JP2007134820A - デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法 - Google Patents

デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007134820A
JP2007134820A JP2005323972A JP2005323972A JP2007134820A JP 2007134820 A JP2007134820 A JP 2007134820A JP 2005323972 A JP2005323972 A JP 2005323972A JP 2005323972 A JP2005323972 A JP 2005323972A JP 2007134820 A JP2007134820 A JP 2007134820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital broadcast
collation
event
verification
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005323972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3842281B1 (ja
Inventor
Kazuhiro Kato
和廣 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TIXE CO Ltd
Original Assignee
TIXE CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TIXE CO Ltd filed Critical TIXE CO Ltd
Priority to JP2005323972A priority Critical patent/JP3842281B1/ja
Priority to EP06255721A priority patent/EP1783935A2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3842281B1 publication Critical patent/JP3842281B1/ja
Publication of JP2007134820A publication Critical patent/JP2007134820A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/28Arrangements for simultaneous broadcast of plural pieces of information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/35Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
    • H04H60/37Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying segments of broadcast information, e.g. scenes or extracting programme ID
    • H04H60/375Commercial
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/35Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
    • H04H60/38Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space
    • H04H60/40Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space for identifying broadcast time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/12Arrangements for observation, testing or troubleshooting
    • H04H20/14Arrangements for observation, testing or troubleshooting for monitoring programmes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】デジタル放送について、録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴してもらうためのデジタル放送システム等の提供を目的とする。
【解決手段】デジタル放送システムは、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、照合するための照合装置とを備え、デジタル放送受信機は、デジタル放送を受信する手段と、受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得する手段と、取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信する手段と、を備え、照合装置は、現在放送中の番組について、番組を一意に識別するイベントIDを記憶する手段と、デジタル放送受信機から受信した照合情報に含まれるイベントIDを記憶したイベントIDと比較して、両者が一致するか否かを照合する手段と、を備え、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合する。
【選択図】図9

Description

本発明は、デジタル放送番組において、視聴者にクーポン等のコンテンツを提供するための情報処理技術に関する。
2003年12月に東名阪地域で地上デジタル放送サービスが開始され、順次サービスエリアが拡大されている。また、地上デジタル放送において、携帯電話などの移動体向けに動画などを放送する「1セグメント放送」が、通信との融合など、携帯端末の特性を活かした新たな試みができるのではないかと期待されている。なお、特許文献1には、1セグメント放送の受信装置が記載されている。
特開2003−78839号公報
ところで、ハードディスクレコーダの普及により、いわゆる「CM飛ばし」が視聴者の間で広く行われ、放送局の収益源であるCM収入を脅かす要因となる可能性が出ている。放送局は録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴してもらい広告価値を下げない方法を模索しているが、有効な方法は見出されていない。
本発明は、かかる実情に鑑み、録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴してもらうためのデジタル放送システム等の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の照合装置は、現在放送中の番組について、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信する通信手段と、通信手段により受信された照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合する照合手段と、を備える。
