JP6316103B2 - 車両用スロープ及びそれを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車椅子が車両に対して乗り降りする際に使用される車両用スロープ及びそれを備えた車両に関するものである。
従来より、車両後方からスロープを使用して車椅子を搭載する車両では、一般的に、車椅子の着座者の高さを確保すると共に、車椅子が緩い傾斜で車両に乗り入れられるようにするために、車両の荷室をそのフロア面よりも掘り下げて、テールゲート及びバンパーを車体の後下方に回転移動させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−193756号公報
しかしながら、特許文献1では、スロープは、車椅子の搭載の有無に関係なく、車両後端に立て掛けて起立状態で収納するだけであり、車室内を広く使用できない。
また、車椅子が通過する車室床面が、後方に向かって下方へ傾斜している場合には、斜めになった車室床面上に荷物を載置しなければならない。このため、荷物の出し入れが困難であったり、載置後の荷物の安定性が欠けたりするという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車椅子の乗降が楽にできると共に車椅子を収容しないときに荷物の収容及び出し入れしやすい収納スペースを確保することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、車両用スロープを折り畳んで格納するときにその一部を水平に保持するようにした。
具体的には、第1の発明では、車体の後部に形成された開口部の下縁側の回動軸に一端部側が回動可能に支持されるとともに、車体のテールゲートの内壁面に一体に連結された第1パネルと、基端部が該第1パネルの他端部に回動可能に連結された第2パネルと、基端部が該第2パネルの先端部に回動可能に連結された第3パネルとを備えた車両用スロープにおいて、
上記テールゲートの展開に伴って第1パネルが開き、上記第2パネルと上記第3パネルとが開き、該第3パネルの先端部が地面に当接し、連続する第1パネル表面、第2パネル表面及び第3パネル表面の上を車椅子が通過可能な展開状態と、
上記テールゲートの閉鎖に伴って第1パネルが起立し、上記第2パネルと上記第3パネルとが閉じ、上記第2パネルの裏面と上記第3パネルの裏面とが合わさって起立する起立状態と、
上記起立状態からさらに上記車体側へ回動され、上記第2パネルと第3パネルとが、上記第2パネルの基端部を回動中心として車室内側へ倒れ込む格納状態と
に切換可能に構成されていることを特徴とする。
上記の構成によると、展開状態では、連続する第1パネルから第3パネルまでの表面を車椅子が滑らかに通過できる。起立状態では、車内に車椅子を収容した状態でスロープをコンパクトに折りたたむことができる。車椅子の出入りのしやすさのために車室内の車椅子が通過する部分が傾斜していても、格納状態では第2パネル及び第3パネルが水平となっているので、荷物の収容及び出し入れが容易である。
第2の発明では、第1の発明の車両用スロープを備えた車両であって、
上記第3パネルの該基端部側の両側面に弾性部材からなるスロープホルダが取り付けられ、上記スロープの展開時には、上記第3パネルの先端部が地面に当接すると共に上記スロープホルダの先端部も地面に当接するようになっており、
上記スロープの格納時には、折り畳んだ上記第3パネルの上記スロープホルダの上記先端部が車室床面に当接するようになっている。
上記の構成によると、展開状態及び格納状態において、スロープホルダが、それぞれ地面、車室のフロア面に当接するので、スロープを確実に保持できる。
第3の発明では、第2の発明において、
上記第2パネルと上記第3パネルとが閉じ、上記第2パネルの裏面と上記第3パネルの裏面とが合わさって起立する状態において、上記スロープホルダは、上記第2パネルの両側面を挟んで支持するようになっている。
上記の構成によると、起立状態時に、スロープホルダで第2パネル12及び第3パネル13を弾力的に挟持するのでお互いのガタツキを防止できる。
第4の発明では、第1ないし第3の発明のいずれか1つにおいて、
上記車室床面は、後列の車両用シート用のフロア本体面と該フロア本体面から後方に向かって下方へ傾斜する車椅子用フロア面を備え、
後端部が該第1パネルの基端部に回動可能に連結された第4パネルが、上記車椅子用フロア面上を前後方向に摺動可能に設けられ、テールゲートの回動時に上記開口部の下縁部とテールゲートとを橋渡しする。
