JP2006327285A - 自動車用シート構造 - Google Patents
自動車用シート構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006327285A JP2006327285A JP2005150400A JP2005150400A JP2006327285A JP 2006327285 A JP2006327285 A JP 2006327285A JP 2005150400 A JP2005150400 A JP 2005150400A JP 2005150400 A JP2005150400 A JP 2005150400A JP 2006327285 A JP2006327285 A JP 2006327285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- seat
- string
- vehicle
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
本発明は、車両後部のシートの前倒したシートバックを立ち上げ操作する自動車用シート構造において、荷物の出し入れの際に操作部材が邪魔にならず、シートバックの立ち上げ操作を迅速に行うことができ、さらに、見栄えも悪化しない自動車用シート構造を提供することを目的とする。
【解決手段】
ヒモ部材14,14は、シートバック12の背面12aの車幅方向側方端部で、左右それぞれに上下方向に延びるように設定しており、シートバック長と略一致する長さを有するベルト部21,21と、上端の固定部22,22と、下端の把手部23,23と、ベルト部21,21の中間部に固定される平板状のプレート部材24,24とを備えて構成している。
【選択図】 図2
Description
よって、ヒモ状部材の収容性と作業性の両立を図ることができる。
このため、荷物の出し入れにおいて収容凹部が邪魔になるおそれが少なくなり、また、荷室内において目立たないため、見栄えの悪化を防止できる。
上記構成によれば、板状のレバー部材のうち、把手部がヒモ状部材で構成されることになる。
又は、シートバックの背面にヒモ状部材を設けなくても、引き具を構成することができる。
(第一実施形態)
まず、図1〜図5に示す第一実施形態について説明する。図1は自動車後部の車室内に設置された本発明の後部シートの側方からみた全体断面図、図2は車両後方から見た後部シートの背面図、図3は図2のA−A線矢視断面図、図4は後部シートの後方斜視図、図5は後部シートの立ち上げ操作を説明する操作説明図である。
(a)に示すように、シートバック12がシートクッション11側に前傾している場合には、プレート部材24及びバタフライボード15によって、ヒモ部材14のシートバック12の背面12aの露出(突出)が抑えられ、前述したようにヒモ部材14の露出による問題を解消している。この状態から、シートバック12を立ち上げるには、まず、作業者は、バタフライボード15を車両後方側(図面で時計回り)に回動して、ヒモ部材14の把手部23を引き出す。
また、この実施形態では、凹設収容部26を、シートバック12の背面12aの車外側側部に設定している。
(第二実施形態)
次に、図6、図7に示す第二実施形態について説明する。図6は、左側の後部シート101を車両後方から見た背面図、図7はこの実施形態の凹設収容部126の要部斜視図であり、(a)が収容固定状態、(b)が立設固定状態である。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
(第三実施形態)
次に、図8に示す第三実施形態について説明する。図8は、図7同様、凹設収容部226の要部斜視図であり、(a)が蓋部の閉鎖状態、(b)が蓋部の開放状態である。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
(第四実施形態)
次に、図9に示す第四実施形態について説明する。図9は、左右シートバック12A,12Bのうち、左側のシートバック12Aを前倒して、右側のシートバック12Bを起立した状態の後方斜視図である。第一実施形態、第三実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
(第五実施形態)
次に、図10、図11に示す第五実施形態について説明する。図10は後部シート201の後方斜視図、図11は、後部シート201の立ち上げ操作を説明する操作説明図である。第一実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
この板状レバー部材414による、後部シート1の立ち上げ操作を、図11により説明する。
(第六実施形態)
次に、図12に示す第六実施形態について説明する。図12は後部シート301の後方斜視図である。第一実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
その他の作用効果は、前述の第五実施形態と同様である。
この発明のヒモ状部材は、実施形態のヒモ部材14,114,214,314に対応し、
以下、同様に、
収容凹部は、凹設収容部26,126,226,326に対応し、
係合部は、係止爪28aに対応し、
凹部は、凹部ケーシング226b,326bに対応し、
蓋部材は、蓋部226a,326aに対応し、
遮蔽板部材は、バタフライボード15に対応し、
板状部材は、蓋部326aに対応し、
板状のレバー部材は、板状レバー部材414,514に対応し、
ヒモ状部材は、環状のヒモ材524に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる自動車用シート構造に適用する実施形態を含むものである。
11…シートクッション
12…シートバック
14,114,214,314…ヒモ部材(ヒモ状部材)
26,126,226,326…凹設収容部(収容凹部)
24,124…プレート部材
226a,326a…蓋部材(蓋部・板状部材)
226b,326b…凹部ケーシング(凹部)
15…バタフライボード(遮蔽板部材)
414,514…板状レバー部材(板状のレバー部材)
524…環状のヒモ材(ヒモ状部材)
Claims (8)
- バックドアと荷室フロアとを備える車両後部に設置され、シートクッションと該シートクッション側に前倒可能なシートバックを備えた自動車用シート構造であって、
前記シートバックの背面に、前倒したシートバックを車両後方側から立ち上げる操作を行うヒモ状部材の一端を固定し、
該シートバックの背面に、該ヒモ状部材を収容する収容凹部を設けた
自動車用シート構造。 - 前記ヒモ状部材に、平板状のプレート部材を設け、
前記収容凹部に、該プレート部材を係合する係合部を形成した
請求項1記載の自動車用シート構造。 - 前記収容凹部が、前記ヒモ状部材の幅よりも幅広に設定された凹部と、
該凹部を開閉自在に覆う蓋部材とを備えた
請求項1記載の自動車用シート構造。 - 前記収容凹部を、前記シートバックの車外側側部に設定した
請求項1〜3記載の自動車用シート構造。 - 前記荷室フロアの前端部には、シートバック前倒時に、前記荷室フロアとシートバックとの間の隙間を覆う遮蔽板部材を設け、
該遮蔽板部材で、前記シートバック起立時に、前記ヒモ状部材の他端の把手部を隠蔽するように設定した
請求項1〜4記載の自動車用シート構造。 - 前記シートバックを、左右分割タイプで構成し、
該シートバックの背面に、シートバック長手方向軸で回動支持される板状部材を設け、
該板状部材を、前記ヒモ状部材の隠蔽部材として用いる共に、シートバック前倒時には、左右シート間の仕切り部材として用いる
請求項1記載の自動車用シート構造。 - リアドアと荷室フロアとを備える車両後部に設置され、シートクッションと該シートクッション側に前倒可能なシートバックを備えた自動車用シート構造であって、
前記シートバックの側面部に、一端をシートバック幅方向軸に回動自在に軸支した板状のレバー部材を設け、
該板状のレバー部材の他端には、把手部を形成し、
該レバー部材を、収納位置では側面視でシートバックと重複するように設定した
自動車用シート構造。 - 前記把手部を、ヒモ状部材で構成した
請求項7記載の自動車用シート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150400A JP4661358B2 (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | 自動車用シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005150400A JP4661358B2 (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | 自動車用シート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006327285A true JP2006327285A (ja) | 2006-12-07 |
JP4661358B2 JP4661358B2 (ja) | 2011-03-30 |
Family
ID=37549447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005150400A Expired - Fee Related JP4661358B2 (ja) | 2005-05-24 | 2005-05-24 | 自動車用シート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4661358B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101816A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Suzuki Motor Corp | 車両用シートのシートバック |
JP2009269546A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Kanto Auto Works Ltd | 自動車 |
US20110001344A1 (en) * | 2008-03-03 | 2011-01-06 | Ts Tech Co., Ltd. | Erroneous operation preventing device and stowable vehicle seat |
JP2020097357A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53140224U (ja) * | 1977-04-11 | 1978-11-06 | ||
JPS607237U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | 日野自動車株式会社 | 自動車のリヤシ−ト装置 |
JPS6346235U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | ||
JP2002067762A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Tachi S Co Ltd | 前後調整可能な折りたたみリア・シート |
JP2002127797A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Tachi S Co Ltd | 折りたたみリア・シート |
-
2005
- 2005-05-24 JP JP2005150400A patent/JP4661358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53140224U (ja) * | 1977-04-11 | 1978-11-06 | ||
JPS607237U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | 日野自動車株式会社 | 自動車のリヤシ−ト装置 |
JPS6346235U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | ||
JP2002067762A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Tachi S Co Ltd | 前後調整可能な折りたたみリア・シート |
JP2002127797A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Tachi S Co Ltd | 折りたたみリア・シート |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009101816A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Suzuki Motor Corp | 車両用シートのシートバック |
US20110001344A1 (en) * | 2008-03-03 | 2011-01-06 | Ts Tech Co., Ltd. | Erroneous operation preventing device and stowable vehicle seat |
US8287037B2 (en) * | 2008-03-03 | 2012-10-16 | Ts Tech Co., Ltd. | Erroneous operation preventing device and stowable vehicle seat |
JP2009269546A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Kanto Auto Works Ltd | 自動車 |
JP2020097357A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP7099301B2 (ja) | 2018-12-19 | 2022-07-12 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4661358B2 (ja) | 2011-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8388054B2 (en) | Stowable vehicle seat | |
JP2009227157A (ja) | 車両用格納シート | |
JP4661358B2 (ja) | 自動車用シート構造 | |
JP4452231B2 (ja) | ペットシートカバー | |
JP2009292196A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP4986269B2 (ja) | 自動車 | |
JP2008037299A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2009018689A (ja) | 車椅子収納構造 | |
JP5690369B2 (ja) | シート装置 | |
JP5727222B2 (ja) | シートフレーム及び該シートフレームを備えた車両用格納シート | |
JP6068413B2 (ja) | シート構造 | |
JP3941912B2 (ja) | 自動車のパッケージトレイ | |
JP2011240894A (ja) | トノカバー装置を備えた車両の後部車体構造 | |
JP6708940B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2000229527A (ja) | 自動車用シート構造 | |
JPH0759632A (ja) | 乗り物用シート構造 | |
JP2006335164A (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP6494464B2 (ja) | 車両 | |
JP4007297B2 (ja) | 車両のシート構造 | |
JP6537101B2 (ja) | 車両の荷室構造 | |
JP2008087678A (ja) | シートロック装置 | |
JP5017920B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2020183153A (ja) | 車両後部構造 | |
JP2003220863A (ja) | 車両用シートの格納構造 | |
JP2010104711A (ja) | 自動車の車椅子乗降装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4661358 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |