種類>,<内容>から構成される。ただ
し、<種類>は、「緊急」というタイプ値が入ってい
る。<時刻>,<場所>については、緊急である内容に
関連する対象の時間情報と対象場所情報が格納されてい
る。<内容>には、緊急内容自身の音声データが入って
いる。
【0070】非常用放送対応型CMプログラム選択器4
3は、非常用放送機器41の電波を受信し、非常用プロ
グラム42を受信した場合には、その非常用プログラム
42の<時刻>,<場所>フィールドの値と時刻格納器
13、場所格納器14の値とを比較して適合すれば、そ
の非常用プログラム42をCMプログラム保存器25に
渡すのではなく、非常用放送対応型放送混合器44に渡
す。
【0071】非常用放送対応型放送混合器44は、通常
は、本発明の第2の実施の形態の放送混合器24と同じ
動作をする。ただし、非常用放送対応型CMプログラム
選択器43から直接非常用プログラム42を渡されたと
きには、現在放送している内容が、サービスプログラム
23であろうとも、CMプログラム17であろうとも、
それを強制的に中断して非常用プログラム42を再生器
16に渡す。
【0072】再生器16は、渡された非常用プログラム
42の<内容>フィールドの音声データを再生する。こ
の割り込み処理は、図10に示すように、強制的に割り
込むので、そのとき、サービスプログラム23を放送中
であれば、割り込まれた間のサービスプログラム23の
内容は捨てられる。
【0073】また、本発明の第1の実施の形態〜本発明
の第4の実施の形態の各ブロックを手順として実現する
ことが可能である。すなわち、車利用者向けオンデマン
ド型ラジオ送受信方法として実現可能である。
【0074】また、以上は、自動車について説明した
が、オートバイ、自転車、三輪車、その他に対しても適
用可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、携帯電話ような
利用者にとって高価な通信インフラを使うことなく、放
送インフラによって利用者の負担不要と提供者の費用納
得を実現しながら、利用者への適応情報を提供できるこ
とである。すなわち、時間、場所、必要内容が時々刻々
変わっていく車の運転手向きに、通信インフラでのみ実
現できていたPUSH型の情報提供機構を実現できるこ
とである。
【0076】また、レストラン、ホテル、ショッピング
モール、病院等などの水平展開ができることからマーケ
ティング戦略としても非常に効果的である。
【0077】本発明の第2の効果は、機器構成が簡単な
ことである。その理由は、ページャを使用しないからで
ある。
【0078】本発明の第3の効果は、情報の聞き漏らし
の可能性が少なくなることである。その理由は、同一の
情報を繰り返し放送するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の原理を示す説明図である。
【図6】CMプログラムの内容を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の動作を示す説明図
である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示す説明図
である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の動作を示す説明図
である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
11 CM放送機器 12 好み格納器 13 時刻格納器 14 場所格納器 15 CMプログラム選択器 16 再生器 17 CMプログラム 18 住所・経度緯度対応器 21 サービス放送機器 22 CM対サービス配分度指定器 23 サービスプログラム 24 放送混合器 25 CMプログラム保存器 26 タイマー 31 第2CM放送機器 32 CM放送機器選択器 41 非常用放送機器 42 非常用プログラム 43 非常用放送対応型CMプログラム選択器 44 非常用放送対応型放送混合器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不特定多数に対して一斉に放送される衛
    星デジタルラジオ放送や地上波デジタルラジオ放送の中
    から、利用者により操作されている車の現在位置および
    現在時刻に適合するものでかつ前記利用者により事前に
    登録された希望する情報に適合する情報のみを選択して
    前記利用者に提示するオンデマンド型ラジオ送受信装置
    であって、内容の分類情報、その内容が有効な時間情報
    および場所情報を添付された商用コマーシャル放送用情
    報が格納されたコマーシャルプログラムと、複数の前記
    コマーシャルプログラムを1つの単位として常に周期的
    に放送し続ける衛星デジタルラジオ放送や地上波デジタ
    ルラジオ放送を含む放送局側のデジタルラジオ放送機器
    であるコマーシャル放送機器と、前記利用者が希望する
    情報の種類を格納した好み格納器と、最新の現在時刻を
    保持する時刻格納器と、最新の場所情報を保持する場所
    格納器と、通常の住所と経度緯度情報の対応表を内蔵
    し、住所を入力として与えられると対応する経度緯度情
    報を出力する住所・経度緯度対応器と、前記コマーシャ
    ルプログラムを受信し、前記コマーシャルプログラム内
    の場所情報である住所表現の値を前記住所・経度緯度対
    応器に渡して経度緯度情報に変換したものを受け取り、
    前記コマーシャルプログラム内の分類情報、時刻情報、
    および経度緯度情報と好み格納器、時刻格納器、および
    場所格納器内の値とを比較して、適合する前記コマーシ
