JP2005051435A - 付加価値情報システム、付加価値情報利用方法、放送装置及び付加価値情報格納装置 - Google Patents

付加価値情報システム、付加価値情報利用方法、放送装置及び付加価値情報格納装置 Download PDF

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Abstract

【課題】クーポン等の付加価値情報の配信と、利用を簡便に行うことを目的とすることを目的とする。
【解決手段】放送と共に付加価値情報を放送する放送装置31と、放送装置31が放送した付加価値情報を受信する受信装置321と、受信装置321が受信した付加価値情報を格納する付加価値情報格納装置322と、付加価値情報格納装置322に格納された付加価値情報を利用する携帯電話機34とを有する付加価値情報利用システムである。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、付加価値情報システム、付加価値情報利用方法、放送装置及び付加価値情報格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送波を用いて、クーポンデータを送り、受信側でそれを受信する可搬型の電子クーポンが知られている。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、テレビジョン送信信号の垂直ブランキング期間内に送信されたデータ(クーポンデータ)を専用の携帯型の装置で利用する技術が開示されている。具体的には、図1に示されているように、垂直ブランキング期間内のデータ(クーポンデータ)は、コントローラ12によって復号化され、このコントローラ12はこのデータ(クーポンデータ)を携帯型電子クーポン10に送信する。この携帯型データ クーポン10は、再転送された符号化データ用受信機16と、ディスプレー22と、受信データの記憶装置とを含む。携帯型データ クーポン10はディスプレー22に表示されたデータ(クーポンデータ)をユーザに見せる。
【0004】
また、下記の特許文献2には、ビデオ信号の水平オーバスキャンエリアを介して配信される符号化クーポンデータを復号化し、記憶しておくための方法とシステムが開示されている。具体的には、図2に示されているように、エレクトロニッククーポンは、放送またはビデオテープから再生できる符号化ビデオ信号から抽出できるクーポンデータによって定義されたクーポンの表現を表示する。エレクトロニッククーポン100は不揮発性メモリを備え、伝送セッション(例えば、テレビジョン放映番組)の後に続く表示に備えて、クーポンデータを記憶しておくことを可能にしている。エレクトロニッククーポン100には、ユーザが受け取りたいと思っているクーポンのタイプを、ユーザが事前に選択できるようにするセットアップモードが用意されている。ユーザが選択したものに合致するクーポンデータ はエレクトロニッククーポンに記憶され、他方、ユーザが選択したものに合致しないクーポンデータは記憶されない。復号器(デコーダ)104は符号化ビデオ信号からクーポンデータを抽出し、そのクーポンデータをエレクトロニックコンタクトのレシーバを通してエレクトロニッククーポンに送信する。クーポンデータは、テレビジョンコマーシャル期間にエレクトロニッククーポンに送信できるという利点がある。
【0005】
ユーザは、例えば、タイヤのコマーシャルのビデオプレゼンテーションをテレビジョンから見ることができ、その間に、そのコマーシャルに関係するクーポンデータは、復号器104からエレクトロニッククーポン100に送られることになる。
【0006】
また、下記の特許文献3には、図3に示されているように、番組又はコマーシャルと共にクーポン情報を放送/送信システム20から受信システム30へ送信又は放送し、受信システムがクーポン情報に基づいてクーポン発行依頼を作成すると共にクーポン情報が表示された番組又はコマーシャルの識別子をクーポン発行依頼に付加し、識別子が付加されたクーポン発行依頼を受信システムからサービスセンタ60へ送信し、サービスセンタがクーポン発行依頼に基づいてクーポンを発行する技術が開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特表平8−509329
【0008】
【特許文献2】
特表2003−519983
【0009】
【特許文献3】
特開2002−150185
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された発明は、テレビジョン放送波を用いて、クーポンデータを送りそれを受信して、可搬型の電子クーポンの表示画面に表示して、クーポンを利用するものは、専用の「可搬型の電子クーポン」が必須であるとするという問題がある。
【0011】
また、特許文献3に記載された発明は、クーポンを管理するサービスセンタが必須であるとするという問題がある。
【0012】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、クーポン等の付加価値情報の配信と、利用を簡便に行うことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0014】