上記の構成によると、テールゲートが下方に回転して車体フロア面とテールゲートとの間に隙間が出来たとしても、第4パネルでお互いを橋渡しするので、この隙間を隠して車椅子をスムーズに走行させることができる。
第5の発明は、第4の発明において、
上記車椅子用フロア面は、上記フロア本体面から後方に向かって下方へ傾斜する第1傾斜面と、第1傾斜面から後方に向かって下方へ傾斜する第2傾斜面を備え、第1傾斜面が第2傾斜面よりも緩い傾斜角度となっており、格納状態では、上記スロープホルダの上記先端部が車室床面に当接し、第2パネル及び第3パネルが水平になるようになっていることを特徴とする。
この構成によると、車椅子を搭載する時には、長いスロープを必要とせずに搭載できると共に、搭載後では、車椅子への搭乗者が車椅子に着座したときに、後方に反り返る姿勢をほとんど感じなくて、ほぼ水平に近い姿勢で着座できており、安定感に優れる。
第6の発明は、第1ないし第5の発明のいずれか1つにおいて、
上記第2パネルと上記第3パネルとが合わさったときに、両パネルを係合する係合部が両パネルの側面に設けられていることを特徴とする。
この構成によると、第2パネルと第3パネルとが重ねられて合わさった時に、確実にお互いのガタツキを防止できる。
第7の発明は、第1ないし第6の発明のいずれか1つにおいて、
起立状態にある第2パネルを上記テールゲートに係合する係合部が両者間に設けられていることを特徴とする。
この構成によると、起立状態でも、第2パネル及び第3パネルを安定して、ガタツクことなく保持できる。
本発明では、シートを折り畳む、取り外すことを含んで、シートを移動すると言う。
本発明で、車椅子を搭載する「空間」とは、折り畳んだシートで出来た空間に車椅子の全てが収納されることを意味する必要は無く、車椅子の前側の一部が折り畳んだシートでできた空間に収納され、車椅子の残りが、折り畳んでない場合のシートとテールゲートとの間のリヤ空間に位置するものも含む。
以上説明したように、本発明によれば、展開状態では、第1パネルから第3パネルを1直線状にして、車椅子を搭載できるようにして、起立状態では、第1パネルと第2パネルとを1直線状で、第2パネルと第3パネルとを折り畳んで重ねることでコンパクトに就農し、格納状態において、第2パネルと第3パネルを重ねたままで更に内側に折り曲げて水平にするので、車椅子を収容しないときに荷物の収容及び出し入れしやすい収納スペースを確保することができる。なお、本発明で、「水平」とは、ほぼ水平であるものも含む。
本発明の実施形態1に係る車両用スロープを備えた車両において、車椅子が乗車せず、後列シートが通常位置にあり、かつスロープの格納状態を示す側方断面図である。 本発明の実施形態1に係る車椅子搭載車両において、後列シートが折り畳まれた位置にあり、車椅子が乗車されず、かつスロープの展開状態を示す側方断面図である。 図2の状態の平面図である。 図2の状態の車両後部を斜め後方から見た部分斜視図である。 本発明の実施形態1に係る車椅子搭載車両において、車椅子が搭載された状態かつスロープの起立状態を示す側方断面図である。 図5の状態の平面図である。 図5のA−A線断面図である。 スロープホルダの別の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用スロープ10を備えた車椅子搭載車両(以下、単に車両と称す)において、車椅子50が搭載せず、後列シート5,6が通常位置にあり、かつスロープ10の格納状態Cを示す側方断面図を示し、図2は、後列シート5,6が折り畳まれた位置にあり、車椅子50が乗車されず、かつスロープ10の展開状態を示す側方断面図である。図3は、図2の状態の平面図である。図4は、図2の状態の車両後部を斜め後方から見た部分斜視図である。図5は、車椅子50が搭載された状態かつスロープ10の起立状態を示す側方断面図である。なお、各図において、説明を簡略にするために、各図で重要で無い部分や部品は省略して示している。
車両1は、例えば、後列シート側に車椅子50を搭載可能な2列4名掛けの軽自動車であり、前列に運転席シート3、助手席シート4を有し、後列に第1シート5及び第2シート6を有する。第1シート5及び第2シート6は、車椅子50搭載時に折り畳んで収納可能となっているが、取り外すようにしてもよい。なお、第1シート5及び第2シート6の折り畳み状態は、実施形態1の構造に限られるものではなく、他の折り畳み構造でも良い。
