JP2002334029A - データ配信方法、データ配信システム及びデータ配信設備 - Google Patents

データ配信方法、データ配信システム及びデータ配信設備

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JP2002334029A
JP2002334029A JP2001140711A JP2001140711A JP2002334029A JP 2002334029 A JP2002334029 A JP 2002334029A JP 2001140711 A JP2001140711 A JP 2001140711A JP 2001140711 A JP2001140711 A JP 2001140711A JP 2002334029 A JP2002334029 A JP 2002334029A
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JP2001140711A
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English (en)
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Mitsuhiro Kubota
光裕 窪田
Yoji Kaneda
洋二 金田
Yoshinori Goto
後藤  義徳
Kazunari Watanabe
一成 渡辺
Kantaro Suzuki
貫大郎 鈴木
Hiroji Saito
博治 斎藤
Noriaki Tsuchiya
徳章 土屋
Akihito Nishino
明仁 西野
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NTT Docomo Inc
NTT Advanced Technology Corp
Original Assignee
NTT Docomo Inc
NTT Advanced Technology Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末に対して各種のコンテンツを配信す
る際の、リアルタイム性を確保しつつ、地域に特化した
コンテンツを配信する。 【解決手段】 端末CLは、広告ページデータとタイム
テーブルTBL1を生成し、情報配信サーバISへとア
ップロードする。情報配信サーバISは、アップロード
されてきた広告ページデータを広告ページDB13に格
納し、タイムテーブルTBL1の情報をコンテンツ管理
DB14へ格納する。そして、情報配信サーバISは、
コンテンツ管理DB14に格納された配信時間帯情報に
基づいて、メニューデータを各地域毎に生成し、地域コ
ードを付加して放送局TSへ送信する。放送局TSは、
地域コードを付加したメニューパケットPkにメニュー
データを組み込んで放送し、ナビゲーション装置NB
は、自動車の現在位置に対応した地域コードが付加され
たメニューパケットPkを抽出して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種データを配信
するサービスに用いて好適なデータ配信方法、データ配
信システム及びデータ配信設備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の通信
端末の普及に伴い、これら通信端末に対して各種のデー
タ(例えば、コンテンツ)を配信する各種のシステムが
提案されている。この種のシステムとしては、各種デー
タをリソースとして保有するサーバをインターネットへ
と接続し、ユーザが当該通信端末を用いて上記サーバに
アクセスし、所望のデータを選択すると、その選択され
たデータが通信網を介してユーザの通信端末へダウンロ
ードされる、というものが知られている。また、近年の
放送媒体の進歩に伴い、各種データを放送媒体を利用し
て通信端末に配信するシステムも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンターネットを介してデータの配信を行うシステムにお
いては、通信端末からデータを蓄積したサーバにアクセ
スして、ユーザの所望するデータをダウンロードするこ
とが必要となる。このため、データの配信にリアルタイ
ム性を確保することができず、実質的にリアルタイム性
を必要とするデータ(例えば、タイムセールス広告に対
応したコンテンツ等)の配信を行うことが出来ないとい
う問題があった。
【0004】一方、上述した放送媒体を用いたシステム
においては、各データの放送時刻を予め設定することが
できるため、上述したインターネットを介したデータ配
信とは異なり、リアルタイム性を確保することは可能で
ある。しかしながら、このシステムにおいては、放送媒
体の性質上、例えば、市町村単位といった地域ごとに特
化したデータの配信を行うことができないという問題が
ある。
【0005】この発明は、以上説明した事情を鑑みてな
されたものであり、通信端末に対して各種のデータを配
信する際の、リアルタイム性を確保しつつ、地域に特化
したデータの配信を可能とするデータ配信方法、データ
配信システム及びデータ配信設備を提供することを目的
とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上説明した課題を解決
するため、この発明は、データ配信設備がデータと当該
データを配信すべき時間帯を示す時間情報と当該データ
の配信対象地域を表す地域コードとを対応付けて記憶す
る記憶過程と、前記データ配信設備が、前記記憶過程に
て記憶された前記データと前記地域コードとを有する情
報を、前記時間情報に対応した時間帯に放送する放送過
程と、データ受信設備が、前記データ配信設備により放
送された情報を受信するデータ受信過程と、前記データ
受信設備が、受信された情報に含まれている地域コード
に基づいて、当該情報から自設備の現在位置に対応した
データを抽出する抽出過程と、前記データ受信設備が、
前記抽出過程にて抽出された前記データに対応した処理
を実行する処理過程とを具備することを特徴とするデー
タ配信方法を提供する。
【0007】かかるデータ配信方法によれば、データ配
信設備の有するデータと当該データの配信対象地域を表
す地域コードを有する情報が、当該情報に含まれている
データの配信時間帯において放送される。そして、この
データ配信設備によって放送された情報がデータ受信設
備によって受信され、データ受信設備によって当該情報
から現在位置に対応したデータが抽出され、当該データ
に対応した処理が実行される。
【0008】また、この発明は、データを配信するデー
タ配信設備と、前記データ配信設備により配信されたデ
ータを取得するデータ受信設備とを有するデータ配信シ
ステムであって、前記データ配信設備は、前記データと
当該データを配信すべき時間帯を示す時間情報と当該デ
ータの配信対象地域を表す地域コードとを対応付けて記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記デー
タと前記地域コードとを有する情報を、前記時間情報に
対応した時間帯に放送する放送手段とを有し、前記デー
タ受信設備は、前記データ配信設備により放送された情
報を受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段に
よって受信された情報に含まれている地域コードに基づ
いて、当該情報から自設備の現在位置に対応したデータ
を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出され
た前記データに対応した処理を実行する処理手段とを有
することを特徴とするデータ配信システムを提供する。
【0009】また、この発明は、データと当該データを
配信すべき時間帯を示す時間情報と当該データの配信対
象地域を表す地域コードとを対応付けて記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された前記データと前記地域
コードとを有する情報を、前記時間情報に対応した時間
帯に放送する放送手段とを具備することを特徴とするデ
ータ配信設備を提供する。
【0010】かかるデータ配信設備によれば、データ配
信設備の有するデータと当該データの配信対象地域を表
す地域コードを有する情報が、当該情報に含まれている
データの配信時間帯において放送される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。なお、係る実施形態は、本
発明を限定するものではなく、本発明の技術思想の範囲
内において任意に変更可能である。
【0012】[1]実施形態 [1.1]実施形態の構成 (A)通信システムの全体構成 図1は、本実施形態にかかる通信システムの構成を示す
図である。同図に示すように、本実施形態にかかる通信
システムは、インターネットINETと、移動パケット
通信網MPNと、公衆デジタル網ISNと、複数の端末
CLと、コンテンツ配信設備CGと、複数のコンテンツ
受信設備CRとを有する。なお、図1においては、図面
が煩雑となることを防止するため、通信システムを構成
する複数の端末CLと、複数のコンテンツ受信システム
CRの内、所定の端末と、コンテンツ受信設備のみを図
示している。
【0013】ここで、本実施形態に係る通信システム
は、地上波デジタル放送等の放送媒体を利用して、自動
車に搭乗しているユーザに対して、当該自動車の現在位
置に対応したタイムセールス広告をコンテンツとして配
信するためのものである。以下、係る通信システムを構
成する各設備について説明する。
【0014】まず、公衆デジタル網ISNは、ISDN
(Integrated service digital network)等のネットワ
ークであり、自網の収容している電話機に対して音声通
話サービスを提供する。また、この公衆デジタル網IS
Nは、図示せぬアクセスポイントを介してインターネッ
トINETと接続されている。このため、端末CLは、
この公衆デジタル網ISNを介してインターネットIN
ETに接続されている通信端末(例えば、情報配信サー
バIS)と通信を行うことが可能である。
【0015】端末CLは、公衆デジタル網ISNに接続
されたパーソナルコンピュータ等の通信装置である。こ
の端末CLは、使用者が入力操作を行うための操作部
や、表示部等を有し、使用者の行った入力操作に応じ
て、各種コンテンツを生成する。そして、その生成し
た、コンテンツを情報配信サーバISへとアップロード
する。
【0016】ここで、この端末CLが生成するコンテン
ツは、どのような物であっても良い。しかしながら、本
実施形態においては、説明を明確なものとするため、端
末CLの生成するコンテンツは、タイムセールス広告等
の広告情報を記述したページ(以下、「広告ページ」と
いう)に対応するHTML(Hyper Text Markup Langua
ge)形式のデータ(以下、「広告ページデータ」とい
う)であるものとし、端末CLは、当該広告の広告主た
るスーパーマーケット等の企業によって保有されている
ものとして説明を行う。
【0017】次に、コンテンツ配信設備CGは、端末C
Lからアップロードされてきた広告ページデータに対応
した広告情報をインターネットINETを介して配信す
る他、地上波デジタル放送等の放送媒体を利用して、各
広告ページデータの概要を記述したメニューデータを配
信する。係る機能を実現するために本実施形態に係るコ
ンテンツ配信設備CGは、情報配信サーバISと放送局
TSとを有する。
【0018】情報配信サーバISは、端末CLからアッ
プロードされてきた広告ページデータをリソースとして
保有し、インターネットINETから受信したHTTP
(Hypertext Transfer Protocol)のGET要求に付加
されているURLに従って、自サーバの保有している広
告ページデータを返信する。
【0019】係る機能を実現するため、本実施形態に係
る情報配信サーバISは、広告ページデータベース13
(以下、「データベース」と「DB」と略称する)を有
している。図2は、本実施形態に係る広告ページDB1
3の記憶内容を示す図である。同図に示すように、本実
施形態に係る広告ページDB13には、端末CLからア
ップロードされてきた広告ページデータと、当該広告ペ
ージデータを一意に特定するためのコンテンツIDが対
応付けて格納されている。
【0020】また、情報配信サーバISの保有している
リソースには、この広告ページDB13に格納されてい
る広告ページデータの他に、広告ページデータのアップ
ロードを申し込むためのページ(以下、「アップロード
ページ」という)に対応したHTMLデータが存在す
る。情報配信サーバISに広告ページデータをアップロ
ードする場合、端末CLを利用して、このアップロード
ページに対応したHTMLデータを取得し、当該ページ
において広告ページデータのアップロードの申込を行う
ことが必要となる。そして、端末CLからアップロード
されてきた広告ページデータがこの広告ページDB13
に格納されるのである。
【0021】更に、端末CLから広告ページデータをア
ップロードする過程において、情報配信サーバISは、
端末CLの使用者に対して当該コンテンツの配信条件を
指定させるためのページ(以下、「条件指定ページ」と
いう)に対応したHTMLデータを端末CLに配信す
る。
【0022】端末CLは、この条件指定ページ上におい
て端末CLの使用者が指定した条件に基づいて、タイム
テーブルTBL1を生成する。図3は、この際に、端末
CLにおいて生成されるタイムテーブルTBL1の内容
を示す図である。同図に示すように、この際に端末CL
によって生成されるタイムテーブルTBL1には、当該
広告ページデータの配信開始時刻T1と配信終了時刻T
2を含む配信時間帯情報が格納される他、当該広告ペー
ジデータの配信対象地域に対応した地域コードと、当該
広告ページデータに記述された広告情報の概要(例え
ば、タイムセールスのセール品名やセール品の価格、当
該端末CLを保有している企業名等)を示す概要情報が
格納される。
【0023】ここで、地域コードとは、コンテンツ配信
設備CGがコンテンツを配信することが可能な全地域
を、例えば、市区町村単位毎、或いは、郵便番号毎に区
切り、この区切られた各地域を一意に特定するための識
別情報であり、「An」(n=1、2、…、k)により
表されるものである。なお、配信開始時刻T1と、配信
終了時刻T2をどのような単位で指定可能とするかは、
任意であるが、本実施形態においては、例えば、10時
5分、10分、…というように5分間隔で指定可能であ
るものとする。
【0024】このようにして、端末CLにおいて生成さ
れたタイムテーブルTBL1が、広告ページデータのア
ップロード過程において情報配信サーバISへと送信さ
れ、当該テーブルTBL1に格納されている情報が情報
配信サーバISのコンテンツ管理DB14へと格納され
る。
【0025】図4は、本実施形態に係るコンテンツ管理
DB14の記憶内容を示す図である。同図に示すよう