請求項1に記載された発明は、放送と共に該放送に関する付加価値情報を放送する放送装置において、放送する放送情報と該放送情報に関する付加価値情報を関係づける付加価値情報管理テーブルと、前記付加価値情報管理テーブルを参照して、放送する放送情報に関する付加価値情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出された付加価値情報を、放送信号に変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段で変換された付加価値情報を前記放送情報と共に放送する付加価値情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載された発明は、放送情報と共に放送された前記放送情報に関する付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置において、利用資格を有する移動端末からの要求に対して、前記格納手段から、付加価値情報を読出して、付加価値情報を送信する付加価値情報送出手段と、を有することを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載された発明は、請求項2記載の付加価値情報格納装置において、前記格納手段に格納された付加価値情報は、一次元若しくは二次元バーコード又は画像又は文字又は数値又はURLであることを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載された発明は、請求項2又は3記載の付加価値情報格納装置において、前記格納手段に格納された付加価値情報が、画像生成用パラメータを有するデータの場合、前記付加価値情報に基づいて、画像を生成する画像情報生成手段を有し、該画像情報生成手段で生成された画像を付加価値情報として、要求した移動端末に送出することを特徴とする。
【0018】
請求項5に記載された発明は、放送情報と共に放送された前記放送情報に関する付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置において、前記格納手段に格納された付加価値情報が、移動端末の機種毎に異なる場合、当該付加価値情報受信格納手段を利用する移動端末を登録する登録手段と、前記登録手段に登録されている移動端末の機種に対応した前記付加価値情報をフィルタするフィルタ手段と、記登録手段に登録されている移動端末からの要求に対して、前記格納手段から、付加価値情報を読出して、付加価値情報を送信する付加価値情報送出手段と、を有することを特徴とする。
【0019】
請求項6に記載された発明は、請求項2ないし5いずれか一項記載の付加価値情報格納装置において、放送情報と共に送信された当該付加価値情報格納装置が使用する移動端末に係るデータを受信して、受信した移動端末に係るデータを前記付加価値情報受信格納手段に格納することを特徴とする。
【0020】
請求項7に記載された発明は、請求項2ないし6いずれか一項記載の付加価値情報格納装置において、放送情報と共に送信された当該付加価値情報格納装置が使用するソフトウエアを受信し、受信したソフトウエアをインストールすることにより、当該付加価値情報格納装置における所定の機能が達成されることを特徴とする。
【0021】
請求項8に記載された発明は、請求項2ないし7いずれか一項記載の付加価値情報格納装置が、放送受信機又は映像再生装置に組み込まれていることを特徴とする。
【0022】
請求項9に記載された発明は、放送と共に付加価値情報を放送する放送装置と、前記放送装置が放送した付加価値情報を受信する受信装置と、前記受信装置が受信した付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置と、前記付加価値情報格納装置に格納された付加価値情報を利用する移動端末とを有する付加価値情報利用システムにおいて、前記移動端末は、前記付加価値情報格納装置に要求して、格納された付加価値情報を受信する受信手段と、更に、該受信手段で受信した付加価値情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0023】
請求項10に記載された発明は、放送と共に付加価値情報を放送する放送装置と、前記放送装置が放送した付加価値情報を受信する受信装置と、前記受信装置が受信した付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置と、前記付加価値情報格納装置に格納された付加価値情報を利用する移動端末とを有する付加価値情報利用システムにおける付加価値情報利用方法において、前記移動端末は、前記付加価値情報格納装置に要求して、格納された付加価値情報を受信する受信ステップと、更に、該受信ステップで受信した付加価値情報を表示する表示ステップとを有することを特徴とする。
【0024】
請求項11に記載された発明は、放送と共に該放送に関する付加価値情報を放送する付加価値情報送信方法において、放送する放送情報と該放送情報に関する付加価値情報を関係づける付加価値情報管理テーブルを参照して、前記放送する放送情報に関する付加価値情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出された付加価値情報を、放送信号に変換するデータ変換ステップと、前記データ変換ステップで変換された付加価値情報を前記放送情報と共に放送する付加価値情報送信ステップと、を有することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図4に本実施の形態の全体システムを示す。
【0026】
図4のシステムは、放送装置31、家庭・公共施設等32に設けられた受信装置321及び付加価値情報格納装置322、携帯電話機34及びクーポン画像提供装置33から構成されている。なお、携帯電話機(移動端末)34は、インターネット対応であることが好ましい。また、付加価値情報格納装置322は、家庭・公共施設等32に設けられた放送受信機、映像再生装置、STB(Set Top Box)等に組み込まれていてもよい。
【0027】
放送装置31は、一般放送と共に付加価値情報(クーポン等)を放送する。付加価値情報は、後述するように、付加価値情報に係るコンテンツを放送するとき自動的に、コンテンツと共に放送される。付加価値情報は、一次元若しくは二次元バーコード、画像、文字、数値、又はURL(Uniform Resource Locators)の形態で、放送される。
受信装置321は、放送装置31が放送した放送と共に付加価値情報を受信する。後述するように、映像・音声の信号とデータとを分離し、データの中から付加価値情報を付加価値情報格納装置322に伝送する。
付加価値情報格納装置322は、付加価値情報を格納する格納手段を有し、受信装置321が受信した付加価値情報をこの格納手段に格納する。なお、付加価値情報格納装置322は、必要に応じて、放送装置が放送した付加価値情報を画像に変換する手段を有する。また、携帯電話機の機種に応じて、付加価値情報が異なる場合は、予め、携帯電話機の機種を登録しておき、付加価値情報を格納する対象を登録した機種の画像に限定したり、また、付加価値情報を画像に変換する場合は、登録した機種に対する画像だけを生成するようにしてもよい。
携帯電話機34は、付加価値情報格納装置322に格納された付加価値情報を要求して、付加価値情報を獲得する。獲得した付加価値情報が、一次元若しくは二次元バーコードである場合は、ユーザは携帯電話機34の画面に一次元若しくは二次元バーコードを表示して、店頭35で携帯電話機34を提示する。店頭35では、携帯電話機34に表示された一次元若しくは二次元バーコードを解読して、所定の割引等を行う。
【0028】
付加価値情報としては、一次元若しくは二次元バーコード、画像、文字、数値、又はURLの形態で、携帯電話機34に通知される。携帯電話機34が得た付加価値情報が、URLの場合は、ユーザは、表示されたURLを選択することにより、当該URLのホームページにアクセスして、当該URLに対応した画像等(例えば、一次元若しくは二次元バーコード)を獲得する。
【0029】
放送装置31から家庭・公共施設等32に設けられた受信装置321への伝送Aは、有線放送(CATV等)、衛星放送(BS、CS等)、地上波放送(アナログ放送(データ放送)、デジタル放送)等の放送波である。また、付加価値情報格納装置322と携帯電話機34間の通信の伝送Bは、ブルートゥース、赤外線、USBケーブル等の伝送路であってもよいし、スマートメデア等の媒体を用いてオフラインで行うものでもよい。携帯電話機34とクーポン画像提供装置33間の通信Cは、インターネット等を介して行われる。
【0030】
図5に、放送装置の例を示す。図5の放送装置は、メタデータ(付加価値情報)管理システム41、映像コンテンツ管理システム42、多重化/送出システム43、
メタデータ管理テーブル51及び映像コンテンツ管理テーブル52から構成されている。メタデータ(付加価値情報)管理システム41は、メタデータ管理テーブルの作成部411、メタデータ登録部412及びメタデータ管理部413を有し、映像コンテンツ管理システム42は、メタデータの取得部421を有し、多重化/送出システム43は、符号化部446、多重化部447及び送信部448を有している。
【0031】
映像コンテンツ管理テーブル52の例が、図6に示されている。図6の映像コンテンツ管理テーブルは、放送されるチャネル、放送される年月日、放送の開始時間、放送の終了時間、当該放送のスポンサー、当該映像コンテンツのID(CID)及び所定の情報を付加するメタデータ追加ビットから構成されている。
【0032】
図5の民放の送信装置においては、一般放送、コマーシャル放送(ここでは、「映像コンテンツ」と言う。)毎にスポンサーがついている。そこで、その映像コンテンツに関するメタデータ(スポンサーが提供するクーポン、そのサービスに付随する付加価値情報)を、テーブル化し、当該映像コンテンツの放送時に、自動的に伝送波に乗せるように構成されている。
【0033】
メタデータ管理テーブル51の例が、図7に示されている。図7のメタデータ管理テーブルは、当該映像コンテンツのID(CID)、当該CIDのメタデータ(付加価値情報)及び放送用マークアップ言語(BML)で記述されているメタデータ制御情報から構成されている。
【0034】
例えば、メタデータは、画像(バーコード)データ、バーコードを発生するパラメータデータ、そのサービスに付随する情報等である。また、メタデータ制御情報は、メタデータを受信側に蓄積してもらうための制御コマンドである。受信側では、この情報に基づいて、メタデータを保存するか否かを決める。
【0035】
また、メタデータ制御情報を用いて、当該メタデータの内容・形態(どの様な形態のメタデータあるか、画像生成のパラメータであるか否か、画像である場合バーコードの種別、その他情報の内容等)を受信側に通知するようにしてもよい。
【0036】
メタデータ管理システム41は、メタデータの作成、登録、データの授受等を行う。メタデータ管理システム41のメタデータ管理テーブルの作成部411は、図7に示されているメタデータ管理テーブル51を作成する。メタデータ登録部412は、ウエブインタフェース等を用いて、メタデータを手動で登録する。また、メタデータ管理部413は、メタデータの管理を行う。
【0037】
映像コンテンツ管理システム42は、映像コンテンツの管理を行う。映像コンテンツ管理システム42は、当該映像コンテンツに対して紐付けられているメタデータ(クーポン、そのサービスに付随する付加価値情報)とメタデータ制御情報を、メタデータ管理システム41から取得する。
【0038】
多重化/送出システム43は、メタデータをメタデータ変換部431で変換した後、放送信号に多重化して、送出する。多重化/送出システム43から放送される信号について、図8を用いて説明する。
【0039】
図8の放送波は、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2TS(トランスポートストリーム)方式を用いたデジタル放送の場合の例である。MPEGシステムは、複数の映像、音声、字幕、BML(放送用マークアップ言語)、その他のデータストリームで構成される。
【0040】
1つのプログラムは、映像、音声、字幕、BML、その他のデータ(プライベート・セクション)からなるデータストリームを有し、システムとして、PSI(番組特定情報)、EPG(電子番組案内)・SI(番組配列情報)セクション及びCA(限定受信)セクションを有する。
【0041】
プライベート・セクションは、データヘッダ部61、プライベート・データ部62及びチェックビット32から構成されている。
【0042】
本発明のメタデータ(付加価値情報)は、プライベート・データ部62に挿入されて伝送される。
【0043】
図5に戻り、図5の多重化/送出システム43は、映像コンテンツ管理システム42から送出されたメタデータとメタデータ制御情報を、当該放送と共に、自動的に放送波に乗せる。
【0044】
メタデータは、プライベートセクションに挿入され、メタデータ制御情報は、プライベート・セクション、BMLセクション等に挿入される。
【0045】
符号化部446は、プライベートセクション信号432、BML信号433、字幕信号434、音声信号444及び映像信号445をそれぞれ符号化する。符号化された信号は、多重化部447で、TS多重化及び他のTS信号と更に再多重化される。多重化部447で多重化された信号が、送信部448から放送される。
【0046】
なお、メタデータ変換部431では、必要に応じて、メタデータを画像信号(例えば、一次元若しくは二次元バーコード)に変換することもできる。
【0047】
メタデータとメタデータ制御情報とが送信されるフローについて、図9を用いて説明する。
▲1▼映像コンテンツ管理システム42は、放送時間が近づくと、所定時間前に、当該放送に係る「メタデータ」及び「メタデータ制御情報」を、CIDを明示して、メタデータ管理システム41に要求する。
▲2▼メタデータ管理システム41は、要求された「メタデータ」及び「メタデータ制御情報」を返す。
▲3▼映像コンテンツ管理システム42は、メタデータ管理システム41から得た「メタデータ」及び「メタデータ制御情報」を、多重化/送出システム43に引き渡す。なお、この際、映像コンテンツ管理システム42は、「メタデータ制御情報」を「映像コンテンツ表示用のBML情報」に追加後引き渡す。
▲4▼多重化/送出システム43は、データ変換を行った後、当該映像コンテンツに対して、「メタデータ」及び「メタデータ制御情報追加後のBML情報」を格納する。
【0048】
図10を用いて送信装置の処理フローを説明する。
【0049】
ステップS1:映像コンテンツ管理システム上の当該CIDにメタデータ追加ビットが立っているか
ステップS2:CIDにメタデータ追加ビットが立っている場合、映像コンテンツ管理システム42は、メタデータ管理システム41に、「メタデータ」及び「メタデータ制御情報」を要求する。
ステップS3:メタデータ管理システム41は、映像コンテンツ管理システム42に「メタデータ」及び「メタデータ制御情報」を返答する。
ステップS4:映像コンテンツ管理システム42は、「メタデータ制御情報」を「BML情報」に追加する。
【0050】
ステップS5:映像コンテンツ管理システム42は、「メタデータ」と「BML情報」を多重化/送出システム43にデータを引き渡す。
【0051】
ステップS6:制御情報を多重化/送出システム43は、「メタデータ」と「BML情報」を、当該映像コンテンツに対して格納する。
【0052】
ステップS7:多重化/送出システム43は、プライベートセクション信号432、BML信号433、字幕信号434、音声信号及び映像信号445を多重化する。
【0053】
ステップS8:制御情報を多重化/送出システム43は、多重化された信号を放送する。
【0054】
次いで、受信側の処理について、図11〜図15を用いて説明する。
【0055】
受信側の処理として、
▲1▼携帯電話機を登録するか否か
▲2▼どの様なメタデータを受信するか
▲3▼画像を生成するか否か
で処理が分かれる。
【0056】
ここでは、図11として、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコードを受信する場合を説明し、図12として、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコードを受信する場合を説明し、図13として、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコードを生成するパラメータを受信する場合を説明し、図14として、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコードを生成するパラメータを受信する場合を説明し、図15として、メタデータとしてURLを受信する場合を説明する。
【0057】
また、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコードを受信する場合(図11)に対応する受信側の装置として、図19のものが用いられる。また、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコードを受信する場合(図12)に対応する受信側の装置として、図20のものが用いられる。また、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコード生成用のパラメータを受信する場合(図13)に対応する受信側の装置として、図21のものが用いられる。また、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコード生成用のパラメータを受信する場合(図14)に対応する受信側の装置として、図22のものが用いられる。また、メタデータとしてURLを受信する場合(図15)に対応する受信側の装置として、図23のものが用いられる。
図11〜図15の説明を、図19〜図23の装置を用いて説明する。
【0058】
図11の説明に当たって、図11に対応する受信側の装置である図19を説明する。
【0059】
図19の装置は、入力ブロック(受信I/F部)71、保存部72、データ入出部73、コンテンツ分配部74、フィルタリング部75、付加価値情報処理制御部76及びCODEC77から構成されている。なお、コンテンツ分配部74は、映像音声抽出部741及びデータ抽出ブロック742を有し、保存部72は、内部HDD/メモリ721を有し、データ入出部73は、赤外線通信部731、シリアル通信部732及び外部メディア通信部733を有している。
【0060】
付加価値情報処理制御部76は、付加価値情報処理に係る全体の制御を行う。図19では、赤外線通信部731、シリアル通信部732及び外部メディア通信部733を制御することにより、携帯電話との通信制御を行う。また、携帯電話機の機種を事前に登録する処理を行う。また、登録された携帯電話機の機種に対応したメタデータ(バーコード)のみをフィルタリングする処理を行う。また、付加価値情報処理に関して、内部HDD/メモリ721を制御する。
【0061】
入力ブロック(受信I/F部)71は、放送波を受信し、コンテンツ分配部74に受信信号を供給する。コンテンツ分配部74は、映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、マルチメディアコンテンツの分離を行う。コンテンツ分配部74で分離された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、コンテンツ分配部74で分離されたメタデータ(バーコード)は、フィルタリング部75で、登録された携帯電話機の機種のメタデータのみをフィルタリングする。フィルタリング部75でフィルタリングされたメタデータ(バーコード)は、内部HDD/メモリ721に保存される。
【0062】
内部HDD/メモリ721は、登録された携帯機種データ、フィルタリング部75でフィルタリングされたバーコードデータ等を保存する。
【0063】
データ入力部73は、赤外線通信部731、シリアル通信部732及び外部メディア通信部733によって、携帯電話機からのデータを受信し、携帯電話機へデータを送信する。携帯電話機から、データ入出部73を介して、メタデータ(バーコード)の要求があると、付加価値情報処理制御部76は、内部HDD/メモリ721に保存されているメタデータ(バーコード)を携帯電話機に送信する。
【0064】
次いで、図11の処理フローを説明する。
【0065】
図11は、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコードを受信する場合である。先ず、事前に、携帯電話機の機種を登録する(S10)。次いで、入力ブロック(受信I/F部)71で、放送波を受信すると(S11)、コンテンツ分配部74の映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、映像信号とメタデータの分離・抽出を行う(S12、S13)。抽出された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、分配されたメタデータ(バーコード)は、内部HDD/メモリ721に保存されている登録された携帯電話機の機種に基づいて、メタデータ(バーコード)を、フィルタリング部75でフィルタリングする(S14)。
【0066】
次いで、フィルタリングされたメタデータ(バーコード)を、内部HDD/メモリ721に保存する(S15)。
【0067】
次いで、携帯電話機からのメタデータ(バーコード)の要求に対して、内部HDD/メモリ721に保存されているメタデータ(バーコード)を読出して(S16)、携帯電話機に送信する(S17)。
【0068】
次いで、図12の処理フローを説明する。図12の説明は、図12に対応する受信側の装置である図20を用いて説明する。
【0069】
なお、図20の受信側の装置は、図19の受信側の装置と比較して、フィルタリング部75が無い点、付加価値情報処理制御部86で、フィルタリング処理制御及び携帯電話機種事前登録処理制御を行わない代わりに機種判別部を行う点、及び内部HDD/メモリ721で携帯電話機種データを保存しない点で異なる。
【0070】
図12は、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコードを受信する場合である。入力ブロック(受信I/F部)71で、放送波を受信すると受信すると(S30)、コンテンツ分配部74の映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、映像信号とメタデータの分離・抽出を行う(S31、S32)。抽出された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、分配されたメタデータ(バーコード)は、内部HDD/メモリ721に保存される(S33)。