図1及び図2において、後列の左側シート(第1シート)5及び右側シート(第2シート)6の通常の使用状態を実線で示し、第2シート6を折り畳んだ状態を2点鎖線で示す。第1シート5は、公知のスライド構造により、第2シート6と反対側へスライド可能に構成されている。第1シート5は、第2シート6に近い側のシートクッション5aが一部切り欠かれて除去されている。具体的には、図6に示すように、第1シート5のシートクッション5aの前側部5a1は乗員用の座面を確保する座面幅H1と座面長さL1を備え、後側部5a2は、該座面幅H1よりも狭い後側幅H2と該座面長さL1より短い後側長さL2を備える。それと共に、シートクッション5aに連結されたシートバック5bの上記第2シート側の端面が、後側部5a2の上記第2シート側の端面とほぼ同じ位置になっている。この第1シート5を、着座できる状態にしたままで、第2シート6と反対側へスライドして、且つ第2シート6を折り畳むことで、車椅子50の先端側が入り込むことができるフロント空間Sが形成される。
具体的には、フロント空間Sは、図6に示すように、第2シート6を折り畳むことで形成される第1シート空間S1及びこの第1シート空間S1と第1シート5との間に形成された第2シート空間S2とからなる。特に、第2シート空間S2は、シートクッション5aの前側部5a1と第1シート空間S1との間に形成される前部シート空間S21と、シートクッション5aの後側部5a2とシートバック5bの第2シート側と、第1シート空間S1との間に形成される後部シート空間S22とからなる。更にこの後部シート空間S22にシートベルト(図示省略)の係合部(図示省略)が設けられている。このフロント空間Sに車椅子50の先端側が入り込んだ状態で車椅子50が搭載されると共に、第1シート5側に介護者等の乗員が着座可能に構成されている。つまり、第1シート5の乗員及び車椅子50の搭乗者51を含めて4名で乗車可能となっている。
なお、第1シート5、第2シート6は、公知のスライド構造により、それぞれ前後にスライド可能(図示省略)になっており、各シートバックはリクライニング機構(図示省略)を有している。第2シート6の第1シート5に近い側に回転可能な肘掛け16が設けられている。なお、第1シート5は、車幅方向にスライド可能に構成されているが、スライドしないでも、車椅子50のフロント空間Sが確保できれば、スライド機構を省略してコストダウンしても良い。或いは、初めから車幅方向に寄った位置にあり、第1シート5と第2シート6との間に既に第2シート空間S2が設けられた状態にしてあっても良い。通常に第1シート5及び第2シート6として乗員が着座する場合には、第2シート空間S2は、そのままでも良いし、必要であれば別のシートクッション材を入れるようにしても良い。
図1及び図2に示すように、車体2の後部に形成された開口部20にバックドア7が上下方向に回動可能に設けられ、その下方にテールゲート15が上下方向に回動可能に設けられている。バックドア7が下方に、テールゲート15が上方に回動して、バックドア7の下端とテールゲート15の上端とが係合されて上記車体2の開口部20が閉鎖されるようになっている。
車室床面8は、運転席シート3、助手席シート4、後列の左側シート5及び右側シート6等のフロア本体面8aと該フロア本体面8aから後方に向かって下方へ傾斜する車椅子用フロア面8bを備える。フロア本体面8aは、上記車両用シートに着座する着座者の足元スペースとなる面である。なお、各図において、フロア本体面8aの運転席シート3側及び助手席シート4側についての詳細構造は簡略化して省略し、シートクッションの背面に繋がったように示す。車椅子用フロア面8bは、先端部がフロア本体面8aとほぼ同じ高さで連続して接続されており、車椅子50の出し入れをしやすくするために、後端側が後方へ向かって下方へ傾斜しており、フロア本体面8aよりも低くなっている。車椅子用フロア面8bは一定の傾斜角度の傾斜面でなくても良く、2つ以上の傾斜角度の傾斜面の組み合わせでも良い。この実施形態1では、車椅子用フロア面8bで、フロア本体面8aに続く部分は、緩やかな傾斜角度の前方傾斜面8b1とし、収容した車椅子50が後方に反り返る状態を極力少なくしている。そして、この前方傾斜面8b1に続く後方傾斜面8b2を、前方傾斜面8b1よりも僅かに傾斜角度がきつく、展開した第1パネル11と第2パネル12と同じ傾斜角度にしている。なお、後方傾斜面8b2は、展開した第1パネル11と必ずしも同じ角度にしなくても良く、車椅子の乗降が楽に行えれば、異なった角度でも良い。前方傾斜面8b1の後端側で、且つ車幅方向中央には、車室内方向に突出した凸部8cが設けられている。このことにより、一部車室内方向に出る部材がフロア面の下側にあっても、車幅方向中央位置であるので、車椅子の搭載・取出しには影響無く、フロア面を下げることができるだけでなく、かえって車幅方向中央位置が判る目印として認識できるメリットを有する。