に、本実施形態に係るコンテンツ管理DB14には、各
端末CLを保有する企業を一意に特定するための企業I
Dと対応付けて、当該企業IDに対応した企業の端末C
Lから送信されてきたタイムテーブルTBL1に格納さ
れた各種情報を格納するためのフィールドと、コンテン
ツ情報を格納するためのフィールドが設けられている。
ここで、コンテンツ情報とは、端末CLからアップロー
ドされた広告ページデータに対して払い出されたコンテ
ンツIDと、当該コンテンツの格納位置に対応したUR
Lから構成された情報である。
【0026】このコンテンツ管理DB14に格納されて
いる情報に基づき、情報配信サーバISにおいては、広
告ページDB13の管理が行われる。具体的には、時刻
がコンテンツ管理DB14に格納されている配信終了時
刻T2となった時点で、コンテンツ管理DB14におい
て、当該配信終了時刻T2と対応付けられている情報が
削除されると共に、当該配信時間帯情報に対応付けられ
たコンテンツIDを有する広告ページデータが広告ペー
ジDB13から削除されるのである。なお、このDB1
3及びDB14から各種データの削除を行う際に、削除
するデータのバックアップを取っておくか否かは任意で
ある。このように、バックアップをとる場合、情報配信
サーバISにバックアップ用のハードディスクを保有さ
せるようにし、削除したデータを、このハードディスク
に格納するようにすれば良い。
【0027】また、情報配信サーバISは、このコンテ
ンツ管理DB14に格納されている各種情報に基づい
て、HTML形式のメニューデータを生成し、メニュー
データDB15へと格納する。このメニューデータが、
情報配信サーバISから放送局TSへと送信されて、放
送局TSによって放送されるのである。
【0028】ここで、メニューデータとは、一定の時間
間隔毎(例えば、5分ごと)に、各地域に対応した地域
コード毎に情報配信サーバISが生成するHTMLデー
タであり、コンテンツ管理DB14に格納されている概
要情報が記述される。このメニューデータに記述される
概要情報は、当該メニューデータの生成対象となってい
る地域コードと対応付けられている概要情報の内、当該
メニューデータの生成時刻T’から所定時間(以下、
「時間t1」という)経過後の時刻T’+t1を配信時
間帯としている広告ページデータに対応した概要情報で
ある。また、このメニューデータには、記述されている
各概要情報に対応付けて、当該概要情報に対応する広告
ページデータのURLがアンカータグにより指定されて
いる。
【0029】ここで、メニューデータに対して、生成時
刻T’よりも時間t1だけ後の時刻を配信時間帯として
いる広告ページデータに対応した概要情報を記述する理
由は、以下の通りである。すなわち、メニューデータの
生成や、情報配信サーバISから放送局TSに対するメ
ニューデータの転送等に時間が必要となる。このため、
生成時刻T’を配信希望時間帯とする広告ページデータ
に対応した概要情報を記述したメニューデータを生成
し、この生成したメニューデータを放送したとしても、
配信時間帯と放送時刻の間に誤差が発生し、リアルタイ
ム性を確保できなくなるからである。
【0030】図5は、メニューデータDB15の記憶内
容の一例を示す図である。同図に示すように本実施形態
に係るメニューデータDB15には、放送開始時刻T3
を格納するためのフィールドと対応付けて、メニューデ
ータを格納するためのフィールドと、当該メニューデー
タに対応する地域コードを格納するためのフィールドと
が設けられている。
【0031】ここで、放送開始時刻T3とは、放送局T
Sが当該メニューデータの放送を開始すべき時刻を示す
情報であり、放送局TSは、この放送開始時刻T3に従
って、各メニューデータの放送を開始する。この放送開
始時刻T3は、以下のようにして設定される。
【0032】上述したようにメニューデータは、放送開
始時刻T3に先立って生成され、生成時刻T’よりも時
間t1経過後の時刻T’+t1を配信時間帯としている
概要情報が記述される。このため、生成時刻T’を放送
開始時刻T3としても、配信時間帯と一致しなくなって
しまう。そこで、放送開始時刻T3には、生成時刻T’
よりも時間t1だけ遅い時刻T’+t1が設定される。
【0033】また、アップロードの〆切時刻も、この時
間t1によって決定される。すなわち、生成時刻T’に
おいて生成されるメニューデータの放送開始時刻T3
は、T’+t1であるため、時刻T3−t1よりも前の
時刻を配信時間帯に含む広告ページデータをアップロー
ドしても、生成時刻T’において生成されるメニューデ
ータに該広告ページデータに対応した概要情報が記述さ
れないということが発生する。そこで、アップロードの
〆切時刻は、配信希望時間帯のt1前に設定することが
必要となってくるのである。
【0034】このようにして、メニューデータDB15
に格納されているデータは、放送開始時刻T3よりも所
定時間t2(但し、時間t1>時間t2)だけ、前の時
刻T3−t2になると、放送局TSへと送信されて削除
される。なお、メニューデータを削除する際に、バック
アップを取っておくか否かは、任意である。
【0035】次に、放送局TSは、各種テレビ番組やラ
ジオ番組(以下、単に「番組」という)を収録し、その
収録した番組に対応した番組データと、情報配信サーバ
ISから送信されてきたメニューデータを多重化した放
送データを放送する。この際、放送局TSは、メニュー
データに対して上述した地域コードを付加する。
【0036】図6は、本実施形態に係る放送局TSの構
成を示す図である。同図に示すように本実施形態に係る
放送局TSは、DBサーバ21と、放送管理サーバ22
と、放送設備23と、入力端末24と、各装置間を接続
するデータバス25とを有する。
【0037】ここで、入力端末24は、データバス25
に接続されたパーソナルコンピュータ等の装置であり、
キーボードやマウス、表示部等(何れも図示は省略)を
有する。この入力端末24は、放送局TSの番組制作担
当者が行った入力操作に応じた、各種命令をDBサーバ
21や放送管理サーバ22へと送信する。
【0038】DBサーバ21は、放送局TSの保有する
各種DBを管理、更新すると共に、これらのDBに格納
されているデータを放送管理サーバ22へと供給する。
このDBサーバ21は、情報配信サーバISと接続され
ており、情報配信サーバISからメニューデータDB1
5に格納されているデータ(すなわち、メニューデータ
や放送開始時刻T3等のデータ)が送信されてくると、
その送信されてきたデータをメニューデータDB211
に格納する。
【0039】ここでメニューデータDB211は、上述
した図5と同様のフィールド構成を有している。この放
送局TSの有するメニューデータDB211が、情報配
信サーバISのメニューデータDB15と異なる点は、
格納されているメニューデータのデータ形式のみであ
る。具体的には、上述した情報配信サーバISのメニュ
ーデータDB15に格納されているメニューデータのデ
ータ形式がHTML形式であるのに対して、このメニュ
ーデータDB211に格納されているメニューデータ
は、BML(Broadcast Markup Language)形式となっ
ている。
【0040】DBサーバ21は、このメニューデータD
B211に格納されている放送開始時刻T3を監視し、
メニューデータDB211に格納されている放送開始時
刻T3に対応した時刻となると、メニューデータと、地
域コードをメニューデータDB211から読み出して、
放送管理サーバ22へと送る。そして、DBサーバ21
は、メニューデータDB211において当該放送開始時
刻T3と対応付けられているフィールドの情報を削除す
るのである。なお、このメニューデータの削除の際にバ
ックアップを取るか否かは、情報配信サーバISと同様
に任意である。
【0041】また、このDBサーバ21は、放送局TS
において放送に先立って収録された番組に対応した番組
データを格納するための番組データDB212を有して
おり、各番組の放送時刻になると、当該番組に対応した
番組データを放送管理設備23へと送る。なお、この番
組データに対応した画像は、静止画であっても動画であ
っても良い。
【0042】放送管理サーバ22は、メモリを有してお
り、このメモリにDBサーバ21から送られてきたメニ
ューデータを組み込んだメニューパケットPk(k=
1、2、…、n)を生成し、このメモリに生成したメニ
ューパケットPkを順次巡回的に放送設備23へと送
る。放送設備23は、放送管理サーバ22の制御の下、
放送管理サーバ22から送られてきたメニューパケット
とDBサーバ21から送られてきた番組データを多重化
した放送データを生成し、この放送データにより搬送波
を変調した放送波を放送する。
【0043】ここで、放送管理サーバ22において生成
されるメニューパケットPkと放送設備23によって生
成される放送データについて説明する。図7は、本実施
形態に係る放送設備23が生成する放送データの構成例
を示す図である。同図に示すように本実施形態におい
て、放送設備23により生成される放送データは、番組
データが放送されるチャネルmch1と、メニューデー
タを組み込んだメニューパケットPk(k=1、2、
…、n)が順次巡回的に放送されるチャネルmch2か
らなっている。
【0044】また、放送管理サーバ22によって生成さ
れる各メニューパケットPkは、同図に示すように、ヘ
ッダ部Hと、ペイロード部Dから構成されており、ペイ
ロード部Dには、DBサーバ21から送られてきたメニ
ューデータが組み込まれる。
【0045】また、各メニューパケットPkのヘッダ部
Hには、誤り検出に必要な情報やデータペイロード長等
の情報が含まれている他、各メニューパケットPkに組
み込まれているメニューデータに対応した地域コードが
含まれている。従って、ヘッダ部Hに含まれている地域
コードにより、各メニューパケットPkが何れの地域に
対応するものであるのかを、特定することが可能とな
る。
【0046】ここで、放送管理サーバ22は、DBサー
バ21から新たなメニューデータが送信されてくるまで
(すなわち、次のメニューデータの放送開始時刻T3に
なるまで)、同一のメニューデータをペイロード部Dに
組み込んだメニューパケットPk(すなわち、上述した
放送管理サーバ22のメモリに生成したメニューパケッ
ト)を順次巡回的に放送設備23へと送る。
【0047】そして、放送管理サーバ22は、次に、D
Bサーバ21から新たなメニューデータが送られてきた
時点(すなわち、次のメニューデータの放送開始時刻T
3となった時点)で、メモリに生成したメニューパケッ
トPkを削除して、新たに送られてきたメニューデータ
をペイロード部Dに組み込んだパケットPkをメモリに
生成する。放送管理サーバ22は、その後、この新たに
生成したメニューパケットPkを順次巡回的に放送設備
23へと送るのである。
【0048】この結果、メニューパケットPkの生成
後、次のメニューデータの放送開始時刻T3になるまで
の間、同一のメニューデータが組み込まれたメニューパ
ケットPkが順次巡回的に放送データに多重化されて、
放送される。そして、次のメニューデータの放送開始時
刻T3となった時点で、新たにDBサーバ21から送ら
れてきたメニューデータが組み込まれたメニューパケッ
トPkが生成されるが、このメニューパケットPkは、
更に次のメニューデータの放送開始時刻となるまで、順
次巡回的に放送データに組み込まれて放送されることと
なる。
【0049】次に、コンテンツ受信設備CRは、広告ペ
ージデータ及びメニューデータの配信対象たるユーザが
保有する設備であり、自動車に設置されたナビゲーショ
ン装置NBと、このナビゲーション装置に接続されてい
る移動機MSから構成されている。
【0050】移動機MSは、携帯電話機等の携帯型の電
子機器であり、移動パケット通信網MPNを介したパケ
ット交換を行う他、図示せぬ移動電話網を介した音声通
話が可能である。この移動機MSは、外部機器を接続す
るための外部機器接続インターフェイス(以下、「イン
ターフェイス」を「I/F」という)を有しており、こ
の外部機器接続I/Fを介して接続した外部機器との間
においてデータの授受を行うことが可能である。
【0051】また、移動機MSは、メモリ(図示は省
略)を有しており、このメモリには、移動機MSを制御
するための各種制御プログラムが格納されている。移動
機MSは、これら制御プログラムを実行することにより
以下の2つの動作モードを実現することが可能である。 i)単独モード このモードは、単独で移動パケット通信網MPNを介し
て通信を行うモードである。移動機MSは、通常、この
モードに設定されている。
【0052】ii)従属モード このモードは、外部機器接続I/Fを介して外部機器が
接続された場合に設定されるモードであり、接続された
外部機器の通信インターフェイスとして移動機MSが機
能するためのモードである。このモード下において、移
動機MSは、単独で通信を行うことは不可能となり、接
続された外部機器(図1に示す場合、ナビゲーション装
置NB)の制御の下においてのみ移動通信網MSNを介
した通信を行うことができる状態となる。
【0053】ナビゲーション装置NBは、通常の車載型
のナビゲーション装置の機能に加え、移動機MSと接続
するためのI/Fを有しており、このI/Fを介して接
続された移動機MSの通信機能を利用して、移動パケッ
ト通信網MPNを介したパケット通信を行う。また、ナ
ビゲーション装置NBは、地上波デジタル放送により放
送されている放送データを受信するためのチューナを有
しており、放送局TSによって放送された放送波を受信
し、その受信した放送波を復調して、その復調の結果、
得られた放送データに従って、表示等の処理を実行す
る。
【0054】また、ナビゲーション装置NBは、チュー
ナによって受信された放送データに含まれたメニューパ
ケットPkのヘッダ部Hに格納されている地域コードを
監視して、自装置の設置されている自動車の現在位置に
対応する地域コードを有するメニューパケットPkを抽
出する機能を有している。そして、ナビゲーション装置
NBは、この抽出したメニューパケットに組み込まれて
いるメニューデータに対応した処理を行うのである。
【0055】移動パケット通信網MPNは、移動機MS
に対してパケット通信サービスを提供するための通信網
であり、複数の基地局BSを有する他、図示せぬパケッ
ト加入者処理装置等を有する。また、この移動パケット
通信網MPNは、図示せぬゲートウェイサーバを介して
インターネットINETと接続されており、移動機MS
は、この移動パケット通信網を介してインターネットI
NETに接続されている通信装置(図1の場合、情報配
信サーバIS)とパケット通信を行うことが可能であ
る。なお、この移動パケット通信網MPNが無線区間に
おいて、どのような規格(FDMA、TDMA、CDM
A等)に従うかは、任意である。
【0056】(B)端末CLの構成 図8は、本実施形態に係る端末CLの構成を示す図であ
る。同図に示すように本実施形態に係る端末CLは、制