好適には、上記照合装置は、照合手段による照合結果を記録する照合履歴記憶手段と、照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信する照合確認手段と、をさらに備える。
また、本発明のデジタル放送受信機は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するイベントID取得手段と、イベントID取得手段により取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信する送信手段と、を備える。
好適には、上記デジタル放送受信機は、デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、照合装置から、照合が完了した旨を受信する照合完了受信手段と、を備え、照合完了受信手段が照合完了の旨を受信したとき、コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供する。
また、本発明のデジタル放送システムは、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合するための照合装置とを備え、デジタル放送受信機は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するイベントID取得手段と、イベントID取得手段により取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信する送信手段と、を備え、照合装置は、現在放送中の番組について、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信する通信手段と、通信手段により受信された照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合する照合手段と、を備える。
好適には、デジタル放送受信機は、デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、照合装置から、照合が完了した旨を受信する照合完了受信手段と、をさらに備え、照合装置は、照合手段による照合結果を記録する照合履歴記憶手段と、照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信する照合確認手段と、をさらに備え、デジタル放送受信機は、照合完了受信手段が照合完了の旨を受信したとき、コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供する。
また、本発明の照合方法は、照合装置の動作を制御する制御手段と、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、を備える照合装置において、放送中の番組を視聴者がリアルタイムに視聴しているかどうかを、制御手段が照合する方法であって、放送中の番組について、イベントIDをオンエア情報記憶手段に記憶するステップと、デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信するステップと、受信された照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合するステップと、を備える
好適には、照合の結果を照合履歴記憶手段に記録するステップと、照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信するステップと、をさらに備える。
また、本発明のデジタル放送受信機における照合方法は、デジタル放送を受信するステップと、受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するステップと、取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信するステップと、を備える。
好適には、受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記録するステップと、照合装置から、照合が完了した旨を受信するステップと、照合完了の旨を受信したとき、コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供するステップと、をさらに備える。
また、本発明の照合方法は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合するための照合装置とを備えるデジタル放送システムにおいて、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合する方法であって、照合装置が、放送中の番組のイベントIDをオンエア情報記憶手段に記憶するステップと、デジタル放送受信機が、デジタル放送を受信して、受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得して、取得したイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信するステップと、照合装置が、デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信して、受信した照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合するステップと、を備える。
好適には、照合装置は、照合の結果を記録する照合履歴記憶手段を備え、デジタル放送受信機は、デジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段を備えて構成され、照合装置が、照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信するステップと、デジタル放送受信機が、照合装置から照合が完了した旨を受信したとき、コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供するステップと、をさらに備える。
本発明のプログラムは、本発明の照合方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明によれば、放送中の番組に付与されるイベントIDを使用して、放送中の番組を視聴者がリアルタイムに視聴しているかどうかを照合することが可能となる。また、所定時間以上番組を視聴したと判断されるようなとき、視聴者にクーポンや音楽、壁紙、電子現金、ポイント等のコンテンツを提供することによって、録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴するよう視聴者に促すことのできるデジタル放送システム等を実現することが可能となる。特に、視聴者がリアルタイムに番組を視聴したかどうかを確認するために送受信する情報量が少なく済むため、狭帯域の1セグメント放送等のデジタル放送であってもリアルタイムに番組を視聴していることを照合できるという優れた効果を奏する。
以下、本情報処理システムの実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム100の概略構成を示す図である。図1に示すように、本情報処理システムは、BML生成サーバ10と、デジタル放送送出システム20と、照合サーバ30と、デジタル放送受信機40とを備えて構成される。BML生成サーバ10とデジタル放送送出システム20及び照合サーバ30とは、専用又は公衆の通信回線50を介して、照合サーバ30とデジタル放送受信機40とは公衆の通信回線60を介して相互に接続されて構成される。デジタル放送受信機40は、デジタル放送送出システム20から送出されるデジタル放送を受信する。
BML生成サーバ10は、データ放送用のページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)に基づいて記述されるBMLコンテンツ(以下、単に「BML」という)を生成して、データ放送のコンテンツを作成するためのコンピュータ・サーバである。BML生成サーバ10は、生成したデータ放送用のBMLを、デジタル放送送出システム20及び照合サーバ30に送信する。
デジタル放送送出システム20は、従来の放送局に対応するものであり、音声データ及び画像データからなる番組用の映像データに、BML生成サーバ10から受信したBMLを付加して、デジタル放送番組を送出する機能を有する。
照合サーバ30は、BML生成サーバ10から受信したBMLを解釈して、現在放送中の番組に関する情報を保持しておき、デジタル放送受信機40から受信した情報を照合して、当該デジタル放送受信機40が放送中の番組を現在視聴しているかどうかを確認するためのコンピュータ・サーバである。各チャンネル毎に個別に照合サーバ30を設け、チャンネル毎に現在放送中の番組に関する情報を保持する。
デジタル放送受信機40は、デジタル放送送出システム20の送出したデジタル放送番組を受信して視聴可能な端末装置である。例えば、モバイル向けの地上デジタル放送(1セグメント放送)に対応した携帯電話等の携帯型端末装置や、デジタル放送受信可能なセットトップボックス(STB)などが該当する。
通信回線50は、BML生成サーバ10とデジタル放送送出システム20と照合サーバ30との間で、デジタル放送番組に係るBML等の情報を送受信可能な通信回線である。通信回線60は、照合サーバ30とデジタル放送受信機40との間で、デジタル放送番組の視聴に係る情報を送受信可能な通信回線である。通信回線50及び通信回線60は、例えば、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、デジタル放送受信機40の概略構成を示す図である。デジタル放送受信機40は、デジタル放送を受信するデジタル放送用アンテナ410と、受信したデジタル放送信号を出力手段にて視聴可能な信号に変換するチューナ412を備え、チューナ412で変換された信号はTSデコーダ414に送信され、ヘッダ部と映像データとBMLとを取り出す。音声デコーダ416は、TSデコーダ414がデコードした映像データを復号して音声データを取り出し、スピーカ418から音声を出力する。画像デコーダ420は、TSデコーダ414がデコードした映像データを複合して画像データを取り出し、表示デバイス422により動画等の画像を出力する。
また、デジタル放送受信機40は、デジタル放送受信機40の動作及び処理を制御するCPU424と、プログラムや必要なデータを格納するROM及び/又はRAM426と、TSデコーダ414がデコードしたBMLを格納するとともに、BMLで記述されたコンテンツを再生するBMLブラウザを格納するNVRAM428と、TSデコータ414がデコードしたヘッダ部から図示しない受信機制御部を用いてイベントIDを取得してNVRAM428に送るイベントID取得部430と、照合サーバ30とデータ通信するための通信インタフェース432と、これらを結ぶバス434と、データ通信用のアンテナ436とを備える。ここで、イベントIDとは、デジタル放送において番組を特定するために番組毎にデジタル放送番組に付与される識別子である。
なお、イベントID取得部430は、専用半導体チップ等のハードウェアにより構成してもよいし、ROM等に記憶されたプログラムを実行して所望の機能を実現するソフトウェアにより構成してもよい。
図3は照合サーバ30の概略構成を示す図である。照合サーバ30は、CPU310、ROMやRAM等のメモリ312、各種の情報を格納する外部記憶装置314、入力インタフェース316、出力インタフェース318、通信インタフェース320及びこれらを結ぶバス322を備える。汎用のコンピュータを適用可能である。BML生成サーバ10の概略構成も同様である。
なお、照合サーバ30及びBML生成サーバ10は、単一のコンピュータより構成されるものであっても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータより構成されるものであってもよい。また、単一のコンピュータが複数のサーバ機能を備えてもよい。照合サーバ30及びBML生成サーバ10は、CPUが、メモリまたは外部記憶装置などに記憶された所定のプログラムを実行することにより、各種機能実現手段として、照合サーバ30及びBML生成サーバ10を機能させる。
図4は、デジタル放送受信機40の機能構成を示す図である。デジタル放送受信機40は、本実施形態における主な構成として、デジタル放送送出システム20からのデジタル放送を受信するデジタル放送受信手段450と、デジタル放送受信機40の動作全体を制御する制御手段460と、必要なデータを記憶するための記憶手段480と、照合サーバ30との間でデータ通信を行うための通信手段490と、を備える。制御手段460はさらに、デコード手段462と、BML読出手段464と、照合手段466と、イベントID取得手段468と、照合ID生成手段470と、照合完了受信手段472と、を備える。記憶手段480はさらに、コンテンツ記憶手段482と、照合条件記憶手段484と、を備える。
デジタル放送受信手段450は、映像データ及びデータ放送用のコンテンツであるBMLを含むデジタル放送番組の信号を受信する機能を有する。通信手段490は、通信回線60を介して照合サーバ30に対して情報を入出力可能に構成される。
デコード手段462は、デジタル放送信号をチューナで変換した信号から、ヘッダ部と映像データとBMLとを取り出し、映像データから音声信号と画像信号とを取り出す機能を有する。BML読出手段464は、BMLを解釈してコンテンツを再生する機能を有するものであり、例えば、BMLブラウザにより実装される。
照合手段466は、番組放送中に受信したBMLに規定されたタイミングでイベントIDを含む照合情報を生成して、照合サーバ30に送信して、照合を依頼する機能を有する。イベントID取得手段468は、デコード手段462により取り出されたヘッダ部に付与されるイベントIDを取得する機能を有する。照合完了受信手段470は、BMLに記述された照合条件をクリアした旨の通知を通信サーバ30から受信する機能を有する。
コンテンツ記憶手段482は、番組放送中に受信したBMLに記述された付録コンテンツのデータを格納するものである。コンテンツ記憶手段482に記憶される付録コンテンツは、所定の照合条件を満たした視聴者のみに提供されるものであり、例えば、クーポン画像、音楽、壁紙、電子現金、ポイント、マイレージ等のデジタルコンテンツを指す。照合条件記憶手段484は、番組放送中に受信したBMLに記述された照合条件に関するデータを格納するものである。
図5は、照合サーバ30の機能構成を示す図である。照合サーバ30は、本実施形態における主な構成として、BML生成サーバ10及び/又はデジタル放送送出システム20から現在放送中の番組に係るデータ放送用のBML及びイベントIDを受信する受信手段350と、照合サーバ30の動作全体を制御する制御手段360と、必要なデータを記憶するための記憶手段370と、デジタル放送受信機40との間でデータ通信を行うための通信手段380と、を備える。制御手段360はさらに、オンエア情報取得手段362と、照合手段364と、照合確認手段366と、を備える。記憶手段370はさらに、オンエア情報記憶手段372と、照合履歴記憶手段374と、を備える。