    ャルプログラムのみを選択して出力するコマーシャルプ
    ログラム選択器と、前記コマーシャルプログラム選択器
    から出力された前記コマーシャルプログラム中の内容を
    再生する再生器と、を備えることを特徴とする車利用者
    向けオンデマンド型ラジオ送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記利用者に利用可能な情報が格納され
    たサービスプログラムと、前記サービスプログラムと前
    記コマーシャルプログラムとの放送時間の割合を格納し
    たコマーシャル対サービス配分度指定器と、前記サービ
    スプログラムを逐次的に放送し、前記サービスプログラ
    ム間に前記コマーシャル対サービス配分度指定器が指定
    した割合で算出した何ら放送電波を送らない空白時間を
    設定し、前記空白時間開始時に空白時間開始を示す識別
    子と空白時間の長さ情報を放送してから前記長さ情報で
    指定した時間分何ら放送電波を送らない時間の経過後
    に、次の前記サービスプログラムを放送するサービス放
    送機器と、前記コマーシャルプログラム選択器の出力す
    る前記コマーシャルプログラムを格納するコマーシャル
    プログラム保存器と、設定時間が設定されると時間計測
    を開始し前記設定時間の経過後に終了事象を発信するタ
    イマーと、通常、前記サービス放送機器から送信される
    前記サービスプログラムを受信しそのまま前記再生器に
    渡し、サービスプログラム間に前記空白時間開始を示す
    識別子を検出すると、前記空白時間の長さ情報を前記タ
    イマーにセットして前記タイマーを始動させ、前記コマ
    ーシャルプログラム保存器に入っている前記コマーシャ
    ルプログラムを1つずつ取り出し、前記タイマーの終了
    事象を検知するまで前記再生器に渡していく放送混合器
    と、前記放送混合器から渡された前記サービスプログラ
    ム、前記コマーシャルプログラムを再生する前記再生器
    と、を備えることを特徴とする請求項1記載の車利用者
    向けオンデマンド型ラジオ送受信装置。
  3. 【請求項3】 地域で分割して地域ごとに属するコマー
    シャル情報をそれぞれ分担して前記コマーシャル放送機
    器とは独立に周期的に前記コマーシャルプログラムを放
    送する第2コマーシャル放送機器と、前記場所格納部が
    保持する前記利用者の現在位置を入力として、前記現在
    位置が属する地域を担当するのが前記コマーシャル放送
    機器であるか前記第2コマーシャル放送機器であるかを
    判断し、担当する側の前記コマーシャルプログラムを受
    信して前記コマーシャルプログラム選択器に渡すコマー
    シャル放送機器選択器と、前記コマーシャル放送機器選
    択器からの前記コマーシャルプログラムを受信し、前記
    コマーシャルプログラム内の場所情報である住所表現の
    値を前記住所・経度緯度対応器に渡して経度緯度情報に
    変換したものを受け取り、前記コマーシャルプログラム
    内の分類情報、時刻情報、および経度緯度情報と好み格
    納器、時刻格納器、および場所格納器内の値とを比較し
    て、適合する前記コマーシャルプログラムのみを選択し
    て出力するコマーシャルプログラム選択器と、を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の車利用者向けオンデマ
    ンド型ラジオ送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記コマーシャルプログラムと同一の表
    現形式を持つが事故情報や地震・津波情報を含む緊急情
    報を表す非常用プログラムと、前記コマーシャル放送機
    器と同一の機構を持ち、通常は放送せず緊急情報が存在
    するときにのみ前記非常用プログラムを放送する非常用
    放送機器と、前記非常用放送機器からの前記非常用プロ
    グラムを受信し、前記非常用プログラムに含まれる時刻
    情報、および場所情報と時刻格納器、および場所格納器
    内の値とを比較して適合する前記非常用プログラムを選
    択して出力する放送非常用放送プログラム選択器と、前
    記放送混合器の替わりに設けられ、通常は前記放送混合
    器と同じ処理を行い、前記非常用放送プログラム選択器
    から前記非常用プログラムを入力すると、現在放送して
    いる内容を強制的に中断して前記非常用プログラムを前
    記再生器に渡す非常用放送対応型放送混合器と、を備え
    ることを特徴とする請求項2記載の車利用者向けオンデ
    マンド型ラジオ送受信装置。
  5. 【請求項5】 不特定多数に対して一斉に放送される衛
    星デジタルラジオ放送や地上波デジタルラジオ放送の中
    から、利用者により操作されている車の現在位置および
    現在時刻に適合するものでかつ前記利用者により事前に
    登録された希望する情報に適合する情報のみを選択して
    前記利用者に提示するオンデマンド型ラジオ送受信方法
    であって、内容の分類情報、その内容が有効な時間情報
    および場所情報を添付された商用コマーシャル放送用情
    報が格納されたコマーシャルプログラムと、衛星デジタ
    ルラジオ放送や地上波デジタルラジオ放送を含む放送局
    側のデジタルラジオ放送機器であるコマーシャル放送機
    器に複数の前記コマーシャルプログラムを1つの単位と
    して常に周期的に放送し続けさせる手順と、前記利用者
    が希望する情報の種類を好み格納器に格納する手順と、
    最新の現在時刻を時刻格納器に保持する手順と、最新の