【0071】
次いで、携帯電話機からのメタデータ(バーコード)の要求に対して、携帯電話機の機種を携帯電話機からの信号から判別し(S34)、内部HDD/メモリ721に保存されているメタデータ(バーコード)を読出して(S35)、携帯電話機に送信する(S36)。
【0072】
次いで、図13の処理フローを説明する。図13の説明は、図13に対応する受信側の装置である図21を用いて説明する。
【0073】
なお、図21の受信側の装置は、図19の受信側の装置と比較して、フィルタリング部75に代えて、バーコード生成部87を有し、付加価値情報処理制御部96で、フィルタリング処理制御を行わない代わりにバーコード生成制御を行う点で異なる。
【0074】
図13は、携帯電話機を登録し、メタデータとしてバーコード生成用のパラメータを受信する場合である。先ず、事前に、携帯電話機の機種を登録する(S40)。次いで、入力ブロック(受信I/F部)71で、放送波を受信すると(S41)、コンテンツ分配部74の映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、映像信号とメタデータの分離・抽出を行う(S42、S43)。抽出された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、分配されたメタデータ(バーコード生成用のパラメータ)は、バーコード生成部87により、内部HDD/メモリ721に保存されている登録された携帯電話機の機種に対応するバーコードが生成される(S44)。
【0075】
次いで、バーコード生成部87で生成されたメタデータ(バーコード)を、内部HDD/メモリ721に保存する(S45)。
【0076】
次いで、携帯電話機からのメタデータ(バーコード)の要求に対して、内部HDD/メモリ721に保存されているメタデータ(バーコード)を読出して(S46)、携帯電話機に送信する(S47)。
【0077】
次いで、図14の処理フローを説明する。図14の説明は、図14に対応する受信側の装置である図22を用いて説明する。
【0078】
なお、図22の受信側の装置は、図21の受信側の装置と比較して、付加価値情報処理制御部106で、携帯電話機種事前登録処理制御を行わない代わりに機種判別部を行う点及び内部HDD/メモリ721で携帯電話機種データを保存しない点で異なる。
【0079】
図14は、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてバーコードを生成するパラメータを受信する場合である。入力ブロック(受信I/F部)71で、放送波を受信すると(S50)、コンテンツ分配部74の映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、映像信号とメタデータの分離・抽出を行う(S51、S52)。抽出された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、分配されたメタデータ(バーコード生成用のパラメータ)は、バーコード生成部87により、バーコードが生成され、内部HDD/メモリ721に保存される(S53)。
【0080】
次いで、携帯電話機からのメタデータ(バーコード)の要求に対して、携帯電話機の機種を携帯電話機からの信号から判別し(S54)、内部HDD/メモリ721に保存されているメタデータ(バーコードを生成するパラメータ)を読出して、バーコードを生成し(S55)、生成されたバーコードを携帯電話機に送信する(S56)。
【0081】
次いで、図15の処理フローを説明する。図15の説明は、図15に対応する受信側の装置である図23を用いて説明する。
【0082】
なお、図23の受信側の装置は、図19の受信側の装置と比較して、フィルタリング部75が無い点、付加価値情報処理制御部86で、フィルタリング処理制御及び携帯電話機種事前登録処理制御を行わない点、及び内部HDD/メモリ721で携帯電話機種データを保存せず、また、バーコードデータに代えてURLデータを保存する点で異なる。
【0083】
図15は、携帯電話機を登録せずに、メタデータとしてURLを受信する場合である。放送波を、受信すると(S60)、入力ブロック(受信I/F部)71で受信し、コンテンツ分配部74の映像音声抽出部741とデータ抽出ブロック742で、マルチメディアコンテンツの抽出を行う(S61、S62)。分配された映像音声は、CODEC77でアナログ信号等に変換されて、表示部で表示される。一方、分配されたメタデータ(URL)は、内部HDD/メモリ821に保存される(S63)。
【0084】
次いで、携帯電話機からのメタデータ(バーコード)の要求に対して、内部HDD/メモリ821に保存されているメタデータ(URL)を読出して、携帯電話機に送信する(S64)。
【0085】
次いで、携帯電話機における代表的な処理フローを、図16〜図18を用いて説明する。図16は、STB等の付加価値情報格納装置に携帯電話機の機種を登録し、メタデータとして、バーコードを受信する場合で、図17は、STB等の付加価値情報格納装置に携帯電話機の機種を登録せずに、メタデータとして、バーコードを受信する場合で、図18は、メタデータとして、URLを受信する場合である。
【0086】
図16は、図11の携帯電話機の機種を付加価値情報格納装置に登録し、メタデータとしてバーコードを受信する場合の処理フローに対応した携帯電話機における処理フローである。
事前に、携帯電話機は、携帯電話機の機種を付加価値情報格納装置に登録する(S20)。次いで、付加価値情報格納装置(図19の受信側の装置)に対して、メタデータ(バーコード)を要求し(S21)、付加価値情報格納装置から、メタデータ(バーコード)を取得する(S22)。
【0087】
次いで、携帯電話機は、取得したメタデータ(バーコード)を内部メモリに保存する(S23)。
【0088】
次いで、携帯電話機の画面にメタデータ(バーコード)表示し(S24)、店頭に携帯電話機を提示して、メタデータ(バーコード)を利用する(S25)。
【0089】
図17は、携帯電話機の機種を登録せずに、メタデータとして、バーコードを受信する場合で、図16におけるステップS20「携帯電話機登録」が無いだけで、その他のステップは同じなので、説明を省略する。
【0090】
図18は、図15のメタデータとしてURLを受信する場合の処理フローに対応した携帯電話機における処理フローである。
携帯電話機は、付加価値情報格納装置(図23の受信側の装置)に対して、メタデータ(バーコード)を要求し(S70)、付加価値情報格納装置から、メタデータ(URL)を取得する(S71)。
【0091】
次いで、携帯電話機は、取得したメタデータ(URL)のURL(バーコード提供サーバのURL)にアクセスする(S73)。バーコード提供サーバから、当該URLに対応した画像(一次元若しくは二次元バーコード)を獲得する(S72)。次いで、携帯電話機は、取得したメタデータ(バーコード)を携帯電話機の画面にメタデータ(バーコード)表示し(S74)、店頭に携帯電話機を提示して、メタデータ(バーコード)を利用する(S75)。
【0092】
なお、STB等の付加価値情報格納装置で使用するにおけるソフトウエアは、放送装置は放送波に乗せて送信し、STB内の情報処理装置は受信装置が受信したソフトウエアをインストールするようにしてもよい。また、ソフトウエアがインストールされたSTB内の情報処理装置が、所定の付加価値情報処理機能を実現するようにしてもい。
【0093】
また、新しい携帯電話機が発売されたとき、新しい携帯電話機に係る必要なデータを、放送装置は放送波に乗せて送信し、STB等の付加価値情報格納装置は受信装置が受信したデータを格納するようにしてもよい。
【0094】
なお、上記実施の形態において、携帯電話機を例に説明したが、本発明は、携帯電話機に限らず、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末に適用することができる。
【0095】
また、上記実施の形態において、付加価値情報格納装置として、STBの場合を例にして説明したが、本発明はSTBに限らず、例えば、放送受信機、映像再生装置等において実施することができる。
【0096】
本実施の形態によれば、ユーザは、携帯電話機の機種に関係なく、付加価値情報を利用することが可能となる。
【0097】
また、携帯電話機の機種を、STB等の付加価値情報格納装置に登録する場合は、STB等の付加価値情報格納装置における無駄なデータの格納を防ぐことができる。
【0098】
また、メタデータをURLとすることにより、STB等の付加価値情報格納装置で扱うデータを少なくすることができる。また、STB等の付加価値情報格納装置において、携帯電話機の機種を意識せずに処理することができる。
【0099】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、クーポン等の付加価値情報の配信と、利用を簡便に行うことができる。
【0100】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を説明するための図(その1)である。
【図2】従来の技術を説明するための図(その2)である。
【図3】従来の技術を説明するための図(その3)である。
【図4】全体システムを説明するための図である。
【図5】放送装置の例を説明するための図である。
【図6】映像コンテンツ管理テーブルの例である。
【図7】メタデータ管理テーブルの例である。
【図8】放送波の例である。
【図9】メタデータとメタデータ制御情報とが送信されるフローを説明するための図である。
【図10】送信装置の処理フローを説明するための図である。
【図11】受信処理フローを説明するための図(その1)である。
【図12】受信処理フローを説明するための図(その2)である。
【図13】受信処理フローを説明するための図(その3)である。
【図14】受信処理フローを説明するための図(その4)である。
【図15】受信処理フローを説明するための図(その5)である。
【図16】携帯電話機における処理フローを説明するための図(その1)である。
【図17】携帯電話機における処理フローを説明するための図(その2)である。
【図18】携帯電話機における処理フローを説明するための図(その3)である。
【図19】受信側の装置を説明するための図(その1)である。
【図20】受信側の装置を説明するための図(その2)である。
【図21】受信側の装置を説明するための図(その3)である。
【図22】受信側の装置を説明するための図(その4)である。
【図23】受信側の装置を説明するための図(その5)である。
【符号の説明】
31 放送装置
32 家庭・公共施設等
33 クーポン画像提供装置
34 携帯電話機
35 店頭
41 メタデータ管理システム
42 映像コンテンツ管理システム
43 多重化/送出システム
51 メタデータ管理テーブル
52 映像コンテンツ管理テーブル
61 プライベート・データヘッダ部
62 プライベート・データ部
63 チェックビット
71 入力ブロック(受信I/F部)
72 保存部
73 データ入出部
74 コンテンツ分配部
75 フィルタリング部
76、86、96、106 付加価値情報処理制御部
77 CODEC
87 バーコード生成部

Claims (11)

  1. 放送と共に該放送に関する付加価値情報を放送する放送装置において、
    放送する放送情報と該放送情報に関する付加価値情報を関係づける付加価値情報管理テーブルと、
    前記付加価値情報管理テーブルを参照して、放送する放送情報に関する付加価値情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された付加価値情報を、放送信号に変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段で変換された付加価値情報を前記放送情報と共に放送する付加価値情報送信手段と、を有することを特徴とする放送装置。
  2. 放送情報と共に放送された前記放送情報に関する付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置において、
    利用資格を有する移動端末からの要求に対して、前記格納手段から、付加価値情報を読出して、付加価値情報を送信する付加価値情報送出手段と、を有することを特徴とする付加価値情報格納装置。
  3. 前記格納手段に格納された付加価値情報は、一次元若しくは二次元バーコード又は画像又は文字又は数値又はURLであることを特徴とする請求項2記載の付加価値情報格納装置。
  4. 前記格納手段に格納された付加価値情報が、画像生成用パラメータを有するデータの場合、
    前記付加価値情報に基づいて、画像を生成する画像情報生成手段を有し、
    該画像情報生成手段で生成された画像を付加価値情報として、要求した移動端末に送出することを特徴とする請求項2又は3記載の付加価値情報格納装置。
  5. 放送情報と共に放送された前記放送情報に関する付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置において、
    前記格納手段に格納された付加価値情報が、移動端末の機種毎に異なる場合、
    当該付加価値情報受信格納手段を利用する移動端末を登録する登録手段と、
    前記登録手段に登録されている移動端末の機種に対応した前記付加価値情報をフィルタするフィルタ手段と、
    記登録手段に登録されている移動端末からの要求に対して、前記格納手段から、付加価値情報を読出して、付加価値情報を送信する付加価値情報送出手段と、
    を有することを特徴とする付加価値情報格納装置。
  6. 放送情報と共に送信された当該付加価値情報格納装置が使用する移動端末に係るデータを受信して、受信した移動端末に係るデータを前記付加価値情報受信格納手段に格納することを特徴とする請求項2ないし5いずれか一項記載の付加価値情報格納装置。
  7. 放送情報と共に送信された当該付加価値情報格納装置が使用するソフトウエアを受信し、受信したソフトウエアをインストールすることにより、当該付加価値情報格納装置における所定の機能が達成されることを特徴とする請求項2ないし6いずれか一項記載の付加価値情報格納装置。
  8. 放送受信機又は映像再生装置に組み込まれていることを特徴とする請求項2ないし7いずれか一項記載の付加価値情報格納装置。
  9. 放送と共に付加価値情報を放送する放送装置と、前記放送装置が放送した付加価値情報を受信する受信装置と、前記受信装置が受信した付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置と、前記付加価値情報格納装置に格納された付加価値情報を利用する移動端末とを有する付加価値情報利用システムにおいて、
    前記移動端末は、前記付加価値情報格納装置に要求して、格納された付加価値情報を受信する受信手段と、更に、該受信手段で受信した付加価値情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする付加価値情報利用システム。
  10. 放送と共に付加価値情報を放送する放送装置と、前記放送装置が放送した付加価値情報を受信する受信装置と、前記受信装置が受信した付加価値情報を格納する格納手段を有する付加価値情報格納装置と、前記付加価値情報格納装置に格納された付加価値情報を利用する移動端末とを有する付加価値情報利用システムにおける付加価値情報利用方法において、
    前記移動端末は、前記付加価値情報格納装置に要求して、格納された付加価値情報を受信する受信ステップと、更に、該受信ステップで受信した付加価値情報を表示する表示ステップとを有することを特徴とする付加価値情報利用方法。
  11. 放送と共に該放送に関する付加価値情報を放送する付加価値情報送信方法において、
    放送する放送情報と該放送情報に関する付加価値情報を関係づける付加価値情報管理テーブルを参照して、前記放送する放送情報に関する付加価値情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された付加価値情報を、放送信号に変換するデータ変換ステップと、
    前記データ変換ステップで変換された付加価値情報を前記放送情報と共に放送する付加価値情報送信ステップと、を有することを特徴とする付加価値情報送信方法。
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