受信手段350は、通信回線50を介してBML生成サーバ10及び/またはデジタル放送送出システム20から情報を受信可能に構成される。通信手段380は、通信回線60を介してデジタル放送受信機40に対して情報を入出力可能に構成される。
オンエア情報取得手段362は、BML生成サーバ10及び/又はデジタル放送送出システム20から、現在放送中の番組に係るイベントIDと照合処理を行うための照合条件を取得して、オンエア情報記憶手段372に記録する機能を有する。本実施形態においては、デジタル放送送出システム20からデジタル放送番組を取得して、ヘッダ部からイベントIDを取得し、BMLから照合条件を取得するものとする。
照合手段364は、デジタル放送受信機40から送信された照合情報を受信して、当該照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段372に記憶される現在放送中の番組のイベントIDとを比較して、一致するか否かを照合する機能を有する。さらに、照合手段364は、照合が一致したとき、照合情報に対応付けて照合が一致した旨を照合履歴記憶手段374に格納する。
照合確認手段366は、予め規定された照合条件をクリアしたかどうかを判断し、照合が完了した場合には、その旨を通知する機能を有する。例えば、照合クリア条件として、照合回数が3回と規定されていれば、3回の照合をクリアした場合に照合完了の通知を送信する。
オンエア情報記憶手段372は、イベントID及び照合条件を管理するものである。照合履歴記憶手段374は、照合が一致したときに、照合に関する履歴を記録するものである。
なお、これらの各機能手段は、専用のハードウェアにより、又はCPUがメモリ、外部記憶装置などに記憶された所定のプログラムを実行することにより実現される。
図6は、本実施形態における情報処理システム100の処理の流れを示すフローチャートである。まず、BML生成サーバ10は、映像コンテンツと関連付けて1つのデジタル放送番組として放送するためのデータ放送用のBMLを生成する(S600)。本実施形態において生成するBMLは、映像コンテンツに同期する放送用の放送コンテンツに加えて、放送コンテンツとは別に、照合処理を行うための照合条件等を記述した照合コンテンツと、所定の条件を満たしたときに視聴者に所定のコンテンツ(おまけ)を提供するための付録コンテンツとを含む。ここで、放送コンテンツとは、例えば、映像データと同期して表示される字幕や、所定のプログラム言語により記述される視聴者参加型ゲーム等、である。照合コンテンツとは、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを確認するための照合情報を生成・送信する条件及び照合クリアの条件が記述されるものである。具体的には、照合を行うタイミングや照合クリアに必要な照合回数等が記述される。
BML生成サーバ10は、生成したBMLをデジタル放送送出システム20と、照合サーバ30に送信する。送信時にSSL等の暗号化処理を施すとセキュリティが向上する。デジタル放送送出システム20は、BMLを受信すると、別途用意した映像データとともにデジタル放送番組を構成して、当該番組をデジタル放送網に送出する(S602)。
また、照合サーバ30は、通信回線50を介してデジタル放送送出システム20から現在放送中の番組(映像データ及びBMLを含む)を取得し、オンエア情報取得手段362が、ヘッダ部に付与されるイベントIDを取り出してオンエア情報記憶手段372に格納するとともに、受信したBMLを読出して照合コンテンツを取り出し、先に格納したイベントIDと対応付けて、オンエア情報記憶手段372に格納する(S604)。
一方、デジタル放送受信機40は、デジタル放送の番組を受信すると、デコード手段462がヘッダ部と映像データとBMLとにデコードして、さらに映像データから音声データと画像データを読み出し、それぞれスピーカ418及び表示デバイス422から出力再生する(S606)。
また、デジタル放送受信機40は、映像データの出力再生と並行して、BMLコンテンツの再生を行う。BML読出手段464はデコードされたBMLを解釈して、記述に従った処理を実行する。放送コンテンツが記述されている場合、時間情報に基づいて映像データと放送コンテンツとを同期させて出力する(S608)。付録コンテンツが記述されている場合、当該付録コンテンツをコンテンツ記憶手段482に格納する(S610)。照合コンテンツが記述されている場合、当該照合コンテンツから照合処理を行うタイミングや照合サーバ30のネットワーク上の位置情報(IPアドレス、URL等)等の照合条件を取得して、照合条件記憶手段484に格納する(S612)。
照合手段466は、照合条件記憶手段484に記憶された照合条件を参照して、照合処理を行うタイミングが到来したかどうかを判断する(S614)。照合処理を行うタイミングが到来していなければ、S606に戻り、処理を継続する。一方、照合処理を行うタイミングが到来したと判断すると、照合処理を実行する(S616)。照合処理の詳細は後述する。その後、予め規定された照合条件をクリアしたかどうかを判断する(S618)。本実施形態では、照合完了受信手段472が、照合条件をクリアした旨の通知を照合サーバ30から受信したかどうかによりS618の判断を行う。照合が完了していなければ、S606に戻り、処理を継続する。一方、照合条件をクリアしたと判断すると、番組終了時等の所定時刻に、コンテンツ記憶手段482に格納しておいた付録コンテンツを提供する(S620)。例えば、付録コンテンツがクーポン画像の場合、表示デバイス422にクーポン画像を表示出力する。視聴者は表示されたクーポンをコンビニエンスストア等に持参して、割引等の便益を享受することができる。なお、付録コンテンツを提供する時刻は、照合コンテンツ中に記述しておけばよい。また、図示していないが、付録コンテンツ提供後も番組の再生を続けてもよいことは言うまでもない。
図7は、本実施形態における照合処理(S616)の流れを示すフローチャートである。照合手段466は、照合条件記憶手段484に記憶された照合条件を参照して、照合処理を行うタイミングが到来したとき、照合情報を作成する(S700)。照合情報は、イベントIDと機体IDを含んで構成される。照合手段466は、現在受信して出力している映像データに付与されているイベントIDをイベントID取得手段468が取得して、当該イベントIDを照合情報に用いる。また、機体IDとは、個々のデジタル放送受信機40を識別するための識別子であり、例えば、デジタル放送受信機40のネットワーク上の位置情報(IPアドレス)等が該当する。
その後、デジタル放送受信機40は、照合手段466の作成した照合情報を、通信回線60を介して照合サーバ30に送信する(S702)。ここで、照合情報の送信先は、照合条件記憶手段484に格納されている位置情報に基づいて送信先の照合サーバ30を決定する。照合サーバ30は、照合情報を受信すると(S704)、受信した照合情報の照合を行う(S706)。本実施形態においては、受信した照合情報中のイベントIDとオンエア情報記憶手段372に保持したイベントIDとを比較照合する。また、イベントIDの照合に加えて、照合情報を受信したタイミング(時刻)を、オンエア情報記憶手段372に保持した照合コンテンツに記述される照合タイミングと比較照合してもよい。
照合の結果、受信した照合情報がオンエア情報と一致しない場合、照合処理を終了する。一方、照合情報とオンエア情報とが一致する場合、照合情報(イベントID及び機体ID)に対応付けて照合一致した旨を照合履歴記憶手段374に記録する(S708)。
記録後、照合確認手段364は、照合情報に含まれる機体ID及びイベントIDをキーに照合履歴記憶手段374を検索して、当該機体ID及びイベントIDについての照合履歴を抽出し、オンエア情報記憶手段372に保持した照合コンテンツに記述される予め規定された照合条件(回数等)をクリアしたかどうかを判断する(S710)。
照合回数が足りない等、まだ全ての照合が完了していない場合は、照合処理を終了する。一方、照合条件をクリアし、必要な照合が完了した場合、照合確認手段364は照合が完了した旨の通知をデジタル放送受信機40に送信する(S712)。デジタル放送受信機40の照合完了受信手段472は、当該通知を受信することにより、予め規定された照合が完了し、照合条件をクリアしたことを確認できる(S714)。
なお、各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
こうして、録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴した視聴者のみに対して、クーポン画像、音楽、壁紙、電子現金、ポイント等のコンテンツを提供することが可能となる。
以下、本情報処理システムの機能や動作を実施例に基づいて説明する。
実施例1として、録画視聴でなくリアルタイムに番組を視聴し、かつ、「CM飛ばし」等を行うことなく当該番組を視聴した視聴者のみに対して、クーポンを提供するケースの一例について説明する。
図8は、本実施例におけるデジタル放送番組の一例である。図9は、本実施例における照合処理のイメージ図である。図8に示すように、10時に番組が始まり、10時30分に番組が終了するものと仮定する。番組は映像データとBMLコンテンツとを含んで構成される。映像データは従来の番組と同様、画像と音声によって構成される。BMLコンテンツは、データ放送用のコンテンツであり、字幕等の放送コンテンツに加え、照合条件を規定した照合コンテンツ及びクーポン画像等の付録コンテンツを含む。
まず、デジタル放送送出システム10は、番組開始後の任意の時点で、照合コンテンツ及び付録コンテンツを放送する。図8及び図9に示す例では、「照合タイミング:10時10分、10時20分、10時25分、照合クリア条件:3回」という内容の照合コンテンツを放送する。
デジタル放送受信機40は、照合コンテンツ及び付録コンテンツを受信すると、BMLブラウザで照合条件等を把握して、照合条件と付録コンテンツを記憶手段に記録しておく。
デジタル放送受信機40では、図示しないクロック等を用いて、10時10分が到来したこと、すなわち、照合コンテンツに規定される照合タイミングが到来したことを判断すると、イベントIDと機体IDを含む照合情報を生成して照合サーバ30に送信する。ここで、イベントIDは、照合情報生成時点で再生中のデジタル放送番組に付与されるイベントIDをリアルタイムで取得して援用する。本実施例では、再生中の番組のイベントIDは「123」であったものとする。また、本実施例では、機体IDは「ABC」であったものとする。
照合サーバ30は、デジタル放送受信機40から送信された照合情報に含まれるイベントIDと、オンエア情報記憶手段372に保持しているイベントIDとを比較照合する。イベントIDが一致していれば、照合履歴を記録する。
デジタル放送受信機40は、10時20分と10時25分にも同様に、それぞれの時点で視聴中の番組からイベントIDを取得して、照合を行う。
照合サーバ30は、毎回の照合が終わるたびに、照合履歴を確認して、オンエア情報に記録した照合クリア条件を満たしたかどうかを判断する。本実施例では、照合クリアの条件である3回目の照合が一致したのち、照合サーバ30は照合が完了した旨の通知を送信する。デジタル放送受信機40は、当該通知を受け取ると、付録コンテンツを提供する。
録画した番組を視聴すると、照合情報とオンエア情報との間で、イベントIDが不一致となる。そのため、リアルタイムに番組を視聴した視聴者のみに対して、クーポンを提供することができる。また、放送運用規定に基づくセキュリティに加え、デジタル放送受信機40内部において照合処理が自動的に行われるため、どのタイミングで照合が行われるか等の照合条件を視聴者が把握することは極めて困難である。そのため、視聴者がクーポンを得るためには、番組を継続して視聴する必要が生じ、「CM飛ばし」などを防ぐことが可能となる。
以上、本発明の情報処理システムを実施例等に基づいて説明したが、本発明は、上記した実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るものである。
例えば、実施例では、照合サーバ30は、デジタル放送送出システム20から通信回線50を介してBMLを受信して照合条件等を記憶するものとしたが(S604)、放送回線を介してBMLを受信するものとしてもよい。また、BML生成サーバ10の生成したBMLを直接受信するものとしてもよい。
また、実施例では、イベントIDを用いて照合処理を行うものとしたが、イベントIDに加えて、チャンネルを特定するためのサービスIDを使用して照合処理を行ってもよい。この場合、照合サーバ30のオンエア情報記憶手段372に、イベントID及びサービスIDに対応付けて照合条件を格納しておき(S604)、照合を行う際に、イベントIDとサービスIDとに基づいて、現在放送中の番組を視聴しているかどうかを確認する。
また、実施例では、各チャンネル毎に個別に照合サーバ30を設け、チャンネル毎に別々の照合サーバで照合するものとしたが、一の照合サーバ30が複数のチャンネルについて照合を行うよう構成することもできる。このとき、デジタル放送受信機40は、照合情報にチャンネルに関する情報を加えて、照合サーバ30に送信する。
また、実施例では、照合クリア条件を満たしたときに付録コンテンツを提供するものとしたが、どのような場合に付録コンテンツを提供するかという照合クリア条件は、適宜変更可能である。例えば、照合回数が3回と規定されている場合、照合クリア条件として3回の照合のうち2回以上照合一致すればクーポンを提供するというように設定してもよい。
さらに、本発明は一般のデジタル放送に適用可能であるが、本発明は、照合処理を行うためにデジタル放送受信機に送出される照合コンテンツの容量が小さいため、1セグメント放送のように帯域が狭い場合に特に有効である。また、本発明は、照合処理を行うにあたり、デジタル放送受信機側での処理負担が小さいため、携帯電話機等の携帯型端末装置への適用が特に有効である。
本情報処理システム100の概略構成を示す図である。 デジタル放送受信機40の概略構成を示す図である。 照合サーバ30の概略構成を示す図である。 デジタル放送受信機40の機能構成を示す図である。 照合サーバ30の機能構成を示す図である。 情報処理システム100の処理の流れを示すフローチャートである。 照合処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1におけるデジタル放送番組の一例である。 実施例1における照合処理のイメージ図である。
符号の説明
10 BML生成サーバ
20 デジタル放送送出システム
30 照合サーバ
40 デジタル放送受信機
50,60 通信回線