御部31と、通信部32と、表示部33と、操作部34
と、外部機器I/F部35と、これら各部のデータの授
受を中継するデータバス36を有する。
【0057】通信部32は、公衆デジタル網ISNを介
してデータ通信を行う。端末CLは、このデータ通信に
より、各種データの送受信を行う。表示部33は、CR
T(cathode ray tube)ディスプレイや液晶パネル等の
表示装置から構成されており、CPU31の制御の下
に、各種情報を表示する。操作部34は、キーボードや
マウスからなり、ユーザによって入力操作が行われる
と、その入力操作に対応した操作信号を制御部31に供
給する。
【0058】外部機器I/F部35は、例えば、TIA
/EIA−232−E(RS232C)やUSB(Univ
ersal Serial Bus)等のI/Fであり、端末CLを他の
外部機器と接続し、その接続された外部機器との間にお
けるデータの授受を仲介する。
【0059】制御部31は、例えば、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(ReadOnly Memory)、RA
M(Random Access Memory)、ハードディスクを有する
(図示は省略)。ROMには、端末CLの各部を制御す
るための各種制御用アプリケーションが記憶されてい
る。また、ハードディスクには、各種プログラムが格納
されており、CPUは、これらROMやハードディスク
に格納されているプログラムを実行して各種処理を行
う。RAMは、ワークエリアとして用いられる。
【0060】ここで、ハードディスクに格納されている
プログラムには、以下のようなものが存在する。 i)FTP(File Transfer Protocol)プログラム このプログラムは、端末CLの使用者(すなわち、端末
CLを保有する企業の従業者)が操作部34に行った入
力操作に応じて広告ページデータ生成し、その広告ペー
ジデータを情報配信サーバISにアップロードするため
のプログラムである。このプログラムをCPUが実行す
ることにより提供される機能には、更に広告ページに対
する画像データの添付機能がある。かかる機能を利用す
る場合、端末CLの使用者は、外部機器I/F部35に
画像入力装置(例えば、デジタルカメラやスキャナ等)
を接続して、当該画像入力装置から供給される画像デー
タに対応した画像ファイルを広告ページデータに添付す
ることが可能である。なお、この画像ファイルは広告ペ
ージデータ中においてイメージタグにより指定されるこ
ととなるが、HTMLデータにおいてイメージタグを利
用して画像ファイルを指定する方法については、公知の
ものであるため詳細は省略する。
【0061】ii)WWWブラウザ このプログラムは、他の通信装置(例えば、情報配信サ
ーバIS)から所望のデータを取得して、その取得した
データに対応した画像を表示部33に表示させるための
プログラムである。
【0062】(C)情報配信サーバISの構成 図9は、本実施形態に係る情報配信サーバISの構成を
示す図である。同図に示すように本実施形態に係る情報
配信サーバISは、システム制御部11と、通信部12
と、広告ページDB13と、コンテンツ管理DB14
と、メニューデータDB15と、課金データ管理部16
と、I/F部17とを有する。
【0063】通信部12は、インターネットINETと
システム制御部11との間のデータの授受を仲介し、イ
ンターネットINETから受信したデータをシステム制
御部11へと送ると共に、システム制御部11から送ら
れてきたデータをインターネットINETへと送信す
る。I/F部17は、システム制御部11と放送局TS
のDBサーバ21との間のデータの授受を中継し、シス
テム制御部11から送られてきたメニューデータをDB
サーバ21へと送信する。
【0064】システム制御部11は、例えば、CPU、
ROM、RAM、ハードディスクを有する(図示は省
略)。ROMには、情報配信サーバISの各部を制御す
るための制御情報の他、各種制御用プログラムが記憶さ
れている。また、ハードディスクには、上述したアップ
ロードページや条件指定ページに対応したHTMLデー
タ等の各種リソースが格納される他、以下のようなアプ
リケーションが記憶されている。 I)返信アプリケーション このアプリケーションは、通信部12を介してインター
ネットINETから受信したGET要求に含まれている
URLに従い、当該URLに対応したリソースを返信す
るためものである。
【0065】II)FTP通信プログラム このプログラムは、端末CLからホームページに対応し
たHTMLデータがアップロードされてきた場合に、当
該データを受信して、広告ページDB13に格納するた
めのプログラムである。
【0066】III)メニューデータ生成プログラム このプログラムは、端末CLからコンテンツ管理DB1
4に格納されている情報に基づいてメニューデータを生
成するためのプログラムである。
【0067】IV)転送プログラム このプログラムは、メニューデータDB15に格納され
ているメニューデータを放送局TSに転送するためのプ
ログラムである。なお、上述した、広告ページDB1
3、コンテンツ管理DB14、メニューデータDB15
を記憶するための記憶媒体としては、このハードディス
クを用いるようにしても良い。また、情報配信サーバI
Sとは別体のDBサーバを設け、このサーバの有するハ
ードディスクを各DBの記憶媒体とし、必要に応じて、
このDBサーバの保有しているDBから情報配信サーバ
ISが各種情報を取得するようにしても良い。
【0068】CPUは、これらROMやハードディスク
に格納されているプログラムを実行することにより情報
配信サーバISの各部を制御し、RAMは、ワークエリ
アとして用いられる。
【0069】課金データ記憶部16は、各企業ID毎
(すなわち、広告ページデータの提供者たる端末CLの
所有企業毎)に、広告ページデータに記述された広告情
報の配信に伴い発生する広告配信料に対応した課金デー
タが記憶されている。この課金データは、端末CLから
広告ページデータのアップロードが行われる度に、事前
に定められた料金体系に従って累積されるかたちで更新
される。
【0070】(D)ナビゲーション装置NBの構成 図10は、本実施形態にかかるナビゲーション装置NB
の構成を示す図である。同図に示すように、本実施形態
にかかるナビゲーション装置NBは、制御部41と、チ
ューナ42と、移動機接続I/F部43と、位置情報算
出部44と、ユーザI/F部45と、地図情報記憶部4
6と、これら各部を相互に接続するデータバス47とを
有する。
【0071】移動機接続I/F部43は、例えば、TI
A/EIA−232−E(RS232C)やUSB等の
I/Fであり、ナビゲーション装置NBを移動機MSと
接続して、その接続された移動機MSとの間におけるデ
ータの授受を仲介する。この移動機接続I/F部43を
介して移動機MSを接続することにより、ナビゲーショ
ン装置NBは、移動パケット通信網MPNを介したパケ
ット通信を行うことが可能となる。
【0072】チューナ42は、ユーザが選択した周波数
に同調し、放送波受信アンテナ421を介して放送波を
受信して復調処理を施し、その復調して得られた放送デ
ータを制御部41へ供給する。位置情報算出部44は、
GPS信号の受信装置やジャイロ等を有しており、自装
置の設置されている車両の現在位置に対応した位置情報
を生成する。そして、生成した位置情報を制御部41へ
と供給する。ユーザI/F部45は、ユーザの入力操作
を受け付ける操作パネル、各種情報を表示する表示パネ
ル等から構成されている。
【0073】地図情報記憶部46には、ナビゲーション
装置NBがユーザに対してナビゲーションを行うために
必要な地図情報が格納されており、CD−ROM等の記
憶媒体と、当該記憶媒体から地図情報を読み出すための
読出装置から構成されている。
【0074】制御部41は、CPU、ROM、RAM、
EEPROM等を有しており、ナビゲーション装置NB
の各部を制御する。ROMには、各種制御情報や制御プ
ログラムが記憶されている。EEPROMには、各種プ
ログラムが記憶されており、CPUは、これらROMや
EEPROMに記憶されているプログラムを実行してナ
ビゲーション装置NBの各部を制御する。RAMは、ワ
ークエリアとして用いられる。
【0075】ここで、EEPROMに格納されている各
種プログラムには、図示しないCD−ROMドライブに
収容されたCD−ROMから地図情報を読み出し、車両
の運転者に対して道案内を行うためのプログラムや、チ
ューナ42から供給される放送データに基づいて番組デ
ータに対応した画像を表示するためのプログラムの他、
メニュー表示プログラムが格納されている。
【0076】このメニュー表示プログラムをCPUが実
行することにより提供される機能には、自装置の設置さ
れている自動車の現在位置に対応した地域コードを有し
ているメニューパケットPkを放送データから抽出し
て、当該メニューパケットに組み込まれているメニュー
データに対応した画像等を表示する機能がある。係る機
能を実現するために、本実施形態において地図情報記憶
部46に記憶されている地図情報は、図11に示すよう
に、各地域(例えば、市町村、或いは、郵便番号により
表される地域)の境界を示すベクトルデータを有してい
る。この各ベクトルデータには、当該ベクトルデータの
表す地域に対応した地域コードが対応付けられている。
【0077】ユーザがユーザI/F部45の操作パネル
に対して、自動車の現在位置に対応したメニューデータ
を表示する旨の入力操作を行うと、CPUは、メニュー
表示プログラムを実行して、位置情報算出部44から現
在位置に対応した位置情報を取得する。そして、CPU
は、その取得した位置情報に対応した地域コードを地図
情報から読み出す。具体的には、CPUは、取得した位
置情報に対応する地図上の位置にプロッティングを行
い、そのプロットの位置を含むベクトルデータを抽出す
る。このようにして抽出したベクトルデータと対応づけ
らた地域コードを地図情報から読み出すのである。
【0078】このようにして、地図情報から読み出した
地域コードに基づいて、制御部41は、放送データに組
み込まれている複数のメニューパケットPkの内、自装
置の設置されている自動車の現在位置に対応したメニュ
ーパケットPk(すなわち、位置情報を変換した地域コ
ードをヘッダ部Hに有しているメニューパケットPk)
を抽出する。
【0079】また、EEPROMには、WWWブラウザ
も記憶されており、移動機接続I/F部43を介して接
続された移動機MSを通信インターフェイスとして利用
することにより、インターネットに接続されている各種
通信機器(例えば、情報配信サーバIS)から所望のデ
ータを取得して、その取得したデータに対応した画像を
表示することも可能である。
【0080】[1.2]実施形態の動作 次に、図12乃至図22を参照し、上記構成からなる本
実施形態の動作について説明を行う。以下においては、
本実施形態の動作を次の順序で説明する。すなわち、
(1)端末CLから広告ページデータをアップロードす
る際の動作、(2)情報配信サーバISにおいてメニュ
ーデータを生成する際の動作、(3)情報配信サーバI
Sからメニューデータを送信する際の動作、(4)放送
局TSにおいてメニューデータを放送する際の動作、
(5)ナビゲーション装置NBにより放送波を受信する
際の動作、の順に説明を行う。
【0081】(1)端末CLから広告ページデータをア
ップロードする際の動作 以下、図12に示すデータシーケンスを参照しつつ、端
末CLから情報配信サーバISにコンテンツをアップロ
ードする際の動作について説明する。まず、タイムセー
ルスの広告情報を配信したいと考えた、端末CLの使用
者は、広告情報を記述した広告ページを作成すべく、端
末CLの操作部34に対してFTPプログラムを起動す
べき旨の入力操作を行う。この結果、操作内容に対応し
た操作信号が、操作部34から制御部31へと供給さ
れ、ハードディスクに格納されているFTPプログラム
が制御部31によって実行される。この状態において、
当該端末CLの使用者が操作部34に対して入力操作を
行うと、端末CLの制御部31は、操作部34から供給
される操作信号に従って、広告ページに対応したHTM
Lデータ(すなわち、広告ページデータ)をRAM上に
生成する。
【0082】この際に、当該広告ページに対してタイム
セールのクーポンとなるような情報を記述することによ
り、広告としての機能を強化させることも可能である。
また、当該広告ページに対して商品の画像を添付するな
らば、外部機器I/F部15に画像入力装置(例えば、
デジタルカメラ)を接続して、当該画像入力装置を用い
て対象商品を撮像することが必要となる。
【0083】そして、画像入力装置により撮像が行わ
れ、画像入力装置から画像データが供給されると、端末
CLの制御部31は、当該画像データに基づいて画像フ
ァイルを生成してRAMに格納する。このようにして、
生成された画像ファイルが広告ページデータ中において
イメージタグにより指定される。なお、この際、当該従
業者が広告ページを作成するために行う入力操作につい
ては、従来のホームページの作成方法と何ら異なるとこ
ろがないため、詳細は省略する。
【0084】その後、端末CLによって生成された広告
ページデータを情報配信サーバISへとアップロードす
べく、当該従業者が操作部34に対してWWWブラウザ
を起動する旨の入力操作を行うと、制御部31は、操作
部34から供給される操作信号に従って、ハードディス
クからWWWブラウザを読み出し、公衆デジタル網IS
Nを介して、上述したアクセスポイントに対する発呼処
理を実行する。このようにして、発呼処理がなされ、端
末CLとアクセスポイントとの間に通信接続がなされる
と、端末CLは、公衆デジタル網ISNを介してインタ
ーネットINETに接続された通信装置(例えば、情報
配信サーバIS)とデータ通信を行うことが可能とな
る。
【0085】その後、従業者が端末CLの操作部34に
対して、例えば、上述したアップロードページに対応し
たURLを指定する入力を行うと、端末CLの制御部3
1は、当該URLを含むGET要求D1を移動パケット
通信網MPNへと送出する。このようにして、端末CL
によって公衆デジタル網ISNへと送出されたGET要
求D1は、その後、アクセスポイントを介してインター
ネットINETへと転送され、情報配信サーバISの通
信部12により受信される。
【0086】次に、システム制御部11は、当該GET
要求D1に含まれるURLに対応したHTMLデータD
2(すなわち、アップロードページに対応したHTML
データ)をインターネットINETへと返信する。この
結果、このHTMLデータD2は、その後、インターネ
ットINETからアクセスポイントを介して公衆デジタ
ル網ISNへと転送され、端末CLの通信部32によっ
て受信される。
【0087】このHTMLデータD2を受信すると、端
末CLの表示部33には、情報配信サーバISのアップ
ロードページに対応した画像が表示される。具体的に
は、この際、端末CLの表示部33には、当該端末CL
の使用者に対して、企業IDの入力を促す文字列と共
に、これらの情報を入力するためのボックスが表示され
る他、「決定」なるボタンが表示される。
【0088】この状態において、端末CLの使用者が端
末CLの操作部34に対して、企業IDを入力する旨の
操作を行って、「決定」ボタンを選択する旨の入力操作
を行う。すると、端末CLは、従業者によって入力され
た企業IDを付加したGET要求D3を移動パケット通
信網MPNへと送信する。
【0089】このようにして、端末CLから送信された
GET要求D3は、その後、情報配信サーバISの通信
部12によって受信される。この結果、システム制御部
11においては、図13に示すような処理が実行される
こととなる。
【0090】まず、システム制御部11は、受信した、
GET要求D3に付加されている企業IDを抽出する
(ステップSa1)。そして、システム制御部11は、
コンテンツIDを払い出し、広告ページDB13に格納
すると共に、コンテンツ管理DB14において、当該企
業IDと対応付けられたフィールドに、その払い出した
コンテンツIDを格納する(ステップSa2)。
【0091】次に、システム制御部11は、上述した条
件指定ページに対応したHTMLデータD4をインター
ネットINETへと送出する(ステップSa3)。この
ようにして、HTMLデータD4を送出すると、システ
ム制御部11は、インターネットINETからGET要
求を受信したか否かを判定する状態となり(ステップS
a4)、次に、GET要求を受信するまで、同ステップ
の処理を繰り返す。
【0092】一方、このHTMLデータD4が端末CL
の通信部32に受信されると、制御部31は、受信した
HTMLデータD4に対応する画像を表示部13に表示
させる。図14は、この際に、端末CLの表示部33に
表示される画像の一例を示す図である。同図に示すよう
に、この際、端末CLの表示部33には、当該端末CL
の使用者がアップロードしようとしている広告ページデ
ータの配信開始時刻T1及び配信終了時刻T2を入力す
るためのボックスと共に、当該メニューデータに記述す
べき内容(例えば、タイムセールスのセール品名やセー
ル品の価格、当該端末CLを保有している企業名等)に
対応した概要情報を入力するためのボックスが表示され
る他、端末CLの使用者に対して、これらの情報の入力
を促すための画像が表示される。
【0093】また、この際、表示部33には、当該広告
ページデータの配信対象地域名(例えば、市町村名、或
いは、郵便番号により表される地域)を選択するための
一覧表と共に、「決定」ボタンが表示される。ここで、
配信対象地域を選択するための一覧の各地域名には、当
該地域名に対応した地域の地域コードが対応づけられて
いる。
【0094】この状態において、端末CLの使用者が例
えば、「地域a」なる地域名に対応したボタンを選択す
る旨の入力操作を行うと共に、各ボックスに対して概要
情報と配信時間帯情報を入力して、「決定」ボタンを選
択する旨の入力操作を行う。すると、制御部31は、従
業者が入力した各種情報に基づいてタイムテーブルTB
L1を生成し、この生成したタイムテーブルTBL1を
付加したGET要求D5を送信する。この際、制御部3
1は、タイムテーブルTBL1に対して、端末CLの使
用者が選択した配信対象地域名「地域a」と対応づけら
れている地域コードを格納する。
【0095】一方、情報配信サーバISのシステム制御
部11においては、端末CLから送信されたGET要求
D5が受信された時点で、ステップSa4における判定
が「Yes」となる。この結果、システム制御部11
は、ステップSa5を実行して、当該GET要求D5か
らタイムテーブルTBL1を抽出し、この抽出したタイ
ムテーブルTBL1に従って、コンテンツ管理DB14
を更新するのである(ステップSa6)。具体的には、
システム制御部11は、このタイムテーブルTBL1に
記述されている配信時間帯情報と、概要情報と、地域コ
ードを抽出して、ステップSa2において払い出したコ
ンテンツIDと対応するコンテンツ管理DB14のフィ
ールドに格納するのである。
【0096】このようにして、コンテンツ管理DB14
が更新されると、システム制御部11は、コンテンツ管
理DB14に格納されているコンテンツIDを読み出し
て、当該コンテンツIDを記述したHTMLデータD6
を生成し(ステップSa7)、インターネットINET
へと送信して(ステップSa8)、処理を終了する。
【0097】次に、HTMLデータD6を受信すると、
端末CLの制御部31は、当該HTMLデータD6に対
応した画像を表示部33に表示させる。この結果、表示
部33には、情報配信サーバISによって払い出された
コンテンツIDが表示される。この状態において、端末
CLの使用者がFTPプログラムを実行する旨の入力操
作を行うと、制御部31は、FTPプログラムを実行
し、情報配信サーバISとの間でFTPによる通信を行
うための処理を実行する。
【0098】この時点で、情報配信サーバISのシステ
ム制御部11においては、上述したFTPプログラムが
実行され、端末CLとの間において、FTPによる通信
が可能な状態となる。なお、この際、端末CLと情報配
信サーバISの間において行われる処理については、従
来用いられている方法と同様であるため、説明は省略す
る。
【0099】係る処理が終了し、端末CLと、情報配信
サーバISがFTPによる通信が可能な状態となると、
端末CLの表示部33には、コンテンツIDの入力を促
す画像が表示される。この状態において、端末CLの使
用者がHTMLデータD6により表されていたコンテン
ツIDを入力する旨の操作を操作部34に対して行う
と、端末CLの制御部31は、この入力されたコンテン
ツIDをデータD7として情報配信サーバISへと送信
する。
【0100】情報配信サーバISのシステム制御部11
は、このデータD7が通信部32により受信されると、
データD7からコンテンツIDを抽出してRAMに格納
する。この結果、システム制御部11は、その後に、端
末CLから送信されてきた広告ページデータを、広告ペ
ージDB13の当該コンテンツIDと対応付けられたフ
ィールドへと格納する状態となる。
【0101】一方、この状態において端末CLの使用者
が操作部34に対して広告ページデータD8をアップロ
ードする旨の入力操作を行うと、制御部31は、RAM
上に生成された広告ページデータD8を読み出して、情
報配信サーバISへと送信する。この広告ページデータ
D8が、情報配信サーバISの通信部12によって受信
され、RAMに格納されているコンテンツIDと対応付
けられた広告ページDB13のフィールドへとシステム
制御部11によって格納される。
【0102】このようにして、広告ページDB13に広
告ページデータD8が格納されると、システム制御部1
1は、当該広告ページデータD8の格納位置に対応した
URLをコンテンツ管理DB14へと格納する。この結
果、コンテンツ管理DB14には、端末CLからアップ
ロードされてきた広告ページデータD8を管理するため
に必要な全ての情報が格納された状態となるのである。
【0103】(2)情報配信サーバISにおいてメニュ
ーデータを生成する際の動作 次に、本実施形態に係る情報配信サーバISにおいてメ
ニューデータを生成する際の動作について、図15を参
照しつつ説明する。なお、メニューデータを生成する処
理は、上述した広告ページのアップロードを行う処理と
は無関係に、常に一定周期毎にシステム制御部11がメ
ニューデータ生成プログラムに従って行っている処理で
ある。
【0104】ここで、同図において「X」は、コンテン
ツ管理DB14に格納されている地域コードに対応して
おり、例えば「X」が「1」の場合には、地域コード
「A0001」が処理の対象となっており、「X」が
「2」の場合には、地域コード「A0002」が処理の
対象となっていることを示している。また、「N」は、
地域コードの数に対応しており、情報配信サーバISに
おいて設定されている地域コードの数によって定まるも
のである。なお、以下の説明においては、説明をより具
体的なものとするため、コンテンツ管理DB14の内容
は、図4と同様の内容を有するものとして説明を行う。
また、この処理が実行される時刻(すなわち、上述した
生成時刻T’)は、「10時00分」であるものとし、
時間t1については、30分であるものとする。
【0105】まず、システム制御部11は、現在時刻か
ら30分後の時刻「10時30分」を放送開始時刻T3
としてメニューデータDB15へと格納する(ステップ
Sb1)。そして、システム制御部11は、「X」の値
を「0」に設定した後(ステップSb2)、「X」を
「1」だけインクリメントする(ステップSb3)。こ
のようにして、「X」を「1」に設定すると、システム
制御部11は、「X」=「1」に対応する地域コード
「A0001」を検索キーとして、コンテンツ管理DB
14を検索する(ステップSb4)。そして、地域コー
ド「A0001」と対応付けられた配信時間帯情報にお
いて、現在時刻から30分後の時刻「10時30分」を
含む配信時間帯情報(すなわち、配信開始時刻T1から
配信終了時刻T2までの間に「10時30分」なる時刻
が含まれている配信時間帯情報)が存在するか否かを判
定する(ステップSb5)。
【0106】今の場合、コンテンツ管理DB14には、
「10時30分」なる時刻を含む配信時間帯情報とし
て、コンテンツID「C0001」に対応付けられてい
るものが存在する。このため、ステップSb5における
判定は、「Yes」となり、システム制御部11は、コ
ンテンツ管理DB14において、コンテンツID「C0
001」と対応付けて格納されているURL(すなわ
ち、当該コンテンツIDに対応する広告ページデータの
URL)と概要情報を読み出して(ステップSa6)、
この読み出した、URLと概要情報をRAMに格納す
る。
【0107】次に、システム制御部11は、コンテンツ
管理DB14の検索が最後まで終了したか否かを判定す
る(ステップSb7)。しかし、図4に示す場合、コン
テンツID「C0001」に対応した配信時間帯情報の
検索が終了した時点では、コンテンツ管理DB14の検
索は終了していない。このため、システム制御部11
は、ステップSb7において「No」と判定して、再
度、ステップSb4〜Sb6の処理を実行し、コンテン
ツID「C0010」に対応した概要情報とURLを読
み出して、RAMに格納する。
【0108】その後、ステップSb4〜Sb7の処理を
繰り返して、ステップSb5において「No」と判定し
た場合、或いは、ステップSb7において「Yes」と
判定した場合にシステム制御部11は、処理をステップ
Sb8へと進める。この結果、システム制御部11は、
RAMに概要情報と、URLが格納されているか否かを
判定する状態となる(ステップSb8)。
【0109】今の場合、RAMには、少なくとも、コン
テンツID「C0001」と「C0010」に対応した
概要情報とURLが格納されている。このため、システ
ム制御部11は、ステップSb8において「Yes」と
判定し、RAMに格納されている概要情報を記載したメ
ニューデータを生成し、このメニューデータ中において
アンカーによりURLを指定する(ステップSb9)。
【0110】図16は、この際生成されるメニューデー
タをWWWブラウザによって解釈して得られる画像の一
例を示す図である。同図に示すように、メニューデータ
に対応した画像は、各概要情報に対応した文字列が記述
される他、各概要情報に対応する文字列と対応付けられ
たボタンが表示される。また、このボタンには、各概要
情報に対応する広告ページデータの格納位置を示すUR
Lがアンカーにより指定されているのである。
【0111】このようにして、メニューデータの生成が
完了すると、システム制御部11は、生成したメニュー
データと「X」=「1」に対応した地域コード「A00
01」とを対応付けてメニューデータDB15へと格納
し(ステップSb10)、処理をステップSb11へと
進める。
【0112】これに対して、ステップSb8において、
「No」と判定した場合、システム制御部11は、メニ
ューデータを生成することなく処理をステップSb11
へと進める。
【0113】このようにして、ステップSb11へと処
理が進むと、システム制御部11は、「X」=「N」か
否かを判定する(ステップSb11)。今の場合、
「X」=「1」であるためシステム制御部11は、ステ
ップSb11において「No」と判定し、再度、ステッ
プSb3〜Sb10の処理を実行する。この結果、地域
コード「a0002」に対応したメニューデータが生成
され、メニューデータDB15に格納される。係る処理
が全ての地域コードに対応して実行され、全ての地域コ
ードに対応したメニューデータの生成が完了した時点
で、システム制御部11は、ステップSb11において
「Yes」と判定し、処理を終了する。
【0114】(3)情報配信サーバISからメニューデ
ータを送信する際の動作 次に、図17及び図18を参照しつつ、本実施形態に係
る通信システムにおいて、情報配信サーバISからメニ
ューデータDB15に格納されている各種情報をDBサ
ーバ21へと送信する際の動作について説明する。この
処理は、上述した、端末CLから広告ページデータをア
ップロードする際の動作やメニューデータを生成する際
の動作とは無関係に、常に、情報配信サーバISとDB
サーバ21の間において実行されている処理である。な
お、以下の説明においては、現在時刻を「9時45分」
であるものとし、上述した時間t2を20分であるもの
とする。また、メニューデータDB15は図5に示した
のと同様の記憶内容を有しているものとして説明を行
う。
【0115】まず、情報配信サーバISのシステム制御
部11は、上述した転送プログラムに従い、メニューデ
ータDB15に現在時刻の20分後の放送開始時刻T3
が格納されいてるか否かを判定する状態となる(ステッ
プSc1)。ここで、現在時刻は、「9時45分」であ
るため、メニューデータDB15には、現在時刻の20
分後の放送開始時刻T3は存在していない。このため、
システム制御部11は、ステップSc1の処理を繰り返
すこととなる。
【0116】その後、時間が経過し現在時刻が「9時5
0分」となると、システム制御部11は、ステップSc
1において現在時刻の20分後の放送開始時刻T3がメ
ニューデータDB15に格納されているものと判定して
(「Yes」)、ステップSc2の処理を実行する。こ
の結果、メニューデータDB15において当該放送開始
時刻T3「10時10分」と対応付けられている全ての
地域コード(図5に示す場合、地域コード「A000
1」及び「A0003」)と、メニューデータ(地域コ
ード「A0001」、「A0003」に対応したメニュ
ーデータ)を読み出す(ステップSc2)。
【0117】そして、読み出した各々のメニューデータ
に対して、当該メニューデータに対応する地域コードを
対応付けたデータDa1を、DBサーバ21へと送信す
る(ステップSc3及び図18ステップSd1)。この