車椅子用フロア面8bの後端側の左右は、タイヤハウスなどの隆起部9,9が設けられている。その隆起部9,9の上に、それぞれ収納ボックス45,46が設けられている。隆起部9,9の内側の側面が、リヤ空間Tでの車体の側面部9a,9bを構成している。
また、誘導部30の1例として、表示部からなるものを示す。この表示部は、フロア本体部8a及び車椅子用フロア部8bに搭載する車椅子50をフロント空間Sの方向に誘導する目印として表示された誘導ライン31からなる。この誘導ライン31は、図3に示すように、車椅子用フロア部8bの後方傾斜面8b2から前方傾斜面8b1にかけて車幅方向中央部分で前後方向に引かれた第1ガイドライン31aと、第1ガイドライン31aの前端から車体2の前側方向で且つ右側の側面部9b方向に向いて斜めに引かれ、フロント空間S方向に車椅子50を誘導する第2ガイドライン31bと、この第2ガイドライン31bの前端から車体2の前側方向に向かって引かれた第3誘導ライン31cとを有する。第1ガイドライン31aが凸部8cの上に引かれており、この第1ガイドライン31aを認識することで、凸部8cを意識することにも役立っている。第3誘導ライン31cの前端には、第2シート6を通常に使用する場合の後脚が当接して係合する係合部8dが設けられている。
搭載された車椅子50は図示しない車椅子固定装置により車室床面8に固定される。リヤ空間Tに車椅子50が搭載された場合に、車椅子50を固定するために、ウインチ(図示省略)及びウインチから後方に出てくる前側ベルト(図示省略)及び車椅子50を後方から固定する後方ベルト(図示省略)が、公知の技術を利用として設けられている。従来の公知技術との違いは、本発明では、ウインチから後方に出てくる前側ベルト及び後方ベルトが、どちらも車幅方向に左右に等しい位置に設けられるのでは無く、車幅方向にずらして搭載する車椅子50の車幅方向のズレに合わせてずらして設けられている。図2に示す開孔43は、上記後側ベルトが飛び出て設けられる孔を示す。
また、車椅子を車体2の側面部9bの方向(運転席側)にずらして搭載するので、車椅子搭乗者51のベルトの位置も、側面部9aよりも側面部9b方向にずれて設けられている方が好ましい。その場合に、側面部9a側に設けられるラップベルトやショルダーベルト等のリトラクタや係合部も車幅方向の中央寄りの設けることが好ましい。この実施形態では、ラップベルト(図示省略)のリトラクタ47(図4のみに表示)を、隆起部9の上面で、収納ボックス45の車室内方向側に設けているが、側面部9b方向にずれて搭載される車椅子50の搭乗者51にフィットするように、リトラクタ47の取付部分やリトラクタ自体が少しはみ出る構成にしても良い。
本実施形態1の車両用スロープ10は、基端部11c側がテールゲート15の内面に取り付けられて固定された第1パネル11と、基端側12cが第1パネル11の先端部11bに回動可能に連結された第2パネル12と、基端部が該第2パネル12の先端部に回動可能に連結された第3パネル13とを備えている。車両用スロープ10は、更に、第1パネル11の基端部11cに回動可能に連結され、後方傾斜面8b2の後端部の上面にスライド可能に載置された第4パネル14を備えている。なお、テールゲート15の車室側の面には、例えばアルミニウム合金製の補強板29が貼り付けられており、この補強板29に第1パネル11が取り付けられている。
第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13及び第4パネル14は、例えばいずれも左右両端が垂直に起立した凹凸のない板状のアルミニウム合金よりなる。本実施形態1では、第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13及び第4パネル14を凹凸のない板状のアルミニウム合金で構成しているが、強度向上のためにリブ状の凹凸を設けてもよく、またアルミニウム合金以外の金属で構成してもよい。
第1パネル11と第2パネル12とは、側面側に設けたヒンジ部22aで相対的に開閉自在に連結されている。第2パネル12と第3パネル13とは、裏面側に設けたヒンジ部22bで相対的に開閉自在に連結されている。第1パネル11と第4パネル14とは、側面側に設けたヒンジ部22aで相対的に開閉自在に連結されている。
テールゲート15の下端部が、車椅子用フロア面8の後方傾斜面8b2よりも下側位置で、車体の後端部(下部)に回転可能に連結されるようになっているので、テールゲートを開いた場合に、テールゲート15の下端部と後方傾斜面8b2の後端部との間に隙間ができることとなり、車椅子50を搭載しにくくなる場合がある。この対策として、テールゲート15を開いて、スロープ10を展開した場合に、第4パネル14が、テールゲート15の下端部と後方傾斜面8b2の後端部との間を橋渡しして、上記隙間を隠すようになっている。
また、図1〜図5に示すように、第3パネル13の両側面部に、ゴムなどの弾性部材からなるスロープホルダ25を備える。スロープホルダ25の詳細を図7に基づいて、詳細に説明する。
スロープホルダ25は、第3パネル13の側面にボルト等で取り付けられるホルダ本体部26を有する。ホルダ本体部26は、第3パネル13から突出して第3パネル13の展開時に地面に接地するホルダ先端部27を一体に有する。ホルダ本体部26からホルダ先端部27にかけて、図2に示すように、逆向きL字状になっており、接地部分27aが、第2パネル12と第3パネル13とのヒンジ部22よりも車体2の前側位置になるような形状になっている。この形状によって、車椅子50が第3パネル13から第2パネル12に乗り移った時にも第2パネル12が沈んで第3パネル13が浮き上がることが防止される。
また、スロープホルダ25は、第2パネル12と第3パネル13とが折り曲げられて重ねられた場合に、図7に示すように、両パネル間に挟まれる挟持部28を一体に有している。ホルダ本体部26と挟持部28とがボルトで第3パネル13に固定されている。挟持部28の厚さは、折り曲げられた第2パネル12と第3パネル13の隙間よりも僅かに厚くなっており、起立状態にある第2パネル12及び第3パネル13に接して弾力的に挟持されるようになっている。
ホルダ本体部26は、図5及び図7に示すように、スロープ10が起立状態になって、第2パネル12と第3パネル13とが折り曲げられて重ねられた場合に、第2パネル12と第3パネル13とが接触して振動音を出ることが防止されるようになっている。
それと共に、第3パネル13の両側に取り付けられた両スロープホルダ25において、フリーな状態では、ホルダ本体部26からホルダ先端部27にかけての内面の幅は第3パネルの幅と同じか僅かに狭い間隔になっている。この構成によって、第2パネル12と第3パネル13とが折り曲げられて重ねられた場合に、第2パネル12が両ホルダ本体部26の内面で弾力的に保持されることになり、第2パネル12と両ホルダ本体部26とが強く密着して離れないようになっており、振動が防止される。
また、図7に示すように、ホルダ本体部26には、車両用スロープ10を起立状態Bとしたときに、開口部20の開口側部20aに当接する当接部26aが挟持部28と反対側に突出するように形成されている。第2パネル12と第3パネル13を折り畳んでテールゲート15を閉じて起立状態としたときに当接部26aが開口側部20aにその後方から当接する。これにより、第3パネル13が前方へ倒れるのが防止される。
また、第3パネル13の一方の側面には、図1及び図2に示すように、スロープホルダ25よりも先端側に取っ手23が設けられている。取っ手23よりも更に先端側には、起立状態Bで第2パネル12と第3パネル13とを重ねた時に、両パネル12,13を係合させる為に、第3パネル13に係合部24a及び第2パネル12に係合部24aに係合される非係合部24bが設けられている。スロープホルダ25には、補強用の金属製インサート部材が埋設されている。
また、図1に示すように、スロープ10は、起立状態Bから格納状態Cに回動させられる。具体的には、起立状態Bにある第2パネル12と第3パネル13とを取っ手23を持って前側に倒すことで、可能となる。このように倒した場合に、スロープホルダ25が弾力的に車椅子用フロア面8bに当接するので、大きな衝撃音も無く、倒すことが出来る。また、倒された第2パネル12と第3パネル13は、ほぼ水平状態であり、荷物を載せるなどに便利であり、リヤ空間Tが有効に利用され、リヤ空間Tの使用範囲が拡大する。なお、第2パネル12と第3パネル13の接続位置は、起立状態のテールゲート15よりも低い位置になっているので、倒された第2パネル12と第3パネル13の後側には起立状態Bのテールゲート15の一部が飛び出ていることなり、倒された第2パネル12と第3パネル13の上に載置した荷物が簡単に落下することが抑制できる。