    場所情報を場所格納器に保持する手順と、住所・経度緯
    度対応器に、通常の住所と経度緯度情報の対応表を内蔵
    させ、住所を入力として与えられると対応する経度緯度
    情報を出力させる手順と、コマーシャルプログラム選択
    器に、前記コマーシャルプログラムを受信させ、前記コ
    マーシャルプログラム内の場所情報である住所表現の値
    を前記住所・経度緯度対応器に渡して経度緯度情報に変
    換したものを受け取らせ、前記コマーシャルプログラム
    内の分類情報、時刻情報、および経度緯度情報と好み格
    納器、時刻格納器、および場所格納器内の値とを比較し
    て、適合する前記コマーシャルプログラムのみを選択し
    て出力させる手順と、再生器に、前記コマーシャルプロ
    グラム選択器から出力された前記コマーシャルプログラ
    ム中の内容を再生させる手順と、を含むことを特徴とす
    る車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信方法。
  6. 【請求項6】 前記利用者に利用可能な情報が格納され
    たサービスプログラムと、コマーシャル対サービス配分
    度指定器に前記サービスプログラムと前記コマーシャル
    プログラムとの放送時間の割合を格納させる手順と、サ
    ービス放送機器に、前記サービスプログラムを逐次的に
    放送させ、前記サービスプログラム間に前記コマーシャ
    ル対サービス配分度指定器が指定した割合で算出した何
    ら放送電波を送らない空白時間を設定させ、前記空白時
    間開始時に空白時間開始を示す識別子と空白時間の長さ
    情報を放送させてから前記長さ情報で指定した時間分何
    ら放送電波を送らない時間の経過後に、次の前記サービ
    スプログラムを放送させる手順と、コマーシャルプログ
    ラム保存器に、前記コマーシャルプログラム選択器の出
    力する前記コマーシャルプログラムを格納させる手順
    と、タイマーに、設定時間が設定し、時間計測を開始さ
    せ前記設定時間の経過後に終了事象を発信させる手順
    と、放送混合器に、通常、前記サービス放送機器から送
    信される前記サービスプログラムを受信させそのまま前
    記再生器に渡させ、サービスプログラム間に前記空白時
    間開始を示す識別子を検出させ、前記空白時間の長さ情
    報を前記タイマーにセットして前記タイマーを始動さ
    せ、前記コマーシャルプログラム保存器に入っている前
    記コマーシャルプログラムを1つずつ取り出させ、前記
    タイマーの終了事象を検知するまで前記再生器に渡させ
    る手順と、前記再生器に、前記放送混合器から渡された
    前記サービスプログラム、前記コマーシャルプログラム
    を再生させる手順と、を含むことを特徴とする請求項5
    記載の車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信方法。
  7. 【請求項7】 第2コマーシャル放送機器に、地域で分
    割して地域ごとに属するコマーシャル情報をそれぞれ分
    担して前記コマーシャル放送機器とは独立に周期的に前
    記コマーシャルプログラムを放送させる手順と、コマー
    シャル放送機器選択器に、前記場所格納部が保持する前
    記利用者の現在位置を入力として、前記現在位置が属す
    る地域を担当するのが前記コマーシャル放送機器である
    か前記第2コマーシャル放送機器であるかを判断させ、
    担当する側の前記コマーシャルプログラムを受信させ前
    記コマーシャルプログラム選択器に渡させる手順と、コ
    マーシャルプログラム選択器に、前記コマーシャル放送
    機器選択器からの前記コマーシャルプログラムを受信さ
    せ、前記コマーシャルプログラム内の場所情報である住
    所表現の値を前記住所・経度緯度対応器に渡して経度緯
    度情報に変換したものを受け取らせ、前記コマーシャル
    プログラム内の分類情報、時刻情報、および経度緯度情
    報と好み格納器、時刻格納器、および場所格納器内の値
    とを比較させ、適合する前記コマーシャルプログラムの
    みを選択して出力させる手順と、を含むことを特徴とす
    る請求項5記載の車利用者向けオンデマンド型ラジオ送
    受信方法。
  8. 【請求項8】 前記コマーシャルプログラムと同一の表
    現形式を持つが事故情報や地震・津波情報を含む緊急情
    報を表す非常用プログラムと、前記コマーシャル放送機
    器と同一の機構を持つ非常用放送機器に、通常は放送せ
    ず緊急情報が存在するときにのみ前記非常用プログラム
    を放送させる手順と、放送非常用放送プログラム選択器
    に、前記非常用放送機器からの前記非常用プログラムを
    受信させ、前記非常用プログラムに含まれる時刻情報、
    および場所情報と時刻格納器、および場所格納器内の値
    とを比較させ適合する前記非常用プログラムを選択して
    出力させる手順と、前記放送混合器の替わりに設けられ
    る非常用放送対応型放送混合器に、通常は前記放送混合
    器と同じ処理を行わせ、前記非常用放送プログラム選択
    器から前記非常用プログラムを入力させ、現在放送して
    いる内容を強制的に中断して前記非常用プログラムを前
    記再生器に渡させる手順と、を含むことを特徴とする請
    求項6記載の車利用者向けオンデマンド型ラジオ送受信
    方法。
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