際、システム制御部11は、データDa1に対して、放
送開始時刻T3を付加して送信する。このようにして、
送信処理が終了すると、システム制御部11は、再度、
ステップSc1の処理を実行する。この結果、次の放送
開始時刻T3「10時15分」の20分前の時刻「9時
55分」になるまで、システム制御部11は、同ステッ
プの処理を繰り返すこととなる。
【0118】一方、情報配信サーバISから送信された
データDa1を受信すると、DBサーバ21は、この受
信したデータDa1に付加されてきた放送開始時刻T3
を抽出して、メニューデータDB211に格納すると共
に、データDa1に含まれているメニューデータを抽出
し、BML形式へと変換する(図18ステップSd
2)。そして、DBサーバ21は、このデータ形式を変
換したメニューデータをステップSd2において格納し
た放送開始時刻T3と対応付けてメニューデータDB2
11に格納する(図18ステップSd3)。この際、D
Bサーバ21は、変換したメニューデータと対応付けて
送信されてきた地域コードを、各メニューデータと対応
付けてメニューデータDB211へと格納する。
【0119】その後、時間が経過し、「9時55分」と
なると、情報配信サーバISのシステム制御部11にお
いては、ステップSc1における判定が「Yes」とな
り、放送開始時刻T3「10時15分」と対応付けられ
た地域コードとメニューデータが読み出されて(ステッ
プSc2)、データDa2としてDBサーバ21へと送
信される(ステップSc3及び図18ステップSd
4)。
【0120】このデータDa2を受信すると、DBサー
バ21は、データDa2に付加された放送開始時刻T3
を抽出して、メニューデータDB211へと格納し、デ
ータDa2に含まれているメニューデータをBML形式
へと変換して、地域コードと対応付けて格納する(図1
8ステップSd5、Sd6)。以下、同様の処理が行わ
れ、情報配信サーバISからDBサーバ21へと各種情
報が送信されることとなる。
【0121】(4)放送局TSにおいてメニューデータ
を放送する際の動作 次に、図19及び図20を参照しつつ、本実施形態に係
る放送局TSにおいて、メニューデータを組み込んだメ
ニューパケットPkを放送する際の動作について説明す
る。この処理は、上述した各処理とは無関係に放送局T
Sにおいて、常に行われている処理である。
【0122】ここで、上述したように、DBサーバ21
が保有している番組データが放送データのチャネルmc
h1において放送されることとなるが、番組データにつ
いては、DBサーバ21が、順次、番組データDB21
2から読み出して放送設備23へと送信し、放送設備2
3がDBサーバ21から送られてくる番組データを、順
次、チャネルmch1に組み込んで放送しているものと
する。なお、以下においては、メニューデータDB21
1の記憶内容は、上述した図5と同様であるものとし、
現在時刻を「10時00分」であるものとして説明を行
う。
【0123】まず、DBサーバ21は、メニューデータ
DB211に現在時刻「10時00分」と同一の放送開
始時刻T3が格納されいてるか否かを判定する状態とな
る(ステップSe1)。ここで、図5に示す場合におい
て、「10時00分」と同一の放送開始時刻T3は存在
していない。このため、DBサーバ21においては、ス
テップSe1の処理が繰り返されることとなる。
【0124】その後、時間が経過し現在時刻が「10時
10分」となると、DBサーバ21は、ステップSe1
において「Yes」と判定し、放送開始時刻T3「10
時10分」と対応付けてメニューデータDB15に格納
されている全ての地域コード(図5に示す場合、地域コ
ード「A0001」及び「A0003」)と、メニュー
データ(地域コード「A0001」、「A0003」に
対応したメニューデータ)を読み出す(ステップSe
2)。
【0125】次に、DBサーバ21は、読み出した地域
コードの各々に対して、各地域コードに対応するメニュ
ーデータを対応付けて、放送管理サーバ22へと送信す
る(ステップSe3及び図20ステップSf1)。この
ようにして、メニューデータと地域コードの送信が完了
すると、DBサーバ21は、放送開始時刻T3「10時
10分」と対応付けて格納されているメニューデータ等
を削除して(ステップSe4)、再度、ステップSe1
の処理を実行する。この結果、次の放送開始時刻T3
「10時15分」になるまで、DBサーバ21は、同ス
テップの処理を繰り返すこととなる。
【0126】一方、放送管理サーバ22は、このデータ
Db1を受信すると、放送処理を実行する(図20ステ
ップSf2)。この放送処理において、放送管理サーバ
22は、以下の処理を実行する。
【0127】ステップi:放送管理サーバ22は、自サ
ーバの有するメモリ(図示は省略)上に、データDb1
に含まれている各メニューデータ(すなわち、地域コー
ド「A0001」と「A0003」に対応した、各メニ
ューデータ)をペイロード部D(図7参照)に組み込ん
だ複数のメニューパケットPkを生成する。この際、メ
ニューパケットPkのヘッダ部Hに対して、各パケット
Pkに組み込んだメニューデータと対応付けられてきた
地域コードを付加する。この結果、メモリには、データ
Db1に含まれてきた各メニューデータに対応したメニ
ューパケットPkが生成される。
【0128】ステップii:ステップiにおいて、メモリ
上に生成したメニューパケットPkを、順次、読み出し
て、放送設備23へと送信していく。この放送管理サー
バ22から送られてきた放送データが、放送設備23に
より、番組データと多重化されて放送されるのである。
【0129】ここで、放送管理サーバ22は、次に、新
たなメニューデータと地域コードを含むデータがDBサ
ーバ21から送信されてくるまで(すなわち、次のメニ
ューデータの放送開始時刻T3になるまで)、同一のメ
ニューデータをペイロード部Dに組み込んだメニューパ
ケットPk(すなわち、上述した放送管理サーバ22の
メモリに生成したメニューパケット)を順次巡回的に放
送設備23へと送る。
【0130】例えば、メモリに生成されているメニュー
パケットPkがパケットP1、パケットP2、パケット
P3の3つある場合、放送管理サーバ22は、次のメニ
ューデータの放送開始時刻T3となるまで、パケットP
1→パケットP2→パケットP3→パケットP1…とい
うように各メニューパケットPkを順次巡回的に放送設
備23へと送る。この結果、メニューパケットPkの生
成後、次のメニューデータの放送開始時刻T3になるま
での間、同一のメニューデータが組み込まれたメニュー
パケットPkが順次巡回的に放送データに多重されて、
放送される。
【0131】一方、時間が経過し、「10時15分」に
なると、DBサーバ21においては、ステップSe1に
おける判定が「Yes」となり、放送開始時刻T3「1
0時15分」と対応付けられた地域コードとメニューデ
ータが読み出されて(ステップSe2)、データDb2
として放送管理サーバ22へと送信される(ステップS
e3及び図20ステップSf3)。
【0132】このデータDb2を受信すると、放送管理
サーバ22は、次のメニューデータの放送開始時刻T3
となったものとして、既に、メモリ上に生成されている
メニューパケットPk(すなわち、放送開始時刻T3
「10時10分」に対応した、メニューデータの組み込
まれたメニューパケットPk)を削除して、上述した放
送処理を実行する。この結果、放送管理サーバ22のメ
モリには、放送開始時刻T3「10時15分」に対応し
たメニューデータを組み込んだメニューパケットPkが
生成される。放送管理サーバ22は、その後、この新た
にメモリに生成したメニューパケットPkを順次巡回的
に放送設備23へと送る。係る処理がなされる結果、次
のメニューデータの放送開始時刻T3となるまでの間
(すなわち、次のメニューデータがDBサーバ21から
送られてくるまでの間)、この生成されたメニューパケ
ットPkが放送データに組み込まれて放送されることと
なる。以下、放送開始時刻T3に対応した時刻となる度
に、上述した一連の処理が実行される。
【0133】(5)ナビゲーション装置NBにより放送
波を受信する際の動作 次に、図21及び図22を参照しつつ、ナビゲーション
装置NBにより放送波を受信する際の動作について説明
する。なお、以下の説明においては、説明をより具体的
なものとするため、地図情報の内容は、図11に示した
と同様であるものとして説明を行う。
【0134】まず、自動車の助手席に搭乗中の移動機M
Sのユーザが、自身の搭乗している自動車の現在位置近
辺のスーパーにおいてタイムセールスが行われているか
否かを知りたいと考え、ナビゲーション装置NBに対し
て自身の所有する移動機MSを接続する。すると移動機
MSにおいては、ナビゲーション装置NBの接続が検出
されて、動作モードが従属モードへと変更される。この
時点で、移動機MSは、ナビゲーション装置NBに従属
する状態となり、ナビゲーション装置NBの通信I/F
として機能するようになる。
【0135】この状態において、ユーザが、ユーザI/
F部45の操作パネルに対してメニューデータの表示を
行う旨の入力操作を行うと、制御部45は、EEPRO
Mに記憶されているメニュー表示プログラムを実行し、
図21及び図22に示す処理を実行する。
【0136】この処理において、制御部41は、まず、
チューナ42に対して、受信周波数の変更命令を送って
(ステップSg1)、放送データが受信されたか否かを
判定する状態となる(ステップSg2)。このようにし
て、ステップSg2の処理を実行すると、制御部41
は、チューナ42から放送データが供給されるまで同ス
テップの処理を繰り返す。
【0137】一方、制御部41から変更命令が供給され
ると、チューナ42は、この変更命令に従い、受信周波
数を放送局TSによって放送されている放送波に同調し
たものに変更する。そして、チューナ42は、受信した
放送波を復調して、放送データとして制御部41へと供
給する状態となる。
【0138】このようにして、チューナ42から放送デ
ータが供給される状態となると、ステップSg2におけ
る判定が「Yes」となり、制御部41は、データバス
47を介して、位置情報算出部44に位置情報の算出命
令を出力する(ステップSg3)。そして、制御部41
は、位置情報算出部44から位置情報が供給されたか否
かを判定する状態となり(ステップSg4)、位置情報
算出部44からナビゲーション装置NBの設置されてい
る自動車の現在位置に対応した位置情報が送られてくる
まで、同ステップの処理を繰り返す。
【0139】一方、位置情報算出部44は、制御部41
によって出力された位置情報算出命令に従って、自装置
の設置されている自動車の現在位置に対応した位置情報
として、例えば、「N:30.5、E:15.25」を
算出してデータバス47へと出力する。この位置情報
「N:30.5、E:15.25」を取得すると、ステ
ップSg4における判定が「Yes」となり、制御部4
1は、地図上の「N:30.5、E:15.25」に対
応した位置にプロッティングを行う(ステップSg
5)。そして、制御部41は、そのプロットの位置を含
むベクトルデータを抽出し、当該ベクトルデータと対応
づけられている地域コード(すなわち、地域コード「A
0001」)を地図情報から読み出して、RAMに格納
する(ステップSg6)。この結果、制御部41のRA
Mには、自装置の設置されている自動車の現在位置に対
応した地域コードが格納されることとなる。
【0140】このようにして、RAMに地域コードが格
納されると、制御部41は、チューナ42から、順次、
供給される放送データのチャネルmch2をサーチして
(ステップSg7)、RAMに格納されている地域コー
ドと同一の地域コードをヘッダ部Hに有するメニューパ
ケットPkが存在するか否かを判定する状態となる(ス
テップSg8)。
【0141】そして、当該地域コードと同一の地域コー
ドを有するメニューパケットPkが存在しないものと判
定すると(ステップSg8「No」)、制御部41は、
ユーザI/F部45の表示パネルに対して、例えば、
「現在位置に対応したメニューデータは放送されていま
せん。」等の表示を行って処理を終了する(ステップS
g16)。
【0142】これに対して、ステップSg8において
「Yes」と判定した場合、制御部41は、当該地域コ
ードと同一の地域コードをヘッダ部Hに有するメニュー
パケットPkを抽出して(ステップSg9)、当該パケ
ットPkのペイロード部Dからメニューデータを抽出す
る。
【0143】このようにして、メニューデータが抽出さ
れると、制御部41は、当該メニューパケットPkに組
み込まれているメニューデータが、以前に受信していた
メニューパケットPkに組み込まれていたメニューデー
タから変更されているか否かを判定する(ステップSg
10)。換言するならば、ステップSg11において、
制御部41は、放送局TSにおいてDBサーバ21から
新たなメニューデータが放送管理サーバ22へと送られ
て、放送データに組み込まれるメニューデータが変更さ
れたか否かを判定するのである。
【0144】しかし、今の場合、メニューデータパケッ
トPkを受信するのは、今回が初めてである。従って、
ステップSg10において制御部41は、「Yes」と
判定して、ステップSg9において抽出したメニューデ
ータをRAMに格納し、このメニューデータに基づいて
表示処理を行う(ステップSg11)。この結果、ナビ
ゲーション装置NBのユーザI/F部45には、上述し
た図16に示したと同様の画像が表示されることとな
る。
【0145】次に、制御部41は、ユーザがユーザI/
F部45の操作パネルに対して、WWWブラウザを起動
する旨の入力(すなわち、図16に示す場合、「詳細情
報はこちら!」等のボタンを選択する旨の入力)がなさ
れたか否かを判定する状態となる(ステップSg1
2)。この判定において「No」と判定すると、制御部
41は、ユーザがメニュー表示プログラムを終了する旨
の入力操作をユーザI/F部45に行ったか否かを判定
する状態となる(ステップSg14)。そして、「Ye
s」と判定した場合、制御部41は、処理を終了する。
【0146】これに対して、「No」と判定した場合、
再度、ステップSg3〜Sg10の処理を実行する。こ
の時点で、時間が経過し、放送データのチャネルmch
2において放送されているメニューパケットPkの内容
が変更されている場合や、他の地域コードに対応した地
域に、当該自動車が移動している場合、ステップSg1
0において、制御部41は、メニューパケットPkに組
み込まれているメニューデータが変更されているものと
判定する(ステップSg10「Yes」)。係る場合
に、制御部41は、ステップSg11を実行し、既にR
AMに格納されているメニューデータを削除して、新た
に、受信したメニューパケットPkに組み込まれていた
メニューデータをRAMに格納し、このメニューデータ
に従って表示処理を実行する。この結果、ユーザI/F
部45には、内容の変更されたメニューデータに対応し
た画像が表示される。
【0147】一方、この時点で、メニューパケットPk
に組み込まれているメニューデータが変更されていない
と判定した場合や自動車の所在する地域に対応した地域
コードが変化していない場合、制御部41は、ステップ
Sg10において「No」と判定する。係る場合に、制
御部41は、抽出したメニューパケットPkに組み込ま
れているメニューデータではなく、以前に受信されてい
たメニューデータ(すなわち、放送データの変更後、1
回目に受信したメニューパケットPkに格納されていた
もの)に基づいて表示処理を行う(ステップSg1
5)。
【0148】そして、再度、WWWブラウザを起動する
旨の入力操作が行われたか否かを判定する状態となり
(ステップSg12)、この状態において、ユーザがユ
ーザI/F部45に対して、例えば、「クーポンUR
L」なるボタンを選択する旨の入力を行うと、制御部4
1は、EEPROMからWWWブラウザを読み出して実
行する(ステップSg13)。このようにして、WWW
ブラウザが実行されると、制御部41は、移動機接続I
/F部43を介して接続された移動機MSを通信I/F
として利用し、移動パケット通信網MPNに対して、パ
ケット登録を行う。ここで、パケット登録とは、移動パ
ケット通信網MPNとの間においてパケット交換を行う
ための登録手続きである。
【0149】このようにして、パケット登録がなされる
と、ナビゲーション装置NBの制御部41は、移動機M
Sを介して移動パケット通信網MPNに対して、「クー
ポンURL」なるボタンに対応付けられているURLを
付加したGET要求を送信する。
【0150】一方、このGET要求は、移動パケット通
信網MPNのゲートウェイサーバによって受信されて、
インターネットINETへと転送され、情報配信サーバ
ISの通信部12によって受信される。情報配信サーバ
ISのシステム制御部11は、このGET要求を受信す
ると、当該GET要求に付加されているURLを抽出
し、当該GET要求に対応したリソースをインターネッ
トINETへと返信する。すなわち、ナビゲーション装
置NBによって受信された、メニューデータに記述され
ている概要情報に対応した広告ページデータが、システ
ム制御部11によってインターネットINETへと返信
されるのである。
【0151】この情報配信サーバISによって返信され
た広告ページデータが移動機MSによって受信されて、
ナビゲーション装置NBへと転送される。そして、ナビ
ゲーション装置NBの制御部41は、この移動機MSか
ら供給された広告ページデータに基づいて表示処理を実
行し、ユーザI/F部45に当該広告ページデータに対
応した画像を表示させるのである。なお、この際の表示
方法はどのような方法を採っても良い、例えば、ユーザ
I/F部45の液晶パネルの全表示領域をWWWブラウ
ザの処理内容を表示するために利用しても良いし、マル
チウィンドー形式でメニュー表示プログラムの処理内容
とWWWブラウザの処理内容を並列的に表示するように
しても良い。
【0152】このようにして、本実施形態に係る通信シ
ステムにおいては、条件指定ページにおいて端末CLの
使用者が指定した地域コードをヘッダ部に有するメニュ
ーパケットが放送局により放送され、ナビゲーション装
置において自動車の現在位置に対応した地域コードが付
加されているメニューパケットが放送データから抽出さ
れて、表示される構成となっている。このため、コンテ
ンツ受信設備(ナビゲーション装置及び移動機)のユー
ザは、自身の現在位置に関連するメニューデータを視認
等することが可能となり、端末の使用者は、自身が広告
ページデータ(コンテンツ)を配信したいと考えた地域
に存在するユーザに対して、自身のアップロードした広
告ページデータに対応するメニューデータの配信を行う
ことが可能となる。
【0153】また、本実施形態においては、端末CLの
使用者が指定した配信指定時間帯情報に基づいて、メニ
ューデータに記述すべき概要情報が決定される構成とな
っている。このため、端末CLの使用者は、時刻を指定
してアップロードした広告ページデータに対応する概要
情報の記述されたメニューデータを放送させることが可
能となり、もって、リアルタイム性を必要とするコンテ
ンツ(広告ページデータ)をコンテンツ受信設備に対し
て配信する際のリアルタイム性を確保することが可能と
なる。
【0154】また、本実施形態においては、概要情報が
記述されたメニューデータのみを放送媒体を利用して配
信し、詳細な情報を記述した広告ページデータについて
は、移動パケット通信網経由で配信する構成となってい
る。このため、コンテンツ受信設備のユーザにとって
は、自身の所望する広告ページの検索を容易に行うこと
が可能となる一方、端末CLの所有企業にとっては、確
実に広告ページデータをコンテンツ受信設備のユーザに
提示することが可能となる。
【0155】また、この際、メニューデータには、複数
の広告ページデータに対応した概要情報が記述されるた
め、端末CLからアップロードされてくる広告ページデ
ータが多数に上る場合であっても、放送媒体という限ら
れた資源を有効に活用しつつ確実に全ての広告ページデ
ータに対応した概要情報をコンテンツ受信設備のユーザ
に配信することが可能となる。
【0156】また、本実施形態においては、メニューデ
ータ中に各概要情報に対応した広告ページデータの格納
位置を示すURLを記述する構成となっている。このた
め、コンテンツ受信設備のユーザは、メニューデータ中
に記述されているURLを利用して、自身の所望する広
告ページデータを取得することが可能となる。この結
果、コンテンツ受信設備のユーザは、広告ページデータ
のURLをインターネットに接続された検索エンジン等
を利用することなく容易に広告ページデータにアクセス
することが可能となる。
【0157】更に、係る作用を奏することにより、コン
テンツ受信設備のユーザは、自身の所望する広告ページ
データを検索エンジンにより検索することが不要となる
ため、当該ユーザにとっては、インターネットを介した
データ通信により発生する通信料金を支払う必要がなく
なる一方、データ通信により発生する移動パケット通信
網のトラフィックの増加も防止することが可能となる。
【0158】また、本実施形態においては、放送データ
に複数のチャネルを持たせ、少なくとも、1つのチャネ
ルにおいて番組データを放送し、他のチャネルにおい
て、メニューパケットを放送する構成となっている。こ
のため、放送局にとっては、メニューパケットの放送の
ために周波数の全てが占有されてしまうということがな
くなり、更に、放送周波数の有効活用が可能となる。
【0159】また、本実施形態によれば、広告ページ上
にクーポン等の情報を記述することが可能である。この
ため、端末の所有企業にとっては、コンテンツ受信設備
のユーザの利用可能性を引き上げ、結果として、有効な
宣伝広告活動が可能となる。
【0160】なお、本実施形態においては、移動機MS
を通信I/Fとして利用し、ナビゲーション装置NBが
移動パケット通信網MPNを介して情報配信サーバIS
と通信を行う構成としている。しかし、移動パケット通
信網MPNに限らず、移動回線交換網やPHS網等、移
動体通信端末との間で、パケット形式のデータの授受を
行うことが可能な通信網であれば、どのような通信網を
用いても構わない。
【0161】なお、本実施形態においては、情報配信サ
ーバISに広告ページデータをアップロードする際に、
端末CLは、公衆デジタル網ISNを介して通信を行う
構成としている。しかし、公衆電話網や移動パケット通
信網、移動回線交換網、PHS網等の他の通信網を介し
て通信を行う構成としても構わない。例えば、移動パケ
ット通信網や移動回線交換網を介して通信を行う場合、
端末CLの通信部32には、これらの通信網を介して通
信を行うための機能を持たせることが必要となる。更
に、この場合、端末CLとして携帯電話機やPDA(Pe
rsonal Digital assistants)等を使用するようにして
も良い。このように、端末CLとして携帯電話機を使用
する場合には、上述した端末CLが有する各機能を、こ
れら携帯電話機等に持たせるようにすればよい。
【0162】なお、本実施形態において、端末CLは、
制御部31のハードディスクに格納されているFTPプ
ログラムに従って、広告ページデータをアップロードす
る構成となっている。しかし、他のプログラムに従っ
て、広告ページデータをアップロードする構成としても
構わない。例えば、SMTPプログラムやPOPプログ
ラムを利用することにより、電子メールに広告ページデ
ータとタイムテーブルTBL1を添付して情報配信サー
バIS宛に送信することも可能である。係る構成をとる
場合、情報配信サーバISのシステム制御部11のハー
ドディスクには、インターネットを介して電子メールの
送受信を行うためのプログラムを格納することが必要と
なる。また、FTPプログラムに変えて、TELNET
プログラムを利用しても構わない。要は、端末CLから
情報配信サーバISに広告ページデータとタイムテーブ
ルTBL1をアップロードすることができれば良いので
ある。
【0163】なお、本実施形態において、ナビゲーショ
ン装置NBの制御部41のEEPROMには、メニュー
表示プログラムとWWWブラウザの双方が記憶されてお
り、メニューデータの表示中にユーザがWWWブラウザ
を起動する旨の入力操作を行うと、図22ステップSg
13において、このEEPROMに記憶されているWW
Wブラウザを読み出す構成となっている。しかし、メニ
ュー表示プログラムにインターネットを介したHTTP
の通信を可能とする機能を持たせて、1つのプログラム
により通信を行う構成としても構わない。
【0164】なお、本実施形態においては、コンテンツ
受信設備CRとしてナビゲーション装置NBと移動機M
Sを接続したものを用いる構成としている。しかし、ナ
ビゲーション装置NBに移動パケット通信網MPNを介
して、通信を行う機能を設ければ、ナビゲーション装置
NB単体で、コンテンツ受信設備CRとしての機能を実
現することができる。
【0165】また、移動機MSにナビゲーション装置N
Bの有する機能を持たせることにより、移動機MS単体
でメニューパケットの抽出を行って、情報配信サーバか
ら広告ページデータの配信を受けることが可能となるこ
とはいうまでもない。係る構成とすれば、移動機MSの
ユーザは、自動車に搭乗することなく、徒歩により移動
している最中であっても、自身の現在位置付近に関する
メニューデータに対応した画像を見ることが可能とな
る。
【0166】また、コンテンツ受信設備CRは、移動可
能なもののみならず、セットトップボックス等の家庭設
置型のものであっても良い。この場合、コンテンツ受信
設備CRが移動することがないため、コンテンツ受信設
備CRは、地図情報を保有することは必要なく、当該設
備CRの設置場所に対応した地域コードのみを持つ構成
とすればよい。
【0167】なお、本実施形態においては、コンテンツ
配信設備CGは、情報配信サーバISと放送局TSの2
つの設備により構成されている。しかし、当然コンテン
ツ配信設備CGは1つの設備により構成されても良い。
この場合、放送局TSに情報配信サーバISの機能を持
たせても良いし、情報配信サーバISに放送局TSの機
能を持たせても良い。要は、上述した本実施形態に係る
情報配信サーバISと放送局TSの双方の機能を持って
いればよいのである。
【0168】なお、本実施形態においては、情報配信サ
ーバISと放送局TSの双方にメニューデータを格納す
るためのDB(メニューデータDB15及び211)を
保有させる構成となっている。しかし、何れか一方にの
み、メニューデータDBを保有させる構成としても構わ
ない。例えば、放送局TSにのみ、メニューデータDB
211を保有させる場合、情報配信サーバISは、生成
したメニューデータを、そのまま、放送局TSのDBサ
ーバ21に送信すれば良い。
【0169】また、情報配信サーバISにのみ保有させ
る場合には、放送開始時刻になった時点で、情報配信サ
ーバISが放送管理サーバ21へとメニューデータを送
信し、放送管理サーバ22が、この情報配信サーバIS
から送信されてきたメニューデータをメニューパケット
Pkに組み込んで放送設備23へと送るようにすればよ
い。この場合、DBサーバ21は、単に情報配信サーバ
ISと放送管理サーバ22の間のデータを仲介する機能
と、番組データDB212を管理する機能のみを有する
こととなる。
【0170】なお、本実施形態においては、端末CLか
らアップロードするコンテンツとして、広告情報を記述
した広告ページデータを例示したが、当然他のコンテン
ツ(音楽や画像等)をアップロードするようにしても良
い。
【0171】なお、本実施形態において、情報配信サー
バISの広告ページDB13に格納される広告ページデ
ータは、インターネットINETを介して端末CLから
アップロードされる構成となっている。しかし、広告ペ
ージデータに格納される広告ページデータは、情報配信
サーバISの管理者が作成したものであっても良い。こ
の場合、情報配信サーバISにキーボード等のユーザI
/Fを設け、このキーボードに対する入力操作に応じ
て、情報配信サーバISのシステム制御部11が生成し
た広告ページデータが、直接、広告ページDB13に格
納されることとなる。
【0172】また、他の構成として、情報配信サーバI
SにCD−ROM等の記憶媒体からデータを読み取るた
めの読みとり装置を設け、記憶媒体から読み出された広
告ページデータを、システム制御部11が広告ページD
B13に格納する構成としても良い。なお、この場合に
おいても、広告ページデータ以外のコンテンツを扱う構
成としても良いことは言うまでもない。
【0173】なお、本実施形態においては、端末CLか
ら広告ページデータと共に、タイムテーブルをアップロ
ードする構成となっている。しかし、広告ページデータ
のみをアップロードする構成としても良い。この場合、
情報配信サーバISは、予め定められた配信時間帯情報
に基づいて、当該広告ページデータからメニューデータ
を生成して、放送することとなる。
【0174】[1.3]変形例 <変形例1>本実施形態においては、端末CLから概要
情報が格納されているタイムテーブルTBL1を情報配
信サーバISへと送信し、情報配信サーバISのシステ
ム制御部11は、図15ステップSb9において、この
タイムテーブルTBL1に格納されている概要情報を記
述したメニューデータを生成する構成となっている。
【0175】しかし、メニューデータに記述する内容を
概要情報ではなく、広告ページデータに基づいて決定す
る構成としても良い。この場合、以下のような方法によ
り生成することが必要となる。すなわち、図15ステッ
プSb6において、システム制御部11は、コンテンツ
管理DB14からURLのみを読み出すと共に、広告ペ
ージDB13から広告ページデータを読み出して、RA
Mに格納する。そして、図15ステップSb9において
は、RAMに格納されている広告ページデータに基づい
てメニューデータを生成するのである。
【0176】具体的には、システム制御部11は、ステ
ップSb9において、以下の処理を実行する。 ステップI:システム制御部11は、各広告ページデー