Claims (14)

  1. 放送中の番組について、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、
    デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信された照合情報に含まれるイベントIDと、前記オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合する照合手段と、
    を備えることを特徴とする照合装置。
  2. 前記照合手段による照合結果を記録する照合履歴記憶手段と、
    前記照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信する照合確認手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  3. デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、
    前記デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するイベントID取得手段と、
    前記イベントID取得手段により取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  4. 前記デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、
    前記照合装置から、照合が完了した旨を受信する照合完了受信手段と、を備え、
    前記照合完了受信手段が照合完了の旨を受信したとき、前記コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供することを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送受信機。
  5. デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合するための照合装置とを備えるデジタル放送システムにおいて、
    前記デジタル放送受信機は、
    デジタル放送を受信するデジタル放送受信手段と、
    前記デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するイベントID取得手段と、
    前記イベントID取得手段により取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記照合装置は、
    現在放送中の番組について、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、
    デジタル放送受信機から送信される前記照合情報を、通信回線を介して受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信された照合情報に含まれるイベントIDと、前記オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合する照合手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送システム。
  6. 前記デジタル放送受信機は、
    前記デジタル放送受信手段により受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段と、
    前記照合装置から、照合が完了した旨を受信する照合完了受信手段と、をさらに備え、
    前記照合装置は、
    前記照合手段による照合結果を記録する照合履歴記憶手段と、
    前記照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信する照合確認手段と、をさらに備え、
    前記デジタル放送受信機は、前記照合完了受信手段が照合完了の旨を受信したとき、前記コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供することを特徴とする請求項5に記載のデジタル放送システム。
  7. 照合装置の動作を制御する制御手段と、番組を一意に識別するイベントIDを記憶するオンエア情報記憶手段と、を備える照合装置において、放送中の番組を視聴者がリアルタイムに視聴しているかどうかを、前記制御手段が照合する方法であって、
    放送中の番組について、イベントIDを前記オンエア情報記憶手段に記憶するステップと、
    デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信するステップと、
    前記受信された照合情報に含まれるイベントIDと、前記オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合するステップと、
    を備えることを特徴とする照合方法。
  8. 前記照合の結果を照合履歴記憶手段に記録するステップと、
    前記照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の照合方法。
  9. デジタル放送受信機の動作を制御する制御手段を備えるデジタル放送受信機において、放送中の番組を視聴者がリアルタイムに視聴しているかどうかを、前記制御手段が照合する方法であって、
    デジタル放送を受信するステップと、
    前記受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得するステップと、
    前記取得されたイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して照合装置に送信するステップと、
    を備えることを特徴とする照合方法。
  10. 前記受信したデジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツをコンテンツ記憶手段に記録するステップと、
    前記照合装置から、照合が完了した旨を受信するステップと、
    前記照合完了の旨を受信したとき、前記コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の照合方法。
  11. デジタル放送を受信するデジタル放送受信機と、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合するための照合装置とを備えるデジタル放送システムにおいて、視聴者がリアルタイムに番組を視聴しているかどうかを照合する方法であって、
    前記照合装置が、放送中の番組のイベントIDをオンエア情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記デジタル放送受信機が、デジタル放送を受信して、前記受信したデジタル放送から、番組を一意に識別するイベントIDを取得して、前記取得したイベントIDを含む照合情報を、通信回線を介して前記照合装置に送信するステップと、
    前記照合装置が、前記デジタル放送受信機から送信される照合情報を、通信回線を介して受信して、前記受信した照合情報に含まれるイベントIDと、前記オンエア情報記憶手段に記憶されるイベントIDとを比較して、両者が一致するか否かを照合するステップと、を備えることを特徴とする照合方法。
  12. 前記照合装置は、前記照合の結果を記録する照合履歴記憶手段を備え、
    前記デジタル放送受信機は、デジタル放送から取得したクーポン画像等のコンテンツを記録するコンテンツ記憶手段を備えて構成され、
    前記照合装置が、前記照合履歴記憶手段を参照して、予め規定した照合条件をクリアしたとき、照合が完了した旨をデジタル放送受信機に送信するステップと、
    前記デジタル放送受信機が、前記照合装置から照合が完了した旨を受信したとき、前記コンテンツ記憶手段に記録されたコンテンツを視聴者に提供するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の照合方法。
  13. 請求項7乃至12のいずれかに記載の照合方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

JP2005323972A 2005-11-08 2005-11-08 デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法 Expired - Fee Related JP3842281B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323972A JP3842281B1 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法
EP06255721A EP1783935A2 (en) 2005-11-08 2006-11-07 Digital broadcasting system, collating method, and terminal device thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323972A JP3842281B1 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3842281B1 JP3842281B1 (ja) 2006-11-08
JP2007134820A true JP2007134820A (ja) 2007-05-31

Family

ID=37477992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005323972A Expired - Fee Related JP3842281B1 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1783935A2 (ja)
JP (1) JP3842281B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038788A (ja) * 2007-07-11 2009-02-19 Tixe Co Ltd 通信放送連携サービス提供システム
JP2010239584A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nec Corp コンテンツ配信サービスシステム、方法及びプログラム
JP2012161030A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 付随コンテンツ検索装置、システム、方法、及びプログラム
JP2013223229A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Mitsubishi Electric Corp 視聴管理システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2026581A3 (en) * 2007-07-11 2010-01-06 Tixe Co., Ltd. Communication broadcasting linkage service providing system
JP7449461B2 (ja) * 2019-11-11 2024-03-14 株式会社ビデオリサーチ ポイントシステムおよび受像機

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10145823A (ja) * 1996-11-05 1998-05-29 Video Res:Kk 視聴チャンネル検出装置
JPH1118113A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Sony Corp 情報受信装置および方法、並びに提供媒体
JP2001285830A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Atsushi Hirota デジタルテレビシステム
JP2001313920A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Ntt Data Corp 放送キャンペーンの応募者にインセンティブを提供するための方法及びシステム
JP2002016564A (ja) * 2000-06-27 2002-01-18 Nec Software Chugoku Ltd 特権情報提供システム、送信装置、受信装置、記録媒体及び特権情報提供方法
JP2002271286A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Dainippon Printing Co Ltd デジタル放送の視聴データ収集システムおよび視聴データ収集方法
JP2003009129A (ja) * 2001-04-18 2003-01-10 Wowow Inc テレビ又はデータ放送によるポイント蓄積システム
JP2003078839A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Sanyo Electric Co Ltd デジタル放送受信装置
JP2003284008A (ja) * 2002-01-15 2003-10-03 Sony Broadband Solution Corp 情報提供システム、情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、情報提供プログラムが記憶された記憶媒体、情報利用装置、情報利用方法、情報利用プログラム、及び情報利用プログラムが記憶された記憶媒体
JP2004179699A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信システム
JP2005051435A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Ntt Communications Kk 付加価値情報システム、付加価値情報利用方法、放送装置及び付加価値情報格納装置
JP2005311810A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Aii Kk デジタル放送を用いた視聴履歴収集方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10145823A (ja) * 1996-11-05 1998-05-29 Video Res:Kk 視聴チャンネル検出装置
JPH1118113A (ja) * 1997-06-19 1999-01-22 Sony Corp 情報受信装置および方法、並びに提供媒体