また、起立状態Bでは、第2パネル12に設けたリング17をテールゲート15に設けた突起18に係合することで、起立状態Bを安定して保持できる。
次に、本実施形態1に係る車両用スロープ10の作動について説明する。
まず、車椅子50を搭載するには、図1ないし図3に示すように、通常の2列4名掛けのシート配置から車椅子50の搭載用に変更しておく。具体的には、第2シート6を折り畳んで収納する。なお、第2シート6を取り外したり、床下に落ち込むようにしてもよい。第1シート5を第2シート6と反対側へスライドさせる。
そして、バックドア7とテールゲート15との係合を解除して、バックドア7を上方に回動する。そして、第2パネル12と第3パネル13との係合を解除して、第3パネル13に設けた取っ手23を持って、第2パネル12と第3パネル13とを開きつつ、テールゲート15を下方に回動する。そして、図1に示すように、第2パネル12と第3パネル13とがほぼ平坦な連続面となる展開状態Aにする。この時に、第4パネル14が後方傾斜面8b2の上に載った状態のままで後方に引かれて、テールゲート15と後方傾斜面8b2との隙間を埋めて、第2パネル12と第4パネル14及び後方傾斜面8b2とがほぼ平坦面となる。また、第3パネル13の後端部が地面に当接するとともに、第3パネル13に設けたスロープホルダ25の接地部分27aが地面に当接する。
この展開状態Aでは、連続する第2パネル12と第3パネル13の表面を車椅子50が滑らかに通過できる。車両用スロープ10は、車体2の後下方向に傾斜した車椅子用フロア面8bの後端で車体2の後部に連結されているので、地上からの高さが相対的に低くなっており、側方から降りる場合に比べて車椅子50での乗り降りを安全かつ容易に行うことができる。このとき、車体2に設けた電動ウインチ(図示省略)から延びるベルト(共に図示せず)を車椅子50に固定し、電動ウインチの力を用いて車椅子50を車椅子用フロア面8b上に誘導するようにしてもよい。次いで、介助者等の乗員が車椅子50の押し手を握り、ゆっくりと車両用スロープ10上を進ませる。
この実施形態1では、車椅子50が第3パネル13から第2パネルに乗り移る際にも、両パネルのヒンジ部22よりもホルダ先端部27の接地部分27aが前方に位置するので、安定して移動できる。又、介助者は、車椅子用フロア面8bに描かれた誘導ライン31を見て、搭載する方向を意識して側面部9b方向に搭載することが出来る。なお、誘導部30として、この実施形態1の構成に限られるものでは無い。例えば、誘導ライン31は、中央に1本線で示したが、複数本でも良く、中央で無くても良い。さらには、誘導ライン31でなくて、介助者や搭乗者51にずらして搭載することが判る表示であれば、他の表示方法でも良く、車椅子用フロア面8bでなくて、第2シート6や車両用スロープ10等に設けても良い。
第2シート6の空いたスペース、即ち第1シート空間S1及び第1シート5のスペース、即ち第2シート空間S2に車椅子50の先端側が入り込むまで車椅子50を進める。このとき、第1シート5又は第2シート6に車椅子50のブレーキのグリップ(図示せず)が当たって自動的にブレーキがかかるように構成してもよい。ブレーキをかけた後、図示しない固定フックを車椅子50のフレームにかけて固定する。
車椅子50を固定した後に、図5に示すように、取っ手23を持って、第2パネル12を持ち上げると共に前方へ移動させることで、第2パネル12と第3パネル13とが折り畳まれて重なるようになる。テールゲート15も一緒に閉鎖する方向に上方に回動する。尚、図示を省略するが、テールゲート15を上方に回動するアシスト機構がテールゲート15に設けられており、軽い力で動かすことが出来るようになっている。
この起立状態Bでは、両パネル12,13の間にスロープホルダ25の挟持部28が位置しているので、両パネル12,13の間隔が所定寸法に保たれており、両パネル12,13のがたつきが防止される。起立状態Bでスロープホルダ25が第2パネル12及び第3パネル13に接触しても異音が発生することはなく、リヤ空間Tの静粛性を確保することができる。
その後、バックドア7を下方に回転させてテールゲート15と係合して閉状態とすることで、スロープホルダ25の当接部27bが開口側部20aに当接して両パネル12,13が起立した状態で保持される。
逆に車椅子50を降ろすときには上記と逆の動作をする。
また、車椅子50を搭載しない場合には、上述した起立状態Bにスロープ10を保持することも出来るが、スロープ10は、車椅子50を搭載しない場合には、図1に示すように、起立状態Bからさらに車体2の前方側へ回動された格納状態Cに変更可能となっている。スロープ10を格納状態Cにして、リヤ空間Tを荷物の収納空間として使用するようにしても良い。
一方、車椅子50を載せないとき、車両1の後側に荷物を積みたいことがある。この場合には、図5に実線で示す起立状態Bのままでは、車両用スロープ10が邪魔をして荷物の出し入れが困難である。
しかし、本実施形態1では、図1に示すように、車両用スロープ10を起立状態Bから、車体2の前方側へ回動された格納状態Cに変更することができる。こうすると、図2に示すように、車椅子50の出入りのしやすさのために車室内の車椅子50が通過する車椅子用フロア面8bが傾斜していても、この格納状態Cでは第2パネル12及び第3パネル13の上面が水平となっているので、荷物の収容及び出し入れが極めて容易である。しかも、実施形態1では、テールゲート15を起立させた状態で荷物を上下方向に大きく移動させる必要がない。格納状態Cでは、第2パネル12及び第3パネル13は、隆起部9の上面9aよりも低い位置にあるので、比較的背の高い荷物も載置することができ、荷物室としての利用価値が向上する。また、倒れた第3パネルの前方側は後列のシート5,6のシートクッションがあるので、後列のシート5,6を通常に着座シートとして使用しており、第2パネル12に収納した荷物が前方に移動することを後列のシート5,6のシートバックで防止できる。
したがって、本実施形態に係る車両用スロープ10によると、格納状態Cにおいて、車両用スロープ10を、第2パネル12及び第3パネル13が水平となるようにしたことにより、車椅子50を収容しないときに荷物の収容及び出し入れしやすい収納空間を確保することができる。
また、図示は省略するが、後席のシート5,6を共に折り畳んで、スロープ10を格納状態Cにして、大きく荷物室を確保するようにしても良い。また、車椅子の横に他の荷物を乗せたい場に、第1シート5を折り畳んでも良い等いろいろの使用状態が確保できて便利さが飛躍的に向上する。
このように、本実施形態1では、車椅子50を搭載する時に、誘導部30を有するので、第2シート6の方向に安心してずらして搭載でき、スムーズに第2シート6の空いた第1シート空間S1及び第1シート5の第2シート空間S2からなるフロント空間Sに車椅子50の先端側を挿入することができる。
また、第1シート5を第2シート6から離れる方向に移動可能とすることで、車椅子50のフロント空間Sをさらに稼ぐことができる。しかも、車椅子50を搭載しないときには、第2シート6側へ戻すことにより、第2シート6との間の隙間を減らして座り心地を向上させることができる。軽車両は、特に普通車両に比べて車幅等の制限が大きいが、本実施形態1によると、4人乗りの軽自動車であっても、車椅子50の横に第1シート5を残したまま車椅子50を確実且つ容易に車幅方向にずらして搭載可能である。特に、助手席側の第1シート5を残して、運転席側の第2シート6を折り畳むようにすると、介助者が、歩道側から乗り降りできるので、安全性が向上し、使用しやすい。
(実施形態2)
実施形態2について、図8に基づいて説明する。なお、実施形態2において、実施形態1と異なるのは、スロープホルダの形状のみであり、他は同じであり省略する。
スロープホルダ25のホルダ先端部27が、ホルダ本体部26からホルダ先端部27にかけて、図8に示すように、単純な形状となっている。
また、第2パネル12と第3パネル13とが折り曲げられて重ねられた場合に、図7に示すように、両パネル間に挟まれる挟持部28を一体に有している。ホルダ本体部26と挟持部28とがボルトで第3パネルに固定されている。挟持部28の厚さは、折り曲げられた第2パネル12と第3パネル13の隙間よりも僅かに厚くなっており、起立状態にある第2パネル12及び第3パネル13に接して弾力的に挟持されるようになっている。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態1や2について、以下のような構成としてもよい。すなわち、実施形態1や2のシート配置はあくまで一例であり、上記実施形態1や2では、第1シートを左側のシートとし、第2シートを右側のシートとしているが、左右逆であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、車椅子が車両に対して乗り降りする際に使用される車両用スロープ及びそれを備えた車両について有用である。
3 運転席座席
4 助手席座席
5 第1シート
6 第2シート
8 車室床面
8a フロア本体面
8b 車椅子用フロア面
10 車両用スロープ
11 第1パネル
12 第2パネル
13 第3パネル
14 第4パネル
15 テールゲート
S フロント空間
T リヤ空間
25 スロープホルダ
30 誘導部
50 車椅子
51 搭乗者

Claims (7)

  1. 車体の後部に形成された開口部の下縁側の回動軸に一端部側が回動可能に支持されるとともに、車体のテールゲートの内壁面に一体に連結された第1パネルと、基端部が該第1パネルの他端部に回動可能に連結された第2パネルと、基端部が該第2パネルの先端部に回動可能に連結された第3パネルとを備えた車両用スロープにおいて、
    上記テールゲートの展開に伴って第1パネルが開き、上記第2パネルと上記第3パネルとが開き、該第3パネルの先端部が地面に当接し、連続する第1パネル表面、第2パネル表面及び第3パネル表面の上を車椅子が通過可能な展開状態と、
    上記テールゲートの閉鎖に伴って第1パネルが起立し、上記第2パネルと上記第3パネルとが閉じ、上記第2パネルの裏面と上記第3パネルの裏面とが合わさって起立する起立状態と、
    上記起立状態からさらに上記車体側へ回動され、上記第2パネルと第3パネルとが、上記第2パネルの基端部を回動中心として車室内側へ倒れ込む格納状態と
    に切換可能に構成されていることを特徴とする車両用スロープ。
  2. 請求項1に記載の車両用スロープを備えた車両であって、
    上記第3パネルの該基端部側の両側面に弾性部材からなるスロープホルダが取り付けられ、
    上記スロープの展開時には、上記第3パネルの先端部が地面に当接すると共に上記スロープホルダの先端部も地面に当接するようになっており、
    上記スロープの格納時には、折り畳んだ上記第3パネルの上記スロープホルダの上記先端部が車室床面に当接するようになっていることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
  3. 請求項2に記載の車両用スロープを備えた車両において、
    上記第2パネルと上記第3パネルとが閉じ、上記第2パネルの裏面と上記第3パネルの裏面とが合わさって起立する状態において、上記スロープホルダは、上記第2パネルの両側面を挟んで支持するようになっていることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用スロープを備えた車両において、
    上記車室床面は、後列の車両用シート用のフロア本体面と該フロア本体面から後方に向かって下方へ傾斜する車椅子用フロア面を備え、
    後端部が該第1パネルの基端部に回動可能に連結された第4パネルが、上記車椅子用フロア面上を前後方向に摺動可能に設けられ、テールゲートの回動時に上記開口部の下縁部とテールゲートとを橋渡しすることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
  5. 請求項4に記載の車両用スロープを備えた車両において、
    上記車椅子用フロア面は、上記フロア本体面から後方に向かって下方へ傾斜する第1傾斜面と、第1傾斜面から後方に向かって下方へ傾斜する第2傾斜面を備え、第1傾斜面が第2傾斜面よりも緩い傾斜角度となっており、格納状態では、上記スロープホルダの上記先端部が車室床面に当接し、第2パネル及び第3パネルが水平になるようになっていることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用スロープを備えた車両において、
    上記第2パネルと上記第3パネルとが合わさったときに、両パネルを係合する係合部が両パネルの側面に設けられていることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用スロープを備えた車両において、
    起立状態にある第2パネルを上記テールゲートに係合する係合部が両者間に設けられていることを特徴とする車両用スロープを備えた車両。
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