タにおいて、所定の文字列を抽出する。この際の、抽出
対象としては、例えば、タイトルタグにより指定されて
いる文字列を抽出するようにしても良い。 ステップII:システム制御部11は、各広告ページデー
タから抽出した文字列を記述したメニューデータを生成
する。この際、各文字列と対応付けて、当該文字列を抽
出した広告ページデータのURLをアンカーにより指定
する。
【0177】以上のような処理により生成されたメニュ
ーデータが、ステップSb10において、メニューデー
タDB15に格納されるのである。係る構成とすれば、
端末CLの使用者は、条件指定ページにおいて、自身が
メニューデータに記述することを希望する内容(すなわ
ち、概要情報に対応した内容)を入力するという煩雑な
作業を行う必要がなくなり、簡単な作業で情報配信サー
バに対する広告ページデータのアップロードを行うこと
が可能となる。
【0178】また、放送媒体を利用して、十分な伝送レ
ートを確保できる場合、概要情報ではなく、広告ページ
データ自体を放送することも可能である。この場合、情
報配信サーバISは、配信時間帯情報に対応した配信開
始時刻T1よりも所定時間前の時刻となると、広告ペー
ジDB13に格納されている広告ページデータを放送局
TSへと送信する。そして、放送局TSによって、情報
配信サーバISから送信されてきた各広告ページデータ
をペイロード部Dに組み込んだメニューパケットPkが
放送される。この際、放送局TSは、当該パケットのヘ
ッダ部Hに対して、当該広告ページデータに対応した地
域コードを付加して放送することとなる。
【0179】<変形例2>図23は、本変形例に係る通
信システムの構成を示す図である。なお、同図において
上述した図1と同様の設備については、同様の符号を付
してある。
【0180】同図に示すように本変形例に係る通信シス
テムのコンテンツ配信設備CGは、情報配信サーバIS
2と、複数の放送局TS1、TS2、…(以下、特に特
定する必要のない場合「放送局TSk」という。但し、
k=1、2、…、n)を有している。
【0181】放送局TSkは、各々異なる地域に設置さ
れている。また、各放送局TSkは、例えば、放送局T
S1が北海道、放送局TS2が東北地方というように、
複数の地域コードに対応した地域を放送エリアとしてい
る。このように、複数の地域コードに対応した地域ごと
に放送エリアを分割することにより、全国各地に対す
る、コンテンツの配信が可能となる。なお、放送局TS
kが上述した実施形態と異なる点は、各々が放送エリア
を有していること以外には存在しないので、詳細は省略
する。
【0182】次に、情報配信サーバIS2は、上述した
実施形態と同様に端末CLからアップロードされてきた
広告ページデータを受信して、広告ページDB13に格
納すると共に、コンテンツ受信設備CRからの要求に対
して広告ページデータを返信する。また、この情報配信
サーバIS2は、端末CLから送信されてきたタイムテ
ーブルTBL1を受信して、コンテンツ管理DB15を
更新し、コンテンツ管理DB14に格納されているデー
タに基づいてメニューデータを生成して、放送局TSk
へと送信する。
【0183】ここで、上述したように、本変形例におい
て、各放送局TSkは、各々放送エリアとしている地域
が異なっている。このため、情報配信サーバIS2は、
各地域コードに対応した地域を放送エリアとしている放
送局TSkに対して、生成したメニューデータを送信す
ることが必要となる。
【0184】係る機能を実現するため、本変形例に係る
情報配信サーバIS2のシステム制御部11のハードデ
ィスクには、図24に示すような放送エリアテーブルT
BL2が記憶されている。同図に示すように、本変形例
に係る放送エリアテーブルTBL2には、各放送局TS
kを一意に特定するための放送局コードと対応付けて、
当該放送局コードに対応した放送局TSkが放送エリア
としている地域に対応した地域コードが格納されてい
る。
【0185】次に、本変形例に係る動作について説明す
ることとするが、本変形例の動作において、上述した実
施形態と異なる点は、情報配信サーバIS2からメニュ
ーデータを放送局TSkに送信する際の動作のみである
ので、この際の動作についてのみ説明する。
【0186】本変形例において、情報配信サーバIS2
のシステム制御部11は、上述した転送プログラムに従
い、図17ステップSc1及びSc2と同様の処理を実
行する。そして、ステップSc3において、システム制
御部11は、ステップSc2においてメニューデータD
B14に格納されているメニューデータと地域コードを
読み出し、その読み出した各々の地域コードに対して、
当該地域コードに対応するメニューデータを対応付けて
データDa1として、放送局TSkへと送信する(図1
8ステップSd1)。この際、本変形例に係るシステム
制御部11は、以下のような処理を実行する。
【0187】すなわち、システム制御部11は、ステッ
プSc2において読み出した地域コードとメニューデー
タをRAMに格納し、RAMに格納した地域コードを一
つずつ読み出して、当該地域コードを検索キーとして、
放送エリアテーブルTBL2を検索する。そして、この
検索の結果ヒットした放送局コードに対応した放送局T
Skへと当該地域コードと、当該地域コードに対応した
メニューデータを送信するのである。
【0188】係る処理を、RAMに格納されている全て
の地域コードについて行う。この結果、RAMに格納さ
れている各メニューデータが、当該メニューデータに対
応した地域コードを放送エリアとする放送局TSkへと
送信され、各放送局TSkによって放送されることとな
る。
【0189】このようにして、本変形例によれば、各地
域を放送エリアとする複数の放送局を設けた場合であっ
ても、実施形態と同様の効果が得られるため、広い範囲
内でコンテンツの配信を行うことが可能となる。
【0190】<変形例3>上述した実施形態においてナ
ビゲーション装置NBは、自装置の設置されている自動
車の現在位置に対応した地域コードを有するメニューパ
ケットPkを抽出し、当該メニューパケットPkに組み
込まれているメニューデータに基づいて表示処理を実行
する構成となっている。しかし、ユーザによって指定さ
れた地域に対応した地域コードを有するメニューパケッ
トPkを抽出して、当該メニューパケットPkに組み込
まれているメニューデータに基づいて表示処理を実行す
るようにしても良い。
【0191】図25及び図26は、本変形例に係るナビ
ゲーション装置NBにおいてメニュー表示プログラムが
実行された場合に、制御部41が実行する処理内容を示
す図である。なお、同図において上述した図21及び図
22と同一の処理を示すステップについては、同一の符
号を付している。
【0192】本変形例において、ナビゲーション装置N
Bのユーザがメニューデータの表示を行う旨の入力操作
を行うと、制御部41は、EEPROMに記憶されてい
るメニュー表示プログラムを実行して、チューナ42に
対して、受信周波数の変更命令を送って(ステップSg
1)、放送データが受信されたか否かを判定する状態と
なる(ステップSg2)。このようにして、ステップS
g2の処理を実行すると、制御部41は、チューナ42
から放送データが供給されるまで同ステップの処理を繰
り返す。
【0193】一方、制御部41から変更命令が供給され
ると、チューナ42は、この変更命令に従い、受信周波
数を放送局TSによって放送されている放送波に同調し
たものに変更する。そして、チューナ42は、受信した
放送波を復調して、放送データとして制御部41へと供
給する状態となる。
【0194】このようにして、チューナ42から放送デ
ータが供給される状態となると、ステップSg2におけ
る判定が「Yes」となり、制御部41は、ユーザI/
F部45の表示パネルに、ユーザが地域を指定するか否
かを選択させるための画像を表示させ、ユーザが指定し
た地域に対応したメニューデータを表示するか否かを判
定する状態となる(ステップSg100)。この状態に
おいて、ユーザが現在位置に対応したメニューデータの
表示を行う旨の入力操作を行うと、制御部41は、ステ
ップSg100において「No」と判定し、上述した、
ステップSg3〜Sg16と同様の処理を実行する。
【0195】これに対して、ユーザが地域を指定する旨
の入力操作を行うと、制御部41は、ステップSg10
0において「Yes」と判定して、地図情報記憶部46
から地図情報を読み出し、その読み出した地図情報に対
応した画像を表示パネルに表示させる(ステップSg1
10)。このようにして、地図情報に対応した画像の表
示を行うと、制御部41は、ユーザがユーザI/F部4
5に対して地域を指定する旨の入力操作を行ったか否か
を判定する状態となり(ステップSg120)、ユーザ
による指定がなされるまで、同ステップの処理を繰り返
す。
【0196】一方、ユーザがユーザI/F部45の表示
パネルに表示された画像に従い、地図上の位置を指定す
る旨の入力操作を行うと、制御部41は、ユーザによっ
て指定された位置を含むベクトルデータを抽出し、当該
ベクトルデータと対応付けられている地域コードを読み
出す(ステップSg130)。
【0197】このようにして、地域コードを地図情報か
ら読み出すと、制御部41は、上述したステップSg5
〜Sg16の処理を実行する。この際、制御部41は、
ステップSg8においてステップSg130において読
み出した地域コードを有するメニューパケットPkを受
信したか否かを判定し、ステップSg9において当該地
域コードを有するメニューパケットPkを抽出するので
ある。
【0198】ここで、本変形例において、ステップSg
14において「No」と判定すると、制御部41は、ス
テップSg200を実行する。このステップSg200
において、制御部41は、ステップSg100において
「Yes」と判定したか否か(すなわち、ユーザの指定
した地域に対応したメニューデータの表示を行うか否
か)を判定する。そして、係る判定の結果によって、制
御部41は、後の処理内容を変更するのである。具体的
には、本変形例において、ステップSg200において
「Yes」と判定した場合(すなわち、ユーザの指定し
た地域に対応したメニューデータの表示を行っている場
合)、ユーザの指定した地域に対応した地域コードを有
するメニューデータの表示を行うため、制御部41は、
ステップSg7〜Sg16の処理を再度実行する。これ
に対して、ステップSg200において「No」と判定
した場合(すなわち、当該自動車の現在位置に対応した
メニューデータの表示を行っている場合)、当該自動車
の現在位置が変化して、所在する地域が変化することが
ある。このため、制御部41は、ステップSg3〜Sg
16の処理を再度実行するのである。
【0199】このようにして、本変形例においては、ユ
ーザが指定した地域に対応した地域コードを有するメニ
ューパケットを抽出し、当該メニューパケットPkに組
み込まれているメニューデータに基づいて表示を行う構
成としている。このため、ナビゲーション装置NBのユ
ーザは、自身が所望する任意の地域に対応したメニュー
データを見ることが可能となる。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通信端末に対して各種のデータを配信する際の、リ
アルタイム性を確保しつつ、地域に特化したデータの配
信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態にかかる通信システムの
構成を示す図である。
【図2】 同実施形態に係る広告ページDB13の記憶
内容を示す図である。
【図3】 同実施形態に係る端末CLにおいて生成され
るタイムテーブルTBL1の内容を示す図である。
【図4】 同実施形態に係るコンテンツ管理DB14の
記憶内容を示す図である。
【図5】 同実施形態に係るメニューデータDB15の
記憶内容を示す図である。
【図6】 同実施形態に係る放送局TSの構成を示す図
である。
【図7】 同実施形態に係る放送管理サーバ22が生成
する放送データの構成例を示す図である。
【図8】 同実施形態に係る端末CLの構成を示す図で
ある。
【図9】 同実施形態に係る情報配信サーバISの構成
を示す図である。
【図10】 同実施形態にかかるナビゲーション装置N
Bの構成を示す図である。
【図11】 同実施形態に係るナビゲーション装置NB
の地図情報記憶部46に記憶された地図情報の一例を示
す図である。
【図12】 同実施形態において、端末CLから広告ペ
ージデータをアップロードする際に、端末CLと情報配
信サーバISの間において行われるデータの授受を示す
シーケンス図である。
【図13】 同実施形態に係る情報配信サーバISのシ
ステム制御部11において実行される処理を示すフロー
チャートである。
【図14】 同実施形態に係る端末CLの表示部33に
表示される画像の一例を示す図である。
【図15】 同実施形態に係る情報配信サーバISのシ
ステム制御部11において実行される処理を示すフロー
チャートである。
【図16】 メニューデータをWWWブラウザによって
解釈して得られる画像の一例を示す図である。
【図17】 同実施形態に係る情報配信サーバISのシ
ステム制御部11において実行される処理を示すフロー
チャートである。
【図18】 同実施形態において情報配信サーバISか
らメニューデータを送信する際に、情報配信サーバIS
とDBサーバ22の間において行われるデータの授受を
示すシーケンス図である。
【図19】 同実施形態に係るDBサーバ22において
実行される処理を示すフローチャートである。
【図20】 同実施形態において放送局TSにおいてメ
ニューデータを放送する際に、DBサーバ21と放送管
理サーバ22の間において行われるデータの授受を示す
シーケンス図である。
【図21】 同実施形態に係るナビゲーション装置NB
において行われる処理を示すフローチャートである。
【図22】 同実施形態に係るナビゲーション装置NB
において行われる処理を示すフローチャートである。
【図23】 変形例2にかかる通信システムの構成を示
す図である。
【図24】 同変形例に係る放送エリアテーブルTBL
2の記憶内容を示す図である。
【図25】 変形例3に係るナビゲーション装置NBに
おいて行われる処理を示すフローチャートである。
【図26】 変形例3に係るナビゲーション装置NBに
おいて行われる処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
INET・・・インターネット、 MPN・・・移動パ
ケット通信網、 BS・・・基地局、 ISN・・・公
衆デジタル網、 CG・・・コンテンツ配信設備、 I
S、IS2・・・情報配信サーバ、 11・・・システ
ム制御部、 12・・・通信部、 13・・・広告ペー
ジDB、 14・・・コンテンツ管理DB、 15・・
・メニューデータDB、 16・・・課金データ記憶
部、 17・・・I/F部、 TS、TSk(k=1、
2、…、n)・・・放送局、 21・・・DBサーバ、
211・・・メニューデータDB、 212・・・番
組データDB、 22・・・放送管理サーバ、 23・
・・放送設備、 24・・・入力端末、 25・・・デ
ータバス、 CL・・・端末、 31・・・制御部、3
2・・・通信部、 33・・・表示部、 34・・・操
作部、 35・・・外部機器I/F部、 36・・・デ
ータバス、 CR・・・コンテンツ受信設備、MS・・
・移動機、 NB・・・ナビゲーション装置、 41・
・・制御部、42・・・チューナ、 43・・・移動機
接続I/F部、 44・・・位置情報算出部、 45・
・・ユーザI/F部、 46・・・地図情報記憶部、
47・・・データバス、 mch1、mch2・・・チ
ャネル、 Pk(k=1、2、…、n)、 H・・・ヘ
ッダ部、 D・・・ペイロード部、 TBL1・・・タ
イムテーブル、 TBL2・・・放送エリアテーブル、
T1・・・配信開始時刻、 T2・・・配信終了時
刻、 T3・・・放送開始時刻。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 19/00 G09F 19/00 Z H04H 1/00 H04H 1/00 G 1/02 1/02 F // H04N 7/16 H04N 7/16 Z (72)発明者 金田 洋二 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 後藤 義徳 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 渡辺 一成 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 鈴木 貫大郎 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 斎藤 博治 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 土屋 徳章 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 西野 明仁 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BA07 BB05 BC10 BC11 BC16 BC23 BD02 BD03 BD07 BD16

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ配信設備がデータと当該データを
    配信すべき時間帯を示す時間情報と当該データの配信対
    象地域を表す地域コードとを対応付けて記憶する記憶過
    程と、 前記データ配信設備が、前記記憶過程にて記憶された前
    記データと前記地域コードとを有する情報を、前記時間
    情報に対応した時間帯に放送する放送過程と、 データ受信設備が、前記データ配信設備により放送され
    た情報を受信するデータ受信過程と、 前記データ受信設備が、受信された情報に含まれている
    地域コードに基づいて、当該情報から自設備の現在位置
    に対応したデータを抽出する抽出過程と、 前記データ受信設備が、前記抽出過程にて抽出された前
    記データに対応した処理を実行する処理過程とを具備す
    ることを特徴とするデータ配信方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶過程において前記データ配信設
    備が記憶するデータは、コンテンツであることを特徴と
    する請求項1に記載のデータ配信方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶過程において前記データ配信設
    備が記憶するデータは、コンテンツの概要を示すメニュ
    ーデータであることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ配信方法。
  4. 【請求項4】 前記放送過程に先立って行われる過程で
    あって、 ネットワークに接続された端末が、前記データ配信設備
    に対して前記データを送信するアップロード過程を更に
    有することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記アップロード過程において前記端末
    は、前記データと共に、前記時間情報と前記地域コード
    を送信し、 前記記憶過程において前記データ配信設備は、 前記アップロード過程において送信されてきたデータと
    対応付けて、当該端末から送信されてきた前記時間情報
    と前記地域コードとを記憶することを特徴とする請求項
    4に記載のデータ配信方法。
  6. 【請求項6】 前記放送過程に先立って行われる過程で
    あって、 ネットワークに接続された端末が、前記データ配信設備
    に対して前記コンテンツと共に、当該コンテンツの概要
    を示す概要情報を送信するアップロード過程と、 前記データ配信設備が、前記アップロード過程において
    送信されてきた概要情報に基づいて、当該コンテンツの
    概要を示す前記メニューデータを生成する生成過程を更
    に有し、 前記記憶過程において前記データ配信設備は、 前記生成過程において生成したメニューデータを記憶す
    ることを特徴とする請求項3に記載のデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 前記記憶過程において前記データ配信設
    備が記憶する前記コンテンツは、アドレスを有してお
    り、 前記生成過程において前記データ配信設備は、 前記メニューデータに対応したコンテンツのアドレスを
    記述したメニューデータを生成することを特徴とする請
    求項6に記載のデータ配信方法。
  8. 【請求項8】 前記抽出過程の後の過程であって、 前記データ受信設備が、前記抽出過程において抽出した
    前記メニューデータに記述されているアドレスから、前
    記コンテンツを取得する取得過程を更に有することを特
    徴とする請求項7に記載のデータ配信方法。
  9. 【請求項9】 前記取得過程において前記データ受信設
    備は、移動通信網を介して、前記コンテンツを取得する
    ことを特徴とする請求項8に記載のデータ配信方法。
  10. 【請求項10】 前記メニューデータは、ハイパーリン
    クを許容する言語により記述されていることを特徴とす
    る請求項3に記載のデータ配信方法。
  11. 【請求項11】 前記放送過程において前記データ配信
    設備は、 各時間帯において放送されるべき番組に対応した番組デ
    ータを、前記情報に多重化して放送することを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ配信方法。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツには、少なくとも、タ
    イムセールスに関する広告情報が含まれていることを特
    徴とする請求項2または請求項3に記載のデータ配信方
    法。
  13. 【請求項13】 前記データ配信設備は、広告情報を含
    む前記コンテンツの提供者毎に前記広告情報の配信に伴
    い発生する課金額に対応した課金データを記憶し、 前記データ配信設備は、前記コンテンツの配信に伴い、
    当該コンテンツの提供事業者に対応する課金データを更
    新することを特徴とする請求項12に記載のデータ配信
    方法。
  14. 【請求項14】 前記抽出過程に先立って行われる過程
    であって、 前記データ受信設備が、自設備の現在位置に対応した位
    置情報を取得する位置情報取得過程を更に有し、 前記抽出過程において、前記データ受信設備は、 前記位置情報取得過程において取得した位置情報と、受
    信された情報に含まれている前記地域コードに基づい
    て、当該情報から自設備の現在位置に対応したデータを
    抽出することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信
    方法。
  15. 【請求項15】 前記データ受信設備は、自動車に設置
    されていることを特徴とする請求項14に記載のデータ
    配信方法。
  16. 【請求項16】 前記データ配信設備は、各々異なる複
    数の前記地域コードに対応した地域を放送エリアとする
    複数の放送局を有し、 前記放送過程において前記データ配信設備は、 前記記憶過程において前記データに対応付けて記憶した
    前記地域コードに対応した地域を放送エリアとしている
    放送局により、前記データと前記地域コードを有する情
    報を放送することを特徴とする請求項1に記載のデータ
    配信方法。
  17. 【請求項17】 前記データ配信設備は、前記複数の放
    送局の各々を一意に特定するための放送局コードと、各
    放送局の放送エリアに含まれている地域に対応した地域
    コードを格納したテーブルを有し、 前記放送過程において前記データ配信設備は、 前記記憶過程においてデータに対応付けて記憶した地域
    コードに対応した地域を放送エリアとしている放送局を
    前記テーブルに基づいて特定し、該放送局により前記デ
    ータと前記地域コードを有する情報を放送することを特
    徴とする請求項16に記載のデータ配信方法。
  18. 【請求項18】 データを配信するデータ配信設備と、 前記データ配信設備により配信されたデータを取得する
    データ受信設備とを有するデータ配信システムであっ
    て、 前記データ配信設備は、 前記データと当該データを配信すべき時間帯を示す時間
    情報と当該データの配信対象地域を表す地域コードとを
    対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記データと前記地域コード
    とを有する情報を、前記時間情報に対応した時間帯に放
    送する放送手段とを有し、 前記データ受信設備は、 前記データ配信設備により放送された情報を受信するデ
    ータ受信手段と、 前記データ受信手段によって受信された情報に含まれて
    いる地域コードに基づいて、当該情報から自設備の現在
    位置に対応したデータを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された前記データに対応した
    処理を実行する処理手段とを有することを特徴とするデ
    ータ配信システム。
  19. 【請求項19】 前記記憶手段に記憶されるデータは、
    コンテンツ本体であることを特徴とする請求項18に記
    載のデータ配信システム。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段に記憶されるデータは、
    コンテンツの概要を示すメニューデータであることを特
    徴とする請求項18に記載のデータ配信システム。
  21. 【請求項21】 データと当該データを配信すべき時間
    帯を示す時間情報と当該データの配信対象地域を表す地
    域コードとを対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記データと前記地域コード
    とを有する情報を、前記時間情報に対応した時間帯に放
    送する放送手段とを具備することを特徴とするデータ配
    信設備。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段に記憶されるデータは、
    コンテンツであることを特徴とする請求項21に記載の
    データ配信設備。
  23. 【請求項23】 前記記憶手段に記憶されるデータは、
    コンテンツの概要を示すメニューデータであることを特
    徴とする請求項21に記載のデータ配信設備。
  24. 【請求項24】 ネットワークに接続された端末から、
    前記データを取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された前記データを前記記憶
    手段に記憶させる書込手段とを更に有することを特徴と
    する請求項21に記載のデータ配信設備。
  25. 【請求項25】 前記取得手段は、 前記端末から、前記データと共に、前記時間情報と前記
    地域コードを取得し、 前記書込手段は、 前記取得手段によって取得された、前記データと、前記
    時間情報と前記地域地域コードとを対応付けて前記記憶
    手段に記憶させることを特徴とする請求項24に記載の
    データ配信設備。
  26. 【請求項26】 ネットワークに接続された端末から、
    前記コンテンツと共に、当該コンテンツの概要を示す概
    要情報を取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された概要情報に基づいて、
    当該コンテンツの概要を示す前記メニューデータを生成
    する生成手段を更に有し、 前記書込手段は、 前記生成過程において生成したメニューデータを前記記
    憶手段に記憶させることを特徴とする請求項23に記載
    のデータ配信設備。
  27. 【請求項27】 前記記憶手段に記憶された前記コン
    テンツは、アドレスを有しており、 前記生成手段は、 前記メニューデータに対応したコンテンツのアドレスを
    記述したメニューデータを生成することを特徴とする請
    求項23に記載のデータ配信設備。
  28. 【請求項28】 前記放送手段は、 各時間帯において放送されるべき番組に対応した番組デ
    ータを前記情報に多重化して放送することを特徴とする
    請求項21に記載のデータ配信設備。
  29. 【請求項29】 前記放送手段は、 各々異なる複数の地域コードに対応した地域を放送エリ
    アとする複数の放送局を有し、 前記記憶手段にデータと対応付けて記憶された地域コー
    ドに対応した地域を放送エリアとしている放送局によ
    り、前記データと前記地域コードを有する情報を放送す
    ることを特徴とする請求項21に記載のデータ配信設
    備。
  30. 【請求項30】 前記放送手段の有する複数の放送局の
    各々を一意に特定するための放送局コードと、各放送局
    の放送エリアに含まれている地域に対応した地域コード
    を格納したテーブルを更に有し、 前記放送手段は、 前記記憶手段にデータと対応付けて記憶された地域コー
    ドに対応した地域を放送エリアとしている放送局を前記
    テーブルに基づいて特定し、該放送局により前記データ
    と前記地域コードを有する情報を放送することを特徴と
    する請求項29に記載のデータ配信設備。
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