JP2001285830A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Atsushi Hirota デジタルテレビシステム
JP2001313920A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Ntt Data Corp 放送キャンペーンの応募者にインセンティブを提供するための方法及びシステム
JP2002016564A (ja) * 2000-06-27 2002-01-18 Nec Software Chugoku Ltd 特権情報提供システム、送信装置、受信装置、記録媒体及び特権情報提供方法
JP2002271286A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Dainippon Printing Co Ltd デジタル放送の視聴データ収集システムおよび視聴データ収集方法
JP2003009129A (ja) * 2001-04-18 2003-01-10 Wowow Inc テレビ又はデータ放送によるポイント蓄積システム
JP2003078839A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Sanyo Electric Co Ltd デジタル放送受信装置
JP2003284008A (ja) * 2002-01-15 2003-10-03 Sony Broadband Solution Corp 情報提供システム、情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、情報提供プログラムが記憶された記憶媒体、情報利用装置、情報利用方法、情報利用プログラム、及び情報利用プログラムが記憶された記憶媒体
JP2004179699A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信システム
JP2005051435A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Ntt Communications Kk 付加価値情報システム、付加価値情報利用方法、放送装置及び付加価値情報格納装置
JP2005311810A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Aii Kk デジタル放送を用いた視聴履歴収集方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038788A (ja) * 2007-07-11 2009-02-19 Tixe Co Ltd 通信放送連携サービス提供システム
JP2010239584A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nec Corp コンテンツ配信サービスシステム、方法及びプログラム
JP2012161030A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 付随コンテンツ検索装置、システム、方法、及びプログラム
JP2013223229A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Mitsubishi Electric Corp 視聴管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1783935A2 (en) 2007-05-09
JP3842281B1 (ja) 2006-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8732745B2 (en) Method and system for inserting an advertisement in a media stream
US7542571B2 (en) Transmitting second content data with reference for use with first content data
US9788043B2 (en) Content interaction methods and systems employing portable devices
US11558657B2 (en) Integration of control data into digital broadcast content for access to ancillary information
US11381851B2 (en) Addressable advertising insertion for playout delay
KR101017487B1 (ko) 보완 정보와 이동 무선 통신 시스템을 통한 역방향 채널을이용한 대화형 텔레비전
JP3737754B2 (ja) 半導体集積回路、番組記録再生装置、番組記録再生システム及び番組記録再生方法
JPWO2005018233A1 (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ再生装置、コンテンツ配信プログラム及びコンテンツ再生プログラム
US11812100B2 (en) Apparatus, systems and methods for accessing information based on an image presented on a display
JP3842281B1 (ja) デジタル放送システム、照合装置、デジタル放送受信機、及び方法
US11606626B2 (en) Inserting advertisements in ATSC content
JP4645102B2 (ja) 広告受信機と広告受信システム
US20070282750A1 (en) Distributing quasi-unique codes through a broadcast medium
JP2007281945A (ja) 通信システム、表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
US20130177288A1 (en) Electronic device and audio output method
JP5163881B2 (ja) シンクロアド放送配信装置及び方法
US20170347154A1 (en) Video display apparatus and operating method thereof
JP5042182B2 (ja) 要約コンテンツ生成装置およびコンピュータプログラム
JP2008306520A (ja) 情報配信システム、携帯電話端末及び携帯電話端末における映像コンテンツの再生制御方法
JP2004304306A (ja) Avストリーム情報交換装置、avストリーム受信装置およびavストリーム格納装置
KR101384740B1 (ko) 인식 기술을 이용한 영상물의 자막 처리 시스템 및 그 방법
JP2002290359A (ja) 双方向放送システム、情報集計装置及び方法、放送番組受信装置及び方法、並びにプログラム
JP2009212643A (ja) 地上デジタル放送ポータルサイトシステム、方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3842281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees